【中】J10や87式や99式等について語るスレ【国】

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163名無し三等兵
中国、ロシアからの兵器調達を縮小:軍事技術的協力の減速
ttp://www.kommersant.com/p763776/r_529/military-technical_cooperation_China/

中国とロシアの(中断中の)軍事技術協力委員会の会合は、再度秋まで延期
された。ロシア側は、国防相の交代に伴う純粋な人事上の問題であるとして
いる。中国側は、現在の契約の元で改善が行われることになっていると主張

しかし、中ロの軍事技術協力が縮小した本質的な理由は、現体制でのポテン
シャルが消耗してしまったことにあると思われる
(中略)
ロシアの防衛産業の情報源は、会合延期にはもう1つの理由がある事を示唆した
彼らは会合が、ロシア製兵器の改良は、現在の契約下で中国での試験の後に行
われることを要求する中国によって延期させられたと述べた
特に、昨年プロジェクト956EM(ソブレメンヌイ改)駆逐艦(原文では巡洋艦)で実施
されたモスキートSSMの発射実験は、プロジェクト636(キロ型潜水艦)でのクラブ-S
USMの発射実験と同じように問題が生じた

ロシア政府筋の情報ソースによると、中国国防部のクレームは根拠がないとの事
「それは単なる技術的失敗であり、中国人が他の点について交渉で我々への圧力
として利用している。双方のシステム、すなわちモスキートとクラブ-Sはテストを経
て大量生産されている」と述べた

中ロの委員会の無期限延期には、より深刻な原因が求められねばならない
現体制でのポテンシャルを消耗した中ロの軍事技術協力は、完全に断絶する事
は無いとしても、実質上縮小するだろう。

1990年代には、多くのロシアの国防産業は、ほとんど中国の契約によって生き延
びたといってもよい。1992年から2006年にかけて、ロシアの武器輸出の総額584
億ドル中、中国は装備品と兵器について約260億ドルを調達した
しかし現在、状況は変化し中国はロシアの兵器輸入国の1つという位置になった
(中略)
164名無し三等兵:2007/05/09(水) 20:25:59 ID:???
>>163の続き
中国はロシアからの兵器輸入に対する関心の多くを失った。1990年代には中国
には多くの選択肢は存在していなかった。天安門事件による西側の制裁後、中
国は必要とする兵器をロシアへの発注により満たさなければならなかった。これ
までの15年で中国は、多くのロシア製兵器を調達し、もはや意義の有る補充の
必要はなくなった。

この兆候は、2億1000万ドルのZubr級ホバークラフト4隻の購入交渉から数ヶ月
前に中国が撤退したことである。最大48機のSu-33艦載戦闘機の調達交渉は25
億ドルという価格により遅れている

1990年代、ロシアの兵器輸出の70%が中国向けだったが、2006年には40%に低下
しており、今年は17〜20%と予測されている

Andrey Karneev アジアアフリカ諸国研究所次長は、「ロシアの軍産複合体は主
にソ連時代に開発された兵器を中国に供給していた。現在、その蓄積は使い尽く
してしまっている。中国はロシアから最新のシステムを調達したいと望んでいる。
しかし、ロシアは理解しうる理由により、ミサイル技術を協力できる範囲の技術に
は含めないだろう」と述べた
Alexander Lukinモスクワ対外関係国立研究所アジア研究センター長は「我々は
既に中国を一度ならず武装させている。1960年代、それらの兵器は我々の国境
の軍隊に使用された。その種のことは再び発生することはないだろう、しかし中
国との関係である種の注意すべき点は残存しており、それでロシアは最新の兵
器の売却を望んでいないのです。」と語った

この問題は、中ロの軍事技術協力に終止符を打つことにはならないだろう。
Karneevは「我々は、おそらく、中国がすでに購入したシステムに長期間部品を供
給するだろう。さらに、中国は完全にロシアの軍事技術から離脱する容易は出来
ていない。アメリカとEUは現在も中国への軍事技術移転の制限を取り去っていな
い。そして、イスラエルはアメリカの圧力によって同様に中国へ最新の兵器を輸出
することを拒否している。」と語った