なんかBiodiesel MagazineのRSSがおかしくなっていて過去記事を新着記事とかにアップしてるみたいだ。
どうなってるんだろう……。
Indian-made electric car REVA to roll into Israel shortly
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1045125.html イスラエルにてインド製電気自動車REVAの輸入が認可された。
1ヶ月以内に輸入が開始される見込み。
この電気自動車は30kgのバッテリーを8個搭載し、6時間の
充電で120kmを走行できる。
この車はインド、バルセロナ、ロンドン、マドリード、アテネ、
オスロにて現在販売されている。
一応立場上おいらが次スレ立てるけど、970くらいの時で良いよね?
おっと、
>>951に加えて、
今年度末までにテルアビブやエルサレムを含め500箇所、
そして最初の電気自動車が発売される前に50万箇所の
充電施設を設置する予定。
ここまで来るとキ○ガイだな。
どうも英語を読みまくったせいでそろそろ頭がぼんやりしてきてる。
まあ翻訳すべき記事はとりあえずこれで全部おしまい。
Electric Car Battery Swap Model Raises Questions
http://www.evworld.com/news.cfm?newsid=19879 イスラエルは電気自動車のバッテリーの電力を大幅に消耗した時に、
バッテリーそのものを新品に交換できるようにする計画を始動した。
給電スタンドで使用済みのバッテリーを新品のバッテリーに交換できる
ようにする。
これ、前々から計画や妄想としてはあるけれど、そんなに簡単に実用化
できるのかなあ……。あらゆる車種である程度バッテリーの形状とかを
統一化しないと意味が無いし、それにバッテリーも女性でも持ち運び可能な
重量・形状にしないといけないなどの制約がきつくて、今の電気自動車の
能力では走行能力にかなりの悪影響が出そうな気がする。おそらく
実用化する場合は、1台の車の中に小型のバッテリーパックを多数連結して
接続する形になるんだろうけれど。
もちろんこれが実用化できれば電気自動車普及への追い風にはなるとは
思うけど、富士重工のR1eとかが採用しているような急速充電施設をパワー
アップして、10分くらいの充電で数十キロ以上の航続距離を回復できると
言うようなシステムの方が実用性・利便性は結局高いような気がする。
Slideshow: Biodiesel streetcar makes first run
http://www.connectsavannah.com/gyrobase/Content?oid=oid%3A11601 新型エネルギーの路面電車がRiver Streetで北米で始めて運行された。
市長などが乗車したこのパレードは、12月15日からの環境保護週間に
合わせておこなわれた。
この路面電車は1938年製のオーストラリア・メルボルンの路面電車を
全面的に改造したもの。1月にも実際に運用され、自家製のバイオ燃料
20%のものを使用する。
この市では市庁の二酸化炭素排出量を2012年に15%削減することを
目標としている。
自家製バイオ燃料を自前の基地で補給するものと思われる。このあたりは
自前の補給設備を持っている所の強み。
旧型の車両を使用するのも、おそらく燃料の質の問題でエンジンの寿命に
自信が無いからなんだろう……。
どうしても規格化が進まない燃料と言うのは、実際に適用される機種は
高価な最新機種ではなくて、故障してもそれほど痛手にはならない安価な
旧型機種への適用になってしまう。
Lingle's plan on electric vehicle takes new turn
http://www.khnl.com/Global/story.asp?S=9494619 ハワイ州庁が二酸化炭素排出量削減に向けてのアナウンスをおこなった。
1週間後に電気自動車用充電設備網のプランが公表される。先週、
ある部局が電気自動車用のインフラ整備をおこなうと宣言したところだ。
この発表はハワイの公道に電気自動車の一団がもたらされることも
含めている。
州知事のLinda Lingleの計画ではハワイの石油依存からの脱却を進める。
これによりマウイ郡(てか多分マウイ島そのものだろうけど)には電気自動車の一団を
送り込む。
Maui Electric(マウイ島の電力事業者と思われ)と自動車メーカーのPhoenix Motorcarsは
電気自動車の試験に関する計画に署名した。
この車は電力0%の状態から10秒以内に60%程度まで充電する(マジかよ。
そうとしか読めないがしかし翻訳に自信ねーぞ)。これによって130マイルを
走行することが可能。さらに1時間の充電で90マイル走行距離を伸ばすことができる。
価格は5万ドル(日本円で500万円弱。てかこのスペックが本物でコンセントプラグの
形が合えば今から日本で乗りたがる人も増えそうだ。まだ試作段階だけど)。さらに
州政府からの補助も降りる。
2009年末までに2500台を投入する予定。
てかこの充電速度っていったい何。この充電速度が実用化してそれなりの高速度(110km/hくらい)
を出せれば、少なくとも乗用車クラスならガソリン自動車の代替に十分なり得るぞ?
コピペは一日 1 個くらいにしといた方がいいんじゃね?
ゴミみたいな情報で埋めんでも
このスレよりも最新情報を日本語で提供しているところのURLを
さらしてくれたらそれでも良いよ。
もう古い自動車会社つぶして新興電気自動車メーカーの成長を支援しまくった方がよくない?
ちょっと前に何かそういうニュース観測が出ていた気がする(英語ソースだけど)。
ビッグスリーは低迷しているけどアメリカのベンチャー自動車メーカーは躍進するだろうとか何とか。
実際にこういうベンチャー企業の健闘ぶりを見ると、今の時代でもアメリカはアメリカンドリームで
ベンチャーな国なんだなあと思う。
恐竜を滅ぼし新しい種族の活躍の場を作ることも必要だろうな
技術情報が何もないニュースを持ってきても意味ないべ
China, US team up for green vehicles
http://www.chinadaily.com.cn/bizchina/2008-12/12/content_7298114.htm 中国とアメリカは電気自動車・ハイブリッドカーの製造で協力することに合意し、
これによって環境保護プログラムは自動車産業に新たな局面をもたらすことに
なった。
この協力関係はオバマ次期大統領のエネルギー戦略とも密接に関係している所から
始まり、中国政府もまた石油輸入量の削減・CO2排出量削減の必要性から協力を
推進していくことになった。
この協定は、バッテリーの性能に関して、試験および評価方法、規格および規格コードの
制定、製造から廃棄に至るまでの解析などの二国間の協力について定めている。
アメリカの自動車製造業はハイブリッドカーや電気自動車酸化炭素排出量の少ない
自動車量産のための設備投資を始めている。オバマ氏は「我々の時代のうちに、石油の
時代に終止符を打とう」と呼びかけており、2015年までに100万台のハイブリッドカーの
導入を進めようとしている。
中国は先月、2012年に11都市で公共輸送や公共施設の所有車、郵便配達の自動車
などで6万台の新エネルギー自動車の導入を計画していると発表した。
Shai Agassi: Electric Car Visionary
http://www.evworld.com/news.cfm?newsid=19894 カルフォルニア州のBetter Place社は、3カ国およびハワイ、
サンフランシスコ周辺に電池交換ステーションの建設を
予定している。
電池の規格の全車種共通化とかできるんかなあ……。
さっきの
>>964の記事では、バッテリーに関する規格制定を
視野に入れているとかと言う記事もあったけれども、
これができないことには電池交換システムは機能しない。
University of Munster Working on Electric Cars for Everyday Use
http://www.evworld.com/news.cfm?newsid=19890 ドイツのMunster大学が新たな国家プロジェクトに関係することになった。
Munster大学は電気自動車の試験に関して大きな役割を果たすことになる。
これはドイツ政府とフォルクスワーゲン社が協力関係を結び、産学共同
体制を作ろうというもの。今後4年間で3250万ユーロの資金が拠出される。
何か最近のドイツって、口先では環境保護に熱心だけれども、どうも環境
関連の技術整備に乗り遅れがちな雰囲気。ドイツもバイオ燃料は食料
事情を悪化させるとか言うのなら、植物プランクトン由来バイオ燃料の
促進策でも進めりゃいいのにねえ……。
968 :
名無し三等兵:2008/12/14(日) 21:48:05 ID:OZNDx6Rj
昭和シェルや東電など整備加速 電気自動車普及 まず充電器
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081212-00000042-fsi-ind 来年夏から国内で本格販売される電気自動車向けの充電スタンドの整備が本格化している。
現在は電力会社などでの実証実験に過ぎないが、来年からはガソリンスタンド(GS)への導入も
始まるうえ、神奈川県など行政側も充電スタンドの普及支援を活発化している。身近な場所でも
設備が増えれば、走行時に二酸化炭素(CO2)を出さず、環境に優しい電気自動車の普及拡大を
後押ししそうだ。
昭和シェル石油は今月3日、神奈川県内のGSに急速充電設備を設置することを決めた。GSへの
設置は全国初で、今年度内に県内2カ所に配置する予定。ガソリンなど石油需要の減少が進む中、
GSの新たな収益モデルの構築に向け、電気の供給にも取り組む。
設置する機器では5分の充電で40キロメートル、10分で60キロメートル走行する。1基当たりの
投資額は1000万円程度という。一方、東京電力もJR東京駅近くの「新丸の内ビルディング」の地下
駐車場など9カ所、支社など14カ所に充電器を設置したほか、時間貸駐車所「タイムズ」を運営する
パーク24と組み充電設備の試験も都内と神奈川県内で進める。
自治体でも神奈川県が2010年に、県内に急速充電器30基、電気自動車を14年に県内に3000台
導入する計画としているほか、環境省も全国6自治体の設置に補助金を捻出する方針だ。充電設備の
整備が、新たな事業拡大の機会になると捉えているエネルギーや商社、小売り業界などで充電器の
導入の動きが今後も活発化するとみられる。
電気自動車は、三菱自動車が09年夏に投入し、富士重工業も同時期に発売する予定だ。ただ、
電気自動車の1回のフル充電当たりの走行距離は三菱自動車の「iMiEV」で160キロメートル。
外出時の電力切れに備え、急速充電器の普及が欠かせず、実際、電気自動車が一部普及している
英国ロンドンでは街中に電気自動車専用の充電スポットを設けるなどの対応を進める。日本での
普及には「ロンドンのような対応が欠かせない」と東電販売営業本部デザインセンターの森尻謙一所長は見る。
「排出量取引」501社が参加申請、年度内にも売買可能に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000047-yom-soci 温室効果ガスの排出削減を目指す国内排出量取引の試行制度で、政府の参加企業の
集中募集が12日に締め切られ、501社が参加を申請した。
今回の制度では、参加企業ごとに排出目標を定めるのが原則とされていたが、例外的に
鉄鋼連盟の73社と、日本自動車工業会と日本自動車車体工業会に属する58社は業界単位の
参加を申請した。
経済産業省などの発表によると、参加を決めたのは、電力会社9社、化学工業41社、
電気電子産業16社などやメーカーなど。コンビニや商社、銀行、大学なども名乗りを
上げている。主要業界の企業の多くが参加を決めており、産業部門では、参加企業の
排出量が部門全体の約7割を占める規模で、政府は「景気後退の情勢の中で、まずまずの
数と規模の参加が得られた」(経産省担当者)と評価している。
今後、政府が各企業の目標について、業界全体の水準と照らして妥当かどうかなどを審査。
今年度内には各企業ごとの目標が確定する予定で、早ければその時点から排出枠の売買
取引が可能になる。
日本航空 バイオ燃料でデモフライト…来年1月、アジア初
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081217-00000009-maip-soci 日本航空は、バイオ燃料を使った旅客機のデモフライトを来年1月30日に行うことを決めた。
世界で4例目、アジアでは初となる。共同主催者のボーイング社とエンジンメーカーのプラット・
アンド・ホイットニー社の3社が明らかにした。
バイオ燃料の原料は、いずれも非食物系の植物「カメリナ」「ジャトロファ」など3種類。バイオ燃料と
従来のジェット燃料を半分ずつ混合させ、クラシックジャンボ(ボーイング747−300型機)の4基ある
エンジンのうち右側の1基に供給する。
バイオ燃料の84%を占めるカメリナはアブラナ科で、フライトに使用するのは初めて。これまでは
種を搾って油を採り、ランプ油などに使われてきた。乾燥してやせた土地や高地でも育ち、代替燃料と
して期待される。
デモフライトは、松並孝次機長の操縦で羽田を離陸し、八丈島沖を1時間飛行して羽田に戻る。
過去最大日量220万バレル減産=相場下落に強い危機感−OPEC総会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081218-00000023-jij-int 【オラン(アルジェリア)17日時事】石油輸出国機構(OPEC)は17日、アルジェリアの
オランで臨時総会を開催し、日量220万バレルと過去最大幅の追加減産を実施することで
合意した。OPEC加盟各国は、原油相場が今月に入り、一時1バレル=40ドル台と約4年ぶりの
安値まで下落したことに危機感を強めており、相場反転に向け思い切った減産が必要との
認識で一致した。来年1月1日付で実施する。
ヘリルOPEC議長(同国エネルギー鉱業相)によると、1月からの新たな目標生産量は
同2485万5000バレルとなる。
今回初めて総会にオブザーバー参加したアゼルバイジャンは、同30万バレルの減産を
表明。また世界第2位の産油国ロシアは、相場下落が続けば、来年の供給量が同32万
バレル落ち込む可能性を示した。
10月にも日量150万バレルほどの減産をおこなっているので、2ヶ月ほどの間に400万バレル
ほどの減産。OPECの石油産出量は15%ほど低下した計算。この減産分を代替エネルギーで
補う必要がある。
うめ
「ころがり抵抗」を24%低減、エコカー対応タイヤ 東洋ゴム
http://wiredvision.jp/blog/autopia/200812/20081212141627.html 東洋ゴム工業は12月11日、エコカー向けタイヤ『PROXES Ne(プロクセス・エヌイー)』を発売した。
ハイブリッドカーなど低公害につながるエコカーに対応したタイヤで環境に優しいという。価格はオープン。
接地面の素材を改良して、「ころがり抵抗」を従来品より24%低減。エコカーの低燃費性能を損なわず、
安定した走行が可能という。ウェット制動性能も17%向上させ、雨天走行時の安定性を高めた。また、
タイヤの溝などのパターンの工夫で静粛性も向上させた。
タイヤの骨格部分には、帝人ファイバーの「エコペットプラス」を素材として使用。リサイクル原料からなる
ポリエステル繊維で、業界初の再生ポリエステルコード採用になるという。185/65R15 88H、195/65R15
91H、195/55R16 87Vの3サイズ。
PetroAlgae retains investor relations firm
http://www.biodieselmagazine.com/article.jsp?article_id=3105 PetroAlgae社は12月22日、ロサンゼルスの Relations International社が
今後も投資を継続すると発表した。
−−−−−−−−−−−−−−
PetroAlgaeは植物プランクトン由来バイオ燃料工場で、何度かニュースリリースで
名前を目にした記憶はある。
逆に言うと、やはり藻由来バイオ燃料はまだ採算的に厳しくて投資してくれる
団体の確保も難しいみたい。技術革新が迫られるところ。
植物プランクトンは繁殖効率が非常に高くて農地も使用しないので食料品と競合しないし、
最終的なバイオ燃料供給源として有望視されているんだけどねえ……。
Cavitation sells biodiesel reactor system
http://www.biodieselmagazine.com/article.jsp?article_id=3098 Cavitation TechnologiesはBioforce 9000 Nano Biodiesel Reactor Skid Systemの
初の商談としてSRS Engineering社に12月18日に販売したと発表した。
このシステムは年間1000万ガロンのバイオ燃料製造が可能なシステムに組み込まれて
Process Concepts社に販売され、3月頃から稼動の見込みである。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このスレでもたびたび取り上げたキャビテーションを利用した加工装置が実用化。
キャビテーションは軍板では潜水艦関連ではおなじみの用語。スクリューなどが
水中で動くことによって発生する微細な泡が、かなりの破壊力を持っているのだとか。
バイオ燃料加工コストの低減化に貢献することを期待。
High-speed rail links urged for Ontario
http://www.thestar.com/News/World/article/556697 カナダのオンタリオ州で高速鉄道建設計画
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ルートを見るとカーブとか多すぎてリニアは難しそう。いや、
リニアの方が減速して走行すれば良いだけなんだけどさ。
しかしここに来て輸送力ではなくて環境保護としての高速鉄道建設
計画が各国でにわかに脚光を浴びてますなあ……。この調子だと、
海底トンネルを利用してイギリス−ポーランドあたりの高速鉄道なんて
話までぶち上げられそう。
<太陽光発電>住宅用に補助金 1月から募集開始 経産省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000124-mai-bus_all 経済産業省は24日、住宅用の太陽光発電導入に対する補助金の募集を来年1月13日から
開始すると発表した。補助金額は1キロワット当たり7万円で、平均的な導入家庭では20万〜
25万円程度の補助が受けられる見通しだ。
補助金は、太陽光発電の普及拡大のために3年ぶりに復活。今年度は補正予算で90億円の
財源を確保し、3万5000件程度の補助件数を想定している。また、来年度も総額200億円の
補助金を交付する計画だ。
補助金の対象となるのは、太陽光発電のシステム価格が1キロワット当たり70万円(税抜き)
以下で、最大出力が10キロワット未満のもの。性能面でも一定の基準を設けた。申請の受付
窓口は各都道府県ごとに設置し、各地域で説明会の開催も予定している。【平地修】
Toyota Announces Electric Concept Car
http://www.evworld.com/news.cfm?newsid=19986 トヨタ、2009年のデトロイトのNorth America International Auto Showに
電気自動車出展へ。
ロゴなどが既にリリースされているが、車の詳細仕様についての情報は無い。
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と言うことで電気自動車に関しては消息の無かったトヨタがようやく電気自動車
販売に向けて動き出した模様。
三大自動車メーカーはとりあえず日産が飛びぬけている模様で、その次にホンダ、
トヨタが最後尾という感じだけど、はてさてどうなるか。
ひょっとして、石油エンジンに拘らず
ガチでそっちの研究してれば今もう普及してたりしてたのかな……
>>991 戦後すぐの物不足の時代には電気自動車も結構使われていたと言うしね。
そのままガソリン自動車が登場してなければ、その可能性はあったかも。
海藻育てバイオ燃料に 瀬名波琉大准教授とうるま市実証実験へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000016-ryu-oki 琉球大学工学部の瀬名波出(いずる)准教授とうるま市は、火力発電所や工場などから出る
高濃度のCO2(二酸化炭素)を海水に溶かして海藻を養殖し、バイオ燃料に転換する「海洋
バイオマスによる二酸化炭素吸収・利活用システム」の技術研究に取り組んでいる。CO2削減と
石油に変わる新エネルギー開発を組み合わせることで、地球温暖化防止を目指す。
増殖させる海藻によっては水産業の振興も期待できるという。年明けにも、うるま市の海の駅
あやはし館そばで実証実験を始める。
実験では、CO2を溶かす気体溶解装置1基と海藻を養殖する水槽1基を海中に設置する。
気体溶解装置に高濃度のCO2を入れ、海水を加えてから気圧をかけ、CO2を海水に溶かす。
この海水で、人工的に胞子をつなぎ合わせた「ぷちも」と呼ばれる浮遊性の海藻を養殖。圧力や
温度、増殖量などの基礎データを約1年間蓄積する予定だ。
構想では、火力発電所や工場などの隣接地に施設を建設し、発電所から出る高濃度のCO2を
利用するなど、循環型システムの構築を目指している。
瀬名波准教授は「従来のCO2処理に比べ、低コストで効率よくCO2を固定化できる。海藻は
陸上の植物の約15倍の速さで成長する。CO2濃度が高い海水ではさらに効率よく成長させる
ことが見込まれる」と強調した。
瀬名波准教授らは2007年夏ごろから、県内企業など産学で連携しながら、技術開発を模索
してきた。年明けにも、うるま市や県内企業などと「沖縄海洋バイオマス研究コンソーシアム(仮称)」を
正式に立ち上げる予定で、計画を本格化させたい考えだ。
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海中のCO2濃度上昇による珊瑚の白化とかとの関係は大丈夫なんだろうか……。おまけに
冬場は結局光合成の効率が落ちるから結局環境破壊を一気に進めそう。