<小沢民主党代表>アフガン部隊参加に意欲…海自給油代替案
10月3日3時3分配信 毎日新聞
民主党の小沢一郎代表が5日付の党機関誌で、インド洋での海上自衛隊の給油活動に
代わる国際貢献をめぐり、民生支援の重要性を強調する一方で、「政権を担う立場になれば、
アフガニスタンでの国際治安支援部隊(ISAF)への参加を実現したい」と語っていることが
2日分かった。ISAFは治安維持活動を行っており、参加すれば憲法が禁ずる海外での
武力行使にあたる可能性が出てくる。
ISAFは01年12月、国連安保理決議で設置が承認され、北大西洋条約機構(NATO)が
主導。今年7月現在、計37カ国が参加し、約3万9000人を派遣している。
小沢氏は国連決議に基づく国連の活動であれば、海外での武力行使でも憲法に違反しない
という立場。2日の記者会見でも「ISAFは国連の活動で、参加は憲法に抵触しない。
派遣するかしないかは時の政府の判断だ」と語っていた。党幹部は「小沢代表の持論から
言えば、武力行使を含むISAFへの参加は当然だ」と指摘した。
しかし、民主党内には後方支援を検討する声はあったものの、本体参加には慎重意見が
大勢。党内から異論が出ることも予想される。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071003-00000007-mai-pol