【TK-X】新戦車考察スレ 試作11輌目【44t?】

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300名無し三等兵
マルチフュエルは
「機構的にノッキングを考慮しなくとも良い為対応可能な発火点が広い」
であって
「粗悪燃料でも良い」ではないよ?
2号軽油がJP-4Aより高品位だってなら確かにそう取れなくも無いけど、有り得ない話だし。
その点燃焼機構で見ると燃料移送系統内流速、吸気・燃料ろ過機構なんかでディーゼルのほうが「混ざり物」には強い。

レスポンスは入力直後の『瞬間には』ディーゼルが速い(と言っても極僅か)が、
その後は動作が完全な円運動で耐熱限界以外制約がほぼ無いために機関そのものの
抵抗・制約の少ないガスタービンが圧倒的。

往復型と回転型の違いは
ロータリーと通常のレシプロでさえ段違いでしょう?

始動性はオイルと機関温度がある程度上がってこないと本来の能力が出せないレシプロ機関に対して
ガスタービンは冷えていてもそれほど問題なく、急始動→最大出力までが非常に速い。

だが
・故障に弱い(作動原理が単純なので外因破損を除いた部品寿命は長い)
・巡航以外の行動を取った時燃料代凄杉
・現地で簡易野整備・修理が制限される
(前線で故障したらディーゼルだってユニット交換だけど
ガスタービンのFODダメージは交換後の現場DSレベルでどうこう出来るような範囲じゃない)
・排気温度が高い
・設計難度が高い
等欠点もかなり多い