大体ニッケル鋼ってなんて装甲?
各種装甲材には普通にニッケル使ってますけどね。その意味では各種装甲材の多くはニッケル鋼と言えなくも無い。
ニッケル鋼として特別に表記されるのは旧軍でも使っていたNS。
これは旧式戦艦によく使われていたが、後の艦や改装艦ではHTやDSに取って代わられている傾向がある。
なんでドイツ艦の話になると、鉄鋼新聞になってクルップ?
やはり第一次大戦の敗戦&艦隊取り上げ&ヴェルサイユ条約のハンデがもう第一次大戦でドイツ海軍は終わったウワーン!ファビョーン!
整理すると
>>843のサイトだとポケット戦艦以降舷側主要部はKCn/A
一方Siegfried Breyer によるとシャルンホルストはKCa/Aでポケット戦艦も異なるとか。
どちらを信じるかは意見が分かれますが、もし後者だとすると海軍装甲技術史で輸入が確認されているKCはポケット戦艦用とのことなので戦艦用としては材質的に劣ったものを掴まされたことにならないかな。
組成は同じだが熱処理が違うという可能性は?
熱処理ひとつで物性がかなり変わるものだし
それはあるでしょう。
>>843のサイトでもポケット戦艦とシャルンホルスト以降は同じKCn/Aでも対弾性能や性質が異なっていますし。
原料が同じでも厚みによって最適な調整は異なるでしょう。
フッドVSビスマルクって結局、T字戦だったんだよね?
>>924-928 もともと縦隔壁多く間接防御が密なのに加えて、よくよく見ると(見なくても)ビスマルクはネルソンにも少なからず
影響を受けてるからのぅ。
すなわちネルソンと同じく機関区天井=水平主防御より下が守れればいいのであって、その水平主防御は上から3層目の
中甲板となる。
副砲に至ってはまったく同じ配置だけども、舷側甲帯は水平防御より1段上までとして、舷側からの打撃に対しては、
その弱点となり易い主砲副砲のバーベットをはじめ主甲板レベルまでをなるべく防ごうとしてるあたりが異なる。
射程に関しては仰角20度までを実用域の上限としてるから、残りの10度は波浪をはじめとする艦の傾斜に備えての
マージンに過ぎない。
(それでも充分遠いが)
なんつーか、伝統とか王室御用達とかいいながらあれでイギリス艦は無責任なアイデアのかたまりなんだが、ドイツ艦は
万事が万事これ理屈なんだぬ。
ありきたりな距離で撃って守って走る事に徹する以外に何もない。
ま、そこがいいんだぬ。
( ^ω^)
フッドの話はほとんど出てこない。カワイソス
フッドが吹っ飛んだ!
>>951 焦るな。そのうち出てくるさ。
ビスマルクもフッドも資料には恵まれてる方だからな。
>>934 Questions have been raised as to the wisdom of providing a vertical side belt of less than
the traditional standard tickness equal to the bore of the main battery.
Gunnery tests of the new composition KCn/A 320mm armor plate showed that its thickness and
resistance capabilities equaled an oputimum thickness of 360mm, but as thickness increased,
little was gained ( the point of diminishing return ).
Krupp considered the thickness of 320mm to be optimum and 400mm neared the limit of effective
production.
NAVAL INSTITUTE PRESS 刊 BATTLESHIPS
一般的には砲の口径に対して同等となる装甲厚よりも、より薄い舷側甲帯を備える点に関しては疑問が生じる。
新しい組成のKCn/A鋼320mm厚に対する射撃試験では360mmに相当する良好な成績を示したが、厚みを増す事による
効果は僅かだった。(強度減衰の分岐点)
クルップは400mm厚を製造上の限界と考え、むしろ320mm厚が適当であると判断した。
試験の方法が鋼板に対して過酷だったのか、或いは評価が厳格だったのかは謎だが、まあこういういきさつみたいね。
360mm相当と言うのはKCa/Aの事ですね。KCn/Aが360mm以上では云々ではなさそうですが。KCn/Aについて320mm
以上では耐弾性能が微増と言った感じに読めるんですが、具体的な性能の話しでは無いんですね。
320mm以上のKCでは耐弾性の向上が鈍いと言うのはあまり吹聴するような話しでもないね。
鉄鋼の話ばかりでつまらん
>955
とりあえずシャルンホルスト(350mm)→ビスマルク(320mm)→H39(300mm)の舷側厚の理由のひとつではあるな
>320mmより厚くても効果は微増
単に装甲重量が嵩むからだろ。
>>957 も少し付け加えると
シャルンホルスト 350mm
ビスマルク 320mm
ティルピッツ 315mm
H39 300mm
少しずつ減ってはいるが、逆に水平甲板と共にタートルバックを増厚させてるので
船体水平防御を強化しつつ船体垂直防御も弱体化させない設計になっている。
どうせ大和やアイオワには劣るんだから、と無茶苦茶いってみる
うん無茶苦茶
考え方の違いだな
962 :
名無し三等兵:2007/11/27(火) 20:09:24 ID:3X9I38FG
なんで独戦艦は傾斜装甲にしなかったのですかな?防御力強化に有利なのに
なんとなく。
萌えないから。
>962
【内側下方傾斜式のメリット】
ネルソン級が先鞭をつけた内側下方への傾斜は厚ければ厚いほど舷側への打撃に対して効果的で、下手すりゃ薄くても
効果的。
傾斜が強ければますます効果的。
【デメリット】
そして鋼鈑が傾いてるぶん、高さ方向の確保には余計に長さを必要とする。
ちなみに水平防御としてはまったく機能しない。
(当然、水平は水平で別の鋼鈑が必要)
船体内部の容積も圧迫する。
フッドは?
土佐は?
土佐礼子
復刊.comでまたなくても海軍砲戦史談がアマや日本の古に1500円ぐらいであるじゃん。
加賀真理子
土佐ときたら朝太郎伝
フッドの美貌は神
>>962 実際に砲弾が命中する距離はある程度知れてるから、その範囲でのあらゆる角度からの舷側甲帯への命中弾と水平への
落角弾の双方に対して効果を期待出来る。
また、舷側防御と甲板防御のいづれとしても機能するから、余計な重量をあまり使わずに済む。
もっとも、これはビスマルクやHのような充分な幅が確保出来ている場合の話で、WW1艦やシャルンホルストのような
狭い艦だと傾斜部の角度も急にならざるを得ないから、効果も少なくなるのぅ。
そもそも幅が狭い艦てのは、
艦の幅が狭い→かといって機関区はあまり狭く出来ない→区画容積と水中防御幅が小さくなる
の悪循環なんだぬ。
( ^ω^)
つまり大和やソヴィエツキー・ソユーズなんかでも使うべき防御方式であると??
使うべきかどうかは設計陣が決定する事だけど、それによって問題点も当然存在する。
【独戦艦のタートルバックのメリット】
幅が広い艦の場合は傾斜角が浅い為、水平防御に対する重量増加は少なくて済む。
甲板と舷側の防御として機能する以外に、横隔壁や水中防御の天井としても強度を負担出来る。
【デメリット】
艦幅が必要→水平防御重量は、厚さに関係なく大となる。
難しいのぅ。
( ^ω^)
重量を削減したい大和には論外ですね。
そういう深いところにある装甲って被弾後修理の時にはどうやって交換するものなの?
>>973 962はドイツ戦艦が舷側装甲を傾斜させていない理由を聞いているのに、水平装甲の傾斜について語るのはなぜ?
やっぱり朝鮮人ですか、あと機関室の最大幅以外の部分は?
ドイツ厨は一回長門から加賀への発展を勉強したほうがいい。
>やっぱり朝鮮人ですか
なんか戦鳥の在日が必死ですね
話しからして戦鳥などまったく関係ないぬ。
( ^ ー^)
タートルバックのメリットなどと言っても、遥か以前から世界中に知れ渡っていた事でドイツの専売特許でもなければ特別な新発想でもない。
さらにビスマルク式では一枚目が破れやすく船体内部に守れない箇所が多くなりすぎる。
日本海軍では長門でビスマルク式は見切りをつけ次の土佐型に移行している。
一見似てはいるがビスマルク式よりは進歩した考え方。
しかしビスマルクのほうが鉄がええけんなあ。
条約明けなら、装甲材質はどの国もそう変わらないのでは?
ドイツの場合320mm以上は怪しいみたいだけど。
>>984 意外と違う。320ミリ以上は怪しいのは大抵何処の国もだけど。
そう、ドイツが他国に劣るわけがない。
日本の古本屋の1500円の海軍砲戦史談、即売れたね。
バルト海沿岸の鉄鉱石の良さを知らないな。