なんか、歴史修正主義のにおいがしてきました。
ソ連崩壊を招いたのは何をどう見てもアフガニスタン侵攻だが。ベトナム勝利で第三世界は革命づいた。
南北ベトナム統一の1975年から、アフガニスタン侵攻の1979年までに一体いくつの"社会主義国"が出来たと思ってる?
> もし民主党のアホ共が怖気づかなければ
その民主党のアホ共が政権とってたのがアメリカじゃないのかね?
おまけにパリ会談時は共和党だし。
>>その民主党のアホ共が政権とってたのがアメリカじゃないのかね?
アメリカ人を破る事が出来るのはアメリカ人だけだって事さ。
実際の話1973年の時点でNVAはボロボロだった。
現に米軍撤退からサイゴン陥落まで二年もかかってる。
あのまま戦い続ければアメリカと南ベトナムの勝利は間違いなかった。
> 現に米軍撤退からサイゴン陥落まで二年もかかってる。
たった2年だろ。しかもスワンロク以外にろくな抵抗もできずに予想を超えてのあっという間の壊滅。
オイルショックは不運だったが、ベトナム共和国政府がどうしようもないボンクラで占められていた以上
どうにもならんよ。
しかも北側はまたアメリカが介入するのではないかと
石橋を叩きながらだったのに、二年しかもってないんだよな
>>582 >>583 南ベトナムの敗因は民主党員どもが議会で裏切ったからだろ。
上院がパリで約束した支援を、北ベトナムが75年に侵攻した途端に打ち切りやがった。
あのさー。73年に引揚げるまでに米軍は大量の装備を供与してて、
ベトナム共和国は帳簿の上ではアジア有数の軍事大国になってたんだよ。
それが、あんたがいうところの73年時点でボロボロだったNVAを相手に
たった2年しか持たなかった。アメリカ軍が駐留しててもダメだったのに、
海の彼方に去っていった米軍・米国がどんな支援すれば、勝てたのかね?
>>42について誰か詳しく説明きぼん
軍隊の評価・いわゆる強さの評価に、敵の殺傷数はほとんど関係ねーよ、って事でおk?
587 :
えICBM:2007/08/21(火) 20:28:01 ID:???
南ベトナム側の財政の多くはアメリカを中心とする対外援助で賄われていた。
72年の協定成立以降、アメリカは軍の手を引いたが、援助は続けるつもりだった。
しかし、オイルショックやアメリカの国内問題で援助額は先細りとなる。
そうなるとサイゴン政府はまともに軍も支配地も維持できなくなる。
軍の稼働状況は悪化し、サイゴンの失業率もうなぎ上り。
対外援助頼みの政府財政状況が南の崩壊を招いたと言うのが本当ではないかと。
援助がキッチリ続いたら、北ベトナムもおいそれとは手を出せないんじゃないかと。
解放戦線のシンパやスパイが大勢サイゴン政府内に巣食っていたからというのも原因の一つじゃないのかな?
>>587 概ね同意なんだが、一人で頑張っている方はそれではご不満のようで、
そのままいけば南・米側が勝ってたと仰るんだわ。
パリ会談はニクソンの所轄。ニクソン政権時に決められた援助が実行
された場合、「おいそれとは手を出せない」は十分あり得るが、勝ちは
ないでしょ。
北・解放戦線側としては、とりあえず百年も戦ってれば孫の頃にはアメリカも出て行くかな位のノリだからな。
今おいそれと手を出せなくても、いずれ崩壊するなら全然OK。
>>援助がキッチリ続いたら、北ベトナムもおいそれとは手を出せないんじゃないかと。
その通りだ。
そして民主党は北ベトナムが侵攻を開始したとたんに援助を打ち切った。
>591
矛盾してるぞ。
593 :
名無し三等兵:2007/08/22(水) 19:50:18 ID:RiSAsRwB
67年に議会が北ベトナムへ宣戦布告し、北ベトナムを直接侵略すれば良かった。
そうすれば北ベトナムはあっさりと倒れ、中国の攻撃もベトナムと中国の国境の複雑な地形を利用して簡単に撃退出来た筈だ。
ソ連もキューバ危機の時にアメリカを攻撃しなかったのと同じ理由で手を出さなかった筈だ。
だがアホの民主党とホワイトハウスに居座った民主党員に支配された議会は「複雑」で「高度」な道を取る事になった。
>>593 北ベトナムに直接兵を送り込んでも、あの広大な密林地帯は制圧不可能。
米軍50万でも都市と線くらいしか制圧できん。
その後中ソの援助を受けた精強なゲリラ兵による北ベトナム各地でテロ多発。
米国内での反戦運動激化。米軍は撤退せざる終えんな。
>>593 甘い!
労働党は中国を聖域として農村部に浸透して遊撃戦を展開し、
頃合を見計らって人民解放軍が大軍を送り込む。
解放軍も米軍が相手なら中越紛争とは比較にならないくらいの
大軍を送り込む事になると思うが、
米軍は欧州の兵力を割いてまで対応したとしても難しいんじゃないのかな?
それに南政府はカトリック中心で支持基盤が弱いし、
おまけに内通者だらけだからねぇ。
どう足掻いてもアメリカにとっては苦い結果になると思うよ。
いつの間にやら仮想戦記スレにw
人民解放軍なぞ機甲部隊で殲滅すればいい。奴らにはまともな対戦車兵器がないのだから。
あとコブラの援護もあれば完璧。
ベトナム北部は通行路が限られてるから長蛇の列になったところを横から攻撃される?
そんなこともあろうかと機甲部隊の後方に機械化歩兵を密かに配置し、
攻撃してきた敵主力部隊をなぎ倒す。で、機甲部隊が敵主力の背後を突き殲滅、一気に講和に持ち込む。
598 :
えICBM:2007/08/23(木) 13:23:23 ID:???
>>588 解放戦線の支持者は継続的に南政府内にいたのは確かだし、この影響は当然ある。
しかし、南政府の瓦解前二年ほどを見ると、外国からの援助の減少ろオイルショックが目立つ。
南政府軍の軍は当時東洋一の機械化された近代的な軍隊であった。
そのため維持費がかかり、燃料の消費も馬鹿にならない。
対外援助の減少とオイルショックは近代的南政府軍の稼動状態を極端に陥れた。
まあ、政府の規模と比べて分不相応の軍と装備が、状況の変化について来れなかったわけだ。
サイゴン政府側に浸透していたシンパやスパイだが、強力な摘発も当然あった。
なので、思ってるほどおおっぴらに活躍していたというほどでもないのでは?
599 :
えICBM:2007/08/23(木) 13:28:52 ID:???
>>589 北ベトナム側はベトナム戦争の本質は外交戦争であり、戦場は世界、敵はアメリカと見ていた。
対南ベトナム援助が地上戦でのカギになるから、アメリカの出方によって柔軟になるだろう。
勝つかどうかは、そのような状況に世界情勢をもっていけるかどうかだろうね。
史実では、アメリカ内政を勝てる状況に追い込んだってとこか。
オイルショックは当然予想外だが。
>>597 そんな理想どうりに上手く行くんだったら
アフガニスタンでソ連軍勝ってるわなw
ベトナム紛争(戦争にあらず)はアメリカ軍の勝利。
ベトナムの共産主義を防ぐと言う目的を達成したまま撤退したんだから。
その二年後に南ベトナムが陥落したがそれは民主党のせいであり軍は負けていない。
602 :
アシャウ渓谷:2007/08/23(木) 18:03:19 ID:cKjiPG2d
>>598さん
「ベトナムのスパイX−30」という小説を読んだことがある。
ダン・タインという人が書いた小説で、南政府に入り混んだスパイの描いたもの。
解放後に発表され、現地では、「実話」という感じで詠まれていたようだ。
スパイ工作も、華々しさはないが、実にリアル。
マダム・ニューなども出てきて、当時の南政府の首脳部の様子がおもしろい。
ゴ・ジン・ディエム政権が主な舞台だが、現実のモデルがいるとされ、
それは政権中枢部に入り込んでいたと思う。
>>601さん
戦後、ブラジル日系人に「本当は日本は勝ったのだ!」というグループがいたそうだが、
なんだか、それを思わせる。
「撤退したときまで南政府はあったのだから、負けていない」
というのは、すごい論法だな。
このスタイルで言うと、
「全滅するまで闘ったのだから、負けていない」
とかなるのだろうか。
603 :
kgv:2007/08/23(木) 18:13:11 ID:lpzRfB8x
ベトナムですら米軍に勝ったのに、我が国は負けた。どうすれば現代のポン人につめの垢を飲ませられるか、ついでにご検討頂きたい。
>>599 > 史実では、アメリカ内政を勝てる状況に追い込んだってとこか。
アメリカも、ニクソン訪中でベトナム側の肝を冷やすとこまでは行ったんだけどね。
国連からの中華民国放逐で南ベトナムは友好国を一つ失ったけど、ダメージが全然違う。
冷え切った中ソ関係が更にやばいことになれば、北越援助どころじゃなくなるし、
第2のジュネーブ協定飲まされる可能性を本気で心配してたと思う。
今の米軍なら死者もベトナム戦争の3割程度で済む
>>605 3割で済むどころか1割出したら撤退するはめになるな。
607 :
アシャウ渓谷:2007/08/24(金) 13:46:06 ID:V5KEdDuE
>>603さん
横レスというか、おれの意見ですが。
ここにいる人に改めて言うのも失礼だが、
戦争は軍備の優劣、戦力の大小、個々の戦闘の勝敗できまるのではなく、
「戦争目的」が達成できるかどうかが、本当の勝ち負けになる。
そのために、明確な目的をさだめ、そこにいたるには何か可能で、何が不可能か決める。
自国と敵国の条件、装備を比較し、自国に有利な戦場、時期、戦闘形態をえらび、
敵をそこに誘導して、「自分の相撲を取る」ことが出来れば勝ち。
北ベトナムは、「ベトナムの統一と民族の独立」を掲げ、政治、軍事など、
持てる資源の全てをそこに注ぎ込んだ。
もちろん、平原での正規軍同士の会戦など望むべくもないし、空海も圧倒的な差がある。
火力の差をカバーするために、接近戦をえらび、政治的に敵政府からの人心の離反をはかる。
608 :
アシャウ渓谷:2007/08/24(金) 13:47:21 ID:V5KEdDuE
こうした戦争指導力が、日本には決定的に欠けていた。
戦争目的は、「中国での利権」なのか、「西太平洋での米勢力の排除」なのか、
「欧米列強からの東亜の解放」なのか、「ソ連から満州を防衛する」なのか、
目的どころか、優劣順位すらも、曖昧で対立があった。
自国に有利な「1年か1年半」の間の海軍力の使用も、徹底を欠き、
いたずらにチャンスを逃し、苦手な島嶼の奪回戦に引き込まれた。
陸軍に至っては、戦争目的が明確でないため、戦勝を交渉に結びつけず、
いたずらに兵力と時間と資源を無駄遣いし、中国に引き込まれていった。
どの国にも強さと弱さがある。
達成可能な目的を明確に持ち、自分に有利な戦場に誘い込めれば、
一見、強大な敵に対しても、勝利を収めることが可能なことを、
北ベトナムは証明したのではないだろうか。
今のイラクでの戦闘も、それを暗示しているような気がする。
南北戦争なんて下手すりゃ半島戦役の時点で終わる。
アンティータムの戦い後では間違いなく世論が発狂する。
612 :
名無し三等兵:2007/08/27(月) 01:45:15 ID:08kk9VY3
>>611 スレチだが、おれはしたから二つめのリンクでの「民主党のヒラリー・クリントン上院議員は同日、イラクのマリキ
首相の罷免を要求。」の方がよっぽど驚いた。まさかブッシュに要求したのか?実態は傀儡でも、仮にも主権国
家の首相に対して「罷免」だぞ。ブッシュとなんも変わらんやん。
それとも翻訳マジック?
無差別爆撃で原爆使えなかったから
メディアの成長、対日本戦のように無茶出来ない
第二次世界大戦ほど民衆コントロールが上手くいかない
北ベトナムに援助する国があってベトナム自体焦土としても
兵器や人員が次から次へと補給される。
相手の補給を上手く絶てない戦争はあまり勝てない。
アメリカ空軍の総力を結集して思い当たる北ベトナムの全てに猛空爆を繰り返せば屈服しただろうが
生憎と上下院にもベトコンシンパが居たらしく数多の妨害工作の果てに手も足も出せない内に撤退
615 :
名無し三等兵:2007/08/27(月) 02:34:09 ID:LrvovaJB
空爆をやめなければアメリカ軍は勝利していた!?
>>615それは違う。最初から全力全開で何もかも吹き飛ばせばヨカッタだけ
例えばベトコンの渡し舟を襲撃して野砲で反撃された駆逐艦なども居たが
手を抜かずに戦艦で地形が変貌して跡形も無くなるまで殲滅するべきだった
>>612 スレ違いだけどイラク議会に呼びかける形をとったみたい。
ちなみに当の首相の反発。
ヒラリー議員ら名指し非難=「イラクを自国の村扱い」−マリキ首相
8月26日23時0分配信 時事通信
【カイロ26日時事】イラクのマリキ首相は26日の記者会見で、
同首相の更迭を主張している米民主党のヒラリー・クリントン上院議員やレビン上院軍事委員長を
「内政干渉だ」と名指しで非難した。ロイター通信などが伝えた。
同首相は「イラクを自国の村の一つであるかのように考えている米国の政治家がいる。
たとえばヒラリー・クリントンやカール・レビンだ」と批判。
さらに「これはわれわれの内政問題への深刻な干渉だ」と指摘、
「彼らが正気に返り、イラクについて敬意をもって語るよう求める」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070826-00000074-jij-int
CIAならクーデタ指示して途上国の元首追放・すげ替えとか朝飯前にやってるが。
619 :
アシャウ渓谷:2007/08/27(月) 12:01:16 ID:UdpEGPA2
>>612さん
「罷免」話は、おれも日本の新聞でよみましたが、びっくり。
でも、アメリカ人のこういう感覚は、むしろ、普通なのでは……。
>>617さん
それにしても、「内政干渉」ですなww
多分、アメリカ軍のイラク撤退は、時間の問題だと思うが、
「その後」は、どうなるのだろうか。
ベトナムとの連想では、大量の「親米イラク難民」がでるだろう。
イラクの場合、米国国内に「イラク亡命政府」を作るだろうから、
これも、アメリカにとって頭の痛い問題になる。
また、傀儡政権を追い出した後のイラクの反政府組織の戦後処理?は、
多分、ベトナムよりもハードになるだろう。
親米強力派への粛正、大量虐殺などが興可能性がある。
自由ベトナム政府はまだ何かやっているのか?
>>617 サンクス
>>614, 616
そんなご都合主義の陰謀論や「たら・れば」が通るんなら、
太平洋戦争で日本を勝たせることも、台湾の国府軍に大陸
反攻して北京奪回させることも可能になる。
仮想戦記スレででもやってくれ。
アメリカはゴジンジェム追放、シアヌーク追放とやっといて、今更なんだかな。
623 :
えICBM:2007/08/27(月) 23:39:04 ID:???
当時のベトナムは世界でも下から何番目までの後進国。
だから、空爆により与えれる打撃が極わずか。
国内で生産していた武器は迫撃砲ぐらいまでで、主だった兵器は輸入にたよった。
空爆効果が非常に小さい戦争ってことだろう。
>>621バカ乙。WW2後のアメリカに吹き荒れたアカ追放運動も知らんとはな
運良く生き延びた隠れ共産主義者が随分と残っていた時代に何を
625 :
名無し三等兵:2007/08/28(火) 04:21:30 ID:uJF5fWej
>>624 バカはお前だよ。
朝鮮戦争があって冷戦の緊張、そしてマッカーシズム。その後のキューバ危機。
こんだけあってあんたが言う所の隠れ共産主義者は根絶できなかったと言いたいん
だろ?
とすれば、反共主義者無能過ぎじゃんw
>>625無能だが何か。ウォルト・ディズニーの嘘八百でハリウッドから追放された業界人は数知れず
ベトコンシンパと言うかアカがウヨウヨしてなきゃ全米でソ連に扇動された反戦運動が起きるワケが無かろう
627 :
名無し三等兵:2007/08/28(火) 05:40:08 ID:uJF5fWej
>>626 なに脊髄反射してんの?
民主が売国で共和が無能ならどのみちベトナム戦争勝てないじゃん。
それとも何か、オレが大統領なら勝ったとでも言いたいのか?
それならなおさら仮想戦記スレに行けよ。
>>627無能だろ。有能なら和平交渉する前に陸海空で徹底的に叩きのめすからな
空軍の無差別空爆案を引っ込めたのは当の政府だろうに
無能同士の罵り合いは不毛だのう
>>630和平などと言う妄想を信じたアメリカ政府のがバカだろう。
ベトナムを石器時代に戻すべしとのたまった空軍の主張こそが正解
周辺国含めて実際に無差別空爆してたじゃん
ハノイ周辺、ダナン、サイゴン(ショロン地区除く)あたりは控えていたとしても
革命側の都市部農村部を
>>632そこ控えたら意味ないだろ。B-52で全部破壊して石器時代に戻さないと
何が「革命側」だ。
どうみても共産主義の南に対するずる賢い侵略だ。
>>1 ソビエトの後ろ盾があったから。
---------------------------- 終 了 -----------------------------
カンボジアの巻き込まれ方が最強だな
空爆受けるわ地上軍まで侵攻するわとどめはポルポト政権誕生
ベトナム戦「支持」へ踏み込む=沖縄返還へ−67年の佐藤首相訪米・外交文書公開
8月30日1時2分配信 時事通信
佐藤栄作首相(肩書はいずれも当時)が1967年11月に訪米し、
ジョンソン大統領と交わした日米共同声明の作成過程で、
米側の求めに応じる形でベトナム戦争支持の文言が盛り込まれたことが、
外務省が30日付で公開した外交文書で明らかになった。
東南アジアへの経済支援でも米国の意向でより具体的な記述に変更。
佐藤政権の最優先課題となった沖縄返還問題も絡み、米ソ対立の冷戦時代、
日本が自由主義陣営の盟主・米国に追随していく過程が浮き彫りとなっている。
外交文書の公開は20回目。佐藤首相の訪米に関しては、
共同声明作成に向けた日米外交当局間の調整作業を記録した公電などが中心だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070830-00000007-jij-pol
>>635 ではソビエトの後ろ盾があっても
潰れてしまったアフガンのパルチャミはどうなんでしょうか?
ストーン監督が再びベトナム戦映画=今回は「ソンミ虐殺」描く−米
8月30日15時1分配信 時事通信
【ロサンゼルス29日時事】米メディアによると、社会派のオリバー・ストーン監督が再び、
ベトナム戦争映画に取り組むことになった。同監督は一連のベトナム反戦作品で名高く、新作では、
ベトナム戦争時の1968年3月16日に起こったソンミの虐殺事件の実像に迫る。
新作の題名は「ピンクビル」で、人気俳優ブルース・ウィリスが同事件を調査する将軍役を演じる。
同事件では、米部隊が約500人に上る無抵抗のベトナム民間人を虐殺したとされ、発覚の後、
米国内でベトナム反戦運動が高まる契機となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070830-00000095-jij-int
641 :
名無し三等兵:2007/09/02(日) 11:23:25 ID:YkyaT81n
ベトナム戦争は毎日TVで流れてて面白かったなぁ
当時の新聞とか見ると毎日ベトナムの記事出てるな
今のイラクよりは報道されてたな
>>641 40になりたてだが、幼少時、本当に毎日、何かの形でナム戦の報道はあったよな。
そのお陰で、少し成長して、模型屋でM48やM60やM113のプラモを見た時は、
「おーこれ、どこか見たことがある」とてな感じのデジャブがあった。
相当に刷り込まれてたんだろうな。
俺も40だけど、ナム戦はまったく記憶に無いな。
76年のMiG-25事件は記憶にあるけど。
ボートピープルのニュースはしっかり覚えてるけど、統一前の話は覚えてねぇ。
646 :
アシャウ渓谷:2007/09/10(月) 20:03:35 ID:ccc04r/k
時々、NHKがやる特番で、ベトナム戦争の映像はよくみる。
20世紀映像の世紀?や、歴史を変えた戦争?、ベトナム戦争事態の特集もあった。
ケーブルテレビ、スカパー!などでBBCやヒストリーチャンネルでも、
ベトナム戦争の映像は、しばしば放映している。
北爆、ラインバッカー作戦や、テト攻勢、ロアン朝刊の処刑シーンなど、
何度も見たことがある。
現場の生々しさ、戦場の奥深くまで入った映像としては、
湾岸戦争や、イラク戦争よりも、ベトナム戦争の方が、
ずっと多量に見られるのではないだろうか。
最近は報道管制が徹底されてるからじゃね
そりゃそうだ。現実の生々しさをお茶の間に無検閲で流しちまった結果反戦運動が勢いづきましたからな。
>646
YouTubeなんかに結構動画あるよ。
北爆の映像って、ガンカメラの記録映像じゃないやつはほとんどないぞ。
北爆に向かう途中の映像ならあるが。
撮影用の随伴機が飛べるような場所じゃないからな。
>>623 裏を返せば迫撃砲ぐらいまでしか作れないのに、それでも
アメリカ相手の戦争に勝てたってことだ。
(狂ってはいるが)一応ご機嫌とればそれなりに支援してくれる後ろ盾と、
>ソ連に扇動された反戦運動が起きるワケが無かろう
ソ連じゃなくて、キング牧師とビートルズとジミヘンとローリングストーンズとボブ・ディラン等
敵の内側の味方に助けられての勝利だった。
翻って太平洋戦争中の日本に何があったか。
合衆国の黒人やインディオやラテン系住人は60年代よりも遥かに強い統制を受け、
経済も大恐慌以降停滞していた。
少しつつけばどうなったかわからない問題は沢山あったのに、
どれ一つその問題を拡大することは出来なかった。
これで明石大佐に何を学んだというのだ
652 :
えICBM:2007/09/11(火) 22:09:38 ID:???
>>651 >裏を返せば迫撃砲ぐらいまでしか作れないのに、それでもアメリカ相手の戦争に勝てたってことだ。
ベトナム戦争は一言で言えば消耗戦であり、アメリカと北ベトナムの我慢比べ。
どちらが有利だったかというと、長期間戦うことが出来るベトナム側。
近代装備の米軍は費用もかかり、アメリカの国内的合意がなければ戦えない。
一方、ベトナム側の装備は低コストであり、なにより民族独立の名の元に国内的合意は問題なし。
なので、紛争が長引けば長引くほど、アメリカ側にほころびが出る可能性は大。
事実、アメリカは国内的合意を得ることが出来なくなり、軍事的、政治的に撤退し、北ベトナムが最後に勝っている。
アメリカ側はベトナムの驚異的な粘り強さに負けたと認識してる面もあるが、民族独立闘争とはそんなもんかもしれない。
>>651大戦中の世界の政治形態と、戦後のそれはまるで違うだろ。
単純比較できるわけない。
大戦中の日本は、自国民にさえ犠牲を強いてたのに、米の人種政策を批判出来るほど懐広い人権意識を持ってたと思うか?
>>653 大アジア主義で白人vs有色人種ってイデオロギーで戦ってたんだから
出来たに決まってる
黒人やインディアンは白人にいじめられている、八紘一宇の下に
解放されなければならない民族だぐらいは言っても良かったのにな
米国内の差別が酷くなりそうだが
657 :
えICBM:2007/09/13(木) 15:07:14 ID:???
>>656 アメリカ側はファシズムと自由民主主義との戦いと位置づけ、国民を引っ張り、国民もついていった。
人種対立という問題もアメリカ国内にあっただろうが、相対的に関心度は低かっただろう。
日本側がアメリカの国内事情を批判したところで、アメリカ国民の分裂までにはなりようが無い。
ソ連、中国が支援してなかったら北ベトナム勝てた?
北と中ソがベトナムと敵対せずジュネーブ協定後なら、北進はできないと思う。
ならば北ベトナムが勝つかはわからないがアメリカの目的が達成されることは無いんじゃないだろうか。
>>658 勝てない。てかバックに中ソがいたから北は頑張れた
662 :
えICBM:2007/09/18(火) 02:09:48 ID:???
つうか、アメはバックに中ソがいて北がその手先だからということで介入。
いわゆるドミノ理論を恐れた。
中ソが北を支援しないとなると、アメの戦争理由が無くなる。
インドシナ戦争は、フランス軍と手先を追い出す(半分成功)。
ベトナム戦争は、フランス人の手先になって現地住民を虐待したキリスト教徒を南から叩き出す。
南を牛耳ってたのはキリスト教徒、だから仏教僧の焼身自殺などが起きた。
>>663 キリスト教徒だったゴジンジエムも同じくキリスト教徒をえこひいきした。
ゴジンジエムに限らず亡命者を指導者に据えると、現地の一般人からは
どうしても浮いてしまう。
アメリカが懲りずに今でも同じことを繰り返しているのは笑えない。
じゃあ現地のボスを後押しすればいいかとなると、
パーレヴィー国王、ノリエガ、フセインとこっちはこっちで失敗例がたくさん。
そういえば、なんで日本の占領計画はうまくいったんだろ。
他を見るとアメリカって失敗ばかりしているのに
>666
・日本自前の、全臣民が服属する最高権威が占領を受け入れた。
・アメリカ陸軍は、日本帝国陸軍よりマシな日本占領軍だった
この二点じゃね。
・身の回りに米軍と戦えるような手頃な武器がなかった。
・周囲はみんな敵で、米軍に反抗しても助けてくれそうになかった
ってのもあると思う。
669 :
えICBM:2007/09/24(月) 07:48:25 ID:???
アメがホーチミンを捕まえる。
そして、ホー翁に「民族独立の為にアメリカに協力しろ」と人民に呼びかけさせる。
そうすればOK。
・そもそも、開国以来割と付き合いが長い
671 :
えICBM:2007/09/24(月) 10:40:30 ID:???
日本の場合は民族の分断も無く、将来の自立も約束されてたから占領の方が良いと考えたんだろう。
ベトナムの場合は、南北に分断され、南北政府とも自分等手動の統一を目指したからな。
出発点が全然違う。
まあ、ゴジンジェムが生き残ってれば、北と対話して南北統一って目もあったらしいが。
ゴはアメリカ軍の直接介入は断固反対だったし、受け入れるぐらいなら北との和睦もあっただろう。
いろいろ言われているが、ゴはゴなりに強烈な民族主義者ではあった。
672 :
名無し三等兵:2007/09/24(月) 19:01:19 ID:+3pcWfHm
ほしゅ
南ベトナムも亡命者を中心にゲリラ部隊を編成して
北ベトナムの中枢を攻撃するプランを立てたがアメリカに拒否されたらしいな。
age
>673 は? むしろアメリカ主導でジェム時代からどんどんやってるよ。
ことごとく北の公安機関に摘発されたけど。「謀略と紛争の世紀」って本に詳しい。
673が言ってるのはサイゴンが陥落してからの話だよ。