【Me109】ドイツ空軍 VS ソ連空軍【Sturmovik】

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366名無し三等兵
「人的資源の払底した末期のソ連軍は子供と老人だらけ」
みたいな事を好んで言う奴の中には、同様に、
「ドイツや東欧諸国を占領したソ連軍は悪行の限りを尽くし、
とりわけベルリンでは婦女子の大半がレイプされた」なんて事を併せて言う奴も多いが、
老人や十歳そこそこの子供にレイプができるのかと小一時間(ry

ま、それはさておき、大祖国戦における少年(少女)兵話に加わるなら、
当時のソ連に限らず欧州じゃ、身寄りの無い戦災孤児には、孤児院か軍隊に入るか、
さもなくば浮浪児や使い走りとして犯罪組織のお世話になるか位しか道がなかった。
軍隊に入るケースの場合、たいていは”S'N POLKA”(連隊の子供)として、
一種のマスコットを務める傍ら、従卒等の任務を務める場合が多かった。
一部には斥候等の任務に従事する場合もあったが、
本人の強い希望による場合を除きまず無いようだ。
(幼時にソ連邦英雄を授与されたケースの殆どは、パルチザンを含み、
こうした斥候任務に於ける戦果、それもたいていは死後授与のケースが多い。)

彼らの多くは一定期間こうした”連隊の子供”を務めた後、
幼年学校(戦時中増え、陸軍だけ15校前後)に入校するケースが多かった様だ。

ちなみに19c頃のドイツ圏でも同様なシステムがあり、
戦争論で有名なフォン・クラウゼビッツも十代前半で連隊旗手を務めた他、
オーストリア(当時)のフチークはこうした「連隊の子供達」を題材に同名のマーチを作曲している。

高射砲の砲側員や補助要員に少年少女を動員するケースもソ連に限らず他国でもあった様で、
ドイツでも本国の他、占領したバルト諸国でも「高射砲補助要員」の徴集を行っていた。
他の人がレスしていたレニングラードのケースもそうだが、
人手不足の場合「女子供にも手っ取り早く任せられる」業務だった様だが、
あくまで「人手不足の場合」に限られた様で、少なくとも自分の知る限り、
ソ連側ではモスクワ(他に消防任務にも従事)と、
包囲下のレニングラード位しか例を知らない。