<火災>北海道・泊原発でぼや 溶接用シートに火の粉
9月30日0時3分配信 毎日新聞
29日午後0時半ごろ、北海道後志管内泊村の北海道電力泊原発で、建設中の3号機原子炉格納
容器内の通路に置かれていたプラスチック製の箱から煙が上がっているのを巡回中の巡視員が発見し、
水をかけて消火した。この火災で箱の中に入っていた溶接作業に用いるシートや布の一部が燃えた。
外部への放射能漏れやけが人はいない。北電は道や周辺自治体に連絡した。
泊原発の3号機建設現場付近では7月以降、6件の不審火が発生。26日にも発電所と外部との間の
送電状況を管理する施設で電気系統のトラブルが原因と見られる火災があった。今回の火災について、
北電は不審火の可能性は低いとみている。
北電によると、現場では29日午前に溶接作業が行われ、箱には作業中に床に敷いていたシートが
入っていた。原因については「溶接作業で火の粉がついたままのシートを箱の中に入れたため」と説明。
佐藤斉・広報部次長は「(住民に)心配をかけ、お騒がせして申し訳ない。対策をきちんと取りたい」と
陳謝した。
また、経済産業省原子力安全・保安院は同日、泊原発に原子力保安検査官を派遣し、原因究明や
再発防止策の検討を指示した。【木村光則】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070930-00000000-mai-soci 日刊不審火となりつつありますなあ。