175 :
名無し三等兵:
またまた遅れます(>_<)
『PAK-FAの開発は2段階、後期型は2015年実用化』
ロシア国防省の機関誌『クラスナーヤ・ズベズダ』(赤い星)は5月に就任した
アレクサンドル・ゼンニン空軍参謀長が、第5世代戦闘機PAK-FAの導入を
2段階に分けて行うことを認めたと報じた。
PAFK-FA用新型エンジンの開発が遅れていることはここでも何度か紹介しているが、
ゼンニン参謀長によれば、NPOサトゥルンが開発している32,000lb (14.5t) 級の
117SエンジンはPAK-FA、スホーイT-50の初飛行には間に合わないため、117S
の原型であるAL-31Fの最新型、MMPPサリュートAL-31F-M3を搭載して飛行試験
を進め、2012年ごろに新型エンジンを搭載した第2段階の試験機が初飛行、2015年
ごろに実用化を目指す。
ただし、第2段階のエンジンが117Sになることが決まっているわけではなく、
MiG1.44用に開発されたAL-41という選択肢も残っている。なおAL-31Fは近く承認
を受けるM1が推力13t級で、発展型M2は14.2t級、M3は15.3tまで増強される。117S
はAL-31Fの前部を拡張して吸気効率を高めており、現在Su-35で飛行試験を行っている
初期型は14t級といわれている。
(航空ファン11月号、航空ニュース)