ところで、くだんの大鳳木甲板のビジュアル本ともう一冊読んできたが。
大鳳の項目は、装甲の部分は過去の既出事項の上書きで、
実際に木甲板だったかどうかの記述はいっさい無いんだが。
丸の方も軽質油配管の記述はあるが甲板がどうなのかの記述無し。
一枚有る写真をコンピュータで解析するって考え方はないのかね。
呆れて物が言えなかったわ。
補足だけど、自分が持っている大鳳の写真を、
光量の方向と量、モノクロ画像特有の癖や周辺の濃淡から
反射率、同じような木甲板を持った空母の航空甲板写真と、
各々の写真が映された大体の時間、撮影位置、写真機のクセから考えて
いろいろ解析してみたんだが木甲板で塗装された場合に起こりうる因子は
私の実験環境においては、あの大鳳の写真からは認めることが出来無かった。
エンガノ岬沖海戦での米軍撮影写真は質が違うので余り比較サンプルにはしてないのだが
戦艦大和の木甲板塗装を特定のエリアに分け、その部分が持っている色の反射を
数値化しても見たが、大鳳と大和では全く違う。
私の限られた画像処理と演算環境では、大鳳の甲板の数値傾向は
むしろ在来の空母の全部後部に張られた鉄甲板と同じ物である可能性が高い。
あくまでも、限られた環境での実験なので参考までに。
>>350 流石だな。
以前、こんな事なかった?
大鳳の甲板は木甲板だった!と写真が掲載されたけど、
よく分析すると別の空母の甲板だったってオチ。
だが、木甲板ではないと言う確定的な証拠は何もない、あくまでも推測の域を出ない。
もしかしたら、装甲の上は通常の空母と同じで木甲板を張り、
塗装した可能性は十分あるし、否定は出来無い。
こればかりは、写真がでてくるか、当時の601航空隊の搭乗員か
鬼籍に入っている率高めの生き残りの乗組員や建造中の関係者の証言しか、
大鳳の甲板表面がどんな構造だったか知る術はないと思う。
と言うか、それぐらい福○の本に書いてないのかな。
>以前
知りませんが?
>>351 例の本の大鳳艦上とされてる記念写真は今のところ肯定しようにも否定しようにも
客観的に判断できる、構造物その他がが全く写ってないんだから。
確実に大鳳乗組みの人物と99艦爆が写っていて、写真提供の方がこれは大鳳です、
じゃぁ大鳳だね、と。確かに写ってる人物から言えば、状況的にはかなり確度の高い写真かと。
否定派は、他の艦にわざわざ移動して記念写真を撮った可能性もあるのでは・・・と
可能性だけの話だけで・・・
対潜哨戒の為に大鳳に99艦爆を搭載していたとの事といい、なかなかマニアックな内容だったよ。