>>949 フロッグマンはイタリア海軍の方が有名だと思っていたが。
あと乃木以外無能って何かの冗談ですか?
どう考えても「乃木だけ無能」か「乃木以外有能」のどちらかだと思うのだが。
>>952 おいおい・・・近代の機関銃陣地と塹壕込みで築城された近代要塞と
近代陣地に歩兵主体で突っ込んだらあぁなる。
これ、日露戦争の旅順攻囲戦で乃木が対処したのが史上初なんだから。
しかも当時の日露両軍は世界的に見ても例外的に機関銃を大量配備、かつ
これ用いて機動戦行っていた。
第一次大戦初期の同種の事例に比べても犠牲者の数は桁ひとつ少ない。
それ以前に比べて異様に多いのは事実だが。
おまいの論法に従えば
旅順攻略戦にも観戦武官派遣して日露の戦訓得ていながら
機関銃陣地と塹壕に兵士突っ込ませて
第一次大戦時クリスマスまでに終わるぜ!と言いながら
ヴェルダンで20万単位でぬっ殺した各国陸軍将官は
皆次元が違うほどの無能揃い
になるぞw
むしろ、両軍ともそれなりに有能だった分被害が拡大したと見たほうが良いぜw
いや、機関銃の有無に関わらず、
陣地に対して正面から突っ込む奴は無能だよ。
ああいう突撃は蟻附といって、孫子や墨子の時代から否定されているし、
中世においても、ジャン2世や武田勝頼といった指揮官は、
それをやって敗北した結果、愚物として切り捨てられている。
まさに皆次元が違うほどの無能揃い。
ましてや19世紀は歩兵火力の増大に伴い、
トラス・ヴェドラス線やワーテルローの丘にフランス軍が屍の山を晒したのを皮切りに、
Half a leagueを越えることのできなかったバラクラバ、
自殺的行為だというロングストリートの反対を押し切り実行され当然失敗したピケットの突撃、
ナポレオン3世が捕虜となり没落することとなったセダンの戦いと、
陣地に対して正面突撃では勝てない戦訓がいくらでも揃っている。
そもそも、乃木と、乃木に命令を出した連中は、
自分達が参加した田原坂や熊本城でなにを学んだのだ?
その突撃しかできないからやったんだろ
そういう状況になった時点で無能の証明だろ。
それで無能が証明されるのが、乃木なのか、
大山・児玉なのか、閉塞に失敗した東郷なのかまでは知らんがね。
>>953 大本営と満州軍が乃木の戦訓報告と被害報告、方針変更の上申受けても
事前の方針変えず明確な作戦指示を与えず現場に投げっぱなし。
そのくせいちいち作戦いちゃもんつけ続けたのも厳しいな。
児玉大将が行くまで足引っ張っている。
>>954 言われている陣地に正面突撃は間違いだよ。
乃木と第三軍は第一次攻撃の前から
突撃による攻撃では要塞陥落はできないと判断し
塹壕と坑道戦、本国の要塞防衛用の榴弾砲転用し配備して
火力戦と夜間の浸透戦術を挑んでる。
しかも準備砲撃の密度も濃い。
前例基準にしたものを却下しそれ以前の攻囲戦とは比較にならない
10万発以上の準備砲撃を行った上で偵察、観測班を前進させつつ
接近させている。
これだけでも当時の将としては手堅く珍しい。乃木と第三軍の
それなりの有能さは見える。
永久陣地、指揮通信の維持による防御側の有利さが出ているが、
戦死・戦傷差数で見ればかなり頑張ってはいる部類。
他の将兵が指揮しても史実の乃木以下に被害収めつつ
旅順押さえるのはかなり難しいとは思う。
旅順力攻めする原因になった海軍の旅順港閉塞作戦の失敗は
後々に結構響いているよ。
ただ、これ以上は補給や訓練法、戦術含め当時の日本に
他の手段とれたかと言うと難しい。
この時期の戦を描くならかなり考えさせられる資料が多いよ。
>>958 ・大部隊による夜間浸透戦術
・坑道掘削、塹壕戦と要所への小部隊の奇襲の併用
・前線観測による支援砲撃下での部隊移動
・騎兵による迂回偵察、敵後方補給路の遮断
・歩兵レベルの火力密度増大による効果的な火網構築
・占拠した拠点の野戦築城
言葉にすれば簡単だが、乃木の手も一事が万事
「近代戦では史上初」揃いに近いのはな
今の視野から見れば稚拙に見えるが
当時は各中隊レベルまでの通信が貧弱だ
田原坂や熊本城の戦訓は生きてる
960 :
954:2007/06/01(金) 19:36:01 ID:???
ほかに取るべきオプションは? と言われると――
「攻めない」という選択肢しかないんだよね。
それが絶対的に正しいんだけど、
その決断は大山・児玉がするべきことで、
軍司令官たる乃木のレベルでできる決断ではない。
(ただしこれは無理な命令を受け入れた乃木を
完全に免責することを意味するわけでもない)
最初に203高地をとっておけば、という人もいるが、
来るかどうかわからない重砲隊を前提に作戦立案というのも、ねえ。
枝作戦として実行する価値はあるんだけど、
そっちに戦力を割くだけの余力が、第三軍にない。
961 :
958:2007/06/01(金) 19:47:22 ID:???
>>960 同意。
どうしても戦争指導の問題に直結するが「攻めない」選択肢が
ほぼ潰れている以上取りに行くしかない。
これは「出来る限りの手を尽くし進んで泥被るのは良いが、
本当にそれは正しいのか?」
としか言いようがない>乃木の力攻めを推進
しかもこの時期、数年前後するだけで攻防戦術の多様化と
防御優位の傾向がまた恐ろしく変わる分余計にな。
論じだすと、かなりの選択肢を塞がれ「やらざるを得ない」
日本の苦境ばかりが出てしまう・・・
元質問からかなりずれたが、この時期の創作時には注意と言う点で〆かな。
962 :
954:2007/06/01(金) 19:49:58 ID:???
むしろ、創作上において参考になるのは、
指揮官として無理な命令にどう振舞うか、というところじゃないかな。
一般には、そういう役回りを従容と受け入れる姿勢が賞賛されるが、
私はマクレランのようにダダをこねるのが指揮官の義務だと思っている。
そう考えるなら、これは普遍的なテーマではないだろうか。
それこそ古代の戦争で「蟻附」をやれといわれた時とか。
963 :
958:2007/06/01(金) 19:54:46 ID:???
>>962 成程。資料的な相談と捉えてしまっていたが、
創作スレと言うことは作品のテーマ性も論じる必要があったなw
>指揮官として無理な命令にどう振舞うか
この葛藤は軍事ネタに限らず派生するなw
作品作る際には踏まえて欲しいものではあるね。
あとはスレ参考にしている作者氏にエールを送ろうw
>>958 >塹壕と坑道戦、本国の要塞防衛用の榴弾砲転用し配備して
>火力戦と夜間の浸透戦術を挑んでる。
それ、どれも第一次攻撃の後に始められた事ですが。
特に要塞砲jは参謀長の伊地知が第二次攻撃でも使いたがらず
児玉に言われてしぶしぶ使った。
まあ、乃木を無能というのは言い過ぎかもしれないが
他より有能とはどう見ても言えないぞ。
>>964 いや、第一次攻撃前から転用要請出して搬出開始して一部間に合っているんだよ
>要塞砲
時間的な問題で全部は届かずそのまま史実の第一次攻勢につながってしまう。
良く転用の例として言われる有坂発案の港湾防衛用28糎榴弾砲(要塞砲)
転用はこの流れで決まってる。
当時の陸軍内では見劣りするが、それでも乃木がそれなりに有能なのが
裏目に出ている例と思う。
中途半端に有能なのはかえってイクナイ
要塞配備予定の野砲の転用か
>>965 見劣りするけど水準レベルかなー
有能ならそのままでいいし無能なら即罷免
普通かちょっと出来る人だからずるずる引き摺って被害大、でFA?
何かすごくありそうな話に思えてきた
小説で主役の足引っ張る上官にいそうで余計いやだ
一番始末に負えないパターンに見える
968 :
954:2007/06/01(金) 20:37:05 ID:???
主人公は無茶です、せめて重砲隊が到着するまで! と正論吐くのな。
その正論を受け入れると乃木と伊地知の今後の出世と名誉はなくなる。
自分の出世や名誉と将兵の命どっちが大事なんですか! とさらに正論吐くのな。
罷免されるまで(ってか一度罷免されても)とことん消極主義を貫いたマクレランはえらいと思うよ。
>>967−968
するとなにか
主役の正論で自らの誤り認め、後浪花節で全面掩護
燻し銀の活躍見せて後ろ盾に
帝の子弟を育て上げた古強者ノーギ総督と
陸大出のエリート、イヂーチ近衛砲兵中将(仮名)の
オヤヂコンビと申したか
こうして脚色すると人気出そうで嫌杉ね?w
>>960 「急ぐなよ 旅順の敵は逃げはせじ よく食って寝て 起きて戦え」
…最初の段階では攻める気全くないんだよな。どう見ても包囲して立ち枯れを待つ訓辞だよこれ。
>>969 実際、東宮御学問所の陸軍教官連中、第三軍人脈なんだよな。
昭和帝が若い頃一番長い事侍従武官長勤めた奈良武次大将は第三軍の砲兵参謀でガチ火力戦主義者・アンチ精神論。
ワロタ
何この一日で良スレ化する流れw
どうみても火葬戦記です本当にありがとうございました
坂 の 下 の 海 爆 誕
974 :
名無し工兵:2007/06/01(金) 21:48:18 ID:???
そろそろ次スレを立てようかなと思う
976 :
名無し工兵:2007/06/01(金) 22:02:15 ID:???
立てられなかった・・・
他の方、よろしくお願いします
立てます
979 :
名無し工兵:2007/06/01(金) 22:18:58 ID:???
乙〜〜
さて、埋めるとするか。
「乃木」の「の」
信濃の「し」
武蔵の「む」
バンジャンドラムの「ば」
985 :
名無し三等兵:2007/06/02(土) 14:25:28 ID:I6vGvf8b
タイフーン氏は未来の軍事板を担う逸材ですよね
「わかば」の「わ」
彼女のシャード、ソウルオブガイアはアストラナガンの力すら凌駕する!
アイオワの「あ」
バッカニアの「ば」
ツァスタバの「つ」
ザイドリッツの「ざ」
ハッシュハッシュクルーザの「は」
「岸壁の母」の「が」
チャック・イエーガの「ち」
那智の「な」
榛名の「は」
ぞぬの「ぞ」
999なら・・・・
1000なら俺の書いた作品がHIT
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。