イギリス、フランス、イタリア、ソビエトロシアの光学機器のレベルはどれくらいかな。
特にロシアの場合戦車のレンズが歪んだり、曇ったりで技術が低そうな感じだけど。
>>952 断片的な情報になりますが。
英国
大正から昭和初めに輸入した英国製大型測距儀より少なくとも太平洋戦争前に作った国産品の方が上。
但しその国産品にはドイツ製硝子を国産品と合わせて使用している可能性が高い。
大正末か昭和初めに輸入した英国製対空測距儀は昭和8年まで国産品の開発の為に参考にされ続けたので大体この時点で国産品が並んだか超えたと思われる。
英国の新型測距儀との比較は不明。※B&S社が英海軍の機密技術の輸出を避けるようになったことが影響していると考えられる。
実際に日本では戦争末期にようやく成功した反射防止コーティングを戦争中に殆どの光学兵器に使用していたという。
※未だ日本に測距儀を輸出していた時点で英海軍省の指導により秘密設計室などを設けていた。日本海軍の係官は日本向け製品の製造には自由にアクセスを許されたが最高機密部分の棟には立ち入ることが出来なかった。
その後段階的に、英海軍が使用している機密を含む兵器は海軍省の同意が無ければ輸出できなくなり、日本が光学兵器の国産化に乗り出したことと合わせて日本向け光学兵器の輸出は激減している。
尚、1938年の英国製輸出硝子のカタログでは36硝種が確認されており、少なくとも36種が実用化され輸出可能であったことがわかる。
(参考)
実際に英国製硝子は戦前の日本国産レンズの一部に使用されていることがわかっている。(ドイツほどではないが)
ほぼ同時期の日本光学は1935年頃の時点で溶解できる硝種が10種。但し溶解は必ずしも実用化レベルを意味せず、量産化されたのは4種。
終戦時には溶解可能がかなり増えて37種程度。後発の小原光学は終戦時で溶解50種位。
伊国
昭和13年頃輸入した対空用測距儀は日本光学製と比較して特に優れてはいなかった。
但しこれが最新モデルであったか?また逆に自国産の硝子を使用していたのかは不明。
仏国
英国よりは後発だが良質な硝子原料に恵まれており、1938年の仏国硝子の輸出カタログで18種が確認できる。
米国
戦争前の時点で反射防止コーティングを実用化しほとんどの光学兵器に使用していたとのことで、大戦中は戦艦用測距儀は艦内でも再コーティングが可能だった。
生産可能な硝種数は手元に資料が無いが、戦争中の軍用レンズには日本で製造できなかった硝種も使用されていたことがわかっている。
また新種硝子を戦前の時点で開発に成功していた。
硝子の品質は優れていたようで、調査の上、日本光学と海軍は双方とも米国で成績優秀だった電気炉を輸入して使用している。
あと色々調べていると、光学兵器は船便で長期間かかって輸送されるため調整が狂ってしまうことが多いらしい。製品によっては輸入後の調整に苦労している節がある。
ソースは??
お〜い、ロシア/ソビエトの光学機器はどうした、後オーストリア帝国、スウェーデン、オランダ辺りの光学機器
958 :
名無し三等兵:2008/01/30(水) 05:23:17 ID:s1r7/7fp
戦艦大和の沈没時のキノコ雲を鹿児島県民の多くが見たというが、たぶん嘘だろう。
当時の写真でみるように、当日の雲底は1,000m位で低い。
鹿児島地方気象台の当日の観察記録も雲底1,000m。しかも県内は雨という最悪の天気。
坊ノ岬からだと爆煙が3,000m以上、かつ天候が良好でなければ見えない。
公式は
視認距離 : L1(km) =116.34×(√ho(km)+√ht(km))
L1は水平線上の最大視認距離、ho は水面からの眼高。ht は目標の高さ。
坊の岬最高点= 96.9m
爆煙雲底到達点= 1,000m
視認距離≒152.6Km 計算上の視認距離である。
計算の結果は見えない。 沈没地点から陸地まで最短でも213キロ離れている。
--------------------------------------------------------------------------------
水平線の求め方
L1=√(R+x)2−R2
数値(R=6400・地球の半径、 X=0.0015・目の高さ1.5m )を代入してL1=4.38Km
>>959 豊富な資料をお持ちのようですね。どこかにまとめサイトとか開設されていらっしゃいますか?
>959
この辺とか?
>米国
> 戦争前の時点で反射防止コーティングを実用化しほとんどの光学兵器に使用していたとのことで、大戦中は戦艦用測距儀は艦内でも再コーティングが可能だった。
>>961 一旦完成したレンズを軍艦の上で再コーティングしなきゃならないのだから、相当劣化が激しかったんだろう。
米国製品は質の面でも良質とは言えなかったらしいし。
964 :
名無し三等兵:2008/02/01(金) 12:05:26 ID:syg5pFLG
世界最強の戦艦は、インコンパラブル!!
欧州最強の戦艦は、バンガード!!
条約型最強の戦艦はKG5!!!
世界と言ってもイギリス地域限定
まとめとして
各国の光学兵器について軍事機密の分野も多かったから公平に比較することは無理だろう。しかしある程度検討がつかないことも無い。
例えば北の某独裁国家は徹底した秘密主義で情報はほとんど入ってこない。まして軍事機密は全く不明。
しかし技術水準のほどは、輸出してる各種製品を見ればおおむね検討はつく。非常に低レベル。
日本が米英の軍事機密にアクセスできなかったとしても、それらの国々の輸出してる光学機器を見れば光学技術の水準は
大体検討がつく。戦前は双眼鏡、戦後はカメラなどが比較に便利。
戦前の双眼鏡に関しては日独が双璧で極めて高い水準に達してた。反面、元は一流海軍国、WW1後は老大国に成り下がっていた
英国の双眼鏡の品質は日独に比べずっと劣悪だった。
戦後はカメラだが敗戦国ドイツから入手した光学関連技術資料を米英は生かすことができず、敗戦国だった日本が数年で世界最高水準の
カメラを作り上げ、世界のカメラ市場を席巻している。ここから各国の技術水準の程が見えてくる
>>967 お前は根拠の無い妄想ばっか書き連ねてないでちょっとは過去レス読め
戦前の日本の光学機器の品質はカスだっての
>ちょっとは過去レス読め 戦前の日本の光学機器の品質はカスだっての
ざっと過去レス見たが無いぞ。そんなレス
それはレンズにドイツから輸入した硝子を使ったってだけの話だろ。
大体なんで民生品より軍艦の光学機器の品質のほうが低くなるんだ?w
戦前の日本ではあらゆる工業技術が先進国に比べ遥かに遅れてたのに
光学だけが優れてたなんてどんな話だよ。ちっとは常識で考えろ
実際に比較したら日本とドイツの双眼鏡が世界最優秀だったんだから仕方ない話し。
それに種類は少なかったがレンズもドイツに匹敵する高品質のものが出来たし。
工業技術に関しては進んでいる部分もあったし不利な部分もあったわけで、世界記録を
達成した航空機ニッポン号とか色々ある
>>968 >根拠のない
いや全て根拠のある事実しか書いてない。戦後のカメラに関しては >920
>>972 >実際に比較したら日本とドイツの双眼鏡が世界最優秀だった
ソース何だよ。随分怪しげな小噺だよなw
それとその高品質なレンズ作るのに外国製の硝子や炉を使っといて
純国産であるかのように吹聴するのはなんかおかしくないか?w
自力では作れないのにさ
>>973 戦後のそのカメラの話は企業の自画自賛みたいなものじゃん。
その頃のニコンなんてライカのパクリカメラしか作れなかっただろ。
評価されたとしてもそれは値段に比べて性能が悪くなかったってだけの話じゃないか。
「当社が長年にわたって蓄積し研鑽を続けてきた技術と、「品質第一主義」の伝統を守りながら
重ねてきた努力が実り、国際的に高い評価を得ることになったのである。」
完全なパクリ時代を無かったことにしてるしw
>>974 >自力では
もちろん国産レンズも有る。品質調査をしたところドイツと同等と結論付けられている。
生産量は不足してるので輸入も多かったが
>975
文句は当時最高級のドイツ製カメラを凌ぐと評価したライフ誌の方へ。
なんで戦前でも日本やドイツを工業力など総合力で上回るロシアが、曇ったり、歪んだり気泡があったりの欠陥品レンズしか造れないのは何故?
日本人なのに日本製品を持ち上げてナニが悪いんだ?? 半島人のチョンはさっさと国へ帰れよ
>>977 逆にドイツでは欠陥品レンズでもソ連ほど大量生産できないし
日本は大量に作れなくても曇ったり歪んだり気泡があったりの欠陥レンズ
>>979 でっち上げで日本マンセーしたいならニュー速行け厨房
嫌韓厨を装った荒らしが始まった・・・
それがなにか特別な問題でも?
レンズ研磨の仕上げと組み立ての微調整は職人芸。
日本の光学機器メーカーは戦後の民生転換で必死だったから
進駐軍のペーペーが買える値段の大量生産品にしちゃ良い物が手に入ったんだよ。
旗艦機種
ドイツ>>>日本>>>越えられない壁>>>>>>その他
民生品(戦前)
ドイツ>>>>越えられない壁>>>>>日本含むその他
でいいのかな?
遅くなりました。
>>961 光の鉛筆の何巻かにあります。是非図書館で。
>>962 一冊二冊じゃないので。
>>963 米国でも日本でもそして多分ドイツでもイギリスでもソフトコーティングだったわけです。
日本は大体10年弱コーティングの実用化で遅れていたことになります。
また米国の製造した光学硝子が優秀であることは日本光学や日本海軍の調査で判明していて、わざわざその製造に使用されたのと同じ型の電気炉を導入しました。
しかも米国は戦前から戦中の日本が遂に作れなかった新種硝子も戦前の段階に開発に成功しているのも高評価です。
更に言えば日本は少なくとも独英仏と比較し戦前の段階で作れる硝種数でかなり少なく、恐らくは米国よりもすき無かったことは確実で、純国産硝子だけでは光学設計もなかなか成り立たなかったのが現状のようです。
ただドイツ製の硝子を相当量、そして英国製硝子も一部輸入しているので、それらを加工した国産レンズに関してはそれなりに精巧なものだったと考えてよいでしょう。
高級光学硝子については輸入、比較的難度の低い硝子については国産品で組み合わせ、光学機器に使用していたことがわかっています。
太平洋戦争突入後にも研究は続き、日本でも終戦頃には溶解できる硝種をかなり増やすことに成功していたことは確かです。
ではでは。
987 :
960:2008/02/02(土) 00:01:30 ID:???
するーされた。。。 orz
>>976 >品質調査をしたところドイツと同等と結論付けられている
ごく一部の例では有り得ると思いますが、当時外国製硝子を使用し国内で加工したレンズも国産レンズとして扱われていたことにも注意が必要です。
また参考までに海軍の評価を見てみると外国品輸入の一例として
「本品は光学兵器レンズ検査用として使用するものにして、内地品は外国品に比し精巧の点に於いて著しく劣り標準レンズとして使用不適なるをもって外国品購入已むを得ざるものと認める」
※ひらがなに変換
とあるわけでして、一般的には残念ながら必ずしも国産品が優れていたわけではないことがわかります。
>生産量は不足してるので輸入も多かったが
これも少し違っていて、生産量も確かに需要に足りなかったでしょうが、輸入硝子には当時わが国では製造できなかった硝種のものが多数含まれています。
生産量の問題だけに限定することは出来ないのです。
とはいえ
>>968氏の
>戦前の日本の光学機器の品質はカスだっての
というのも極論で、米独英仏と比較すると総合的には劣る面があるとはいえ、当時光学硝子を工業的に生産できるだけでも特殊な地位ですから劣悪というのは少々言い過ぎと思いますね。
多少とも作れるだけ大したものなのです。
>>960 大変失礼しました。まとめサイトは作っていません。
あんまりネットにつないでいる時間も無い状態ですし、はるかに詳しい方もいくらでもいるはずですから。
最後に自己レス
>輸入硝子には当時わが国では製造できなかった硝種のものが多数含まれています。
例えば昭和6年に海軍が輸入したことがわかっている(納入は翌年の可能性あり)9硝種の硝子の内8硝種は昭和10年になっても量産できておらず更にその内7硝種は溶解さえ出来ていません。
残念なことにその内の更に3硝種は終戦まで遂に日本光学では溶解出来ませんでした。
しかし繰り返して言いますが、あの時代ある程度作れるだけで大した技術力だというのが正直な感想です。
>977
戦前のロシアつったら、人と資源は掃いて捨てる程あっても組織力と技術レベルともに三流なんですが
>>975 技術革命史においては日本もドイツも互いに後発ながら互いに勤勉なもんだから、当初の先進国の模倣をしながらそれを
学んでは消化し、やがては独自の技術を確立して欧州とアジアで互いに抜きん出た存在になった。
ドイツつーか欧州の凄いところは、今度はそうしたドイツの技術を周りの列強が真面目に学ぶところ。
日本つーか極東アジアにとって不幸なのは、その日本から何も学ぼうとせずわめき散らすだけのバカが日本の隣にいる事。
模倣ではなく劣化コピーしか出来ない能無しの分際で「我々の方がオリジナルだ」などと
平気でぬかすからな
チョンは
>991
その云い方だと、ガラスそのものは造れなかったけどガラスの加工は問題なかったって聞こえる。
>>995
なら欧州で一番強い戦艦はヴァンガード! ヴァンガード! 誰がなんと言おうとヴァンガード!!
>992
イギリスはあんまり学習してないだろ
横肋骨鋲留めの旧式船体がその無駄に重い重量を支えきれず満載にも出来ないヴァンガードあたりは、
kgVと並んで他の欧米艦より明らかに劣る
全砲を使っての斉射を最初から考慮してないからね。>ヴァンガード
図体はでかいが、最短時間で投射出来る最大弾量は何だかんだでレパルスと同等だったりする。
KG5とどっこいだろ。
あちらは前部の4連装がすぐに波を被るし。
脚速くて安定してるけど運動性が今いち
ヴァンガードがイギリスの限界だとすると、英戦艦もおちたもんだ
999げっと。
ヴァンガード(笑)
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。