1 :
名無し三等兵:
特攻作戦ブリーフィング席上、
芙蓉部隊指揮官美濃部少佐はおもむろに挙手、
居並ぶ連合艦隊参謀に対し
「特攻の掛け声ばかりでは勝てません」
「同じ死ぬなら確算ある手段を立てていただきたい」
当時にあってはほとんど抗命罪。命がけの意見具申。
「美濃部さんは私たちにとって神のような存在です」
とは元芙蓉部隊隊員の言。
上官の中の上官、美濃部少佐を今こそ再評価しよう。
2 :
名無し三等兵:2008/02/25(月) 22:49:26 ID:hYKfcesI
芙蓉部隊が特攻作戦に加わるよう命令されても
「自分はそのような作戦を部下に命令することはできません」
と譲らず、結果、美濃部の部隊からは特攻戦死者を出していない。
3 :
名無し三等兵:2008/02/25(月) 22:52:38 ID:hYKfcesI
戦後談
「特攻作戦をエモーショナルに語ってはいけない。
あの愚かな作戦と、しかしあの作戦によって死んだパイロットは
まったく次元が違うことも理解しなければならない」
海兵64期美濃部正少佐こそ真の武人である。
4 :
名無し三等兵:2008/02/26(火) 14:53:51 ID:eXOfvJXP
自爆黄金仮面でさえも
この部隊の働きっぷりを認めたくらいだから
5 :
名無し三等兵:2008/02/26(火) 23:01:06 ID:2Hz57D8r
もっと美濃部少佐の功績を知らしめたいAGE
坂井三郎中尉らが過大評価されている一方、
(いや、坂井さんも立派だが)
美濃部少佐のような人が軍事好きの間でさえ
知名度低いのが悲しい。
人格、気迫、技量、実績全てに卓越している
のに戦後自ら語らないこの人を再評価してほしい。
特攻作戦参謀に向かって
「あなたたちがそれに乗って出撃してみればいい。
この私が零戦一機で全部叩き落してみせます」
6 :
名無し三等兵:2008/02/26(火) 23:05:52 ID:???
「必死尽忠の士が云々」という台詞は、出撃する者への激励の言葉で
あれば理解できる。その言葉を発する上級者が、尽くすべきところを
尽くした上で発するなら、という前提だけど。
ただ、どう考えても、司令や飛行長を集めた会議の場で発する言葉で
はない。
特攻開始時に参謀の誰かが、「個人の武勇に頼るだけなら、参謀なん
ていらないな」と自嘲したという話があるが、まさにそういうことだろうと
思う。
7 :
名無し三等兵:2008/02/27(水) 22:21:44 ID:???
美濃部少佐がすごいのはこのような場所で正論を言えるところだな。
しかもその正論を自ら実行している。
このような日本人(外人でもか)は珍しい。
8 :
名無し三等兵:2008/02/27(水) 23:38:27 ID:NjL3go87
最も上司にしたい人1位
美濃部正氏
最も上司にしたくない人1位
源田実氏
僕の脳内順位
9 :
名無し三等兵:2008/02/27(水) 23:43:46 ID:???
NF文庫版の「彗星夜襲隊」、また新しく出たのかな?
改訂されているのかな??
10 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 00:21:00 ID:+WGY19hh
そうそう。
美濃部少佐は夜間戦闘機隊指揮官としても大活躍したんだよね。
実績は申しぶんない。
海外では帝国海軍の「良心」として有名らしい。
11 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 00:23:41 ID:???
>>10 美濃部少佐がすごいのはそれだけじゃない。
源田が権力で343空にベテランと紫電改を集めたのに対し、
美濃部少佐は創意と工夫で装備と人員を集めた。
一度は無駄に消耗されられても諦めなかった。
ホントすごい人だよ。
12 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 02:23:03 ID:???
この世代は理知的な世代なんかな
源田あたりの代はもう時代に遅れてたんだろか?
それとも功名心の違いなのかね
源田が特攻構想に関わってたと言う人もいるが
実行部隊からはきっちり
はずれてるし
13 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 04:42:18 ID:+WGY19hh
人間の差としか言いようがないかも。
源田の人間性は、343空の創設にも出ているが
戦後、米軍戦略爆撃の祖、カーチス・ルメイ
(一般日本人を数万人焼き殺した張本人)の
勲一等受勲を強力に推進したことに最も出て
いると思う。
特攻作戦に深く関わっていたことも死ぬまで
とぼけ切った。
14 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 08:05:44 ID:mi96/npa
C導入て裏で政治献金とかなかったっけ。
15 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 09:16:50 ID:???
美濃部さんって公営ギャンブルに反対したんでしょ?
16 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 11:38:40 ID:Myz71rBZ
詳しい人、美濃部少佐のウィキ作ってけれ。
作れば知名度少しはあがるはず。
ググったら、ウィキはたいてい一番上にでるもんだから。
17 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 11:40:50 ID:Myz71rBZ
芙蓉部隊のはあるんだが、美濃部少佐のはない。
どこ出身の人か、どんな人物かもまとまって分かるものがない。尊敬できる人なのに寂しい。
18 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 12:13:24 ID:???
以前にTV愛知で、美濃部さん&芙蓉部隊の特集番組やってたぞ。
あと、東京では、芙蓉部隊を舞台にした演劇がやっている。
美濃部さんは「大正生まれの太平洋戦争」(だったか?)という回想録
を出している。調べればいろいろで手来るぞ。
19 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 12:21:03 ID:Myz71rBZ
回想録だけど、戦後に私的に刊行ってある。
持ってる人、すごい貴重品だよ!!
20 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 15:09:56 ID:???
>>19 そういう物こそ、有志で遺族に話しをつけてPDFとかでネットで広く公開すれば良いのに…。
21 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 16:08:05 ID:BKiKKmIU
おおかた、戦後も源田さんが睨んでたから大きく出版できなかったんじゃないだろうかね?
それかご本人が印税で稼ごうとは思ってなかったとか。
いずれにせよ貴重品だ。
22 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 17:50:37 ID:lcDHdcI8
全公務員の1/100でいいから
美濃部少佐のような人間であるなら
「国滅びて道路あり」なんてことにはならないだろう
23 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 18:15:41 ID:BKiKKmIU
宮崎繁三郎中将も信頼できる人だね
24 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 18:37:59 ID:xPkqz3j8
芙蓉......富士山のことだな。
25 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 21:18:54 ID:???
>>23 最後の言葉が「参謀!部隊を掌握したか!」だからね。
筋金入りだよ。
26 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 21:32:25 ID:???
敵中突破で分離した部隊を間違いなく掌握したか?
27 :
1:2008/02/28(木) 22:12:34 ID:+WGY19hh
1です。
静かに美濃部少佐に関するお話がなされていて嬉しく思います。
荒らしもいないようですし。
美濃部さんはもっともっと評価されてしかるべき人です。
戦後、美濃部さんの特攻反対具申事件はほとんど封殺されてきました。
一部の出版社や家永三郎さんらが掘り起こしていたくらいでしょうか。
美濃部さん意見具申事件は旧軍令部関係者にとって都合が悪いのです。
特攻はあくまで軍令部のアイデアではなく、現場からの自然発生でなくてはならなかった。
戦後、とり急ぎ死人に口なしで大西中将に特攻の全責任を負わせ、これは見事に成功しました。
あとは美濃部さんの一件がないことにすればほぼシナリオ通りに特攻は現場から発生し、
隊員は志願だった、と強引に持ってゆけた。
そして実際、その試みはほぼ成功しているように思えます。
しかし旧軍令部特攻作戦関係者も鬼籍に入りました。もうよいでしょう。
全くの健康体でありながら敵艦に体当たりした若者が本当に志願だったのか。
彼らを殺したのは誰なのか。
美濃部さんの再評価がキーになると思います。
という裏の思いもありますが、それはさておきとりあえず美濃部少佐のことを
みんなに知ってほしい、と単純に思っています。
28 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 22:21:23 ID:BKiKKmIU
>>27 まずは美濃部少佐の回想録ってやつを手に入れることから始めましょう。
すごい貴重な資料です。
どこに残ってるだろ?
29 :
名無し三等兵:2008/02/28(木) 22:43:33 ID:???
国会図書館はどげなもんじゃろな、もし
30 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 01:08:58 ID:???
芙蓉部隊本も廃本で
手に入れることができてない
保阪さんは美濃部さんと会って少し書いてるね
余談だか最新本に特攻
のことも少し書いてる
31 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 01:11:36 ID:???
ところで1氏はどのようなきっかけで
美濃部さんにご関心を?
32 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 03:12:55 ID:sNn8j+v+
>>30 んなアホな。
どーでもいい戦争馬鹿本がうじゃうじゃ出版されてて、
美濃部少佐の貴重な話は消失してしまってんのか。
情けなや。
第二次世界大戦の話としては、トップクラスに後世に語り継いでいくべき話だろうに。
悲しいです。
33 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 14:13:05 ID:???
美濃部少佐の名言
「ここにいらっしゃる方々が、それに乗って攻撃してみるといいでしょう。私が零戦一機で全部、撃ち落として見せます!」
まだ出ていないようなので。
34 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 14:44:05 ID:???
>33
>5
35 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 15:25:13 ID:???
すまん
見落としてた
36 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 15:41:17 ID:???
責任を取って、できうる限り速やかに美濃部少佐回想録捜索部隊を編成し、神田神保町方面に進出せよ
37 :
名無し三等兵:2008/02/29(金) 17:35:15 ID:???
とりあえず、渡辺洋二氏の本を読もうかな・・・
38 :
1:2008/02/29(金) 21:41:21 ID:p38ngpsh
>>31 左ヨリといわれる著作で初めて美濃部少佐の特攻反対エピソードを知りました。
「軍国主義下の職業軍人で上官に反抗した」「特攻作戦に反対した」
この事実によって軍人ながら右よりも左ヨリの人たちに人気があるみたいです。
それはさておき僕は「あの時代にこんな人がいたのか。凄い」と思ったわけです。
前線指揮官としての実績も申し分ないことを知り、さらに「凄い」と。
しかしながら相当の軍事好きの人の間でも美濃部さんの名前は知られていないようです。
僕は右も左もないのですが、美濃部さんが左のカードみたいに利用されることはあっても
それ以外まったく陽の目を見ない存在であることが解せないのです。
で、今回のスレ立てに至りました。
39 :
1:2008/02/29(金) 22:03:45 ID:p38ngpsh
最近知りましたが
最後の最後は芙蓉部隊特攻出撃を決断していたようですね。
幸いにも終戦(敗戦)のほうが早かったですが。
そのあたりもまた劇的です。
また美濃部さんは戦後自衛隊で空将までいってます。
源田さんは空幕僚長。顔を合わすことも多かったでしょう。
二人の間にどんな思いが交錯していたか、、
などなど興味は尽きません。
40 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 16:03:33 ID:WybrZlqL
>>38 美濃部少佐のお名前が、日教とか朝日とか共産とかに利用されるようになっては困ります。
そうなる前に美濃部少佐のこと、正しく知られるようになって欲しいですな。
学校の教科書に少し記述があってもよいのではと思う人物です。
軍人についての記述はあんまり教科書にはなじみませんが、特攻について述べるなら、この方かなり外せない。
41 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 16:10:56 ID:WybrZlqL
42 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 16:24:35 ID:???
美濃部隊の戦果を簡単でいいから
誰かまとめてくれないかな?
43 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 16:37:01 ID:WybrZlqL
>>42 ググったらこんなの出てきたよ〜
撃墜が妙に少ない気がするんだが、彗星で空戦より対地の重視していたからとかだろうか?詳しい人どうなんかね?
芙蓉部隊の戦果等(昭和20年2月〜同年8月15日)
戦艦の撃破:1隻
巡洋艦の撃破:1隻
大型輸送船の撃破:1隻
飛行場大火災:6回(1回は伊江島飛行場の艦載機600機の大半を焼く)
空母群発見:4回
敵機夜戦撃墜:2機
出撃回数:81回
出撃機数:延786機
未帰還機数:43機
戦死者数:89名
44 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 16:41:39 ID:VQ39Mmxf
芙蓉部隊の戦記は感動した
故障率が大きかった液冷彗星の
稼働率を上げたり、対空ロケット(反動が大きかった)
や光電管爆弾(畜電池の管理に苦労した)
を使ったり、飛行場の偽装は小屋を持ってきて
牛を離すなど徹底してたね。
後半は特攻での出撃戦果を凌いでいたもんね。
でも主旨としていた夜間の適空母への襲撃は
叶わなかった。
終戦時は残存機で基地員を故郷へ帰していた
記述もあったけかな。
45 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 17:03:57 ID:06MzeomO
末期的な戦局の中にあって鬼神の如き働き。
現代においてもなおリーダーシップのケーススタディとして研究の価値がある。
46 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 17:27:12 ID:???
>>43 レーダーの付いていない彗星夜戦や零夜戦で、ハイテクフル装備のブラックウィドウを撃墜したんだから
まぁ奇跡というか、根性というか・・・
芙蓉部隊の装備機、いろいろ事情があったんだろうが
当たり前に考えたら、月光か天山だと良かったんじゃないかと思うが。
彗星は高速だからいいけど、零夜戦は搭載量も少ないし単座の夜間侵攻じゃあ
機材としては微妙だよなぁ。
47 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 17:28:22 ID:???
ああ、よく考えたら銀河が超ベストマッチだわ。
でも銀河、とてもじゃないが回ってこなさそうだよな
48 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 17:57:08 ID:WybrZlqL
49 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 18:04:39 ID:???
ウィキwww
50 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 18:11:05 ID:WybrZlqL
ウィキをなめちゃあいけませんぜ
美濃部少佐 美濃部正 で検索したらトップに出てくるのがウィキなんだから
ウィキの政治力をなめちゃあいけませんぜw
というわけで、回想録の捜索とともに
ウィキの美濃部少佐の個人項目もつくる必要がありますなぁ
51 :
42:2008/03/01(土) 19:04:35 ID:MwovvKqh
52 :
名無し三等兵:2008/03/01(土) 23:24:29 ID:???
情報に限界がありそう。
埋もれるには惜しい人なのにな。
でもまさにサイレントネイビー、素晴らしい。
本当に活躍した軍人には敗戦後寡黙な人が多い。
53 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 02:14:21 ID:???
>>52 確かに面白いぐらい分かれてますね。
優れた人故に沈黙を守るのでしょうが、
その優れた業績を埋もれさせてしまうのは非常に勿体無いんですよね…
この美濃部少佐しかり
まだまだ正しく認知されていない人物もいそうですね。
54 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 02:15:13 ID:???
美濃部さんが左よりから
語られた話は知らないんだがね
特攻反対も軍事戦術としての反対だしなんでだろ
戦後もそんな発言はなかったはずたしね
確かに遠藤中将のような人もいたけど
55 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 11:51:09 ID:???
サヨクというよりもヒューマニズムの観点から語られることが多い。
あの戦争の中、奇跡的に人間として光彩を放った人物もいた、例えば・・・
という流れで紹介されることが多い。
56 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 17:12:31 ID:M30XiJnv
んなら、漂流してる敵兵をひろって救助した人とか、インパールで責任もって撤退戦した人とか、
ちょいちょいいるから、そういう人ピックアップして褒めてやってけれ
57 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 17:44:37 ID:M30XiJnv
58 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 18:18:06 ID:cVz1Rxbd
特攻で死んだ人を賛美しかできなくて、
かつ責任問題の発生を防ぎたい人たちは、
この人の名が浮上すると困るだろうな。
そういう人たちは北朝鮮を憎んでいる割に、
北朝鮮人の感性とマッチし過ぎている。
戦後の「平和ボケ」日本人よりも、半島の北半分の人たちの感性に近い。
向こうは全軍自爆(特攻)が、軍事ドクトリンだからね。
大量餓死の発生を精神主義でやりくりして、誤魔化している点まで似ている。
59 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 18:25:34 ID:M30XiJnv
特攻じゃ消耗激しくて戦争に勝てんからな〜
戦争に勝てんじゃ軍人の意味無いぞい。
もはや軍人の思考ではない、テロリストの思考だ。
美濃部少佐だけがテロリストではなく冷静に軍人でいてくれたわけだ。
60 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 18:39:26 ID:???
まあ美濃部少佐が当時としては特殊な立場なんだけどね
民間からも反対運動なんて展開される余地が無かったし
たしかに昔の日本人の感性が北朝鮮には残っているのかもしれん
61 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 18:43:43 ID:M30XiJnv
軍隊はトップダウンだからな〜
兵卒からとか民間からとかまずありえん。
上層部が狂ってるとどうにもならん。
大和魂言うて防御軽視したり特攻させたりするやつとか、無茶口たたいてインパールいくやつとか、あと躁病で作戦たてまくつ辻参謀なんてすげー狂人がいたりする。
やらされる人らはたまったもんじゃない。
62 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 19:10:17 ID:???
沖縄へ出撃して未帰還になり戦死扱いになった部下が、捕虜にもならずに終戦直後自力で本土へ帰って来て
少佐と再会した
て話が秦郁彦の著作にあった
63 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 19:18:01 ID:???
>>61 大戦末期になると躁病でもないと作戦立てられないんじゃね?
俺なんか、大戦略とかで不利な展開になったらゲーム続ける気なくなるもん。
64 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 19:30:46 ID:???
>>56 むろんそのような人たちと並列で語られることが多い。
家永三郎著の『戦争責任とはなにか』の中でもそうでした。
65 :
名無し三等兵:2008/03/02(日) 19:59:32 ID:???
辻ーんは、いつも躁病でつ
66 :
名無し三等兵:2008/03/03(月) 02:09:48 ID:Z+qoTxpT
>>64 あ〜家永先生にさわられると、ちょい印象まずくなる恐れがあり怖いんですよ〜
決して悪い人じゃないんですが、先生のごたごたに一緒に入れられると少佐の件も同質と思われそうで。
できれば普通に語り継がれてほしい人物ですんで
67 :
名無し三等兵:2008/03/03(月) 12:44:52 ID:???
>>62 陶飛曹長だったかな。
偵察の川畑大尉は戦死。
68 :
名無し三等兵:2008/03/03(月) 17:53:23 ID:???
よし、回想録の版権を押さえるように共産党に頼んどくわ。
69 :
名無し三等兵:2008/03/03(月) 21:56:51 ID:???
>>66 家永さんのその本は天皇責任論を展開しているね。アカ本だ。
アジアに対する罪、国民に対する罪など項目別に整理してある。
その中で、美濃部少佐を紹介し全体のバランスを取っている。
美濃部少佐の典型的な使われ方。
70 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 10:02:56 ID:???
71 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 10:33:42 ID:???
彗星夜襲隊、は読み応えあった
72 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 11:23:12 ID:???
でも最後には特攻計画たててたわけでしょ
やっぱり自滅への誘惑には勝てなかったようだ
73 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 13:09:23 ID:???
気持ち悪いスレだな
74 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 13:14:02 ID:???
家永が絡んでるのはまずいなぁ
家永について最初から言及すれば、まともな人間には相手にされないし、かといって言及を控えれば
あとで家永が絡んでることをよそから突っ込まれて信憑性が落ちるし
やっかいだな
75 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 13:24:37 ID:???
ウヨよりじゃないからって、歴史の大家を名前だけで嫌うのか?w
76 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 13:38:58 ID:???
歴史の大家って一部で言われてるだけで盲目的に信頼するのか?w
77 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 13:41:05 ID:???
一部じゃなくて普通に歴史関係で有名な人なんだがなぁ……
78 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 13:45:39 ID:???
有名だからってまともとは限るまい
我が国で帝国陸海軍関連の話題を再評価するにあたって、左右を問わず雑音が避けられないのであれば
「731」「南京大虐殺」「沖縄戦」に関する私小説を教科書に採用しなかった文部省を逆ギレして訴えた人間
の名前は、どうみても致命傷にしかならんだろ。
79 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 17:04:22 ID:???
私小説と言い切っちゃうあたりが素敵だわ国士様
80 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 17:15:35 ID:???
糞スレの予感
81 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 17:54:57 ID:???
右翼も左翼も軍板には要らないんだよ
82 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 17:56:16 ID:???
とある人間が、肩書き利用してやらかした事実を指摘したら酷使呼ばわりか・・・。
83 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 20:06:43 ID:???
おぉ、スレがあった!
最近、渡辺洋二氏の「重い飛行機雲」で美濃部氏の事を知りました
直筆の本が出ていると知って探したのですが、いまだに見つからず残念です
美濃部氏の扱いって、そんなにデリケートなんですか・・
わたしの周囲では「戦争?そんな暗い話に興味あるの?」とか
「家永さん?ああ、そんな人いたよねー」とかいう感じです
勿論、わたし自身もついこの間までそうでした
だからイデオロギー的なことはピンとこないのかもしれません
評論や解釈はあまりアテにならない気がするし
それよりも戦争の前線で身を賭して体験された事実やそれに近い記述を
知り得たことは大きかったです。何にも知らなかったじゃん!というか・・・
目からウロコがボタボタ音を立てて落ちていったって感じですw
美濃部氏に限らず、こういう方々のことが異常なまでに一般に
認知されていないってことがとても残念です
84 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 23:09:08 ID:???
家永さんは非難されるような学者じゃないよ。
学の独立を重んじるあまり当局には嫌われたけど御用学者よりは立派。
ある意味美濃部少佐と通じるところはあるよ。
あと偶然同じ美濃部姓の美濃部達吉さん(天皇機関説)とも同類だな。
保身に走らずに自分の信念を貫くか体制に迎合するかの差でしょう。
85 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 23:17:59 ID:NSeFlBAH
地味スレながらなにげに伸びてるね
ちょっと上げてみたり
86 :
名無し三等兵:2008/03/04(火) 23:29:50 ID:???
85で伸びてるとか
87 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 00:02:34 ID:???
正確には特攻反対じゃなくて特攻拒否(自分の隊だけ)。
88 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 00:22:51 ID:???
パイロット一人育成する手間隙とそのパイロットの命と引き換えの戦果、
これを冷静に比較評価できた数少ない人物だよね。
89 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 01:03:56 ID:???
>87
他の隊が追随しなかっただけだろ?飛行隊長〜飛行長の一少佐にどこまで
期待しているんだ?
一少佐が全ての隊の特攻を止める責任があるとしたら、「提督」だの「参謀」
だのは何のためにいるんだよ。
90 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 02:59:43 ID:AvKxV+r9
91 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 03:33:27 ID:???
>>90 ありがとうございます!お嬢さんのブログですね
「決して「封印」なんかされていません。」
本当にそうだなと思いました。その後の言葉も・・・
無理のないペースで続けていただけることを祈るばかりです
92 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 09:40:08 ID:???
水冷彗星を使いこなすため、製造会社にわざわざ足運んで直接技術者に整備指導してくれるように頼んだとか、地道な努力の結果だろうね
逆にいえば、他の部隊はそれすらやってなかったという……
93 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 17:07:54 ID:???
>>90 何だ結局は、
読むべき人だけが読んで、知るべき人だけが知ればそれで良い。
直接関係がないその他大勢の外野には、こちら側で取捨選択してぼやかした物で充分。
という態度なのか。ガッカリだな。
所詮その程度か。
自分はそうした、情報を選んで渡す態度が一番嫌いだな。
何故なら、ウチの爺さんがそうだったから。
つかそのblog、もう一年も停まったままじゃねえか。
94 :
名無し三等兵:2008/03/05(水) 23:57:13 ID:???
>93
ご本人ならともかく、遺族が他人を実名入りで批判したものを出すというのは、
気持ちの上でも、実際におきそうなもめごとを考えても、躊躇するのはやむを
得ないと思うけどね。
95 :
名無し三等兵:2008/03/06(木) 01:59:20 ID:???
中途半端に出すのもあれだから
結局は止めたんじゃないの
それはそれで仕方ないよ
96 :
名無し三等兵:2008/03/06(木) 16:14:34 ID:D5FlXueV
中途半端がダメなら、
再販してほしいなぁ。
97 :
名無し三等兵:2008/03/06(木) 16:16:17 ID:???
商品の単価が10万円以上場合、消費税の税率を8%にする。
商品の単価が10万円未満の場合の消費税率は現行のまま税率5%に据え置く。
これが最善の消費税率。
98 :
名無し三等兵:2008/03/06(木) 16:55:44 ID:???
まぁ、おまいらみたいのが読む必要はないと御遺族は判断したのだから諦めな。
どうしてもと言うなら、国会図書館に通って写本するのも良いし、防大や自衛隊に入って閲覧できるよう頑張るのも良いし、努力して新聞社に入社するも吉。
しかるべき地位の人間になりなさいと。
99 :
名無し三等兵:2008/03/06(木) 17:07:54 ID:???
先入観に凝り固まったバカヲタが遊び半分にいじくりまわすようなシロモノじゃないしね
100 :
名無し三等兵:2008/03/06(木) 17:30:00 ID:cEetuewK
でも何かもったいない気がするね。
俺はこの人は名前だけは知ってたけど、例の家永の本で取り上げられてた事で知ったから
かなり色眼鏡が掛かってしまって、このスレ見るまで全く関心持たなかった。
一部の左翼や軍オタだけにしか評価されてないなんて本人もご遺族も不遇だと思う。
ウヨだのサヨだのシガラミのない作家に本書いてもらうのが一番理想的だね。
一番良いのは、ご本人が書いたそのままを一言一句変えることなく、ろ過無しに全部晒して読者に委ねる事だけど、
遺族がそれは出来ないって言ってるのだから仕方がない。
いいからニコ厨死ねよ
少佐は会津藩の血筋なのかー。
大西閣下の名誉も回復されてほしい。
介錯なしの壮絶な割腹で責任は取ったわけだし。
あんな遺書を書いたから戦後都合よく全責任を負わされた。
宇垣閣下は玉音放送後に部下も道連れにしちゃったからアレだけど。
大西閣下は至誠の人だと思う。
ほかの誰でない、大西海将本人が名誉回復なんて望んでないと思われ
命令下した当の本人が、ほかの誰よりも一番自分のやってることが外道の極地であることを理解してたんだから
宇垣のクズは口にするのも忌々しい
何故に大西に名誉回復
不要だよ
全責任とるほど大物でないやん
まして責任をあいまいに
させた罪は大きい
109 :
名無し三等兵:2008/03/07(金) 07:43:14 ID:X5q+8P86
むっちーよりマシ
インパール作戦が敗色濃厚となり部下(参謀の藤原岩市といわれる)に
「陛下へのお詫びに自決したい」と相談した時に、
部下から「昔から死ぬ、死ぬといった人に死んだためしがありません。
司令官から私は切腹するからと相談を持ちかけられたら、
幕僚としての責任上、 一応形式的にも止めないわけには参りません、
司令官としての責任を、真実感じておられるなら、 黙って腹を切って下さい。
誰も邪魔したり止めたり致しません。心置きなく腹を切って下さい。
今回の作戦(失敗)はそれだけの価値があります。」と言われたが、
結局自決することはなかった。
美濃部少佐は2度部隊を潰されて3度目の正直、芙蓉部隊としてようやく日の目を見たんだな。
自分が初めて芙蓉部隊の存在を知ったのは滝沢聖峰の漫画で、それから何年か経ち
美濃部少佐の記事がマスターモデラーズという雑誌に載っていて詳しく知った。
スレチかもしれませんが。
偵察302飛行隊の伊藤敦夫少佐も、非公式に特攻の打診を受けた際に断られているようです。
ソースは飛行隊長が語る勝者の条件(光人社NF文庫)。
美濃部少佐も伊藤少佐も水上機乗りというのが興味深い所です。
こう言った話がもっとわかってくるといいのですけど。
後の東京都知事である
なんでやねんw
瑞雲隊って芙蓉部隊のように夜襲戦法選択して特攻しなかったんだっけか?>沖縄戦
非公式な特攻打診というと、343空飛行長の志賀少佐が源田司令に言われたときの話
もありますね。
「最初は自分が指揮をして隊長クラスから連れて行くから、立案した参謀には胴体に乗っ
ていってもらう。数回出撃して、兵学校出がいなくなったら、それから予備士官や下士官
兵を出す。下から先に行かせるような安易な考えなら絶対反対です。」
と言うのを、源田大佐は黙って聞いていた、と。
それは打診じゃなくて
源田にやれるもんなら
やってみろ!てことじゃないのかなー
源田が自ら行くわけないでし
芙蓉部隊にしろ士魂部隊にしろ、もっと評価して欲しいね。
勿論、指揮をとった美濃部少佐にせよ池田大佐もね。
微妙にスレ違いスマソ
>116
書き方が下手だったようだけど、>115は源田大佐が志賀少佐に「特攻の話が来ている」
というような話をしたとき、司令に対して志賀少佐が答えたという話です。
そこで言っている「私」というのは志賀少佐のことで、「特攻を出すなら、志賀少佐自身が
最初の隊の指揮官として出る」と言ったと。
でも源田にしたら
真珠湾からの歴戦の
志賀少佐以外参謀含めて上位者から特攻するなら
最上位者の自分(源田)も行かんわけいかんと
思うんじゃないですかね
120 :
119:2008/03/12(水) 01:45:48 ID:???
志賀少佐以外は間違い
志賀少佐を先頭にが○
志賀少佐は癖が強い人だったみたいだね。
海軍兵学校時代の四元(旧姓)生徒の逸話もかなりある。
先日新版になったNF文庫の彗星夜襲隊読みました
美濃部少佐の創意工夫に感動しました
(燃料不足のなかの訓練とか彗星の整備とか)
ところで微妙にスレチで申し訳ないがミッドウェーのときの利根の索敵機の
甘利少尉がこの芙蓉部隊で最期を迎えられたとは驚きでした
この方も個人的に興味のある一人ですが資料が少なくて残念です
>>122 遺体が黒潮に乗って沖縄から和歌山に漂着した・・・(つд`)
誰か国会図書館にかよって書き写してくる猛者はいないの?
実際問題として芙蓉部隊の戦い方は一部隊だからこそできたことでは?
全軍の範囲で芙蓉部隊方式を使うのはしんどいんじゃないの
陸軍の第44戦隊の整備法が有用とわかってレクチャーもさせたけど結局全軍に広まりはしなかったし
一部例外
他の部隊は特攻やってるぐらいだから……
良レスあげ
>>114 瑞雲で通常攻撃を反復した部隊は634空。
やはり特攻はなかったようだ。
>>46 「彗星夜襲隊」を読む限り、
使いたい「月光」は美濃部少佐が望んでも手に入らない(生産中止)なので、アウト。
逆に「銀河」の使用を勧められたが、調達可能な数が20機程度なので、これもアウト。
で、零戦とまではいかないがある程度の数が揃う機体は?となると、
不人気が理由で数がある「水冷彗星」になったらしいな。
水冷彗星をきちんと使いこなしてるしね。
芙蓉部隊の整備力は高い。
整備分隊長佐藤大尉はまだご存命のはず。
ほ
133 :
名無し三等兵:2008/04/13(日) 21:57:31 ID:bSB4QhbS
美濃部さん厚木にもいたのか
小園とかいうあの反乱司令の部下だったんだね
>>133 元部下だね。
育てた戦闘316夜襲零戦隊を301空八木勝利中佐に取り上げられて自暴自棄になってるのを
小園司令が説得して厚木で再建させました。
八木中佐の名前はあちこちで見るけど・・・
ロクな指揮官ではなかったようですね。
戦後は仏門に入られたのだったかな。
岩本さんは高評価していたような。
まぁ、指揮官は八方美人じゃつとまりませんな。
フィリピンでの特攻を境に人格が変わってしまった
指揮官はかなりいるようですね。
そりゃあ・・・そうだろうなあ・・・
138 :
名無し三等兵:2008/04/15(火) 00:56:21 ID:3z1KRjfA
立ち読みした「帝国海軍軍人列伝」みたいなムック本では
美濃部少佐の五角形評価(貢献度、リーダーシップ、人格・・)
の全てが満点だった。
山本五十六大将や小沢治三郎中将や山口多聞少将よりも高い評価だった。
小園司令も満点に近かったけどね。
139 :
名無し三等兵:2008/04/15(火) 01:40:18 ID:pVKleYww
>>138 小園安名司令って、斜め銃を考えたまでは良かったけどそれを零戦や雷電にまで取り付けろとか言い出した人でしょ?
高評価与えるには疑問がありますよね。
あと反乱騒ぎは、マラリアの影響でちょっと頭が曖昧だったせいだとも言われてるんでしたっけ?
この人の自伝て自費出版でしか発表されてないんですよね。
他の出版社が、新装版で出すには何かハードルがあるんでしょうか?
141 :
名無し三等兵:2008/04/15(火) 03:48:17 ID:XgoUMsVa
139は知ったか
斜銃搭載した零夜戦は実戦投入されているのにね。
零戦はともかく雷電に斜銃はやりすぎだね。
零戦の斜銃も最初はやぶにらみ式装備だったし。
芙蓉部隊の話って映画化しないのかなぁ
「彗星夜襲隊」の内容なんか、夜間の敵飛行場突入とか、敵夜戦とのドッグファイトとか
戦争映画として受ける要素大有りだと思う。
映画化すればそこそこいい線行けそうなのに・・・・・美濃部少佐役=反町隆史あたりで
斜め銃の装備まではともかく「これさえあれば戦争に勝てる」と断言して
しまうあたりがアレだったのではないだろうか。
146 :
名無し三等兵:2008/04/16(水) 20:43:31 ID:32GDbHQA
美濃部少佐って
「フィンランド人」みたいな「節操と創意工夫」を持った軍人ですね
斜銃を考えたのは小園大佐だけじゃなくて、302空浜野大尉が
具体的に詰めたんだったかな。
話がでかい小園大佐の案を上手い事進めていった。
148 :
名無し三等兵:2008/04/16(水) 23:25:43 ID:3wZtEnLq
正直、映画化はして欲しくない。
言葉は悪いが特攻批判バカが活気づくだけじゃないか?
戦時の軍人の心得、戦局の推移、
特攻兵器の開発秘話、特攻の有効性、
特攻兵の精神、司令官達の言動を映画の中で
軍事に疎遠な人々に理解してもらうことなど無理。
それに夜襲隊の主目標は、対航空基地だったということも考えると、
単純に特攻拒否で戦果を上げた優秀指揮官ってことで評価するだけじゃ
軍事的に問題だしね。
150 :
名無し三等兵:2008/04/18(金) 21:21:04 ID:r24XN5q5
小園大佐のwiki記述が正しいとするなら美濃部に劣らない名指揮官だ。
戦後にご乱心イメージが先行したのは彼が真の極右侍だったからではないか。
>ご乱心
マラリアで高熱を出していたようだ。
152 :
名無し三等兵:2008/04/18(金) 21:58:30 ID:ITXKIbQt
特攻拒否ったのは正解です!
ていうか、この人いなかったら海軍は悪名が轟いただろうなw
商品の単価が1万円以上場合、消費税の税率を8%にする。
商品の単価が1万円未満の場合の消費税率は現行のまま税率5%に据え置く。
これが最善の消費税率。
>>144 映画版のキャッチフレーズはズバリこれだな
「――――絶対に、生きて還れ」
>>149 「一般の特攻隊員を侮辱するな」という連中と
「特攻した日本軍は馬鹿だ」などという連中同士で大暴れしそうだな。
興行的には盛り上がればおk
三航艦の馬鹿参謀が実名で登場するのなら見てみたい。
あの研究会で勇気を奮った美濃部少佐の姿をきちんと描くなら・・・
見てみたい。
だいたい、『特攻もやむなし』って発言を
軍板の特攻容認派以外が映画で理解できるのかな?
特攻そのものを拒否したんじゃなく、
特攻一本槍になった安易な司令部の命令を
拒否したんだと思っているが。
>>161 そうですね。
特攻はまさに最後の手段であって、常道にすべきではない。
が、他に手がないのであれば特攻もやむを得ない。
実際、九州上陸の時は特攻出撃する予定だった。
163 :
名無し三等兵:2008/04/27(日) 22:05:12 ID:L6ZhvcHi
美濃部ネタってここまでが限界っぽいね。
戦後は寡黙な人だったんだろう。
でもなかなかの良スレ。
特攻是非論、特攻責任論に持ってく流れはどう?
>>44 >終戦時は残存機で基地員を故郷へ帰していた
>記述もあったけかな。
これについてもう少し詳しく知りたい
昔親父から聞いた話で親戚のおじさんは
戦争終わったら飛行機借りて帰ってきたとよく話していたので
>>165 「彗星夜襲隊」に少し記述がありますね。
岩川基地から、故郷が近い者がペアを組んで彗星には3名、
零戦には2名が乗る。
全部で何機が使用されたかは書いてませんが、途中で二機が墜落、
5名が死亡しています。
167 :
名無し三等兵:2008/04/28(月) 23:22:25 ID:CSD1g1Tf
渡辺洋二さんの本を読むと、一出撃あたりの犠牲が結構多いな。
航法と末期だとよくあったんだろうけど、故障が原因なのが戦闘自体より多かったような記憶がある。
未帰還はなぜ帰ってこないか不明なので未帰還なのであって、
故障によるかどうかはわかりません。
が、芙蓉部隊の整備力は非常に高かったので、一概に故障が
原因とは言えないんじゃないでしょうか。
夜戦と地上砲火による損失が最も多いでしょうね。
島伝いに往復してた場合、夜戦に待ち伏せされたケースはとても多かったと思う。
>>161 ほぼ、その認識で間違いないと思う。
いざとなれば体当たりという習慣は、どうやらルフトバッフェにも相当あったようで、
敢えて禁じていたその習慣を解禁したというくだりが、以下。
「西部戦線の独空軍」(D.L.コートウェル著、手島尚訳、ISBN4-257-17303-)、P223〜P224より。
「敵機が艦隊に接近するのを防ぐために必要な場合は、体当たりすることも許された。」
170の訂正。
「「西部戦線の独空軍」(D.L.コートウェル著、手島尚訳、ISBN4-257-17303-3)
172 :
名無し三等兵:2008/05/04(日) 19:51:17 ID:ylbahrf2
源田は特攻の強力な推進者だった。
戦後は大西の責任にしたまま死ぬまでごまかしきった。
特攻は天皇の下問を勝手に解釈し中央で決定した作戦である。
源田と美濃部は航空自衛隊で空幕僚長と空将の関係にあったのだが
お互いにあえて特攻について話さない部分はあったと思う。
戦中の美濃部さんの立場なら
特攻の推進者なんて誰かわからないのでは?
もちろん思うことはあっただろうけど、
安易に話すような人じゃないだろうし。
ところで源田が推進したって何か新しい資料でも出たん?
特攻推進して343空作るかぁ。
矛盾の好例だな。
175 :
名無し三等兵:2008/05/06(火) 23:34:31 ID:8nCYrmjK
>>173 源田発の電報がある。
特攻第一号と言われる関行男大尉の敷島隊が組織される以前に
「特別攻撃隊の名称は敷島、大和などにすべし」
「第一号は兵学校出身者が望ましい」などと打診している。
関大尉以前に学徒出身者の特攻があったが握り潰した。
戦後はずっと「そんな事実はない」とシラをきった。
それを推進とは言わないな。
特攻をやると耳にしたから口出ししただけ。
源田はなんでもいっちよかみしたがりそうだからなあ
成功したら手柄の分け前ほしいんだろ
官僚軍人らしい
>>177 個人的功名心とは少し違う、強いなわばり意識があったのは確か。
航空を発展させるにはそうゆう意識が必要だったのかもね。
と、源田嫌いのオレがちょっと弁明してみる。
紫電改を集めて343空を再編成したことは良い事だったんじゃないかな。
川西の生産能力を考えるとあちこちの隊に配分しても戦力化は難しかったかと。
が、飛行長に中島正少佐を持ってきたのはなぜだろうか?
あれだけ特攻を出した指揮官をそのまま使うとは・・・
>179
既に勝敗が決した戦争で、しょせんはクズでしかない日本機ちょっとまとめたところでなんの意味がある
源田がやってたのは、久里浜に塹壕掘って戦争してるような気分になってたまぐそケダモノと同レベルだよ
次は「サボタージュこそ真の愛国心」とか言い出しそうだなw
サボタージュだと破壊行為とかそういう意味合いだから
>>179 制空権の無い中、制空権を確立するための方策で、いい事とも言えるし、
自分のことだけ燃料、人員集めて、
充分に訓練するまで実戦投入しない身勝手さ。とも言える。
評価はひとそれぞれ。
184 :
名無し三等兵:2008/05/07(水) 23:29:42 ID:JAKnZ3ek
保阪と半藤のおかげで源田の評価は急落したよね
ちばの「紫電改のタカ」までは花形軍人だったのにね
>>180 屑のお前の脳内ではドイツでガーランドのやったことも無駄なわけだw
>>180 アメに喧嘩売った時点で敗戦は必至なのだが、キミの主張では真珠湾を含めて全ての戦いが
無意味ということだな。
187 :
名無し三等兵:2008/05/09(金) 00:17:03 ID:PGfnOhQj
真珠湾なんて無意味に決まってるじゃん
無意味というよりなんでやっちゃったの?って感じ
いろいろ理由付けはできるが、本質的には
常勝軍隊の職業軍人が戦争してみたかったから
安易にやっちゃったに過ぎないと思うね
恥を掻く前に消えたほうがいい。
そりゃ恥ずかしいよな、何しろ「どうなったら戦争に勝った状態なのか」誰一人理解も提示もできないまま
陛下に向かって「戦争シマース」とか、どの面下げて言ったもんやら、あぁだらずと阿呆の入り交じり
挙げ句の果てには、てめぇらの戦争指導が中二病のガキよりもひどくて損害が拡大したのにも関わらず
「あれは陛下のご下問があったから行った攻撃で」とか、いけしゃーしゃーと陛下に責任なすりつけるし
中・上級指揮官は、出来の悪い大戦略カーみたいに、ひたすら突撃突撃の突撃バカ揃い
下級指揮官は言われたことを右から左の脳無し中間管理職
下士官はひたすらてめぇのことしか考えてない支那の看守みたいなゴミクズまぐそケダモノ軍隊で
戦争なんか勝てるわきゃないし
太平洋/大東亜戦争に意味があった?
あるわけねーだろ、中二病のバカなガキが、よそさまのお宅に土足で上がって乱暴狼藉働いたのを
親に注意されたら、今度は親に向かって逆ギレして金属バット振り回してるようなもんだし
あの戦争で、兵隊と国民が何万人死んだと思ってんだよ
みんな、くだらないメンツとマスゴミ通じた扇動で、隣近所のにぃちゃんとうちゃんを日の丸振って
送り出したあげく、私たちは被害者です、とかどの面下げて言い出すのやら
後世の漏れたちが、イヌ畜生にも劣る鮮人や支那人に、一々ふんぞり返っていちゃもんつけられるのも
こいつらの責任なわけだがw
結局、恥を曝しちゃったねw
まあ、『脳内第二次世界大戦』が史実と異なるのはよくあること。
恥をさらしただけならまだしも、そのせいで、後世の我が国が、一々大陸風情に頭を下げねばならない
状況になってしまったのは、筆舌につくしがたい
挙げ句の果てには、脳内第二次世界大戦垂れ流しで「あの戦争は必然だった」とか「戦争をしなければ
国が滅びるからやむを得ず」とか、挙げ句の果てには「白人支配から解放した」とか、どの口がふしだらに
しゃべることやら。
>>192 痛いよ脳内妄想。
だいたいキミの主観を人に押し付けて他を認めないのは
キミの批判している「当時」そのものではないか?
GWが終わったのに、今度は五月病患者か。
盛り上がって参りました・・・
芙蓉部隊みたいにしてやれば
三式ももうすこし恵まれたんだがなぁ…
それが244戦隊なんだろう。
さすがに2月の機動部隊襲来のときは可動機がみるみるうちに激減していったそうだが。
三式戦の方々の手記では、
そこまで三式戦がダメダメとは書かれていないのに
何故か、三式戦はだめという方が多いのか理解できない俺。スレチスマソ。
200 :
名無し三等兵:2008/05/13(火) 22:58:52 ID:KLBzT4Re
零戦作った天才堀越がなんで零戦の次に雷電作っちゃったんだろう
不思議だ
パクリじゃん零戦なんて
202 :
名無し三等兵:2008/05/13(火) 23:21:45 ID:KLBzT4Re
独創の塊じゃないか スレチだけどさ
うん、独創的なパクリの塊だ、たしかにw
>>201 よう馬管理人!早くサイトを更新しろよw
205 :
名無し三等兵:2008/05/14(水) 19:55:51 ID:FPeFqWf9
彗星夜襲隊なら復刊したよ
>>205 改定されているのでしょうか?
渡辺さんは常に手を加えますからね。
207 :
名無し三等兵:2008/05/17(土) 23:47:48 ID:xz3Le0gY
>>206 >>205ではないが、
本書は平成九年五月、朝日ソノラマ刊行の「『彗星』夜襲隊」に加筆、改訂しました。
とある。
残念ながらどの部分を改訂したのかは旧版を持っていないのでわからない。
2008年3月17日新装版発行とあるので本屋にまだあると思いますよ。
>>207 手元の本の帯に「特攻」の文字が入ってるよね?
この手違いのおかげで、贈呈本を贈るときに帯をはずして送ったらしいよ・・・。
美濃部
>208
帯だけならまだしも、ジャケットの後ろにも同趣旨の文が書かれていたはず。
>>210 朝日ソノラマ版には「夜襲による特攻」と書かれてます。
光人社NF文庫版のあとがきには渡辺氏が詳しく顛末を書いていますね。
渡辺氏の次作はなんだろう・・・・
213 :
名無し三等兵:2008/06/03(火) 08:30:09 ID:T+fFutyf
文芸春秋特集の半藤一利氏と保坂正康氏の対談で、美濃部さんの戦後についてちらっと出ているよ
「どんな軍隊だろうが、百パーセント死ぬような命令出す権利はない」と特攻反対を悔いてはいないとのこと
>213
スレチになり申し訳ないのですが。
塩野七生氏の著作で,ギリシャ陸軍空挺部隊の隊長と話をした行を久しぶりで思い出しました。
その中で隊長として部下に戦い死ぬかもしれない命令を出した場合,部下はそれを受け入れてくれるのか?と尋ねた所,隊長は部下は命令を受け入れてくれる,ときっぱり言い切ったそうです。
理由は?と更に聞いてみたら,普段死なないように十分気をつけているから,と言う答えでした。
普段から部下の生命の安全に気を使い,十分な配慮をしているから,いざと言う時部下は命を懸けてくれる,と。
美濃部少佐も同じように考えていたのでしょうか。
>>144 メインの戦闘場面がナイトシーンばかりなので、無印仮面ライダーの極初期話数のように何がどこにあるのかわからないという
罠w
>>161 くどいけど、次善策としてナレーションで語らせるのはどうか? 誤解を受けずに美濃部少佐の真意を観客に理解させる最善
策が思いつかない。現代人に「場の空気で察せさせる」というのは素人をいきなり零戦操縦させるくらい無茶だし、そこで必要
以上に美濃部少佐の台詞として説明させるのも雄弁すぎてリアリティがない。
>>208-210 今「特攻」って言うと珍走の特攻服か特攻隊のイメージしかないもんな。
「晴嵐」は特殊攻撃機であって特攻機ではないが、「剣」を特攻機と言う場合は特攻専用機だから紛らわしい。
芙蓉部隊は特殊な攻撃方法を採用した決死隊であっても、単なる必死隊ではないという解釈ではどうか。
「特攻もやむなし」を台詞で入れるとしたら
「まだ工夫の余地はあります。
戦局が極まれば、特攻もやむなしといえど、
まだその時ではありません!」
って感じかな?
やっぱ饒舌に過ぎる感じがするね。
微妙なんだよな。百パーセント死ぬ命令出す権利はない、ともいっているし
時期によって本人の考えにブレが出たんだろうか?
>>217 部下に充分な死にがいを与えてやりたいとも言ってるから
「戦果を挙げられずに」100%死ぬ命令ってことなんじゃないかな?
特攻しか選択の余地がなくなれば、
その時点では特攻にも「充分な死にがい」が生じるわけで、
考えが大きくブレてるって感じは受けないな。
少々のブレはもちろんあるだろうけどね。
>>218 もともと艦爆乗りはいざとなったら体当たりという気風があった。
特に被弾して帰投できないともなればなおさら。
そういった微妙な部分は現場でないとわからない。
雷撃もそうだよねー。>体当り
生きて帰ってもう一度チャンスを狙え、という発想は旧軍にはあまりなかったしね。
「戦争だから出撃すれば死ぬかもしれない」というのと「出撃すると(トラブルで戻ってこない限り)必ず死ぬ」というのの差は無限
だと思う。
たとえ前者の場合において死ぬ確率が限りなく高かったとしても。
それに「いざとなれば体当たり」は本人たちの気概であって、体当たりが奨励されていたわけでも強制されていたわけでもない。
>>222 そのとうり。だから美濃部少佐は全否定もしていない。
あくまで自己判断でやるべきという主張。
組織が決めると自動的にやらなくてはならなくなる。
目標が発見できなくても帰ってくるな、だから恐ろしい。
全否定したほうが正常だろ特攻なんて
お前らは自爆テロ屋かっつーの
>>224 ただねぇ。
(当初は期間限定の予定で)特攻やった一航艦と、正攻法にこだわった二航艦の戦果の差を当事者として目の当たりにする
とねぇ・・・。
戦争ってのは相手を大勢殺すためにはほとんどの手段が許されるってことを考えると、その場にいたら視野狭窄になっても不思
議はないと思うよ。
捷一号作戦期間限定で始めたはずの大西ですらおかしくなっちゃってるんだから付和雷同で始めた連中の自制心を期待する
のは難しかろう。
>>224 何をして正常というのかって、簡単には言えないぞ。
特に、戦争という異常な環境下においては。
それこそ「人を多く殺すほうが正常」な環境下なんだぜ?
>>226 だからって味方殺しを美化までされてもねぇ
戦争は効率よく人を殺すことが求められる。
だから、特攻が最善の策となる状況もありうる。
単純に「味方殺しは異常」って話にはならないと思う。
ただ、これは戦術レベルの話。
戦略レベルでは特攻しか手がなくなったなら、
白旗を揚げるべきだと、俺も思うよ。
美濃部少佐は一部隊長で、戦術レベルの長だから、
「特攻もやむなし」って考えがあったのは
特におかしいとは思わない。
>>228 戦術と戦略を分けて考えるのはいい考察だね。
レイテ当時の戦略『一撃を与えての講和』
大西長官の思惑『勝っても負けてもこれ以上の特攻をやめるために陛下が講和に向けて動いてくれる』
沖縄戦初期の戦略『本土防衛の為の時間稼ぎ』
沖縄戦末期の戦略『ソ連仲介による講和のための時間稼ぎ』
個人的には、レイテで連合艦隊が消滅しきってくれた方がマシだったのに。と思う。
それでも講和は無理なんだろうけどorz
講和のための時間稼ぎっていっても、実際には外交ルートはほとんど機能してないわけで
連合国側は既に抜け駆け単独講和とかはしない、相手からは降伏以外受け付けないと1941年に宣言しているから当たり前だが
だいたい一撃喰らったら相手はさらに反撃試みてくるだろw
勝ち目の無い戦を特攻してまでやる意味は無かった
講和引出しの展望すらないんだもん
1942年だった
>>230 外交まで含めた国家戦略を
軍戦略の中に含めるのは、どうかと思うが?
>>232 当時の日本は、軍が了解しなければ政治も外交も動かなかった。
その気になれば大臣引揚げて潰せたんだし。
政治外交に関わっておいて関係無い、とは…
関係ないとは言っていない。
国家戦略と軍戦略を分けたら?と言っているだけ。
あとレイテ、沖縄の当時で大臣引揚げなどできるわけないが?
>>234 軍と政府が一体なんだから分ける意味がないだろう。
首相は常に軍人だったし。
末期でも本土決戦怒号して陸軍大臣がごねるケースがあったじゃないか
国家戦略と軍戦略を分けて考えないと、
以下の軍の矛盾点がなくなるのだが?
『軍は、外交に注文をつけることが可能だが、
その責任を負わない(外交の実行は外務省)。』
と、このスレで俺が知りたいのは、
国家戦略として特攻はどうなのか?ってこと。
あと、最後の御前会議の前にごねたけど、それが何か?
辞任して責任放棄もしていないし御聖断に従いましたよ?
和平工作中に攻撃しかけて外交自体をわやくちゃにするとか陸軍はやってたからなw
統帥権は発動された、の一言で
欧州へいった駐在武官がこっそり対米和平ルート開拓とかやってたよ。
もっとも本国からは相手にされず、時期が遅れてからあれ使えないか、といってくる始末。
協力者のドイツ人に遅すぎだ馬鹿、と怒鳴られたとか。
>>237 で、それが特攻や美濃部氏と何の関係があるんだ?
ってか美濃部さん自身が降伏は君側の奸策動だ、と厚木の小園決起に賛同しかけているじゃないか。
もし本当にアメリカ軍に仕掛けてたら、最悪降伏受諾は偽りだってことになって破滅だったぜ
保守
これだけ有効に水冷彗星を使いこなした部隊が
あったとは。
街で見かけたチラシを見て、芙蓉部隊に興味を持って、ここに来ました。
芙蓉部隊を作品を舞台でやるようです。
みなさん、見に行かれませんか?!
私はとても興味を魅かれました。
ちなみに、グーフィー&メリーゴーランドっていう劇団がやるそうです。
関係者には、彗星夜襲隊の渡辺洋二さんも関係してるみたいですし、その本に出てくる元隊員の方もチラシに名前が出てました。
芙蓉部隊を検索して、ここにたどり着きました!
源田さんについては思うところが多々ありますが、ここでは美濃部正さんの功績を称えたいと思っています。
>名無し三等兵さま
テレビ愛知以外で、しかもNHKで特番を昨年放映してましたよ!
昨日、YouTubeで確認しました!「芙蓉部隊」の検索で掛かります!
あと、演劇ではグーフィー&メリーゴーランドという劇団が一昨年から毎年公演してるいるみたいです。
私もたまたま見たチラシで知りました!
で、そこの劇団は、「彗星夜襲隊」の著者である渡辺洋二さんも関係しているみたいですし、その本の中に出ている
元芙蓉部隊の現存者とも交流があるらしく、今年の公演チラシにもお名前が掲載されていました。
あと、「大正生まれの太平洋戦争」は、自費出版らしく、美濃部さんの娘さんが窓口になっているようです。
しかも、彼女の承諾なしには得られることのない著作物のようです。
いずれにしても、前出した劇団が今年も芙蓉部隊の話を上演するようです。
興味がございましたら、是非!!
私は、絶対、見に行くつもりです!!
なんか・・・来た・・・
おいらは本で充分。
そろそろ「302空」のも改定して欲しいなあ。
朝日ソノラマ版は絶版だし。
つうか、芙蓉部隊初期の戦法では、
本来の敵として想定していた
空母が出現したら、その時点で第一波は特攻で飛行甲板壊して
第二波以降で通常攻撃の予定だっんだから、
美濃部少佐を特攻否定の文脈で持ち上げるは、ちょっとズレてると思う。
理性的で優れた司令官だったと思いますし、尊敬してますけれど。
>>248 状況によるんじゃないかな?
安易な特攻を拒否したのは事実だし。
よくもまあ、あれだけしつこく沖縄へ夜襲を
継続できたもんだ。
>>248 美濃部少佐は体当たりは否定していない。
惰性的な特攻に反対しているだけ。
もともと艦爆乗りは帰還できない時は体当たりと決めていた。
251 :
名無し三等兵:2008/07/05(土) 06:49:32 ID:Q+bdFXpA
オモロー!
厚木の隊長も特攻反対だったってホント?
253 :
248:2008/07/05(土) 09:25:48 ID:???
>>249 沖縄夜襲は、芙蓉部隊の本務では無いので、
戦力を温存するため、粘り強く通常攻撃を行ったとも言える。
実際に美濃部少佐は芙蓉部隊初期の機動部隊索敵時に特攻を指示している。
たまたま空母が見つからなかっただけ。
(ただし、「空母発見→即体当たり」は当時の艦爆乗りの不文律だったが)
ただ、個人的な感触で言うと、芙蓉部隊後期では
機動部隊索敵の際にも、体当たりを指示していないので
「ロケット弾で飛行甲板は充分に破壊可能。ロケット弾と比較すると
特攻のデメリットは大きい」と判断した美濃部少佐が
合理的判断を下したんだと思う。
254 :
248:2008/07/05(土) 09:39:16 ID:???
芙蓉部隊の本務は機動部隊夜襲。初期に想定されてた戦法は、
→第一波は特攻で空母の飛行甲板を壊し、
攻撃力を損失させてから、第二波以降で反復攻撃により撃滅。
だったんだよ。
沖縄夜襲は、いっちゃあ悪いが本来の任務では無い。
ただ、芙蓉部隊初期の対機動部隊戦法でも、
特攻の使用は最小限に抑えられていて、
美濃部少佐が良く考えていた事が伺える。
通常攻撃の夜襲で空母の飛行甲板を壊すのは、
熟練した技量+ロケット弾が無ければ、絶望的だからな。
(ただし、丹作戦を見ても解るが、夜襲特攻が有効かは疑問。ただしこれは後付け)
ともあれ、芙蓉部隊全史を通じて、本来の敵である機動部隊が出現しなかったことは
ある意味、幸運だったと言えるだろうな。
255 :
248:2008/07/05(土) 09:50:30 ID:???
そういう意味で、良く言われている「芙蓉部隊最期の出撃は特攻」話は
見方を変えると「最期の出撃」では無く、「大規模機動部隊の出現」として
芙蓉部隊本来の任務に即した戦法が復活した、とも言える。
そして、通常攻撃による沖縄夜襲は634空でも取られていた戦法。
美濃部少佐オリジナルではない。
これは決して美濃部少佐の功績にケチを付ける訳ではなく、
(安直な特攻を否定し、ベストを尽くした名指揮官であるのは、紛れも無い事実だ。)
この辺りを考察することにより
美濃部少佐の内面を理解する手かがりにならないだろうか、と思う。
個人的には美濃部少佐の功績として、
徹底的かつ独創的な基地隠蔽や新兵器の果敢な採用を評価したい。
言いたい気持ちはわかるが・・・
偉そうだねえ・・・
美濃部少佐のような異端児に寛容な宇垣長官萌え
258 :
名無し三等兵:2008/07/06(日) 16:55:01 ID:oVnmr5g3
戦果があれば認めるってことだけだろ
沖縄戦終了後、沖縄に対して作戦行動取れる部隊は少ないし
>>258 戦果挙げる前から部隊の存続を認めてるから。
260 :
名無し三等兵:2008/07/07(月) 00:14:26 ID:VMmF/CqO
美濃部は航空戦隊勤務(空母)はないのか
水偵の偵察員で空母勤務はないんだろうねえ。
重巡には乗り組んでいたような・・・
262 :
248:2008/07/09(水) 22:35:34 ID:???
>>256氏
すみません。
ただ、時系列を追って戦法がほぼ同一だった六三四空と芙蓉部隊とを比較すると、
「特攻否定の沖縄夜襲」は、美濃部少佐より上の階級での
もっと大局的な判断があったんだと思うのです。
美濃部さんは何か上にコネがあったのかね?
一飛行隊の長に過ぎないのに、実質独立した飛行隊三個を指揮下に、とかちょっと普通じゃない。
264 :
名無し三等兵:2008/07/17(木) 01:02:14 ID:EwK3NmEs
265 :
名無し三等兵:2008/07/17(木) 03:13:20 ID:xJaEWXxG
三四三航空隊の志賀淑雄飛行長も“特攻”には反対しているぞ!w
志賀少佐も面白い人だね。
個性が強い。
兵学校時代はめちゃくちゃだし、「隼鷹」の装備機を
九六艦戦から零戦に勝手に改編してしまうし・・・
行き足が良い人である事は確かだね。
初めてカキコします。(流れを切ってしまう様で申し訳ございません。)
芙蓉部隊を検索してここに来ました。
興味があって情報を集めてます
>>263 恐らく以下の可能性が考えられます。
1.美濃部少佐の兄(太田少佐)が部隊設立を具申した
2.美濃部少佐の婿入り先の美濃部大佐(海軍の基地司令だったようです)の具申
3.有馬中将の意見具申
他に大西中将、小園大佐の具申という可能性も考えられます。
>>265 反対、というより「特攻するなら幹部からいこうね」と主張。
源田らがビビったのかそういわれてから343空の特攻沙汰止み。
本心は反対で、狙って言ったのなら策士だが。
>268
そりゃ狙って言ったんでしょう。「やるなら上からいきましょう」という意見具申では
なく、「ふざけるな」という怒りの表現ですし。無論、通ったら通ったで結構という覚
悟はあったでしょうけど。
最初は自分が指揮官で行くが、立案した参謀には胴体に乗っていってもらうとか、
幹部から始めていって、兵学校出が全員いなくなったら予備士官や下士官兵をと
まくしたてて、それくらいの気持ちでやらなきゃ成功しないし、下から先に出すとい
う安易な考えなら絶対反対です、と噛み付いているそうですからね。
あと、海軍では、対艦特攻はコンセンサスを得ていたが、
特攻推進派の間でも、対地特攻には否定派が多かった事をお忘れなく。
つうか、あの721空ですら、桜花を沖縄の飛行場に突っ込ませるのは
猛反対だったんだよな。
芙蓉部隊の任務が沖縄の飛行場攻撃である限り、
上層部も特攻させる意志はなかったと思うのが当然だろ。
頭の悪い参謀はごまんといた。
いつ、気まぐれで特攻を命令されるか、わかったもんじゃない。
芙蓉部隊は頑張ったね。
272 :
名無し三等兵:2008/07/31(木) 19:30:54 ID:KC/qcWd6
保守
275 :
名無し三等兵:2008/08/30(土) 02:25:30 ID:nVSyS9ak
>272
グーフィー&メリーゴーランドは、昭和末期の渡辺洋二史観だから
演劇の質はともかく、戦史や思想として捉えると陳腐。
確実な特攻否定と言うのは、キルレシオの証明があって成り立つんだよ。
無論、特攻を採用すると、倫理の問題が発生すると言うのは非常に大きいが
倫理とキルレシオの間の重大な問題を、
グーフィー&メリーゴーランドは、あまりに簡単に処理している。
そもそも、こういう事は、
最大でも数時間で上演される演劇で取り上げるべきテーマではない。
こういうテーマを演劇で扱うと、単なるアジテーションに帰する。
グーフィー&メリーゴーランドは、ファシズムの宣伝方法に考えおよび、
(本来は思索を必要とする重大なテーマを、
効果的な映画・演劇・ラジオでアジテーションを行った)
方針を見直してもらいたい。
>確実な特攻否定と言うのは、キルレシオの証明があって成り立つんだよ。
肯定もな。
参加機数に対しての経戦日数の短さと消耗の早さってのは特効の欠点だとは思うよ。
もっとも台湾沖航空戦の被害とフィリピン戦の特攻の戦果を比較すると特攻に縋り
つきたくなる当時の軍人の考えも分からないことはないが。
レイテ戦の時の特攻は特別だった。対艦攻撃機が無かったり、決戦と号されていたのでやむを得ないところもあった。
それ以降の特攻は惰性の産物だった。体当たりというのは案外に難しいし、会敵できる可能性も100%ではない。
エンジンの故障、天候の急変等障害が多いわりには戦果は少しばかり上がっただけであった。
それでも通常攻撃よりは戦果を挙げている実績があるから。
>>277 逆に、信頼性・性能など程度の悪い機体でできることがこの程度という言い方もできる。
280 :
名無し三等兵:2008/08/30(土) 19:39:17 ID:aCy1HowC
>>263 海兵63期でしたっけ?昭和20年当時だと、飛行隊長としても古参の部類。
>>275 >昭和末期の渡辺洋二史観
(゜Д゜)ハァ?
>>281 これは司馬史観とか井沢史観とか鈴木史観みたいに叩かれる要素があるのかわからないな。
>>275にはもっとkwskと言わざるを得ない。
そもそも「倫理とキルレシオ」だけで語れる話じゃないしね。
軍人も感情を持った人間だという視点が完全に抜け落ちてるよ。
284 :
名無し三等兵:2008/09/01(月) 21:41:18 ID:U6nbFSLt
特攻を扱った作品としては元特攻隊員偽称疑惑の鶴田主演「雲流れる果てに」が一番だな。
強がっていた彼が出撃前夜に裏山で「母ちゃん、母ちゃん」と泣きじゃくるシーンがグッときた。
それ以外の作品は美化だったり政治色が強かったり考証がいい加減だったりでこれといったものはない。
285 :
名無し三等兵:2008/09/01(月) 21:46:46 ID:U6nbFSLt
実際のフィルムでは爆装零戦か銀河だかか超低空で見事突入するヤツが凄い。
パイロットの顔まで見えそうなやつ。
なんで搭乗員の顔までわかりそうで単発か双発かの区別つかないんだ。
287 :
名無し三等兵:2008/09/02(火) 23:08:18 ID:OE5JEEgJ
すまん。昔観ただけだからうろ覚えなんだよ。弾幕の中超低空で撮影者の近くに突っ込んでくる。
突入寸前でフワッと上昇気味になったのはなんでだろ。思わず回避操作したのかな。
家に着いたらようつべで探してみるよ。
多分銀河。
288 :
名無し三等兵:2008/09/02(火) 23:57:21 ID:vxwwytXo
いやこれくらいなら搭乗員の顔まで見えそうというのも満更嘘ではないよ。
290 :
名無し三等兵:2008/09/04(木) 11:19:35 ID:IFs5oAXx
なにこの津軽三味線?
このノリの良い、津軽三味線はないよなあ…
保守
293 :
名無し三等兵:2008/09/16(火) 19:17:21 ID:rq6gSFhy
彗星とドーントレスはどっちが優秀?
世代の違うものを比較されてもな。
295 :
名無し三等兵:2008/09/17(水) 07:14:23 ID:4sKvXXno
九九とドーントレスとスツーカだったら?
ドーントレスでFA
297 :
名無し三等兵:2008/09/17(水) 09:39:26 ID:4sKvXXno
実績では互角ではないかな
298 :
名無し三等兵:2008/09/17(水) 23:34:43 ID:JuOlQBoK
ところでエゲレス国やソヴェートには急降下爆撃機というカテゴリーの優秀機あるのかい?
>298
ツポレフ Tu-2は文句無く名急降下爆撃機だといえよう
ソ連はPe2も優秀だね。
イギリスは・・・バラクーダがある!
301 :
名無し三等兵:2008/09/29(月) 23:56:04 ID:M1jXeoGM
保守
302 :
名無し三等兵:2008/09/30(火) 00:09:18 ID:A2hDqrsS
>>300 ツポレフTu-2→ペトリヤコフPe2ではなかったか?
それからイギリスには第二次大戦初期に活躍したブラックバーン
スキュアもあったな。ドイツの軽巡ケーニヒスベルクを撃沈した
のは確かスキュアだったと思う。
303 :
名無し三等兵:2008/09/30(火) 14:01:28 ID:pvaw509h
開戦時の加賀の水平爆撃隊は高度3000から動く標的艦に対し急降下爆撃なみの命中率だったとか!
神業としか言いようがない。戦艦アリゾナは加賀の水平爆撃で潰滅。
前にディスカバリーチャンネルで真珠湾から撮影した日本海軍機による水平爆撃の映像を観た。
見事だった。
304 :
名無し三等兵:2008/10/02(木) 09:50:22 ID:F4jR45nj
神業師のみなさんは意味不明なミッドウェー島攻略作戦で水死なさいました
そんなに多くは死んでないんですが?
ざっと漁ってみたところ
真珠湾参加の加賀水平爆撃隊のうち3中隊長三上良孝大尉はじめ7名がミッドウェイで戦死
加賀の搭乗員戦死者の中では群を抜いて多い
ってスレチなのでここいらで自粛
ミッドウェイに絡めれば利根四号機の甘利氏が後年芙蓉部隊にいた
加賀って真珠湾の時も29機中20機とかありえない割合の未帰還機だしてたよね。
もしかした何かに呪われていたのか?
真珠湾のとき多かったのは雷撃隊の未帰還機
ミッドウェイのときは搭乗員控室そばに直撃弾があったんじゃなかったっけ?
士官は艦橋で戦死されてるようですが
芙蓉部隊がP61落としたっていうのは米軍の記録でも裏づけあるの?
>>306 沖縄沖で戦死。
遺体は黒潮の乗り・・・和歌山に漂着する・・・
>>308 どう見ても99艦爆が多いんですが?
真珠湾攻撃未帰還機
赤城 零戦1 99艦爆4
加賀 零戦4 99艦爆6 97艦攻5
蒼龍 零戦3 99艦爆2
飛龍 零戦1 99艦爆2
翔鶴 99艦爆1
>>311 すみません
水平爆撃の話から真珠湾未帰還機の話が出たので
九七艦攻では雷撃機のほうが多い、という意味で書きました
313 :
名無し三等兵:2008/10/10(金) 21:46:45 ID:vDsYepVr
スレチだが
急降下爆撃機という画期的発明はもう不要になったようだね
ジェット機で急降下爆撃や雷撃って聞いたことない
フォークランド紛争
いまさらながらフォークランドのイギリス軍は強かったなあ。
空母機動部隊をギリギリまで突撃させて海兵隊は白兵戦まで演じた。
ハリアーの活躍も見事。
米軍も見習えと。
インドシナでもし駐屯部隊が本国精鋭軍だったら日本陸軍は緒戦からやられとった。
植民地治安部隊に毛が生えた程度だったから勝てた。
ウィンゲート団がやってきた途端にフルボッコ。
海軍航空隊のマレー沖の戦果がいかに凄いことだったかは揺るがないけどな。
とにかく英王室の軍隊は同ユニット単位の比較で今でも世界一だと思う。とくに陸軍と海兵隊。あと諜報と暗殺。
317 :
名無し三等兵:2008/10/13(月) 01:07:11 ID:0rR/xzuN
旧軍は少佐くらいまでは優秀な人多いよね
中佐以上になるにはコネとか要領とか派閥の世界なんだと思う
地上職になるとおかしくなるのかな・・・
319 :
名無し三等兵:2008/10/25(土) 02:18:06 ID:4kt3CtpW
保守
藤枝基地における戦闘訓練
・訓練日課
0時起床、午前一時朝食、午前六時昼食、午前十一時夕食、午後十四時夜食
・昼間学習・座学
戦術思想の統一、戦術・航法・通信・整備などに関するもの
・飛行訓練・夜間実施・夜間航法通信訓練
短距離訓練:基地―御前崎―伊良子岬間
長距離訓練:暗夜単機で洋上二百カイリ以上の進出と帰投
・銃爆撃訓練
二百〜三百メートル超低空まで最高速度で急降下し実弾訓練、彗星20mm機銃射撃
藤枝基地における訓練は、夜間先制攻撃に順応し、「ネコ日課」と呼ばれる夜間の灯火使用極力おさえ、
眼を暗夜にならして訓練が行われた。
最前線における夜間発着は、爆弾・機銃を装備し燃料満載の状態で、電波を一切封鎖し、灯火管制の下でなされ、
滑走路は両端と中間両側のみで離陸するため高度の操縦技術を必要とした。
藤枝基地における冬期演習は、西からの強風が連日吹きまくる状態の下で離着陸訓練が強いられ
飛行訓練は天候の急変によって大きな危険をともなった。
1945年3月における藤枝基地の保有機種は彗星五十機、零戦二十機である。
1〜3月 訓練中二機墜落 二名死亡、一名病死
2月 硫黄島攻撃戦の索敵攻撃に数次出撃、米軍機を補足できず
2月16日 出撃 彗星一機墜落、二名戦死
2月17日 米軍機に急襲され指揮所格納庫等被害
3月30日 彗星三機、零戦二機鹿屋基地へ
3月31日 彗星二十五機、零戦十機鹿屋基地へ、彗星一機墜落、一名死亡
四十機が鹿屋基地に進出した後も、藤枝基地では引き続き「練成隊」として飛行訓練を強化し、
鹿屋・岩川基地へと補充要員、機種を送付した。また第三航空艦隊第七基地航空部隊に属し、
東海沿岸地区の米軍大型機迎撃、索敵作戦を担当した。
戦闘記録が残存しておらず、六月の戦時日誌のみあり状況を記しておく。
6月2〜6日 夜間等定着訓練
6月10日 B29一機侵攻爆弾投下 二名死亡
6月11〜12日 黎明航法通信 定着訓練
6月13〜15日 機銃・編隊実射訓練
6月16日 対潜水艦制圧彗星一機発進
6月18日 B24迎撃、彗星二機発進
6月20日 B24迎撃、彗星二機発進
6月21日 彗星五機岩川基地進出
6月22日 彗星五機岩川基地進出
6月25〜26日 薄暮航法通信、定着訓練
6月28〜29日 薄暮定着、実射訓練
4月〜8月15日 訓練出撃による被害、彗星二機、死亡四名
6月20日当時、藤枝基地の保有機数は彗星二二機、零戦十四機、九九式艦爆二機、九三式中間練習機四機、
九○式機上作業練習機五機、練習戦闘機一機の計四八機である。
以上『静浜基地の歴史と基地闘争 地域に根ざした平和教育読本
核空母ミッドウェー艦載機訓練基地化反対のために』(静岡県歴史教育者協議会、1984年刊)
より抜粋。
記事は、『芙蓉部隊戦闘記録・海軍夜間戦闘機隊』(芙蓉会編、昭和53年刊)を元に書いてあるとなっているので、
一定の信頼性はあるかと
>>320-322 感謝です。
後方錬成基地である藤枝からも作戦行動しているんですね。
流石は芙蓉部隊だなあ。
いかにもな本だけど、貴重な資料だね。
保守
瑞雲装備の634空と、芙蓉部隊は同じような戦法だけど、やっぱ芙蓉部隊の
ほうが戦果は上かな?
どうなんだろうね。
634空は詳しい戦史が出ているのかな?
渡辺洋二氏に書いてほしいね。
渡辺氏の次作はなんだろうか。
「彗星夜襲隊」、読みました。
いいですね。
上げ
333 :
名無し三等兵:2009/01/14(水) 11:40:20 ID:wuX0wTI1
芙蓉部隊の零戦と彗星が潜水艦の攻撃をしてるけど、実際の戦果はどうだったんだろ?
334 :
名無し三等兵:2009/01/26(月) 23:30:13 ID:0sowdzXt
あげ
自衛隊時代の逸話はないのかな
>>333 潜水艦攻撃の実際の戦果なんて戦後でもよくわからない。
原因と結果の因果関係がハッキリわかるもの以外は。
対潜水艦の戦果確認は難しいですからね。
338 :
名無し三等兵:2009/02/21(土) 22:51:04 ID:Fuuar3HO
「撃墜」豊田譲 光人社文庫
に芙蓉部隊のこと書いてある。
隊員のマスコット「あっこちゃん」の話が泣ける。
「なんで○○ヘイソーは帰ってこんと?」
「ほたるの墓」の妹とだぶる。
保守
340 :
名無し三等兵:2009/03/23(月) 06:50:54 ID:jYfWkGOZ
あげ
保守
342 :
名無し三等兵:
スタンレーの魔女あげ