1 :
名無し三等兵 :
2007/01/31(水) 04:48:58 ID:??? あなたが薦める、軍事関係の著書やサイトを書いて下さい。
2 :
名無し三等兵 :2007/01/31(水) 04:50:37 ID:???
おれ
3 :
名無し三等兵 :2007/01/31(水) 07:23:07 ID:???
豚のサイトだけはお勧めしない。
4 :
名無し三等兵 :2007/01/31(水) 09:00:21 ID:???
|日 日 本 軍 弱 小 列 イ云
5 :
名無し三等兵 :2007/01/31(水) 10:08:49 ID:???
【題名】軍学考 【著者】兵頭二十八 【版元】中央公論新社 【定価】1900円+税 【備考】(絶版) 着想は良し
6 :
名無し三等兵 :2007/01/31(水) 20:29:23 ID:???
補給戦とか?マーティン・フォン・クレフェルトの
7 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 00:33:16 ID:???
入門編 【題名】戦争の常識 【著者】鍛冶俊樹 【版元】文藝新書 【定価】700円+税 【備考】 【題名】自衛隊の戦争力 【著者】ムックハウス(出版企画部)他多数 【版元】洋泉社 【定価】1680円 【備考】MOOK
8 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 02:07:55 ID:???
コーラン バイブル ルターの95か条の意見状 資本論 マイン カンプ ハルノート ネオコン顔写真
9 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 02:41:59 ID:???
>>8 wwwww落ちが……
でも、そんな写真集イヤだな
君主論 マキアヴェリ
10 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 18:47:12 ID:???
孫子 戦争論 三国志演義
11 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 19:12:01 ID:???
12 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 19:13:33 ID:???
間違った 失礼
13 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 19:32:02 ID:k3wJtkQ5
武経七書
14 :
名無し三等兵 :2007/02/01(木) 19:49:52 ID:???
【題名】「海行かば」を歌ったことがありますか 【著者】小川寛太 【版元】H&I 【定価】1800円+税 【備考】CD付き
15 :
名無し三等兵 :2007/02/04(日) 03:08:14 ID:???
【題名】 【著者】 【版元】 【定価】 【備考】
16 :
名無し三等兵 :2007/02/06(火) 19:05:58 ID:???
17 :
名無し三等兵 :2007/02/07(水) 01:52:33 ID:???
↑ クリック詐欺につき注意
18 :
名無し三等兵 :2007/02/07(水) 01:57:34 ID:???
石川達三の「生きてゐる兵隊」 南京での醜聞が余すところなく書かれ、発禁になった貴重な資料。 よくもまあ、戦中にこんなのを書いたもんだ。
19 :
名無し三等兵 :2007/02/07(水) 18:26:34 ID:???
20 :
名無し三等兵 :2007/02/07(水) 22:07:13 ID:???
21 :
名無し三等兵 :2007/02/09(金) 09:02:28 ID:???
22 :
名無し三等兵 :2007/02/12(月) 22:38:59 ID:???
ネットウォッチ板と書評スレで十分と思っていたが、 このスレは他板からのお客さんには需要があるのかもしれない。 そんなわけで浮上しておきます。 初心者スレより転載 380 :名無し三等兵 :2007/02/12(月) 22:17:22 ID:G6i3Gkyb 受験終わって暇になりました。が、金がありません。 本が買えないので、面白い軍事関係のサイトあったら教えていただけませんか? 世界史も好きなので、古代〜現代までどこでも構いません。 論述が正確な必要もないです。 あまりにテキトーなお願いですが、もしよかったらお願いします。
23 :
名無し三等兵 :2007/02/12(月) 22:45:56 ID:???
日露戦争 明治人物列伝
24 :
名無し三等兵 :2007/02/12(月) 22:52:11 ID:???
25 :
名無し三等兵 :2007/02/12(月) 22:52:12 ID:???
コーエー 艦船年鑑 眠れない夜は羊を数える代わりに読め
「ソ連地上軍」デービッドCイスビー(英ジェーン版の翻訳)原書房(絶版) 「北朝鮮特殊部隊」ジョゼフ・バーミューデッツ(英ジェーンの翻訳)並木書房 「世界歩兵総覧」田中賢一/森松俊夫 図書出版社(絶版) 「砂漠の戦車戦 上下」アブラハム・アダン 原書房(絶版) 「第四次中東戦争 シナイ正面の戦い/ゴラン高原の戦い」高井三郎 原書房(絶版) 「第一次世界大戦、その戦略」リデルハート 原書房(絶版) 「湾岸戦争 砂漠の嵐作戦」東洋書房 「熱砂の進軍 上下」トムクランシー 原書房 「米陸軍戦闘マニュアル」編訳:柘植 久慶(絶版) 「コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル」(1巻2巻で十分)著:上田 信 日本出版社 「コンバット・スキルズ 1・2」 ホビージャパン 「戦術と指揮」著:松村 劭 文春ネスコ 「若き将軍の朝鮮戦争」 白 善Y 「対ゲリラ戦」 白 善Y 「指揮官の条件―朝鮮戦争を戦い抜いた軍人は語る」白 善Y 日本陸軍『作戦要務令』 「赤軍野外教令」 「野外令」 「野外幕僚勤務令」 「師団・旅団」 「普通科運用」等の職種運用 「普通科中隊」等の部隊運用
27 :
名無し三等兵 :2007/02/17(土) 06:44:00 ID:???
28 :
都内勤務 :2007/02/17(土) 07:51:05 ID:???
司馬先生の「風塵抄」 いわゆる司馬史観を無批判に受容するわけではないが、まずは目を通してみては
29 :
都内勤務 :2007/02/17(土) 07:54:08 ID:???
30 :
名無し三等兵 :2007/02/17(土) 08:06:53 ID:???
「バルバロッサ作戦」パウル・カレル著(フジ出版社)絶版 「焦土作戦」パウル・カレル著(フジ出版社)絶版 「彼らは来た」パウル・カレル著(フジ出版社)絶版 「砂漠のキツネ」パウル・カレル著(フジ出版社)絶版 ドイツ軍戦記の巨人。翻訳もすばらしい。
31 :
名無し三等兵 :2007/02/17(土) 14:34:12 ID:???
ナチ厨乙w
32 :
名無し三等兵 :2007/02/17(土) 16:02:27 ID:???
>>26 「熱砂の進軍 上下」トムクランシー 原書房を薦めるのであれば、『司令官たち――湾岸戦争突入にいたる"決断"のプロセス』ボブウッドワード(文藝春秋, 1991年)もあわせて読(ry
>30 「バルバロッサ」と「焦土作戦」は学研M文庫で今も発売中 「彼らは来た」と「砂漠のキツネ」は98年前後に中央公論社から再発売 これらのドイツ系戦記をあげるなら、 「電撃戦」「失われた勝利」「最終戦」「ヒットラー最後の戦闘」 「擲弾兵」「空軍大戦略」「遥かなる橋」「一番ながい日」「最後の100日」 「バルジ大作戦」「パリは燃えているか」「ラプラタ沖海戦」「バレンツ海海戦」 「ポケット戦艦」「ラスト・カンプグルッペ」「続・ラスト・カンプグルッペ」 「ドイツ機甲師団」「ドイツ戦車軍団 上下」「壮烈!ドイツ艦隊」 「戦艦ビスマルクの最期」「SS戦車隊」「ティーガー戦車隊」 「パンツァーフォー」「ティーガーの騎士」「独ソ戦全史」 「ベルリン陥落1945」「攻防900日」「スターリングラード運命の攻囲戦」 「コンバット」「眼下の敵」「駆逐艦キーリング」「女王陛下のユリシーズ」 「鷲は舞い降りた」「グリーン・ビーチ」「海戦」 も出さないと。 >31 その程度でナチ厨と呼ぶのは・・・ドイツ厨への冒涜ですw
34 :
名無し三等兵 :2007/02/17(土) 19:16:11 ID:???
スゲー
>34 そこは驚くんじゃなくて 「鷲は舞い降りた」はフィクションじゃんとか そもそも「グリーン・ビーチ」や「女王陛下のユリシーズ」は英軍モノじゃんとか 「Uボート」や「Uボート・コマンダー」が出ないのは潜水艦隊へのいやがらせですかとか 「奮戦第6戦車師団」ないのイクナイ!とか もっと突っ込んで欲しいの…orz
36 :
名無し三等兵 :2007/02/17(土) 22:49:03 ID:???
突っ込んで欲しかったのか。ぱぱにお願いしな。 とりあえず、HMS Ulyssesを女王陛下のユリシーズ号と訳すのはイクナイと思います。 でも新型飛行甲板はいいよね!
37 :
名無し三等兵 :2007/02/18(日) 08:34:38 ID:???
・学校で教えない現代戦争 (文民のための軍事講座)
38 :
名無し三等兵 :2007/02/18(日) 11:10:23 ID:???
>>35 閣下、お約束の忘れ物ですよ。
『攻撃高度4000』‐ドイツ空軍戦闘記録 カーユス・ベッカー 絶版?
『戦闘機』‐英独航空決戦 レン・デイトン
『始まりと終わり』‐栄光のドイツ空軍 アドルフ・ガラント 絶版?
『ソビエト航空戦』‐知られざる航空大国の全貌 飯山幸伸
つか、ルフトヴァッフェ仲間はずれイクナイ
39 :
名無し三等兵 :2007/02/18(日) 13:28:25 ID:???
自分はこんだけ本を読んでるよー っていう自慢スレじゃないんだから 題名列記だけじゃなくて、最低限お勧めポイントくらい書いたほうが良いとおもうよ
>39 それは、もう書評スレの管轄じゃないかな? スレの流れから内容よりもリスト的な紹介が中心のスレだと判断したんだけど 違うの?このスレ。 「ああ、こんな本やサイトがあるんだ」ってこと 内容が知りたければ、書評スレやウォッチスレで。 つまり目次やリストとしての存在だと思ったんだけど。 それなら意味あるけど、内容に入ったら重複スレになっちゃう。 向うは内容に入るから数の紹介は出来ない。 その分、こっちは内容はともかく数の紹介でミリ書の全体規模をフォローする。 住み分けってこうじゃないかな? 多少はリストから気になったタイトルがあれば、それの質疑応答とかあっても良いとは思うけど。 どうかな? ちなみに、上げた本、全部読んでる訳じゃないよ。 2割くらいは、存在は知ってって読みたいと思ってるけど、まだ未入手。
41 :
名無し三等兵 :2007/02/19(月) 16:37:18 ID:???
>1によると本だけでなくサイトなんかも紹介するスレって事だし、 >あなたが薦める とあるからには、お薦めする理由もある方が親切だわな。 まあ必ず書け!とかになるとかえって面倒なので書きたい奴だけでいいけど。 こっちではあくまで良い本・良いサイトを紹介、書評スレの場合は挙げた本の駄目出しもオッケー って感じで住み分ければいいんじゃまいか。
42 :
名無し三等兵 :2007/02/19(月) 20:30:37 ID:3e0suNQD
【坂の上の雲】 物語としては、いいかもしれません。 しかし、軍事板はハイレベルですね。
43 :
名無し三等兵 :2007/02/19(月) 20:33:12 ID:???
>>1 と
>>22 を見る限りでは、
初心者にお勧めできる
良書や良質なサイトを紹介するスレじゃないのか?
44 :
名無し三等兵 :2007/02/19(月) 21:03:57 ID:???
「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」 基本中の基本図書。 日本軍の敗因をその組織構造と機能に求めた研究・啓蒙書。未読の者は日本軍を語ることなかれ。
じゃ、1冊づついきますか。 「ソ連地上軍」デービッドCイスビー(英ジェーン版の翻訳)原書房(絶版) 旧ソ連軍の編成、教義、運用の基礎資料 ソ連軍がなくなった現在でも、ロシア始め旧ソ連型を継承する軍隊は多いので現在も有用。
「北朝鮮特殊部隊」ジョゼフ・バーミューデッツ(英ジェーンの翻訳)並木書房 実は英ジェーン版というのは間違い、すまんです。 英ジェーン版を第1版とし98年に米海軍協会から発行された増補第2版の全訳 北朝鮮特殊部隊、いわゆる「ゲリコマ」部隊の歴史、組織、編制、運用などを詳細に解説 これ読んで、ゲリラとコマンドの違いを理解しておくと吉。
47 :
名無し三等兵 :2007/02/21(水) 15:12:36 ID:???
「ノルマンディのロンメル」
48 :
名無し三等兵 :2007/02/21(水) 15:55:29 ID:???
地図で読む世界の歴史「ヒトラーと第三帝国」 リチャード・オウヴァリー著(河出書房新社2000年初版) 年表・地図・統計資料が見やすくまとめられており第一次大戦直後から現代まで、 第三帝国を生み出したものと今も残るその影響についての入門書として使える。
「世界歩兵総覧」田中賢一/森松俊夫 図書出版社(絶版) 著者は2人とも元陸将補 WW2以後の世界の歩兵戦闘の様相の遷移、ならびに代表的な戦争での歩兵の役割を概観。 さらに各国歩兵部隊の編制を解説(ちょっと資料ちょっと古いけど、各国の思想が見えて面白い) 運用:編制マニア向けとか思う。なので個人的には大のお気に入りw
50 :
名無し三等兵 :2007/02/22(木) 20:25:06 ID:???
みなさん乙です。できれば値段も書いてもらえると購入の参考になるのですが・・・
51 :
名無し三等兵 :2007/02/22(木) 22:36:57 ID:???
>>50 その辺は検索すれば分かると思うのだが、
書名と著者と出版社さえ書いてあれば。
「ソ連地上軍」デービッドCイスビー(英ジェーン版の翻訳)原書房(絶版) →¥3800 「北朝鮮特殊部隊」ジョゼフ・バーミューデッツ(英ジェーンの翻訳)並木書房 →¥2000 「世界歩兵総覧」田中賢一/森松俊夫 図書出版社(絶版) →¥1545 ですが、最大の問題として他の本も絶版が多く、事実上古書で入手するしかなく 定価はほぼ無意味です。 いつもは会社のお昼休みに書き込むので、その場に書籍がないわけであり、 内容なら覚えてますが、価格は覚えていないというのが現実 ということで、ぐぐるなり、アマゾンなりで調べて下さいw
今日の1冊w 「砂漠の戦車戦 上下」アブラハム・アダン 原書房(絶版) 第4次中東戦争でスエズ戦線に投入されたアダン機甲師団の師団長手記 数少ない現代機甲戦現場当事者(しかも師団指揮官)の著書。 開戦奇襲、現代機甲戦術、対機甲戦闘、渡河作戦、いろいろ示唆に富んだ内容。 現代戦における戦車の威力と限界を知るに最適。逆にATMの威力と限界も知れるw オールタンクドクトリン/ATM最強論 どっちもいくない。 いやっほーぅ!諸兵科連合!
54 :
名無し三等兵 :2007/02/24(土) 19:20:47 ID:???
明日の一冊(−p コンテナ物語 日経BP社 著 マルク・レビンソン 訳 村井章子 ¥2,800 海上コンテナの歴史をくだけた文体で辿った本 ベトナム戦に一章を割き、勃興期のコンテナ海運業界(コンテナリゼーション)と軍の兵站の関係は兵站ヲタ必読。 ロジスティックスは軍か民間か クソみていなこと聞くなへへ、スピンオフだぜシェゲナベイベイ。 巨大コンテナ船マンセー
55 :
名無し三等兵 :2007/02/25(日) 17:18:39 ID:KIkc/Yu9
逆説の軍隊って本買おうと思うんだけど読んだ事ある日といる?
その辺りは書評スレに質問した方がよいかも。 昨日は書けなかったので今日は2冊w 「第四次中東戦争 シナイ正面の戦い/ゴラン高原の戦い」高井三郎 原書房(絶版) 実は、1冊じゃなく2冊です。元陸自の戦史戦術教官が第4次中東戦争を分析。 イスラエル、エジプト両軍の資料を集め、双方の視点から感情を排して冷静に分析。 海外著作の場合、宗教によりかたよる場合もあるのですが、さすが多神教の国、日本人が書いただけあって ストイックに軍事的分析に走っています。とくに第4次中東戦争は意図の秘匿による開戦奇襲を研究するのに吉。 「第一次世界大戦、その戦略(全訳版)」リデルハート 原書房(絶版) 御大リデル・ハートです。そもそもWW1に関する著作自体が非常に少ないので、この段階で既に一定の価値があります。 内容的にはWW1を概観しつつ、その流れを分析してます。 しかし、もともと1936年(つまり戦前)に書かれただけあって、これらの著作が研究されWW2に影響を及ぼしたと考えると感無量。
57 :
名無し三等兵 :2007/02/25(日) 18:29:40 ID:???
>>56 第四次中東戦争には興味あるから探してみるかな。
しかし、今日尼で頼んでた「失敗の本質」と「核兵器のしくみ」が届いたので時間がない。
>57 56の本もオールタンクドクトリンの限界とATM対戦車火網の限界がわかると思います。 あと、空軍の威力と限界、SAMの阻止能力と限界ってのも。 兵器や部隊には、なにが出来て、なにが出来ないか。 なぜ諸兵科を柔軟に有機的に連携し運用するのか。 戦車と歩兵の違い、増援投入のシステム、警戒拠点の意味 いろいろと、その重要さを実感できますよ。
59 :
名無し三等兵 :2007/02/25(日) 19:11:26 ID:???
リデルハートの第一次世界大戦ってちょっと前に中公から再刊されてなかっ たっけ? まあもう品切れかもしれんけど...
>59 それ、上下巻のぶあつい奴ですね。こっちは、それと違って戦前に書かれたVerです。 従ってWW2前のWWW1に対する見方となっており、両方読むと、戦前と戦後の見方の違いが見えるという、 まあ、マニアックな方向に進みきった読み方が楽しめますw もともとは戦前(昭和14年)に和訳が出版されてますが、1980に原書房から仮名遣いを現代に修正し出版。
61 :
名無し三等兵 :2007/02/25(日) 19:58:39 ID:???
>>60 再刊された版って戦後に書き直された奴なんですね。何で上下に分けるんだ中公の
どケチと思って図書館で原書房版読んでましたが。そうかそんな秘密?が。
説明どうもです。
今日の1冊、と思ったら湾岸が連続なので纏めてw ・「湾岸戦争 砂漠の嵐作戦」F.N.シューベルト/T.L.クラウス 東洋書林 米公刊戦史の翻訳。作戦終結後数ヶ月でまとめた記録なので、その後に判明した部分はぬけています。 しかし、公式としての情報や分析の正確性には期待できる。また軍人や個人の手記ではないので、 公正な全体像を把握できる、湾岸戦争資料の基礎資料。 ・「熱砂の進軍 上下」トムクランシー 原書房 トムクランシーが湾岸戦争の機甲部隊指揮官フレッド・フランクスJrにインタビューしつつ書いたもの。 ベトナム以降の米軍ドクトリンの変遷や、実戦場における情報混乱の実像が垣間見れる。 これらの経験がRMA推進に大きく影響したのがよく判る。 もしかしたら、下手なRMA本より、RMAが目指すものがなんなのか?を理解できるかもw 現場のフランクスと後方のシュワルツコフの対立を読んで。おもわず 上層部の現場実態把握の不足は、会社も軍隊も同じだなぁと遠い目をしてみる…orz よって、部分的に公正に欠けると思われる記述もあるので注意w (上記本と相互補間しつつ読むと大吉) しかし、米軍ドクトリンの変遷解説は戦術/作戦マニアにはたまらんです。にはは
今日は大阪出張で遅くなったが、とりあえず今日の1冊 「米陸軍戦闘マニュアル〜コンバット・リーダーズ・フィールドガイド」編訳:柘植 久慶 原書房(絶版) 米陸軍コンバット・リーダーズ・フィールドガイドの第10版(1987年版)の抄訳 歩兵分隊〜小隊指揮官あたりに向けて書かれたもので、時代的にM2ブラッドレー機械化歩兵部隊を中心として書かれている。 FMとFCをベースとし小部隊に特化した具体的な記述が多く、戦車との共同から即席兵器の作り方や救護方法までも掲載w 前述の「ソ連地上軍」と読み比べると非常に楽しい。米ソドクトリンの違いがよく判ります。 これは第10版だが、本書発売後、数年後のM113機械化歩兵小隊の頃(多分8か9版)も発売してた… 両方もってると、主要兵器の変遷による戦術詳細の変化などが楽しめると思う。 なので…M113版欲しいなぁ(当時買いそこねた…出版社も正式書名も覚えてないし…不覚 orz)
今日の1冊 「コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル」(1巻2巻で十分)著:上田 信 日本出版社 図解でみる新兵教育書みたいなもの。判りやすく書かれているので、初心者に最適。 しかし、書かれている事は陸上部隊の基本なので中級者以降も手元においてあると便利。 1は個人〜分隊戦闘 2は小隊〜中隊規模 3は特殊部隊 4は情報戦やエージェント系 私は1と2があれば良いやw いやほーぅ!正規戦最高!
65 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 20:07:42 ID:???
コンバットバイブルは陸上自衛隊でも秘かに使われてると評判らしいです その原因は配布される教本がそれほど出来がよくないとも……
66 :
名無し三等兵 :2007/02/28(水) 20:11:51 ID:???
>>64 尼で頼んでしまった
あなたの紹介してくれる本は結構買ってしまってるので、毎日期待しています
「米陸軍戦闘マニュアル」のM113版の書名判明 「米陸軍戦闘マニュア2〜機械化歩兵のすべて」 訳:高井三郎 原書房 尼で注文しまつたw やた!やっと入手だ! >66 あまり私の推薦ばかり買うと、戦術/編成にかたよったマニアになる恐れあり。 ご注意をw
今日の1冊 「コンバット・スキルズ 1・2・3」 ホビージャパン 前述の「米陸軍戦闘マニュアル」(上級)と「コンバット・バイブル」(初級)のちょうど中間に位置する戦術解説本。 図や写真が多く、どちらかというと軍オタ向きというよりサバゲー者を対象に書かれた解説書かもしれない。 なぜか内容は英軍を参考にした記述が多いw そういう意味では、前述2冊が米軍式なので、英米の微妙な違いが興味深いです。 1は陸戦戦術是全般の基本編(ヘリ関係なども記述) 2は特殊部隊指向が強いです。 3は実物見たことないから、よーわかりません。 本来の価格が高いので、古本も高止まりぎみ。尼で調べたら1万超の出品もあったです(怖
今日の1冊 「戦術と指揮」著:松村 劭 文春ネスコ SLG的な軍事クイズ集という体裁をとっているが、実体は戦術/作戦教本w 著者は陸自幕僚街道まっしぐらな経歴。この本を読んで理解できれば戦術の基礎がマスターできるはず。 下手な厨などよせつけない、本格的な内容を判りやすく解説してる専門書と言っていいです。 確かPHP文庫で文庫化されてるはず…ちなみに文庫版の表は大戦略のゲーム画面w クイズ集的な体裁や表紙に騙されてはいけません。 前述の教本系書籍と並べた場合 「コンバット・バイブル」→「戦術と指揮」「コンバット・スキル」→「米陸軍戦闘マニュアル」「ソ連地上軍」→「北朝鮮特殊部隊」 と進むのが吉と思うです。 「北朝鮮特殊部隊」は陸戦の基礎が判ってないと、特殊部隊の真の意味は理解しにくいかもと言う事で最後の最後w (「北朝鮮特殊部隊」は表紙や裏が厨なので、勘違いして買った人は理解しにくいだろうなぁ…) (私も最初は騙されて「また厨な北本か」と思い、無視してましたからw)
70 :
名無し三等兵 :2007/03/02(金) 19:19:58 ID:???
>>69 アマゾンで米陸軍戦闘マニュアルがあまりにも安かったので買っちまった。
M113版もあったけど保留。
「戦術と指揮」、アマゾンの中身検索で目次見れるんだけどすげー笑える。
レビューでどこがビジネス書だっ、て文句言ってた人がいたけど宜なるかなw
今日の1冊というより特集w 白 善Y 著作関連 朝鮮戦争初期において第1師団長、その後韓国参謀総長など韓国制服組のTOPとして活躍 自分の参戦経験を元にいくつかの著作を発表。ただし重複部分も多いのでテーマで選ぶと吉。 「若き将軍の朝鮮戦争」 草思社 →朝鮮戦争第1師団長としての実戦経験を中心に朝鮮戦争全般を記述 「対ゲリラ戦」 原書房 →旧日本軍における対ゲリラ部隊在籍経験および、朝鮮戦争中の対ゲリラ作戦を指揮した際の状況を中心に記述 「指揮官の条件―朝鮮戦争を戦い抜いた軍人は語る」 草思社 →最前線での指揮を中心にリーダーシップや組織論を語る一見ビジネス書w 「韓国戦争一千日」 →未入手なので詳しくは知らないが、朝鮮戦争全般の記述と思われる (他の上記3冊は自分の参加範囲が中心) 個人的には「指揮官の条件」が当時の各国軍の編成や戦闘展開図も多く 各種運用論も語られているので運用/編成マニアとしてお勧めw これも、どこがビジネス書?な1冊ww
72 :
名無し三等兵 :2007/03/04(日) 00:42:45 ID:4qEsDX+6
異論はあるでしょうけど、このスレは常時あげた方が良いと。 「海上護衛戦」 大井篤 海軍好きは是非。日本海軍関係の書物でこれに勝るものはなかなか・・・ 大した読書量ではないのですが。
73 :
名無し三等兵 :2007/03/04(日) 02:12:43 ID:???
>>72 適度にageますか。
「戦争の正しい始め方、終わり方」並木書房\1600
兵頭二十八×別宮暖朗
政治、外交政策、軍師ファンの方に
74 :
名無し三等兵 :2007/03/04(日) 02:39:09 ID:???
Anthony G. WilliamsのRAPID FIREとFLYING GUNSシリーズ。 機関砲に関してとりあえずは必携の本だね。
>72 「海上護衛戦」はいいですねー。私も一押しな本です。 ただ、これを読むなら、先に大西洋の潜水艦戦の書籍を読み、大西洋の対潜水艦戦、船団護衛が どのような規模で戦われていたかを知っていた方が良いとおもいます。 そうすると、いかに日本軍の対潜護衛に関する意識と戦力が低かったかが判ります。 (実は…本格的な対潜護衛は、艦隊から駆逐艦を引き抜くらいじゃ全然足りなく、 ちょっとやそっと護衛総隊の戦力を拡充した位じゃ足りないのが判っちゃいます。 よく松級量産どうのと言う人いますが、量産した所で日本の造船能力で建造できる数じゃ全然足りないと思いますよ。 英国および米国が大西洋の対潜作戦にどれだけの軽艦艇を投入したかと…) このあたりは…下記が良いかと 「潜水艦戦争1939〜1945」 ?忘れたw 早川書房(文庫版は上下かもしんない) 「Uボート入門」 広田厚司 光人社NF文庫 「輸送船入門」 大内健二 光人社NF文庫 「大西洋戦争」学研 歴史群像WWIIシリーズ Vol.6 軍事は常に各テーマ多方向から研究/検証するのが吉かと。 (この場合、通商破壊&船団護衛がテーマ)
76 :
名無し三等兵 :2007/03/04(日) 03:01:18 ID:???
Ralph B. YoungのARMY AVIATION IN VIETNAM 1961-1963と1963-1966。 ベトナム戦の米陸軍航空部隊についての素晴らしい本。カラー&マーキング中心。 何年も前から予告されている次巻(1966-1971)がいまだに出てないのが残念。
実は、私、海戦の真の意味合いは太平洋戦よりも大西洋&地中海戦にあると思ってるんです。 太平洋は一見派手な艦隊戦や空母戦、上陸作戦が多発しており、それはそれで重要ではあるんですが… 海軍の第一の任務は戦力を海上を超えて投射することに加え、お互いに相手の補給線を攻撃するのが重要。 実は戦闘艦艇同士の海戦は、上記の経過によって発生するのであって すべてはそこに帰結すると思うのです。 その辺り、太平洋はお互いの戦力の撃破を最優先しており、なんかいびつ(特殊)だなぁと。 まあ、相手の戦力を撃破するのは、自軍の補給路を確保し敵の補給路を破砕するに近いから、 そんなにおかしくはないのだけど… それ引き換え、大西洋は本来の任務にすべてが付随していて 本質を理解しやすいかなぁとw でも、日露戦争はかなり正しい認識で海戦が行われているんですけど 日本海海戦は半島への輸送線(海上優勢)をめぐって発生した海戦ですから… (結果、艦隊決戦になりましたが、本来の理由は決戦をしようとして起きた訳じゃないし…)
今日の1冊 「ミリタリー・バランス」各年度 英国国際戦略研究所 編 (防衛庁防衛局調査第2課 監訳) 朝雲新聞社 世界各国の軍事力(戦力構成)を数値的に概観できる基礎資料 (政府刊行物の戦力資料もこれがベース) 特に80年代後半から90年代初頭のVerが熱い。熱すぎる。 ソ連崩壊直前&直後、つまり東西各国の戦力がMAXになった時期。 大国〜小国まで全世界の戦力を網羅し、編制についての言及もあるので非常に、にはは でも、あの軍事緊張を乗り越えて緊張、よく俺ら、今こうして生きてるよな…人間の理性って偉大だ… ありがとう、理性。
79 :
名無し三等兵 :2007/03/05(月) 20:41:06 ID:???
ミリタリーバランスは96年度版を最後に、 日本語版が出ていないのが残念。 まあ出版社も営利目的でやっているから、 採算が取れる程売れないので、 仕方ないでしょうけど。
80 :
名無し三等兵 :2007/03/05(月) 21:17:14 ID:???
>>79 確か「別冊正論 第1号 軍拡中国との対決 扶桑社ムック (ムック)」の後ろのほうでその事情が書かれていた。
イギリスの版元から出版する権利の料金を大幅に引き上げるという話があって
それであきらめたらしい。
「米陸軍戦闘マニュアルII 機械化歩兵のすべて」高井三郎 訳 原書房 尼より、とうつき〜 内容確認したところ、FM7-7,1985,3 機械化歩兵小隊、分隊(APC)/86D、Jシリーズ編成の抜粋翻訳でした。 Iがリーダーズガイドでしたから、確かに具体的な記述はかなり詳細化してます。装備は退化してますがw 訳も元陸自戦史教官なので安心確実w ただし、別途基本事項を理解しとかないと、なにがなんだか判らない可能性あり。注意。
今日の1冊というかシリーズw 歴史群像WWII欧州戦線シリーズ 「ドイツ装甲部隊全史1〜3」 「ドイツ陸軍全史」 「アメリカ陸軍全史」 WW2を概観しつつ装甲部隊の発達と独米の思想の違い、それが現在にいかに継承されているかを読める。 各種編制や基本運用もあるので、初心者〜中級者に最適 他に 「ソヴィエト赤軍興亡史1〜3」 「武装SS全史1〜2」 もあるが、こちらは歴史経過に重点が置かれてるように思える、編制、戦術面の記述がちょっと不満。 なので個人的には前述の3シリーズの方が好きですw 他のWWIIシリーズの各戦線時期本などはお好みでチョイスすると吉。
本日の1冊 「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦 上中下」 河津幸秀 アリアドネ企画 アリアドネと言ってバカにしてはいけない。考察部分はともかくデータとしては貴重な情報が満載してます。 中途半端な考察に惑わされずに、必要なデータブックと考えれば、そのデータから見えてくるもの多々ありと思います。 特に本書は太平洋における大規模上陸作戦の全容を理解する手助けになります。 他もアリアドネ系は「便利なデータを見やすくまとめたハンドブック」という認識であたるのが吉かとw
84 :
名無し三等兵 :2007/03/07(水) 13:11:14 ID:???
そう言えば、『アリアドネ企画は、尊敬する月刊誌『軍事研究』の出版部門です。』 と、おきらく軍事研究会のメルマガにあったな。
85 :
名無し三等兵 :2007/03/07(水) 17:43:21 ID:???
>>76 これからいちばんおいしい所なのにもったいないよね。
次号予告チラシにQT-2とか載ってて「おお!」と思ったり。
今日の1冊 オスプレイ 世界の戦車イラストレイテッド 「ドイツ軍装甲車両と偵察用ハーフトラック1939-1945」 大日本絵画 ドイツ軍の偵察用装甲車両を概観しつつ、装甲捜索大隊の編制や運用に言及している。 このシリーズは兵器に重点をおくものが多いが、これはめずらしく兵器スペックよりも編制/運用が充実。 往々にして勘違いされやすい装輪装甲車の運用や任務をこれで知っておくと吉。
87 :
名無し三等兵 :2007/03/08(木) 02:46:47 ID:???
良サイトはないの?
88 :
名無し三等兵 :2007/03/08(木) 17:16:25 ID:???
自分で探せば?
89 :
名無し三等兵 :2007/03/08(木) 17:29:20 ID:???
カスが
じゃ、番外編
ttp://www.orbat.com/site/ww2/drleo/000_admin/000oob.htm WW2各国の各種編成を網羅。
ただし、編制は時期により変わっており、その全てを網羅しきってる訳ではないので注意。
特に、独は一見詳細だが、一般編制ではなく、個々の師団編制をもって代表として紹介しているのもあるので注意。
しかし、概要把握には十分以上だし、それを差し引いても、
小国の編制など非常に貴重も資料も多数があるのでそっちの方がむしろ重要w
ああ、何時間調べてても飽きないなぁ(マテ
でも、サイトは自分で調べた方が、好きなサイトが見つかると思います。
さらに書籍と違って、いつでも見放題ですので、紹介を待つ必要もないですから。
よって私は基本的に内容を事前に知りにくい書籍を中心に紹介しときます。
良サイト紹介は誰か別の人にゆずりますw
91 :
名無し三等兵 :2007/03/08(木) 19:15:05 ID:???
>>90 超音速でブックマークしました。サンクスです。
>92 ばばぼん氏、さんくす いつもその編制ページしか見てないから間違えたニダw さて、今日の1…いや3冊まとめて 第二次世界大戦ブックス(サンケイ出版) 「No.15 ドイツ機甲師団」 ケネス・マクセイ 「No.19 ドイツ空軍」 アルフレッド・プライス 「No.32 壮烈!ドイツ艦隊」 リチャード・ハンブル 「平和を欲するならば、戦争を理解せよ!by りでるはーと」のいわゆるサンケイ赤本です。 上記3冊があれば、WW2欧州戦線の概要はOK。軍オタにとっての古典です。 著者は英国の軍人ばっかなので、ポイントの抑え方が他の書籍とちと違うあたり、民間人と軍人の視点の違いを感じる事ができる。 手軽ではありますが、中身はしっかりしており、資料としては多少古いが多くの軍オタを支えた功績は大きい。 なお、ドイツ機甲師団は、最近復刻されたはず。たしかドイツ装甲師団に改名されてたような…
94 :
名無し三等兵 :2007/03/09(金) 13:46:10 ID:???
懐かしい。これとケイブンシャのジャガーバックスが70年代のバイブルだった。
今日の1冊 「ドイツ戦車軍団 上/下」 フォン・メレンティン 朝日ソノラマ航空戦史シリーズ WW2のほぼ全戦域で第1戦で戦った元ドイツ装甲部隊参謀の手記。 ポーランド→西方戦役→北アフリカ→東部戦線→西部戦線→終戦 各戦線の状況と、実戦からの戦訓などを作戦参謀の視点で分析。 また、その生々しい描写と緊迫感は、その場にいた人のみが書けるリアリティを感じます。 ただ…ソ連に対する強力な偏見というか思いというか恨みつーか、恐れというか… そんなものも垣間見れますが…まあ、あれだけの地獄を廻れば誰だって…ねぇ… しかし、これだけ前線を廻って、よくも生き残れたものだと…
96 :
名無し三等兵 :2007/03/10(土) 04:49:53 ID:???
97 :
名無し三等兵 :2007/03/10(土) 18:41:43 ID:???
良スレにつき定期age Lans ◆xHvvunznRcさんのお勧めをメモして図書館いってます
98 :
名無し三等兵 :2007/03/10(土) 19:10:48 ID:???
99 :
名無し三等兵 :2007/03/10(土) 19:33:47 ID:???
いつも教えてもらってばかりなので個人的オススメを 「二・二六事件とその時代」 筒井清忠 ちくま学芸文庫 二・二六事件を中心に、日本の政治思想や政治運動、陸軍内の対立構造や軍閥、その成り立ちなどを書いています バーテンバーテンの密約からの陸軍内権力争い。その果てである二・二六事件とその後。 これまでなかった視点で陸軍を書いており、なかなか興味深いです。 個人的に石原莞爾の没落っぷりと、それとは対照的な武藤章の隆盛が何とも言えない。
わーい、なんか紹介が増えてる。わたしうれしいな。 みんなもがんばって探してね。にはは さて、素に戻って、今日の1冊w 「南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記」 クレイグ・L・シモンズ 学研M文庫 もともと米海軍兵学校の教材として書かれた本です。 南北戦争と言っても、作戦機動については現代でも通じる部分もあります。 WW1、WW2と長大な戦線を築き戦うのが一般的な戦争のイメージが強いですが、 このような展開は戦争の歴史では実は少数派であり、 実際は部分的な戦線と部隊機動による作戦の方が圧倒的に多いわけです。 また南北戦争においては海上における通商破壊や港湾封鎖による補給遮断戦や、 陸上においても両軍による補給線確保と遮断を目差す作戦行動が多用されており、 師団・軍団レベルの作戦術の研究には絶好のテーマではないかと だからこそアナポリスの教材にもなってるのだと思います。 こんな本が文庫だなんて…なんて し・あ・わ・せw
敢えてちょっと天邪鬼なもの推薦してみようかな 『安全保障という逆説』土佐弘之(青土社) いわゆる批判国際関係論の立場から、従来の安全保障論を批判した本。この人は似たようなスタンスでさらに何冊か書いてる。 内容にどこまで賛同するかは読んでみて決めて欲しいけど、国際関係論の基本(+一般教養程度の哲学)を学んだ人が読めば、所謂「知的好奇心」という奴を刺戟されること請け合い。
103 :
99 :2007/03/11(日) 16:27:17 ID:???
Lans氏の真似して本日の一冊を 「栗林忠道―硫黄島の死闘を指揮した名将」 柘植 久慶著 PHP研究所 私は昨年12月に軍事関係に興味を持った素人なんですが、この3ヶ月あまりで20冊以上、仕事の合間に読みました。 そのきっかけとなった本です。 私は自衛官で、硫黄島に行く機会もあるのですが、その予備知識として手に取りました。 硫黄島・栗林中将といえば梯 久美子氏の「散るぞ悲しき」が有名ですが、 散るぞ悲しきが閣下の人となりやその思いが中心となっているのに対して、 こちらは実際の戦闘における様相や、戦術内容などに主眼が置かれています。 文も読みやすく、小説に近い感じで読み進めていくことが出来るので、あまり本を読まない人にも進めることが出来ます。 私の自衛官としての心構えは、この本で栗林中将に出会ったことで大きく変わりました。 「散るぞ悲しき」や米軍側から見た硫黄島戦「硫黄島〜太平洋戦争死闘記〜」R・F・ニューカム/光人NF文庫と併読すると 硫黄島の戦いについてさらなる理解を得ることが出来ると思います。というか私の読んできた順番ですがw
>>100 そこの戦術解説で紹介されてるドイツ戦車兵教本のパンツァータクティクが
スゲー欲しいけど既に絶版っぽいな しかも中古で高騰してるし……
んじゃ俺も
大空のドキュメント 渡辺洋二:著 朝日ソノラマ文庫版新戦史シリーズ(絶版)
航空関連の著作が多い渡辺洋二の【大空】シリーズの一冊。
中身は太平洋戦争中の陸海軍航空機部隊の小さなこぼれ話が中心ですが、それらの中で目を引くのは
第2次印パ戦争で活躍したインド空軍所属のホーカー・シドレー”ナット”ミニ戦闘機の交戦記です。
二流国軍同士のド田舎空中戦と言われればそれまでですが、米軍事顧問が指導するF86FやF104Aを装備したパキスタン空軍相手に善戦します。
当時の目で見ても30mm機関砲2門(合計180発)という固定武装は大戦中とそれほど変わらんのにね。やはり操縦手の技量だろうか?
そしてF86をバッタバッタと血祭りに上げますが、パキスタン空軍の反撃も凄く、モハメッド・アラム少佐が搭乗するF86Fは
インド機を5機連続で撃墜(ジェット機史上初)して即日エースという離れ業を演じてます。
上記以外には日本海軍302航空隊による敗戦日以降の決起騒ぎの顛末や、占守島での陸軍戦闘機による九六式陸攻撃墜事件も書かれたりしています。
ちょっとレア本だけれど大きめの古本屋にいけば売ってる……かな? (まぁ、そのうち文春文庫あたりで再販されるかもしれませんが)
あと、久しく絶版だった「中国的天空」が近日再版されるみたいです。
私の範囲外の外交、航空の紹介が来てて嬉しいです。 私の航空はBOBや現代の対地支援に興味が集中してますからw さて私も負けられませんw 今日の1冊 「八月の砲声」 バーバラ・W・タックマン 筑摩書房(文庫版もあり) WW1の開戦初頭運動戦の時期を詳細に記述。混乱と誤解の政治状況と読み誤りの危険を知る事ができます。 米国ではめちゃくちゃ有名な本で、ケネディ大統領が、これを読んでキューバ危機を乗り切ったとか、 ペリー国防長官が国家安全保障会議でこの本にふれたりとか、歴史を変えた1冊とか言われて、ほとんど伝説の域ww まあ、それは置いておいて、塹壕戦のイメージの強いWW1ですが、 初期の運動戦における両軍の軍隊機動は機甲部隊などがない分、 純粋に機動の意味を理解するのに便利かと思います。
とりあえずもういっちょ 細菌戦争の世紀 トム・マンゴールド/ジェフ・ゴールドバーグ/上野元美:訳 原書房 ソ連末期の細菌兵器やイラクのNBC開発査察等の「つい最近」まで新聞を賑わせていた軍事用病原菌にだけ注目して書かれた本です。 読めば読むほど背中がゾクゾクしてくること請け合いです。書かれてる事が事実なだけに下手なホラー小説よりも怖いです。 ソ連は冷戦時から常に条約違反してヤバそうな細菌実験ばかりしてます。特に1989年、ソ連亡命科学者の証言で明らかになった 遺伝子改良して作りだした超ペスト菌は、西側の持つ医療技術やワクチンでは治療不可能とまで判断されましたから。 そりゃ米英も大急ぎで対策に奔走しますよ。なにせ知られていなかった秘密研究所で開発・培養されていたのだから当然か。 それと、やはりと言うか、オウム真理教の細菌兵器開発についてもわざわざ一章を割いて解説しています。 サリンやVXの毒ガスばかりが有名になってしまいましたが、オウムがメインに考えていたのはボツリヌス菌や炭疽菌を使った細菌兵器みたいです。 それとオーストラリアで人里離れた場所の広大な牧場を買い取って、羊を利用した動物実験とウラン鉱脈の探査までしてたとは……。 ザイールではエボラウィルスを入手しようと医療団名目で現地に信者を送り込み、細菌の採取活動を画策してたとも。 この本が出版されたのは2000年8月ですが、細菌テロなどが現在進行形なのはいやはやなんとも。 毒ガスと違って臭いは無いし、発症は数日経ってからで人から感染して広がっていく……正直言って現時点では防ぎようが無いよね。
>>98 が無視されてんのは
きっとみんなわかってるからなんだろうな。
あれだけ派手に軍板を荒らしといて
今更セコイ宣伝でどうにかなると思ってんなら
浅はかもいいとこだ。
>>98 そのサイトの関係者が犯した悪行を知った上で書いているのかね
>108-110 ここは紹介だけのスレ。 評価は見る(読む)奴が自分で判断すりゃいいんで、あれこれ言い合うよりおまいらのお薦めを投下してくれ。
112 :
99 :2007/03/12(月) 23:16:39 ID:???
昨日に引き続いてこんばんわ。 「責任 ラバウルの将軍今村均」角田房子/ちくま文庫 不敗の陸軍大将今村均の人物伝。 戦前戦中から書かれていますが、この本の主題はむしろ戦後の今村大将にあります。 部下を想い、最期の最期まで自分に対して十字架を科したその生き様は、とても感銘を受けると同時に考えさせられました。 大陸にはむっちーなんて人もいたというのに……
今日の1冊 今回はシリーズ物でw 歴史群像グラフィック戦史シリーズ「戦略戦術兵器事典」学研 @中国古代編 A日本戦国編 Bヨーロッパ近代編 CヨーロッパWWII陸空軍編 Dヨーロッパ城郭編 E日本城郭編 F中国中世・近代編 各時代、各地域の歴史的事項をわかり易く戦争に特化して記述。 大抵、この手のムックは人物ばかりを重視しがちだが、さすが学研 その手のは大量に自分で出版してる為か、なにかとちくるったのか、 このシリーズだけはなぜか戦略、作戦、戦術、編成面に異常に重点を置いてますww 7冊で終わったのが悔やまれます。 軍オタとしては、Bがお勧め。WW2初心者にはCもそれなりに。 ただしCに他の学研ムックのような兵器紹介的なモノを期待してはいけません ある程度は兵器解説ありますが…、そんなものより各国の戦術指向の変遷や違いを1冊で概観できる方に意味があると思います。 ここまで私の紹介本をみて、共感できるような戦術マニア向けの偏った方向ですw
今日の1冊 「ラスト・オブ・カンプグルッペ」 「続ラスト・オブ・カンプグルッペ」 高橋慶史 大日本絵画 比較的新しくて、模型雑誌連載のまとめなので、知ってる方も多いでしょう。 WW2末期の各種ドイツ装甲戦闘団のエピソードをまとめたものです。 劣悪な環境、装備で圧倒的な敵に立ち向かった物語です。 もちろんその苦闘を「考えるのではなく、感じるんだ!」という読み方もOKですが、 ちょっと別方向から見ると、これまた実際の戦闘に投入された貴重な編成例の宝庫となります。 歩兵と機甲の配分、支援部隊の規模、なにより具体的な任務に投入すべき部隊規模を読み取れるのは重要だと思います。 その部隊にできる任務と限界。その実例の山が目の前に。 姉妹編、最貧部隊の早期発売キボンヌ。 それにしても、あー歯が痛い… 歯医者で治療中の根が炎症…痛み止めが切れると激痛が…orz 今日は早く寝るですよ…zzz
今日の1冊 歴史群像シリーズ「戦国の堅城 I・II」 学研 日本戦国時代の築城から当時の戦術や戦略を解説している書籍ですが、 作戦術として現代でも通用する考え方も多く、解説も現代的なものに直されています。 城という、いかにも判りやすい題材ですので、 これを元に野戦築城における陣地配置の意味などを理解するのも良いかもしれません。 拠点の意義、防御陣地の意味、組織された防御システムの基本などは現代もそうそう変わらないものですから。 戦史は古いから現代の参考にならないというのは間違いです。 戦術レベルでは武器、技術の差が大きく、確かに参考にはならない部分が多いですが 作戦術レベルとなると、陸戦の基本はかえって単純な過去戦史の方が理解しやすい部分もあるかと思います。
117 :
名無し三等兵 :2007/03/15(木) 23:34:05 ID:L4vop3nM
Lansさんのカキコ見てると自分の浅薄な知識が恥ずかしくなる。 明日休みだから読書しよっと。
既出だけど「海上護衛戦」はガチだな。 海軍厨が徹底的に打ちのめされて、無事海軍ヲタに昇華できる名著
「海上護衛戦」に合わせて、「潜水艦隊」や 「補給戦」も読むと良いと思う
今日の1冊 「海戦 連合軍対ヒトラー」 ドナルド・マッキンタイア 早川書房 著者は元英海軍大佐、WW2大西洋護衛艦隊指揮官もやってた人(殊勲十字章授与) 欧州海戦史として非常にお勧め。同様の本に「呪われた海」がありますが、 これは独側からの視点に限られているが、こちらは英独伊の各視点から記述。 (ただし、やっぱり英国側が一番詳細ですがw) 大西洋/地中海の戦いは艦隊決戦は殆ど行われず、補給線をめぐる戦いに終始しており、 海軍本来の意義を見ることが出来ると思います。 (地中海で艦隊決戦が起きているが、これも補給船団を巡って派生) >118 の上げてくれた「海上護衛戦」とセットで読むと吉。 船団護衛の考え方の違いがどこにあるのかを比べると面白いです。 (海軍のあり方、意味からして捉え方が違ってるように思えます。でも日本海軍は英国海軍の弟子だったはずなんだけどなぁ…) >117 私などまだまだ、TFR師匠なんかすさまじいですよw 書評スレにも、私以上の猛者がごろごろw
今日の1冊 「詳解 独ソ戦全史」 デビット・M・グランツ/ジョナサン・M・ハウス 学研(学研M文庫版あり) 近年公開されたソ連側資料により書かれた独ソ戦史。 パウル・カレルの東部戦線戦史と読み比べると吉。 やはり戦史はなるべく両方の視点から見比べたいものですw ところでジョナサン・M・ハウス氏は現役米軍中佐だそうですが…著書に 「統合兵科軍戦争に向けて-20世紀の戦術・教義・編成および軍事情報」というのがあるそうですが… タイトルから激しく萌え萌えです!!11!! ぜひぜひ邦訳キボンヌ!!!!111!!
>>121 その本持ってます。というか無料で読める範囲にその著書の萌芽となった研究がおかれていたりします。
今日の1冊…いや特集でw つ【ノルマンディー特集】 「史上最大の作戦」コーネリアス・ライアン 早川文庫 ノルマンディ参加将兵からのインタビューを元に構成されたもの。 映画「史上最大の作戦」の原作として有名。主に連合軍側の視点が多く、D-DAY当日前後に集約。 以前、筑摩書房から出ていたが絶版久しいところ、早川文庫から新訳で発売し現在は入手しやすい。 「彼らは来た」パウル・カレル 中央公論社(以前はフジ出版) ノルマンディー戦をドイツ側の視点じゃら描いたもの。 上記と違い、上陸前夜からファレーズ包囲によるドイツ軍の壊滅までを描く。 ※これら2冊は両方読むと両軍の違いが如実に判りますw 「D-DAY 史上最大の作戦の記録」ウィル・ファウラー 原書房 ノルマンデイー60周年に出版。著者はああ。また英国軍人だよw 多数の写真と図版を使い上陸作戦を解説。特に海岸別章を設け詳細な計画や展開を図やデータで解説しているのが特長。 地図で読む世界の歴史「ノルマンディー上陸作戦」チャールズ・メッセンジャー 河出書房新社 こちらも地図を中心に上陸作戦を解説しているが、関連として欧州各地の上陸作戦も概要を解説。 ゼーレーヴェ/ノルウェー/英軍コマンドの各種海上襲撃/北アフリカ/シシリーに加え、初期計画も網羅。 主役のノルマンディーは独軍の配備、連合軍の計画から空挺降下状況、上陸海岸の状況経過を解説しつつ 海岸堡の確保から突破(独の機動打撃リュティッヒ作戦も記載)ファレーズ包囲まで網羅。 戦術オタとしては、この本が一番かなぁw 歴史群像WW2シリーズ「ノルマンディー上陸作戦」学研 初心者用として概観するのに良い。でも上の方がお勧めw 航空ファン別冊「グラフィックアクション ノルマンディー上陸作戦」文林堂 写真中心に解説。やっぱり上(ry その他…やっぱり上(ry
>122 >123 ぬぉー!激しく読みたいw って、げー尼で¥4699もするし! なんか上で書いた「世界歩兵総攬」の機甲版みたいですね… 高いなぁ…
Lansさん。 南北戦争関連でオススメな書籍は何かないでしょうか… 以前の本以外に。
>127 南北戦争ですか…また難儀な道をw 日本では正直人気がないので、なかなか良い本がないんですよね… 私は上記の本と「歴史群像」1996年8月号の南北戦争特集がお勧めなんですが… このころの歴史群像は1冊まるまるテーマ特集やってましたから、結構詳細が解説されてるんですよ。 作戦展開図や人物紹介も多く、非常に高く評価できる特集だと思います。 でも…かなり古い上に雑誌なので、かえって入手は難しいかも(汗 歴史群像はたまに「おお!」という特集や記事を載せてくれるのですが… 最近はメジャーどころの記事ばかりで、しかも表面的なのが中心になり少しさみしいです。 (でもそうしないと読者が増えませんからねぇ・・・) 今日の1冊 関連としてw 「アメリカ独立戦争 上下」 友清理士 学研M文庫 前述の南北戦争を翻訳した人が書いたもlのです。 前述の南北戦争ほどの作戦解説はありませんが、逆に米英の政治状況の解説が充実してます。 それにしても独立戦争も南北戦争も手軽に入る書籍、資料が日本ではあまりにも少ないのが悔やまれます…orz
>>128 ご紹介ありがとうございます。
そうですね…私映画の「グローリー」から入った口でして、
上記の本は購入して読んでみたのですが…他の本があまり見つけられなくて。
南北戦争はもっと脚光を浴びてもいい戦争だと、個人的には思ってるのですが…
と、まあこんなところで愚痴っても仕方ないですが(^^;
>129 おお、「グローリー」ですか、あれは萌え、いや燃えますねー。 (ああ、変換の基本が萌えになってるし、にはは) では番外編 今日のDVDw 「騎兵隊」 ジョン・ウェイン主演 20世紀FOX 南北戦争の北軍騎兵隊による後方襲撃を描く。 西部劇に間違えられやすいですが、立派な南北物です。 「勇者の赤いバッジ」 ワーナー 南北戦争の北軍歩兵の新兵の戦いを描く。 なんか南北戦争というよりWW1な感じだが、南北戦争はWW1の状況を予見させる部分も多いので ある意味正しいのかもしれない。 あとDVDになっていない作品にゲティスバーグがあるんですが… DVD化されないかなぁ…
南北戦争自体が日本ではマイナーだから、日本で公開されたりDVD化されるのは少ないんですよねぇ。 現在レンタルとかでも借りられる南北戦争ものの映画っていうと、それ以外では「シビルガン」くらい? 「風と共に去りぬ」「若草物語」とか「コールドマウンテン」は南北戦争ものっていうより、アレだしなぁ……。 それより「ワーテルロー」をorz
そうそう「ワーテルロー」激しく希望なり! ビデオが擦り切れる前にDVD出して欲しいなぁ…orz
>127 資料じゃなくて小説だが、「白球の王国(トマス・ダイジャ/文春文庫)」が当時の兵士生活をきめ細かく描いてる。 ストーリー自体はある種の寓話というかおどぎ話みたいなもんだが、雰囲気はよく出てた。
2・26事件のなら松本清張の奴がいいですよー
135 :
名無し三等兵 :2007/03/19(月) 19:13:47 ID:RANHfkj9
アジア歴史資料館
http://www.jacar.go.jp/ >アジア歴史資料センター(アジ歴)は、近現代の日本とアジア近隣諸国などとの関係について、
当時の内閣、外務省、陸軍、海軍の公文書等の原本画像を世界でも類を見ない規模でデータベース化し、
このサイトで公開することで歴史事実を共有しようとするデジタルアーカイブです。
今日の1冊 「現代戦車のテクノロジー」 日本兵器研究会 アリアドネ企画w 戦車解説概論ともいうべき内容。ただしアリアドネで、さらに執筆に清も入っているので 考察関連は注意、別資料での検証を必要とするww しかし、データや各単独項目の解説は便利かもしれない。 しかし、第5章 戦車の運用と戦術 に関してはWW2〜現代の主要な機甲師団編成や 米ソの機甲ドクトリンも掲載されており「使い方によっては」入門に最適。 データや編成表は主観があまり関係ないですから でもアリアドネは下手な誇張をする場合があるので、その事項の真の軽重を読み間違いしやすくなるので、 厨量産器とか言われるんですよ。 もっと主観を排して、誇張せずに、冷静に書けば良いものを… せっかくデータ収集や纏め方は良いのですから。
まあ、今日の1冊は正直、ほんとうにお勧めかと言うと微妙。 しかし現用機甲編成/ドクトリン系の簡易な資料はただでさえ少ないので(泣 WW2の各国運用に関しては…抵抗のある人も多いですが 「萌えよ!戦車学校 II型」 イカロス出版 がありますが… ただし蛇足多数を覚悟で突入してください。 (くれぐれも、そのまま進む道を間違えないように)
>ゲティスバーグ ちゃんとDVD化されてますよ!(持ってます) 日本語版がリリースされてないだけで・・・
>138 なんと!知らんかったです… アマゾンで検索しても出なかったんで、まだ出てないのかとばっかり… 情報どうもです。 よし、本気で探そうw
>140 おお、それでつ。 海外版しかないのですかね?家ではリージョンが…orz
>142 ・・・orz
下がり過ぎたので、ageます。
今日の1冊 「パーフェクトコマンダー〜戦場のサバイバルII」 著:柘植久慶 原書房 各種の作戦状況を状況毎に史実例を紹介しつつ解説。 状況も偵察、夜襲、相互支援、予備兵力の投入など具体的に分類している。 (興味がある人は目次を検索すると吉) それにマイナーな戦争から例題を引っ張っているものが多いあたりもポイントと思います。 ただ、本書はひとつだけ問題があり、著者独特の戦争論が強く入り込んでいるので完全な史実書とはちと違います。 しかし著者は民間人という訳ではないので、それなりの根拠に基づいてはいます。 なので著者の見解を、別途資料を探し参照しつつ読み手が、自分なりの検証してみるのもまた一興かもしれません。
>Lansさん 今になって気がつきましたが、>142で紹介したバージョンに ・ シリー・ウォークで観測点に上るビューフォード准将 ・ 殺人ウサギと死闘を繰り広げるチェンバレン大佐(決め手は聖なる手榴弾) ・ リー将軍を「このぉ!ちょんちょん」と突っつくロングストリート将軍 ・ 大勢の赤ん坊に拉致されるキルレイン准尉 ・ 「史上最強の殺人ジョーク」を駆使するアーミステッド准将 ・ 広川太一郎が吹き替えをするリー将軍 といった欠陥がないとは言い切れないので、ご注意を。
149 :
俄将軍 :2007/03/21(水) 09:21:44 ID:???
腹が減っては戦は出来ぬ、戦争には、軍資金が、ということになると、読み物 としては、広瀬隆著「持丸長者 幕末・維新編」など、興味深い、というこ ともあるのか、などと、嘯いてみたり。
今日の1冊 「SS戦車隊 上下」 ヴェル・フェイ 大日本絵画 著者は武装SS装甲部隊退役大尉。 WW2独武装SS装甲部隊の第3次ハリコフ戦〜ベルリンまで個々の戦闘を描いく。 著者自身が東部戦線、西部戦線、ベルリン攻防戦に参加しただけあり、その描写は信頼がおけると思われる。 内容は作戦解説より、個々の兵士の視点での描写が多く「考えるな!感じるんだ!」の系統。
ヴェル・フェイの本は、著者紹介に52歩兵師団が水牛作戦で粉砕された折に重傷を負い武装親衛隊に 移籍とあるが、水牛作戦は43’3月だからハリコフ/クルスク戦の「ぼく」って誰だよと・・・ ダスライヒパンツァーズ/マイルス・クロッグフスとは引用した本かな?
訂正 ヴィル・フェイね
>151 >ぼく SS 第2戦車連隊「ダスライヒ」第8重戦車中隊と最初に書いてあるから、 ダスライヒパンツァーズが引用先 マイルス・クロッグフスが筆者すなわち「ぼく」ではないかと。 SS戦車隊はヴィル・フェイの体験手記だけで構成されてる訳ではないです。 しかし、ヴェル・フェイ自身も現場近くにはいたので、描写に一定の信頼がおけるという事です。
今日の1冊 「第三次世界大戦 チームヤンキー出動」 ハロルド・コイル 二見書房(文庫) 今日は軽い物を紹介。 WW3地上戦の戦術級仮想戦記としては、最も素晴らしい作品だと思います。 著者は執筆当時、米軍現役の機甲将校(少佐) 現代機甲戦の基本行動をなぞっている上、展開地図もあるので 中隊〜大隊規模の機甲戦術の勉強にもなると思います。 状況も隘路防衛、反撃、ヘリ襲撃、夜間戦闘、機動打撃などバリエーション豊かな戦闘が続きます。 とはいってもあくまで小説という事は忘れないで。
>155 だから >ただ、本書はひとつだけ問題があり とわざわざ注意書きしている訳ですw で、さらに楽しみ方として >なので著者の見解を、別途資料を探し参照しつつ読み手が、自分なりの検証してみるのもまた一興かもしれません。 こうやって、見極める目を養うのも、また軍オタのたしなみではないかと。 そういう意味では検証のし甲斐ありますよ。ええ、たっぷりと。 でも、珍しい戦例が載ってるのも事実ですよ、この本。 柘植や清や三野やアリアドネだからといって、 思考停止イクナイ(・凵E) でも盲信もイクナイ(・凵E) つ【真実は見えるか?】by ダグラム
嘘を嘘と(ry って事だろうが、知識の絶対量が少なかったり↑みたいな楽しみ方が出来ない奴にはお勧めできんね>津下とか
今日の1冊 「コンバット 第二次世界大戦-ヨーロッパ戦域」 ドン・コンドン著 企画:戦史刊行会 白金書房 TVのコンバットとは無関係です。欧州戦域の個人手記や従軍記者の記事集。 内容は陸海空全域に渡っており、ビスマルク追撃からドイツ爆撃、ノルマンディーからレマーゲン、ジークフリート線突破まで 連合軍側からみた欧州戦線の代表的な戦いが16編収録されてます。 個人手記/記事の間には戦史解説が挿入され、 短編集にありがちな全般的な戦線の動きの把握が出来ないという弱点を補間。 日本では太平洋戦域での個人手記は多いのですが… 欧州戦域のもの、特に連合軍側のものは非常に少ないと追わざる得ません。 そういう意味で日本では結構貴重かも。
>157 >知識の絶対量 ここまで紹介してきたのを読めば、そこそこの基礎は固まると思います。 だから、そろそろ冒険的な、読み方によっては…という微妙な本でも、 その一部に価値を見出せる場合は紹介してみようかなと。 そろそろ次の一歩も紹介に混ぜてみようかなと。 そーゆー事です。 まあ、それでも、珍しい戦例があるとか、分析や解説はともかく資料が充実してるとか、 そういうなにかしらの利点がなければ、ここでは紹介しませんよw
江畑 謙介やほかの軍事評論家が書いた面白い、お勧めの本とかありませんか?
>>160 面白い本なら、岡部いさくの「世界の駄っ作機」「クルマが先か?ヒコーキが先か?」
あたりを推しておく
アク禁を喰らってたけど一時的に解除らしいので書き込んでみる 兵器と戦術の世界史 金子常規 原書房 著者は陸士卒で戦後は幹校教官や特科群長などを勤務した人で、本書は陸自幹部学校記事に連載していた原稿を一冊に纏めた物です。 中身は人類の歴史が始まって以来、発明された様々な兵器がいかにして戦争や戦術に多大な影響を与えてきたかを解説している。 弓・槍に始まって火縄銃や施条銃、そして砲兵や戦車の発達、戦史はローマ時代から元寇、朝鮮出兵、ナポレオン時代、明治維新、WW1&WW2、中東戦争等を解説。 それぞれの歴史上に主だった戦いのダイジェスト版みたいな感じなので、詳細な情報や知識欲しい人には向かない本かもしれない。 しかし図版が豊富に載っているので、文章だけだとイマイチ不明だった兵力布陣や陣地攻略の手順がわかるのは良い点です。 個人的にはWW1での世界各国の戦術大転換と、太平洋戦争での日本軍による英領香港(九龍半島)攻略戦における戦術と考察が興味深かったなぁ、と。 既に絶版の古本なのでヤフオクやamazonのマーケットプレイスで探せば手頃な値段で見つかります。 タマ数が多いらしく入手難易度はそれほど高くないですし、軽く歴史と武器の関係を知りたいな〜という方は是非どうぞ。
今日の1冊 「第三次世界大戦 1985年8月」 ジョン・ハケット他、NATO将軍複数 協著 二見書房 80年代の流行したWW3物の最初の火付け役。 しかし、元NATO将官が揃って執筆しただけあり、その内容は他のWW3物の追随を許さない。最初にして至高の作品と思いますw 最後は核が使われ、ぐだぐだの内に終結するが、そこに至るまでのNATO vs WPCTの機甲軍の激突は その展開が非常に興味深く読んでいける。(まあ核つかったら、ぐだぐだになるにも当然なのですが…) なお、合間に「実戦に参加した将兵の手記/戦闘記録」として戦場描写がなされるので、軍団規模の展開のなかに 戦術的な描写を混ぜる事に成功している。さらにWW3の戦後に書かれた書物という形態を持つのも面白い。 なお、全般状況については前述の「チームヤンキー」にも引き継がれているように思えるのは気のせいだろうか?w (チームヤンキー執筆のきっかけが本書らしい) 多分、70年代後半には、これに近いシナリオが本気でNATOで想定されてたんでしょうね。 ただし、マジで本格的な内容なので、事前の知識なしで読むと面白さの半分も理解できず、 「戦闘描写少ないし、訳わからん、つまんねー」となる可能性があるので注意。 逆に当時のNATOとWPCTの両軍ドクトリンを勉強してから読むと、これほど面白い仮想戦記はないです。
ジョン・ハケット将軍とはお懐かしいですね。 しかし、現在入手可能なのでしょうか?
>160 実は私は軍事評論家の書いた本ってほとんど読みません。 読んでも、資料ベースや参考としか認識してないかも。 どうせ評論なんて、実際に起こるまでは、当たるも八卦、当たらぬも八卦、占いと大して変わりませんし。 なら他人の分析を読むより、自分で分析した方が面白くないですか? 一番楽しい部分を他人の答えを読むなんて、勿体無いですよw でも、比較的面白いなと思った本はあります。 「いまから起こる10の戦争」 トレヴァー・デュピィイ著 東京大学現代戦研究会:訳 江畑謙介・監修 早川書房 アメリカ随一と言われる軍事アナリスト デュピュイ(元米国防総省の分析研究員)が各地で起こる可能性のある紛争を予測。 ロシア内戦/第二次朝鮮戦争/中露戦争/第三次湾岸戦争/第6次中東戦争/ニカラグア動乱 トランシルヴァニア争奪戦/第4次インド・パキスタン戦争/エジプト・リビア戦争/第2次アフリカ戦争をシミュレート。 私としてはシミュレート結果よりも、想定状態にて投入される戦力概算と戦力構成の予測が面白そうなので購入w 「ネクスト・ウォー」 キャスパー・ワインバーガー/ピーター・シュワイツァー著 二見書房 元米国国防長官が書く次の戦争5つのシナリオ。アメリカ対中国・北朝鮮/イラン/メキシコ/ロシア/日本を想定w 著者の権威も最高、シナリオのはっちゃけぶりも最高w。いくら権威があっても、教義や運用解説ならともかく 想定評論なんてこんなものw あてにならんよ、という良い例です。書いてる本人も、脅しの意味で極端にしてるふしがありますし。 (元国防長官という権威がその脅しを強力なものにしてるしw これわざとだよなぁ)
>>163 チーム・ヤンキーは最初からはっきりハケット1985世界の枠組みの中の1エピソードとして執筆されてます。
「武力対決」以降のコイル作品はコイル独自の世界設定ですが、これだけは別。GDWのゲーム版欲しかったな…
>164 元々の発行数が多かったらしく、比較的入手は楽。ブクオフなどでも、よく眼にします。 発売当初は衝撃的な内容と著者陣の信憑性の高さ、そしてもの珍しさがあいまって良く売れてました。 私は中学の時に発売同時に購入しましたが、当時は内容を半分も理解できませんでしたよw 多分、当時買った人も、その殆どが流れを読むだけで、そこからNATOやWPCTのドクトリンを読み取る人は少なかったのでは… まあ、本職さんや、元職さんぐらいではなかろうかと…まだソ連地上軍も発売前だったし。今みたいにネットでFM読める訳でなし そう考えると、ネットで情報収集や意見交換などが簡単に出来る今ってすごいなぁと思いますよ。ええ。
168 :
99 :2007/03/25(日) 22:09:39 ID:???
上でLans氏が名前を挙げていましたが、内容にはふれていなかったので私から 「Uボート入門 ドイツ潜水艦徹底研究」広田厚司著/光人社NF文庫 潜水艦の始まりから、Uボートの発展や運用・戦略の移り変わり、またUボートにまつわる様々なお話など、非常に興味深い一冊。 Lans氏の言うとおり、補給線の破壊という海の戦い本来の意義を感じることができると思います。 日本海軍は派手派手な決戦思想で、それはそれでおもしろいのですが、潜水艦戦・対潜水艦戦は派手さにとらわれない地味な緊迫感が好き。 船団護衛や潜水艦戦についてはいくつか読みましたが、はじめに読んだこれが面白かったのでオススメしてみます。 Lans氏のおかげで私は潜水艦の浪漫にはまりまくりデスヨ^^ ただ、潜水艦の中では絶対に死にたくないなぁ。
LnasさんはJ・ダニガンの「Wargame handbook」も読んでいそうですね。
>186 じゃあ、次はコレをお勧め 「駆逐艦キーリング」 C・S・フォレスター 早川文庫 北大西洋の船団護衛の物語。37隻の輸送船団を護衛する4隻の駆逐艦(米駆逐艦、ポーランド駆逐艦、英コルベットx2) 主人公は旗艦キーリングの艦長。前編艦長の一人視点で展開し、読み終わる頃には艦長に感情移入すること間違いなし。 潜水艦側ではなく、駆逐艦側からのお話ですが、その長期航海、いつ襲い掛かるとも判らないUボートの恐怖。 次々に被弾脱落する輸送船。次第に残量とぼしくなる燃料と爆雷、しかしついに船団はウルフ・パックのど真ん中へ… 「船団後尾!白色信号弾2発!」 「面舵一杯、針路180度。船団後尾に向かう。」 「アイ・アイ・サー」 BGMには「U・ボート」でw また潜水艦物の傑作映画「眼下の敵」の原作は 「眼下の敵」 D・A・レイナー著 創元推理文庫 から発売されてます。U・ボートが固執する針路が映画と違ったりして、映画と比べると楽しいです。
>169 「ウォーゲーム・ハンドブック」 J・ダニガン著 ホビージャパン 持ってましたねー。今は手放してしまいましたが…(手放すんじゃなかった…orz) 後、当時AHのSLG「TACTICS II」の和訳ルールブック途中で改定され、入門書になりましたっけ。 旧ルールブックを郵送し交換したのですが、HJのミスで随分と待たされてしまった記憶があります…orz そうだ、今日の1冊がネタ切れしてきたら、今日のSLGでも混ぜましょうかねww (かえって入手難を紹介してどうする(w
>>171 おお〜、やはりその手にもお詳しい方でしたか。
「今日のSLG」を楽しみに待っております。(イヤ、催促シテイルワケデハゴザイマセン)
173 :
99 :2007/03/25(日) 22:49:42 ID:???
>>170 多分アンカミスだと思うんで、先走って言います。
親切にありがとうございます!
4月の半ばから教育入校してくるので、その合間の息抜きに読ませていただきます。
私は陸の人間なので、あなたの紹介している本の陸戦関係は結構読ませていただきました。
今は独ソ戦全史とスターリングラード片手に戦術研究の真似事などしております。
一下士官としては、大変勉強になるので助かっています。
いやほーぅ!Lans氏サイコー!
>173 アンカミス…その通りです。すんません…orz それにしても陸の方でしたか、お疲れ様です。私ごときの紹介がお役に立ってなによりです。 本職さんでいらっしゃるなら、隊の図書館で下記が読めるかもしれません。ぜひに。 陸戦史集 「朝鮮戦争1 国境会戦と遅滞行動」 「朝鮮戦争2 釜山橋頭堡の確保」 陸幹校戦史教官執筆 陸戦史研究普及会 編 原書房 山岳地形における戦車先導による強襲と浸透歩兵の迂回包囲戦術の連携、それに対する脱出後退、ならびに遅滞行動の実体。 そして釜山橋頭堡による内戦機動による防御体制の確立など。 3巻以降は国連軍の反撃、中共軍の奇襲、国連軍の敗走と立ち直りに続くのですが…このあたりは特殊状況が多くなります。 で、日本の地形を考えるに、1、2巻あたりが非常に有用ではないかと… 私もようやく尼で入手したのですが、1巻には赤線が中のいたるところにw さらに設問やメモなんかも書いてあったりしてw せっかくなので書いときます。 「戦史論文の整理要領」 D/上級/当該部隊 各G1 、G2 、G3、G4毎に整理 指揮、統御、通信に留意 <<設問>> 米24D内21i及び34iの各級指揮官の戦場における統御について比較し、所見を述べよ。 全般 21i:訓練精倒かつ指揮官の強固な意志、陣頭指揮 34i:意志薄弱、規律の荒廃 さて、誰の本だったんでしょうねぇ
とりあえずもう一冊 本当の潜水艦の戦い方 中村秀樹 光人社 >168で99氏が潜水艦関連書籍を紹介しているのに触発されてオイラも…… この本では旧日本海軍による潜水艦作戦のトンチキな運用の糾弾&考察と(これが7割近い量)、著者が所属していた海自(著者は元潜水艦長)の 潜水艦運用計画の貧困さを世に知らしめる海上護衛戦(by大井篤)みたいなスタンスの告発本です。 まず第一章で「潜水艦とは何か?」と説明をし、第二章では潜水艦作戦を行う為の各種条件、第三・四章では日本海軍の潜水艦作戦の稚拙さ、 第五章では現在の海上自衛隊潜水艦部隊の真実暴露となっています。 初めに潜水艦とは「何ができて」「何ができないのか?」という点を明確にわかりやすく解説してるのは結構新鮮です。そしてその部分をきっちりと把握していた アメリカ海軍やドイツ海軍はあれだけの大きな戦果を上げ、日本が逆に失敗ばかりしていたのは潜水艦に不適な任務ばかりをにやらせていた、と解答付けています。 著者曰く「潜水艦にある程度の独自裁量を与え、一匹狼として自由に作戦行動をさせてやる」のが一番の運用方らしいです。そして日本人はその辺が下手糞ともコメントしています。 それと戦後の海自潜水艦部隊も世間で思われてるほど精強ではなく、「法制が不備」で「基本構想が欠如」しており「訓練の為の訓練」に明け暮れ「隊員達の士気が低い」とバッサリ。 潜水艦戦力を増強せず、水上艦艇と航空機ばかりに力を入れる海自の現状に「このままでは海自も日本海軍と同じ轍を踏んで崩壊するぞ」と著者なりの警鐘を鳴らしています。 こんな事まで書いてると元艦長とは言え問題になるんじゃね?と思ったりもしましたが、ここまで踏み込んだ本が出てきたのは評価するべきでしょう。 最近読んだ本では文句無くお勧めです。単行本サイズなのでかさ張らないし安いので気になった方は是非どうぞ。 それと巻末の用語解説や付録各種資料は詳しい記述が多くて結構使えます。
あ、それと上の本を読むまでジェーン海軍年鑑でトップに紹介される艦種が潜水艦だというのを初めて知りました。 空母やイージス艦を差し置いて一番目で解説されるとは、それだけ現代海戦では恐ろしく重要な位置を占めてる戦闘艦艇なのね。 中国や韓国が潜水艦開発に力を入れるのもこの辺が理由なのだろう。日本ももうちょっとどうにかすれば……ウゥ。
海上自衛隊はASWに特化しているとよく言われるが どの程度の能力を持っているのだろうか?
>176 米海軍では主力艦に州の名前を付けるのが伝統ですが、さて米艦艇で現在、州の名が付いてるのは何でしょう?w という事です。そして戦略原潜最大の敵は攻撃原潜な訳です。 さらに戦略原潜が減勢しつつありますが、攻撃潜水艦は減りませんね。 それどころか通常動力潜水艦は急速な性能向上と隻数増加の一方ですよ。世界的には。 また最近は潜水艦さえも陸上戦力投射のベースにw 隠密行動は軍事にとって非常に重要ですからね。 フォークランドでも1隻の原潜が、アルゼンチン空母の出撃を掣肘しましたし。 (ア軽巡が英原潜に撃沈されて、ア海軍は水上艦艇の出撃に対し一気に消極的になりました) (実は、フォークランドで海上優勢を確保したのは空母でもハリアーでも水上艦艇でもなく原潜という事実) ASW能力の低い国にとって潜水艦は悪魔だと思うですよ。
質問です。二次戦ドイツ軍の歩兵分隊から大隊の運用に詳しい本て無いでしょうか? 軍事板書籍・書評スレにも書き込みましたが返事を貰えませんでした。
今日は(物理的な)大物を紹介しようかと……
学研の大図鑑 世界の戦車・装甲車
デカいです、重いです、高いです(シュピールベルガーの本とほぼ同じ大きさ重さで4200円+税)。しかも写真やCGは一切無くて全部手描きの絵という渋さ(時代に逆行してないか?)。
高荷、上田、大西、中西、一等自営業etc……有名な大御所が多数参加して筆を奮っています。なんだか往年のジャガーバックス臭がするけれど……。
で、肝心の中身ですが、図鑑と銘打ってるだけあって最初の方では構造や設計、材質、武装、操縦、エンジン、足回り、戦闘方法、戦車の分類等をイラストを交えて細かく説明。
そして人類が最初に使いだした戦車(チャリオット)やダヴィンチの円錐戦車の解説(この辺はあっさり気味)、WW1直前から1990年代後半の戦車・装甲車はほぼ全てを網羅。
戦争や国ごとに分けられてるので見やすいですが、大量の各戦車に基本スペックと実績が書かれてるだけなので、この辺は物足りないと思う方が多いかもしれません。
しかし戦車よりも知名度で劣る装甲車や兵員輸送車が大量に紹介されてるのは評価すべき点かと。特にWW1前後に投入された欧米製のドマイナーな装甲車のデータは圧巻。
値段は結構高いですが、調べ物をする時などには重宝します(なにせ殆どの戦車や装甲車が載ってるのだから)。
だけど2000年以降に開発された戦車や装甲車は書かれてないので、その辺は適当に補完してください。財布に余裕のある方は是非どうぞ。
>>180 手軽に知るなら文林堂のグラフィックアクションシリーズなんかはわかりやすかったりするけど
今だと古本屋やヤフオクでしか入手できないしなぁ…。歴群別冊のドイツ軍各戦線の解説本が妥当では?
>>181 時代に逆行も何も、それほぼ30年前の学研x図鑑の第増補改訂版ですよ。古いのも当然。
>>182 あ、そうなんだ? 学研もなかなか商売上手だな。
だけど読むと面白いので個人的には気に入ってます。暇な時にペラペラと眺めたりとか。
それと今日、通販で注文した「本土防衛戦史 元寇(陸上自衛隊福岡修親会)」が届きました。しかし40年以上前の本なので結構カビ臭い。
昔の軍事板書籍・書評スレでは住人によってこの本が血みどろの奪い合い状態になり、古本価格が急激に釣り上がったりしていた記憶が……。
>180 WW2独歩兵の戦術関連 1)難易度A(入手難易度A) 「軍隊指揮」 旧日本陸軍訳w いったいどこで入手できるものやら…嗚呼 2)難易度C(入手難易度A) 歴史群像で連載されてた「戦術入門@AGHI」」 上記本や独戦術教本原本、各国教本をベースに初心者向けに書かれた連載記事 @は歩兵分隊/小隊、Aは中隊/大隊/連隊 Gは攻撃機動、Hは防御、Iは追撃/離脱/遅滞行動 3)難易度B(入手難易度A) 月刊PANZER記事「機甲擲弾兵部隊の戦闘マニュアル」 切り抜きコピーを保有するも…掲載号不明…編集部に問い合わせか…すまん 4)難易度C(入手難易度C) 歴史群像欧州戦史シリーズNo.20 「ドイツ陸軍全史」 学研 ドイツ歩兵の編成と連隊戦闘団の基本戦術が紹介されてる。 あ、今気がついた! 3と4の記事書いた人、同じ人だわ。 樋口隆晴という方です。 ぐぐるとなんか出るかなw しかし2)の歴史群像記事…大幅加筆してのムック化激キボンヌ!!111!!! あ、ごはん炊けた。ごはん食べてくるね。にはは
今日の1冊 でわ、同じ戦車本でも逆に小物をw 「世界の戦車」 菊池晟 平凡社カラー新書 No.46 手軽なイラスト集ですが、古くは1902年のシムス装甲車から多数のカラーイラスト側面図を掲載。 モノクロ線画にいたっては1915〜1962まで試作車を含む戦車/装甲車/APCの側面図を 1/192スケールで495台を掲載。正直、なんじゃこりゃ、こんなの知るか!みたいなのも多数w
樋口隆晴氏は防衛大学の元教官とありますね。 戦国の城Uでも記事を書いていますw
>186 ああ、あの本の人ね。 ぐぐったら、ガンダム1年戦争全史が大量にヒットしてびびったw (ま、当然、その本買ってますが) ところでトルエン丼も書籍紹介しましょうよw
コテの馴れ合い空気
189 :
180 :2007/03/27(火) 02:34:10 ID:???
情報どうもです。
>>184 そういや真崎甚三郎陸軍大将の蔵書を
古本で発見したみたいなカキコがあったよw
>>187 >ところでトルエン丼も書籍紹介しましょうよw
Lans丼とモロにかぶってますよ。本がw
それどころか陸戦史集まで手にいれちゃってww
今日の1冊 今まで、極端な稀少本は紹介していませんでした、たまに出物があるのですが、 その手の本の存在自体が珍しいので、あまり話題に上らない本があります。 >190 みたいな例もあるので、こんな本もあるということでちょっと紹介して見ます。 よって今回はお勧めじゃないです。お勧めは無理。 でもこういう本の存在を知っていて意識してればどこかで出会う可能性もあるでしょう。 「歩兵第二百十三聯隊戦誌」 「歩兵第二百十四聯隊戦記」 「工兵第三十三聯隊戦記」 戦友会の方々が戦後に編纂し自費出版したものです。当然の事ながら非売品。 しかし、ご本人が無くなった後にご遺族の方が古書として放出したものなどがたまに見受けられます。 私がたまたま入手したのは上記3冊ですが、他の連隊戦史なども有名な連隊であれば出版された可能性は高いと思います。 どの程度の連隊が出版したかは全く不明です。戦友会自費出版なので国会図書館などでの保管もないものと思われます。 従ってどれ程の種類が刊行されたのかも、全く不明… ちなみに、この3冊は三十三師団つまり、インパール作戦の参加部隊です。 一番薄い工兵が890ページ、一番厚い214連隊が1467ページのまるで辞書なような本です。 主要な戦闘は全て作戦経過要図とともに解説、そして参加将兵の手記が多数掲載されております。 さらに故人の追想やご遺族からの寄稿、戦死者名簿など、連隊の全てを記録に残そうとするものです。 多分、生存者は全員がなんらかの寄稿をしているものと思われます。 (私は戦死者名簿の量をみて、言葉を失いました)
しかし、この手のものは、あまり評価の場に出る事もないのですが… 最近多いブクオフなどの量販古書店で見かけたら、ぜひ保護してあげて下さい… 非売品ゆえ価格がなく、量販古書店では人気のない箱本ですので、かなり安価な場合もあります。 あの手の古書店の場合、売れ残り期間が長いと処分になる可能性もあります。 それはあまりにも悲しい事です。 (ちなみに私が入手したのもゲームやコミックが中心のメディアミックス量販古書店) もし目にしたら、それは運命だと思ってぜひ保護を… (まあ財布に無理をさせる必要はないですが…) もし手放す時はぜひ図書館や公共関連施設などへの寄付を。 あと、祖父や親戚に元軍関係者だった方は同様な所属連隊記録など押入れを確認してみましょう。 意外な所から出てくるかもしれませんよ。 (祖母の実家は立替時に米機の機銃掃射の流れ弾の12.7mm弾が押入れの柱から出てきました…) 日本はほんの60年前に戦争をしていたのですよ。忘れちゃいかんです。
>191 陸戦史集、なんか尼に大量出品されてますよ、最近。 平均価格3500だし、新刊の専門書とほぼ同額ですし。この機会に1、2冊チャンスかも。 4000超えたら流石にぼったくりでしょうけど(当時定価1200円) かえって「可」くらいで安い方が書き込みあったり、いろいろお得w 当然、ここ見てる他のみなさんもw よーい、どん!
>>192 私は地元部隊の歩兵第三十四連隊史と歩兵第十八連隊史を持ってます。
ただし、十八連隊史は発行が昭和二年なんで満州警備までしかのってないんですがね。
197 :
190 :2007/03/28(水) 22:53:14 ID:???
>>196 たぶんそう。kakikomiから復元してもらえればありがたいんだけど…。
>>194 御年の割りには少年のような微笑ましさを備えていらっしゃいますね。
今日の1冊 「イスラエル・生か死か1-戦争への道」 ジャック・ドロジ/ジャン・ノエル・ギュルガン サイマル出版会 フランス人ジャーナリストが書いたノンフェクション。 第4次中東戦争の開戦にいたる経緯を現地取材をもとに構成。 開戦直前のイスラエル側の政治状況の描写が詳しく描かれています。 第4次中東戦争の開戦奇襲の政治的経緯に関する需要が高そうなので紹介してみました。 なぜ、あそこまでアラブ側の開戦意思を把握できなかったのか、相手側意思の推測と 不明状況に対して的確な国内対応をするのが、いかに難しいかを理解できます。
>195 ほう戦前のもあるんですね。やはり地元連隊が入手しやすいようですね。 私のは昭和50年前後、多分これ以上の時間が経つと記録を残せなくなる可能性が出てきて有志により編纂されたのでしょう。 なので、インパールやその後の復員、内地での解隊まで詳しく記録されていました。 で、こういう戦友会の自費戦記、自分で書いて気になったので尼で検索したら…いくつか出てました…が、どれも1万超え… 214連隊など6万近かったです…私の買った量販古書店では2000/2500/2500の計7000だったのに… 恐るべし量販店…まじで価値は無関係のようです…小まめに探すと掘り出し物に出会えます。 あ、陸戦史集は2500が大量に出てました。各個、機会射撃開始。 >194 ____ /MwmVm やだなあ、なにいうかな、住人さん。 ⊥⊥__⊥ わたし若いよ、若いの。うん |__/|ノノ))))〉 ノ ヘ.|l. ゚ヮ゚ノ| あ、きっとアンカーミスだよね、ね。 ((( ⊂I!Liつ )ノ fく/_|〉 にはは ´ し'ノ
アンカーミスは私だ…orz >194 じゃない >198 です…
軍事関連の洋書(英語)で面白いの無いかねぇ? たとえば和訳されたけど和訳版が絶版になっちゃったヤツとか。
203 :
202 :2007/03/29(木) 09:20:19 ID:???
たとえば元軍人の回顧録みたいなのとか。 文法あんま厳しいと読むの辛いが
洋書ならダニガンの「HOW TO MAKE WAR」が読みやすく、内容も素敵です。 UAVの話など「新戦争のテクノロジー」の頃から世の中ずいぶん進歩したと感じられます。
>195 俺も三十四連隊史持ってる。日中戦争のところに書いてある「101D103連隊某大隊」の話が酷すぎ
>>202 いまTHUNDER RUNを訳そうと思って読んでます。だけど書籍なのであれだ、
訳をきちんとして出版社に見てもらって、物になりそうかどうかが分からん。
ブラックホークダウンを英語と日本語両方で読んで参考にする必要がありそう。
ずっと前読んだときは、なんだこの米軍万歳な自己陶酔ストーリーはって思って
ちょっといやだったけど、今ならイラク戦争でバグダッド陥落直後の底抜け楽観状態を
懐かしみつつも冷静に読める時が来たかなぁと思ってます。
イラク人がやたらと簡単に死ぬんだけど、米軍兵が死ぬときは長々と人物紹介して
いかに掛け替えの無いいい奴だったかって描写してから死ぬあたりがちょっとなぁって
感じだったんですね。イラク側の視点が欠落しているのはやむを得ないのだけども。
フィクション?
Lansさん、教えてください。 わたくし、陸戦史集の朝鮮戦争を何冊か持っているのですが、「読み方」がわかりません。 児島襄や歴史群像の「朝鮮戦争」を読んで、戦術について学んでみたいと思い、数年前に 古本屋で購入。付属の地図を見ながらこの部隊があーしたこーしたってたどってみても、 そこから何を読み取っていけばいいかわからず、今では本棚の肥やしです。 このスレを読んでいたら、宝の持ち腐れのような気がして、恥ずかしながらおたずね致しました。 ご教示くだされば幸いです。
>208 難しい質問ですね(汗 まず、基本的な陸戦戦術を勉強しましょう。(いきなり陸戦史集は無謀です) ただ陸戦史集は、SLGでいえば「作戦級」にあたります。 なので上記であげたコンバットバイブル、米陸軍戦闘マニュアルでは対象規模が小さく、ちょっと適合しないのが実情です。 となると、「戦術と指揮」を読んだ後、歴史群像WW2シリーズ「ドイツ陸軍全史」「アメリカ陸軍全史」あたりで、 大隊〜連隊規模の戦闘方式を勉強、これで主攻と助攻、防御、拘束、迂回、遅滞などを理解し、そうすると それを師団編成あたりで運用すると、それぞれ連隊、大隊での戦闘団の編祖とどのように各戦闘団の任務を割り当てるのかが、 おぼろげに見えてくると思います。 そうなったら、陸戦史集の出番、各部隊の担当任務を把握し、それぞれがどのような位置に展開し、 さらにどう連携しつつ戦ったのかの実例が詳細に載ってる訳です。 つまり、TVのプロ棋士の将棋中継を楽しむには、 ・基本のルール(基本的な戦闘展開の制限) ・コマの能力(部隊の特性) ・多少の定石(基本戦術) を知っていないと楽しめないし訳わからん。それと一緒ですよ。 でも一番てっとり早い理解方法は、実は作戦級のボードSLGなんですけどねw これをプレイしつつ、どうしてこのルールはあるのか?このルールは何を再現したいのか? これを考えると、おのづと作戦の組み立てを分析することになります。
続き 具体的な楽しみ方としては、各部隊の任務を把握したあと、全体を見回して各部隊の連携、つまり作戦構想を見ます。 これは詳細な資料であれば、攻撃側、防御側、お互いが何をやろうとしていたのかが見えてきます。 例えば、主陣地と予備部隊の位置関係から、その予備部隊があくまでも穴埋めを目的としていたのか それとも機動打撃を考えていたのか?などなど。一言に連携と書かれてしまう場合も多いですが、 攻撃も防御もそれぞれのシステムの構築な訳です。 攻撃側も主攻と助攻、第2悌隊の準備の有無から、攻撃強度などが見えてきますし。 また各部隊が作戦上期待された敵部隊に対する任務も見えます。 これが大抵の本では〜に向かって攻撃としてしか書いてない本が多いのですよ。 つまり機動や、そこでの防御の意味がわからないんですよね。 本来なら、それが主攻に対する敵の反撃を封じる為なのか、それとも平面的に圧力をかけているのか? 拘束目的なのか、牽制目的なのか?攻撃の理由まで書いてあればいいのですが… このあたりまで踏み込むのは陸戦史集や戦史叢書、前述の連隊戦記くらいです。 で、ここまで各部隊の任務が理解できれば、 後出しジャンケンとして、実際の行動から、もっと効率的に双方は打つ手があったのではないか? とか研究するのも一興かと。 まあ、だらだらと書いてみましたが…こんなとこかとw
>>208 戦術はまず「一般的な原理原則」から勉強した方が早道。
予備知識の少ない人が帰納法的に個々の戦史から戦術の原理原則を拾おうとしても、
それが一般的なものなのか、その戦い特有の物なのかを判別するのにかかる時間や労力が半端じゃない。
そのかわり、そうやって試行錯誤した人が一度「原則書」に接すると
豊富な戦史知識が基盤としてあるから一挙に原則の理解が進み、相乗効果で「応用力」も伸びる。
あ、書き忘れ 攻撃や防御はシステムだと書きましたが、それを分析し把握することが戦術研究の愉しみだと思っています。 つまりパズルを解くようなものです。 そうなると次は自分でパズル(ロジック)を組みたくなるもので… その為に参考になる資料(戦例)をさらに読み漁る。 駄目街道へ一直線w にはは
今日の1冊 「オレンジ計画」 エドワード・ミラー 新潮社 アメリカの対日本戦略の変遷を研究した本です。 帯や紹介にはアメリカの計画のすごさを書いていますが、実際には大きな紆余曲折の結果にすぎないと判りますw しかし、研究を続け、常に状況にあわせて修正改良していく姿勢は素晴らしいものです。 そしてこの本では日本という「位置」の優位性と重要性も理解できます。 読んだ感想としては、日本は、このアメリカの現実主義と理想主義の 絶妙な調整力とバランス感覚に負けたのでわと思えます。
214 :
208 :2007/03/30(金) 00:51:45 ID:???
「戦術と指揮」持ってます。奥付を見ると1996年11月24日第3刷。 新本で購入したので、10年位前から何度も読んでいる事になるのに、 ほとんど理解出来てません。無駄に年をとったなぁ。 週末に古本屋に行って、歴史群像探してきます。無ければヤフオクで探します。 陸戦史集は当分「肥やし」ですね。 Lansさん、それから211の方、ありがとうございます。 あつかましくも、また質問なのですが、 >でも一番てっとり早い理解方法は、実は作戦級のボードSLGなんですけどねw 地方在住でして、ボードゲームを一緒にプレイする仲間が周りにいません。 PCゲームでは駄目ですか? スレ違いかも知れませんが、推薦された良書を読むための準備ってことで 許してください。
215 :
202 :2007/03/30(金) 00:56:12 ID:???
>>204 >>206 ありがとうございます
とりあえず、「HOW TO MAKE WAR」を注文しました。
楽しみっすね。
…さて。一応学生時代の辞書を引っ張り出しておこうか
>214 ゲーム業界のクリエイターとして、自分でもSLGを創っておきながら、いささか情けない話なのですが… 戦術や作戦術の研究においてPCゲームではボードSLGの足元に及ばないというのが私の見解です。 理由はPCゲームは計算は細かく行ってくれますが、思考が決して人間には及ばないのです。 その為に、ゲームシステム全体がPC思考をどう構築するかに引っ張られてしまい、 戦闘システムとしての作戦術をルール化するよりも戦闘結果システム「だけ」が進化しているのが現状です。 一部海外でボードっぽいPCゲームが出ていますが、それもまだ数値計算にたよっています。 本来のボードSLG、特に作戦級は思考を人間に委託する事により、「戦闘結果」を出す為のルールでなく、 作戦システムを再現することを目差したゲームが昔は多く出ていました。 まあ、対戦相手がいなくても、ルールブックを読み、ルールを理解し、そのルールが何を表すのか?を考えるだけでも 随分と勉強になりますよ。 SLGのルールは作戦や戦術を分析し再構築したものなので、逆に解析しても、勉強になるんです。 それにユニットやシナリオの序列を眺めるだけでも、参加戦力による大まかな趨勢などの理解促進になりますし。 戦闘結果表と各ユニットの数値を眺めるのもまたw でも、そういうのに耐えられるのは海外のSPIとかAHやGDWでも一部のゲーム。 特に初期〜中期のものでしょう。後期は…日本もそうですが戦術に走りすぎるきらいがあるんで… ちなみに私は今でもAHファンクラブ会員証を財布に常時携帯しています。 会員No.13-158 私の心の従軍章ですw
>214 ボードSLGなら一人で遊べる(ソロプレイ)ものも多い。 遊ぶ為にルールを覚えたり、対戦に備えて作戦立てる時はまずソロであれこれやってみるのが普通。 初心者向けに駒数が少なく、ルールもさほど難しくない物があるので、まずはそういった物を探すといいだろう。 ちなみに、おいらのイチオシは「ドイツ戦車軍団」。数年前に再販されてるので、地道に探せば見つかる…かもしれない。 これに限らず、旧エポック社の作品は取っつき易いのが多いのでお薦め。 あと古本屋巡りするならダニガンの「ウォーゲーム・ハンドブック」は要チェック。 どうやって軍事の諸要素をゲームに落とし込んでいくのかを丁寧に解説してるし、その手法で製作したミニゲーム「メッツ進撃作戦」もついてる。 これ以上はスレ違いなので、ボードSLGについて聞きたい事があればこの板のゲーム関係のスレにでも投下してくれ。
219 :
218 :2007/03/30(金) 19:58:10 ID:???
よく考えたらスレ違いでした、スミマセン。
作戦級SLGといえば、20年前ぐらいにポニーキャニオンが発売していた SPIのヴィクトリーシリーズ(だっけ?)がツボを押さえたPCゲーム化で 実によろしかったですな。
WW2といえばHOI2DDでFA?
歴群の朝鮮戦争上下が陸戦史集の理解に役立ちそうが気がするw
今日の1冊 「U.S.マリーンズ ザ・レザーネック」 上田信 大日本絵画 サー、イエッ、サー! 何回か書かれた「コンバット・バイブル」の海兵隊版であります。 海兵隊の装備、編成、歴史、訓練がわかりやすく紹介されております。 特に編成に関しては分隊から師団まで、航空隊や海上事前集積まで掲載されております。 また、上陸作戦の手順も細かく解説されていますが、 このような上陸作戦ができるのは米軍だけです、そこは注意が必要と愚考いたします。サー。 ちなみに ドリルサージャント(訓練教官軍曹)の罵倒もたっぷりであります。サー。
>222 個人的には駄目であります。さー。 戦術級としてはそこそこ良いですが、戦史を読み説くような作戦術の理解までは難しいと思います。さー。
>>224 そう、上陸と渡河は「敵の遠くに」ってのが基本だからw
CoH大好き
重複対策age
戦術の理解の補助として役に立ちそうなゲームは 最近再販された ASLスターターキット1〜3 ちょっと前に再販された 装甲擲弾兵(実は装甲擲弾兵が出てこないw) がお勧めです。 ただあくまで補助です。 SLGって一応、「本」だよね?w
「孫子」「戦争論」これらの古典を理解するためにお勧めの本はどれですか?
>>230 孫子や戦争論(クラウゼヴィッツ)は、ただ知識を得るのではなく、自分なりに思考を深めることが大切。
また、数多くの解説本が出ているが、ビジネスマン向けの啓蒙書は、
トンデモ解釈本も見受けられるので、最初に読むのは辞めた方が良い。
信頼性から言うと、このあたりならあんしんしてお奨めできる。
戦略論大系第1巻 孫子 杉之尾宜生編著 芙蓉書房出版
戦略論大系第2巻 クラウゼヴィッツ 川村康之編著 芙蓉書房出版
ネット上だと、ここで孫子とクラウゼヴィッツ(戦争論)ざっくりした解説が載っている。
戦理・戦略
http://www003.upp.so-net.ne.jp/Zbv/sub22.htm
>>216 >戦術や作戦術の研究においてPCゲームではボードSLGの足元に及ばないというのが私の見解です。
同意。業務系APに携わっているIT土方だけど、PCゲーム作ってみたいなと夢見ています。
>>229 >SLGって一応、「本」だよね?w
初心者にお勧めできるものなら、かまわないのでは。
シミュレーションゲームのエセ戦術は萎える
234 :
214 :2007/03/31(土) 19:57:36 ID:???
Lansさん、他の皆様方ご教示ありがとうございます。 昨日仕事の途中で立ち寄った古本屋には歴史群像の目当ての本は ありませんでしたが、「初級戦術の要諦」という本がありました。 著者は、武岡淳彦。出版社は、田中書店。昭和47年10月に発行された 本で、戦術について解説されているので買ってみました。 第12師団長の前書きがあるので、自衛隊関係の本なのでしょう。 「初級」と書いてあるからには理解できるようがんばってみます。
今日紹介する本
大本営参謀の情報戦記-情報なき国家の悲劇 堀栄三 文春文庫
作戦を実施するに当たって、情報がいかに重要で無視できない存在かを解説してくれる本です。
著者は太平洋戦争の真っ最中に陸大を卒業後、新米のヒラ参謀として大本営陸軍部の情報部に配属されます。
戦いでは「敵基地はここから○kmの距離が…」とか「○○mm榴弾砲の射程は〜」という数値ばかり目が行ってしまいがちですが
堀参謀は徹底的に相手の些細な行動に目を光らせて収集し、冷静になって感情に流されず判断を下していきます。
台湾沖航空戦やフィリピン防衛戦等、実際に現地で見聞きし参謀として動き回っただけあって、書かれている文章は説得力があります。
(そして、あまりに予想が的中してアメリカ軍の動きと同じ為、同僚から「マッカーサーの参謀」と渾名まで付けられる)
戦後は自衛隊の西ドイツ防衛駐在官として着任。欧州方面でのキューバ危機に関する情報収集を担当して八面六臂の活躍をします。
堀氏は一貫して「情報の重要性」を説いていますが、今の日本で重視されてるかと言うと……されてないですよね。
こないだのイージス艦データの防諜対策でさえいい加減なのですから。著者曰く「日本人は今も昔も情報を軽視する民族」と言ってますが、まさにその通りかと。
読後は現在の日本に対して何とも悲観的になってしまいますが、情報がどのように戦いへ影響を及ぼすかを知りたい方は是非どうぞ。
>>234 なんか面白そうな本だな〜
読後は簡単でもいいから感想を書いてほしいモンです
今日の1冊 「マハン海軍戦略」 アルフレッド・T・マハン 中央公論新社 有名なマハンの「海軍戦略」です。古典中の古典ですが最近、新訳で出版されました。 海軍戦略と名うってますが、陸戦も参考として扱っており、原則部分では拠点と交通線を中心に展開しています。 過去から当時最新の日露戦争を語っていますが、あくまでも分析による今後のアメリカ戦略への提言は 当時の情勢と艦艇能力に基づくものであると承知の上で読んでください。 一般原則を見出そうとするなら有意義ですが、現代においてコレをそのまま間に受けると厨になる可能性大。 とり扱い注意ですw また、一時期流行していた作戦線の「角度論」を非難していますが、おもわず2chなら 「ほんとにすごい、作戦線とかちゃんと考えてる。角度とか」 「ばーか、いまどき角度ってなんだよ、この厨房がwww」 みたいな論争になるのかと頭に沸きましたw
>>234 タイムリーにそんな良書がゲットできてよかったね。
本職向けの野外令解説本だから歴群なんて比較にならん位の戦術専門書。
ただ、素人向けの「戦術と指揮」すら10年読んでて理解できないようなら
それこそ宝の持ち腐れのようなw
>234 >「初級戦術の要諦」 なかなか面白そうなモノを入手できたようで、うらやましいですな。 ともかく、戦術の基本は、敵の制圧/拘束と、その間に優位な位置取りを確保する機動にあると思います。 そこいらへんに留意しておくと理解しやすいかも。がんばって下さい。 あ、その本の内容とか後で紹介してくれると嬉しいですw
>236 マハンが出たなら、対抗上これを出しておきましょう。 「戦略論大系(8)コーベット」 ジュリアン・コーベット 高橋弘道訳 芙蓉書房新社 クラウゼヴィッツの影響の下、海上戦略を国家戦略全体の中に位置づけた「近代海洋戦略思想」の源流というべき良書です。 海上戦略という新たな視点から世界史にスポットライトを当てたマハンほどのインパクトはないものの、そのマハンの欠点だった海上戦略と 陸上戦略との整合性を取り上げ、真に国家に貢献するための海上戦略について、豊富な実例とともに詳細に論じています。 また「敵主力(艦隊)の撃滅」に重点を置いた当時の英海軍軍人の一般的な考え方を批判し、通商破壊や海上封鎖等の価値を見直した他、 海外遠征について論じた部分は、近年の米海軍の「フロム・ザ・シー」「ビヨンド・フロム・ザ・シー」戦略等にも影響を及ぼしています。「海軍と いえばマハン」だった日本人にとって、その狭い視野を脱するためにも是非読んでもらいたい一冊です。 ただ、読者が原文を参照することを前提にしているためか訳文が逐語訳に近いのと、多少の誤字脱字がまだ残っているのが残念なところです。
内容は面白そうなんだが、訳の酷さで挫折しますたそれorz
海軍防御に感動w
>240 まあ、海自幹部学校の教官勤めた1佐の方が訳されたものだし、少なくとも 「間違った」訳はしていないはずでつ(汗)
>239 ぬ、コーベット出されちゃいましたなw 整備兵殿も出してくださいよぉ。私はそろそろ弾切れ。 私は今後、昔読んだ戦記系中心の紹介になりそうなのでw (まだイスラエル地上軍とか戦場の人間学とか積読状態で紹介できる状態じゃないので(補給過多で自滅中
>>243 あ〜、イスラエル地上軍は俺も3日前に某古本屋で入手したなぁ……まだ読んでないけど
っていうか、先週入手した本土防衛戦史元寇も読んでないよ
同じくこないだ入手したグリーン・ビーチも読んでないし、ノモンハンも読んでないし、ドキュメント昭和第三巻も読んでな(ry
>243 いやぁ、実はいま引越しの最中なので、紹介できるような本はまだ実家に眠っております。 来週末に新居に到着する予定なので、それ以降逐次に紹介させていただきます。
過去レスをざっと見てLans丼とかぶってないのは 「野戦指揮官」「戦車大隊長」「前進よーい、前へ」 木元寛明著 「もののふの群像」 亀井浩太郎編 くらいですかね。 オイラも「「独ソ戦全史」を読んでいる最中です。マハンは読みかけのままですw
最近発行された「独ソ戦全史」は以前からあったヤツと同じですかい?
元のは2003年に発行されてますね。
ドモドモ。買わなくてよかった〜。
>独ソ戦全史 ハードカバーを買って、長らく積読状態、やっと読見終わった1ヵ月後に文庫化な私は… しかも、同じような事を以前に「擲弾兵」でもやってたり… さらに「死闘の海」を先日ハードカバーを買って喜び帰宅した後、本棚に文庫版を見つけた時の挫折感ときたら…orz
早く色んな機能やソフトが入ったPDA普及しないかな どこでも管理ソフト使えたらいいのに・・・
>251 そんなPDAを購入する金があるなら資料/書籍に廻してしまうのが、この私(まて
尼のキリン堂の最安値2000円代の「陸戦史集」朝鮮戦争のやつが買われているw 買ったひと手をあげなさいw
今日の1冊 世界の艦船増刊 「アメリカ揚陸艦史」 海人社 WW2初期から現代までの米海軍上陸母艦/揚陸艦/上陸支援艦艇をかたっぱしから掲載。 実は、戦闘艦艇のリストを見るより、よほど米軍の底力を見ることが出来ます。 WW2マッカーサー第7艦隊の主力艦艇がこれらの攻撃輸送艦だった訳です。 これだけの専用艦艇を持っているからこそ、従来無謀と言われていた敵前上陸が可能だったのです。 それは重防備された太平洋島嶼および大陸反攻の必要性があったからです。 (逆に言えば、その為にこれだけの艦艇を必要としてたんです。防備された上陸地点への上陸がどれだけ大変なものか…) それにしてもすごいもんです。よくこんな本が日本で同人じゃなく商業出版されたもんです。 しかーし海人社には次は「イギリス揚陸艦史」をぜひ、上陸作戦の記録付で出して貰いたいものです。 そうすれば、いかに米軍が「おかしいか」「無理やり上陸の原則」を捻じ曲げているかが判るでしょうにw あ、でも普通の上陸ならWW2日本軍の島嶼上陸占領の記録を調べれば、それでも良いですね。 上陸に本来専用艦はいらないんですもの。 ああ、そういえば独のノルウェー上陸作戦も揚陸艦なんて1隻も参加してませんねぇ。 フォークランドでも専門揚陸艦は2隻でしたっけ?そうそうガダルカナル逆上陸は普通の輸送船ですね。 デリックがあって舟艇を載せられれば、それだけで攻撃輸送艦の出来上がりなんですよね。 まあ、軽歩兵であれば救命艇+船外機でも十分揚がれるんですけどね…
>254 見開きに小さい文字で艦艇の名前がびっしり書き込まれてるのを見て目眩が。
>>254 確かにあれは「第二次世界大戦駆逐艦総覧」並みの凄まじい本だったなぁ・・・w
>>257 アレにはメイド・イン・USAのデストロイヤーが全艦収録されてたし・・・
ついでに神風の損傷一覧なんてのもあって
こいつと揚陸艦史を参謀本部と軍令部の奴らがみたら戦争する気なんて起こらなかっただろうに
>258 >参謀本部と軍令部の奴らがみたら それは絶対無理です。だって開戦後に建造して就役した艦ばかりだからw 開戦前の艦艇なんて一握り、これじゃ開戦は思いとどまらないでしょう。 つーか、もしも見たとしても 「数年で、こんなに船が作れる訳ないだろ、厨房が!」 で一蹴しそうww しかし「戦争は数だよ兄貴…」名言ですな。
アメリカの生産性の異常さを例える話で、1ヶ月(1週間)で作れる貨物船があったとかなんとか・・・ だれか詳細知りません?
>260 ちなみに「カサブランカ級護衛空母」は1年間に50隻就役の「週刊護衛空母」ですw
週間空母・・・日本軍が涎を・・・ こりゃ負けるわ。
おお!dd! まさか本当に実在したとは。
>260 あれは「最短記録が一ヶ月」であって、必ず一ヶ月で作れるってわけじゃないはず。
>リバティ船 後半の平均建造日数42日 「ロバート・G・ピアリ」は起工後4日と15.5時間で進水という建造速度記録ホルダー という事で恐ろしい事に1週間未満も存在。 ただし艤装を含めると、もうちょい伸びますがw まあ、多数の造船所で平行建造してるので、毎日2〜3隻がアメリカのどこかで就役。 ばらつきはありますが、護衛空母も月刊から隔週刊を経て最終的には週刊な感じ。 毎週どっかで就役みたいな感覚。
艦を作れるのもさることながら、 それだけの人員とそれの訓練をこなしたというのも凄いですね。
野戦歩兵小隊長必携/帝国在郷軍人会本部 他 護国神社の遺品館のガラスケースの中にあった。 だれか内容知らない?
>>266 確かその船、擬装も徹夜の突貫作業で三日で終わらしてるんだよな。
工事開始から完成まで一週間ちょい・・・。
幾ら記録更新用とは言え凄まじい・・・。
今日の1冊 さらに連合軍の海軍力の実体を。 世界の艦船増刊 「第2次大戦のアメリカ軍艦」 「第2次大戦のイギリス軍艦」 海人社 特に注目はイギリス艦艇。本書にはスループやコルベットまで全艦名を網羅しています。 一応、武装トローラーなどの特設艦艇についても概要を掲載。小型艦艇の充実は見ていてあきません。 (小艦艇は魔改造の宝庫) 対潜護衛、機雷戦の為に、そこまでかき集めたのか?と驚愕できます。 足らぬ足らぬは工夫が足らぬ。はいその通りでございますね、帝国海軍様…。 相手はここまで工夫して必死で対潜戦力を構築した訳です。どうも工業力の差だけではなさそうです。 でも、それでも足らずに米国のお世話に…艦隊決戦はなくとも、大西洋の戦い恐るべし… ちなみにアメリカ艦艇は…もうお腹いっぱい…駆逐艦、潜水艦も全艦網羅してるので… なんと、世界の艦船別冊だというのに、写真が1枚もなく艦名だけのページが存在しますw
スターリンの大粛清について詳しく書いてあるいい書籍は無いでしょうか?
>271 読んだことないけど、『赤軍大粛清』って本が学研M文庫で出てるよ。
そうですか。古本屋で探してきます。
今日の1冊 昨日書けなかったので今日は2冊。 「考えるな、感じるんだ!」系戦記の独軍特集、その1 「擲弾兵 パンツァー・マイヤー戦記」 クルト・マイヤー著 学研(ハードカバー&学研M文庫) 武装SS指揮官、剣付柏葉騎士十字章のマイヤー自ら綴った手記。 開戦時中隊長、終戦時は第12SS装甲師団長。常に最前線で指揮を取り続けた伝説的人物。 まあ、有名すぎるほど有名ですので、詳しく解説の必要はないでしょう。 「パンツァー・フォー」 カール・アルマン著 大日本絵画 WW2独の装甲部隊兵士〜指揮官の最前線での戦いに焦点を置いた史実エピソード集。 これも信じられないような超人的ドイツ軍の活躍を読めます。 80年代独軍オタの基本書籍w 一等自営業氏の劇画(フィクション)とは別物 (こっちも良いですよ、実は黒騎士より好きだったり)
ちょいと質問ですが、F-2戦闘機の開発決定までの経緯をわかりやすく書いてる本ってありませんかね?
「ニッポンFSXを撃て」? いや読んだ事はないからわからんのだが
日米貿易摩擦の中での政治的妥協のプロセスについて描いた名著だとは思うが・・・・ 技術的話はあんまりなかったような
>>276 ,277
そうなんですか。タイトルがDQN過ぎて敬遠しておりました。
読んでみます。
今日の1冊 初心者向け概要書3連弾 「朝鮮戦争 兵器ハンドブック」「ベトナム戦争 兵器ハンドブック」「湾岸戦争 兵器ハンドブック」 三野正洋/深川孝行/仁川正貴 朝日ソノラマ新戦史シリーズ(文庫、その後単行本型も出版) 各戦争を概要、戦闘の実体(主要エピソード)、兵器解説に分けて記述。 非常に読みやすく、手堅くまとめられているので、初心者が上記戦争の概要を把握するのに最適。 特に「湾岸戦争」ではフォークランド紛争に関する記述もあり、そっちの方がむしろ重要かもw (フォークランドは日本語資料が少ないので…) ちなみに概要部と実体部の主要部を深川/仁川両氏が、兵器解説や分析を三野氏が中心になって書いている。 概要や実体などの史実部に関しては、参照資料さえ正しければ大きな間違いもないし、 初心者には読みやすさが重要なので、特に問題ないどころか、これはとても読みやすいので吉と思います。 ただし兵器解説や分析は概要と種類の把握に留め、分析をそのまま信じるのは要注意。 兵器系専門者との見比べを薦めます。
英語をスラスラ読めればなぁ・・・
軍事とは離れて板違いになるかもしれんけど、クヌースのThe Art of Computer Programingは 買う価値ありますか?> Lansさん セジウィック本のほうが安くすむような気がしてならんとです。
>281 プログラマーに聞いてみたけど、あくまでもプログラムとしての基礎ロジックの本なので、 このスレで言われるような戦術/戦略的な思考エンジンやAIなどとは基本的に異なるものらしいです。 ソートの手法とか、そういったものの考え方やプログラミングの具体的な組み方の本。 で、うちのプログラマーはもっと別のアルゴリズム辞典とか、そういった本を持ってました。 なので、いくらでも代用はありそうです。
久しぶりに書き込んでみる 日本兵捕虜は何をしゃべったか 山本武利 文芸春秋 680円 太平洋戦争における、アメリカ軍に捕まった日本軍捕虜の行動を解説する本です。 日本軍兵士ほぼ全員の特徴として、敵に捕まるとあっさりと口を割るというのが結構印象的。 なぜなら軍は「もし捕虜になったらどうするか?」という教育を全くせず、「捕まったら自殺しろ」としか教えていませんでした。 そのくせ部隊の指揮官達は戦線が押し切られそうになると、現地に末端兵士を置き去りにしてトンズラをする腰抜けぶり。 そりゃそんな上官を目の当たりにしたら「死んでも情報を守り抜こう」という意識は芽生えないわな。俺だって喋ると思います。 アメリカ軍の尋問テクニックも日本人の心理的な部分を巧妙に突いてくるので、さすがだなとしか言えません。 コンバットバイブル2にも書かれてましたが、アメリカ軍は当時から捕虜になった場合の対処方法をキッチリ教育してるのだとか。 日本と欧米では情報の意識というのが全然別物なのかもしれません。 こないだのイージス艦情報ダダ漏れ事件と同じく、日本人は昔から情報管理にルーズな民族というのが改めてわかる良書かと思います。 この本と大本営参謀の情報戦記を続けて読むと、情報に対するあまりのお粗末っぷりにガックリしてしまいますが……。 類書として「陸軍尋問官」という現在のアフガン戦での尋問・情報活動を題材とした本もあるみたいですが未入手です。 面白そうなんだけれど金と時間が…。
キーンだったかサイデンステッカーだったか、大戦中の日本兵の日記の多さに驚いていたね。 アメリカは、情報保持のため兵士の日記保持は禁止らしかったけど、日本はねえそんな発想無かったんでしょうね。句集や万葉集の文庫本携帯の兵士も多かったらしいし、まあ文化が違いすぎましたなあ。
>>284 その辺についても詳しく書かれてましたね。
戦闘終了後、日本兵の死体の雑嚢やポケットを探ると日記や手紙、部隊配置図、命令文書,通信表がザクザクと…。
一つ一つは断片的な情報でしかないけど、50個100個と集まると膨大なデータになりますから。
ちなみにアメリカ軍の情報担当員は当初、重要情報があまりに簡単に手に入ったので「もしかしたら、これは逆にワナでは?」と警戒したとか。
>283 その話なら、「太平洋の生還者」が古典的名作。一読を。
自衛隊では、捕虜になった時の事を教育してるんかいな?
聞いた話だが自衛隊の場合、敵に捕まったら「隙を見て逃げろ」と言われてる・・・らしい なんだか日本軍将兵とあんまり変わらないじゃん、と
289 :
俄将軍 :2007/04/07(土) 00:28:31 ID:???
>>285 インパール作戦は、情報戦を逆手にとった、ということもあるのか、などと、
電波の発信など試みてみたり。
>>283 特攻命令して、逃げた上官とか居ましたね。
>>279 フォークランド紛争モノで入門書的なもの何か良いのありますかね?
エグゾゼとか、バンカーをミサイルで吹き飛ばした(?)とかそこら辺書いてあったりするヤツとか
質問なんですが 「ナチ・ドイツ 第三帝国の興亡 ウィリアム・シャイラー著 井上勇訳」 を読破された方は居ますでしょうか?また、この本は読んでおいたほうがいいでしょうか?
今日の1冊 作者特集してみます。 著者:コーネリアス・ライアン WW2西部戦線戦記の代表者。 多数の参加人員にインタビューを実施の上、各国資料を発掘し 多方面から戦闘の全体を描き出すノンフェクション作家。 「The Longest Day 史上最大の作戦」 早川文庫 (以前は筑摩書房から発刊、絶版久しかったが95年に早川から復刊し入手が容易に) いわずとしれたノルマンディー上陸作戦をテーマに上陸第1日をテーマに描く。映画化もされた基本書。 「遥かなる橋 史上最大の空挺作戦 上下」 早川文庫 連合軍、モントゴメリーのオランダ侵攻作戦 マーケットガーデンを描く。 映画「遠すぎた橋」といえば皆さんも判るでしょう。相手状況を無視した複雑な作戦計画がどうなるのかという良い例。 うちの社長や取締役にも読んでもらいたいものです(嘆 「ヒトラー最後の戦闘 上下」 早川文庫 ベルリン攻防戦を描いた「最終戦」「最後の100日」とならぶ作品。 いずれもノンフェクションながらエピソードを重ねるノベル形式なので初心者にも読みやすくお勧め。 ただし、かえって作戦の全体像は判りにくくなる部分もあり、史実戦記小説と捕らえるのが吉。 別途、他資料(学研WW2シリーズなど)で作戦概要を理解してから読むと、一段と理解が増し 事前知識なしで読むのと、全く違ったモノとして理解が進みます。
>291 フォークランドの主要な書籍としては「海戦フォークランド」と「空戦フォークランド」がたしか原書房から出てたような… 概要で良いなら>279 で上げた「湾岸戦争 兵器ハンドブック」が実はページの半分以上を占めてたりします(w よって、これを押すすめ。 陸上に関しては>49 で上げた「世界歩兵総覧」に陸戦を中心に短いですが1章を割いて記述してます。 その中には英国白書から歩兵戦闘に関する記述を抜粋要約したものもあります。 後は「現代紛争史」山崎雅弘 学研M文庫 にもフォークランドの章があります。これも初心者向きかと。
>>295 どれもこれも手に入れるのが難しそうっすね…
辛うじて現代紛争史が新品で買えそうな。
他はアマゾンで中古を買うしかないみたい
297 :
99 :2007/04/09(月) 18:42:39 ID:???
今日もお仕事終わりー。 ということで最近読んだものを。 「雪中の奇跡」 梅本弘/大日本絵画 日本では馴染みの薄すぎる冬戦争の本。 ある意味ソ連の対ドイツの前哨戦とも見れる戦いです。 近代化された大国に翻弄されながらも、奮戦する第一次大戦型のフィンランド軍。 ここで重要となったのは、戦場がフィンランドであったということと、スオミ機関短銃の存在か。 制空権をほぼすべて取られた状態で、さらに彼我の戦力差を見たときに、フィンランドの善戦はまさに奇跡。 なにせ、この戦いにおける死傷者は、フィンランドで六万六千で、ソ連はなんとその三倍以上の二十万人! しかもこれで最も少ない資料のものだそうです。 ヨーロッパの小国の戦いを、継続戦争「流血の夏」とあわせてぜひ! ------------------------------------------------------------------------------------------------------ Lansさんに質問! 最近中公新書の「日露戦争史」を読んだのですが、開戦にいたる政治背景や、各国の動きなどは良かったのですが、 肝心の戦争中が概要だけ流して終わってしまっているので若干消化不足。 なにか、日露戦争本で各戦いの戦術や用兵が詳しく載ってるオススメってありますか?
>297 実にタイムリーに良い本が発売されたばっかりです。 「図説・日露戦争兵器・全戦闘集―決定版」 学研 ムック形式ですが、各戦闘毎に解説し図版も多いです。 あと、旧歴史群像シリーズでもありましたが、戦闘に特化するなら今回の方が良いと思います。 でもう一つお勧めなのが 「日露戦争 上下」 旧参謀本部 徳間文庫 旧参謀本部編纂のものを現代仮名で読みやすくしたもの。 同様に「日進戦争」も出ていました。編纂が参謀本部ですから確実かとw ただ…結構ぶ厚いんですよね…私も通勤時間で読んだのですが読破に苦労しました… しかし、なんで旧参謀本部編が一般向きの徳間文庫で出たのか…私的にはとっても謎なんですけどw >「雪中の奇跡」 映画の「ウィンター・ウォー」をぜひw 動くT-26が見れます。最近DVDも出ました。
299 :
99 :2007/04/09(月) 20:15:16 ID:???
>>298 ありがとうございます!
早速両方アマで注文させていただきました。
初めて日露戦争の本を読んだのですが、いろいろ興味深く面白かったです。
ウィンター・ウォーは実はDVD買っちゃってますw
あとは以前にオススメされた駆逐艦キーリングや「U・ボート」のサントラ、眼下の敵なんかもw
あぁ……Lansさんに染められていく……(後悔はしていない)
>292 残念ながら、私は読んでません。 尼で調べたところ1961発行。 となると、ずいぶんと古い本のようですが… 他に反応が無かったら書籍・書評スレでも聞いた方が良いかも。
古本市なんかでたまに見る本って印象w
>299 あ、あと良さそうなんで購入するも、まだ未読の日露モノがあります。 「戦場の人間学 旅団長にみる失敗と成功の研究」 篠原昌人 光人社 1995円 日露戦争における3人の旅団長の行動から部隊の統率などを分析。 各局面の旅団の戦闘を中心においた為、戦術規模の分析となる。 分析した戦闘の戦闘展開図は大隊〜中隊規模の図面 (日露としてはちょっと珍しいので、ぱらぱらとめくって図面を見て即購入決定(マテ 肝心の分析評価ぐあいは…まだ未読の為保留w 日露の戦術級書籍として珍しいので「硫黄島からの手紙」を見に行った時、 立ち寄った書店で購入しました。 あと、いろいろ買ってしまってますね(汗 ああ、サントラまで買われてるしw
>>302 秋山騎兵旅団長と梅沢後備近衛旅団長とあと誰だろうなぁ…
>303 「戦場の人間学 旅団長にみる失敗と成功の研究」 目次: プロローグ 戦場における成功と失敗 序章 旅団長という職種 第1章 戦士の勲章―梅沢道治・近衛後備混成旅団長 第2章 芸道の精神―東条英教・歩兵第八旅団長 第3章 奇智の精華―岡崎生三・歩兵第十五旅団長 終章 指揮官と兵 残念、秋山旅団長は入りませんw 有名すぎるし、多分に僥倖に恵まれた部分もあるので分析には向かないと判断されたのでしょう。 また、同様の歩兵旅団同士の方が比べるのには適してますし。 (もし騎兵と歩兵を同列に分析してたら、そういう本は信用しない方が良いでしょうw)
ランスさんどーもー。聞いてきます。 「ナチ・ドイツ 第三帝国の興亡 ウィリアム・シャイラー著 井上勇訳」
今日の1冊 「ナポレオン戦線従軍記」 フランソワ・ヴィゴ・ルシヨン 中公文庫 ナポレオン軍の兵士としてイタリア、オーストリア、エジプト、ドイツ、ポーランド、スペインでの戦役に参加した 従軍期間45年、1義勇兵として入隊し大佐として退役した人物の手記。 ナポレオン物は綺羅星たる将星に焦点をあてた書物が多い中、 戦場の最前線における1兵士の手記というのは極めて貴重なものであると思います。
中東、湾岸、イラク戦争でアラブ側の兵士、将校、パイロットの軍記のようなものってありませんかね?
中東戦争ならば、ナセルやサダトの自伝がありそうですが。 ここらの情報はアラビア語やヘブライ語を読めるかで大きく変わりそうです。 英語ならば第一次中東戦争のスピットファイアを扱ったやつがありますね。
今日の1冊 「ガリア戦記」 カエサル(シーザー) 岩波文庫 いきなり古典中の古典に行って見ますw 戦術的にどうこうって訳ではないですが、この頃から編制の基礎が作られ、野戦築城や渡河作戦の萌芽が見れるなど、 人類が戦争の為に紀元前からここまでの技術を磨いていたという事実から目をそらしては行けません。 しかし、本当に紀元前においてここまで戦争技術が磨かれていたとは驚愕です。
何かプロ市民みたいな文章だな。 自分だけは微妙に高いところにいる、と思ってるタイプの。
まぁ、本人が楽しそうにやってるからいいじゃん茶茶いれなくても。
>>308 サダトの自伝はありますね。
ただ個人的には士気、練度が低いと言われがちな前線で戦うアラブ側の兵士が何を考えながら戦ったのかという点に興味があるのです。
シリアのエースパイロットの伝記とかあれば最高なんですけどね。
>>ここらの情報はアラビア語やヘブライ語を読めるかで大きく変わりそうです。
なるほど、確かにアラビア語でならありそうですね。
最も私はアラビア語は読めませんが。
>>英語ならば第一次中東戦争のスピットファイアを扱ったやつがありますね。
ありがとうございます。
出来ればもう少し詳細願えないでしょうか。
>>309 ありがとうございます。
英語ならなんとか読めそうです。
ageます
>>310 学研から図説「ローマ戦記」が出ました。工兵技術のイラストもあり面白いです。
歴群の総集編+追加記事って感じですね。
今日の1冊 作者特集第2弾 著者:ジョン・トーランド 前回のコーネリアス・ライアンと並ぶノンフェクション作家の大家。 作風も同様であるが、奥さんが日本人だとかでアジア方面の作品もあります。 「バルジ大作戦」 早川文庫(他に角川文庫から一時期、うすーい抄訳版が発売されていました) WW2西部戦線、独軍最後の反攻作戦を描く戦車オタの基本書。 映画は史実とずいぶん違いますが、ことらは史実を踏襲してます。 (つーかインタビューベースのノンフェクションだから当然) しかし、残念ながら本なので「戦車兵の歌」は聞けませんw 「最後の100日 ヨーロッパ戦線の終幕 上下」 早川文庫 文字通り、ヨーロッパ戦線最後の100日を描く大作です。 ただ、広範囲の出来事を扱うので、焦点がいささかぼやけてしまっているのが残念。 とはいっても、末期エピソードの宝庫であることは間違いなし。 「大日本帝国の興亡 1〜5」 早川文庫 太平洋戦争を中心に大日本帝国を描く大作。 これがモリソン戦史に並ぶ欧米側の太平洋全般戦記の代表的なものと思うと興味深いです。 ただし欧米側資料が中心なので、日本側についての間違いや勘違いも散見されますが、 性格な資料としてよりも日本作家の戦記と作風や捉え方の違いを読み比べるのが吉。 (逆に欧米側の状況把握に適してるとも言えます) 後日、より小説的な「戦いの神々」「占領 OCCUPATION」(共に光人社)を発表 「勝利なき戦い 朝鮮戦争 上下」 光人社 朝鮮戦争を描く大作ノンフェクション。 朝鮮戦争は国境会戦/釜山橋頭堡戦/仁川上陸と国連軍の反撃/中共攻勢と国連軍撤退/国連軍の反撃/戦線硬直陣地戦 という段階に別れ、最終的に戦線が硬直するまでにWW2北アフリカなみに劇的な展開を見せます。 それにしても同じノンフェクションなのに、日本作家の児島氏の朝鮮戦争よりも読みやすいと思うのは私だけでしょうか? (いや、児島氏のも好きなんですが…文体が固いというか…やはり米軍を描くのは欧米作家の方が雰囲気が適合するのかも)
一週間半ぶりの書き込み 第二次世界大戦あんな話こんな話 ジェイムズ・F・ダニガン/アルバート・A・ノーフィ/訳:大貫昇 文春文庫(絶版) 名著「新・戦争のテクノロジー」で有名なダニガン氏も参加している、第二次大戦こぼれ話集みたいな本です。 よくもまぁこんな細かい部分まで調べたな、というのがこの本を読んだ感想です。例えば… ・壊滅直前のドイツをおちょくる為に、チャーチルとパットンはライン川でドイツに向かって立ちションをした(しかもパットンは写真に撮られた) ・戦闘終了後の戦場では紙ゴミが多い(WW1と違ってWW2では書類による命令伝達等が多かったから&多くの兵士達が文字が読めた) ・1941年のマレー作戦時に逃げ伸びたイギリス軍所属のあるグルカ兵は、戦争終結を知らず50年初頭までジャングルに隠れて単独で行動していた ・連合国に協力した対枢軸レジスタンス・サボタージュ組織の各国動向一覧 等々、どちらかというと雑学的な性格が強い本です。 他にも各種火器による兵士への恐怖感や爆撃によるインフラへの影響など、意外と知られてない部分もいろいろ書かれてます。 くだらないネタも多いですが、結構新鮮なネタが多くて目から鱗でした。 しかし翻訳者の軍事知識がイマイチなのか、兵器の誤訳や誤りが多数散見されたのが何とも……。 まぁ、だけど読んで損は無い本ですよ。大きめの古本屋に行けば入手は可能かと思います。
>321 雑誌、私の場合は 全般として「軍事研究」と「歴史群像」と「ミリタリークラシックス」 専門系として「世界の艦船」「航空ファン」「戦車マガジン」「グランドパワー」 戦記系として「○」 ただ全部毎号買う資金は、私にはないので、気になる特集/記事の号を選別してます。 その結果として購入確立が高いのは「軍事研究」と「歴史群像」ですかね。 (あくまでも私の場合なので、結局は各自の注力分野を好きに買えばよいかと) で番外で「M.Cアクシズ」は毎号購入。 なにせ私は「にははLansちん」ですからw ところで…世界の艦船別冊で2年連続で「世界の海軍」がでたのは 「お、めずらしく世艦の年鑑だ」と喜び前年版を買ったばかりのわたしへのいやがらせですかw
>>323 というか最初に出したときすでに
「毎年出します」宣言してたやん>年鑑
>>323 情報ありがとうございます。
確かに、資金が持ちませんね。
ジェーン並になっても良いから世界の海軍決定版を出してもらいたい>海人 というか写真よりか3面図を載せてほしい
>>326 そりゃ無理だわ。
あの年鑑のスタンスは「お手ごろ価格な和製年鑑」だから。
そういうのは本家本元のジェーン年鑑におまかせ。
>326 あの手の年鑑類になると金額が少々高くなるから、 そうなると売れんから、 経営のことを考えると難しいでしょう。 ミリタリーバランスでさえ、 版権及び翻訳料と実売部数を考えると、 とてもペイしないので、 日本語版が出なくなったわけですし。
今日の1冊 独ソ戦車戦シリーズ9 「1945年のドイツ国防軍戦車部隊」 マクシム・コロミーエツ 大日本絵画 編成マニアの為にあるような本です。 WW2末期のドイツ装甲部隊の編成を軍から中隊まで、かたっぱしから掲載。 1945年の時点であっても独軍は必死で装甲部隊を運用していたのが見えます。 ある意味、全ての余裕をそぎ落とした究極の戦闘効率の諸兵科連合部隊の追求に見えなくもないかと… (ただし、損害許容力とか継戦能力皆無ですが…orz) しかし1944年以降の装甲師団の変遷が泣けます… 師団が維持出来なくなり…最後は 「 装 甲 師 団 戦 闘 団 」に… 師団なのに戦闘団ってなに…orz (でも意外とバランスの良さそうに見えるところが、流石かと)
》 師団なのに戦闘団ってなに…orz 社員数5名なのに社長がCEOを名乗ってる編プロ思い出したwww
海軍設営隊の太平洋戦争 佐用泰司 光人社NF文庫 筆者の西部ニューギニア戦線での体験談と海軍設営隊概略の二部構成。 前半体験談では飛び石戦略で、孤軍となった部隊が屯田兵化してゆく姿・・・・滑走路をついに甘藷畑に。 後半の概略では、基地設営隊編制に関する資料と運用に向けた解説、米軍設営隊にも短いながら言及している。 筆者によるあとがき、『近代戦においては、作戦施設は決して補助ではなく、むしろ重要なる基礎である。』 兵站ヲタは必読だお。
>>329 あの人の著作はいいよなあ。
「バルバロッサのプレリュード」「クルスクのパンター」「ハリコフ攻防戦」は持ってるけど
なかなか古本では見つからないし・・・
今日の1冊 著者特集:木俣滋朗 日本戦記作家の大家。古くからの軍オタはこの方の記事で育った人も多いはずw 海軍系が中心。太平洋だけでなく、大西洋、地中海ものも多く、初心者系も多く執筆。 ただし初心者向きに書くがゆえに、意図的に用語を変えていたりするので注意。 (例:米M72RRを使い捨てのバズーカ砲と説明するなど) 「第二次大戦海戦小史」 朝日ソノラマ航空戦史シリーズ 雑誌「海と空」掲載の記事をまとめたWW2海戦エピソード集 「撃沈戦記 I〜IV」 朝日ソノラマ航空戦史シリーズ 雑誌「シーパワー」掲載の記事をまとめたもの。 個艦単位に焦点をおいて、各話1隻づつ、それぞれの運命を記述。 「世界戦車戦史 PartI/PartII」 図書出版社 木俣氏といえば海戦と思いがちですが、陸もあります。 月刊「PANZER」に掲載された記事をまとめたもの。戦車に焦点をあてたエピソード集。 (>291 ああっ、そういえばコレのPartIIにフォークランド陸戦の結構詳細な記述が載ってました!忘れてた…orz) 上記、どれも絶版ですが、光人社NF文庫に「撃沈戦記」や「世界戦車戦史」の一部が抜粋再構成され刊行されています。 そちらは今でも入手可能なはずです。 そうそう、図書出版社からは「日本戦艦戦史」「日本空母戦史」「日本軽巡戦史」「日本水雷戦史」という名シリーズも出てます。
近所の図書館に木俣滋朗の本は陸モノしかなかったから陸戦メインの人だと思ってた。
335 :
ゆうかin職場 ◆9a1boPv5wk :2007/04/20(金) 09:31:30 ID:Z3MJThM6
今日の1冊 【大英帝国を褒め称えよ】BoB特集 「空軍大戦略」 リチャード・コリヤー 早川文庫 バトル・オブ・ブリテンを1日単位で追うノンフェクション。BoBの古典的基本書。 これを読んだ後に映画「空軍大戦略」を見るとスピットとメッサーの魅力にメロメロになれます。 物語的な読みやすさはコレが一番と思います。 「戦闘機 英独航空決戦 上下」 レン・デントン 早川文庫 バトル・オブ・ブリテンをデントン特有のちょっと斜め周囲から記述、分析したノンフェクション。 兵器についての記述が多く、戦記というより分析本に分類した方がよいと思う。 「バトル・オブ・ブリテン イギリスを守った空の決戦」 リチャード・ハウ&デニス・リチャーズ 新潮文庫 毎日の損失表や、英軍全戦闘機中隊の編制配備などの付属資料もあり、かなり好感触。 実は、この3冊の中では一番資料的価値は高そう。 パンジャンドラーム! パンジャンドラーム! パンジャンドラーム!
>>338 Lansさん、何時も楽しみにしています。
政治に関する本、政治家向けの本等ございますか。
最近ジェームズ・マンをちょこちょこ読んでる。
今日の1冊 >339 基本的に私は政治系はあまり読まないのですが、あえて政治記述の多いモノを上げてみます。 「第二次世界大戦1〜3」 ウィンストン・S・チャーチル 河出文庫 WW2英国戦時内閣首相チャーチル自らのWW2戦記です。 当然の事ながら本人ならではの視点、当時の状況などもあり、WW2前夜〜終結までの欧州の政治状況の参考にもなります。 ただし、独軍を過剰評価する傾向があり ・独軍強い→それに勝った英国もっと強い→その首相の俺偉い の図式が見えるのは、私のうがちすぎでしょうかw しかしながら戦時において挙国一致内閣を引っ張るには、そのくらいの自己アピールも必要なのかもしれません。 「朝鮮戦争」 マシュウ・B・リッジウェイ 恒文社 マッカーサーが政府との問題で解任された後、後任として国連軍司令官となったリッジウェイ将軍の著書です。 他の朝鮮戦争では記述が薄くなりがちな朝鮮戦争後半戦の記述が詳細な事に加え、 東西冷戦を警戒する米政府とマッカーサーの確執などの政治と軍事の対立面の一旦も覗けます。 他には既出ですが「八月の砲声」「イスラエル・生か死か」あたりが、 相手意思よりも自国都合を優先した政治がどのような結果をもたらしえるのか… について非常に良い参考になるのではないかと… 相手を忘れた政治、特に外交政策がはらむ危険はとてつもないものがあるのではないかと… 後、確か最近、鉄の女サッチャー首相の回想録が発売されてたような… (政治分析や政治論文よりも、現実の手記の方が真の示唆を含むと私は思うので…こういった本を私は推します)
政治系ならヤルゼルスキ閣下の回想録がよろしいかと。
343 :
名無し三等兵 :2007/04/26(木) 18:34:53 ID:L1iEfHTF
>>341 >>342 意外なものもあり、刺激を受けました。
挙げて頂いた本を徐々に購入します。
ありがとう!
クリストファーソーンの著作を読まれた方はいますか? むこうのスレで聞いたらウヨと罵られてしまいました・・・
>344 あっちでも見たが、そこまで気になるんならとっとと自分で読め。 購入するかどうか迷ってる間に図書館で借りて来られるだろう。
>>344 平たく言えばウヨもサヨも納得の内容。
歴史を公平に俯瞰すればあのようになる。
インパール兵隊戦記―歩けない兵は死すべし ISBN-10: 4769822235 ガダルカナル戦記 ISBN-10: 4769820321 太平洋戦争 日本の敗因〈4〉責任なき戦場 インパール ISBN-10: 4041954150 太平洋戦争 日本の敗因〈2〉ガダルカナル ISBN-10: 4041954134 硫黄島栗林忠道大将の教訓 ISBN-10: 4898311024 日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ ISBN-10: 4062565218
政治系なら、E.H.カー「危機の二十年」は外せないでしょう。 岩波文庫で出ていて、手軽に手に入りますし。
>>341 サッチャー回顧録なら、日本語版は1993年に出てる。
ハードカバー版は分厚い上下巻で、それぞれ青と赤の表紙。
フォークランド紛争が出てくるのは上巻。
B・Oで、たまに100円コーナーに並んでる。
てか、重複スレは止しなさいな。
今日の1冊 ドイツ海軍特集 「呪われた海 ドイツ海軍戦闘記録」 C・D・ベッカー フジ出版(再販どこだっけ?) ドイツ海軍戦史の古典であり基本書籍。 「ドイツ海軍戦記」 C・D・ベッカー 朝日ソノラマ航空戦史シリーズ(旧版 図書出版社 上記と同一著者が独雑誌に連載した短編エピソードをまとめたもの(撃沈戦記ドイツ版みたいなもの) 「戦艦ビスマルクの最期」 ルードヴィック・ケネディ ハヤカワ文庫 ビスマルク追撃戦の古典。多少情報が古いが、読み物としてはこれが一番と個人的には思います。 細かいデータにこだわらず、戦記小説として読むと吉。ただ内容は若干英国より。 「巨大戦艦ビスマルク」 ハヤカワ文庫 発見検証された最新データと、当時の砲術長からのインタビューなどを元に書かれた最新ビスマルク戦記。 こっちは上と逆に若干独寄り 「戦艦ティルピッツを撃沈せよ! ペイヤール ハヤカワ文庫 がんばれX艇!英軍もこだわるなぁ…テルピッツ自身の戦闘はないが、付随してPQ船団壊滅の詳しい経過記述あり。 しかし英空軍、ランカスターでの6t徹甲爆弾の爆撃はやりすぎだろ。
今日の1冊 ドイツ海軍特集 その2(本文長い言われてしまたので分割…orz) 「ポケット戦艦」 クランケ&プレネケ ハヤカワ文庫 装甲艦アドミラル・シェーアの通商破壊戦の大航海の記録。がんばれシェーア!今日も卵料理だ! 「高速戦艦脱出せよ!」 ジョン・ディーン・ポター ハヤカワ文庫 英軍によりブレスト封じ込められたに巡洋戦艦シャルンホルスト、グナイゼナウ、重巡プリンツ・オイゲンによるドーバー海峡の白昼突破作戦! なぜこのような無茶が成功したのか?やはり戦争において相手意図の把握は難しい事の証左事例jかと。 「ラプラタ沖海戦」 ダドリー・ポープ ハヤカワ文庫 装甲艦アドミラル・グラーフ・シュペーの通商破壊戦と英国艦隊との追撃戦…そして終焉の自沈。 ドイツ海軍艦艇の栄光と終焉の縮図ここにあり。 「バレンツ海海戦」 ダドリー・ポープ ハヤカワ文庫 対ソ支援船団を襲撃する装甲艦リュッツォーと重巡ヒッパー率いるDDx6と護衛の英艦隊との激闘。 個艦単位での操艦や射撃は優秀だが、独側の艦隊運用の未熟さが露見…orz というか、実は英艦隊巡洋戦隊の優秀さが…艦艇の能力だけが海戦の勝敗じゃないと実感…
>349 >22〜>45 までの経過を読んで見てください。こういう経過でこのような紹介を続けています。 また、書籍スレは専門化が激しく、初心者が聞きにくい傾向にあるので、 こちらは初心者向けやスペック系や他部門からの戦記系への転向者誘導誘致目的と思ってます。 陸戦系スレでも、専門スレと不要スレに分かれるように書籍も分かれてても良いのでわないかと。 (不要スレは、あれはあれで既に本来の目的をはずれて特殊化がはげしいですが…w) その方が本来の書籍スレはひたすらマニアックに語りあえるでしょうし。 (それに、こちらを始めた時期は書籍スレがAAで粘着されてて、正直避難的意味合いも) まあ、広い目で見てくださいな。
何この勘違いw
いつも楽しみに読んでいます。書評スレだとなぜか荒らしが多発してしまうのですが頑張ってください。 あと、ときどき某スレにも来て欲しいです。最近はレスが少なくて寂しい。
こういうのがいるから調子付くんだよなぁ。
>>356 調子付かせたくないのであれば、あなたがそれ以上の良書を紹介する必要があると思うが。
たとえうざくても、俺にはそれをこえる知識も何もないので黙っていることしかできない。
>>357 調子づく理由は一部の奴が尊敬の眼差しで見るのと、オタコテ同士で馴れ合ってるからだよ
「いやー、○○殿はすごいですなぁ」みたいなw
何処の板でも、自己の書評を定期的にカキコなさるお歴々と、それを褒める御仁は居るものですな。 みんな、ホントそっくり。
>>359 スレタイを5万回 声 に 出 し て 嫁
馴れ合いと勘違いがうざいんだよね 何処かのスレでも、自分の知識で対応できない状況や議論でしくじった様な状況で 「おまえら名無しは俺のレベルについて来れてない」とか言いだしたしな
一生粘着するのかw
>362 ひとつ聞きたいんだが。 おまえは、もっとうざいってのに気づいてるか?
取り巻き必死w
こういうときは各自の推奨本でも。 「ドイツ第三帝国のソ連占領政策と民衆 1941-1942」 永岑三千輝 同文館 平成六年初版 よくいわれる「ドイツが赤軍捕虜を活用していたら」や「占領地での苛烈な政策を改めていたら」が 主義主張の問題ではなく、需給原則の問題だったことを教えてくれる本。 捕虜を養うためにドイツ本国の配給量を減らすことは論外であり、前線の軍隊はまず自らの胃袋を満たさねば戦えない。 そしてすべての人間を満たすだけの食糧がない以上、誰かが飢えなければならない。 しわ寄せはどこへ向けられたか?41年の冬、危機にあったのは果たして前線だけだったのだろうか? 将軍たちは戦争経済を知らないby総統閣下
このまえ中国行ったときに、解放軍出版社の「現代兵器叢書」を何冊か買ってきた。 A5版フルカラー、110ページぐらいで25元。 写真と簡単な解説だけで、どっちかといえば厨向けかもしれない。 ただ、「軍車」は…一冊丸々トラックやら回収車やらに特化してて面白かったw
初心者向けのスレなら常時あげっておくべきだろう
370 :
†ケン† ◆kiM4qXVHAg :2007/05/05(土) 15:54:42 ID:7zJq0r5Y
↓ これだけで大体OK ポーランド電撃戦 4-05-601471-X 1,680円 西方電撃戦 4-05-601472-8 1,680円 英独航空決戦 4-05-601682-8 1,680円 バルバロッサ作戦 4-05-601683-6 1,680円 北アフリカ戦線 4-05-601783-2 1,680円 大西洋戦争 4-05-601784-0 1,680円 クルスク機甲戦 4-05-601989-4 1,680円 ノルマンディー上陸作戦 4-05-601990-8 1,680円 アルデンヌ攻勢 4-05-602059-0 1,680円 ベルリン攻防戦 4-05-602060-4 1,680円 ドイツ装甲部隊全史 1 4-05-602068-X 1,785円 ドイツ装甲部隊全史 2 4-05-602069-8 1,785円 ドイツ装甲部隊全史 3 4-05-602214-3 1,785円 ソヴィエト赤軍興亡史 1 4-05-602421-9 1,890円 ソヴィエト赤軍興亡史 3 4-05-602423-5 1,890円 武装SS全史 I 4-05-602642-4 1,890円 武装SS全史 II 4-05-602643-2 1,890円 ドイツ本土防空戦 4-05-602768-4 1,890円 ドイツ陸軍全史 4-05-602847-8 1,890円 アメリカ陸軍全史 4-05-602970-9 1,890円 [図説]ヨーロッパ地上戦大全 4-05-603041-3 2,100円 ヨーロッパ空挺作戦 4-05-603173-8 1,890円 決定版[図説]ヨーロッパ航空戦大全 4-05-603174-6 2,100円 図説・Uボート戦全史 4-05-603599-7 1,890円 図説・スターリングラード攻防戦 4-05-603823-6 1,890円 図説・ドイツ海軍全史 4-05-604517-8 1,995円
371 :
†ケン† ◆kiM4qXVHAg :2007/05/05(土) 16:06:49 ID:7zJq0r5Y
俺は全部持っている。中身の分量は多いから一冊読むのに丸一日かかる。 二日にわけて読むのがいい。 あとは他の時代物だね。
いつも買うべきかどうか悩むのですが、 歴史群像シリーズはやっぱり必読ですか?
373 :
†ケン† ◆kiM4qXVHAg :2007/05/05(土) 21:03:03 ID:7zJq0r5Y
↓あたりは必読だと思う。図を使っての戦略戦術はわかりやすいし、軍事的 政治的背景の解説、兵器のスペックや大きな戦いごとの戦力データ(航空機、 戦車、兵士の数など)、国力資源や兵器生産数のデータなどなどは参考 になる。下にあげた13冊で十分すぎるほど網羅してる、それ以外は プラスアルファといったところで別に読まなくてもいいかなと ポーランド電撃戦 4-05-601471-X 1,680円 西方電撃戦 4-05-601472-8 1,680円 英独航空決戦 4-05-601682-8 1,680円 バルバロッサ作戦 4-05-601683-6 1,680円 北アフリカ戦線 4-05-601783-2 1,680円 大西洋戦争 4-05-601784-0 1,680円 クルスク機甲戦 4-05-601989-4 1,680円 ノルマンディー上陸作戦 4-05-601990-8 1,680円 アルデンヌ攻勢 4-05-602059-0 1,680円 ベルリン攻防戦 4-05-602060-4 1,680円 ドイツ本土防空戦 4-05-602768-4 1,890円 [図説]ヨーロッパ地上戦大全 4-05-603041-3 2,100円 決定版[図説]ヨーロッパ航空戦大全 4-05-603174-6 2,100円
学研のムックばっかりじゃねえか。 一年戦争はフィクションなんだぜ。
ティーガー大全の二色刷りの戦術、作戦の流れの図解は大変詳しくて、それだけのために 買うのも有りなほどの出来栄えでした。
376 :
†ケン† ◆kiM4qXVHAg :2007/05/05(土) 22:56:16 ID:7zJq0r5Y
〜著だとか一個人の戦記物はあまり読まないかな。らちがあかないし たいして重要だとは思わないから。おもしろみはあるかもしれないけど 本も結構高いし、重要なデータはないし時間も無駄に浪費する。 暇人入門者向きだね。
377 :
ポル ◆QZ5W8ALCV2 :2007/05/05(土) 22:57:03 ID:2Xk6ftbq
|日 日 本 軍 弱 小 列 イ云 |日 日 本 軍 弱 小 列 イ云 |日 日 本 軍 弱 小 列 イ云 ほかのサイトはゴミ
378 :
名無し三等兵 :2007/05/05(土) 23:23:33 ID:yCmNVIl0
379 :
名無し三等兵 :2007/05/05(土) 23:35:32 ID:zM/gJfIV
本当に一から始めるのであれば どんなものであれ図版を多用したものから始められることを おすすめします。始めに文庫に手を出すと 何度も読み返す、内容を噛み砕く等をしなければなりませんので 結構時間をとられ挫折しがちになります。 (やはり最初は楽しく学ぶということが重要です) 慣れてきたら、専門の雑誌・文庫・戦記と裾野を広げてみては どうでしょうか 私としては 戦史であれば先程より何度も推挙されていますが 学研の歴史群像シリーズ(ただ在庫がないことが多々あります) 兵器であれば コーエーの兵器名鑑シリーズ がオススメです(当方も浅学ですのでこの程度しかお薦めできません)
第二次大戦で旧日本軍は緒戦で善戦するも、連合国の圧倒的な物量の前に敗北した?!
・
・
・
あの壊滅的な敗戦の経験から60年・・・・・・ついに鷲は舞い降りた!
旧日本軍の戦争責任の影に隠れてか、いままであまり問題とならなかった、
旧軍の弱小ぶり
このサイトは主に兵器開発の観点から旧日本軍の戦力を考察するページである。
「初めまして、こんにちは。よくぞこのような愛国サイトにおいでくださいました。
昨今の日本もずいぶんと美しい国に生まれ変わりつつあるそうですが、
日本が最もはちゃらけていた時代の美しさもまた格別の輝きをもって
私たちの心に今なお残ります。 そんな昭和の栄光の記録を一部お伝えするのが、このサイトの至上命題のひとつです。ではごゆっくり閲覧していってくださいね☆ 」
http://www.luzinde.com/
382 :
名無し三等兵 :2007/05/11(金) 17:15:59 ID:kXIdq/4f
age
地図を探してるんだけどなんかお勧めない? このままだと「タイムズ・アトラス 第二次世界大戦歴史地図」ってやつを 買うことになると思うんだけど。
現代の紛争地域の詳細な地形図って無いかな?アフガン・チェチェン辺りの山岳地帯が特に欲しい
現代ならぐぐる様の地図でいいような気がしなくもない
等高線とかないっしょ?
イラクの地図なら、一頃、かなり大縮尺のが書店に山積みになってたなあ いつの間にか店頭から消えてしまった、買っておけば良かった
世界航空地形図は? 1/50万だが。
いま特にハマっている分野はないが、基本として 「補給戦」と「戦争論」は読んでおいたほうがいい?
日本軍なら「海上護衛戦」と「大本営参謀の情報戦記」 戦争論は図書館で日本クラウゼウィッツなんたらが出している奴を借りるべき。 補給戦はなんかくどかった。
>>393 「海上護衛戦」の主張に疑問が芽生えるようになったらビギナー卒業だな。
>>394 たとえば?ハルゼーが主力艦隊を率いてきたら護衛艦隊なんぞ役に立たないとか?
>>392 補給戦は読んで損は無いと思う。
近代史オンリーの俺にとって序盤は辛かったけど。
>>393 補給戦は悪い訳ではないと思う。
まあ軍集団でなく集団軍と訳していたけど。
戦争論の某訳は酷い、眠くなる。
戦争論の訳は中公はマシ 岩波のほうが眠くなる 文庫版でも手元に置いときたいなら中公がよかんべ
戦争論は訳の良し悪し以前に、 序文と第一部を読むと眠くなる。
じゃ防衛大の先生が書かれた図解を読みつつ、戦争論を読むんだ。
>399 むしろ戦争論の真髄は最初のほうだろ 後半はむしろあの時代特有の話が多くてどうかと思った
>>395 いや、海軍は海上護衛の重要性をけっこうわかってて軍備から切った
その理由を探るようになる。
>戦争広告代理店 このボスニアに付いた代理店が反日宣伝で中国系団体に雇われたっつー噂があるな。
>404 そんなネタはどうでも良い話。 お前が反中キャンペーンをやりたいなら東亜板に池。
>>402 それも一理はありますが「海上護衛戦」の主張は「軍備」の欠陥だけではないですね。
確かに日本海軍は護衛用の軍備を犠牲にして増強されていましたが、現に存在する戦力を出来る範囲で護衛に有効に活用することもできなかった部分が少なくない。
それは狭義の軍備の枠を越えてドクトリンの問題です。
ビギナー卒業してとりあえず批判する半可通に退化するという・・・
>>406 疑問を持つことも大切ですから。誰もが通る道ですよ。
>>406 軍事戦略に基づく軍備より、ドクトリン(戦術教義)はミクロな話だろ
戦略とか戦術とかですら定義が確定しているわけではないのに、 ドクトリンだのだしてきたら…
役立つか分からないが、参考までに 戦略の階層 世界観(Vision) ↓ 国家政策(Policy) ↓ 大戦略(Grand Strategy) ↓ 軍事戦略(Military Strategy) ↓ 作戦(Operation) ↓ 戦術(Tactics) ↓ 技術(Technique) J.C.ワイリー著 奥山真司訳「戦略論の原点」 p.248 「訳者解説とあとがき」より
ドクトリンは戦略であれ戦術であれそれを運用する思想みたいなもんだね。
妙なマニアックなテーマのサイト希望。 ようやく基礎を一回りして、変わったものを食べて見たくなりました。
>412 いやそういうヒエラルキーってある程度決まってるとは言え (戦術よりは戦略のほうが上にあるとか) 物理の法則みたいに万人が 「これでいい」って言うのはないんじゃないのか?と
>>415 ワイリーは戦略と戦術の境界が曖昧なことを認めているし、上記のようなことを本に書いてない。
その戦略の階層というのは、「訳者解説とあとがき」の中でコリン・グレイやエドワード・ルトワックが戦略と戦術の概念を
細分化して上記のような階層的イメージがあるとして紹介されたもの。
階層というか、相互作用が強いもの同士を段々に重ねて描いてみた体系図みたいなものでしょうか。 あともう一つあるのは文民統制とか政治と軍事をどう切り分けるかという意識の話ですね。 軍人が軍事組織の中だけをみて考えていく部分と、政治家の意思決定が関わる部分をどう綺麗に 切り分けるかをまず考えて、軍事を政治にどう従属されるか、或いは関連付けるかを重視して 国家戦略などが上位に位置づけられている。
日本語で喋ろうぜ?
>>418 すまんかった。日本語の自由な方同士でご歓談をお続けください。
なんつうか、階層構造で表現すべきなのか、結びつきの強いもの同士を結びつけたネットワーク状なのか、
原初銀河みたいな塊なのか、そいとも樹形図なのか、どう表現すべきなのかをもちっと考え直したかっただけです。
> 階層構造で表現すべきなのか あくまで、「イメージ」の問題なので、これに取って代わるような表現を考えることはあまり生産的なことじゃないと思う。 まあ、軍事上あるいは学術上効果があるのなら、別なんでしょうけど
>>419 軍事はあくまで政治の一手段なので、国家政策と戦略・戦術は階層構造に
ならざるをえないでしょう。
また戦略・作戦・戦術は軍事ドクトリンの中にある階層構造に名前をつけた
ものなので、これも階層以外でイメージするのは難しいのでは。
ネットワークのようなイメージを描くべきものとしては、軍事以外の社会的
要素(国内の社会構造や政治体制、軍事に対する意識等への文化的影響、
メカやエレクトロニクスの生産技術等)と政治・軍事との関連を論じる場合に
なろうかと思います。
スレ違い話が続く時は本筋に立ち戻るのが一番、ということで…… 「地中海新ローマ帝国への道―ファシスト・イタリアの対外政策1935-39」 石田 憲 東京大学出版会 エチオピア侵攻、スペイン内戦、鋼鉄条約といった戦間期イタリアの対外政策の意思決定における 内外の影響と選択肢をベクトル化する、というやり方で検証した本。 ムソリーニも国内をまとめるのに苦労したのねwということがよくわかる。 でもエチオピア侵攻については意思決定にあまり苦労しなかったようで、 やっぱりアドワの屈辱ってイタリア人にとってはトラウマだったのかなぁ、と思ったり。
じゃ、私もひさびさに 今日の1冊 「ザ・ソ連軍 亡命将校スッパ抜き(正・続)」 著スヴォーロフ 原書房 厨なタイトルに反して、中身は本気で亡命将校(参謀本部勤務のマジ参謀)の著作。 ソ連軍の70年代後半の姿を伝える。 正の後半にはソ連軍の編成について、続の前半にはソ連軍の作戦・戦術についての解説があり 「ソ連地上軍」と合わせて読むと、「ソ連地上軍」の読解に非常に役立ちます。 (全体や流れを概観するには、地上軍よりこっちの方が良いかも…) ただし時期的に古いので詳細に関しては現在のロシア軍の実態と混同しては×。 しかし戦術的ドクトリンには大きな変更が加えられていない事から、 運用の「攻撃指向」の基本方針などの理解には役立つと思われ。 また西の常識で考えてはいけないと繰り返し書かれていますが、 これは相手の常識で考えないと何事も誤解が生じて実態を見誤ることに対する示唆であり、 現状でも、その視点の重要性は全く変わってないと思います。 (ようやく続も入手し、こないだ読み終わりましたw)
ソ連地上軍、欲しいんですよね…Amazonだと値段足元見てるしなぁ。 復刊ドットコムで復刊リクエスト出せませんかね?
>424 「ザ・ソ連軍」なら、そこそこの値段ですよ。 とりあえずこっちを先に読んでおくのも手です。 ただし時代を考え内容を100%信じるのは危険w 現状はかなり変わってるので、あくまでも基本的な概要の理解に留めた方が吉。 その意味でも正の後半と続の前半のみ推薦w (それでも詳細部分ではクルスクの戦力集中について史実との乖離が見られます、 しかしこれは当時のソ連の教育がそうなってたと思われ、その意味では ソ連将校がそのように教育され考えていると思えば、 それはそれで重大な意味を見出す事ができると思います。)
レス番が飛んでるということはコテが戻ってきたのか。
427 :
名無し三等兵 :2007/06/03(日) 23:36:55 ID:8G9P9diu
第一次世界大戦に関する良書を教えてください
>427 別宮さんのHP見て、気になるところがあったら参考文献をあたるのがいいんじゃね? 他には『八月の砲声』とか、『魔性の煙霧』とか、リデルハート本くらいか。 『目で見る戦史-第一次大戦』ってのもあるけど未読。 あとは、図書館にしか売ってない薄い歴史本のシリーズで、2巻本のやつがあったと思う。 カラーの図が抱負で、内容も妙にマニアック。軍オタも納得の内容で面白かったんだが、 書名を忘れた・・・。
>427 428とダブりますが、全体を概観したいのなら下記がお勧め。 「第一次世界大戦 上下」 リデルハート 中央公論社 「第一次世界大戦、その戦略」 リデルハート 原書房 「八月の砲声」 バーバラ・W・タックマン 筑摩書房(文庫版もあり) 兵士の視点なら 「西部戦線異常なし」 レマルク 新潮文庫
『八月の砲声』って、まぁ面白かったというかガリエニおじ様、素敵っ!だったんだけど 戦争前夜からマルヌ会戦までなのでWWTの緒戦というか、ドイツの侵攻に対するフランスと英国派遣軍、 侵攻の通路にされるベルギーの話であって、もっとあとの塹壕戦の顛末とかは全然出てこないので注意。
431 :
428 :2007/06/04(月) 02:14:16 ID:???
>430 そうだな。「ザ・塹壕戦」みたいな所は出てこないんだよな。 >428で出した書名の忘れた本、見つけた図書館で検索かけたのに引っかからないorz 誰か、心当たりがあったら教えてください。
harpoonやってトム・クライシーの「レッドストーム」読んだりして 現代海戦ものに興味出てきたんだけど、 この系統で基礎からレクチャーする本ってあります? (陸での「コンバットバイブル」、「戦術と指揮」みたいなの) 組織系が特に読みたい。
amazonで「まげ店長」と「純ちゃん」という二人の欧州海軍関連の書評はいいぞ。 とくに前者の書評、400件くらい(おもにUボート関連)あるが、 おれは素直に感心した。 まさかこの人、広田厚志ということはないよな
>>427 補給戦では1章を割いてシュリーフェンプランに関してやってる。
>>433 戦争のテクノロジーとかは?
436 :
427 :2007/06/04(月) 22:09:17 ID:3gQEQBLu
438 :
名無し三等兵 :2007/06/04(月) 22:32:16 ID:AlZZ9KZc
>>403 ポールラインバーガーと言えば後のSF作家コードゥェイナースミスであり、
その作品「人類補完機構」シリーズには、情報機関在籍中の体験が色濃く反映されている。
極東問題と心理戦争の専門家であり、昭和天皇の権威を対日占領政策利用しようとする
「日本計画」にも深く関与しているとネットに出てたな。
「ノーストリリア」は買って読んだはずだけど、内容はすっかり忘れてますでつ。
ノーストリリアは、永く行方不明の女王をいまも奉じる豪州の後裔コロニー惑星。 国柄は質実剛健。他の星の華美なハンカチカーフなどには高い関税が掛かり一枚で年収分。 男女とも一人で他コロニーの住人五人に優越する戦闘能力を有す。 住人たちは基本的に全員テレパスであり、幼年時のテストで「シャベレない」者は処分される運命。 処分場からなんとか逃げ出した少年は、遠い昔に禁止され現存しないはずの自律型コンピューターと 出会う。コイツ喋るだけかと思ったら、チョー天才の機械だった! 為替相場で大儲け。僕を殺そうとしたこの星を買い取ってやるー♪ ・・・こんな感じだっけ?
>>439 ちがうちがう。主人公が美人局に引っかかる話だよ。女衒に全財産を巻き上げられる。
>433 そのようなのは、残念ですがあまり聞きませんねぇ… 海戦は補給組織を除けば個艦単位の性能優劣が大きく影響することと、 艦艇自体の数が陸空に比べ圧倒的に少ないので、編成なども固定化されるものではなく 各国の状況もあまりに違いすぎるので、組織や戦術として固定しづらい事も大きく影響してるのではないかと… 「戦争のテクノロジー」は既出なので、あえて別のを上げるならば… 初心者向け 「原潜解剖」 トム・クランシー 新潮文庫 「米ソ原子力艦隊」 光文社ミリタリーイラストレイテッド あと、学研とかからアメリカ海軍のムックが何回か出てたような気がするです。 本格的にいくなら 「ソ連海軍戦略」 ゴルシコフ 原書房 「ソ連海軍事典」 ノーマン・ポルマー 原書房 特に海軍事典は私も現物見たことないですが…(発売当時で定価¥8755)
442 :
ゆうかin職場 ◆9a1boPv5wk :2007/06/05(火) 10:13:53 ID:QCgN7vc5
>>441 今現在文華堂書店にありますよ>海軍事典
ただし原書つまり洋書版ですが(苦笑
たしか一緒に米海軍事典も書架に並んでたと思います。
443 :
431 :2007/06/05(火) 12:01:24 ID:???
>432 150p程度で大きいやつだった。 『写真が語る第一次世界大戦』かもしれない。
>442 >今現在文華堂書店にありますよ>海軍事典 (・∀・) >ただし原書つまり洋書版ですが(苦笑 …orz 洋書は、上で出てた「Toward Combind Arms Warfer」を我慢できず買ってしまい 今、がんばって読んでる最中…なので、しばらく洋書はおなかいっぱいです(汗
中国の『核』が世界を制す 大国政治の悲劇
「韓国戦争」 韓国国防軍史研究所 かや書房 「中東軍事紛争史」 鳥井順 第三書館 の内容は、どんな感じですか?
447 :
名無し三等兵 :2007/06/11(月) 00:08:09 ID:GpqfVr4k
少し前に大日本絵画からでた「第二次大戦の歩兵対戦車戦闘」ってどんな感じなんでしょうか。 値段の割に薄い感じがして、購入を躊躇してるんですが。
>447 まだ積読状態ですが、ぱらぱらとめくってみましょうw まず 戦車の脅威として、戦車の特性、防御と弱点、機動の限界などを簡潔に記述 次に対戦車兵器の種類を概観し、さらに対戦車戦術の進化を記述しています。 そして各国(米/英/ソ連/独/日)の対戦車兵器と基本的な戦術/ドクトリンに言及 図版には各兵器だけでなく、中隊対戦車陣地例なども載っており結構良い感じです。 ただ、紙面の関係上代表的なものと一般原則が中心です。 まあ、確かにこのページ数でこの価格は…とも思いますが、 ちっ、足元みた値段設定しやがって…orz
大日本絵画はなぁ〜。 ありがたいっちゃーありがたいんだろうが、 せっかくOspreyの原書を買っても訳本出すし、 今後出る予定のラインナップがわからんから原書の方も買い控えざるを得ない。 前に「まさかこんなもの出ないだろう」とか思って「Japanese Pacific Island Defenses 1941〜45」買ったら、 一ヶ月ぐらいして訳本が店頭に並んだorz せめて、Aviation Elite UnitsとCombat Aircraft、New Vanguardの予定が固まったものだけでもいいから、 自社サイトとかで早めに情報流して欲しい (↑の3シリーズはもう訳本が出ないと思っていたのに、思い出したように出る)。 ……Battle Ordersはもうしばらく出ないだろうな?w
メールしたら大日本絵画 訳者として雇ってくれるかのぅ? 好きなのが読めて好きなように訳せるのは素敵じゃが。 新紀元社でもいいのぅ。
ていうか、原書読める人が、なんで訳本出るの嫌がるのかわからない
>>448 ありがとうございます。
もう少し余裕が出来たら買おうかな…。
>>452 訳注が丁寧につく場合がありますから、一応原書そのままよりも手元におく価値はある場合が
あります。一方、訳が怪しいというかこなれていない場合もあります。ことに日本での通説と異なってる
説が怪しい訳で提示されると、訳がきちっとしてる他の部分にまで疑いの視線を向けがちになりますね。
オスプレイは書籍としては短くて簡潔に書いてるものがほとんどですから 訳す側には本来、長めに書きたかった内容を把握したり、或いは資料が不足 しているがゆえの筆者の苦衷などを推察して訳しだす能力が必要なのですが なかなかそういうのまでは難しいかも、です。
「第二次大戦の歩兵対戦車戦闘」は、いまだクロースコンバットWにふける自分的には高くともヒット。 一緒に買った原書房の「最強の狙撃手」は、最近では良心的な価格だね。 他だと最近、SS師団モノを続けて出してるリイド社は比較的安価だけど、装丁のセンスがなんともヒドい。
保守 例の洋書が読み終わらない…orz
>>452 ・洋書だと、通勤中の電車内で、精々1〜2ページ、和書ならその何倍も読める(大幅な時間的節約可能)。
・英文だとどうしても「訳す」ことに集中しがちになるため、
読み終わってから「えーと、なんだったっけ?」となることがある
(後で読み返すために付箋付けながら読むこともあるけど面倒い)。
・古本屋に売っ払う時、洋書はほとんど値が付かない(最悪、ちり紙交換逝き)。
というわけで、訳本の方がいろいろと便利なの。
で、覚悟して買った後に訳本が出るとショックが大きいorz
特に最後の一行はなぁ……いやホントに大ショックだったりするw
>>457 編制関係を箇条書きで表に盛り込んであると助かるんですが、そうはなってないんですよね。
一応1980年代あたりまで詳しく米陸軍関係を追ってあるんですが、海兵隊とかドイツとかイギリスなんかは
ちょっと手薄です。
ひさびさに今日の1冊 大内健二 著 光人社NF文庫 「輸送船入門」 「護衛空母入門」 「商船戦記」 「戦時商船隊」 「戦う民間船」 下記3冊は戦時の船団護衛、通商破壊、輸送船に焦点をあて テーマ別の短編になっているので読みやすいです。 木俣御大の撃沈戦記シリーズの商船版な感じですw 特に「戦う民間船」はあまり書かれる事のないガリポリや日本軍の上陸作戦と輸送船の事例や、 特設監視艇隊、さらには大英帝国商船隊などがテーマになっており… あ、よだれが…じゅるる。 【大英帝国を褒め讃えよ】 しかし、よくもここまでマイナーなテーマだけで何冊も本が出たものです。 >460 我。いまだWW1…orz でも初期の運動戦の時期、攻勢の主導を握り翼迂回を目差す独は、あくまでも側面援護としての単線陣地を築城し、 延翼を繰り返し防御する英仏は突破阻止を重視した複線での縦深陣地を最初から組んでいき、 英仏海峡に達し迂回が無理になるや、独も複線陣地への強化に走るなど、なかなかに興味深い記述も多いです。 でも正確に読んでる自信がない上に時間もかかりまくり…和訳プリーズ…
462 :
夏彦 ◆z2v1usCPsk :2007/06/30(土) 13:42:39
愛 ID:??? BE:1134176459-2BP(3939)
戦艦三笠や日本海海戦のサイトがありましたら、ご紹介下さい。
田中徳祐の「我ら降伏せず」を読んだんだけど、 これってどこまでがホントなの?
>464 質問スレへどうぞ。
>>464 余り参考にならないかもしれないが、降伏の時に一緒に行った土屋伍長の手記には、
土屋伍長一人で交渉に行ったとなっている。後階級が少尉と紹介されている。
丸別冊 玉砕の島々?に田中氏の手記が載ってるが、階級が中尉になっていたと思う。
田中氏の文が載ってるのは、他に『私の昭和史』(東京12チャンネル)がある。
土屋氏の本は他に2冊あるらしい
>>466 情報サンクス
もし米軍との交渉に行ってないとすると、
あの最後の「命の保障はないが・・・」なんて決めゼリフも
全部嘘ってことになるのか。
とりあえず『私の昭和史』(東京12チャンネル)が図書館にあるようなので
暇を見つけて読んでみることにします。
ソ連地上軍買っちゃった〜♪
>468 おめでとうございますw これで貴官も諸兵科連合軍の同志ですな。 でも、 幾らでした?、ま、まさか…尼の高額に手を出したのでわ(ガクブル
Amazonの最安値の奴が無くなってますねw
m9(^д^)
うふふヽ( ´ー`)ノ
図書館で借りて、 スキャナーで取り込んでいる。 念のためにDVDに落としているけど。
分隊以下、場合によっては班以下の戦術やテクニックについて詳しく書かれた物ってありませんか? 数人規模になると戦術知識と言うより小技集みたいになりそうですが・・・
476 :
名無し三等兵 :2007/07/14(土) 18:30:33 ID:eIM4qamH
電撃戦という幻 カール=ハインツ・フリーザー著 大木毅 安藤公一訳 中央公論社 2003年 これを密林で購入しようと思ってるのですが、高いので躊躇しております。 何方か完走をお願いします。
図書館で借りて見る、 そう言う努力も必要。 図書館で借りて、 内容が良ければ買いだし、 内容が駄目なら買わなければ良いだし。 図書館に蔵書が無ければ、 リクエストすれば時間はかかるが、 借りられるだから。
>>477 正論は>478が言うとおり。
この件に関しての個人的な意見を言えば、
「じゃ、アンタ、何なら買うの?」って感じ。
読んで値段に納得できるかどーかは保証できんが、
納得できなくとも、それも修行のうち。
>>479 誤解されるのは心外なので補足。
本との出会いとは、すべからくそーゆーもん。
暇が潰せりゃ十分と買った本が良かったり、
すごく期待して奮発した本がとんでもなかったり、
そーゆーもん。
×すべからく ○概して
>>481 ちっ。ともふさに見つかった。いぎたなく飯喰って寝よ。
ソ連海軍事典、「日本の古本屋」だと概ね5千円で売ってるね。
>>476 既読なのが多いですが、読んだこと無いヤツを捜してみます・・・
がいしゅつかもしれんが、 国立国会図書館のサイトの 近代デジタルライブラリーってコーナーで 明治の出版物が閲覧できるですよ。 軍事関連書籍だと、 「陸軍文庫」とかいうキーワードで検索すれば 明治18年の「伊国騎兵隊戦術教則」とか 「独逸参謀服務要領」なんてのが出てくるw
保守
tp://www.voiceblog.jp/muteking/377288.html#comments
小火器の使い方が詳しく書かれてるサイトって無い?日本語じゃなくてもいいんだけど 特に東側の武器について知りたい・・・
>>490 ん〜、それなら上でも紹介されてるけれど「コンバットバイブル」シリーズが良いかと
AKやドラグノフ、RPG7とかの取扱方法が絵解きで解説してあるしね
>>486 大正時代の陸大の受験参考書とかあるな
とりあえず初級戦術の問題やってみたけどぜんぜん解けません(・ω・)
>>491 やっぱあれか
持ってるけどなかなかの良書だよねえ
「これ読めば君もサンダース軍曹!」みたいな謳い文句はあながち間違いではない
保守ついでに 今後の1冊(まだ積読だけど内容が期待できる本w) 「海戦史に学ぶ」 野村實 文春文庫 月刊朝雲に連載された海戦史をまとめたもの。 幕末〜太平洋戦争、さらには戦後の海上戦力の行使にも言及。 各戦闘に関しては概説を解説したあと、両軍評価や教訓の考察に及んでいます。 月刊朝雲という段階で、著者はそれなりの専門家というのは推測できると思いますが、 著者は武蔵や瑞鶴の乗り組み後、軍令部第1部を経て海軍兵学校教官、戦後は防衛庁戦史研究室長、防大教授。 もうバリバリの専門です。 なので、その評価の注目点や考察手法など、普通の戦史家と一味違う事を期待して購入するも…積読状態w (まだ例の洋書が50%…積読消費には遠いなぁ…)
読書がLIFOだから下のほうにある本を失念してしまって困る
FIFOでがんがん読んでいければいいんだろうけどなかなか難しい。最近、自分は本を買って8割方満足してしまっている
ほんとに。 本屋行くと「うおーこれ向こう2日で読みきってやるー」とか思ってても読み始めるのに 1週間かかってたりする。
>>494 そんな面白い本じゃないです。一味違うどころか、むしろ極めてオーソドックス。>海戦史に学ぶ
だからこそ安心して読める感じですが。
著者の博論の『太平洋戦争と日本軍部』はもう少しおすすめ
海軍リヴィジョニストの相沢淳『海軍の選択』とセットで
再読に耐えうる本を、皆さんはどれ位おありでしょうか。
たまにペラペラと読む本だと【失敗の本質】と渡辺洋二関連の本かな 高度に専門的な本だと読むのに疲れちゃうしね〜
>>500 「失敗の本質」は、値段も手軽で良いかも。
粗筋を見たら、ドキリとするところもありました。
502 :
名無し三等兵 :2007/08/05(日) 02:33:52 ID:8e3YEYcO
age
>499 ココにあげた今日の1冊は基本的に再読をお勧めしておきます。 まず ・戦史系を読む →事実の概略と流れを掴んでみる。 ・教本系を読む →行動原則の概略を掴んでみる(戦史を先に読んでいると状況をイメージしやすい) ・戦史系再読 →前回は良くわからなかった行動の理由や意味を読み取るべくがんばるw ・教本系再読 →戦史の再読で実際行動の意図を読み取った上での再読なので 行動原則の応用の意味を理解すべくがんばるw 後は、必要に応じて資料再読。 という方法を私は取ってます。 が…最近は正直再読がおっつきません…
久しぶりにこのスレに書き込んでみる 最近、ブコフで格安にて入手した本2冊 【山・動く 湾岸戦争に学ぶ経営戦略】 W.G.パゴニス中将:著 佐々淳行:監修 同文書院インターナショナル:91年11月発行 クレフェルトの補給戦と同じくらいに有名な、湾岸戦争当時の後方活動・補給・兵站に関する一級資料本(と俺は思う) 前から欲しいなぁ、と思いつつもなかなか手に入れられなかったけれど最近になってゲット 序盤を流し読みした感じだと、物資や数値を例に出して読者にもわかりやすく書かれてるみたいです 【千島占領 一九四五年夏】 ボリス・スラヴィンスキー:著 加藤幸廣:訳 共同通信社:93年7月発行 まだ読んではいないので、目次等をサラッと見ただけですが8月15日以降の千島・樺太方面での 旧ソ連から見た戦闘&占領行動記録集、みたいな感じかな?この辺の事が詳細に書かれた本は数が少ないので、この本は結構貴重かと グラスチノス後に公開されたソ連軍極秘資料とかを参考にして、実際に立案されていた北海道侵攻計画とかが書かれていて非常に興味深いです 本格的に読めるのは盆休み頃まで待たないとダメかなぁ……
×グラスチノス ○グラスノスチ ちょっとシベリアまで行って抑留されてきます…
>>503 なるほど。
上の方でも出ていましたが、時期的なものか、本を買って満足してしまい
ます。
◆コンバット・バイブル―現代戦闘技術のすべて ◆SAS・特殊部隊 知的戦闘マニュアル―勝つためのメンタルトレーニング てどうですか?皆さん本買うとき(事実化はともかく正確性とか)どうやって判断してる? 自分は密林じゃ頼りなくて…喪前にはむしろこっち!見たいなのあったら教えて下さいな キーワード CQB・現代兵装・特殊部隊(特に欧州系)・訓練・マインドセット
508 :
507 :2007/08/09(木) 15:39:38 ID:???
アンディ・マクナブは程ほどユーモアもあって、読みやすかったけど、 ギャズ・ハンターの著作ってどうグロいの?
>>508 ギャズ・ハンターのでグロイ部分はハインド―攻撃→ムジャヒディンとムジャヒディン―処刑→ソ連捕虜のとこで
著者が何かしてるって訳ではない。まぁ、この人がアフガンにスティンガー持ち込んだんだけどね。
SAS隊員で「ゲリラ戦は私の専門だ」って言う人間(ハンター)が、 ムジャヒディンの戦闘能力や地形を活用する能力を褒め称えてたり驚いてたけど ゲリラ戦では正規軍的な教育が通用しないことも多いというかマニュアル化できないから、 教本系でゲリラ戦を題材にしたモノが無いんだろうか?
あのな、ゲバラとかマリゲーラとか自分で世界をひっくり返そうとする奴ならともかく、 体制側が実用になるゲリラ戦教本なんか編纂するか。編纂した自分に対して使われたらどうするんだよ。
別に特殊な知識や技術が必要になってるわけでもないと思うんだが・・・
ブクオフ西五反田店で単行本2冊1200円セール中 戦果 「バンド・オブ・ブラザーズ」並木書房、「山動く」同文書院、「UFO事件の半世紀」草思社、「クトゥルー神話事典」学研w で、まだ「山動く」が1冊海外作家の棚に残ってました。 あと「Uボート騎士列伝」「湾岸戦争 砂漠の嵐作戦」「ヒトラー最期の12日間」「18年度防衛ハンドブック」なども残存。 セールは土曜日までなので、近くの方は偵察すると吉かもw あ、中古DVDで「レニングラード攻防戦」も安かったです。 (私は既に「モスクワ大攻防戦」と一緒に同店で購入済みw)
>>514 あんたいい人だな。
彼女にエロゲを捨てられない祝福をかけておいた。
うざいときも多いけど有益な情報はGJだな
517 :
名無し三等兵 :2007/08/17(金) 16:32:27 ID:GJnEnoaz
age
518 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2007/08/19(日) 01:48:00 ID:S4CHecFs
小学館の万有ガイドシリーズ。 古書でしか入手不可ですが、各種ネタ取り揃えてかなり美味しい。 是非改訂版で復刻して欲しいシリーズ。
520 :
名無し三等兵 :2007/08/19(日) 10:57:45 ID:06LKbUTB
「日露戦争」というテーマにしぼると、どんなものがありますか?
>>520 学研から「日露戦争」というムック本が出てるけど・・・
本とはいえないかなw
ウォーナーの日露戦争全史 がありますね。 魚雷というか魚形水雷をやたらめったら沢山撃ったりしてる記述が出てきます。 最近では、日露戦争物語 が漫画でやってたんだけど途中打ち切りになっちゃいました。
523 :
名無し三等兵 :2007/08/19(日) 20:26:45 ID:EscJQHjH
>>519 あ、ありがと 感謝
個人では知り得ないことが載っていても、軍事板(もしくはヲタ)が”絶賛”するような本じゃないんだよね
現職レベル=事実は知り得ないけど、標的は11人は ”とても面白かった” です
warbirdsを見ていない奴に軍事研究を語ってもらいたくないな
>520 >日露戦争 >278 にて2冊紹介 また >302 にて1冊紹介 また日本海海戦に特化するなら、結構いろいろ出てますが、古典としてこれをお勧め 「ツシマ(遠征)(敗走)」ノビコフ・プリボイ…第1回スターリン賞受賞w 著者は元戦艦「オリョール」乗員として当海戦に参加。 日本側書籍はいくらでも出てるので、あえてロシア側の書籍を上げてみます。 ちなみに(敗走)は「バルチック艦隊の潰滅」に戦後改題されたモノも発売。 (私の保有してるのは原書房100冊選書@昭和41年のバルチック艦隊の潰滅) (この本は戦前〜戦後各種出てるので結構入手は楽かと)
おっと間違い。 紹介は>298でした…
>>523 アンカー間違ってね?質問文だろ>523は
>>524 warbirdsごときで軍事を騙ってほしくないんだけどなw
情報の価値は情報源で決まるんじゃない そのネットワーク化・体系化で決まるんだ
入れ物が良くても、内容が嘘だったら価値ないと思うが。
嘘か真か先験的には知り得ないわけであるから、>530はベンチからホームランの サインを出せというようなもの
さらに言えばもはや 「情報が何か」 と 「その情報が全体のうちで何処に位置する(べき)か」 はほとんど分けられないんじゃないかと。
会話の流れに合ってるかどうか分からんけど、ロシアの報道やらレポートなんて酷いもんだよな
日露戦争と言えば児嶋?の「日露戦争」がよかった。 て言うか、児嶋はどれもこれも良い。
「日本は勝てる戦争になぜ負けたのか」(光人社)を読んだ方いませんか どんな感じでしたか とんでも本でなければ取り寄せてみたいのです
帯付きの表紙を見たけど 「短期決戦ならとにかく国力50倍以上のチート相手には勝てねーよ」 と思ったんでスルー
>>526 スレ違いだが某HPに書いてる記事よかったよ
>537 がっ!DOM氏の奴ですか… でも、あれは内容とか、かなり古いですからねぇ…
539 :
名無し三等兵 :2007/09/03(月) 23:22:53 ID:lFpY2uWb
>>535 必勝法
東南アジアの石油を確保
インド洋から中東へ行ってナチスを援護
真珠湾は当然やらない
支那にも深入りしない
でも実際は
英米を文明の国、ソ連を理想の国に見立てて両方で敗戦革命を狙ってた
わざと負けようとしたからひどい負け方をした
「生きている兵隊」読んだ。石川達三著。 これはすごい良書。現代戦争文学の元祖ではないかと 思った。これは英訳されたい。お勧め。
>支那にも深入りしない それができていたら十中八九太平洋戦争起きてねーよ。
>>539 >インド洋から中東へ行ってナチスを援護
南方で戦線拡大した奴らでも無理だと言うだろな
>542 だなw
544 :
535 :2007/09/04(火) 18:14:41 ID:???
>>539 書き込み感謝です
図書館に頼んでみようかな
かなりトンデモな感じですね
インド洋で通商破壊すればイランを中継とした援助ルートが潰せるし ロンメルのアフリカ軍団への援護射撃にもなるというか方向じゃなくて?
>>541 まったくだな。
>>544 図書館の限りある予算と保管スペースを潰さないで下さい。
トンデモ本に肥料を与えないで下さい。お願いです。
547 :
544 :2007/09/06(木) 19:34:14 ID:???
はい、自重します
>>539 いまや懐かしい台湾チャンネルの太平洋戦争必勝策そのものじゃないか
>>540 南京がらみの描写があるから変にいじられるが、
ルポルタージュとして面白いよね。>生きている〜
光人社は最近回想系はともかく、 それ以外の本のクオリティが下がっている気がする。
どこの企業も、上司の覚えの良い既得権益層が実権を握っててクォリティは下がってるよ。 だからこその起業なんだけど、日本は今ひとつ盛り上がりに欠けるねぇ。
>上司の覚えの良い既得権益層が実権を握ってて なんかそういうことではなくて、チープな内容の中国脅威論本出したり、 上にあるみたいな本が出たり 昔がそんなに良かったかといえば美化しすぎのような気もするが それにしてもどうにもなあと。まあ戦記本だけで顧客が取れる時代じゃないし 新天地を探そうと暗中模索してるのかもわからんけどね。 くさすだけだとあれなので、NF文庫の佐々木春隆『長沙作戦』はそれなりに面白いよと推奨。 陸士を出て戦後防衛大教授になった著者が、下級将校として自分の戦った戦場を分析を交えつつ回想した本。
>『長沙作戦』 これは良かった。 戦況図がふんだんに使われていて 軽い戦術の勉強にも持って来い。 文章も読みやすいしね。
>長沙作戦 キヨスクに売ってたから今度買って見るか 確か地元から出てった独立大隊が参加してるから興味がある あと『軍艦開発物語』ってどうだろうか? 前に造艦テクノロジーとか買って文系である事を後悔したもんで
佐々木戦記はまだまだ続くよ。ご期待を。
光人社は最近、既刊の新装版が多いのが何とも。 持っていなかった本が再び入手可能となるのは良いが、 表紙が違うので、新刊と間違って購入してしまうことも……
近所の本屋からは綺麗に駆逐されてしまったのだがつД`)>NF文庫 学研MはあってなんでNFだけ綺麗さっぱり消えてしまったんだろうか
ちとすれ違いだが無形化なんとかとか言うサイトで似たような必勝法見たなあ 違いは真珠湾やるところくらいか?
高松宮日記が一冊300円で売ってたんだけどこれってやっぱり安いよね?
>558 猿岩石日記かなんかと勘違いしてると思うw
>>559 1巻から6巻までが各300円で売ってた。
自分も最初はまさか…と思ったけど、買ったらやっぱり計1800円だったw
この調子で木戸日記とか機密戦争日誌とかも安くしてくれるとありがたいんだけどなぁ
>>560 昔全館揃いで6000円くらいで買った気がする
早川書房「マレー沖海戦 戦艦」 《ハッピー・キャバレー》 ミス・ヴィーナスのチョン嬢 --- 徹夜の悩殺!! これほどのお楽しみと歓待は他には絶対なし!
ユーゴ内戦やダルフール紛争の入門書みたいなのありますか? 一連の経緯を判り易く書いてあるのが良いのですが。
ユーゴなら、 千田善「ユーゴ紛争」 岩田昌征「ユーゴスラヴィア多民族戦争の情報像」 月村太郎「ユーゴ内戦」 あと、高木徹「戦争広告代理店」は必読。開戦経緯そのものじゃないが。 ダルフールの本があったら俺も読みたい。
565 :
名無し三等兵 :2007/09/23(日) 04:00:42 ID:gONzTaty
ageてみる。
>>564 どーもです。
ダルフールはまとまった本はまだ無いですかね。
先月の軍研にダルフールの記事が載ってなかったけかな。
>>566 ダルフール問題は無いかもしれないけど
「現代アフリカ・クーデター全史」 片山正人 叢文社
延々とアフリカでのクーデタを羅列しているから、全体としてはボリュームがあるが個々としてみると小さい。
図書館とかで借りてみて、気に入ったら買うほうが良いかもしれない。
ダルフールは体制側による少数民族弾圧だからねえ。確か載ってなかったと思うぞ。 現代アフリカの悲劇はザイール止まりだし、世界の紛争・危険地帯ガイドにもなかったと思う。
571 :
名無し三等兵 :2007/09/30(日) 20:27:25 ID:i/hdQPhG
「私の雑学」コーナーか
>>564 なんか千田善氏の「ユーゴ紛争」は絶版らしいが、
同じ著者の「ユ−ゴ紛争はなぜ長期化したか」ってのはどうかな?
576 :
575 :2007/10/09(火) 11:38:45 ID:???
と思ってたら復活してたわ なんだったんだろう
課題で、
ロシア周辺諸国の民主化政変を、欧米諸国の介入や工作も含めて突っ込んだ
(ばら革命、オレンジ革命、中央アジア)についての良書多数探しています。
少し違った視点が知りたいので、ロシア側からの見方でもいいです。
>>574 今から本格的に読みますが欧州、アメリカ、国連、NATOらの関与に関して
充実して纏めてあり、「ユーゴ紛争」後の図表、索引、参考文献もついてます
578 :
577 :2007/10/12(金) 08:40:27 ID:???
出来たら現在進行形のベラルーシやカフカス地域についても
>>577 ユーゴの「中」ではなく、「外」の動きをまとめたって感じの本かね
で「戦争広告代理店」読んだ。
情報戦オソロシス。
悩める自衛官〜自殺者急増の内幕 三宅勝久著 著者は週刊誌記事を巡って武富士に訴訟を起こされたルポライター。 前半は自衛隊における借金関係や、護衛艦などにおけるいじめについて、後半はモザンビークと東ティモールのPKOを書いている。 前半は著者の専門範囲なのでもちろんだが、後半のモザンビークのPKOもきちんと取材されていて良かったと思う。 自衛官も人の子、サラ金にも行くしPKOに行くかも迷う。当然と言えば当然の話。 ちなみに副題や帯は前半だけ表してる。
中島のエンジン開発史についてお薦めの書籍ありますか?
ほしゅ
90
軍の編成や階級等について詳しく勉強したかったらどんな書籍がありますでしょうか?
ageます
>585 基本的な編成や階級でしたらwikiでも十分に勉強できますが、 より詳しく知りたいなら、時代、国によって書籍を選ばなければなりません。 残念ながら、編成などを包括的に各時代、各国におよんで考察、紹介する書籍はほとんど見た事がないです。 (あれば私が欲しいです) 階級は無視して編成に限るなら 「世界歩兵総覧」田中賢一/森松俊夫 図書出版社 「Toweard Combined Arms Warfar」 Jonathan M. House(洋書) がお勧めなのですが、入手難or洋書です…
>>585 「萌え萌えミリタリー階級事典」なんてのがあるようだが
>>587 ありがとうございます。とりあえず各国ごと調べる必要があると言うことですね。
日・独・ソ辺りで探してみることにします。
590 :
名無し三等兵 :2007/10/28(日) 21:13:22 ID:EkZ8ZJtC
戦争における「人殺し」の心理学 ちくま学芸文庫1500円 心理学板では読み応えがあるってさ
発砲の機会が増えました、ヤァヤァヤァ
>590 軍板でも評判いいぞ。おすすめ。
古代ケルト人w
594 :
名無し三等兵 :2007/11/04(日) 02:23:56 ID:bDHdi3IM
( ゚д゚)ウッウー
595 :
名無し三等兵 :2007/11/04(日) 18:29:34 ID:dsuqpvVt
当方まったくの初心者で無知なんだが何から手をつければいいだろうか・・・? やっぱり、まずは知りたいことを絞るべきかな?
>>595 とりあえず大まか戦史から入っていって、興味のある時代・分野を
絞っていくといいと思う。
597 :
名無し三等兵 :2007/11/04(日) 18:34:50 ID:dsuqpvVt
>>596 なるほど、まずは戦史について学んでみるよ。レス感謝
第三者の視点で書かれた戦史をオススメする。 どっちかに偏った戦史から入ると、大変香ばしいヲタになるでよ。
599 :
名無し三等兵 :2007/11/04(日) 18:46:18 ID:dsuqpvVt
>>598 第三者の視点か・・・
少ない知恵を振り絞って初心者なりに選んでみるよ
アドバイス感謝
600 :
名無し三等兵 :2007/11/04(日) 21:02:56 ID:8iJ/WjPd
第三者の視点って難しいなあ。 海軍なら まず阿川弘之の山本五十六とか、伊藤正徳の連合艦隊の栄光とか定番本を読む。 佐藤和正あたりの軍艦の本を読んで兵器の知識を付ける。学研本もよい。 福井静夫の本でさらに軍艦の知識を深める。 写真集日本の軍艦とか買って海軍への愛着を深める。 黛治夫の海軍砲戦史談(現在絶版)で艦隊決戦への思いを馳せる。 とかどうよ。
最初から「海上護衛戦」で帝国海軍に絶望するコースもオヌヌメ というか俺がそうだったw
>600 最後の行は余計な気がするw
海軍はまだしも陸軍について調べるのは精神衛生上よくないから 陸に関してはまだ火野葦平の小説しか読んでないや
山本七平がいいよ。 一般大学卒の幹部候補生っていういまの日本人のかなりの部分に一番近い視点から、昭和日本軍の駄目さ加減を冷静に検証している。 …同じ視点で、ガチガチの反軍国自由主義者ながら、 軍隊の持つ独特の合理性は高く評価していた石橋湛山の時代から、 二十数年でどんだけ劣化したかと思うともうね…こっちは「湛山回想」にある。
久しぶりの書き込み 太平洋戦争 日本の敗因シリーズ(全6巻) NHK取材班:著 角川文庫 90年代前半にNHKスペシャルで6回シリーズで放送されていた「ドキュメント太平洋戦争」を書籍化したものです 現地の写真や当時の兵士の証言が多数書かれているので非常にまとまりが良く読みやすいです しかし読み進めるうちに心が段々と沈んでいきますが・・・特にガダルカナル戦とインパール攻略の話は、大本営の あまりに凄まじいまでの無能さを十二分に堪能できます 生前の大井篤氏もコメントされてますし、「これは転戦である」「顔色で察して欲しかった」等の名言も多数収録 昔はたまに再放送とかされていたのですが、今は全然されていませんね 噂ではこの番組に対し戦友会や遺族会がNHKに猛抗議をしたとか(負け戦を蒸し返すな、とかでしょうかね?) YoutubeやニコニコにもUPされてたりしたけれど、映像の世紀やプロXを差し置いて速攻で消されてましたし・・・残念です あと、最近になってようやくダニガンの【戦争のテクノロジー】を古本屋で入手(新・戦争の〜はレア&中古価格が高いのでムリ) 書かれている兵器は古いですが、兵種、編成データ、ドクトリンは結構ためになりますね それと軍事書籍界で異様に評判の高い【オペレーショナル・インテリジェンス】(著者は【戦術と指揮】の松村氏)も入手 まだ最初の部分の読み始めだけど、中身は結構いい感じです
608 :
名無し三等兵 :2007/11/08(木) 14:05:09 ID:66uHHh3Y
( ゚д゚)ウッウー
あう、訂正。 吹き替えなしの字幕のみ。
611 :
名無し三等兵 :2007/11/12(月) 21:50:35 ID:aB5CUS4V
( ゚д゚)ウッウー
日系2世部隊の活躍を描いた、長編「栄光なき凱旋」もいいですよ。
>604 お前民主スレから来ただろw
『中米ゲリラ戦争』 滝本道生 ニカラグア革命、エルサルバドル内戦、パナマ侵攻前夜の中米についての良著 難点はグアテマラがスルーされてることか
むぅ
ん?
Su
ほしゅ
619 :
名無し三等兵 :2007/11/29(木) 00:38:51 ID:3DDHCkiO
どうやら、人類の進化は新たな局面を迎えたようだ 今回は、ワームだからといって、あっさり判断するな 逆に今までワームでなかった奴にも注意しろ
「軍事学入門 」 防衛大学校防衛学研究会 って発行が1999年なのですが、今読んでも問題ないですか? 情報が古くて役に立たない等ということはないでしょうか?
>621 何の役に立てようとしてるんだお前はw
>>621 入門書だし、それほど古いわけでもないから基礎的な事を学ぶなら十分だと思うよ。ただ、ゲリラ戦関係についてはそんなに触れてなかったような。
まあ、
>>622 が言うように、「役に立つ」っていう意味がいまいちわからんが。
革命でもするのか?
ジャパニーズゲバラ君あらわる
日本みたいなブルジョワジー独裁国家だと、 選挙みたいな非暴力闘争では、資本家の支配を打破できないのです。 そのためにはテロルしかない。 だからこそ知識が欲しい日本帝国主義反動政府をテロルによって破壊するための知識が…。 軍事学入門は役に立たないようですね。 もっと実用的な、サリンやソマンやVXガスの製造方法などが わかりやすくかかれた書籍などはありませんか? 腹腹時計などは読みましたが、物足りない。
>625 がんばって勉強して理学部の化学方面か薬学部にでも進みましょう。 そうすれば自ずとわかります。
好奇心が強すぎる慶応の学生がサリン合成成功した瞬間死んだと言う話なら聞いたことがある。
毒ガスの製法が知りたいだけならネット上に乗っかってそうだな 日本語じゃなくて英語だったりアラビア語だったりしそうだけど
>>625 古典だが、都市ゲリラ教程は読んどけ。うpされてる。
>>625 オウム事件以降はその手の本は、
出版社の自主規制が働いている。
そりゃ、そういう本を作って売って地下鉄にサリンばら撒かれて出版した人間が被害に遭ったら馬鹿馬鹿しいもんな。 ウィニー推奨雑誌が自分の雑誌データをウィニーでばら撒かれて発行部数落として休刊になるのと同じ。
「ゲリラのための150問」 アルベルト・バーヨ著 がゲリラ戦革命系ではお勧め。
633 :
名無し三等兵 :2007/11/30(金) 06:19:59 ID:dA9b2lhC
>625 化学兵器程度で革命を完遂できるとは思えません。 貴方に必要なのは、軍事知識ではなく政治の知識ではないでしょうか。
>635 M作戦だっけ
個人による超兵器の開発だな。
テロの手法やテロリスト達の人生について知りたいんだけど、オススメ有る? あと、軍隊相手にゲリラ戦で戦う場合に必要な戦術とかは、正規軍の小隊規模以下と基本的には変わらず 完全に市民に紛れている都市ゲリラやテロリストとは、必要とされるモノが全然違うよね?
別宮暖朗・著「軍事学入門」を読んでます。 内容は割と的確なのかなと思うんですけど、この別宮って人 右翼っぽくないですか? 「朝鮮のインフラは日本の持ち出しが搾取された」 とか書いてあって、ちょっとひいた。 (ウソじゃないんだろうけど・・・) わたしが左だからかな? 軍板の人の評価をききたい。
>>640 たとえ小隊規模であっても正規軍レベルの行動がとれるなら、ゲリラとしては
それなりの錬度だろう。数の劣る正規軍部隊に突撃されて潰乱したりしてる素
人に毛の生えたようなのもいっぱい。
>>642 噛み合ってないんだけど
ていうか小規模なら正規軍的行動を取る必要が無いんでね
>>643 君の言う正規軍的行動とは何ぞや?
小隊レベルの戦闘に限って言うなら>640が書いてる通りゲリラだろうが正規軍
だろうが理想として要求されるレベルは大して変わらんだろう。
んで実際は出来ないゲリラも多いってだけの話が>642
本題に戻れば田中宇の「タリバン」にタリバンやらアフガンのムジャヒディンに
ついて記述がある。部族ごとに持ち回りでジハードしてたとか、家族の世話はど
うするとか、武器はどこから持って来たかとか。いろいろ。
指揮系統が確立され組織だった行動を、他の様々な部隊が有ることを前提にすること ゲリラの武器は柔軟性や隠密性だろ? 大きな戦闘になれば正規軍的なやり方が必要になるが。 小隊レベルって事はゲリラとして活動するなら結構大きい規模だよな SAS隊員のギャズハンターがアフガンのムジャヒディンの戦闘能力をかなり高く評価していたが、そいういうことだよ ゲリラ的な能力と正規軍的な能力では結構違うだろう、って言いたい訳
余所でやれよニート共
>>641 自分で左とかいう人って今の時代相当ありえないんだけどー。ありえなーい。
反スタの俺が通るよ
親プーチンの俺が通るよ
共産趣味者に一票
親がプーチンなのか。
プーチンプリン
親露とか親プーチンは、反米反英反ユダヤのヤツ多くね? 日本人ならそれが過半数な気がするんだが
親露・親プーチンで西側大好き、イスラエルも最高 という俺は間違いなく変態
SDIと冷戦終結(ソ連崩壊)に関する議論の現状を知りたいです。 もしソ連の財政・経済に影響を及ぼしたとしたら具体的にどの程度なのか? きちんと検証した論文集・資料・サイト等ありましたらご教示下さい。 いちおう常見問題を見たが、不満です。 論者としてカール・セーガンと「S・ソンタグ」しか挙げられていない。 しかもそのソンタグが、スーザンなのかシェリーなのかも分からない。 「結果としてソ連を疲弊させたと説く本」じたいは確かに山のようにありますが、 その中のかなりの割合がSDI計画に対して中立的でない気がする。 カール・セーガンのほうは、 実際、専門家たちがどのような議論をしたのか、具体的に紹介されていません。
SDIって議論されてるのかなぁ? 冷戦終結の後、戦略論みたいな分野は一気に 人気が無くなった感があるからね。 あるとしても書籍じゃなくて英語論文レベルかも。ソ連崩壊を扱った本の脚注を たよりに探すしか無いんじゃない?
遂に、遂に「ソ連地上軍」入手。 編制は砲兵配置にも解説されていて素晴らしい。1987年にこんな本があったなんて・・・ 著者は元自衛官で戦術教官等を歴任している。 このノリで「陸上自衛隊」も書いてほしかったがw
ゴメ著者でなくて訳者だった・・・
俺、マジで軍事の書籍の翻訳家になりたいよ。
>659 おめでとうございますw 次は「ザ・ソ連軍」ですね。
>>663 ありがとうございますw
ほんと、凄い本ですね。ちなみに1000円でゲット。
>次は「ザ・ソ連軍」ですね。
はたしていつ回り逢えるか・・・
パンツァー・タクティクに続いてソ連地上軍を確保しただって? 流せ、早く市場に流せ! 国会図書館にコピーを頼もうかと思ったけど。 あれって著作権の関係で何割かしかやってくれないんだよね、確か。 頼みcomで頼んでみようかな…
>>666 数日に分けて分割申請すると何とかなるとかって
炒飯みたいな名前のコテさんが書いてたような。本にもよるのかね
>>666 悪魔の数字ゲットおめ。
まぁ機会があれば必要に応じて画像にしてうpしようかとは思ってますが・・・
670 :
666 :2007/12/29(土) 22:49:43 ID:???
>>667 .comは初めてだが支援してみた
でも今のところTHE・ソ連軍はないのね
>>668 試してみようかな…
>>669 まあアレに引っ掛からない程度に
学術研究だからと言って免除されないかなあw
>670 & トルエン丼 「ザ・ソ連軍」なら、Amazonでも結構見かけますよと。 ところで500円DVDの「ドキュメント第2次世界大戦18 地上最大の作戦」が大当たり。 私が今までにみた戦争映画でもTOPクラスと思います。 終戦直後に米政府により作られたノルマンディーから終戦にいたる西部戦線の記録映画なのですが、 かなり忠実に戦史をなぞっており、当時の人々の思い出モノローグ背景に進行します。 よくある米軍いやっほーうなモノローグではなく、かなり厳しい話もあたっりして、いやはや 従軍看護婦の最初の患者を覚えてるで始まり、多分その患者が死亡したと思われる流れのモノローグなど… (明確に死んだとは言わないが、流れと最後の墓標がそれを暗示…) ぜひ、見かけたら観るべし (ちなみに、闘うチャーチル戦車や、ランカスターから投下される10t爆弾などの珍しい画像も多いです) (カーン前面の多分グッドウッド作戦中の画像とかも…いやいや全部記録映像だしなぁ…)
》 ドキュメント第2次世界大戦 ヒストリーチャンネルでよくやってるヤツでしょか? 同チャンネルとかディスカバリーチャンネルの軍事関係番組で興味があるヤツは、 片っ端からキャプってエンコードして圧縮して保存してあるのですが、 そろそろ500GBを超えてどうしたものかと思案しているのです。 正月には79年制作のカラー版「西部戦線異状なし」をスーパードラマTVでやるのね。 これも録画だな。 ところで「宇宙空母ギャラクティカ」のリニューアル「BATTLESTAR GALACTICA」はお勧め。 パイロット版しか観てないけど、軍オタの視聴にも十分耐えます。
>ばばぼん♪氏 ヒストリーチャンネルのとは違います。 戦後に米政府が公式につくった記録映画です。 いきなり冒頭でアイゼンハワー本人がご登場し解説します。 (作中のナレーションの一部も本人w) >ギャラクティカ リメイク版…私持ってますw 新型のバイパーがコンピューターを狂わされて、旧型のバイパーMkIIが活躍するとことか、かっちょえーっす。 姿勢制御かましながらの乱戦も見事なCG。ラスト付近のギャラクティカの全力砲戦とか萌え燃えです。 西部戦線カラー版…これも持ってたりして…ブックオフで今年春先に入手。ぶくおふってすごいなぁ。
俺も500円でアメリカの対中支援のプロパガンダ映画買って見たけど、 田中メモランダムを信じて、日本は世界征服を狙っているとか訴えていて、唖然とした。 アメリカは戦時中にこんな嘘を信じて、日本憎悪を煽っていたのか。ため息だぜ。
679 :
名無し三等兵 :2008/01/02(水) 03:22:46 ID:oje3cO21
age
そういえば、久遠の絆が残ってたな 中国の第8に追加
陸戦史集 朝鮮戦争1−10巻セットで購入しめて5000円 でゲットしました。
>>681 >陸戦史集 朝鮮戦争1−10巻セットで購入しめて5000円 でゲットしました。
( ゚д゚)
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>>682 まぁダブってた4冊×800円を買い取りで二束三文だったから損害も大きかった。
>>685 「機密日露戦争史」4000円
「新現代の軍艦」1000円
「軍及び師団の統帥」2000円
「スイス民間防衛」300円
陸戦史集とあわせて12300円の大作戦でした。
趣味のボードSLGがまた買えなくなってしまった・・・
>トルエン丼 さあ、1巻P111を読むのですw 例の「通るにまかせる」ですが、これをディーン少将が韓国軍に指導したのであれば、 スミス支隊にも似たような指導をしている可能性があると思います。 実際、敵後続に対し円陣防御に入っているあたり、強い類似性を感じずにいられません。
>>582 相当な遅レスだが。
「富嶽〜米本土を爆撃せよ〜上・下」(前間 孝則:講談社文庫)
がよいかも。初版自体は結構前だけど、文庫化されてたんだねー。
>>641 >「朝鮮のインフラは日本の持ち出しが搾取された」
そもそもコレ日本語としておかしくないか
「朝鮮のインフラ整備には金がかかり、植民地経営は日本の持ち出しだった」
くらいの意味だろうが…
うーん…左右を問わず植民地(とか貿易とか「帝国主義」とか「グローバリズム」とか)を語る時に、
ゼロサムゲームとしてしか語れない人が多過ぎる気が
てか、お前ら釣られすぎ。
ども、ひさびさです。今日の1冊ではないのですが… 今度「歴史群像アーカイブス」なるものが発売されるようです。 (今月の歴史群像に告知がw) 過去記事や連載をまとめたものらしいのですが、予定のラインナップに「戦術入門」が! いやっほーぅ! ♪3冊は買います♪基本ですよ、お姉さん♪間違ってないから♪早く包んでよね♪ ということで 会社用と自宅用と予備のマニア買い予定w ついでに機械化歩兵戦術の増補や、 2006年6月号の記事「エアランド・バトル」や 戦後各国の師団編制図なんかも追加してくれると 感激なんですけどねw
最近、本読んでないから買おうかなあ・・・「歴史群像アーカイブス」 って、 >>♪3冊は買います♪基本ですよ、お姉さん♪間違ってないから♪早く包んでよね♪ 自重汁。
戦術関係なら装甲てきだん(変換で出ねえ)兵の戦術を説明してた本が書店に並んでたが、この板で購入や内容説明を 見たことがない。全然評価に値しない内容だったのか、誰も買ってないのか。
是非書名を紹介していただきたい。
>装甲擲弾兵の戦闘技術 この手の書籍は、大抵、元軍人などが著者の場合が多いのですが… この著者は歴史学者らしく、内容は表面的な概要説明で終わってる感じです。 装丁は立派で期待したのですが… 本気の戦術本を期待すると肩透かしを食らうと思います。 ちなみに続巻で日本陸軍と米海兵隊が出るようです。
>>700 ああ、そうなんですか。パンツァータクティクス持ってるんで、買わなくても別に問題ないのかな?
>700 どこかずれたような装甲擲弾兵の歴史的意味のような、わけのわからん講義と 微妙におかしい戦史考察が読みたければ、どうぞ。 あえて止めませんよ、私はw
>>702 古本屋で美品が1000円以下であったら考えることにします、教示感謝。
この本によると、SdKfz251は水陸両用だそうですよww まったく… それに戦術解説と言いながら、編成の遍歴を装備からしか見てないとか… もう…装丁が異常にカッコいいのがもったいない…orz これならオスプレイのSdkfz251の方を推薦するですよ。
推薦しない悪書スレも必要か?w
まぁ、当分はこのスレで並行的にやっていくべきだろうけど
>707 渡渉中に写真に 「ポーランドの川を渡って「泳ぐ」能力を示すSdKfz251。水陸両用は基礎的な機能だが、 装甲擲弾兵が攻撃もしくは追撃する際の時間の節約、敵へのプレッシャーに寄与した。」 とあります。確かに水陸両用能力による効果としての記述は正しいのですが・・・ SdKfz251に浮航能力はありませんです。はい。 この写真は浅瀬を渡渉中の写真です。 証拠に写真の車両の斜め上方に川が浅いために岩が巻き上げる水しぶきが見えてますww 最初の1章から2章ぐらいは、騎兵の衰退、戦車の登場と独のWW1の対応からフラー、リデルハート、グデーリアンなどの 戦間期の諸兵科連合部隊の発展などの記述と、初期の理念説明、それと編成の変遷概説があり、 ここは歴史学者らしく、手堅く纏めてあり、ちょっと良いかなと期待させてくれましたが、 戦史考察や装備解説に入るとたちまちボロが出ています。 戦術についても、表面的にすぎず、オスプレイや学研WW2シリーズの方が詳細です。 ただ、事例や紹介数値の中には珍しい記述もあるのですが…SdKfz251とかの説明読むに、信憑性が怪しそう…(だめじゃん;;;
>>711 恐ろしい(ガクブル
Lans丼のお昼代が・・・
レポありがとうございます。
書棚の中で並んでいるのをチョイス…古いのが多いが、 古書店で見つけたら保護してもいいんじゃないかと思う本 □ 「新版世界紛争地図」 アンドリュー・ボイド 辻野功・藤本篤訳 創元社 ISBN4-422-30009-1 1600円 評 今揉めている地域が何故に揉めるかが地図で分かる仕様 ただしあくまで入門用と考えた方がいいかも。 □ 「湾岸戦争」副題 砂漠の勝利 ノーマン・フリードマン ネーバル・インスティーチュート版 高井三郎役訳 大日本絵画 評 93年刊行 当時の装備、編成等の史料本としてはいいのではないかと思う。 □ 「海軍名語録」 吉田俊夫 文春文庫 評 いわゆる海軍系 ただしコミカルな小話が多いので口直しにはよい □ 「日本海軍に捧ぐ」 PHP文庫 阿川弘之 評 文筆家同士の小話という感じ ただし読むとハッとなる。 □ コンピューター ゲーム デザイン読本 多摩豊著 ビジネスアスキー 1990年刊行 2000円 評 今のゲームクリエイター全てに読ませたい本。 ゲーム理論を1から学びたい人にはいいかも。 かなり前のレスでボードゲームうんたらとお話ししてた人にはお役に立つと思う。 >>
>>714 最後の方にあるゲーム理論って、フォン・ノイマンのあれ?
>>715 ウルティマの制作者
Wizardryの制作者
バランスオブパワーの制作者等々
とりあえず1980年代のゲームデザイナー兼クリエイターらによる
ゲーム制作における実際的理論。 コンセプトデザインからゲーム制作理論ってところですか。。。
>フォン・ノイマン
数学者でしたっけ。 爆縮レンズの枚数と効果的な圧縮を行う為の(ry
フォン・ノイマンはHEAT弾の奴だろ
そりゃエゴン・ノイマンの方だ。 フォン・ノイマンは数学者兼物理学者兼気象学者兼経済学者兼情報科学者。 って書くとラノベの登場人物並みに凄く嘘くさいな・・・
ファインマンなんか「あれ(ノイマン)は人間ではなかった」とか露骨に人外呼ばわりしているしな
正木敬之みたいだよな。
こうなると人外ノイマンを書いた著作を誰か書いてちょ
「フォン・ノイマンの生涯」と「異星人伝説」読んどけ。 『人類には二つの種族がある。HumanとHungarianだ』
ノイマンよりかは、自伝と教科書を書いたファインマンのほうが好感持てるしとっつきやすいような 溢れる知性と好奇心をフルに使った十分に面白いエピソードを持ってる ノイマン自身は、たぶん一般人向けの本は書いてない 『量子力学の数学的基礎』『自己増殖オートマトンの研究』とかがあるが どちらも今や古典だから、入門にはもっといい本があるだろうし 題名どおり、量子力学に数学的基礎を与えたのが前者 後者はノイマン未完の研究だった セル・オートマトン(あたかも生物のように、自らを複製しつつ課題をこなすプログラム)について
ロスアラモス研究所の金庫を片っ端からあけてみたりな
変な車乗り回したりな
リイド社「1941-1945 日本軍歩兵の戦闘技術」レオ・J・ドーアティIII 著 今度は前回の装甲擲弾兵と違いましたよと。 著者は元米海兵隊情報部 ある意味、対戦相手である海兵隊から見た日本軍です。 編制、戦術面も専門的な記述であり、ろくな説明もなく米/NATO兵科マークが使用されていますw この時点で内容は推して知るべしです。 ただし日本の思想や文化的な背景に対する記述は、 あくまでも欧米人からみた当時の日本人という視点であると考えて読む必要があります。 なので、そういうのが冷静に読めない人にはお勧めできません。 まあ、日本軍の資料は歩兵操典も含め、比較的入手しやすいですから、(そりゃここは日本ですから) それらの資料と見比べて、対戦相手がどのように認識していたか読む本と思った方がいいかもしれません。 同著者による「米海兵隊の戦闘技術」が3月刊行とのことで、今から楽しみです。 (でも…こうなると、マジで装甲擲弾兵の方の酷さが際立ちますな…ちくしょう…1週間の昼飯…)
>>728 >日本軍歩兵の戦闘技術
その本は光人社から出された【日本陸軍便覧】と同じくらいの内容の濃さがありますかね?
日本人研究者が書いた日本軍書籍は感情や思い入れとかが混ざって、突っ込みが足りなかったりするし
相手側から見た研究・解説書は意外と信憑性が高かったりしますから
>729 そこまでの濃さはないです。 物理的に、あんなに分厚くないしw 極めて概要的なものですが、戦史に兵器にはあまり踏み込んでないので、 薄くとも、その辺の日本軍書籍よりは戦術、編成面に踏み込んでるようです。 とは言っても、標準的なものに限られます。 珍しいところでは、夜襲における連隊の梯隊区分なんかもありましたが。 逆に、戦史、兵器、指揮官などの人物の解説を期待すると駄目です。 (兵器はスペックと概要に留まる)
>>730 リイド社から少し前に出た『武装親衛隊の装備・戦術』は購入しましたか?もししていれば感想等を聞きたいのですが。
>731 下記の会話を参照w >700-712
あ、ごめん 武装親衛隊の方ね。 これは買ってません。 わたしは汎用的な戦術本に惹かれる人間なので。
この本については… そもそも、武装親衛隊は装備、戦術ともに国防軍とほぼ同じなのですが、 そこを武装SSの装備戦術と限定して書くような姿勢に疑問をもったので、 買う気になれなかったです。 どっかで見かけて、中身よさげなら買うかもしれませんが、 まだ本屋で見かけた事ないし。 上記理由でネットで買うのは躊躇してます。
武装SSの組織、編制、戦歴なら判るのです。 あと、独装甲部隊の装備、戦術¥も判ります。 でも、武装SSの装備・戦術って、なにそれ? な感じなんで。
無知な推測ですが、武装SSは他の国防軍より新型・鹵獲兵器を受領し易かったので 「武装SSの装備」とあるのではないでしょうか?(まあ国防軍とは規模の違いからでしょうが・・・)
射撃盤の計算装置の機構について知りたいのですが、詳しく 解説した書籍はないでしょうか?
飯田耕司 三恵社 で調べて下さい
>>738 ありがとうございます。「戦闘の科学」という本ですね。理論的な内容の
ようですが、メカニカルな解説はありますか?いずれにせよ強く興味
をもちましたので購入を検討してみます。
メカニカルな話は一切ありません 最も効率の良い射撃を数理的に求めるというものです 大学レベルの数学ができないと、多分意味がわからないと思います
>>740 一応理系の学生なのでたぶんついていけると思います。が、機械的な仕組みについては
ほかをあたった方がいいみたいですね・・・。まあとにかく、ご教授ありがとうございます。
沈みすぎなので浮上
えへへへへ コンバットスキルズ(2) コンバットスキルズ(3) 入手〜。 えへへへへ 各国教本の複合解説本だけど、英軍らしき部分が多いのが楽しいw さて、そろそろ紅茶を…
歴群アーカイブスの一冊目が出てた。 戦術入門は4月発売予定。 しかし値段が随分安いな。
4月、4月かぁ!!1!!1!1待ち遠しいなぁ。 加筆とかされてるのかなぁ…冷戦時代の米ソの教義比較の記事とかも再録されないかなぁ… ここらは切り抜いてファイリングしてあるんだけど… やっぱり「本」として持っていたいです。はい、マニアです。ごめんなさいw まじで3冊買うぞと…
>>743 おめでとうw
特に「2」の方は出色の出来です。
>>744 ページ参照が連載時のママという手抜きに笑った
173ページって何処だよ
>>744 一冊目ってどんな感じ?買う価値ありそう?
>>748 744じゃないけど、書店で一読した限り、
概ね歴史群像の記事そのままに見えました。
ですから、バックナンバー所有者にはあまり強くお勧めはしません。
まあ一応、一部の記事(劣化ウラン弾等)についてのフォローもあり、
全く追加が無い、というわけではないです。
価格は安いので、扱われているトピックに興味があるなら・・・というところ。
記事のトピックの方向性があまり絞り込まれていない印象があるので、
ちょっと雑学本のようになっているのが難しいところ。
記事そのものが悪い、と言いたいわけではないんですが・・・。
ちょっと高い雑誌と思えば、割り切って買えるかな。
>>749 なるほど。バックナンバー持ってない俺にとっては買う価値ありそうだ。
そして次回の戦術入門にwktk
再浮上。最近過疎ってきてる? 俺も何か新たな良書見つけてこよう。
ひさびさに今日の1冊 「1941-1945 日本軍歩兵の戦闘技術」 レオ・J・ドーアティIII世 (リイド社) WW2の日本歩兵の解説書。著者は元海兵隊情報部。 日本軍の精神的な部分を含め考察しています。武士道や忠誠、恥の概念なども含め、 非常に好意的に考察していますが、それゆえの問題点なども指摘。 編制は標準的な3単位師団を中心に解説し、戦術は一般原則、攻勢作戦、防勢作戦など詳細に解説。 日本軍の攻撃至上主義の効果と、そこにある問題点にも言及。 あくまでも海兵隊から見た日本軍ですが、非常に公正に冷静な考察を行っています(さすが元情報部w) (簡易版「日本軍便覧」と思っても可かと) 今日読了しましたが、予想以上によかったです。 これと大日本絵画の「太平洋戦争の日本軍防御陣地1941-1945」を読むと大吉。 あー、次の海兵隊編が楽しみです(同一著者、つまり 装甲擲弾兵 のとは別人。これ超絶重要事項w)
>>752 最近軍事系の本買わなくなっちゃったんだよなぁ・・・
専門の科学系ばっかり
歴史群像アーカイブは、基本的に掲載時そのままで追加の編集作業をしないことで 低コスト化を図っているものと思われ。
みんな軍事関係の本てどうやって探してるの? 普通の古本屋やブクオフだとほとんどない。やっぱネット中心かしら?
>>758 地方人だとどうしてもネット中心になってしまうが
1年や2年に1回は上京すべき。
国会図書館や防研、神保町や書泉などなど。
遠征しなければ見れない資料がてんこもり。
760 :
名無し三等兵 :2008/02/26(火) 17:10:07 ID:g+VHNh5Q
>>759 なるほど。前者2つは買えないので別として、やっぱこまめに古本屋通うのが一番か〜
げ、あげちゃったorz
>>758 神保町やBOOKOFFもそうだけど、最近はもっぱら
図書館がメイン。
工学カテゴリや歴史カテゴリの棚に軍事関係の書物があるわあるわ。
ただ、戦術関係の本が少ないのが難点。
それ以外の軍事系の書物は大体図書館で参照できる。
古本屋といっても店(というか店主)によって強いジャンル、弱いジャンルがあるからな ブックオフの格安ハードカーバー棚を定期的に偵察するのは基本だけど、意外と美味しいのが郷土史や市町村史をメインに扱ってる古本屋 こういう所には数が少ないけれど、第○○歩兵連隊史とか第○師団戦友会記録集、××島守備隊部隊史とかいう珍品が手に入りやすい 戦史叢書にも書かれていない様なマイナー戦史や、当時どういう装備や編成をしていたのかを調べるのなら必須かと ただし、数が少ない分、値段が高かったりするけどね
ところで、wikipediaの[[国境会戦 (朝鮮戦争)]]が異様に詳しい件について。 南北両軍の装備・編制から始まって、連隊級部隊の戦闘行動まで入ってる。 [[Template:Campaignbox 朝鮮戦争]]の大部分がまだ赤リンクだが、この調子で充実させていったら すごいことになるんじゃないか。
>>758 俺の知ってる限り、軍事関係の専門店は、
神田と横浜に1軒づつ。ネットのみの店が1軒かな。
もちろんそこにない本が普通の古本屋にも結構あったりするから、
目的本があるなら足繁く通うのが一番だなw
で、欲しい古書は見つけたら買うこと。
もしかしたら次に出会う可能性はないかもしれんからな
「火器の誕生とヨーロッパの戦争」 復刊ドットコムでも票が集まってるなら期待できるかなと思ったら…。 果てしなく遠い道のりで気落ちしたわ。
>>758 軍事関連書籍は、新刊もこまめにチェックしておいた方がいいよ。
あっという間に無くなって、重版未定、入手困難、てのもありがちなので。
欲しいと思った本は早めに抑えておくのが良いと思われますです。
逆に、多く出回ってるから、そのうち安く手に入りそうな奴は後回し、
というのもできるようになると賢くお買い物ができますぜ。
みんな図書館は利用しないの?
769 :
名無し三等兵 :2008/02/27(水) 01:25:43 ID:W2FPpL8X
良い本は購入したいというか、手に入れたくない? 好きな時に読めるしw
喉から手が出るほど欲しいけど、経済事情と収納事情がねぇ。 近くに図書館があるから、ほぼいつでも読めるもんで。 流石に珍品は置いてないけど。
個人じゃまず買えないような高価大判本リクエストして「元が取れない」で却下されるとか、ね・・・
>764 それは在日のチョソやシナチク共が日夜編集にいそしんでるから。 逆に自衛隊の兵器、日本軍関係は悪意ある改変にさらされてる
>>771 東京の図書館なら、
蔵書がなければ他の自治体から、
借用するから自己出版は別として、
昭和25年以前の古い本じゃないければ、
たいていの本は借りられる。
愛知の図書館でも近隣の県と提携してるので、レアな本でも結構なんとかなる。 ただ借りパクしてる奴がいるとどうしようもなくて、ある筈のパンツァータクティクが無いと言われた時は腹立った。
学研の「第一次世界大戦」の下巻は、他の本にはあまりまとめて載っていない一次大戦中の 戦術ネタが載ってるんで、Lansタンみたいな戦術オタにはいいとオモタ。 けど、編制表のたぐいがほとんど載っていないのは意味不明。
図書館の借りパクはけっこう遭遇するなー。 希少本だけに手元に置いときたい気持ちもわかるが、モラルが低すぎる。
>>766 「火器の誕生とヨーロッパの戦争」
大阪市の中央図書館にはあったぜ。
借りる奴も少ないらしくキレイな状態でした。
近くに住んでるなら行ってみれば? ただし借りパクはすんなよ。
>>777 残念、関東在住だ。
良い本は手元に置きたいよな。
地元の図書館経由で取り寄せられることもあるぞ。
ただ、俺の住んでるところは市立図書館経由で取り寄せると「絶対、この図書館で使ってる袋に入れて返せ」みたいなことを いちいち言われるんだよなぁ。あれがなければなぁ。
それ、普通。
それ、普通。 どこの図書館でもそうだよ。
>775 大丈夫、既に上下とも購入済 編制表は、別にあるからいいや。 でも4単位から3単位への変遷についての記事とかあるのは好印象w
ちょっとごめん
>>780 本を借りると図書館が用意した袋も貸してくれるって事?そんなシステムがあるんだ
パンツァータクティク発送通知きたー! にはは
あれ? 持ってなかったのか。
うん、コレはね。 別に、他のあるから大丈夫なんだけど、 やっぱりあの豪華な装丁は本棚の旗艦として飾っときたいよね。 (ちゃんと読むけどね)
>790 うんにゃ。古本。 7000台だったから買っちゃった。 ばらばらの記事じゃなく、まとめて読めるのは、やっぱ嬉しい。 今日か、明日には来るかなぁ…
あぁハードカバーの豪華本なのか。 いいなそれ。
>>791 7kかー
やっぱ存在感あるんかね
とどいたら感想よろしこ
着てたー! 内容は写真が多く、半ば戦場写真集と捕らえても良い程です。 肝心の戦術部分は、元版の図が独語のまま掲載され、それに本文側に翻訳が付くという形式。 教本以外にも実戦おける行動例も記載。 ただし、記号類の読み方が判らないと、判読は厳しいと思われます。 それにしてもソフトカバーですが、その大型本としての重量感はなかなかw 思い切り殴れば頭蓋骨陥没も夢じゃなさそうですww
>元版の図が独語のまま掲載され とか >記号類の読み方が判らないと、判読は厳しいと思われます。 とかハードル高っ!w あとソフトカバーなのに殴れば頭蓋骨陥没も夢じゃなさそうとかw
大抵の本は、5000円を越えた辺りから凶器っぽくなってくるよなぁ。
白兵戦用なの?スコップの代用とか。
漬物用だよ。 母も押し花作る時に使ってるし。
コミケカタログは¥2000で十分人が殺せる厚さです♪ 次の夏コミは74回目だっけ? 積み上げたら美味しい漬物が作れそうだなwww ・・・微妙にヘンな味わいが生まれそうだが・・・
800
>>791 しかし、古本で歴史群像アーカイブ7冊分かぁ…
802 :
ゆうかin職場 ◆9a1boPv5wk :2008/03/05(水) 10:50:40 ID:AC6mKp+k
>>801 安くてお買い得じゃないですか(笑
・・・なんか間違ってる?・・・
なぁに、例の500部限定本とか購入してれば「1万円切る? なんて安い!」にすぐなれますって。
近年、日本人の国語力の低下が顕著になっている。 これはゆとり教育によって、特に国語の時間が減少したことが主な原因である。 日本の国語力を向上させるためには、教師の土曜休みを月〜金休みに分散させることに よって、授業週6日制を復活させるしかない。 週6日制授業を復活させ、日本人の国語力を回復すべきだ。
804 :
ゆうかin職場 ◆9a1boPv5wk :2008/03/05(水) 10:52:31 ID:AC6mKp+k
ちなみにつうか何つうか、 今西山洋書池袋店は在庫放出セール中でなんと7割引! お買い得ですよー、と店の手先になってみるw
『日本の戦車』っていい本? 古本屋で上巻だけ売ってたから買ったんだけど。 2000円は高かったかなあ。
>>804 おー、確定申告の還付金が間に合うかなぁw
808 :
名無し三等兵 :2008/03/05(水) 11:26:29 ID:dibGLfC/
>>806 版によって内容がかなり異なっているので、何とも
810 :
名無し三等兵 :2008/03/05(水) 12:02:41 ID:dibGLfC/
>>809 残念ながら、後の版の方が内容が増えているのでお奨め
>>810 そうなんだ。
取り敢えず下巻の方が面白そうだから、そっちを探すか。
812 :
ゆうかin職場 ◆9a1boPv5wk :2008/03/05(水) 13:14:02 ID:AC6mKp+k
>>807 今月いっぱいだからムリじゃないかな?
1万円の本でも今なら3千円で買えるこのチャンス、逃す手はないと思うけど。
確かに7割引は魅力だけど、西山の本てのがなぁ。
>801>802 タクティク最近じゃ尼で19kくらいになtってますからね。 こないだまで10kが相場だったのに… あ、いまみたら9kが1冊残ってるw
まージェーン年鑑に比べたら安いっすけどねw
816 :
ゆうかin職場 ◆9a1boPv5wk :2008/03/05(水) 17:47:31 ID:AC6mKp+k
>>815 ジェーン年鑑なんて買い方・探し方次第で結構安くなるもんです。
あたしゃ1冊1万未満平均で入手しとります。
いっちゃん新しい04-05年版が3万かかったくらいかな。
Jane's Armour & Artillery Upgrades 2008-2009は、いまアマゾンで買うと10万超
ジェーン年鑑は痛んだ一冊を某船からもらっただけで 他は全部、図書館頼みだな カラーになったのはうれしいが価格が・・・ 海軍年鑑でもっと安いのがあったよね?世艦で時々紹介される
819 :
ゆうかin職場 ◆9a1boPv5wk :2008/03/05(水) 20:20:30 ID:AC6mKp+k
>>818 Combat Fleet のことですね。
あれはほぼジェーンの半額強で入手可能です。
というか、今日本で軍艦年鑑入手しようとすると、普通はアレが唯一の選択肢になってしまいます。
ジェーンが高くなりすぎたせいで、一般の洋書屋は個人向けの取扱いを辞めちゃってるんですよね。
そりゃ1冊10万を楽に超えるようじゃ、個人で入手するには高嶺の花過ぎますわな。
書いてたら読みたくなってきたな・・・
でも職場をまだ離れられねぇ・・・orz
古本市の目録をパラパラ眺めてると楽しい気持ちになる
あるあるwwww
KGB格闘マニュアルを読みつつニヨニヨするのは俺だけだろうか
現在Yahooオークション オークション > 本、雑誌 > 趣味、スポーツ、実用 > 船舶 に日本近世造船史の明治・大正編が出品されてる(昭和造船史の2巻も)。 いずれも現時点で\2000以下と破格のお値段なので入札してみたら? 俺は全部持ってるから他の欲しい人にお知らせ。
これはっ! ・・・出品者、乙と言わざるをえまい。
相場からいったら今ついてる値段にゼロがもう一つ増えてもまだ安いくらいだな・・・ ¥2万超えが珍しくない本だ。
へぇぇ、と思ったが元値自体17500円もすんのか。
829 :
名無し三等兵 :2008/03/22(土) 18:57:20 ID:nlBC98NG
太平洋戦史文献解題(井門寛/新人物往来社/1971) 太平洋戦争関連の書籍を、自費出版から雑誌の記事まで網羅してある。 手元にあると、各戦場の文献を集めるのに便利
今日の1冊 「1941-1945 アメリカ海兵隊の戦闘技術」 レオ・J・ドーアーティIII世 著(リイド社) 前作 日本軍の戦闘技術に続き、同著者(元米海兵隊情報部)が、こんどは身内の解説。 WW2にいたる米海兵隊の戦術、編制の変遷からWW2における島嶼上陸および内陸での小部隊戦術などを含め 歴史、装備、編制、訓練、戦術など海兵隊全般を解説。 分隊規模の編制の変遷などから解説しており、私にとっては期待に違わぬ出来ですw 今日、みかけて即買い。 さて次は歴群アーカイブスだw 3冊買うぞww
今日の1冊 「歴史群像アーカイブ Vol2 戦術入門」学研 お姉さん「同じもの3点で…?」 Lans「はい!」 という事で3冊マジ買いです。 さて内容ですが、戦術入門の再録に加え、 ・鉄路の補給戦 ・進化する兵站システム ・師団とは ・参謀本部 ・後方支援の多様性 ・日本陸軍の内務班 ・各国歩兵師団の編制(WW2) と、兵站や参謀関連が加わり、より充実した内容にw 希望してた師団解説や各国編制も取り入れられており、全く持って嬉しいかぎり! で、過去レスで激しく希望してた「エアランドバトル」の再録は残念ながらありませんでしたが、なんと〜! 次回Vol3「現代戦術への道」(6月予定)に再録とのこと! えっと…もしかして編集部の中の人、このスレとか見てる?
>834 ええ、絶好調ですがな。 >693で希望してた 各国師団の編制図はWW2版がVol2に新録され、 機械化歩兵戦術やエアランドバトルは次回のVol3に再録決定ですしw ここ最近、パンツアータクティクやコンバットスキルズの入手や、 リイド社戦闘技術シリーズ(装甲擲弾兵除くw)といい、当たり続きですから。 その反動か、網膜剥離で入院しましたがね…orz
嫁さんにKOされた結果か ともあれお大事に
失明して絶望すればいいのに、負け犬オヤジ
戦車マガジン1992年2月号別冊 砂漠の電撃戦 湾岸戦争の機甲部隊 ・P64まで多国籍軍機甲部隊の装備車輌の写真 ・P65〜103まで米英仏軍機甲部隊の編成・装備 ・P109〜123に海兵隊の戦車中隊と第四騎兵連隊第一大隊の戦闘記録が掲載されている。 この戦闘記録が、両軍の配置を地図でちゃんと示してあってわかりやすい。 戦術規模の戦闘を見るのにいいんじゃないんでしょうか
保守
ミルトン・フリードマン関連の本と 『アメリカ保守革命』
842 :
lans :2008/04/15(火) 06:43:02 ID:???
はいつけた
今日の1冊 補足編 どうやら「コンバットスキルズ」の需要が高そうなので、前より詳しく内容を紹介してみます。 「COMBAT SKILS -戦闘マニュアル-」 ホビージャパン発行 第1章:狙撃(米海兵隊) 行動準備/目標選択の優先権/狙撃技術 第2章:市街戦(米陸軍) 移動の原則/射撃位置/建造物突入の原則/建造物の掃討 第3章:ゲリラ戦(南アフリカ軍) ヘリ強襲/アンブッシュ/追跡&対追撃 第4章:歩兵戦闘(英陸軍) 射撃と移動の基本(分隊)/戦闘準備/パトロール基地の設置/防御陣地構築/索敵偵察行動 第5章:特殊作戦(米陸軍特殊部隊&海軍SEALS) 潜入/強襲・待ち伏せ/空挺作戦/降下地点の確保/海からの攻撃/河川強襲 第6章:機械化歩兵(米陸軍) 車輌機動/接敵前進/攻撃 第7章:攻撃ヘリ(カナダ&西独) ヘリ攻撃の原則/攻撃目標の優先順位/攻勢的展開計画
844 :
lans :2008/04/15(火) 19:59:24 ID:???
>>843 1.2.3そろえたいんだが、定価の2倍近く出すつもりがあって神保町まで30分以内なら余裕かね?
そこまで貴重ってわけでもないんだろ?
あとネットで見れるフィールドマニュアルや入手が容易なコンバットバイブル(2種類)と比べても
突っ込んだ内容で、知識的に言えばなかなかのレベル?
FMとコンバットバイブルの中間くらいだが、個人行動の部分では分隊規模を強めにFMより詳細な部分もあり (FMは小隊規模が標準だし) ただ、ネットで読めない国のマニュアルも結構あるので(特に2.3)そこは個人の判断次第 定価の2倍だすつもりなら、尼でもいけるんじゃね? 貴重っていうより希少、で元の定価が高い(それが希少の原因だが) ムック形式なので、ぱっと見サバゲの解説本と間違われやすく、 サバゲの解説本に¥4000は高いだろjkという事。 しかし、本職やコアな人間が買い支え3まで出版(もともとは海外書籍) その結果、古本では絶滅希少種化しつつあり
>>845 サンクス
とりあえずココ1,2週間で全滅って事はないだろうから次の休みに神保町回って見るわ
補足編 続き 「COMBAT SKILS 2 -戦闘マニュアル-」ホビージャパン 第1章:後方治安維持(英陸軍) OP地点の選択/監視要領/道路封鎖/車両検査 第2章:待ち伏せ(英陸軍) 待ち伏せの設定/襲撃/対アンブッシュ/対戦車伏撃任務 第3章:夜間戦闘(英陸軍) 夜間移動/夜間攻撃の計画/夜間戦闘要領/ 第4章:都市部での戦闘(英陸軍) 原則と実戦/家屋掃討要領/街路掃討要領/建造物の防御/村落の防御 第5章:迷彩と隠蔽(英陸軍) 人間のカモフラと隠蔽/車両のカモフラ 第6章:地雷(米陸軍&英陸軍…クレイモアは米軍、他は英軍が主体) クレイモアの敷設/地雷敷設/地雷原のポイント/地雷の種類/地雷の発見/ブービートラップ 第7章:戦争捕虜(英陸軍) 捕虜の確保/捕虜の取り扱い/潜行と捕縛/取調べ/捕虜収容所/脱走・救助・開放 (捕縛以降は自分が捕虜になった場合のマニュアル)
今日の1冊 補足編 「CONBAT SKILS 3 -戦闘マニュアル-」ホビージャパン 第1章:ジャングル戦(米陸軍&英SAS) 戦場特性/対ゲリラ/ジャングルの支配/キャンプ攻撃 第2章:歩兵戦闘技術(英陸軍)…個人〜分隊規模の行動について 敵陣の突破/計画攻撃/森林での戦闘/撤退要領/戦術移動/GPMGの使用/ 浸透戦術/戦闘判断/パトロール計画/命令の出し方 第3章:グループ戦闘技術(英陸軍)…諸兵科連合戦術:小隊〜中隊 突破対処/防御戦闘/援護部隊/機動防御/陣地防御戦 第4章:ゲリラ戦(ローデシア軍&英軍)…対ゲリラはローデシア、国内治安は英軍 対テロ作戦/ブッシュ地帯の情報作戦/ブッシュパトロール/ファイアフォース戦術/車両機動/ 基地防衛(国内防衛)/ソ連特殊部隊の標的/防衛の要点
という事で「コンバットスキルズ」の紹介をすすめrましたが、 個人的には正規戦の基本を深く掘り下げた2の第4章と、3の第2章、第3章がよかったです。 >トルエン丼 2が良いっていうけど、特殊作戦ばっかじゃんw やっぱ正規戦だよ、正規戦ww 基本がまず第一っすよ。
>849 改めて内容紹介乙。 読みたいが貧乏なおいらにはキツいなー。
>>849 Lans丼、ごめん「3」の方が正規戦だったんだね。間違えてた。
まぁ「2」は「2」でカムフラージュとか、待ち伏せ、夜間戦闘、都市戦闘、など基礎的な部分もあるので
なかなか面白い。とくに戦争捕虜は参考になる(?w
復帰
市街戦の戦術とかに関して詳しい本は無い? コンバットバイブルとかじゃ全然詳しくないと思うんだけど・・・
>>854 陸自教範の野外令でも見とけば、
情報公開法で全文公開されるから。
野外令(笑)
>>855 アリアドネの「イラク戦争」に米軍の市街戦の戦闘方法が
載ってたよ。
アリアドネと聞いて心配するかもしれないけど、一応中の人はまともだから
大丈夫。
トーマス・C・シェリングの「THE STRATEGY OF CONFLICT」の翻訳本でたんですなあ。 紛争の戦略―ゲーム理論のエッセンス ISBN:9784326301614 (4326301619) 321p 21cm(A5)勁草書房 トーマス・クロンビー・シェリング【監訳】河野勝 欲しいけど今金欠だよ〜。
>>858 ゲーム理論なら俺が教えてやるよ
FFとドラクエで鍛えあげたレベル上げのエッセンスと、
ときめもで鍛えた適切な選択肢の見抜き方のエッセンスを伝授しよう
ことのはのジレンマ
>>858 もう古典だよなぁ
今さら読む気起きんなぁ
別スレで紹介されてましたが Lundstrom 氏の「The first term and the Guadalcanal Campaign」 (Naval Institute Press:U.S. Naval Institute の出版部門)というのは 買って良いですか。零戦とF4Fの話はこれを無しに語れないとか。 でも3000円もするようなので迷っています。
>>862 たかが3000円で迷うな根性無し。腎臓1コ売れば数百万だ。
お前ら貧乏人には腎臓なんか1コで充分。
根性出せ。
軍ヲタをやるなら¥5000未満は衝動買いを後悔しない 心の強さが必要である。
俺のボーダーは4200辺りかな…
欲しい!と思うなら2,3万でも出す
何だよその200
洋書で、5000は安いと思うのに 歴史群像アーカイブの1000を 躊躇しているオレ
歴群アーカイブはどう考えても破格の安さだろうに・・・・・・
軍事板常見問題(FAQ)と詐称する軍事板と直接関係のない個人のサイトがありますが、 これは軍事板の公式見解集などではありません。 しかも著作権侵害と肖像権侵害でアカウント停止された厨房サイトですので内容には十分ご注意下さい。 しかもチベット問題では一方的に中国だけを叩いています。
コピペだろうが、「軍事板常見問題」というタイトルは軍事板と関係ない人が名乗ってまずいもんなのか?
「軍事板」だと、普遍的な名詞すぎて文句の言いようがなさそうだが そもそも誰かが不利益を受けてるのか?
俺だよ、俺
>>868 陸戦オタなら間違いなく買って損はしない
次回の現代戦術への道が待ち遠しい
上げ
とある古本で、戦術研究のための地図判読っていう冊子みたいなものを発見。確保。 誰だ、こんな良書を売る陸自の人は。
>>877 遺族が〜じゃないかな
収集癖を持つ人に同類の仲間がいれば、自然と古書屋に話が行くようだし
千葉の丸善にコンバットバイブルが再版されてた
>>880 原書房の方でしょ、
原書房のHPを見ると、
新作か。
え?どれ? 同じタイトル名有りすぎる・・・
クリス・マクナブのか 前の違う完全新作なんか? 前作結局買ってないんだよな・・・
今回の最新コンバットバイブル(あーややこしい!)は 前作と全く違い、一般歩兵に多く焦点を当てた総合的な小部隊戦術の解説本になっています。 なのでとりあえず購入w 目次 ・歩兵火器 ・歩兵戦術 ・重火器による支援(装甲車両や砲迫、航空を含む) ・戦術的地形 ・特殊部隊 ・反乱軍掃討作戦 ぱらぱらと見たところ… 前作より諸兵科の連携を重視した部隊戦術的な解説が多く今回のは好印象。 手順マニュアルというより、戦術解説書。
>>884 マクナブ氏の前コンバットバイブルと、内容はそんなに被ってない感じですか
買ってみようかな・・・・・
コンバットスキルズとコンバットバイブル(新)か・・・ 4月の給料が入ったら買うわ それまでは2万円くらい(食費とか全部込みで)で何と科しなきゃ
今日の1冊 「イスラエル地上軍〜機甲部隊戦闘史」 ダビット・エシェル (原書房) IDF機甲部隊の誕生から独立戦争、シナイ戦争、6日間戦争、ヨムキプール戦争、レバノン戦争における戦史。 著者は独立〜ヨムまでの実戦参加の元IDF中佐。 一切の政治記述を無視し各戦争における作戦解説に特化している、あるいみ専門書。 解説も各作戦における機動意図までも解説するタイプで通常の戦記物よりも専門的な記述。 各戦争の記述の後には、その戦訓による、教義、編制、装備の変遷について丁寧に解説。 訳者は「ソ連地上軍」の林氏。陸自機甲畑の人で74や90の開発にも参画。除隊後は三菱相模原の顧問にw もともとは林氏が陸自や装備開発の社員の参考に翻訳を始め、いつのまにか原書房から出版の運びに… 元本職が現本職に薦めるべく訳した書籍です。その時点で良書は約束されたようなもの。 コンバインドアームズは諸職種協同、同軸機銃は連装機銃と書いてる時点でもうねw 完全に中の人向けですがな。 (本日読了…もっと早く手手すべき本でした)
>>887 これ、防大の教官か何かか?
高級将校の回想録ってステレオタイプの文句出してるが、
まともなの読んだことが無いんだろうか
戦後、捕虜になった将校に尋問及び作戦研究させた史料とか
連邦軍に復帰した将校の研究論文読んでこい、と思う
受け売りなら、誰でも出来るだろと
>>889 くり返しでてきてるのは「ドイツ軍礼賛戦記」(検索で4エントリだけど類似表現はまだある)
高級将校で検索して出てくるのは2エントリ
まあ、問題は、そのドイツ軍礼賛戦記や高級将校の回想録で形成された
2次大戦のソ連軍イメージの主流の要約が間違ってるかどうかなんじゃないの
>>889 あれはメレンティンとかカレルとかグーデリアンとかのの著作がつくってきた一般的イメージに対して違う見方を提供していると読むべきだろうね。
>>887 LansちんおすすめのToward Combined Arms Warfare:の一般向け?改訂版である
Combined Arms Warefare in the Twentieth Centuryにはソ連軍の2次大戦中の
ドクトリンの発展について詳しく解説してあるので、英語いけるなら超お勧め。
どうもこの作者専門は独ソ戦らしいし、その点でも信頼できると思う。値段も安い
しね。
ただ、二次大戦中のソ連軍ドクトリンに関してはOMGの前身とも言うべき物で、
OMGとはまた違うみたいなこと書いてあった気が。
現在のロシア軍ではエアランドバトルに対抗すべくドクトリンを変化させている
みたいなことも書いてたな。
まぁ、回想録系は割り引いて読まないと駄目、というのには賛成だ。
最新コンバットバイブルと併せて、3種類のコンバットバイブルを読破すれば 知識的には普通の下士官レベルにはなるんかな?
どんなのが普通の下士官かわからんけど、なってどうするか気になる 自衛隊さんなら教育を受けてるだろうしね
いや、曹育成の課程であれだけの知識は詰め込まれないだろ・・・ 普通の教育期間だって知識なんて殆ど与えられないしな と曹候補ではいって士で辞めた俺ガイル
上田氏のコンバットバイブルって4巻まであるのな
4巻は人気ないw
>上田バイブル 3巻は特殊部隊編 4巻はエージェント編(CIAとかKGBとか、民間護衛機関とか) 半分毛利本とも言えます。
要するに、例えその種の知識が欲しくても買うなってことだな
>902 いーえ、私はそんなこと一言も言ってないですよ〜w ただ重要な注意事項は書きましたけどね。 つまり1〜2と違い教本ベースから、ちょっと寄り道かなとは思いますが。 まあ、あとは各自が毛利氏をどう捉えているか次第ですが。 毛利氏も極端に間違った事は言っていませんし、 上田氏が一度噛み砕いて書いているので←ココ重要 完全毛利本より、はるかに読みやすくお勧めできますが。 監修 毛利氏というより監修 上田氏と取ると、ほら価値が変わってくるくる。
>>902 そうでは無い、
興味がある人なら買っても損ではない。
ちなみに上で紹介したFLGM]とFMの翻訳である、 「米陸軍コンバットマニュアル 1〜2」ですが、 主翻訳は全面的に元陸自戦史教官の高井氏ですが、 監修として柘植氏の名前が前面に押し出されてますよ。 柘植氏は序文しか書いてないですが。 (内容どうこうではなく、本屋的に柘植氏の名前は単に売れ筋として重要な点に注目)
あー、今見たら尼のソ連地上軍、最安値が2500だ。
>>906 そういえば、ロシア版コンバットバイブル的な物って日本語で有ります?
>907 残念ながらほとんどないようです。 >909のも、現場での応急戦術の記述であり教本的なものではないし… 多少は「ソ連地上軍」に記述がありますが…車両などとの連携が中心ですし、 中隊〜大隊規模の記述が一番充実な本ですので。 >908 ほほーう3Kですか…って2500より高いじゃんw ダメじゃんw ちなみに同じ店からイスラエル地上軍も最安値が出てますな。
>>911 いや、2.5kのは痛みがあるみたいで不安だったから。
>イスラエル地上軍
ウリの財布を薄くしようとする陰謀ニダ! カンシャク怒る!!!
>イスラエル地上軍 4日ほど前は400円だったのに…私買ったけどね!
>>912 さあスヴォーロフの著作を集める作業に戻るんだ。
>912 あえて「可」に挑戦するのも良いものです。 アタリであれば、某国営武装職員の書き込みに出会えたりする事もw >913 貴官ですかいw ちなみに私のイスラエル地上軍は最後の方に下線されてましたよ。 ええ、いかにもな注目点にw
>>914 気に入った。次から適当に改変してテンプレに入れようw
例「さあ早く絶版戦史本を集める作業に戻るんだ。」等
>>916 てかテンプレ有るのかこのスレ
書評スレとの差別化も含めてどうにかしないと・・・
>>909 をしつこく挙げるヤツが多いな
確かに侵攻側にとっては大きな教訓だし、ゲリラ側の戦術も優れてるだろうが
一つの戦闘だけじゃん
ソマリア民兵がブラックホークを撃墜したときのまとめを「教本」とか言うか?
>>911 >>909のも、現場での応急戦術の記述であり教本的なものではないし…
こういうゲリラ戦は、経験から来る教訓を個別に見ていくことしか出来ないのかな
>917 >1が勝手に立てたスレを再利用してただけだし、一応初期に考えられてた書籍スレとの使い分けも今やgdgdなんで 次スレ不要に一票。
>>915 むう、確かに書き込みがあったりすると面白いでしょうね。
問題なく読めれば「可」でもかまわないので、ねらってみるかなぁ。
>>次スレ
たしかに曖昧な位置付けのスレなんで、統合はそれでありかな。
>918 >こういうゲリラ戦は、経験から来る教訓を個別に見ていくことしか出来ないのかな そもそもゲリラ戦は、その地域の地形/気象/地物を最大限に利用したものが多いし… つまり場所と状況に臨機応変しなきゃダメなわけで…教則化は… コンバットスキルズ2〜3にサバンナ/ジャングル/都市部などでの ゲリラ/対ゲリラの記述がありますが… あとは 「対ゲリラ戦」 白 善Y(原書房)ですかね。 →旧日本軍における対ゲリラ部隊在籍経験および、 朝鮮戦争中の対ゲリラ作戦を指揮した際の状況を中心に記述
何が何でもコンバットスキルズ買いたくなってきたわw
歴史群像で非常に楽しみな連載が始まりましたね
>>924 各国陸軍の教範を読む
<第1回>教範とは何か
これですかい?
スレの流れを見るとそう言う事でしょう。
>924>925 今回は教範の説明と目次、それと各国の教範の位置づけでしたが、 どこらへんまでやってくれるのかwktkしてますw
辻 政信の「潜行三千里」 いつの間にか毎日ワンズで再販
>>880-885 最新コンバットバイブルを1時間くらい立ち読みしてきたけど、
対アンブッシュか敵とのコンタクトに関する記述で
「正規軍兵士は常にこのための訓練を行っており、(戦術的な動きを)身につけてるので正しく対処できる」とか
後書きに「特殊部隊兵士は一般兵の100人分の能力を持っていて云々」とか書いてあって
なんか、思想的に支持する組織や軍隊を「強い、優秀、素晴らしい」と言う連中と似た雰囲気が受け付けなかったなぁ
ゲバラのゲリラ戦争で、「女性兵士は男性兵士と同じように戦うことが出来る」みたいな感じ
大抵の正規軍兵士は書かれてるような訓練を行ってる訳じゃないし
特殊部隊の兵士が100人の兵と同等以上の能力を持ってる訳いよなあ
内容的には前のコンバットバイブルと重なってるところも多かったし、微妙だな
>>928 再販のとき話題になってね・・・そのとき買っちゃったな。
>>特殊部隊兵士は一般兵の100人分の能力を持っていて 近代戦を理解しとらんな。
訳のミスじゃね? 「特殊部隊兵士は一般兵の100人に匹敵する働きをする」とか
近代戦というか戦闘を理解していない 「特殊部隊兵士は一般兵の100人分の(精神的な)能力を持っていて」だったら納得
一般兵にできない任務をこなすのだから、それだけの価値があるって意味じゃ 現にアフガン戦で特殊部隊は非常に評価が高かった
>>934 まーそういう意味なんだろうけど
それって「医者や通訳やその他スペシャリストは通常の兵100人分の働きを・・・」と余り変わらないよね
原文が分からんと水掛け論だな
同じ任務に投入するなら、通常部隊の兵の100倍の効率がある・・・とかじゃないのかなあ。
ところで、特殊部隊でもSF(特殊部隊)とSOF(特殊作戦部隊)とのちがいってナニ? トムクランシーの「素顔のスペシャル・フォース」と「アメリカ特殊部隊」読んでの話なんだけど、 そこでは明らかにSF(陸軍の)スペシャル・フォーゼスは他のSOFとは別格であるというような扱いになってる。 これは「現代の傭兵たち」でシールズ系が軽く見られている様なもんなんだろうか。 トムクランシーの本だとシールズは海軍の特殊部隊と書かれるけど扱いはSOFみたいなんだよな。
なんか、百発百中の砲一門は……みたいな話だな。
>>938 それだけは絶対にない。
普通の兵が訓練されてない訓練をされていて、普通の兵ではできない任務ができるから百人力というならわかる。
だがそれはつまり
>>936 なんだよな。
同じ任務に投入するならというが、特殊部隊しかできない任務なら通常の兵は100人どころか1000人、10000人投入してもダメポだし
通常の兵がこなせる任務に特殊部隊を投入しても大して変わらない(普通の兵よりマシなところもあるだろうがダメなところもある)。
要は、空から精度の高い降下をするとか、地元のゲリラや民間人とコミュニケーション取るとか ってことだろ? あとは人質救出作戦みたいなヤツか
多分、こんな意味もあるんじゃないかと… 師団に100人増援と、SOF1名を後方潜入し撹乱させるのでは、同様の効果が前線には現れる。 つまり、SOFは戦力倍増装置であり、SOFの投入は通常部隊の威力を増強してくれる。 とでも言いたいのではないかと思うのですががが(極論として) ただし倍増装置という事は母数である通常部隊が小さいと、殆ど意味がなく 大量投入しても、それはそれで育成や要員確保の困難さから限界がある。 というのは忘れちゃいけない事だと思いますよ。 まあ、私は1人で100人分などというのは言葉のあやとは言え、言いすぎだとは思いますががが わたしは正規戦ばんじゃーいの人ですので、特殊部隊に幻想は持ちません。てか持てません。 正規戦の規模や威力を知っていれば、SOFマンセーなんてとてもとても まあ、倍増装置として便利だし、需要はありますし、使い道も豊富にありますけどね。 SOFばかり、なんて事になった場合、いったいナニをせーちゅーのかと思いますよと。
そうそう、北の特殊部隊はものすごい人数で存在していますが、 これも正規戦を有利に進める為に投入するのが基本な訳です。 たとえ、一見単独で投入されたとしても、広い目でみれば、 その目的は敵の戦略機動の妨害であったり、指揮や補給機能の破壊な訳で、 すなわち前線戦力の増加曲線の低下を狙っている訳であり、 その遅延分の敵を前線で撃破しようとしたら、どれだけ???って話なわけです。
2人の狙撃手だけでも世界最強な米軍の進撃をしばらく止めたり士気の低下を見込めるしな
ランボー。
でも、ただ止めたり遅らせてるだけで、 明確な戦力自体を撃破してる訳ではないのは忘れてはならない事ではありますが。
もちろん分かってるわい とりあえず、ランボーみたいなな人間は存在しねーよって事だけは、軍オタ並びに専門家は分かってないとまずい ってこったな
特殊部隊ってのは陸戦における潜水艦みたいなもんだからなあ、ただし本物の潜水艦ほど破壊的な威力はもってないが、
存在を意識しただけで手を割かねばならなくなるのはいっしょ。
>>946 二人の狙撃手が航空支援をうけて一個中隊を壊滅させたことならあったけど。
それは航空支援の火力と精密さがスゲーだけだろw
>>951 狙撃で指揮官と指揮系統を殺し、惹起される事態への迅速な対応をできなくした上で航空支援が敵を壊滅させた
訳なんだから、狙撃手も重要だぞ。
航空は特殊部隊じゃないのですよ。 そして敵戦力を撃滅したのはあくまでもSOFではなく、航空です。 航空という正規戦力をSOFという戦力倍増装置が、その効果を最大に発揮させただけです。 重要ではないが、直接的な撃滅はしてないんです。確かに重要で決定的な役割は果たしていても それ単体でなしえた戦果ではないと。強力な空爆という母数があっての話。 これが倍増装置を言う所以。
あ、書きミス × 重要ではないが ◎ 重要でないわけではないが、 または ○ 重要ではあるが やっぱ片目の視野がずれてると書きミスもふえるなぁ…orz
サルトル?
サスケ?
忍法!影分身〜サスケー!
>>956 「何?サスケ?」
・・・というネタも通用しなくなりつつあるんだろうな・・・
え、既に通用しない?
>>954 おっさん、目の病気か?目は大事にしろよ
>>959 宣教師が電話で、ですね。わかります。
あの当時あのCMは、ナウでナイスでエキセントリックでしたw
>>929 の最新コンバットバイブルの後書きだけど、
問題の部分は、訳者の後書きでこう書かれてた。
「特殊部隊の兵士1人の能力は、通常の歩兵100人に匹敵するという」
あとは
「事実、米英500人の特殊部隊兵士がアフガンを49日で没落させた」
「クリス・マクナブは、民心獲得こそが反乱軍との戦闘を制するのに重要だと書いている」
みたいな感じで、訳者の文章だから著者の意見ってわけじゃないな。
本文中には「特殊部隊の卓越した戦闘能力が…」「少人数で大きな被害を与えることも出来る…」みたいに書かれてるけど
正直戦闘能力って何だろうな?
元SASのギャズ・ハンターがアフガンのゲリラについて
「ソ連軍の最強部隊に匹敵する」「素晴らしい戦闘能力」とか書いてたけど
訓練で援護射撃が上手くできてなかったゲリラの描写とかもあったり。
964 :
名無し三等兵 :2008/05/29(木) 10:51:12 ID:40JEO31O
このサイトの常連の方々には不愉快な話題を持ち出し申し訳なく思いますが WarBirdsはやはり問題外なのですかね?
内容によりけり。
悪いサイトとは思わないです。 2ちゃんのスレやレスだって玉石混合、出版されてる書籍だってそう。 大事なのは見極める自分の目を養うことだと思うです。 ただ2ちゃんと同じように認識し、同じようなスタンスや態度で行くべき場所ではないでしょうね。 おのおのの場所を理解せず、同じように振舞えば争いが起こるのは当然のことです。 だから無造作に推奨はしたくないです。 (そこが悪いという意味じゃなく、むしろ守るため)
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
次号予告! 5月、6月発売予定
※書名、発売日などは、変更になる場合がありますのでご了承ください。
06/09 歴史群像アーカイブVOLUME3
『ミリタリー基礎講座U
現代戦術への道 』
ttp://rekigun.net/new/
969 :
名無し三等兵 :2008/05/29(木) 23:23:42 ID:40JEO31O
>>964 です。
助言を感謝します。
どうもあのサイトはいい評判を聞きませんので質問させて頂きました。
2ちゃん連中のやっかみが多分に入った評判だから。 あそこの常連は丸や世艦に寄稿するくらいレベル高いぞ。 いわば軍板の最強レベルに匹敵する連中がゴロゴロしてるサイト。 むろん玉石混交で石も山ほどあるし、 2ちゃんほど開けてるわけじゃないから空気読めないと居心地悪いけどな。
軍オタとしての知識レベルは高いけれど 知識だけはあれども・・・っていうオタの悪い面を そのまま形にしてる人も多い故の評判だと思う
雑誌に寄稿するどころか本物のベテランもいて ときどき質問に答えてくれたりするぞ。 Warbirds内の蒼空の果てにっていうページは白菊特攻崩れが造ってる。
あそこの常連の大半がギャルゲー(いやエロゲーか)オタのキモさを放っているのも、知識以前に嫌われる原因になっていると思う。
>>971 確かにw
参考文献やヒントも出さずに嘲笑気味に「自分で調べて下さい」とか。
エロゲネタとか、本筋とは関係のないスタイルは別に気にならないけど、変に勿体つけたり貶したりするのはな…。
誰でも気軽に何時でも国会図書館とかへ行ったり洋書を買い漁れるとでも思ってんだろうか?
ちゃんとした人も居るだけになんとも。
知識は有るけど、そこから考察したり考えたりするのが上手く行かないと 「俺の方が上なんだよ」って自分が優位だと言い出すアホイルよね
|/li >973 |`⌒ヽ |ノ))))〉 |゚ヮ゚ノ|! えろげがどーかしたの?住人さん。 ⊂!)] |_|〉 にはは |'ノ
∩_,,∩ <=`∀´> ニハハニダ 〜( ) し―-J
>>977 ミリタリーとエロゲーなんてなんの関係もないのに、なんでまたクロスオーバーさせる必要があるのか、そもそも軍オタ自体に
世間の目はあんまり好意的じゃないのに、なんでまたその上に偏見を増大させるような真似をするのかって事よ。
あと、オブイェクトなんかでもやってるけど、アニメキャラとかゲームのキャラに軍事ネタの対談とか鼎談させてるのはいったい
なんの意味があるのかさっぱりわからん。架空の対談・鼎談なら狐と狸でも、猿と蟹と臼と栗でも、ソクラテスとプラトンと従者でも
なんだっていいだろうにサブカルの中でもマイナーで最底辺な物からわざわざキャラクター引っ張ってきて何がしたいのか。
その辺もキモさを際立たせているのだが。
あんたもネタスレで相手を小ばかにするためか何かの為にそのAA使ってるんだろうが、正直意図がよくわからん。
俺には自分がキモオタですってアピールする事によって得られるメリットなんて想像がつかん。
きもっ
>979 >俺には自分がキモオタですってアピールする事によって得られるメリットなんて想像がつかん。 偏見と_タリーにありがちな妙な権威主義への抵抗ですが、なにか? >ミリタリーとエロゲーなんてなんの関係もないのに これが自分の偏見と思い込みという可能性を考えたことはありませんか? わが国の武装企業において、広く浸透している事実には眼を塞ぐのでしょうか? つまりミリと萌えは、一見関連性がないようですが、中の人(本職含めて)に重複が結構多いという事にすぎないと。 その事実に眼をつぶって分離を叫んでも、それは現実を無視した理想主義にしかならないと思いますよ。 ちなみに私は_は趣味ですが、本業はゲーム業界ですので、 つまり貴官は私の本業の顧客に対し罵詈雑言を吐いているのですよ。
エロゲはやるが声を大にして主張することではない罠
>>979 ソクラテスとプラトンが軍事の話で盛り上がってるサイトが見たくなった。
キモいというより、独特の凄みがありそうだw
>>981 それじゃ中華料理業界で将棋指しが多かったら、中華料理と将棋は関係密接ということになるのか、ほうほうw
あんた達のやってる事はさしずめマヨネーズが大好きでうまいからっていって何の料理にもマヨネーズをかけて、
それを嫌悪の目で見る人間にたいしてつっかかってるようなもんだ。
大体広く浸透してるって、割合はどれくらいだよ。それに軍事関連業種従事にキモオタが多いとしても、その事が日本の防衛戦略
や兵器開発に与えた影響なんて皆無だろ。単純に中の人が嵌っているから関係あるなんて言い出したら、J-POPやラーメン屋や
釣りやカラオケなんかの方が、もっと密接にミリタリーと親和性があるだろうよ。
それらを差し置いて、なんでアニメ・エロゲーなのさ?
あんたがゲーム屋なのは結構だが、そこで得た経験や知識は軍事となんの関係もないって事を頭においてくれ。
それともオタクの会社じゃギャルゲーキャラ扮した戦闘支援AIでも作ってるのかね。
>>983 ソクラテスは実際に従軍経験のある優秀な兵士にして戦士だからな。プラトンの机上の空論を実戦に即した知識で粉砕していく
とかって哲学者にあるまじき対談になりそうだがw
レイシスト警報発令?
>>985 弟子のクセノポンによると
「指揮官に最重要なのは兵站と補給の能力。戦術はその尻尾(意訳)」
とか言ってるしな>重装歩兵ソクラテス
それは昔だったからそうなんじゃね?
古今東西の哲学者が軍事談義をする・・・そんなサイトが現れないものか。
しかし、ほかに実戦経験のある哲学者なんてウィトゲンシュタインぐらいじゃないか?あんまり哲学者には詳しくないが。
士郎正宗が軍事を語っているんだ。実戦経験の無い哲学者が軍事を語ったって問題あるまい。
しかし、エロゲと軍事をオーバーラップさせることを 臆面も無く肯定するとは、オタの悪しき面ここに現るだな エロメディアは表に出すもんじゃない
オタクは(敢えて読まない以前の段階で)空気が読めないからこそオタクであるってのを 地で行ってるな、Lans
ミリオタでもないバスオタが居着いてるようなところだけど。 宇宙人とSUD○がウザイのは同意するが。
>>979 >あんたもネタスレで相手を小ばかにするためか何かの為にそのAA使ってるんだろうが、正直意図がよくわからん。
Lansは二次大戦とや独ソ関係、戦前戦中のドイツ軍関係のスレでよく使ってるな。
>>996 アニメ系やエロゲ系のスレだけでやればいいのにな
>偏見と_タリーにありがちな妙な権威主義への抵抗ですが
こんな屁理屈誰が信じるかw
良書スレがこんなに賑やかなの始めて見た
Lansたんは知識はあるけど、使い方がいまいちな人だから
次スレはいらない
1001 :
1001 :
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