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391名無し三等兵
★漁獲急減のシャコ 犯人は水温か 

 シャコは、江戸前寿司の定番ネタの代表格。その関東最大の漁場として知られる
東京湾・柴漁港(横浜市)でシャコの禁漁が続いている。漁獲量が激減したことへの
対応策の一環だ。じつは東京湾だけでなく、各地の海でシャコの漁獲量の右肩下がりが
目立つようになっている。原因は、まだわからない。捕りすぎか、あるいは環境要因の影響か。
温暖化による海水温の上昇も可能性の一つとして浮上しつつある。

 柴漁港で水揚げされるシャコは、東京湾での約8割を占め、「小柴のシャコ」として親しまれてきた。
 平成元(1989)年のピーク時には1081トンの漁獲量を記録していたが、その後、減少が始まった。
同10年に555トンに減り、16年には399トンに。17年には57トンにまで落ち込んだ。
 危機感を持った横浜市漁業協同組合は、翌18年からシャコの取り扱いを停止し、事実上の自主禁漁とした。
神奈川県も今年度にシャコ漁を原則3年間禁漁とする「資源回復計画」を策定した。

 シャコが激減した理由について、神奈川県水産技術センターの田島良博主任研究員は、
首をひねりながらもこう語る。
 「冬場の水温が上がると、シャコの代謝活性が高まり、春の産卵期まで体力が
温存されなくなって、そのことが幼生の生存力や大きさに影響を与えている可能性もありますが…」
 ただし、今の段階ではあくまでも一般論。仮にシャコの減少に温暖化が関係しているとすれば、
こうした可能性も考えられるという話だ。
 昭和60年ごろは大型個体が多かった。平成16年になると大型は、全体の3分の1程度に減っている。
小型化の傾向も気になるところだ。
 東京湾の貧酸素化を指摘する声もある。海の表面温度が上昇して海中の水が混ざり合わなくなる結果、
海底の酸素が不足してシャコが影響を受けた可能性もあるという。
台風による真水の流入を挙げる漁業関係者もいるが、明確な原因は分かっていない。(以下略)

産經新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080301-00000908-san-soci

シャコはキモイ