日本(海軍) 対 イギリス(海軍) ★3

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589名無し三等兵:2007/05/17(木) 20:36:39 ID:???
>>585
 英潜水艦は地中海と大西洋の戦いに集中されていましたからね。そちらが戦争になっていないと開戦後に送り込まれてくるでしょう。
 
 私は機雷敷設が潜水艦に対する抑止効果をもつと考えています。だから出来るだけはやるべきでしょう。
 ただ史実で日本近海の数箇所を機雷で封鎖するのも大変な状態であったことを考えると、インド洋方面とオーストラリア方面の両方からの侵入を阻止し得る敷設を行えるとは考え難いかと。
590名無し三等兵:2007/05/17(木) 20:43:28 ID:???
東側はあっぱっぱーだもんな、太平洋
フィリピン、仏印、蘭印に手を出せないのもどっちに転ぶか
フィリピン諸島の間の各海峡って国際海峡だっけ?

ところでカナダ西岸に潜水艦基地に使える港ってある?
591名無し三等兵:2007/05/17(木) 20:52:24 ID:???
>>588
マラッカ海峡は水深も浅いし、航行の難しい海域が長いので、
侵入には使わないんじゃないかな。スンダ海峡もちょっと浅いし・・・・。

普通にインド洋方面から長駆して侵入すると正味の作戦期間も限られるので、
無理せずポートダーウィン→ティモール海→バンダ海というルートを使うような気がするのだが。
マラッカ・スンダ・ロンボク海峡はふさげても、ティモール東岸方面は難しいんじゃ。
592名無し三等兵:2007/05/17(木) 20:54:34 ID:???
>>590
バンクーバー?
593名無し三等兵:2007/05/17(木) 20:56:02 ID:???
>>590
 英連邦カナダ海軍は太平洋側に重点配備されていますから、補給と軽度の修理なら戦艦だの正規空母だの大袈裟な艦艇以外は問題無いでしょうね。
594名無し三等兵:2007/05/17(木) 21:01:27 ID:???
じゃあ英潜の航続力次第じゃ本土周辺もヤバくね?
595名無し三等兵:2007/05/17(木) 22:18:47 ID:???
>>594
 意外と航続力もあるようですが、一部の大型艦以外は流石にカナダ→本土近海での作戦を有効に行うことは出来ないでしょう。乳牛タイプとか作らなければ。
 ただ、二国間戦争の場合仏蘭領に手を出す覚悟が無い限りは米国からの原材料輸入が日本にとって動脈の1つとなります。
 米国航路にとっては大きな脅威になるでしょう。(潜水艦に限らず)
 まあこのあたりは二国間戦争の必然性が無い日英両国なので判断が分かれる部分ですね。
596名無し三等兵:2007/05/18(金) 00:47:39 ID:???
太平洋航路は封鎖する方も大変だと思う。
中米・南米を通じて輸入する手もあるわけで(実際、開戦前の対日封鎖の抜け
道で使った)北米東岸の限られた英軍兵站で南北米大陸西岸を封鎖する大規模
な艦隊を貼り付けるのは、多分無理だと思う。
それよりも、インド洋正面で連合艦隊と対峙するのに、そんなに巡洋艦の余裕
ないだろう

大西洋と違い、東南アジアは陸上機で海域をカバーできるから、航空機搭載
電探・磁探を一応使いこなせるようになる1944年後半には、地道な機雷堰敷設
と併せてなんとか英潜を制圧できないかな〜
597名無し三等兵:2007/05/18(金) 01:23:22 ID:???
 いや英巡洋艦戦力を知ると対日戦争には十分な威力を持つことがわかるでしょう。むしろ巡洋艦兵力で劣る我が海軍が護衛に苦慮することになります。
 攻撃側としては何れかの船団を攻撃すれば事足りますが、防御側としては重要な船団には等しく護衛を必要とします。(このあたりはお分かりですよね)
 特にカナダ西側と豪州、ニュージーランド方面からの巡洋艦と潜水艦は米大陸からの船団には重大な脅威です。南米であれ北米であれ。
 完全封鎖に至らなくとも、日本にとって引き合わない損害を与えられれば十分ペイしますから。
 
 >南アジアは陸上機で海域をカバーできるから、航空機搭載
 >電探・磁探を一応使いこなせるようになる1944年後半には、地道な機雷堰敷設
 >と併せてなんとか英潜を制圧できないかな〜

 確かに陸上機でカバーできる筈なんですが、史実があれですから。これこそ「常時」というものの難しさでしょう。
 当時の磁探についてはその使用法から考えると過大な期待は出来ないかと思います。

 かといって1年位で日本が完全に干上がるとも思えませんからじりじりと気長な戦いが続きそうです。
598名無し三等兵:2007/05/18(金) 01:33:47 ID:???
そもそも南方航路の方が大西洋航路より長いというのは日本にとって苦しいポイント
599名無し三等兵:2007/05/18(金) 06:20:09 ID:???
>一部の大型艦以外は流石にカナダ→本土近海での作戦を有効に行うことは出来ないでしょう。
>乳牛タイプとか作らなければ。

狭い大西洋と違って、エアギャップだらけの太平洋なら普通の潜水母艦で構わんのでは?
600名無し三等兵:2007/05/18(金) 07:50:01 ID:???
>>599
逆。
島嶼だらけで太平洋の方がむしろエアギャップは少ない。
601名無し三等兵:2007/05/18(金) 09:55:03 ID:???
カナダ→本土近海だと北太平洋で補給になるけど
こっちは島嶼こそ少ないけど今度は気候天象が補給の妨げになりがちだしね
602名無し三等兵:2007/05/18(金) 19:03:05 ID:???
>>600
「日本側に属する」島嶼でなければ意味が無いと思うが。
603名無し三等兵:2007/05/19(土) 10:21:59 ID:???
すっかり過疎ったな
604名無し三等兵:2007/05/19(土) 13:22:01 ID:???
>アメリカの援助がなければ戦局はどうなっていたやら・・・

           1941    1942   1943   1944    1945    Total
        (Mar. to Dec.)                (Jan. to Aug.)
Total aid to British
Commonwealth  1,082  4,757   9,376  10,766   4,437    30,073
Aid to Russia    20   1,376   2,436?  4,074   2,764    10,670
Aid to other countries                              2,872
Total lend-lease aid                               43,615
       
http://www.ibiblio.org/hyperwar/USA/BigL/BigL-5.html
United States Lend-Lease Aid to the British Commonwealth ($ million)
605名無し三等兵:2007/05/21(月) 22:05:54 ID:???
護衛船団は史実と逆で、本国−フリータウンまでが自由航行で、
アフリカ南部−インド洋−インドないしは豪州で船団を組むんだろうか
606名無し三等兵:2007/05/22(火) 15:19:08 ID:???
もしかしてイタリア海軍の対潜技術って,日本やドイツより優秀なのか?
イタリア軍に撃沈されたイギリス潜水艦はダントツに多いぞ。

弱小列伝の信者らがやたらとイギリス海軍を褒めまくってるわけだが、
イタリア軍はそのイギリス海軍の潜水艦を一番多く撃沈してる。
だとするとイタリア海軍の対潜技術についてその優秀さを語りたいわけだが、
どうしてもそれについて書かれた本が見当たらない。

         LOSS BY ENEMY
ROYAL NAVY
Warship types   German Italian Japanese French Other(a) Unknown Total
Capital ships       3    -      2     -    -      -     5
Carriers          8    -      1     -    1      -    10
Cruisers         20    6     5     -     3     -     34
Destroyers       114   15     8     1(b)   15     -    153
Submarines (c)     24    37     4      -     6      5     76
TOTALS        169    58     20     1    25     5     278

http://www.naval-history.net/WW2CampaignRoyalNavy.htm
CAMPAIGN SUMMARIES OF WORLD WAR 2
BRITISH and COMMONWEALTH NAVIES
at the Beginning and End of World War 2
607名無し三等兵:2007/05/22(火) 19:42:01 ID:???
>>606
地中海は陸地に囲まれて狭く哨戒が容易で、水質も透明度が高いため
ASWを行う側に有利、潜水艦には不利、ただそれだけの事だ。
608名無し三等兵:2007/05/22(火) 20:49:36 ID:???
>>607
有利不利で言うとたんにASW側ってだけじゃなくて、
戦いの3分の2くらい沿岸部のほとんどを抑えていという点で枢軸側のほうが有利でしょうなあ。

あとマルタ在泊中に空襲を受けたり、マルタ沖の機雷にひっかかった艦も何隻もあったりとか
609名無し三等兵:2007/05/27(日) 21:15:56 ID:???
むー、しかし英国が日本周辺を封鎖海域に指定して潜水艦戦をやるとして、中立国船との識別は?
特に英国船の撤退でシェアを伸ばすのが確実な米国の中国航路。
WW2のUボートの場合、1)船団を組んでる船、2)ジグザグ航法をやってる船、3)灯火管制をやってる
など挙動の怪しい船は撃沈が許可されたが、対米宣戦までは、ドイツが宣言した英本土周辺の封鎖
海域内であっても中立国船舶への攻撃は厳禁された。

西太平洋、東南アジア海域には米仏蘭の商船がうじゃうじゃいるわけで、無制限潜水艦戦なんて
多分無理。船の国旗見りゃいーだろ、って特大サイズの国旗がマストにはためいているSilent Hunter
じゃないんだから。それに夜間はどうする。浮上して臨検か?
610名無し三等兵:2007/05/29(火) 04:01:54 ID:???
>>609
アメリカはいない設定だし仏蘭の植民地に攻め込まなきゃ
まともにイギリスと戦えないんじゃないの?
611名無し三等兵:2007/05/29(火) 10:59:01 ID:???
 そういう制約があって尚ドイツはアメリカ参戦前のイギリス船団にも大打撃を与えているし、イギリスもまたドイツの大西洋方面の海上交通を少数の封鎖突破船を除いて麻痺させているからね。
612名無し三等兵:2007/05/29(火) 17:03:48 ID:???
>>611
それは英国周辺の封鎖海域にはほぼ英国船しか来てないから。アセニア号撃沈は
開戦10時間後のハプニング。それ以降はなおさら中立国船はびびって来なくなった。

対独封鎖については、北海の中立国船は免許状やら海運保険やらで事実上英国が
管理の網を掛けた。東アジアの米船に同じことをできるかどうかは知らない。
というか、独船に突破されているのは単に封鎖に投入できる戦隊が足りてないから。

限定戦争下の通商破壊戦が言うほど簡単かな、という話で。
まあアメリカがない設定ならそれでもいいけど。
戦争経済的には日本より英国の方が相対的に痛いはずだから。
613名無し三等兵:2007/05/30(水) 19:49:47 ID:???
>>612
>戦争経済的には日本より英国の方が相対的に痛いはずだから。

 米国が存在しないという設定は如何なものかと私も思います。米国には気を使う必要があるでしょう。
 しかしこれは全然ですね。
 日本は資源関係で対米依存度が高いのは知られていますが、英国はそうでもないのです。
 英国の対米依存が高まるのは独国による通商破壊や非占領国よりの輸入途絶で追い詰められてからです。
 例えば戦争経済の代表鉄鉱石で見ると戦前の英国は自国内で70%を賄っています。
 残りの内20%が独占領下に置かれた諸国よりものでした。
 同様に戦前の自給率は石炭は120%でこれもかなりのもの。
 乏しいのは原油で3%に過ぎませんが、輸入先は約30%は自国勢力内の中近東。他は中立のヴェネズエラ約37%、蘭印約25%。
 米国は大口の異存先ではありません。
 ガソリンに限れば約23%が米国ですが、米国のガソリン禁輸で戦争を決意した面まである日本とは比較にならないでしょう。
 アルミニウムも米国よりの輸入は約10%です。 
 独伊が英国と戦争をしていないのなら対米依存度はどう考えても日本が大と考えて良いですね。
614名無し三等兵:2007/05/30(水) 20:25:23 ID:???
 制限戦争かどうかは日英双方が考えることなので簡単に決め付けることは出来ませんが、米国中立法は35年から交戦海域への自国船舶の航行を禁止しています。
 もし日本近海が交戦海域と指定されるのなら米国船が巻き込まれる可能性は高いものではなくなります。
 しかし中立法は交戦国であっても相手国の船舶が自国から輸入品を運ぶことは認めていますので日本も代価を支払い日本船で米国から運ぶ限り兵器を除けば輸入できる見込みがあります。
 ただ真面目な話をすると、日英単独戦争が起こった場合に日本近海で英潜水艦が活動するのは初期に限られるでしょう。 
 当初はシンガポール基地から或は太平洋の各島嶼に潜ませた潜水母艦からの活動も出来るでしょうが、シンガポールはいずれ陥落し、各島嶼も被害を出し始めた日本側が部隊を送り込んで占領に励むことでしょうから。
 その後は少なくとも当面はカナダ、豪州、ニュージーランド等を基地として南方航路、米航路の妨害に限られると考えられます。
 まあそれだけで充分痛いですけどね。
615名無し三等兵:2007/05/31(木) 14:08:26 ID:???
すいません
姉妹スレの独ソ戦関連なんですが
西太平洋、特に中国沿岸の中立国船舶の航行の安全性ってどんなもんですかね?
616名無し三等兵:2007/05/31(木) 20:57:22 ID:???
英国「安全そのもですよ♪ご安心ください。ドイツ様を万が一でも怒らせる
   事がありましたら、ドイツ様の鼻息一つで国があぼ〜んですから。
   通商破壊なんて夢にも考えたことございません。」
617名無し三等兵:2007/05/31(木) 23:34:15 ID:???
>>613
日本の対米依存を誇張しすぎ。
例えば鉄鋼。米国の屑鉄対日禁輸により41年の粗鋼生産は減少するが、屑鉄製鉄法から銑鉄-
鋼鉄一貫生産への転換、東南アジア、中国からの鉄鉱石輸入による銑鉄増産で、それ以後の
生産は持ち直している。特殊鋼は特にニッケルの輸入途絶が響いたが、合金鋼の規格変更、代用鋼
などでなんとか対応。航空発動機の稼働率、航空機の損耗にそれなりに影響は出たが、戦争遂行に
致命的というわけでもない。

どっちみち、日本の外貨は尽きており、東南アジア資源地帯を押さえるほか道はなく、輸送力さえ
確保できれば東アジアのブロック内で戦時経済を維持できるというのは、当時の政府の見積りのとおり。

米国が消えると英国が相対的に不利だと言ったのは工業製品(特に兵器。39年の中立法改正で交戦国
への武器輸出は解禁されている)の輸入力の比較から。戦前の英国の国民所得は日本の約4倍。金準備
は16倍。さらに南アの金生産(世界の1/3)と在米資産がこれに加わる。英国は日本より遥かに輸入力が
あるわけで、この観点で日本側から見れば、米国など無い方がマシ(あってもどうせ輸入に払える外貨が
ない)という意味。
618名無し三等兵:2007/06/01(金) 13:42:47 ID:???
関連スレ
大日本帝国VS大英帝国
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1180623647/
619名無し三等兵:2007/06/02(土) 00:28:20 ID:???
>>617
 ご自分で書いておられて気付いていない筈は無いと思うのですが、その通り日本の鉄鉱石の輸入は中国や南方の「占領地」からのものが多数を占めます。
 日英が単独戦争を行なう場合、果たして日本は中、仏、米、蘭とも戦う気なのでしょうか。
 例えば42年の例で言えば満州2.0%、中国本土76.9%、台湾0.7%、朝鮮15.8%、南方計4.6%。
 満州をどうするかはスレ的に微妙なラインですが、中国本土からのそれは支那事変が必須事項になってしまいます。
 支那事変がなくても平和的に購入することも出来ますが、それには外貨が必要で、それも史実のように独占することができません。
 石油についても英領ブルネイだけの占領で賄わないと蘭印に手を出さざる得なくなります。
 というわけで私は日本にとって米国は中立であってもらわねば困ると判断しますね。
620名無し三等兵:2007/06/02(土) 00:47:27 ID:???
 英国の工作機械についても少しだけ言及します。
 確かに英国も米国からの工作機械を輸入しています。
 しかし全面的に輸入していたわけでもないのです。
 英国は伝統的に大型工作機械に優れその方面ではあまり心配は有りません。
 不得手としていたのは単能工作機械や精密工作機械であり、米国より輸入をしています。
 が、それでも自前で作れないわけでも当然無く戦前の輸入は工作機械総需要の平均35%。この中には米国、ドイツ、スイスが含まれます。他年度からの推定ですが35%中米国は約半分と考えられます。
 また工作機械全体としては英国はむしろ輸出国でもあり、戦前の五大工作機械輸出国の一角を占めています。
 もっとも五大輸出国のシェアは独37%、米35%、英15%、スイス・仏共に13%であり独米より劣勢であったのも事実です。
 しかし良質な工作機械を自作できて輸出国でさえあったという現実は直視せざるを得ないと考えます。
 このあたり輸入国であった我が国とは事情が異なるのです。
 WWU勃発後は苦しくなりますがスレの設定的には独の通商破壊も空襲も無く、自国内での生産に障害はなくなります。
 輸入についても米は一先ず置くとしても独・スイスからの輸入ルートが残ります。

 世も末な米国消滅設定の場合、英国の方がその国内におけるパーセンテージが大きい分野は確かにあるでしょう。
 しかしそれは日本がドイツの戦争を前提とした南方進出と対米戦争によって対米依存度が戦前より決定的に低下(というか消滅)した為という面が大きいのです。
 英国の方が機械面での損失が大きかったとしてもそれは取り返しがつかないものではないのです。
 機械を奪う為にドイツやスイスに宣戦を布告する必要など無いのですし、その輸入ルートを日本が妨害する手段は殆ど存在しません。
 
 
621名無し三等兵:2007/06/02(土) 18:24:26 ID:???
>>619
スレにカキコしておられて>1に気付いていない筈は無いと思うのですが、設定は1941年12月8日。
その時点での中国・仏印の占領地域は当然日本の勢力圏下、というのがこちらの前提。
蘭印の石油は英米が反対しなければ購入できるし、英が妨害すれば占領の理由になるし、米が
購入に反対するようなら、そもそも米からも戦略物資は買えんでしょ。

日本が南方資源なしの条件だと「民需ヲ極度ニ圧迫スレバ短期戦ハ可」。
対英戦争の勝敗なんて論じるだけ時間の無駄。

>>620
工作機械なんて英国による対米調達の6%程度。中心は航空機(約6割)。残りは戦車、火器、弾薬。
レンドリース以前に、英は既に12000機以上を米国航空機メーカーに発注(同時期の英国内の生産は
15000機)。英資本(これ肝心)によりパッカードでロールスロイスエンジン、火薬はテネシーのデュポン、
戦車はロコモティーブ、造船はカイザーで生産が始まっている。
既に米国産業は英国の軍需生産体制に組み込まれて操業を拡大中。

当面の作戦のために石油を駆け込み輸入するだけで外貨準備を使い切ってる日本が英国と競合して
同じことできます?できないなら、米国の産業なんて英を利するだけでしょ。
622名無し三等兵:2007/06/02(土) 21:18:48 ID:???
>>621
 過去スレから参加していますが、中国の扱いについては何度も触れられているにもかかわらず未確定の筈です。
 英国派の一部には確かに支那事変続行を唱える者もいましたが、それでは日本陸軍の戦力は中国大陸に吸引されてしまい公平ではないという日本派からの指摘も再三なされています。
 仏印の扱いについては、シンガポール攻略に必要な基地なので、進駐していないと日本が苦しいとされているのでシンガポールは一応陥落後から議論を始めるというテクニックを使って結論を回避しています。
 何故ならこれも過去スレで仏印無しでのマレー・シンガポール攻略の危うさが日英単独戦争の最初の障害になってしまうことが古くからの参加者中で了解され、
しかし仏印に進駐する時点で対仏戦争が起きてしいますから、そこには触れずにインド洋から真面目な議論となっているのです。
 蘭印についても略同様で、英から米航路妨害により石油資源の確保には不可欠という考え方と、英に加えて対蘭戦争をも行うことの問題もあり一時棚上げし真面目な蘭印攻略作戦は検討していません。
 (個人的にはやらざるを得ないと考えますが)
 中国の占領地は陸軍兵力の拘束とバーターなのです。どちらが有利か私にはにわかに判断できません。
 英国についても同様な部分があって、41年末までの購入分は置くとしても、その後の米国からの兵器輸入は行わない設定が公平かと思います。

 尚、レンドリースによって得られた戦争資源と通商破壊及び爆撃で失われたそれを比較して、総合的にレンドリースのほうが圧倒的だったとは言い切れないでしょうね。
 例えば色々な数字がありますが一例として41年6月の時点で既に英国商船隊は英国発表で約712万t、独国発表で約1,224万tを失っています。
 当時の速報値に類するものなので少々の誤差は考えられますが、英国は既にこの時点で開戦時日本商船隊全部を上回る損失を出しつつ戦っているわけです。
 この損害が無かったら…
 ということですよ。
623名無し三等兵:2007/06/02(土) 21:52:32 ID:???
買い物競争をするか資源強奪競争をするか決着できずにスルーして進めたんだし。
624名無し三等兵:2007/06/03(日) 01:30:46 ID:???
>>622
設定に関する話はどうでもいいです。
1941年12月8日に米国が消えた場合、英国は日本よりも痛くないという、当時の英国軍需生産の対米
依存と日本の輸入力の枯渇を無視した>>613の御説を取り消していただければ結構です。
625622じゃないよ:2007/06/03(日) 07:46:57 ID:???
えーと、「1941年12月8日に米国が消えた場合」限定? 新ルール持ち出さないでよ。
1940年12月8日や1939年12月8日だったら?
626名無し三等兵:2007/06/07(木) 22:09:26 ID:???
保守
627だつお:2007/06/08(金) 23:49:04 ID:09uoZmbU
>当時の英国軍需生産の対米依存

つーかイギリスは、ドル換算でソ連の3倍もレンドリース受けてる。
それでいて殲滅できたドイツ師団はソ連の何十分の一だったかと。

           1941    1942   1943   1944    1945    Total
        (Mar. to Dec.)                (Jan. to Aug.)
Total aid to British
Commonwealth  1,082  4,757   9,376  10,766   4,437    30,073
Aid to Russia    20   1,376   2,436?  4,074   2,764    10,670
Aid to other countries                              2,872
Total lend-lease aid                               43,615
       
http://www.ibiblio.org/hyperwar/USA/BigL/BigL-5.html
United States Lend-Lease Aid to the British Commonwealth ($ million)
628名無し三等兵:2007/06/09(土) 01:29:23 ID:???
最近のだつおはアンチ英の印象操作ばかりだが、イギリス絡みで何ぞあったのか?
629だつお:2007/06/09(土) 01:53:23 ID:H4q32nKs
 のみならずここにもう一つ御参考になるように申し上げますが、われわれ
のところの工作機械というものは、戰前全国で十二万台ぐらいあつたものが、
戰時中七十五万台で、六倍になつた。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/007/0342/00704100342001a.html

しかし、政府の意向で外資との競争から保護され、戦時体制下の需要急増
に支えられた自動車メーカーは、トラック、バスを中心に生産を伸ばし
1938年には3万5千台余りと世界第六位の生産国となり、順調にその生産
台数を伸ばしていった。
http://ryukoku.net/tmmazu/hanaoka-soturon.htm

 一九三三年になると普及台数は一四〇万、同三四年に二〇〇万、
三六年三〇〇万、といったふうに、多少の凸凹はありながら、
大ざっぱにいって、一年あたり五〇万という増加率でラジオ受信機の
普及カーブは上昇線をえがきつづけた。一九三九年には五〇〇万台。
全世帯に一台、というわけにはゆかなかったが、日本の家庭の五〇%以上は、
一九三〇年代の後半にはラジオをもつようになっているのである。
http://homepage3.nifty.com/katodb/doc/text/2823.html

 鉄鋼不足は日本経済の戦争遂行能力に対するあらゆる制限を構成した。
しかしながら、日本の立案者達は戦争の経験が立証した傑出して重要で
ある軍需品の生産は、非常に相当の増加を確保することができた。
練習機を含むあらゆるタイプの航空機生産は、1942年夏の月産700機
から1944年9月の2572機にまで上昇した。航空エンジン生産は機数に
対応して増加したばかりでなく、平均馬力が二倍になった。機銃、対空砲、
弾薬の生産は10倍に拡大した。レーダーと通信装備は5倍に上昇した。
http://www10.ocn.ne.jp/~kuushuu/ussbs14.html

(5)革新官僚たちはこの国の軍備を更に押し進め、1930年から1940年の
10年間に重工業の比重を35%から65%に上げた。彼等は財閥の発言力を弱め、
戦後の日本株式会社と言はれる生産と管理の実際をテストした。
http://www.jiyuu-shikan.org/oversea/04/042/schp.htm
630だつお:2007/06/09(土) 02:03:48 ID:H4q32nKs
>当面の作戦のために石油を駆け込み輸入するだけで外貨準備を使い切ってる日本

日本の場合、輸入は原料が大半だったとのこと。原料を輸入して工業製品
を輸出して外貨を稼ぐという、典型的な加工貿易立国だ。

2.第二次世界大戦開戦時の国力(1940年)
1)人口7254万人。就業人口2943万人。就業人口比率%:
農林水産43.6、鉱工業26.3、その他30.1.国民所得(100万円)、
27.162:輸出5524(13.7%)、輸入4910(12.2%)
2)輸出(100%):完成品57,6(うち綿織物16,7、機械6,6、
人造繊維4,5、絹織物3,1)、半製品23,3(うち生糸11,1、鉄鋼材3,6) 
輸入(100%):原料49,3(うち綿糸23,6、羊毛5,9、原油3,2)
3)主要物資の輸入率(輸入/生産+輸入):綿糸・羊毛・ゴム100、
鉄鉱石87,1、銑鉄34,1、原油75,0、米15,7、砂糖87,9

http://www.f.waseda.jp/ohnishi/OT/fourties.doc
XXI. 日本の1940年代体制 
631だつお:2007/06/09(土) 02:13:01 ID:H4q32nKs
>日本の対米依存を誇張しすぎ。

○野坂參三君 私は、総理大臣の施政演説に対して、総理大臣並びに他の関係
閣僚諸君に、三点について、共産党を代表して質問したいと思います。
<中略>
 さらに、渉外局一月十二日発表によりますと、民間貿易について、昨年
九月から十二月までの四箇月の間に約九十万ドルの入超。さて、この輸出
を見ますと、問題は、新聞でいろいろ書きたてられた陶磁器あるいは竹細工、
いわゆる國産品的なもの、これは全輸出の中のわずかに一五%、ところが、
生活必需品や化学藥品、これが二六%、さらに重要なことは、日本の再建に
必要な機械とか金属類、これが三九%、そこで、生活必需品とか、あるいは
機械金属類を合計しますと、全輸出の中の六五%、われわれは、こういう
ものを輸出しておる。さて輸入は、何を輸入したかと申しますと、六三%
が羊毛と石炭です。(「食糧はどうだ」と呼ぶ者あり)食糧は、これは別個
の問題であります。別個の勘定です。こう見ますと、この統計だけ見ましても、
われわれに絶対に必要なものが相当出されていま羊毛というものは緊急な
物資ではない、こういうものがどんどんはいわれてくる、こういう状態に
なつております。こういうことをわれわれは考えた場合において、外資の導入、
これは決してわれわれは反対するものではない。しかしながら、ただ無條件
で、これができたから、もう日本の再建は大丈夫だ、こういうふうな幻想を
日本の國民に與えておる。これは非常な誤りだと思います。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/002/0512/00201280512009a.html
第002回国会 本会議 第9号
昭和二十三年一月二十八日(水曜日)
632だつお:2007/06/09(土) 02:15:52 ID:H4q32nKs
 上述の枠組みで実施された代償物資の引き渡しにあたって、
実際には相当多数のトラブルが発生し、完了期限の1937年3月22日
は1938年末でやっと完了した16。 駐日満州国財務官の発表では、
1937年9月時点で承認件数は839件、承認総額は9,251万7,000円であった。
表〜2にみるように、ソ連の技術装備を高めるような機械類や船舶類の
輸出の割合が高く、機械類では移動式発電装置、電動機、発電機、変圧器、
電気溶接機、電気起重機、各種ディーゼル機関、車輪、旋盤、ポンプ等である。
船舶類は川崎船、蟹漁船、カッター、等の生活必需物資が供給される一方、
人絹、織物類が輸出されて日本製品を身につけたロシア人がモスクワの
メインストリートを闊歩する姿がみられたという。このいわば奢侈品は
モスクワ政府が仕入れ値段よりはるかに高価な価格で市民に販売すること
によって国庫収入を増やすことを目的としたものであった。

http://www.ier.hit-u.ac.jp/COE/Japanese/discussionpapers/DP98.4/honbun2-2.htm
2)日ソ基本条約締結以後1945年までの日露貿易

(2)機械
昨年の機械輸出の中心は、船舶(一千八百八十万ドル)、鉄道車輌(八百八十
五万ドル)、ミシン(九百五十三万ドル) 紡織機(八百五十五万ドル)、
電気機械器具および通信機会(七百八十八万ドル)等である。
戦後における世界的船舶不足と欧州各国の造船所の新規受注能力のない
ことは、船舶の割高にもかかわらず、わが国に対して需要が集中し、
船舶輸出は戦後のプラント輸出の中枢をなし、その約五○%を占めている。
昨年は鉄鋼船十隻が輸出され、そのうち五隻(三万一千グロストン)
はデンマーク向け、二隻(一万四千グロストン)が比島向けで、その他
ノルウェー(一万三千五百グロストン)フランス(六千三百グロストン)
リベリア(六千三百グロストン)にそれぞれ一隻輸出されたが、海外の
需要は依然強く、昨年ブラジル向油送船九隻のほか、油送船二隻、貨物船
五隻の契約が成立し、今後なお海外の引合は続くものと思われる。

http://www.enecho.meti.go.jp/hakusho/tsusyo/soron/S26/02-03-0..html
昭和26年度版ー輸出品
633名無し三等兵:2007/06/10(日) 05:10:36 ID:???
>船舶の割高にもかかわらず、わが国に対して需要が集中し、

珍棒太郎「GHQの対日冶金技術供与」(宇宙出版)の50ページ
1949年8月1日日付でのマッカーサー元帥談話より抜粋
「われわれは中国国民党軍の敗退を耳にし、朝鮮戦争の勃発を予期した。
そこでわれわれは稚拙で使い物にならない日本の造船所を大急ぎでアメリカ式
に再建すべきだと考え、昭和天皇に申し出た。天皇は快く応じ、われわれと
ともに現場指導へ赴くことになった」
634だつお:2007/06/10(日) 17:17:22 ID:CYp7N4w0
>最近のだつおはアンチ英の印象操作ばかりだが、

旧日本軍弱小列伝の「印象操作」に対抗してやろうという目的もあるからな。
上で挙げた史料に異論があるのなら、そっちも史料を示してくれと言いたい。
IT化の時代なら、ネットで検索するだけで膨大な史料が出てくる。あとは少し
の英語力があれば海外サイトからも史料が得られる。

チハ戦車にやすりがけしたら崩れた、なんて司馬遼太郎のエッセイ集なんて
根拠にしてるアホが多すぎ。そんな史料と呼ぶにも値しない伝聞なんて三文
の値打ちも認められないっつーの。
635だつお:2007/06/14(木) 10:02:19 ID:o22PVULa
そもそも戦前の日本は対米依存なんか全然してない、というより排日移民法
やらホーリー・スムート法やらABCD包囲網やらで、したくてもできない国産
自給でなければやっていけない国だった。

日中戦争が始まって中国人を大量虐殺するのに、アメリカが皇軍にレンド
リースしてくれるんだったらとても有難かったはずなんだけどね。でも現実
はつーとアメリカはもちろんイギリスもソ連もドイツもみーんな中国支援で、
日本に武器輸出してくれる国なんてどこにもあるはずなかったよん。

それとも大陸打通作戦中国チンピラゴロツキ殺戮街道3000キロが、
ドイツからの技術指導・軍事指導のもとで行われたとでも言いたいのか?
北アフリカのイタリア軍もドイツからの技術支援軍事支援を受けてたが。
636名無し三等兵:2007/06/14(木) 21:51:18 ID:???
>>635
鉄クズと石油は?
637名無し三等兵:2007/06/17(日) 19:49:59 ID:???
だつおの書き込みばかりでワロタw
このスレだと元気ですねw
638名無し三等兵
逆にアメリカとの比較にて元気になれる国を聞きたいもんだ、ん?