人間がいう罪では殺しが一番重い罪だが、とするなら
すべてのものが他のものを殺し、犠牲にして生きてるという
この事実や仕組みはどう解釈すべきだろうか。
この世は神が造りたもうたと大真面目に信じ、ありもしない
空虚なものを崇め祈る人たちが結構いる。
しかしながらこの地球の現実を知った時、この仕組みを
作った神をどう考えれば崇められるのか。
神が造るのであれば、殺して食わなければ生きていけないような
罪深い仕組みを造られる筈が無い。
しかも細菌から人間に至るすべてのものにおいてだ。
この目で見て、確かめてきた現実から。どうこじつければ
神なるものが存在し、また崇める理由がどこから出てくるのかを
悟らせてもらいたいものだ。
ただ単に信じなさいではなく、こんな神をどうすれば崇め信じる気に
なるのかをだ。