【中】J10や87式や99式等について語るスレ【国】

このエントリーをはてなブックマークに追加
196名無し三等兵
>>195 の続き(1)
WS10:瀋陽黎明航空発動機(集団)有限責任公司製。殲撃11A(注J11Bの間違いと
思われる)、殲撃10A用。WS10の開発は1986年に開始された、某国(アメリカ)製エ
ンジンのコアエンジンを元に開発が行われた。1992年10月には実証試験機086号
機による空中作動試験が開始される。97年には品質試験(飛行前試験段階)が開
始され、2000年10月には航空航天部624研究所により航空での大推力エンジンの
試験能力を備え、高空作動試験が開始される、その初飛行は2001年7月である。
2002年6月には、Su-27のエンジン一基をWS10に換装して取得段階試験を実施、
2003年12月にはWS10A2基を搭載した殲撃11Bが初飛行した。2003〜2004年には
殲撃10AへのWS10Aの搭載試験が開始された。WS10Aは、タービン入り口温度を
WS10の最高1747度から1800度として、出力重量比を7.5から7.8前後に、推力を
13460kgから14072kgに向上させた。2004年9月にWS10Aのロット生産が開始され
た。発展型のWS10Dでは最大推力は15805kg以上に達する見込み。


WS11:南方動力製。K-8/教練8練習機用。ロシアのプログレスAI-25のライセンス
生産型。輸出向けのK-8には、ギャレットTEF731ターボファンエンジンを搭載。

WS12:生産工場不明。L-15/教練10練習機用エンジン。ウクライナ製エンジンのラ
イセンス生産

WS13(「天山」):貴州黎陽航空発動機公司製。FC-1、殲撃10双発型(この機体の
存在は未確認)。ロシアのRD-33を元に開発された出力重量比8のエンジン。全長
4.14m、最大外直径1.02m、運用重量1135kg、推力は8807kg(A/B時)、燃費率は
2.02、A/Bなしの最大推力は5786kg、燃費率は0.73、巡航推力は5220kg、巡航燃
費率は0.65。空気流量は80kg/秒、バイパス比0.57、総圧縮比23、大修理間隔810
時間、タービン入り口温度1650度、寿命2100時間、出力重量比7.8.2004年1月に
最初のエンジン作動。2005年8月に制式化。WS13の発展型は最大推力10197kg
に迫ると推測される。