395<< 私の個人的見解を告げるとしたら、正規の意味での、健全な性質の
意味での、限度、節度、分別、弁え、現実感覚の客観性が成り立たない境遇に直面
したときに、破綻をして、運命的営みが空中分解していくか、さもなければ、
そこに、イデオロギーとしてがむしゃらにムリに押通す意思決定をするという形で
現実の実際においては、捉えることになるはずであると思われるが、、、。
イデオロギーに服従してゆがんでいく人はともかくとして、イデオロギーの発端は、この
様な流れに乗っていると洞察されるのであると主張出来ると言う事なのである。
396<<ここで、イデオロギーは魔術的思考や催眠、錯覚、誤算、の類の言葉に
属するのであるが、それらのような単なる失敗や異常な状態、にすぎないのとは違い
イデオロギーの特徴は、人類滅亡の意味を孕んだ性質のものであると と判断される事になる
言う事なのである。
デンパチの人体実験の映像の件であるが、その人体実験の虐待映像が善人には
恵まれた患者に見えて、そして、精神科医には、名誉と利益をもたらした
事実からも解かるように、この場合は、善のイデオロギーと悪のイデオロギーが
純粋にイデオロギーそのものを通じて同意が一致する事で進行した出来事を意味する
事が解かる事になる。つまり、イデオロギーは、善や悪、何にしても、基本的には
程度こそあれ、全てに付きまとう事を意味している。
つまり、良し悪し以前に、イデオロギーがあり、それが、人類を滅ぼす力を秘めている
ことに注意しなければならないのである。
デンパチ映像の意味としては、善と悪が一緒に、実験台となった何者かの進化を代償として、
満足していた性質のものであると解釈する結論にいたる訳である。