[戦闘機]各国F-X総合スレ 5国目[FX]

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589名無し三等兵
ギリシャの戦闘機コンペの内幕
ttp://www.analyst-network.com/article.php?art_id=2113
ギリシャの次期戦闘機調達計画の背景には、トルコが100機のF-35の調達を
決定していることがある。

ギリシャ空軍は、これに対抗するためまず40機の第4世代戦闘機を調達し、
それに次いで2012年以降に60機のF-35を調達するであろう。これらの調達
コストは同国の年間国防予算を超える100億ユーロに達すると試算される。

ギリシャは、戦闘機のほかにも2008年秋に決定する新型フリゲート6隻(仏
FREMMが有力。28億ユーロ)、ミラージュ2000-5の近代化改装(5億ユーロ)
すでに調達を決定しているBMP-3歩兵戦闘車415両(13億ユーロ。追加81両
の可能性も)を調達する。またロシア製Buk地対空ミサイルの調達も検討中。

フランスは、ギリシャに対して射程1000kmの巡航ミサイルを提供すると表明
しており、これはギリシャ軍がトルコの内陸部への攻撃能力を有することを
意味する。既にフランスはギリシャに射程350kmのScalp空対地ミサイルを
輸出している。

フランスがギリシャへの兵器輸出に熱心なのは、同国防衛産業に大きな損
失をもたらした、ここ10年の兵器市場における激しい競争が背景にある。

フランスは5月にはラファールをギリシャにもち込んで、ギリシャ空軍のF-16
との間で戦闘訓練を実施している。これは、ギリシャ空軍パイロットにラファ
ールの戦闘力を見せると共に、トルコも保有しているF-16に対して困難な状
況の下でも戦い得ることを示す狙いがあった。