軍事板書籍・書評スレ10

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952950:2007/07/28(土) 18:24:07 ID:???
>951
それはもちろん知っているがその6〜8年が待てない。
発表当時は確かCD-ROMにするとかいってたな。
図書館の本はかなり傷んでいるので風呂とかトイレとかで読むわけにもいかん。
今、記録してるDVD-RAM数えたら6冊分と陸戦史集1冊分あった。

無駄なことをしてるなぁとは十分承知している。
953名無し三等兵:2007/07/28(土) 19:06:07 ID:???
戦史叢書のリニューアルが終わったら、主要な事項だけでいいから
「この辺の解釈が変わった」って解説を『軍事史学』あたりで特集してほすぃなあ。

現状のフォローして改訂版まで完全フォローを目指すと多分死んじゃう
954名無し三等兵:2007/07/28(土) 19:11:21 ID:???
>>952
借りた本を風呂で読むのは、たとえ状態がよくて、袋か何かに入れた状態だったとしても、駄目だとおもうの。
955名無し三等兵:2007/07/28(土) 21:55:39 ID:???
>>945
あまりにもよくありすぎるなぁ。
「この本は俺のレベルじゃ無理だ」とか「この分野は興味ねーし」
などとシカトこいていたらいつの間にやら新刊では入手不可能。
956名無し三等兵:2007/07/28(土) 22:05:09 ID:???
ここで評価の高い戦記ものってなんですか?
957名無し三等兵:2007/07/28(土) 22:13:59 ID:???
急降下爆撃
958名無し三等兵:2007/07/28(土) 22:24:41 ID:???
わが闘争 の第一次世界大戦の触れたあたり。
959Lans ◆xHvvunznRc :2007/07/28(土) 22:30:34 ID:???
>956
どのあたりの戦史でしょう?
陸海空、さらに時代によって様々なので。
960名無し三等兵:2007/07/28(土) 22:36:21 ID:???
とりあえずいい戦記ものがひたすらに読みたいので、陸海空どれでもかまいません。
961Lans ◆xHvvunznRc :2007/07/28(土) 22:52:58 ID:???
>960
じゃあ、一連のパウル・カレルの戦記と
クルト・マイヤーの「擲弾兵」をw

(ドイツ厨育成計画w)
962名無し三等兵:2007/07/28(土) 23:07:55 ID:???
大岡昇平「野火」
963名無し三等兵:2007/07/28(土) 23:23:12 ID:???
つ[BHD]
964名無し三等兵:2007/07/28(土) 23:32:42 ID:???
テオドール・クランケ「ポケット戦艦」
山本七平「一下級将校が見た帝国陸軍」
965名無し三等兵:2007/07/28(土) 23:57:41 ID:???
>960
じゃあ適当に。

「コヒマ」(早川)
「出撃!魔女飛行隊」(朝日ソノラマ)
「ティーガー戦車隊」(大日本絵画)
「ファルージャ 栄光なき死闘」(早川)
「最強の狙撃手」(原書房)


966ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E :2007/07/29(日) 00:43:48 ID:???
『大西洋戦争』 レオンス・ペイヤール
『泥と炎の沖縄戦』 E.R.スレッジ
『ドッグ・メン』ウィリアム・W.パトニー
『 戦艦ウォースパイト 第二次大戦で最も活躍した戦艦』 V.E.タラント
967名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:50:11 ID:jJaMR1UE
日露戦争の直後に書かれた Kuroki in Manchuria  外国から見た日露戦争というのも興味深い。
持っているが 読みたい人っている?英語だけど
968名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:53:51 ID:???
英語系の軍事史人名辞典に黒木が良く入ってる気がするのはそのせなんかね
969名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:20:51 ID:jJaMR1UE
あとマニアックなものですとドイツ軍向けロシア語会話集というのがある。ポケットサイズで使いやすく
ドイツ語、ロシア語が対訳になっていまして、軍事用語も良く整理されていました。こういうのはドイツ軍マニア的に興味あるのかな?
970名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:45:47 ID:???
ttp://www13.plala.or.jp/yuitec/booksub50.html

これどこの古本屋?
971名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 03:23:14 ID:???
朝日文庫『暗闇の男たち〜世界の特殊部隊』
講談社+α文庫『潜水艦諜報戦』S・ソンタグ
二見文庫『生物兵器』ケン・アベリック
あとハヤカワNFの軍事モノ全部
972名無し参等兵:2007/07/29(日) 03:37:50 ID:???
なんか書名だけの羅列スレと化しているので
ちと書評のようなものを。

スティーヴン・グレイ「CIA秘密飛行便」
英ジャーナリストによる調査報道。
いわゆる現在進行中の対テロ戦争でのテロ容疑者移送・尋問についてのルポ。
また「エア・アメリカ」がまだ活動中だったという事実が興味深かった。
この手のカバーカンパニーって使い勝手が良いのね。
973名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:42:13 ID:???
パウル・カレルはバイアスかかってるからなぁ
クルト・マイヤーのも政治的意図があって書かれた自伝だし
974名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 14:03:13 ID:???
パウル・カレルはおナチス様万歳なドイツ厨専用
975名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 14:20:58 ID:???
「パウル・カレルは不思議ですね。局面局面でドイツ軍将兵が
大奮闘するのに、なぜか戦争には負けていく(笑)」って指摘があったな。

でも楽しいのは事実

976名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 16:02:01 ID:???
んじゃこれも。
独側の視点に偏りがちな独ソ戦をソ連側から描いた物で、独側のそれと併せて読めば一層面白い。

「〈詳解〉独ソ戦全史」(学研)
977名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 16:40:14 ID:???
インテリジェンス雑誌としては「ワールド・インテリジェンス」のほかに、
立花書房から出ている、「治安フォーラム」がいい。
ただこの「治安フォーラム」は普通の書店には置いてないので、
注文しなければならないが。

上の北岡元教授に付け加え。
まずは北岡教授の「インテリジェンス入門」を読む。
次に「インテリジェンスの歴史」を読む。
この二冊でインテリジェンスとはどういうものかを頭に入れてから、
他の本に進むのがベストだと思う。
978名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:13:42 ID:???
M文庫は最近軍事モノの新刊が出ないのが気になるねぇ。
翻訳や再版以外でも中東戦争全史とか地味に良著が多いんで期待したいとこ。
979名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:13:49 ID:???
>M文庫
朝日ソノラマ文庫の再販でも結構いけそうなんだけどなぁ。
先日「造船士官の回想」上下刊をようやくゲットしたところなのだ。
980名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:44:00 ID:BhQRp/dg
戦前のであれば自分がCDRにして独自に出そうかな?
981名無し三等兵:2007/07/29(日) 21:17:04 ID:???
デビット・アービングの「狐の足跡」や「将軍達の戦争」などが再販どころか
文庫化すらしないのは、当時の新進気鋭の戦史研究家から歴史修正主義者に評価が
定まっちゃったからかね?
982名無し三等兵:2007/07/29(日) 22:56:58 ID:???
>>981 オーストリアに入ったら散々な扱いだったりするしなぁ。でも修正主義者といっても
ヒトラーはこの時点まで知らなかった可能性があるヨンとかそういう感じで書いてるだけなのに。
983名無し三等兵:2007/07/30(月) 00:56:18 ID:???
第二次世界大戦や太平洋戦争について書かれた入門書(割と簡単に読める本)を探しています。
今のところチャーチルの「第二次世界大戦」や大井篤の「海上護衛戦」などの購入を考えているのですが
他にこれは読んでおけ、っていう本はありますか?

個人的にはソーンの「太平洋戦争とは何だったのか」や石原莞爾の「最終戦争論」も気になっているんですが。
984名無し三等兵:2007/07/30(月) 02:07:03 ID:???
それならジョン・トーランドと児島襄の著作がお薦め。
やや古い物が多いので、図書館を利用するといいかもしれない。

ちなみにソーンの「太平洋戦争とは〜」は各国の様々な人々がそれぞれあの戦争をどう認識し、どう考え、
どういう感情を抱いたのかを研究した物で、入門書といった趣はない。
読むにしても通史を押さえておかないと面白くないので、後回しにして他の作品を読んでいった方が良いと思う。
985名無し三等兵:2007/07/30(月) 02:19:45 ID:???
おまけに、ソーンの本かなり悪文違ったか
986名無し三等兵:2007/07/30(月) 02:28:23 ID:???
>>983
こういうとあれだけど、その本の選び方はあんまり入門的ではないと思う。
(もちろん趣味なんだから、興味あるのを読むのが一番だけど)

初歩的な入門ということなら、児島襄『太平洋戦争(上・下)』(中公新書、1986年)とか
太平洋戦争研究会・池田清編『太平洋戦争全史』(河出文庫、2006年)とかがいいかなと思う。
海軍・海戦に関してなら、奥宮正武『太平洋戦争と十人の提督(上・下)』(学研M文庫、2001年)も読みやすい。

WW2関連だと
マーティン・ギルバート『第二次世界大戦―人類史上最大の事件(上・下)』(心交社、1994年)
青木茂『第2次世界大戦全戦線ガイド』(新紀元社、1998年)

前者は軍事というかWW2時代の外交・社会の記述にも割いた部分が多い本。
後者は戦史にしぼって、年表・地図多めで、ベーシックな解釈に基づいて記述してるので
個人的には好きだけど入手難。下は著者のページ
ttp://www.eva.hi-ho.ne.jp/tasugi/aoki_ww2/

ソーン『太平洋戦争とは何だったのか』はなんというか応用編。
太平洋戦争(彼の言葉だと極東戦争)が歴史的にどんな意味を持ったかを
検証した研究書だから、いきなり読むと積読送りだと思う(原著も訳書も読みづらい)

ソーンと近い視点(戦争の歴史的意義)を扱っているもう少し読みやすい本だと、
木畑洋一『第二次世界大戦―現代世界への転換点』(吉川弘文館、2001年)
なんてのもあります。やや左翼寄りの研究者で、軍事史としての話は皆無に近いけど、
ソーンを読みたいなら前にこちらを読んだほうがとりかかりやすいかも。

チャーチル回顧録はもちろん回顧録だから鵜呑みにはできないけど面白い。
しかし河出版の翻訳はうんこ、中公版は抄訳という諸刃の剣。

教えたがりのヲタらしく長文になってしまったが許して
987名無し三等兵:2007/07/30(月) 02:34:28 ID:???
>983
石原はずっと後でいいよ。他に読むべき本がもっとある。
チャーチルも後回しだなあ。大井篤は必読としても、入門書ではないだろ。
988名無し三等兵:2007/07/30(月) 05:37:13 ID:???
中公新書の地政学入門を読むのが辛いのですが
やっぱり予備知識とか頭が足りないでいでしょうかorz
989名無し三等兵:2007/07/30(月) 09:11:47 ID:???
>>984-987
丁寧にありがとうございます。

「太平洋戦争とは何だったのか」は本屋で見て何となく興味をひかれたのですが
もう少し詳しくなってから読んでみることにします。
石原莞爾の「最終戦争論」は割と有名な本なので読んでみたいと思ったのですが
難解な内容なのでしょうか。
990名無し三等兵:2007/07/30(月) 09:46:10 ID:???
ソーンが中テルとかコヴァとかに
恣意的な引用されてるのを見ると悲しくなる
そんためか日本近代史板で駄目学者扱いされてた......
991名無し三等兵:2007/07/30(月) 10:13:21 ID:???
ナカテルきめぇwwwwwwwwwwwwww

擁護する奴はもっときめえwwwwwwww
992名無し三等兵:2007/07/30(月) 10:37:24 ID:???
>989
石原本は公演の速記録みたいな内容だから、難解って事はないよ。
ただ、早い段階で読んで、影響されまくってしまうのを心配してる。

「うおおおおおお、石原閣下は天才だよおおおおおお」みたいになってしまう人がたまにいるので。
993名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:11:28 ID:???
あと「最終戦争論」は、石原の戦争感が書かれた本であって、
具体的にWW2や太平洋戦争のことが書いてあるわけじゃない。
そういう意味でも後回しってこと。
994名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:20:03 ID:???
ハインツ・グデーリアンの
「アハトゥング・パンツァー」って邦訳されてないんだね
「ブリッツクリーク」は「電撃戦」って本で出てるのに・・・
995名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:21:49 ID:???
>>990
出版元の草思社の広告もよくない
「東京裁判史観を一掃する名著」とか、無意味に煽り過ぎ。

ソーンは『米英にとっての太平洋戦争』上下もいい。
FDR・チャーチル・蒋介石の戦時下の泥仕合っぷりを描いていて超面白い。
「米英一体」神話ってなぜか根強いしね。
996名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:27:50 ID:???
電撃戦は良い
997名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:30:57 ID:???
でも確かに絶対正義の連合国と絶対悪の枢軸国という構図には否定的。

日本軍が東南アジアで行った正負両面の施策とその影響についても平等に書いてる。

1か0かというイデオロギーに染まった考えじゃない。

だからこそいいのだが。
998名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:38:52 ID:???
連合国と枢軸国の「罪」と「功績」を平等に描くという点で東京裁判史観を一掃しているというのはある意味正しいと思う。
999名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:44:53 ID:???
>>997
で、どっちかに偏ると小林よしのり氏や>>990の歴史板の住人のようになるわけだ。
客観性を保つというのは難しいね。
1000名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:51:48 ID:???
またキモウヨが中テル擁護を始めたな

きめえwwwwwwwwwww
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