小火器総合スレッド M1A 2

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黒色火薬の時代は、今の無煙火薬と比べて燃焼効率が非常に悪く、
初速が出せなかったので、単純に弾頭を巨大化することにより
大型獣に対する威力を出そうとした。
4 Boreとは、直径1inch(約25,4mm)の巨大な弾頭を発射する実包のこと。
http://www.corbins.com/images/gatl-5a.jpg
http://airbornecombatengineer.typepad.com/photos/weapons_fireams/bigroundsreeder460ace.jpg

こんなデカイ弾が直撃するんだから、当然近距離でのパンチ力は
相当だが、Penetration Index (貫通力)の数値を見ての通り、貫通力が全く無い。
.460 Weatheby=149
4 bore=24
しかも、後ろに立ってるオッサンに銃身が直撃するほど反動が強い。
http://www.youtube.com/watch?v=ElmlIyOtf1Q&hl=en
現代の軽量高速なライフル弾になってからは、弾はそれほど大きくなくても
破壊力がでるようになったし、遠距離での精度も格段に良くなった。

アフリカゾウやサイなどの、巨大で硬い骨を持ち、分厚いケラチン(角質)と
脂肪で内臓が護られている所謂、「大型硬皮獣」という奴に対しては、
低速で巨大な鉄球をぶつけるような効果よりも、値皮や分厚い脂肪層を
貫通して内臓を的確に破壊する能力の方が効果的だ。