デンマークのアプサロン級多目的支援艦のような艦船の建造はいかがなものでしょうか?
護衛艦47隻枠に加え、建造予算も毎年厳しくなってくるのが明白な以上、そこそこの
限定的なDDとしての機能と、高速補給艦or輸送艦としての機能を兼ね備えた艦であれば、
インド洋やソマリア沖に派遣されるような場合、ある程度単艦でも対応できるのでは?
艦隊用DDのように30ktオーバーを狙わずにDE並みの速力で我慢する代わりに、武装や
電子装備はなみ型、それも無理ならきり型程度のものを確保します。
これから徐々に退役するゆき・きり型の使えそうなモノを流用することもやむを得ません。
補給用の燃料/真水タンクや車輌甲板(場合によってはここにVLSを装備することも可)と
100名程度の居住区画をも別途に備えておけば、大規模災害時にも役立つと思うんですが。
正直、4個護衛隊群=DDH護衛隊・MD用DDG護衛隊各4個+旧地方隊用5個護衛隊で
インド洋での補給・警戒活動に加え、ソマリア沖やマラッカ海峡辺りでも常時部隊を展開
することを余儀なくされてしまっては、フネの遣り繰りはもちろん、隊員さんがもちません。
少人数でもある程度独立して、哨戒・補給活動の可能な艦船の整備ということもそろそろ
考えてみる時期にきているのかもしれません。