三式戦闘機飛燕&五式戦闘機

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624名無し三等兵
日本陸軍の戦闘機は、連合軍戦闘機と著しく異なった特性を持っている
ことであった。その特性のおかげで、始めは成功裏に驚異的な活躍をし
た"軽戦闘機"も後には短所を露呈するようになってしまった。

日本の航空機産業が新しい強力な戦闘機、たとえば疾風のような戦闘機
を、驚くほど短期間に設計、開発、生産して優秀な能力を発揮させたのは
その後のことである。すなわち、疾風は軽戦闘機を思わせるような優れた
運動性を有するとともに、西欧の多くの戦闘機が必要としていた特性を全
て備えていた。

大戦中、疾風のほかの多くの戦闘機は中島飛行機で造られており、軍用
機の分野でもっとも生産量の多い会社であった。

「日本陸軍戦闘機 第二巻」マクドナルド・ジェーン社