福田首相:有識者会議を次々発足 「福田色」徐々に?
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080211k0000m010043000c.html 福田康夫首相が次々と有識者会議を発足させている。1月の「社会保障国民会議」に続き、12日には「消費者行政推進会議」が初会合を開く。
今後も環境問題と公文書管理に関する会議を設置する予定だ。新テロ対策特別措置法など前政権からの懸案処理に追われてきた首相だが、
政策面で徐々に攻めに転じ始めたようだ。
設置が決まった会議は計六つで、メンバーの人選を官僚任せにせず、首相自らこだわるのが特徴だ。
狙いの一つは、衆参両院で与野党勢力が逆転した「ねじれ国会」の下、民主党との政策協議の下地を作ることにある。社会保障国民会議初
会合では「年金制度では税方式への転換もある」と発言。基礎年金全額税方式という民主党の主張も排除しない姿勢を示した。