MiG-21 総合スレッド 一機目

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647名無し三等兵
インド空軍のMiG-21の事故原因に関する記事
ttp://www.strategypage.com/htmw/htatrit/articles/20081114.aspx

インドは今年に入って3機のMiG-21を失ったが、これは以前に比べると良い
数字であり、空軍がMiG-21の安全性を向上させた成果であるといえる。長い
間、インド軍では年10機程度のMiG-21を失ってきていた。

6年前、MiG-21の低い安全性は危機的な状況に達した。1992年から2002
年にかけて同国空軍は102機のMiG-21と39名のパイロットを喪失した。こ
のとき空軍には700機のMiG-21が就役していた。

空軍は古いタイプの機体の、事故の原因とされた電子装備の換装を500
万ドル以上の経費をかけて実施し、事故確立を20000飛行時間ごとに1回
に減らした。最も新しいMiG-21bisについては安全性が高かったが、外の
機体は10000時間ごとに2回の事故確立があった。

インド空軍はMiG-21を安全に飛行させるエキスパートになった。彼らは多
くの事故の原因となった燃料系統などのコンポーネントを発見、換装した。

事故多発の原因としては、MiG-21が西側戦闘機ほど頻繁に操縦される様
には作られていなかったことによる。ロシアは、故意に西側戦闘機ほどパイ
ロットを操縦させなかった。これは飛行コストの削減(MiG-21でも一回の飛
行で数千ドルの費用が必要)、有事に際して飛べる機体を少しでも多く確保
しておく狙いがあった。MiG-21を設計した時、ソ連では質より量が優先され
ていた。

一方インドでは、いままでMiG-21を西側の戦闘機と同じように頻繁に飛行
させており、それが事故の多発を招く事になった。