F-16ファイティングファルコン総合スレBlock5

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228名無し三等兵
台湾、F16改良機予算を凍結へ 総統退任後に米と交渉
http://www.asahi.com/international/update/1026/TKY200710260370.html
2007年10月27日10時57分

台湾が対中防衛力強化のため導入を目指す米国製戦闘機F16改良型につい
て、米国との交渉が不調のため、すでに計上した購入予算を一時凍結すること
が分かった。台湾名義での国連加盟を問う住民投票を推進する陳水扁(チェ
ン・ショイピエン)総統に不信感を持つ米国が売却に消極的なため、来年の陳
総統退任を待って改めて米国と交渉する「苦肉の策」。来月にも立法院(国会)
に決議案が提出される見通しだ。

立法院国防委員会招集人(委員長に相当)の蘇起・立法委員(国民党)が26日
明らかにした。蘇氏は「陳総統が退任すれば米国の意向が変わる可能性が高
い」と話す。凍結される予算は昨年と今年に計上した270億台湾ドル(約950億
円)。

台湾はF16初期型を約150機保持するが、ロシア製スホイ30など新鋭機を導
入する中国との対抗上、F16改良型を計66機配備する方針だ。予算は10月末
までに米国の売却同意がなければ消滅する規定だった。 消滅すれば再提案が
必要で手続きはそれだけ遅れる。立法院で多数を握る国民党も政権与党の民
進党も、来年3月の総統選に勝てば速やかに購入したい考えは同じで、いつも
対立する両党が今回は一致したという。

米国は「台湾関係法」で台湾への防御的兵器の売却を「政治状況に関係なく実
施する」と定めているが、F16のような大型案件は国防総省や国務省の意見を
もとにホワイトハウスが判断する。台湾側は今春から購入を打診。台湾側による
と、国防総省は前向きだったが、ホワイトハウスと国務省の反応が冷淡で交渉は
難航していた。