学園島戦争　開始21年目

訓練と虐待の境目ってどこ？

この程度は、白石学園だったら訓練の範囲内かな？

虐待　元施設長に有罪判決　福岡地裁　傷害、未必の故意認定

　福岡県飯塚市（旧頴田町）の知的障害者更生施設「カリタスの家」で入所者を虐待したとして、
傷害罪に問われた元施設長、原田秀樹被告（５１）＝北九州市八幡西区野面＝に対する判決公判が
８日、福岡地裁であった。川口宰護裁判長は「自己の職責をわきまえず、卑劣、危険で悪質な犯行」
とした上で、「懲戒解雇など一定の社会的制裁を受けている」として、懲役１年６月、執行猶予３年
（求刑懲役１年８月）を言い渡した。原田被告は即日控訴する。

　判決によると、原田被告は２００３年１２月、施設内で男性入所者＝当時（２８）＝の口元に高温の
コーヒーが入ったカップを押し付けて飲ませ、口やのどに２６日間の熱傷を負わせた。

　判決理由で川口裁判長は、原田被告は「コーヒーが高温であることを認識し、熱傷を負わせる危険性を
十分に予測できたのに、あえて飲ませようとした」と、傷害の未必の故意を認定。「最悪の場合、呼吸困難に
陥る可能性が高かった」と述べた。同被告は「コーヒーが高温とは知らなかった」と無罪を主張していた。

　同施設での虐待事件をめぐっては、原田被告を含む計３人の元職員が逮捕、起訴され、残り２人は傷害罪で
有罪判決が確定している。