生物は二億数千年前の古生代に始まり中生第三紀、第四期の
間に無数に現れて消えていった。
これは自然のなせることで人間が絶滅させる事など不可能な
ことであるし、かくいう人間も自然の力でいつかは滅びる時が来る。
人間が動物とはっきり違うところは、たゆまない努力によって
その生命を延ばし、科学文明を作り上げ、地球上を闊歩している。
他の動物が少しでもこれに似た現象を起こしているかどうかを
考えてみれば直ぐに分かる。
何億年昔に出てきた動物も全く同じで、何一つ彼ら自信の
能力で変えられたものはない。
俺自身の調査でも彼らなりに知恵らしきものはあるが、しかしそれは
それぞれの種が本来持つ本能的感覚に過ぎない。
なので彼らは彼ら自信の力で全ての点において進歩とか改善とか
あらゆることに何ら能力を示すことが出来ない。
この程度の理性的判断がつかず、肉魚を毎日食しながら、
鳥獣愛護と都会で叫ぶ人達が世界中にいるが、自分達の身勝手な
ご都合主義には全く気付かないのだろうか?
遠いアフリカの自分達に害しない鳥獣だけが大切で
、自分が食う牛や鶏、魚や植物などは愛護から外して
毎日殺していいとは誰が決めたんだろうか?
愛護を叫ぶ人間達が決めた身勝手な屁理屈と大きな矛盾以外の
なにものでもない。