1 :
名無し三等兵 :
2007/02/26(月) 01:57:42 ID:EJ2wh0CA できるか?
2 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 01:59:10 ID:???
してみせる!
3 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 02:01:05 ID:eW7Kvczy
米国の情報機関が東西冷戦初期、日本の戦犯容疑者や右翼を使って進めようとした
反共工作や情報収集について、米中央情報局(CIA)がほとんど役に立たなかったと分
析していたことがわかった。
AP通信が24日、米国立公文書館が2005〜06年に解禁したCIAの極秘文書をもと
に伝えた。
それによると、CIAなどの米国の情報機関は第2次世界大戦後、右翼の大物で後にロ
ッキード事件の被告になった児玉誉士夫氏や戦犯容疑を免れた元陸軍参謀の辻政信
氏らに接近した。
しかし、CIAの文書は「彼らは自らの威信や利益のために情報を捏造(ねつぞう)する
ことが多かった」「日本の戦後は、驚くべき数の、役立たずの情報提供者を生み出した」
と指摘。工作資金を持ち逃げされたり、同じ情報が米国の複数の機関に売られたりした
ケースもあったという。
児玉氏の反共工作への関与の程度は不明だが、CIAは「情報要員としての価値は無
きに等しい。彼はプロのうそつき、ギャング、ペテン師、大泥棒だ。もうけることにしか関心
がなかった」と酷評。
また、辻氏については、連合国軍総司令部(GHQ)の情報部門が対中工作を指揮させ
ようとしたものの、逆に日本の再軍備のために米国を利用しようとしたと分析、「第3次世
界大戦さえ起こしかねない男」と危険視していた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070225it16.htm?from=top
4 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 02:01:18 ID:???
5 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 02:03:12 ID:???
ごめん無理だった。
6 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 02:05:31 ID:???
7 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 04:20:39 ID:???
そもそも作戦の神様って呼ばれる理由から説明しろよ
8 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 07:07:34 ID:???
>3 ワロスwww
9 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 07:59:56 ID:???
現地司令官を飛び越えて 好き放題いじりまわしていく、 いわば作戦の疫病神様だから
10 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 09:27:19 ID:???
なんでノモンハンの地図を作らず、ソ連の戦車隊について調べなかったの? なんでガダルカナルの地図を作らなかったの?
11 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 09:27:38 ID:???
>>3 利用しようとして利用され返され、パニくってるCIAが笑える。
12 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 09:33:55 ID:???
利用し返そうとしたのがバレてるわけだが つかなぜ辻ーん選んだんだ
13 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 09:52:12 ID:M6V1ecnQ
> また、辻氏については、連合国軍総司令部(GHQ)の情報部門が対中工作を指揮させ >ようとしたものの、逆に日本の再軍備のために米国を利用しようとしたと分析、「第3次世 >界大戦さえ起こしかねない男」と危険視していた。 流石大物だな。
14 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 09:57:47 ID:???
> 工作資金を持ち逃げされたり、同じ情報が米国の複数の機関に売られたりした > ケースもあったという。 いいように利用されまくってるな〜w
15 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:01:32 ID:uH+xNggt
辻〜んの評価はアメでも言うことを聞かない奴なんだなw
16 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:04:37 ID:???
CIAって情報戦のプロのはずだが、本当は無能の集まり?
17 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:10:20 ID:???
成功してる事案は隠してるんじゃないの。
18 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:15:15 ID:???
機密情報の解禁期限が来たから公開されたんじゃない?
19 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:20:44 ID:???
辻は1962年にラオスで捕まってスパイとして銃殺されたそうだが、 これも反共工作に駆り出されてたんだったりして。 またしてもアメリカの言うこと聞かなくて今度こそ消されたのかも知れんな。
20 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:29:34 ID:???
つまり旧軍上層部は昔から強欲詐欺師の集まりだったんだと(銃声)
21 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:45:34 ID:???
22 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 10:51:20 ID:???
なぜ情報軽視の権化の無能に情報工作やらかそうとするのだCIA
23 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 11:20:07 ID:???
CIAも負けないくらい無能なんだろう。
24 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 11:20:39 ID:???
実は辻ーんはCIAの回し者で日本敗戦の為に・・・
25 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 11:20:56 ID:???
有能なアメリカ人なんて居ない
26 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 11:21:55 ID:???
アホばっかり
27 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 11:32:22 ID:???
以前から戦後のCIAはアジア関係でヘマばかりしてるなぁと思ってはいた。 そして今日、理由が判明した。
28 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 11:57:33 ID:???
辻ーん
29 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 13:02:41 ID:???
> 「第3次世界大戦さえ起こしかねない男」と危険視していた。 とにかく恐るべきヤツなのは確か。
30 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 13:51:45 ID:???
無能な味方は敵より怖い
31 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 14:25:36 ID:???
>>30 無能というのとはちょっと違う。
勘違いした方向にむかって、無茶苦茶に有能。
だから、たぶんもっとも迷惑かと。
32 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 15:05:46 ID:???
権力闘争とか得意そうだな
33 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 17:33:22 ID:???
1952年7月、当時の吉田茂首相に不満を募らせた旧日本軍幹部らのグループが一時、
クーデターを計画していたことが、25日までに解禁された米中央情報局(CIA)の文書で
明らかになった。
吉田政権転覆を狙ったクーデター計画の存在が公文書で裏付けられたのは初めて。
52年10月31日付のCIA文書によると、クーデターを企てたのは元参謀本部作戦課長の
服部卓四郎氏(故人)ら。
自由党の吉田首相が公職から追放された者や国粋主義者らに敵対的な姿勢を
取っているとして、同首相を暗殺し、民主党の鳩山一郎氏(同)を首相に据える計画を立てた。
しかし、服部氏の友人で元参謀の辻政信氏(同)が「今はクーデターを起こす時ではない」と説得。
グループはクーデターは思いとどまったものの、政府高官の暗殺を検討したという。
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000077-jij-int
34 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 18:03:16 ID:???
辻ーんはクーデターに縁があるなぁ
35 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 19:33:35 ID:5BfuY5wE
辻ーんはやっぱ格が違うな。 第三次世界大戦を起こしかねない男 ある意味最高の誉め言葉だ
36 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 19:41:15 ID:???
参謀より将軍やってた方が似合いそうな希ガス あ、でも急に重圧感じて逃げ腰になるかw
37 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 19:47:40 ID:???
前にも似たようなスレで多少の辻擁護したが、今は手元に資料ないから概要だけ書くわ。 1 現地進出は他の参謀よりも頻繁にしてて、後世から見たら妥当な分析してる例が結構ある。 が、周囲に臆病者呼ばわりされて消極策を撤回せざるを得なくされる場面が多々あった。 全てを辻の責任とするのは酷。 2 インパールにおいて、包囲された部隊に対し通常は「○○部隊は死守」とすべきを「○○小将 は死守」とした。 通例に反する命令文を問いただされて「もはや玉砕は必至だから、戦線離脱した 兵が後に罪に問われないように敢えてこうした」と返答。 兵に対する態度は厳しかったが冷酷とは言い難い面を持っていた。
38 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 19:59:10 ID:???
>>16 つい最近のイラク戦争を見れば、アメリカの諜報機関が無能であることがよくわかる
39 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 20:03:40 ID:???
>>37 ちゃんと水上少将といいなさい伏字にするなや
兵隊さんへの配慮については結構文献で散見されるから
人間的に情熱の人だった鴨試練
40 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 20:04:03 ID:???
日本の諜報機関はそれに輪をかけて・・・
41 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 20:08:34 ID:???
辻政信の書いた近未来予測本「1960年」が、地元古書店舗に売られていた。 ネタ用に買っておくべきだっただろうか…?
42 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 20:09:30 ID:bexLu2Ll
>>33 しかし「今日」報道されたってのは何か作為的なもんかね?
ちょっとパトレイバー2見てくる
43 :
37 :2007/02/26(月) 20:10:43 ID:???
>>39 名前ど忘れして伏せ字にした。適当な記号ならなんでも良かった。
今もさほど反省してない。
※中隊長時代は率先垂範先頭で戦闘したと言うし、少なくとも部下を犠牲にして自分は生き残る、と
言う類ではないと思っている。
44 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 20:20:35 ID:???
どこかで、ここぞと言う時は恩賜の煙草や清酒を分け与えて叱咤激励したとも書いてあったな。 アメリカに生まれて、参謀ではなく指揮官としてなら案外歴史に名を残す名将になったかもしれん。
45 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 20:57:37 ID:???
そーいやアメリカの愚将って聞かないね
46 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 21:00:16 ID:???
辻ーんは頭が切れすぎだっただけだろ。 諸刃の剣かもしれんが
47 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 21:08:39 ID:???
てか、与えられた前提条件の範囲内では凄い優秀なんだろうな。 日本軍がもう少し近代戦に対応しうる編制装備&ドクトリンなら…
48 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 21:36:46 ID:???
>42 アメリカの公文書館の公開期日が今日だったのでは?
49 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 21:40:25 ID:JhHCCsPn
おいおい・・・ 軍事板じゃ辻〜ん=DQNというのが定説だったが 実はとんでもない勘違いだったかもしれんぞ。 あのCIAを1人で出し抜くほどの情報戦の達人であり 日本再軍備化に尽力したっていうんだから 軍オタに神と祭られてもおかしくない。 まあ、自分なら辻〜んの部下になりたくないし 部下になったら後ろから迷わず撃つけどw
50 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 21:47:33 ID:???
>>45 つ ルンガ沖で田中さんにお腹いっぱい酸素魚雷食わされたライトさん
51 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 22:15:24 ID:???
>>37 水上少将の件は、本当にそんな配慮があったのかどうかなあ。
脱出してきた副官を「お前なぜ一緒に死んでこなかった!この恥知らず」と殴り倒したと言うからな。
思いこみの激しい性格だったのだろうか。
52 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 22:18:56 ID:???
>>51 一応、ソースは近代戦争概史ね。
兵と将校とでは、求める価値観に差があるのはごく普通だと思うんだが…
zbvよろしく将校は殿持って兵を逃がすとか。
53 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 22:32:02 ID:???
>>50 南太平洋部隊では第三次ソロモン海海戦で戦死したキャラガン少将に替わって
トマス・C・キンケードが司令官に着任したものの、
わずか三日でダッチハーバーの司令に異動という事態を受け、
急遽11/28にカールトン・H・ライト少将が後任に補された。
このようにライト少将はルンガ沖夜戦の直前に着任し、
しかも夜戦の経験もなく、キンケードメモしか持たなかったのだから
愚将というのはちょっと可哀相。
むしろ愚将というなら
ライト少将が急遽後任に補される原因を作った無能なダッチハーバー司令だろう。
54 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 22:32:58 ID:???
いや、副官を戦国武将の小姓みたいに考えてて、なぜ主君に殉死しなかったのだ、 と責めたと言うんだな。あまりの怒りっぷりに軍司令官が「もうよせ」と制止したという。 このときは脱出した連隊長の大佐も更迭されているし(前線でも慰安婦つれてウハウハという 牟田口まがいの評判の人で、処分はやむを得ないかも知れんが)、救援もできず見殺しにした ミートキーナ守備隊の生き残りを迎えるにしては、あまりに酷だと思うがどうよ。 こういうところがやはり辻はちょっと常軌を逸していると思うな。
55 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 22:50:15 ID:???
>>54 その辺は個人の美学にまで関連する部分だと思う。
副官個人に対しては確かに酷過ぎると見ることもできるが、逆に指揮官に感情移入の主軸を置くなら
死に際して一心同体であるべき副官が側にいないと言うのは寂しすぎると言う見方もできる。
滅私奉公が参謀道って考えは連綿としてある訳だし、度を超してはいるかもしれんが方向性としてはありだと思う。
56 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 23:14:45 ID:???
まぁ辻ーんはナルだよな
57 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 23:22:47 ID:???
>>49 辻の部下になった奴は、大抵は信奉者になっているよ。
部下の面倒見がもの凄く良かったらしいから。
逆に上官や同僚からの評判はすこぶる悪い。
ま、どう考えても参謀向きじゃないんだ罠、この人。
前線で暴れているのが一番似合っていたと思う。
そう考えると、不向きな部署に当てた陸軍省が一番責任あるのかも。
58 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 23:28:18 ID:???
神様というなら「辻政神社」でも建てないとな。
59 :
名無し三等兵 :2007/02/26(月) 23:36:35 ID:???
>>57 連隊長やら師団長になっても行軍の先頭に立って歩くタイプなのはガチだな。
60 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 00:07:56 ID:???
どんなに辻を悪く言うものでも、ノモンハンでもガダルカナルでも 最前線に出向いたことについては、彼を認めている。
61 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 00:32:09 ID:???
「またこいつ来やがったのか」と思われていたのも事実
62 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 00:42:13 ID:???
単に自分で仕切らないと気が済まないタチだったのかもしれん
63 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 00:53:20 ID:???
単に戦闘好きだったんじゃないのか?
64 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 02:28:24 ID:???
出たがり、仕切りたがり、目立ちたがり。 戦場を大いに沸かせるが、決して勝利には結びつかない。 有能なのは小隊長としてまでだろう。
65 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 04:03:23 ID:???
>>35 >>3 たった一人で第三次世界大戦を引き起こす男。
考えられる方法だが、まずアメリカ中央情報局・CIAのスパイとなったフリして共産圏の機密情報を流す。
実際には辻がでっち上げた偽情報。辻を使ってるつもりのアメリカ中央情報局の方が、逆に辻の思い通りに
コントロールされてる。
敵を買収する為の必要経費と称して多額の工作資金をCIAから受け取る。
場合によっては二重スパイとして共産国側にも情報を流していたかも知れない(もちろん偽情報)
辻の流した偽情報により、米ソ双方が互いに相手が先制攻撃してくるのでは? と疑心暗鬼に駆られる。
さらに巧妙な偽情報を流し続け米ソ間の対立を煽り、一層危機的状況に陥らせる。何らかのきっかけで遂に
米ソ全面核戦争勃発・・・・・・
実際には海外に高飛びしたけど(多額の資金をCIAから巻き上げて)、これじゃ映画007も真っ青。謀略の天才。
CIAがマジでビビるのも無理ない。
66 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 04:18:31 ID:???
近視眼的にモノを見るタイプ。 ノモンハンでも、前線視察をやっている割に、敵戦力をかなり低く見積もる。 陣地配備の為に移動中の部隊を指して「敵勢力撤退中、追撃すべき」 といった、憶測、自己主観的戦況判断が目立つ。 反面、攻勢時においては、その積極性が戦果拡大に大きくプラスとなって 働いた場合もある。 部隊劣勢時も、参謀として冷静に状況判断せず、一部隊指令のような発言や 部下への叱咤激励が多々見受けられる。越権行為も頻繁に行っており 自己の信じた作戦遂行の為には、平然と虚偽、というより詐欺まがいの 具申を行った。 自己の禁欲的な部分での潔癖さが、他の軍人の処世との軋轢を生んでいた。 部下からは評価され、同僚、上司から忌避された理由の一つと考えられる。 総合的に見て、他の軍人より声が高く自己主張が激しい点を除けば、 典型的な帝国陸軍軍人であった。
67 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 04:26:07 ID:???
ノモンハンやガダルカナルの様な悲惨で危険極まる最前線に積極的に足を運び 後方で安穏としてる上官の尻を叩き、部下に慕われ、上役に睨まれるタイプか。
68 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 07:04:14 ID:???
しかし情報軽視
69 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 07:07:09 ID:???
70 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 08:06:33 ID:???
危険な陰謀がCIAに見透かされている上に、 役に立たないというレッテルまで貼られているんだから そりゃ、辻はやっぱり無能だろ。 まあ、牟田口と違って、やたら働き者ではあるんだが。 それと陸軍的価値観で純粋培養されているので捕虜の殺害命令とか イッちゃったことが平気でできてしまう。
71 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 08:21:19 ID:U8UrPwn7
上海陣の辻大尉は当時日本一有名だったんだぞ
72 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 08:52:04 ID:???
>>70 それなんて無能な働き者?
最悪のパターンだなおい
73 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 08:56:27 ID:???
74 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 08:59:51 ID:???
75 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 09:28:26 ID:???
夜と朝の間に
76 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 13:34:41 ID:???
昼が。
77 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 13:40:39 ID:???
鈴木宗男と辻って似ていると思う。 二人ともコネを使わずに叩き上げで出世したところとか、誰かに取り入るのがうまいところとか そういえばがんの手術を経験しても健康だったって所も同じだな
78 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 13:46:49 ID:???
>>65 さ、誰か早く火葬戦記書いてくれ
タイトルは「リビング・ハルマゲドン辻政信」とかで
79 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 14:01:12 ID:???
>総合的に見て、他の軍人より声が高く自己主張が激しい点を除けば、 典型的な帝国陸軍軍人であった。 どう議論しても結論は結局これに尽きるよな。
80 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 14:20:09 ID:???
中共「我が国の科学力をもって辻政信量産の暁には世界なぞ……」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070226it14.htm 旧日本軍将校ら、吉田首相暗殺を計画…CIA文書
【ニューヨーク=大塚隆一】旧日本軍の参謀本部作戦課長を務め、戦後は連合国軍総司令部(GHQ)の
秘密工作に関与した服部卓四郎氏らが1952年7月、当時の吉田茂首相の暗殺を企てていたとする報告
が解禁された米中央情報局(CIA)の文書から見つかった。
同年10月31日付のCIA文書によると、服部氏ら旧日本軍将校を中心とする6人のグループは、吉田首
相が公職から追放された者や国家主義者に敵対的だとして不満を募らせ、暗殺によって首相を鳩山一郎
氏にすげ替える計画を立てた。
しかし、戦時中からの盟友で、グループの表向きの代表になっていた元陸軍参謀の辻政信氏が「クーデ
ターを起こす時ではない」「敵は保守の吉田ではなく、社会党だ」と説得し、思いとどまらせたという。
CIA文書には、計画の具体的な内容は記されていない。
一方、同年に衆議院議員に当選した辻氏は61年、ラオスで消息を絶つが、CIA文書は北ベトナムから
ラオスを経て中国に入り、63年、共産党当局に拘束された可能性を指摘している。中国で処刑されたとす
る未確認情報もあるという。
(2007年2月26日22時1分 読売新聞)
81 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 14:25:24 ID:???
誰だ、上の方で辻は多額の資金をCIAから巻き上げて海外に高飛びした、などと書いてたやつはwww
82 :
ホッシュジエンの国内ニュース解説 :2007/02/27(火) 18:50:44 ID:VMrutfmq
83 :
名無し二等兵 :2007/02/27(火) 22:38:32 ID:???
正直、辻って大した作戦立案はしてないんじゃね?w
84 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 23:25:38 ID:???
旧軍幹部らが吉田首相暗殺狙う=52年夏、クーデター企て−CIA文書
2月26日16時0分配信 時事通信
【ワシントン26日時事】
1952年7月、当時の吉田茂首相に不満を募らせた
旧日本軍幹部らのグループが一時、クーデターを計画していたことが、
25日までに解禁された米中央情報局(CIA)の文書で明らかになった。
吉田政権転覆を狙ったクーデター計画の存在が公文書で裏付けられたのは初めて。
52年10月31日付のCIA文書によると、クーデターを企てたのは
元参謀本部作戦課長の服部卓四郎氏(故人)ら。
自由党の吉田首相が公職から追放された者や
国粋主義者らに敵対的な姿勢を取っているとして、
同首相を暗殺し、民主党の鳩山一郎氏(同)を首相に据える計画を立てた。
しかし、服部氏の友人で元参謀の辻政信氏(同)が
「今はクーデターを起こす時ではない」と説得。
グループはクーデターは思いとどまったものの、
政府高官の暗殺を検討したという。
最終更新:2月26日16時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000077-jij-int >「今はクーデターを起こす時ではない」と説得。
「今は」って、いつか自分がやるつもりだったのか。
85 :
名無し二等兵 :2007/02/27(火) 23:34:39 ID:???
まぁ部隊に弾薬があまり無いからクーデターは不可能だろうw
86 :
名無し三等兵 :2007/02/27(火) 23:55:59 ID:???
>>84 >「今は」って、いつか自分がやるつもりだったのか。
その辺は"方便"って事もあるから言葉通りに取るのはどーかと。
いくら辻でも。
87 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 00:14:33 ID:???
>>65 米ソの共倒れを狙っていたなら、均衡を保つ
ために北ベトナムの顧問シナリオもありだな。
88 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 00:29:18 ID:8I2VyEjS
82 :ホッシュジエンの国内ニュース解説 :2007/02/27(火) 18:50:44 ID:VMrutfmq ロイター通信によりますと、この爆発で6人が死亡、当時建物の中にいた アブドルマハディ副大統領やガリーブ自治相を含むおよそ30人が負傷しました。 この他、イラク北部で武装勢力がタンクローリーの車列を攻撃し、運転手5人が 死亡するなど、合わせて少なくとも29人が死亡し、45人以上が負傷しました。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 彡ミ ___ __ これからは米の代理人でも安全に楽して |ヽ /| ,,,,,,,,l / / カネ儲けは出来んという事なんだろう。 |ヽ | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ ⊥ |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 安倍政権から与野党・自治体の 凵 `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 皆さんどうします? ギイン ヤメル ? m9(・∀・) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | うるさい黙れ! | /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\___ ___/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .∨ .∧,,∧ (゚д゚ ) <⌒/ヽ-、__ノヽノ)。 /<_/____/...く.く  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
89 :
84 :2007/02/28(水) 00:32:06 ID:???
>>86 分かっちゃいたが、お約束として言わない手はないだろう。
90 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 00:40:16 ID:???
三無事件に辻が関わっていたともいわれているが、つくづく危ない話には必ず辻が居るんだと思い知らされました
91 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 00:50:08 ID:8JSnj0AZ
参謀にならずに連隊長ぐらいでとどまっとけば もっと評価は高かったんだろうなあ
92 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 02:32:22 ID:???
>>3 > 「情報要員としての価値は無きに等しい。彼はプロのうそつき、ギャング、ペテン師、大泥棒だ。
> もうけることにしか関心 がなかった」と酷評。
散々コケにされるとCIAも火病るんだな。チョウセンかw
> 児玉誉士夫
> 表の仕事と比して裏の仕事として中国側へのスパイ活動、抗日スパイの検挙や殲滅等を請け負っていた。
> 一説には児玉が大陸で獲得したとされる膨大な資金はこれらの非合法な取締りによるものとされている。
> 終戦後、児玉は児玉機関が管理してきた旧海軍の在留資産をもって上海から引き上げた。
>
> 間もなく戦犯の疑いで占領軍に逮捕され、巣鴨拘置所に送られた。この後、釈放された児玉はCIAに協力する
> ようになったとする説がある。(これはホントだった)
> 児玉は、辻嘉六に勧められて、この資金(旧海軍の在留資産・現在の時価にして3750億円)を鳩山ブランドの
> 自由党の結党資金として無償で提供し、保守政党に大きな影響力を行使できるようになったとする説がある。
ウィンキ から
93 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 03:00:38 ID:bejiXHeL
作戦の死神 逆神と聞いたが。
94 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 07:10:17 ID:KSIiHFAj
なんで辻ーんって呼ばれてるの?
95 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 13:18:38 ID:???
むっちーと辻〜んは軍板の愛玩動物ですので。
96 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 13:41:45 ID:???
56 名前: 名無しかましてよかですか? 投稿日: 02/01/14 00:25 ID:74NYGS47 ほかのガリ勉タイプと違っていたのは、 1.積極的に現場に来て陣頭指揮をした 2.勇猛さが噂になっていた 3.権力をかさにして自分勝手な事をする奴はたとえ上司でも罵倒した 4.とにかく真面目でかつ何事も意欲的
97 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 13:53:47 ID:???
ほぼ全部が悪い方にはたらいたのが辻〜んの悲劇か?
98 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 13:55:30 ID:???
戦史に残るのは「辻に罵倒された上司」側の記録だろ? 名も無き下っ端の兵隊が 幾ら辻参謀を慕っても記録には残りにくいな・・・・・
99 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 14:14:52 ID:???
意欲的すぎて敵の肝を持ち歩く事もある。
作戦中止の電報を握り潰したりもする。
権力をかさにして自分勝手な作戦を強行したりもする。
「罵倒された上司」から随分嫌われてたらしい。
川口少将とか?
須見連隊長だよ
105 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 17:15:58 ID:KSIiHFAj
石原かんちゃんはどうだったんだろ
半藤一利
にも酷評されてるね
第一次大戦時のダグラス・ヘイグ将軍に似てる希ガス
109 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 20:52:15 ID:Cn70uRJm BE:546714656-2BP(25)
そういえば司馬遼太郎も辻を、とことん軽蔑してたな。 辻は帝国陸軍に沸いた蛆虫みたいなもんだな、 ノモンハン事件でソ連のジューコフは日本軍を次のように評価した. 下士官兵は精強であり,将校は狂信的に作戦を遂行する.だが,高級将校は無能である. byゲオルギー・コンスタンチノヴィチ・ジューコフ
>>109 蛆虫は言いすぎ。
辻はハサミみたいなもんで、ちゃんと使えば役に立つ男だったと思う。
>>31 >>91 連隊長としては最優秀の部類かもね。
ちゃんと現実を見て、自分の間違いは認識できるしね。
(保身と両立させるため、おおっぴらには認めないが)
ビルマに投入して、インパールに突っ込ませれば面白かったかも。
辻vs牟田口のバトルが…
装甲板が削れるってだけで大騒ぎするアホ戦車兵に軽蔑されたからって どうだってんだw
>>110 山下将軍のマレー侵攻の時はでは隊は違うけど辻も牟田口もいたね。
CIA曰く第三次世界大戦を起こしかねない危険な存在
>92 CIAにそこまで言わせたら、賛辞と等しいんじゃないですか。 スパイの言うことを真に受けるなら、ですけど。
>>111 ヤスリで削れない装甲板って、装甲板よりも削れないヤスリに問題あるよなぁw
辻〜んは小隊長だったら、評価が高かったんだろうね。
てか、高級将校ってのは通常大佐(将官を区別しない場合は将官含む)だと思うが。 下級将校は少・中尉、中堅将校は大尉〜中佐って感じか。
>>115 中隊長だかの時に感状もらってなかったっけ?
というか、陸軍の上級教育を受けて、優秀な成績で出て将来を期待され、陸軍きっての参謀とか謳われた辻が、連隊長以下なら使えるかも知んない?と、皆に言われてるのがそもそもいろんな意味で問題。 服部も確か連隊長くらいなら有能だった記憶があるのだが。
119 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 22:38:43 ID:Cn70uRJm BE:892966777-2BP(25)
_,,.. ― ,, ,..-''″ ★ ゙ヘ、 ,,-,゙ -;;;;;;¬''''''''''¬―-..,,,,\ //ン'シ'‐、.`'i:::::::::::::::./ 二ミ' l'Λ /i./ /illllllllllll |::::::::::::/ .lllllllllll!゙l, l.l / ! ! .llllllllllll/ / :::::::::.lヽ!llllll!!丿,!.| l !│ ヽ,.゛_/::::::::::::::: .\_`゛._./ .| .| l l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ! | .| ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / .l .! ヽ .__,,.../ ''''''‐、 :::::::::::/ ゙l .|. `'-,,. `ーー'''" `''ー-./ | ゙''ー- -ー'゙.゙>ッ、、、、、、 -イ″゙'ー--ー'" _、 .,/゙., / ,,, ヽ...\ / ´゙"''゛ .,/./ _ノヽ_.. ||\.\ 辻政信 牟田口廉也 杉山元 富永恭次は、 . ̄"''''―‐" / `、 ゝ.|.| \ ! 帝国陸軍を滅ぼしたクズ馬鹿四天王であります。ケロケロリ / /__ .「 . |.| ./ ノ { '´ `V .|..| /
120 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 23:13:41 ID:X+fQrSy4
>装甲板よりも削れないヤスリに問題あるよなぁw 処理した鉄は、簡単には削れないでしょう。昔、薄い板バネにドリルで穴を開けようと したら、つるつる滑るだけで全然駄目でしたね。金属系をやってる人に話したら、「そり ゃ無理だ」とあっさり言われました。 それはともかく、「罵倒された上司」かどうかは知らないけど、山下大将の辻評もけっ こう手厳しかったような。
>>118 服部は連隊長としては神がかっている。
不可能を何度も可能にして、数十万の命運を平然と救った。
第2次世界大戦最優秀連隊長のひとりだな。
何で参謀本部に入るとああなるのかは、よくわからん。
敗戦後を見ても分かるとおり、求心力がある我の強い人間。 だからその評価も分かれるんだろう。 個人的にはホリエモンに似ている気がするんだけどどうだろう?
>>122 『ガダルカナル』を読んでいて思ったが、
つじーんは意外に、自分のミスはきちんと認めるところがある。
ガダルカナル戦を強行したこともまちがいだとみとめて、
あれほど嫌っていた東條英機の慧眼も、
論敵久門参謀の意見が正しかったことも、
あとになると、ちゃんとみとめている。
これはむっちーにはないところだな。
>>121 現場の空気を肌で感じてないと正確な判断を下せなかったんだと思われ。
ちまり、論理的思考で戦果を生み出してたわけじゃなくて、その場の直感で正しい選択をしていた、と。
一種の天才ですな。
ただ、天才にありがちなようにその得意とするところから一歩でも踏み出すと無能になる。。。
>>124 なるほど、説得力のある意見だな。
服部の中国戦線での勝利を見ると、
イル・ド・フランスでのナポレオンの機動戦闘を思い出す。
それくらい奇跡的で見事だよ。
Q.辻ーんが10人いたらどうなりますか? A.参謀は一人でいいので、あとの九人は前線に出ます。 前線の九人は獅子奮迅の大活躍をしますが、参謀の辻が全てを台無しにします。
>>126 ワラタw
戦術的勝利では戦略的敗北を覆せないという真理を見事に表しているw
>>127 ところが服部は、戦略的敗北を戦術的勝利の積み重ねで、
見事に帳消しにしてお釣りまでせしめている。
実際のところ、戦略を戦術で挽回するのは不可能かもしれんが、戦略を作戦で、作戦を戦術で、戦術を戦闘で挽回するの は可能かもと最近思う。
無駄に労力を使ってジリ貧へ。 皇軍はだいたいいつもこのパターン
適材適所ができないのはなんでだろう いったん昇格しても以前のような実力を発揮できなければ降格するぐらいの柔軟性をみせてほしかった
児玉氏・辻氏は使えず…米反共工作でCIA分析
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070225it16.htm 【ニューヨーク=大塚隆一】米国の情報機関が東西冷戦初期、日本の戦犯容疑者や右翼を使って
進めようとした反共工作や情報収集について、米中央情報局(CIA)が役に立たないケースが多かっ
たと分析していたことがわかった。
AP通信が24日、米国立公文書館で2005〜06年に解禁されたCIAの極秘文書をもとに伝えた。
それによると、CIAなどの米国の情報機関は第2次世界大戦後、右翼の大物で後にロッキード事件
の被告になった児玉誉士夫氏や戦犯容疑を免れた元陸軍参謀の辻政信氏らに接近した。
しかし、CIAの文書は「彼らは自らの威信や利益のために情報をたびたび捏造(ねつぞう)した」「日本
の戦後は、驚くべき数の、役立たずの情報提供者を生み出した」と指摘。工作資金を持ち逃げされたり、
同じ情報が米国の複数の機関に売られたりした例もあったという。
児玉氏の反共工作への関与の程度は不明だが、CIAは1953年の文書で、「情報要員としての価値
は無きに等しい。彼はプロのうそつき、ギャング、ペテン師、大泥棒だ。もうけることにしか関心がない」
と酷評。辻氏については、連合国軍総司令部(GHQ)の情報部門が対中工作を指揮させようとしたもの
の、逆に日本の再軍備のために米国を利用しようとしたと分析し、「第3次世界大戦さえ起こしかねない
男」(54年の文書)と警告した。
134 :
名無し三等兵 :2007/03/01(木) 17:31:20 ID:UV5lRyfX
督戦の神様
まあ軍事とは関係ないけどアメリカのメジャーの監督って必ずしも名選手だったとは限らないみたいね。 長嶋は名選手だったかも知れないけど監督としてはウンコだよね
>>132 降格させたら、昇格させた人が責任取らなきゃいけません。
つーか、「失敗」に対する考え方を根本的に変えなきゃ日本人に柔軟な組織運用は無理。
ロケット一発発射に失敗したからン億円無駄になったとか言ってる国じゃねぇ
>>135 またもやスレ違いだけどオリックスの仰木彬監督は選手時代そこまで大した選手ではなかったらしい
それ考えるとノムさんは偉大だな、両方凄いんだもん。もっともカミさんのせいで監督のほうで力を発揮できてないのかもしれんが
>>128 服部さんだけじゃ結局戦争に勝てないべさ
139 :
名無し三等兵 :2007/03/02(金) 00:19:01 ID:bOrjSVwh
ダメ辻はなにをやらせてもダメか… 戦争負けるわけだ
と、辻のことを何も知らない奴はいうね。
141 :
名無し三等兵 :2007/03/02(金) 01:18:28 ID:ZJwCjBOn
兵士が全員、辻だったら、オーエンスタンレー山脈も余裕で超えられたはず。
スタンレーの魔女め!!
兵士・・・日本人 指令官・・・アメリカ人 これサイキョ
>>136 アメリカだかの日本軍作戦評価として
「作戦自体は悪くないが、うまく行かなかった場合のオプションを用意していないのが問題」
とあったのをどこかで見た気がする。
失敗が許されないせいで、かえって大失敗を招くってスパイラルなんだな。
次善の策を用意するだけでメンツが潰れると思うようなの(要は被害妄想なんだ)がゴロゴロいたからな
>>143 尊大なアメリカ人の考えそうなことだな。優秀な白人が指導者となり、下等なジャップは下っ端 w
>145 一端走り出したプロジェクトが破綻するまで止められないってのは今でもよくあるパターンやね
物量が違うんだから選択肢も増えるだろうな。
チャレンジャー事故の経緯とか
山本七平氏の著書では、アメリカ軍は「まずい」と思ったら簡単に退却して 体制を立て直して出直すってある。 退却は絶対不可だった日本軍と違って柔軟性があるみたい。
いやアリューシャンとかガ島とか、日本軍も普通に撤退してるけど? 制海権を取られて撤退困難な場合は別として。
そりゃ、撤退じゃなくて転進だったからなw
>>151 の指摘は、北アフリカやフランスでも見られた、
アメリカ軍の一般的傾向。
戦線の整理縮小なんて何処の国でもやることだよな。アメリカしかしないなんて偏見。
日本軍の戦線の整理縮小は該当する守備隊の全滅で達成されます。
157 :
名無し三等兵 :2007/03/02(金) 14:57:58 ID:AUiBPihf
辻ってGHQからの戦犯訴追をどうやって逃れたんだっけ?
>>147 「コンコルド錯誤」ってヤツですね。
走り出したら止まらないぜ〜、土曜の夜の天使さ〜♪
>>151 絶対国防圏という戦略そのものが、
後退再展開による兵力結集をめざしたものなので、
ずっと日本(陸軍)は退却していたともいえるさ。
服部が前線指揮官として名をあげたのも、
中国における殿軍指揮官として、
絶対不利な状況で生還しただけでなく、
どういうわけか追撃してくる敵を粉砕してしまったから。
>157 CIAの手先になったから
組織的な戦闘しながらの後退行動と、組織的戦闘が瓦解して部隊ごとに後方に下がるのとは別物。
>>162 質問だが、海上の島嶼戦闘の連続で、
組織的な戦闘をしながら後退行動をするには、
どうすればいいんだ。
海の上を歩いて戦闘するのか?
>>163 司令部が撤退計画を立てて、陸海軍が連携して制海権を失う前に輸送準備を整え、上陸予定の敵軍に
一撃かまして体制が整う前に整然と撤退するしかないねぇ
そこまで大がかりじゃなくても、縦深が数キロあるなら中隊単位で部隊転がして 収容掩護の態勢とりながら後方に後退、集結するとか。
>>164 制海権があって輸送船舶が準備できて上陸予定の敵軍に一撃かませる戦力的余裕があるなら
撤退するよりもむしろ増援できるんじゃないか?
>>166 一撃できることと、その場で継戦可能であることは違うと思うんだ。
一撃って表現が抽象的すぎる
>>166 制海権を一時的に奪回できる状況なら、でしょ。
継続的に制海権を維持できるならたぶん撤退しない。
>>164 結局、海軍力の問題になる罠。
救援・撤退を検討してできなかったのがアッツ、ビアク、テニアン。
逆上陸などの支援を受けて戦えたのがペルリュー。
撤退ができたのがニューギニアのいくつかの地点と、
キスカ、ガダルカナル。
>>165 島嶼内部では後退再展開は日本軍にとっては普通の戦術だよ。
しかも、考えてみるとたいてい成功しているな。
ニューギニアの日本軍は撤退戦闘の連続だし、
中国大陸では、有名な1945年の退却戦がある(服部大活躍のとき)。
陸軍だけなら、撤退して再展開はできるし、やっている。
日本陸軍だけを取ると、中国大陸での撤退戦闘のように、
成功の見込みのないような戦いでも、
>>171 途中で送信してしまった。
日本陸軍だけを取ると,中国大陸での撤退戦闘のように、
成功の見込みのないような戦いでも、撤退に成功している。
服部の指揮官時代の活躍を載せたwebってないねぇ。
なんつーか、撤退に関してはやればできる子なんじゃないか?陸軍。 本来なら撤退すべき時期に、もう実現困難な戦略目標を捨てきれないのが悪い癖だが。 (ガダルカナルとか) 傷口が大きくなって初めて撤退となるのが問題なわけで。
あの場合、そもそもの攻撃計画自体がいかにも 陸軍的なDQNな作戦だったためにああなった。
「あの場合」が何を指しているかはっきりしないが ガダルカナルなら海軍が米兵力を過小評価し、輸送を安請負したせいであって 陸軍の作戦立案に問題があったわけではない。 もっとも計画通りの輸送量でも勝てたかどうかはわからないが。
陸軍の攻撃作戦ね。 700名くらいで第一海兵師団に突撃→玉砕。
>>177 最初の一木支隊の突撃なら、
敵情について海軍にいい加減な嘘を吹きこまれて、
駆逐艦に乗れるだけの、部隊の一部だけしか連れてこれないで、
とりあえず突撃して壊滅したという、
陸軍のせいにするにはあまりにも気の毒な戦いだよ。
というか、完全に一木支隊全体が投入されていたら、
実はこのとき、勝っていたかもしれない。
>>178 >完全に一木支隊全体が投入されていたら
いやさすがにそれは無理だろう。
ガダルカナルだけで第一海兵師団(第1,5,11海兵連隊)11,366名が上陸(船上で待機)している。
さらに師団予備として第2海兵連隊3,545名がある。
それに9月以降の史実をみれば分かるとおり、
海岸線、内陸何れを進撃するにせよ地形上の制約が大きく一度に展開できる正面兵力は限られている。
重火器の支援がないとやはり難しいよ。
>>179 ああ、まだ海兵一個連隊しか布陣終了していなかったのかと誤解していた。
ありがとう。
川口支隊が飛行場にまで突入しているのは奇跡に近いな。
せめて、あのとき一個大隊でも予備があればねえ。
それにしても連隊砲も持たずに戦った一木支隊はかわいそうだ。
181 :
名無し三等兵 :2007/03/03(土) 15:40:07 ID:PplrS/gh
一木支隊が3個師団ほどなら勝ってたろうに
展開する場所がない。 制圧できないなら砲撃できる位置をおさえて 使用不能にしたほうがいい。 たまがないから無理だけど。
184 :
名無し三等兵 :2007/03/03(土) 20:07:45 ID:WCkKesZZ
三笠宮に指示されて、南京郊外の蒋介石のご母堂のお墓を整備して、日中両政府高官と市民を招いて 盛大な追善供養したんで、重慶にいた蒋介石がむせび泣いたって、逸話はどこで読めますか?
>>183 あの時は
・初めて民間人の教師を乗せるだのでNASAの権威をかけた一大イベントだった
・直後のレーガン大統領の年頭教書演説があり、その原稿には打ち上げ成功を祝う文章が入っていた
とか色々止まるに止まれない事情があったみたいだな。
んで、そういったプロジェクトの慣性が働いた結果
「打ち上げに懸念材料があるから発射を延期する」 じゃなくて
「打ち上げを決定的に不可能にする証拠を今すぐ出せ。ってか余計な事するな経営者の帽子かぶれ」
になっちまったと。
186 :
名無し三等兵 :2007/03/03(土) 21:20:35 ID:ASe+hwj2
ガダルカナルの責任が辻にあるという話は何を根拠に責任あり、としているんだ? 誰かが辻のせいだ、と声高に叫んでいるのを鵜呑みにしているだけではないのか? 戦史叢書などを読む限り、 大本営から派遣されてきた一参謀にガダルカナルの敗戦責任を押し付けることは無理があるんだが。
大本営から派遣されてきた一参謀が無茶な作戦を強行したわけで。
188 :
名無し三等兵 :2007/03/03(土) 21:50:24 ID:qeuYhGNB
海軍の協力を取り付けて計画通り、重砲以下を輸送して〜のはずが 輸送船と物資はその悉くが海の藻屑になって輸送できたのは兵員だけ。 確かに輸送失敗後に作戦を迂回機動に変更させたのは辻参謀だが 海軍からの偵察を握りつぶし、総攻撃中止を決断しなかったのは最終的に司令部だ。 どうみても海軍や司令部の責任が主であって一参謀の責任とするには無理がある。
189 :
186 :2007/03/03(土) 21:51:41 ID:qeuYhGNB
あれ?IDが変わってる。
>>188 つじーんが例の強面で海軍と交渉しなければ、
海軍の言い分が通って、
ガダルカナル島輸送打ち切り、
将兵全員餓死か玉砕で決定ということになったわけだしね。
つーか、辻が保身のためにとった行動が無謀な作戦を擁護することになり、 それが祟って辻のせい、という受け取られ方になったんジャマイカ?
本来失敗を責められるべき現場責任者が一見潔さそうな態度を取ったんで、 ウダウダ言ってた辻ーんが目の敵にされたに違いないぜ!
まぁ38師団の投入に関与したのは良くなかったな、辻ーんw
おいおいK少将がかわいそうだろ。 指揮権はめちゃくちゃにされるわ、 中佐ごときに更迭されるわ 戦後はいいように書かれまくるわ
やりたい放題やっといて 「一参謀でしかない私にどうしろと言うのですか?」 は無いだろ。
>>196 むしろ、
「一参謀でしかない私にどうしろと言うのですか?」
って、後で言えるからやりたい放題できるんだと思った。
餓島で作戦をひっかきまわして敗北したわりには 責任は一切とらないのが辻のすごいところ。 というか行く先々、勝てるような気にはさせるが 実際には全然勝てないじゃん、辻。 そして戦場には混乱が残され、 辻だけが毎度風のように去ってゆく。w
つじ〜ん
作戦の神様こと辻政信が
>>200 占領!辻はネ申なり!辻はネ申なり!辻はネ申なり!
i ::: ,.-'"" ヽ, i ,'",v,..-_ ヽ ,.. i
i'"`.::::: i , i =, `- ' i =- ?"ヽ
ヽ::::::::::. i ソl ヽ,_ ,.-" i
ヽ::::::::::::.."::::":::::i ヽ i
ヽ ::::::::::::::::::::::::...ヽ -,. ,/."
` i ::::::::::::::::::: i
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ヽ ::::::::::::::::: ..:::: /,
ヽ :::::::::::::. ... ..::/ i,
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i :::::::::: ヽ,::: _,.-=" ヘ=-.,,__
_,..-='",;;;; .,_ i^" ,.-, _,.",;;;;;;;;;;,,ヽ
だって、責任は責任者が取るものだしw 参謀が「責任を取ります!」なんていったら、困るのは周りの人だぞ?
だけど、それじゃあ、海軍の言い分を通して、 一個軍を餓死させるという決定をした場合、 この上数万人が見殺しにされて損耗したことになるぞ。 しかも、このやりかたで無益に将兵を殺害するのでは、 今後の統帥にどれだけ悪影響を与えたかわからない。 これを阻止したのだけは、辻の個人的功績かと。
つーか、ガダルカナル敗戦の最大責任者は、どう考えても海軍だと思うが・・・・。
ニューギニアのオーエンスタンレー越えは辻にもそれなりの責任がある。 ガダルカナルと混同していない?
混同というか、ガダルカナルの話だと思ってた。
>>204 >>205 202の話なら、ガダルカナルの話だよ。
駆逐艦によるガダルカナル輸送停止、
将兵全員見殺し、撤退も危なそうなので実行しない、
従って陸軍の数万人が数日で餓死か玉砕、という提案を、
海軍がガダルカナル戦後期に行った。
これを辻が直談判で阻止した。
これは海軍が言うにしてもあまりにも非人道的提案で、
辻だけがいっているのなら、
責任を海軍に押しつける法螺のようにも見えるんだが、
おそろしいことに、海軍側にもソースがあるんだよね。
それ以前に、川口が反対したにもかかわらず、無茶な突撃を敢行させて 日本軍の攻撃能力を失わせていたから、罪滅ぼしっていうか、 あれくらいしないとカリスマ性はたもてなかったのかねえ。
辻はガ島での作戦は無理だ、って大本営で報告したが、 上層部と自分の保身のための工作をしたのが後世で批判されるもとになったw
>206 うは!辻ーんよりも海軍の方が基地外だなんて。 やばい・・・辻ーんがマトモに見えて来たぞw
ガタルカナルに陸軍だけじゃなくて海軍陸戦隊も多数いたら、 さすがに海軍も餓死や玉砕という提案はしなかった?
てか実際いたし。
海軍は仲が悪い陸軍が残っていたから餓死や玉砕という提案したのではなく、 友軍の海軍陸戦隊もたくさんいたのに見捨てようとした非情の軍組織なんだね。
ほら、陸軍なら精神力で霞を食っていきていけるし。
>>212 軍組織が非常だろうが無情だろうが、それがちゃんとした戦略に紐付いてるならかまわんが……無駄死にだもんなぁ
海軍は輸送や護衛で艦艇すりへらすのが嫌だっただけ。
それで陸軍の空母が突撃して補給するのです。
>>207 川口の右翼隊は左翼隊(第二師団主力)に近く位置する必要がある。
このケースでは、いくら右翼隊前面の敵の防備が堅かろうが我慢して突撃してもらうしかない。
弱点狙いで右に大きく迂回しようとした川口の意見具申を退けた辻の判断は戦理上正しい。
それが、戦理通りに行かないことを 先の失敗でわかっていたから川口は反対したわけだが。 机上の作戦をそのまま実行しようとした辻は激怒、 参謀本部に手を回して少将を首にしてしまい 現場をよく知らないままに、教科書的作戦を実行してしまう。 結果、「失敗しても同じ手を使う日本軍は馬鹿?」と 海兵隊をあきれさせ、死体の山を米軍に献上することになったのは みなさんよくご存じの通り。
つーか、少将に意見具申させる中佐ってナニ様よ?
作戦の神様です。
221 :
名無し三等兵 :2007/03/05(月) 09:31:21 ID:Y1liy0Lb
昭和の日本軍に蔓延していた”下克上”という奴でしょう
川口案が額面通りに実行できれば素晴らしいことだが、 小部隊ですら難儀した糞山林を大部隊で、しかも迂回なんてムリポ 疲労と空襲で突入前に瓦解すんじゃね? 辻は結果的に川口タンの名誉を守ったと言えよう。
川口案を辻ーんが却下した事には結構評価が分かれるのね。
どうせ反対して辻と対決するなら第二次総攻撃の丸山道のジャングル迂回作戦自体に反対しろよ、 とは言いたいところだが、第一次総攻撃のとき川口少将にも「あと一歩、あと一息で」 の感覚があったんだろうね
>「失敗しても同じ手を使う日本軍は馬鹿?」と海兵隊をあきれさせ 結果的に二度目も失敗だったから勝者の余裕で言えることであって 少なくとも敵の裏をかく、という奇襲的要素は達成していた。 事実、第2師団の突撃開始直前まで米軍側は海岸道にのみ注目しており 日本軍主力の迂回行動を探知していない。
まあまともな頭の持ち主ならあのジャングルを大部隊で迂回しようなんて考えつかんだろ。
ところで、ガ島での辻の作戦指導の評価は分かれるようだが、 あの場での最適な選択は何だったんだろう。 ガ島以外でも、ノモンハン・モートモスレビーとかでも興味があるんだが。 当時の辻の階級・辻の知り得た情報からの「最適」な判断と、 実際の行動がどれ位違うものかなと思って。 ま、こういった議論はどうしても後知恵になっちまうが。
結果を見れば明らか。 結果=餓死でほぼ全滅
まあまともな頭の持ち主ならあの戦力で米軍陣地を真正面から攻撃しようなんて考えつかんだろ。
この人には敵に勝る戦力を準備して圧倒しよう、という戦略的発想が根本から無い。 わが方に戦力的余裕がある、と判断すれば上級司令部にわざわざ戦力返上を願い出るほど徹底している。 石川県の貧乏な炭焼きのセガレで幼少時苦労苦学したという出自からか、 貧乏性というか節約癖が身に染付いているんだろう。
小隊長時代の頃は落伍しそうな部下の装備を持ってやってたというエピソードがあったり部下の尊敬を集めてたらしいのにな
川口が血であがなって得た貴重な戦訓を 教科書的模範回答を強要して無にした挙句、 川口を更迭するようなアフォだもんなあ んで、攻撃も当然のごとく失敗。 これが、作戦の天才とはよく言ったもんだ。
攻撃を待てば餓えて戦力を失う。 正面攻撃すれば敵火力で壊滅して戦力を失う。 迂回攻撃すればジャングルで消耗して戦力を失う。 どうすればいいか、といわれれば、困るけどね。
結論はどう見ても早期撤退しかないだろ。 敵投入兵力が判明した時点で勝ち目なし。 それをずるずる逐次投入するから傷口を広げてしまった。
>>235 純粋に合理的にはそうだよ。
なにしろ、つじーん本人がそう書いている。
でも、海軍は面子があるから、陸軍が弱いから負けたことにしたい。
海軍が勝手に火をつけて、
補給もままならない戦場に投入された陸軍は、
この上責任まで押しつけられたくはない。
大局的な戦略を構築しなきゃいけない総理大臣は、
なんとかガダルカナル戦を中止にしたい、
というか、
もともと米軍のガダルカナル上陸以前から危険を見抜いていたが、
直接的な指揮命令権がない。
まともな頭の持ち主が、昭和の陸大を卒業できんだろ
>>237 そういう発想はイクナイ。
まともで、立派で、優秀で、高潔な連中が、
寄り集まると、なぜかあの結果になった。
その理由はなにかを考える方がよほどいい。
>>238 自己レスだが、つじーんは例外だぞ。
あいつをまともといっているわけじゃないぞ。
>>233 その物言いが通用するのは川口少将の作戦が史実よりも成功する確率が高い場合だけ。
無論、そのような事実はない。キミ、どうみても
>>218 と同一人物だね。
川口少将を擁護するのもいいけど
彼は9月5日に現地情報から米軍の過小評価(2000名と予想、実際は12000名)に疑念を抱いた第十七軍司令部に対し、
「任務完遂ノ確信アリ」と返電しているような人間で
しかも司令部からの増援を攻撃日時遅延を理由に断わって結局夜襲は失敗している。
この失敗を受けて辻参謀が現地に派遣されたのだから
辻が川口にダメだしするのはある意味至極当然の行為なんだが。
>>233 あと「作戦の天才」なんて評した例はない。
辻に対する形容は「作戦の鬼才」か「作戦の神様」だ。
こんな瑣末なことでも如何にキミが辻を知らないかがわかるな。
「作戦の鬼」は小畑敏四郎の代名詞
力抜けよ
ガ島って辻の権限で撤退は決定できたのかな? それが出来なかったとしたらあの処置が評価できるのかと言われると微妙だが。
>>244 独断では無理。
軍隊も官僚組織だから言い方が問題で、
インパールのときは、参謀次長の悲観的な報告が、
かえって作戦集結を遅らせる結果を生んだこともある。
ただ、参謀本部の作戦班長が、
早期に「ガダルカナル戦見込みなし」といえば、
結果にはかなり違いがあったはず。
辻は悪名高いので、辻すらもだめといっている、といえば、
参謀本部では、航空、作戦の両班長がガダルカナル放棄論ということになり、
結構、影響は大きい。
辻が頭を下げて回れば、決定権を持つ上司を説得できた可能性はある。 だが、敵機をどうにかしないかぎり輸送船団が近寄れない状況下では、 海軍機動部隊の全面的なバックアップなしには退却できん。 そして、そんなバックアップが期待できるなら、おとなしく撤退するはずもない。
大人しく撤退するはずもないというのは、陸軍上層部が? そうだとすると辻の判断もやむなし、となるのかな。
撤退論が表出すると 撤退には船舶、制海権が必要 ↓ そんなもんがあるならその分増援しとるわ。 ↓ では増援を こうして同じ難しさならば撤退よりも増援を、となったわけね。
時に辻ーんってノモンハンやガ島で地形すら把握してなかったとか聞くがマジ? 特にノモンハンは当時既に色々ときな臭いホットゾーンだったにも関わらず地図を作ろうとしなかったとか
新たな地図が必要がなかったのか、 地図の重要性を理解できなかったのか、 それとも地図を作ると都合が悪かったのか。 こっそり作ったけど証拠隠滅した可能性もあるな。
無敵皇軍は地図などには頼らん!に一票。
「良くワカランがあそこ死守しとけ!」 とか超投げやりだったら笑えるのだか
>>251 南方戦の兵要地誌は開戦直前に必死になって作っているが、
日本陸軍そのものが対米戦を夢にも考えたことがなかったので、
準備は行き渡らなかった。
地図については、ポート・モレスビーとか、
レイテとか、悲しい話はいくつもある。
地図がなくても戦争しているのは、つじーんの問題というより、
平時の準備の問題。
しかし、対米戦を想定しないというのは、
健全といえば健全な発想であるかもしれない。
>>251 海軍にも当て嵌まる話だね。
ガ島付近の海図など当時、日米海軍共にまともなものは持っていなかった。
持っていたのはせいぜい前世紀の海図というレベル。
そしてガ島に上陸した米海兵隊も碌な地図を持っていなかったはずだが。
>>254 想定してない相手になんでケンカ売ったのさ……
つーか、WW1の青島問題以降米国との関係は悪化してるわけだから、そもそも想定してないのがおかしい
って話もあるけど。
>>256 対ソ戦一辺倒ですから。
海軍にしても漸減邀撃作戦だから軍令部はあんなトコまで出張る気なかったのに。
>>256 嘘からでた真。海軍はアメリカを仮想敵国として予算を要求してきた。
ブラフで失敗。陸軍は海軍の予算を分捕りたかった。
>>257 なんつーか、日本人というか官僚というかは決定的に「想像力」が足りないのな。
今も昔も。
>>257 あんなとこまで出張るようになった原因は、そもそも五十六さんのせいなのでは?
>>260 だから「軍令部は」といったのさ。
といってもトラックがある以上ラバウルまでは押さえておくべきか。
>>256 開戦前の日本陸軍の戦略ドクトリンによれば、
ある程度の兵力を島嶼に分散配備しても、
あきらかに各個撃破されるし、
そうでなければ迂回されて、
補給が途絶えて戦わずして餓死することになる。
というわけで、島嶼に陸軍兵力を分散配備することは誤謬で、
海軍力と航空兵力によって、機動的に防御戦闘を展開して、
海軍陸戦隊程度の兵力が拠点を守備する方が、
むしろ効率的ということになる。
陸が対ソ戦一辺倒なら、ノモンハンで地図が無かったって話はどうなん? コッチは勘違いで実際には地図を持ち、地形を把握してたりとかすんのか?
>>263 ノモンハンで辻が地形を把握していなかった、
という話は聞いたことがないな。
東捜索隊全滅のときは、辻が陣頭に立って危険地帯に潜入して、
冷静に遺体の搬出などの任務をはたしている。
ただ、ノモンハンは地形の把握が非常に困難なところで、
目標となる地点がなく、あっても混同しやすく、
その結果として、部隊が方向を定めるのに苦労した、というのは、
有名な話だと思うよ。
あと、測量そのものが国境地帯では危険なことではあったわけで。
個人の資質よりも、上級将校の教育そのものができてないんじゃないか? 前線から離れるとだめぽというのは、 書類・報告書の均質化、総力戦の経営、統計の精度 これらの研究、重要性認識が絶対的に欠けているとしか思えん。 野戦指揮官としては優秀なのが多いのに、中央が全く無能なのは 中央がやるべきことを陸軍全体が理解してなかったとしか思えん。
中央と現場でそもそも意見の相違が。
>>260 実は、軍令部は軍令部で、一度の大敗で戦争を失ってしまうにも関わらず、
米に終戦を強いる具体的方法を考えていたとはいえない。
豪州を脱落させるためだけに、
アッツ、キスカからニュージーランドという前線を作り出そうとしたりしてる。
それに比べたらハワイをという五十六の方がまだまともだよ。
軍令部案は、あの広大な大陸の外縁部を制圧しても、
策源地が豪州からハワイになるだけ
ハワイはそれに比べれば落としやすく、策源地が西海岸になるからな。
維持?徹底的に破壊・収奪して潜水艦で封鎖するだけでいいじゃなーい。
…真珠湾攻撃時にするべきだったのだけどな…
真珠湾に金剛級二隻とも突入させれば完璧だったのに…
>真珠湾に金剛級二隻とも突入させれば完璧だったのに… なぜ一方的な大勝利で終わるところに わざわざ戦艦二隻撃沈という一矢をアメリカに報いらせにゃならんのだ。
>>265 総力戦専門家をそろえた陸軍省部は、合理的な結論を提示している。
その成果は、省部幕僚のいくつかの著書にあるとおり。
本当に東條周辺の陸軍省部幕僚のやりたいとおりにやらせたら、
合理的に全リソースを集中して、空軍を建設して、
一回だけ最初で最後の決戦を展開、
その結果に従って、勝とうが負けようが戦争終結ということだったかと。
しかし、合理的な結論を、政治的に実行するのは別の問題で、
当時最強の人物であった東條英機にしても、できないことだった。
東條にヒトラー並の権限があればね。
暗殺とクーデターをどう防ぐかが問題になってきそうだな。
粛清
>>272 日本帝国は、ソ連やナチスドイツと違って法治国家でした。
戦前の民事・刑事判例の多くが現代も生きています。
>>273 ドイツも法治国家だったよ。
政府の法案が憲法を優越する根拠法と権限を議会が与えたんだしw
フセインだって法治だったよ。選挙で選ばれているもんね。 日本帝国の法治国家水準はフセイン政権と同じぐらい。
276 :
名無し三等兵 :2007/03/10(土) 12:07:31 ID:fXd1WiR4
そんなところでしょうなあ
ガダルカナルを辻のせいにするやつは基地外。
278 :
基地外 :2007/03/10(土) 13:22:27 ID:???
ガ島の大失敗は辻が悪いのだ。
>>275 「サッカーで負けた選手は猛獣に食わせても良い」とか
「反政府的な地域には、毒ガスを散布しても良い」
というような法律が、イラク国会で通っていたのなら、
イラクも立派な法治国家ですな。
ドイツの場合、まずナチス党というのがドイツ法体系上何なのかがよくわからん。
私的な政党組織とすると、SS長官とか武装SSってのは何なんだ?
また、いろいろ伝記や戦記を読むと、
ヒトラーが切れて下級将校まで処刑とか命じてるが、
あれは何の権限に基づくんだ?
処刑を命じるのは軍法会議か裁判所の仕事だろう。
(戦場で直属上官による即決処刑ってのはあるとしても)
・・・とか考えると、法治国家としては、かなりレベルが低い気が。
法治主義の本場ドイツに文句を付けるのも口幅ったいが。
独裁者が登極した時点では法治国家だった、という話。
>>280 亡命ユダヤ人法律学者のフレンケルに、
その点を論じた『二重国家』という名著がある。
つまり、法治国家と、恣意的な命令がまかり通る国家が、
奇妙に融合したのがナチスドイツ。
ちなみに、フレンケルは第一次世界大戦で、
両軍間の無人地帯に放置された友軍兵士を、
身を挺して救った英雄だったんだが、
ナチというのは、本当にどうしようもないものでね。
>>281 日本には独裁者がいなかったので、
そうだとすると、
>274、>275のレスは不適切ということになるな。
>>283 法治国家だからといって独裁体制を布くのに不都合はないという話。
>>284 うーん。
たしかに、法律を廃止・効力限定してしまえばいいわけだ。
すると、法治国家でも独裁体制は敷ける。
つまり、法律による支配を破壊してしまえばいい。
日本の場合は、法律を廃止・効力限定しなかったために、
最後まで法治国家が維持されたが、
ヒトラーおじさんが仕切るドイツではそうではなかったということか。
つじーんが首相なら、ドイツみたくなったかもね。
全権委任法ですから総統の決断即法律ですね。 臨時独裁官(スキピオ・ファビウス)とか戦時に独断する権限を与えるのは 珍しくないと思うが。
>>285 スレ違いなのだが…
法治国家というのは意味が二種類あって
戦前の日本やドイツは形式的法治国家(狭義の法治主義)ってものなんだな。
国家権力は法律に基づいて行使しないといけないのだが、法律の内容は問わない。
だから、治安維持法とか、ヒトラーへの全権委任とか、法的な根拠さえあればやりたい放題。
大日本帝国の場合は、そこまでめちゃくちゃな委任も、めちゃくちゃな独裁者もいなかった。
ただそれだけ。
だから、戦前の日本でもヒトラーみたいな独裁者が同じように全権を委任されれば
(理論上は)大虐殺を行っても構わないことになる。
で、現在はそれへの反省から、法律の内容自体も適正じゃないとダメってことになってる。
最高裁判所の違憲立法審査権ってあるでしょ。
つまり、憲法に反するようなめちゃくちゃな法律は無効にされちまう。
これが実質的法治主義ってやつ。ドイツも今はこれ。
だから、戦前の日独が同じレベルというのは(法治主義の観点からは)一応正しい。
あとドイツは大統領の拒否権がなくなってたのもあるわな。 大統領職は空位だったっけか? 日本だと天皇がいて拒否権を発動できる可能性がある。 君主には非常大権というものがあるから。
>287 なるほど勉強になった。
>>287 戦前の日本と、ヒトラー以前のドイツが同レベルというのは同意。
しかし、やはり、ヒトラー全権委任以後のドイツは、法治国家とは言い難いよ。
>だから、戦前の日本でもヒトラーみたいな独裁者が同じように全権を委任されれば
>(理論上は)大虐殺を行っても構わないことになる。
戦前の日本でも、立法、司法の委任はありえんだろ。あからさまな憲法違反だ。
明治憲法の権威・拘束力は、ワイマール憲法の比ではないよ。
ワイマールは民定憲法だから、
「みんなで決めた憲法だから、今、みんなで変えて(無視して)何が悪い」という話になる。
しかし、明治憲法は欽定憲法だし、代々の天皇が祖霊に誓っているから、
天皇自身にも改正は容易でない。
民主主義が未熟な国で、憲法に法律を拘束する力を与えるために、
憲法の裏付けに超自然的な権威を付与するのは、かなり有効なんだろう。
日本の場合官僚体制自体が独裁防止になっている、戦前も今も 自分の聖域が少しでも犯されようものなら奴らは全力で叩き潰そうとするw
日本の歴史上ヒトラー並に個人に権限が集約した事例があっただろうか?
293 :
287 :2007/03/11(日) 00:27:25 ID:???
>>290 >戦前の日本でも、立法、司法の委任はありえんだろ。あからさまな憲法違反だ。
そうでもない。
明治憲法は、天皇の緊急命令や独立命令(8条・9条)を定めていて
議会の同意なく勝手に立法行為ができる。
また、裁判は天皇の名で行われ(57条)、特別裁判所(60条)も設置可能。
つまり、勝手に裁判をする制度を作る方法もある。
だから、独裁者がこれらの制度を悪用すれば
明治憲法の制度下でもヒトラー程度のことはできる。
ヒトラーがワイマール憲法下で与党となって独裁を行ったのと同様に
明治憲法下での日本でも、天皇を味方に付けることができれば、独裁は可能だ。
(勿論、実際には昭和天皇の性格からして無理だろうけど、理論上の話では)
ついでに言うと、明治憲法下では大抵の人権が「法律の留保」を伴っていて、
人権は法律の定めによって保障されているに過ぎない。
だから、法律によれば人権を無限定に制約できる。
これに対して、現在の日本国憲法下では、憲法に反して人権を制約する法律は
裁判所が「不当」と判断すれば、例え国民の大半が賛成していても無効になる。
「憲法に法律を拘束する力を与える」のは、
制度上は、違憲立法審査制度や権力の厳格な分立に他ならない。
ワイマール憲法体制に於ける「法治」ってのは先述した形式的な法治主義で、
ヒトラー独裁後も一応はその形式は保たれている。
事実上、恣意的な支配がなされているのは勿論その通りなのだが、
法治国家という言葉の理論的な意味では、あなたの言っていることは正しくはない。
念のために言うと、戦前の日本とナチスドイツの体制は大きく違うと思うし、
日本ではヒトラーのような独裁は多分起きなかったろうと思う。
私が言いたいのは、事実上の問題ではなくて、理論上は日本でも独裁は可能だったということ。
まあ、法律化が理屈こねても"天に訴える"といってしまえば言いわけで。 法学なんて経済学と同じで後付の学問だよ。 8月に革命が起こりました〜なんていうのが今の憲法だからな。
話せばわかる
>>293 > 明治憲法は、天皇の緊急命令や独立命令(8条・9条)を定めていて 議会の同意なく勝手に立法行為ができる。
それは緊急時に於ける国家非常事態・緊急権・戒厳令の条文で、米英では”martial law”と言う。
> 世界各国の国家緊急権
>
> ドイツ憲法系統に見られる緊急命令や緊急財政処分等の制度がある。欧米先進国では非常事態における緊急権の
> カテゴリーとして前項に示した3つのカテゴリーのうち2のケースに該当する国が多く見られる。
>
> フランスの合囲状態、ドイツの戒厳、或いはワイマール憲法の大統領独裁権の規定などがこれに該当する。
>
> 日本においては大日本国憲法における非常大権もこれに含まれよう。
> イギリスやアメリカのマーシャル・ルールもこのカテゴリーに含まれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
>>293 > 明治憲法下での日本でも、天皇を味方に付けることができれば、独裁は可能だ。
いや君主の独裁は認められない。君主であっても憲法の条文に従うのが立憲君主制。帝国憲法に於いて、例えば
立法権は天皇大権に属しているが、これを行使する時は必ず「議会の協賛」の上で行使する。(伊藤博文著 「憲法義解」)
> 大抵の人権が「法律の留保」を伴っていて、 人権は法律の定めによって保障されているに過ぎない。
実際には人々の権利が法によって保障されるのは当たり前の話し。また無制限に認められる権利など空想上の世界にしか存在しない。
参考
> 私は1950年代に中学生でした。その時に先生から、「明治憲法は国民の権利を保障していたが、法律の範囲内という制限を付けていたからダメ」と
> はっきり教わったんですよ
> (笑)。
> よく考えたら、およそ何の制限もない権利なんてありえないのですから、馬鹿げた話です。
> 補足しておきますと、「法律の留保」とは大陸法学の考え方でして、フランス人権宣言の中にも「法律の範囲内において」という
> 文言が入っています。フランス革命を褒めちぎりながら明治憲法を貶めるというのは御都合主義も甚だしいと思っております。
>
> 明治憲法の思想
>
ttp://www.jiyuu-shikan.org/frontline/sonota/meiji-kenpou.html
参考 > 「法律の留保」とは具体的にはこのようなものです。 > > 大日本帝国憲法 > 第二十九条 > 日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ言論著作印行集会及結社ノ自由ヲ有ス > > > 新日本国憲法(案) > 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、法律が定める場合を除いてこれを保障する。 > ○2 検閲は、法律が定める場合を除いてこれをしてはならない。通信の秘密は、法律が定める場合を除いてこれを侵してはならない。 > > 自民党新憲法起草委員会「国民の権利及び義務に関する小委員会」
>>292 日本では個人で独走したり独裁者的になるとろくな死に方しないからね。
平 清盛とか織田信長とか足利義満とか大久保利通とか蘇我入鹿など。
急死や自殺に追い込まれたり暗殺されたり。
302 :
287 :2007/03/11(日) 10:38:07 ID:???
>>298-300 >君主であっても憲法の条文に従うのが立憲君主制
>帝国憲法に於いて、例えば 立法権は天皇大権に属しているが、
>これを行使する時は必ず「議会の協賛」の上で行使する。
その通りなのだが、明治憲法の制度だと憲法の条文に反しないで独裁ができてしまうのが問題。
また、天皇は「議会の協賛」なく立法はできないけど、法律以外の形で法規を作ることができる。
>それは緊急時に於ける国家非常事態・緊急権・戒厳令の条文で、米英では”martial law”と言う。
8条の緊急命令は確かに国家緊急権に基づく条文なのだが、9条の独立命令はそうではないです。
大日本帝国憲法9条(面倒くさいから口語で)
「天皇は法律を執行するために又は公共の安寧秩序を保持し臣民の幸福を増進するために
必要なる命令を発し又は発せしむ」
これは平時にも行使できるので、これで法規の定立はできる。
効力も法律とほぼ変わらない。
更に言うと、天皇は議会の協賛なく法律を作ることはできないが、
議会も天皇の裁可なくして法律を作れない。
だから、天皇が議会による立法を事実上無力化して、自ら法規を作ることは
憲法に反せずに可能なのですな。
303 :
287 :2007/03/11(日) 10:56:38 ID:???
>実際には人々の権利が法によって保障されるのは当たり前の話し。 >また無制限に認められる権利など空想上の世界にしか存在しない。 もちろん、憲法上の権利は実際の法律がなければ保障されない。 だけど、問題は明治憲法の構造にある。 説明すると長くなるのだが、明治憲法の「法律の留保」の伴った人権ってのは、 あなたの書いた明治憲法29条のように、 「法律の留保を伴った権利を憲法が認める」って書き方になる。 これは、「法律によって具体的内容が決められたものを人権として保障する」 ということになる。 だから、法律によれば憲法上の権利も無制約に制限できることになる。 (これは違憲状態でも何でもない) ちなみに、現在の日本国憲法は、こういった形式を取らない。 法律での制限が文言上定められているのは26条(教育の権利)・29条(財産権)等と限定される。 他の権利、例えば15条(参政権)・21条(表現の自由)には法律による規制を定めた文言はない。 憲法が権利を保障しているので、これを制約する法律は場合によっては違憲となる。 (具体的には裁判所が違憲立法審査権を行使する) つまり問題は権利が無制限に認められるかどうかではない。 法律による権利侵害が違憲の問題を生じるかどうかになる。 明治憲法では「法律によれば」合法的に国民を弾圧できる。 現憲法では(裁判所が機能していれば)法律によってもめったなことはできない。
304 :
287 :2007/03/11(日) 11:02:09 ID:???
というわけで、議会と天皇を押さえてしまえば(これは難しいけどね) 明治憲法の制度下でも独裁状態は作れる。これは明治憲法にも反してはいない。 ま、もちろん現在の日本国憲法下でも、議会と裁判所を押さえてしまえば 独裁状態は作れる(どんな立法も違憲にされないから)のだけど、 一応それは違憲状態になる。
話が辻からそれまくりだけど、 ワイマール憲法の大統領緊急命令権は、大統領に疑似君主的性格を与えるもので 当時まだ強かった帝政主義者をなだめるためのものだった。 そういう意味で、法治国家的諸制度は旧憲法下の日本よりも整備されているとはいえ、 より制限の強い立憲君主制といったおもむきがあるのかな。
>>302 > 大日本帝国憲法9条 > 効力も法律とほぼ変わらない。
いや間違い。9条は行政命令権に関する条文だが、法律の効力は「命令」の上位にある。
だから君主が「命令」を出しても違法な命令の場合は憲法上無効になる。
>>303 > 法律の留保
> (表現の自由)には法律による規制を定めた文言はない。
現行憲法は米軍の占領下、憲法に関して素人のGHQの一部のグループが無理やり
作ったモノであるため、きちんとした文言は無いが本来「法律の範囲内」の文言は有るべき。
そのせいで日本社会に様々な弊害が生じている。現在自民党で検討されている新憲法草案に
ついても「法律の範囲内」を意味する文言が入る。
これらは日本が正常な憲法を得るための過程の一つ。
> 自民党新憲法起草委員会(4月4日)
>
> b.表現の自由(21条)について
> ○ 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は保障されるが、青少年の健全育成に悪影響を与える
> おそれのある有害情報や図書の出版・販売は、「公共の秩序」に照らして、法律によって制限されうることを追加する。
> * 「思想・表現の自由」は基本的人権の中でも最も重要な概念であるが、有害図書の氾濫という現状を考えるとその一部制限はやむをえない。
>
> c.結社の自由(21条)について
> ○ 暴力的破壊活動を行う結社、あるいは犯罪を目的とする結社は、「公共の秩序」に照らして、法律により制限されうることを追加する。
>
>
ttp://www.kyodo-center.jp/ugoki/kiji/jimin-youkou.htm
参考として、諸外国の現行憲法における国民の権利と法律上の制限について > スイス憲法 > > 第二編 基本権(人権)、市民権および社会目的 第三五条 基本権の実現 > 一.基本権は、あらゆる法秩序の中で、これを妥当させなければならない。 > カナダ憲法 > > 第一章 権利および自由に関するカナダ憲章 第一条 権利・自由の保障、その制限事由 > 権利及び自由に関するカナダ憲章は、自由で民主的な社会において明確に正当化され得る合理性を持ち、 > かつ法で定める制限にのみ服することを条件に、この憲章で規定する権利及び自由を保障する。 > ドイツ憲法 > 第五条 意見表明の自由、知る権利、学問の自由 > 二.これらの権利は、一般的法律の規定、少年保護のための法律上の規定、および個人的名誉権によって制限を受ける
> フランス 人および市民の権利宣言 > > 第四条 自由の定義、権利行使の限界 > 自由 (略) これらの限界は、法律によってでなければ定められない。 > > 第十条 意見の自由 > 何人も、その意見の表明が法律によって定められた公の秩序を乱さない限り(・・・は自由) > > 第十一条 表現の自由 > (略)全ての市民は法律によって定められた場合に、その自由の濫用について責任を負う他は、自由に、話し、書き、印刷することが出来る。
何が「正常な憲法」だ! 他の国の規定はみな、自由権は成文法によって制限を受けることになっている。 自民党の私案じゃ「公共の秩序」という意味不明な概念で制約されてるじゃないか。 その「公共の秩序」とやらはいったい誰が決めるんだ? 都合良く解釈されるに決まってるじゃないか。これこそかつての「國體」と同じ 気にくわない勢力を圧殺するためのマジックワード。
>都合良く解釈されるに決まってるじゃないか。これこそかつての「國體」と同じ >気にくわない勢力を圧殺するためのマジックワード。 言霊ですか? 別にマジックワードがあるから圧殺されるわけじゃない。 圧殺したい人たちがいれば新しいマジックワードが考えられるだけ。 ついこの何年か前まで憲法改正という憲法に明記されている権利を行使しようとする 政治家は集団リンチに遭ってましたが。
>>305 日本では慣習法的に君主大権が「存在するけれど行使しない」という意味で、
制約されているというのが、陛下周辺の見解だった。
逆に陛下が大権を思う存分に駆使してやりたいようにやっていたら、
中国侵略も太平洋戦争もありえなかったかもしれんね。
ただ、一部の愚かな青年将校(というかつじーん)あたりが、
クーデターを起こしたであろうけれど。
ドイツの場合、大統領大権なしには、
統治不可能の状況にヴァイマール共和国が陥っていたことも無視できない。
>>306 おちつけ。
その話はさすがに法律板か政治板でやりな。
>>304 明治憲法は天皇の独裁を各機関が支えるという構造をとっている
逆に言えば天皇の大権を犯すような立法は帝國議会の権限外の行為となる
そして政党内閣制ではないので突然独裁者が現れて行政を掌握することができない
一応行政のトップ総理大臣(笑)は元老とか総理経験者とかの話し合いで天皇に推薦される
さらに組閣に関しては特に天皇の大権が活かされていた部分で
総理大臣が大臣を天皇に推薦して任命してもらうという続きをとるが
この推薦は実質的にも単なる推薦(笑)であってあらぬ人物を挙げても許可がでない
実際には各省の高級官僚経験者等の専門家が任命されることになる
その結果、各省が独立して各分野において極めて強い権限を有することになる
ぶっちゃけ内閣だけでも掌握するのはきわめて困難な構造をとっているw
>>311 軍板的なところでなら、例えば軍備を決定する「編成大権」(帝国憲法十二条)。
帝国憲法に於いて、保有する軍備の規模等は内閣の責任に於いて為される。君主が独断で
勝手に決める事はできない。
内閣の助言と補弼によって天皇大権が行使され、陸海軍の軍備が決定される仕組みだった。
他に、帝国憲法十一条「統帥大権」や十三条「外交大権」が有る
それぞれの天皇大権は、軍と内閣の責任に於いて為される。何れにしても独裁は出来ない仕組み
>>310 少なくとも、やろうとしている人間の心理的障壁を下げるようなことはするべきじゃないな。
ルビコン川は深く広いほどよい。民主主義はカエサルを期待しない制度なんだし。
どうせいまさら、権利を制限する方向での憲法改正なんてできないんだし。
>>314 >少なくとも、やろうとしている人間の心理的障壁を下げるようなことはするべきじゃないな。
別に憲法は心理的障壁を形成するためのものでもないし、
形成できるとも証明されてないだろ。
現憲法をあざ笑う声は昔からあったし今でもある。
心理的障壁があるとしたら「やろうとしている人間」じゃなくて揺れる葦の心理障壁だろうな。
>ルビコン川は深く広いほどよい
広く深過ぎると民意が反映されませんが。
>どうせいまさら、権利を制限する方向での憲法改正なんてできないんだし。
不磨の大典ですか?
>>315 >別に憲法は心理的障壁を形成するためのものでもないし、
>形成できるとも証明されてないだろ。
脇が甘ければ不要な誘惑に晒されるのは、歴史を見ても明らかだろ。
たとえば、君主の脇が甘くてついうっかり反乱起こしちゃった明智光秀とか。
この国は「解釈」で改憲レベルのことやってのけるんだから、「解釈」しやすい文言だと閣議レベルでひっくりがえせるんだよ。
>不磨の大典ですか?
普通に考えて、国民の過半数が自らの権利を制限する憲法改正に賛成すると思う?
つじーんが政権取れないならどうでもいい
よーし辻日本再軍備させちゃうぞー
>>316 >たとえば、君主の脇が甘くてついうっかり反乱起こしちゃった明智光秀とか。
君の国ではそう教わってるんだろうな。
>この国は「解釈」で改憲レベルのことやってのけるんだから、「解釈」しやすい文言だと閣議レベルでひっくりがえせるんだよ。
例えば?
>普通に考えて、国民の過半数が自らの権利を制限する憲法改正に賛成すると思う?
自分たちにとって不要もしくは必要性の低い権利であり、
自分たち以外の人間が乱用していると看做せば賛成するだろうな。
なんで辻スレがこんなに落ちてるんだ、覇気がたらん
321 :
辻 :2007/03/14(水) 08:52:57 ID:???
南方は果物の実る楽園であるから、食糧がなければ取って食えばよいではないか!
>312 逆に、天皇が積極的な発言を控えた場合、が危険だわな。 発言し過ぎは、自身の独裁と同義だし
>自分たちにとって不要もしくは必要性の低い権利であり、 自分たち以外の人間が乱用していると看做せば賛成するだろうな。 ここで話題になっているのは自由権なのだが、君の国ではそれが不要で必要性が低い権利であるが、 一部で濫用している人もいる、とされているのか。
>ここで話題になっているのは自由権なのだが 自由権にもいろいろあるだろ。 元々話題になってたのは独裁が可能になるか否かだし。 イギリスは礼状無しの拘束が復活したぞ。
話を聞いてみると大日本帝國ってホンマにグダグダな制度だったんだな。
確かゲーデルだったかな? アメリカの市民権をとるにあたって、「私が合衆国憲法を読んだところ、完全に合法的に独裁体制を実現する方法を発見しました」とのたまったのは。
どうやるのそれ
330 :
名無し三等兵 :2007/03/24(土) 03:41:38 ID:Rd0e54oj
厚生省のタミフルの担当課長が辻さん。 日本国民の生命を軽視してるとしか、思えないのが共通
331 :
名無し三等兵 :2007/03/24(土) 04:54:03 ID:yeGsFSK0
辻は頭が切れすぎて自分の中にある設計図が ほかの一般人が理解できないようなものだったのかもしれない そういう場合一般人から見れば「奴はおかしい」という評価になるね
だとするとその設計図の製品はけっきょく完成しなかったわけだ いや、完成したけど誰もその意義を理解できなかったのか?
333 :
名無し三等兵 :2007/03/24(土) 08:40:11 ID:yeGsFSK0
どうだろう、そもそも辻はほかの参謀とは視点が違っていたのかもしれない 他の人とは全然違うベクトルから現状を把握して行動していたから 変な行動が多いように見えるのかもしれない まぁ本人にしか分からないから困るんだけど
作戦の神様(爆笑)
つじーん
ツジブーだろ
つっつん