Aviation Week & Space Technology誌は、韓国空軍に対する
サーブ社の新型戦闘機提案を伝える
ttp://www.strategypage.com/militaryforums/6-52804.aspx 韓国空軍の次期戦闘機に関して、ロッキードのF-35、ボーイングのF-15改良
型、ユーロファイターに続いて、サーブ社がグリペン改造型を提案した。
ボーイング社は1990年代に提案した垂直尾翼なしのF-15改良型を提案。EA
DS社は、トランシェ3を超えるタイフーンの共同開発と、UACVの開発に韓国
が参加することを提案。ロッキードマーチンは、F-35が韓国の要求を満たし
ているとしている。
韓国空軍は、新型戦闘機を必要としているが、これを新規開発するか、共同
開発に参加するか、購入で済ませるかどうかを検討している。韓国軍はF-X
フェーズ3計画で60機、F-XX計画で120機の戦闘機の調達を考えており、さら
に国産のステルス戦闘機KFX計画もある。F-XX計画は第五世代戦闘機を要
求している。KFXでは、30%の分担として、海外の企業との共同開発を希望。
しかし、KFXは李明博大統領によりキャンセル、もしくはF-35の調達、既存の
戦闘機の共同開発やライセンス生産にスケールダウンされる可能性がある。
各企業は6月29日にそれぞれの提案を提示した、
サーブの提案は、双発の17〜18m級のタイフーンに匹敵する機体であった。
単座機と複座機があり、インテークはF-22に類似しており、垂直尾翼は傾斜
されている。多用途能力やスーパークルーズ能力を有しており、発展性と優
れたライフサイクルコストを有するとしている。