ドイツ航空省が1935年に出した「戦略重戦闘機開発仕様書」には、
ドイツ領空へ侵入する敵爆撃機の追跡・破壊のほか、撤退する敵機を追撃
できる能力をも求めていた。バイエルン航空機会社(後のメッサーシュミット社)
はそれを受け、高速を発揮し航続距離の長い双発大型機体の戦闘機開発に着手した。
http://military.sakura.ne.jp/world/w_bf110.htm もうひとつ面白いのは、この本で最初から最後まで主役を務めるのが
メッサーシュミットBf110という独夜間戦闘機であること。
開発当初は駆逐戦闘機などと呼ばれ、その高速度と重武装、
長い航続距離を誇ったものだったが、時代とともに技術が発達すると
高速度の優位性は失われ、むしろ双発であるがため、単発戦闘機に
くらべ鈍重で、「英本土航空戦」ではハリケーンやスピットファイア
にまったく歯が立たなかった。ところが戦況が悪化して英国の夜間爆撃
が始まると、夜間戦闘機として注目され活躍するようになったのは皮肉
なことである。
メッサーシュミットと言えば、Bf109やジェットのMe262が
日本では有名だが、大戦中ずっと最後までドイツの空を守っていたの
はこのBf110であり、その数、実に6000機以上が生産された
ことを知らないでいるのは悲しいことだと思う。
http://homepage3.nifty.com/~fwix7026/books/ww2/sternen.htm ドイツ夜間防空戦 野戦エースの回想
著者:渡辺洋二。光人社NF文庫。
2 :
名無し三等兵:2006/12/05(火) 20:14:29 ID:???
一等自営業代理
3 :
名無し三等兵:2006/12/05(火) 20:15:51 ID:???
グラディエイターにも負けたと聞いて2度ショック!
4 :
名無し三等兵:2006/12/05(火) 20:44:51 ID:oYtbBLZp
夜間戦闘機としては成功
5 :
名無し三等兵:2006/12/06(水) 01:44:41 ID:???
戦闘機の相手以外なら何でもやります
6 :
名無し三等兵:2006/12/06(水) 11:14:31 ID:???
あれ?夜戦もおとしてなかったっけ?
7 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 07:45:32 ID:???
夜間戦闘機ならウーフーが最強でつ
8 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 08:10:19 ID:???
Me262のレーダー付き最強
9 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 18:44:16 ID:???
Ju88の夜戦よりはマシって程度で、
レーダーの性能がイマイチだから、
それほどでもない。>Bf110
10 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 19:14:41 ID:???
夜戦ならJu88の方が飛行性能・装備共に上。
11 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 19:28:13 ID:???
ウーフーだのJu88だの言ってる人に質問。
なんでBF110が6000機も作られたの?
12 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 20:44:40 ID:???
>>11 つコスト
高性能でも値段が高けりゃ
P-51だって値段が安いからでしょ
13 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 20:47:38 ID:???
>11
西部戦線では活躍を封じられたが、
北アフリカや東部戦線では、
戦闘爆撃機として結構使えたから。
14 :
名無し三等兵:2006/12/07(木) 21:32:13 ID:lZVfjgXX
足は長いからね。
15 :
名無し三等兵:2006/12/08(金) 00:34:10 ID:???
>>1に引用されているサイトの「戦略重戦闘機開発仕様書」の記述には要求の一部しか述べられていない。
独空軍が戦略戦闘機に要求した能力は、(1)味方爆撃機を護衛できる航続性能→双発多座の大型機とする。
(2)敵爆撃機を撃破できる重武装→20mm機関砲を複数搭載する。(3)爆撃任務を遂行できる搭載力→爆弾倉
を装備するの3点で、その結果として記述にあるような迎撃・追撃スタイルも想定できるという話なのだ。
独空軍が考えていた戦略戦闘機とは、当時欧州を中心として注目されていた多目的双発戦闘機構想そのもの
であって、決して敵爆撃機の迎撃・追撃だけを目的とした長距離飛行ができる大型迎撃機ではない。
独空軍の想定した機体が如何なるものかは、要求仕様書に忠実な余り、Bf110に敗れる結果となったFw57と
Hs124を見れば明らかだろう。
Bf110は爆弾倉装備の要求を無視することでFw57やHs124よりも小さな機体にして高性能を獲得していた。
16 :
だつお:2006/12/09(土) 06:39:54 ID:PfyLeS3c
43 名前: デイヴィッド・アーヴィング「ヒトラーの戦争」 投稿日: 02/08/20 12:59 ID:???
・・・前略・・・クライペ将軍が九月三日燃料状況について―すべての
爆撃機および一部の戦闘機と急降下爆撃機の作戦を切り詰めなければ
ならないほどいまは深刻であると―説明したあとで、ヒトラーは
「空軍をすっかり解体して、対空火砲を三倍にすることを考えている」
と述べ、空軍参謀総長をたまげさせた。ゲーリングが五日、“狼の巣”
に恐る恐る再び姿をみせると、ヒトラーは空軍攻撃を繰り返した。
クライベの日記はこう記録している―
総統がまずしゃべった。空軍非難の長広舌、空軍は全然よくない、年ごとに
悪くなる、生産数字と航空機の性能についてもずっと嘘をつかれた、フランス
における完全な崩壊、地上員と無線部隊は陸軍の戦闘を援けようとしないで
命からがら飛行場を捨ててあわてふためいて逃げ出した、と。
Me262の件が再び議論になった。なんで「高速爆撃機」しか考えられない
かについての同じ議論、将来はMe262だけ生産するとともに、対空火砲を
三倍にする考えを前より穏やかな形で再び展開。・・・・・・わが方の戦闘機の
設計はみな間違っている、四発爆撃機と闘うのに必要なのは、大口径の
機関砲を備えた双発の重戦闘機である、全国元帥の要求で、戦闘機中隊
を指揮している〔ハンス・〕ベーム=テッテルバッハが呼び入れられた。
経験から彼は、戦闘機に護衛された重戦闘機でさえも重爆撃機と闘う最善の
方法でないと説明した。ベーム=テッテルバッハは乱暴に退去を命ぜられた。
17 :
名無し三等兵:2006/12/09(土) 06:53:05 ID:???
メッサー社から賄賂貰いまくりのドイツ空軍の言う事は信用しない方が良いと思う
18 :
名無し三等兵:2006/12/09(土) 07:26:07 ID:3YjW/ZbQ
そんなことめっさーもありません
19 :
名無し三等兵:2006/12/09(土) 09:26:05 ID:???
航続力は短くなるかもしれないがBf110に航空魚雷をつめる余裕はありそう。
20 :
名無し三等兵:2006/12/09(土) 14:37:56 ID:8mvbraa9
>>19 ドイツはただでさえ航空魚雷が不足していたからそれはない
イギリスのボーファイターみたいな運用はできないとおもわれ…
21 :
名無し三等兵:2006/12/09(土) 15:36:09 ID:???
>>15 今でいうところのMRFみたいなのを目指してたんだろうか。
22 :
名無し三等兵:2006/12/09(土) 15:51:06 ID:???
多分ドイツの軍オタや旧空軍軍人も他国も同じような失敗したんだからBf110ばっかり叩くなよ!って言ってそうな予感
23 :
名無し三等兵:2006/12/09(土) 21:23:06 ID:???
なんで88mm積まなかったんだろう
(´ー`)。oO
こういう「素人目には高性能に見えて実は駄作」な兵器って萌え!
25 :
名無し三等兵:2006/12/10(日) 10:53:20 ID:???
駄作は言い過ぎ。凡作ではあるとは思うが。
26 :
名無し三等兵:2006/12/10(日) 11:19:56 ID:???
>>21 F-4がベストセラーになっていた頃、ドイツ空軍の駆逐機が目指したのはF-4のような万能機と言われた。
27 :
名無し三等兵:2006/12/10(日) 13:16:09 ID:???
双発機のくせに武装が単発機並って・・・
28 :
名無し三等兵:2006/12/10(日) 13:54:56 ID:???
あれでも開発当初は重武装だったんです!(><)
29 :
名無し三等兵:2006/12/10(日) 23:16:32 ID:???
でぶっちょの贔屓のひきたおしがアダになっちゃったのかもねぇ
30 :
名無し三等兵:2006/12/11(月) 00:09:18 ID:???
Fw187だって7.92mm×4+20mm×2だし
31 :
名無し三等兵:2006/12/11(月) 21:11:34 ID:???
まあ、撃墜した敵機に乗っていた犠牲者の数ならトップクラスだろうね。
四発重爆は1機撃墜されれば10人ぐらい犠牲になるから。
32 :
名無し三等兵:2006/12/11(月) 22:43:04 ID:???
1935年に計画された戦闘機であることを考えれば、7.92mm×4+20mm×2は十分に重武装と言えるだろう。
同時期に試作が進んでいた単発戦闘機(Bf109を採用)はプロペラ軸内(20mmまたは7.92mm×1)+7.92mm×2
の武装が予定されていたから、双発戦闘機としてはその倍の火力を備えるように計画されていたわけだ。
33 :
名無し三等兵:2006/12/13(水) 23:57:15 ID:???
試作当時にライバルと目されていたポテ630/631(20mm×2)より7.92mmの分だけ強力だったわけで。
34 :
名無し三等兵:2006/12/14(木) 22:28:37 ID:???
>>32 十分どころか規格外の重武装だと思う
単発なら7ミリクラス×2とかが飛びまわってた頃だろ
35 :
名無し三等兵:2006/12/15(金) 23:40:27 ID:???
後部旋回機銃もお忘れなきよう申し上げます
良いお年を・・・
36 :
名無し三等兵:2006/12/16(土) 11:22:16 ID:???
日本のマニアよりRAFの方が遥かにBf110を評価している。
それも、「便利な多用途機」ではなく「戦闘機」として。
まあ、読む本読む本みんな「Bf110は失敗作」「BoBボロ負け」
ばっかり書かれていれば仕方ないけど。
ご存じの通り、RAFの外国兵器評価には宣伝用と分析用の
二つのスタンダードがある。どこの国でも同じだろうけど。
「本機の高空性能・動力性能・集中武装を生かした
上空からの一撃離脱には、事実上対抗手段が存在しない」
「単発単座戦闘機と互角に空戦可能な唯一の双発複座戦闘機」
RAFの本音は、LWが泥縄式の無茶な運用をしてくれた事に
胸をなで下ろしていたみたいに読める。
そんな事はどうでもいい。あんなに綺麗な飛行機は滅多にない。
ほっそりとした胴体、すらりと伸びた翼、新体操選手かなにかの
プロポーションみたいに綺麗。
37 :
名無し三等兵:2006/12/16(土) 12:09:47 ID:ZzJOC8YT
夜間戦闘機と言えば…
ドイツ週間ニュースに出てくるシュナウファー少佐はやけにフランク…
DVDの音声がドイツ語じゃないことが悔やまれる。
ハインリッヒ・プリンツ・ツー・ザイン-ヴィトゲンシュタイン少佐といいルフトヴァッフェはネタに事欠きませんな。
38 :
名無し三等兵:2006/12/16(土) 12:12:16 ID:M02W4IFY
間延びしてるだけで
かっこ悪いと思うがなぁ〜
人それぞれだけど。
39 :
名無し三等兵:2006/12/16(土) 19:25:29 ID:???
まあ、あの細さ故に、
武装の強化も、高性能レーダーの搭載も
妨げられたのだ。
色男、金と力は無かりけり・・・
40 :
名無し三等兵:2006/12/17(日) 08:55:25 ID:???
確かルドルフ・ヘスが亡命したときに使ったのもBf110だっけ。
41 :
名無し三等兵:2006/12/19(火) 23:56:56 ID:???
「夜間戦闘機」というロマンチックな響きにかなり惹かれました。
42 :
だつお:2006/12/20(水) 20:13:49 ID:DVZwMrcJ
欧州戦では航続距離は不要、などという軍オタのアホな妄想とは裏腹に、
ナチスドイツはBf110シリーズを頼りにしかも必死こいてこの機の改良
を続けて「ホルニッセ」まで、合計すれば生産機数は7500にもなる。
飛 行 機 は ま ず 航 続 性 能 あ り き だ !
ってわかるか?
43 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 20:45:06 ID:???
>>42 つまり、 零戦>二単>Bf110>Bf109 ってことですね。
44 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 21:19:49 ID:???
戦闘機の性能は高高度性能できまるんだよ。
つまり、Bf109>>>>>超えられない壁>>>>>零戦ってことです。
45 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 22:25:49 ID:MPDAH6fr
リアルタイムのゲームでBf110にお世話になった。
ハリケーンに撃墜されまくりだけど滞空時間と飛行速度と爆弾等裁量
が良好なので助かった。
46 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 22:29:24 ID:???
戦闘機の性能は速度性能できまるんだよ。
つまり、Bf109>>>>>超えられない壁>>>>>Me110、零戦ってことです。
47 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 22:34:49 ID:???
48 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 22:43:06 ID:CQUZgdVT
>>42 飛 行 機 は ま ず 航 続 性 能 あ り き だ !
それって違うんじゃない。
零戦のような海軍の戦闘機は、広い海上を遠距離まで飛ぶ必要があるが、
陸続きのヨーロッパ戦線、しかも地元での夜間防空戦では航続距離はあまり重要ではない。
レーダーや、いかに敵を見えぬ夜間で先に発見するかの方が重要な課題だ。
>>42 軍オタのアホな妄想・・
というより、その言葉自身があんたの無知蒙昧を表しているとしか思えませんけどね。
49 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 23:04:08 ID:???
どちらかと言えば、109の航続距離が日本機並みにあったら
かなり話しがかわって来ていたかも
まあ戦闘機もTPOにあわせましょう。
50 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 23:23:14 ID:MPDAH6fr
109の航続距離だと3000kmも必要ないけど1500km
あれば作戦状況が変化したと思う。
51 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 23:39:43 ID:???
109の開発開始の時期を考エロ間抜け。
52 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 23:46:26 ID:???
BoBは爆撃目標のロンドンへの変更が失敗。
53 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 23:52:29 ID:MPDAH6fr
>>51 となると長距離飛行可能な戦闘機が欲しいなら新規設計するしか無かったのか。
P−51Bをパクれば問題解決だな。
>>52 レーダー施設と飛行場と航空機工場を爆撃していればよかったのか。
敵の首都を攻撃して心理的ダメージを与えたい気持ちを少し理解するが。
54 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 00:14:58 ID:???
後継機のme210,410は夜戦部隊でつかわれなかったのはなぜ?
44年のなかばくらいから110は性能的に限界にきてたらしいのに、、
55 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 01:03:19 ID:???
210は普通に飛んでて突如錐揉みに陥るというトンデモ飛行機。
410の頃には他に良い機体が幾らでもある。
56 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 04:27:39 ID:???
>陸続きのヨーロッパ戦線、しかも地元での夜間防空戦では航続距離はあまり重要ではない。
地域は関係なく
待っていても敵の方からやって来る負け戦だからって理由なだけ。
57 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 05:04:54 ID:???
ドイツはあんまりイギリスと戦争するつもりなかったしね。
58 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 11:10:37 ID:???
戦争するつもりがなければ宣戦布告されないんなら自衛隊はいらない
59 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 11:56:38 ID:J5FbeIRJ
>>57 当時のイギリスは世界中を支配していたから人間や天然資源を
膨大に持っていた。
だから戦争したくなかったのか?
60 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 13:01:10 ID:???
戦争準備が整うまで時間が欲しかったのさ
61 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 18:12:12 ID:bn+PZ9ts
>>59 ヒトラーは、元々イギリスと戦争したかった訳じゃないよ。
ポーランドに侵攻した時に、英仏が宣戦布告して来たのは誤算だった。
ヒトラーの本来の目的は、東方の生存権の確保…すなわちロシアの
占領及び植民地化だよ。
その目的の為には、イギリスと同盟も出来るとさえ考えていた。
だから、フランス占領後も講和を呼びかけたりしてるが、チャーチルが
一蹴して実現していない。
実際に、二正面作戦を展開していなければ、歴史は変わっていたと思う
だけに、下記の点がターニングポイントだったと思う。
1.フランス戦でのダンケルク撤退時に英軍を取り逃した事。
2.BOBで軍事目標の爆撃を継続せずに、ロンドンに目標を切り替えた事。
※細かく言うと、爆撃機の護衛方法を変更した事とか、レーダー基地への
攻撃を徹底しなかった事とか、重要な航空機工場の爆撃を行わなかった事など。
3.BOBを諦めて、対ソ開戦をした事…これでドイツの運命が決まってしまった。
もちろん、他にも色々有ると思うけど、前半戦の転機はこんな感じかと…
62 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 18:20:18 ID:???
ドイツ参謀本部的にはイギリスの降伏が無いかぎり欧州の戦争は
終わらないって認識だけどね。
63 :
だつお:2006/12/21(木) 18:36:16 ID:iHYEw1tH
>待っていても敵の方からやって来る負け戦だからって理由
いや待っていても敵の方からやって来る防空迎撃戦においても、
敵重爆を追撃するだけの航続距離が絶対必要。
何せBOBで一度はリタイヤしたあのBf110が6000機も造られさらに
改良が進められ、それらも含めれば7500機にも達するのだから。
使い道のない飛行機がそんなに沢山生産されたり改良が進められ
たりなんてことはありえない。ニューギニアでリタイヤした
三式戦飛燕が生産中止になったのと比べてはどうか。
64 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 18:38:01 ID:???
ドイツがもともと戦闘機の航続距離を気にしなかったのは基本的に
陸軍国だからってこともあるかな。常に戦線のちょっと向こうの
制空権を確保して地上軍をサポートするのが任務ならば、たとえば
地上軍にとっての100kmはもう結構な距離だから、109の航続距離
でも十分だから航続距離の優先順位は高くなかっただろう。
65 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 18:42:44 ID:c78hhD6b
>>61 カキコをありがとうございました。
とても勉強になりました。
66 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 18:47:21 ID:lSnAYrDb
6000機も製作しておいて、帝国崩壊時には
ほとんどが失われていた・・・パイロット達も。
67 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 18:50:46 ID:???
飛行場そのものが敵地上軍の蹂躙に遭ってるんだから航空機が失われるのも当然だ罠
後続距離無制限の原子力飛行機とかでもない限り
68 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 20:45:14 ID:???
>ドイツ参謀本部的にはイギリスの降伏が無いかぎり
>欧州の戦争は終わらない
いつの時点での認識かは知らないけど、
バトルオブブリテンで敗北するまでは、
英国とは、本土上陸前に講和する戦略だった。
英国海軍を相手にして上陸作戦など行えば、
甚大な損害を蒙るとの予測をしていたためだ。
69 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 21:42:17 ID:???
70 :
名無し三等兵:2006/12/21(木) 23:11:42 ID:???
>>69 確かにw
では110は戦争の各局面でどういう使い方をするのが
一番効果的だったんだろう。何かもっといい使い方は
なかったのか?
日本でも水冷の彗星など、使いにくいにもかかわらず
体制を整えて芙蓉部隊などで主力として使ってそれなりの
事をやったりしていた。110の場合もその弱点をおぎなう
体制を作って効果的に使うやり方があっただろうか。
ところで、当時のヨーロッパの連合軍の戦闘機は
夜戦の能力は持ってたのかな。
71 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:12:58 ID:YqeIII5U
>>70 航空優勢の確保出来ていない戦域での使用は、かなりのリスクが有る
と思われるので、夜間戦闘機として使用するのが適当と思われる。
連合軍の夜間戦闘機だと、ボーファイターとかモスキート、ブラック
ウィドウとかが有名。
特にブラックウィドウは、最初から夜間戦闘機として設計されている
ので洗練されてるね。
72 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:18:35 ID:???
P-61は明らかにデブってるだろ。
He219の洗練されたフォルムを何だ(ry
73 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:33:43 ID:???
いかにも使えそうなHe219の増産要求を頑なに拒否した
ドイツ空軍って何考えてたんだろう一体
74 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:41:30 ID:YqeIII5U
>>73 それは、ハインケルがナチスと政治的に相性が悪く冷遇されていたから。
>>72 俺も、ドイツ機の方が好きだ!
75 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:46:15 ID:???
私はブラックウイドウ好きですよ。ウーフーよりも好きですね。
大戦後期の米軍機はもはやWWIIの飛行機とは言えない、現代に
通じるものがありますね。ええ。みなさん「ドイツ」のブランドに
騙されているんですよ。
それよりこのままでは110がドイツ版チハタンになります。
相手がモスキートでどうするんですか。
何か考えなければ...
76 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:48:17 ID:OflNvbvT
77 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:48:58 ID:???
78 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 00:58:55 ID:???
79 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 01:00:07 ID:???
>>76 すごいな....
110でここまでB17に肉薄するドイツ軍パイロット..
ドイツ軍パイロットは勇敢だ。
戦争は悲しいなあ。
80 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 01:12:58 ID:???
前半1/4ぐらい、"ENDE"直前の110がすごい。
後方下から入って無理じゃねえかと思ってたが、
距離があるうちにB17の胴体を叩いて多分B17の
後方防御射撃を無効にしてる。それからあれだけ
接近して見事にB17のエンジンを叩く。見事と言うか、
恐るべき勇気と冷静さだ。
81 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 01:16:10 ID:???
P-61の動力銃座を動かすと尾翼にバッフィングが起こるのって結局改善されたんだっけか。
>75
ドイツの夜間戦闘機が夜間爆撃をする英爆撃機にはある程度脅威だったから、それを狩るためにモスキートの夜戦があるのでは?
それにを更に狩る為にはウーフーやMe262の夜戦が使われたと。
82 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 02:52:40 ID:???
>>80 途中でガンカメラの下の方にヒビ入るヤツな
冷静に尾部・下方銃座潰してからギリギリまでエンジン撃ち続けてる
それでも火も噴かないB-17もカタ杉
83 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 04:16:05 ID:NcPUJEXM
>>82 護衛機がいないからこそ出来る芸当だよな…
護衛機がいたら、あんなに速度落として射撃してる暇無いよな。
84 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 04:51:29 ID:???
日本機より遥かに重武装で優秀な機関銃を使用していたドイツ機でさえこうなんだから、
零戦や1式戦でB-17に苦戦するのは当然だよな・・・
85 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 12:47:11 ID:???
>>76 後方銃座の反撃よりも、もげ落ちてくる動翼の方がよほどコワすw
86 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 13:33:07 ID:Xj0QioVO
>>84 頑丈なB-17はニックネームどおり空の要塞だね。
日本機だと正面から攻撃して搭乗員を直接狙うしか手が無いか。
87 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 15:00:09 ID:???
日本軍機は世界的に見れば結構重武装だ(射数はかなり少なめだけど)
88 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 15:08:11 ID:NcPUJEXM
正面からの攻撃は、技量が必要だけど、敵爆撃機との相対速度が1000キロ近くに
なるので機関砲弾の破壊力が上がる事や、爆撃機パイロットに精神的負担を与え、
ボックスが崩れやすくなるなどメリットも多い。
89 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 16:09:03 ID:???
B-17対策委員会 が出来たのもうなずける堅さだな
90 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 17:35:11 ID:Ix9eZ01r
ハリネズミみたいな機銃をクグリ抜きギリギリまで近づいて
ロケット弾をエンジン4発に命中させる手もある。
B-17(1機)に対して日本軍戦闘機(4機)が必要になりそう
だから数が劣勢な日本軍に不利だね。
91 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 18:01:40 ID:???
ロケット弾なら当たれば一発でOKジャマイカ。
まあ当たらないわけだが。
92 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 18:25:54 ID:???
B-17撃墜に必要な命中弾数
MG151/20:18〜23発
MK108:3〜4発
R4M:1発
93 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 18:41:38 ID:???
>>87 確かに口径だけならデカイが、問題は有効な射弾をどんだけ送り込めるか、弾幕を張れるかだな。
20mm1号銃は取り回し悪杉。
94 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 18:42:50 ID:Ix9eZ01r
>>R4M:1発
凄まじい威力だね。
自衛用として機首に12〜13mm機銃を付けてB−17用として
両翼にコレを取り付ければ効果が出そう。
翼内に機関砲を搭載して運動性を失うよりマシだね。
95 :
93:2006/12/22(金) 18:43:07 ID:???
勘違いしたかも
>>93は陸攻の防御武装の話です。
96 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 19:11:35 ID:???
>>94 ただ、動画を見ていると、高AOAでは後落率が高いのが見て取れる
その原因としては、標的の移動よりも攻撃側にかかる遠心力の方が大きい
97 :
だつお:2006/12/22(金) 19:46:59 ID:Z41fOz6V
>敵重爆を追撃するだけの航続距離が絶対必要。
さらに言えば、敵機来襲前にあらかじめ上空で待機しておく必要がある。
滞空時間が短いME262などでは、離着陸の時を狙われる。
98 :
名無し三等兵:2006/12/22(金) 21:33:56 ID:???
そこでホ301ですよ
99 :
名無し三等兵:2006/12/23(土) 00:07:58 ID:/dRRRX+9
>>97 滞空時間が短いME262などでは、離着陸の時を狙われる。
それは滞空時間の問題ではなく、当時のドイツ地域全体が、敵の制空権かにあり
どこのドイツ領の基地にせよ着陸時は狙われる可能性があった。
まして、その上空に待機させておくほど、当時のドイツの燃料事情は甘くはなかったよ。
100げっつ
しょうもない駄作だったのは確かだな。109も110も賄賂塗れの汚い兵器
ドルニエ社に発注すればDo335みたいなもんを作っただろうに
戦術爆撃機としては、とても優秀だったぞ
Do335は空軍内のアンチ・ジェット派が作らせた極めて政治的な機体という話もある。
ドルニエ社は戦前からエンジンの串形配置に執念を燃やしていたから
双発戦闘機の発注があればDo335になったと思うよ。
DB601で串型配置にしたところで、110以上の駄作になるんじゃないんかなあ。
Fw187にしたところで110以下の発展性しかないギリギリ設計だしなあ。
結局何ともならないというか、110はベターの選択になるんじゃないのかなあ。
もう串型4発にするしかないね
そしてそのエンジンはDB610
これで約12000馬力、最高だ
>>105Do335は一d爆弾倉装備だからすごく役に立つぞ。
ゲーリングの魔女釜を積んでも何ら問題が発生しない仕様は素晴らしいよ。
そしてその気になれば後部にジェットエンジンも積めるのだ
更にツイン可すれば航続距離は7700qに増大する
>>109 で、その素晴らしいDo335のエンジンはDB601なのかね?違う筈だがなw
Bf110は空軍の要求(爆弾倉や動力銃塔)を体よく端折ってあの性能を獲得した。
Fw187は性能が良けりゃいいんだなと端折り過ぎたから見向きもされなかった。
Do335は前発飛行で時速600qを達成すると言う真に面白い特性があるんだなこれが
それなのでDB601でも前後発で全然Bf110フーン(AA略)なベストオブジイヤーな機体
Do335は、DB603A-2だよ。
>>111 手元の資料だと560Km程度と書いて有るよ。
実際、戦争末期のゴタゴタしてた時期には、実戦基地に「置いて」有った
みたいだけど、明確に確認出来る戦果が無いのが残念。
あ、確実に言えるのは、BOBの時にDo335が有れば、イギリスは降伏してたかとw
>>113 しねーよ。
BoBの勝敗がBf109の航続力だとかBf110の空戦性能で決まったとか思ってるとは
生きた化石だな。
BoBの時にドイツ軍に対レーダーミサイルがあれば勝てた
>>114 アホか?
冗談なんだから、いちいち目くじら立てるなよ。
ただ実際問題として、BOBの時点で2000機のDo335を常時運用出来ていれば、
確実にBOBには勝てただろ…上陸作戦までは難しいと思うがな。
あ、もちろん攻撃目標は、軍需工場や空港、レーダーサイトね。
冗談はそれとわかるように書かないと冗談にならないよ。
文末のwでそれを示したつもりかもしれないけど最近は意味もなくwをつける輩も多いからさ。
フォッケw
P51Dが2000機あったらダンケルクで撤退しなくてよかった。
烈風が2000機あれば…やっぱり負けたな。
121 :
名無し三等兵:2006/12/25(月) 00:30:51 ID:0q8hzwic
国民党重慶政府を連合国から離脱させれば連合国と引き分けになったかも。
何かだつお氏テイストが溢れるカキコだなあ。
>>120 米がFM-2のままでも余裕で負けると思うw
123 :
名無し三等兵:2006/12/25(月) 11:43:13 ID:oLvvS8bJ
食料や燃料の時点で既に負けているからなあ。
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・ナチスの拷問で、女の拷問の残虐非道さを見て、拷問をしていた男達もひいたという
拷問しながら楽しそうに笑みをうかべていたそうだ。罪悪感や引け目が無い
・有史以前が女尊男卑の時代だったことを指摘したのは、スイスの学者バッハオーフィン
アマゾン女族の女王は、法律を定め、女には従軍させ、男たちには卑しい奴隷の仕事を課した
男児が生まれたら、脚と腕を不自由にして、戦えなくした
・王位継承権が女性にだけあったという事実だけから考えて、古代エジプトでは女性権力が非常に大きかった
男女平等どころか、かなり女性上位の社会であった
・日本国でも卑弥呼が女王
・昆虫などにいたっては、オスカマキリはメスに食われてしまう
女は虐げられてきた?父系社会など人類の歴史から見ればほんのわずかな期間に過ぎない。むしろ・・・
零戦でもB-17相手なら負けることはない。
撃墜困難ではあるけどな。
しかしその気で防空やればB-29ほどの強敵では
なかったと思う。
B-29には零戦ではほぼ対抗不可だ。
零戦厨ってホントにアホだなw
そうやって、関係無いスレで暴れるからウザがられるんだよ…
零戦スレだけでやってろ!アホ!
>>110 そらまあ、爆弾倉や動力銃塔を素直に織り込んだらMe210になったわけだしなあw
>>127 いやMe210がダメだったのは別に爆弾槽や動力銃塔のせいじゃないような
Me210→通常飛行時に突然錐揉みに陥る飛行機
勝手に空中分解するんじゃなかったっけ?
それはTa154
132 :
名無し三等兵:2006/12/26(火) 08:52:27 ID:c0ctibrW
Me410の事も、たまには思い出してあげて下さい(´・ω・`)シ
そして今日もデファイアント最強が証明されたのであった。
134 :
名無し三等兵:2006/12/26(火) 12:57:36 ID:Nvh0arns
ないないw
Me210から爆弾倉をオミットすると、あのトンボじみたフォルムでなくなって
・・・やたらスリムなボーファイターっていうか複座のXF5Fみたいなのか?
ポテ631とBF110の一騎打ちは是非みてみたいな
勝敗が記録されているBf110対ポテ631の空中戦は1度だけで、Bf110がポテ631を撃墜したんだそうな。
Bf110の対フランス戦闘機の戦績は51勝56敗。ポテ631以外は単発戦闘機との戦闘だが案外負けてない。
個別の勝敗を見ると、D520とホーク75に負け越したが、MB152とはほぼ互角、MS406には勝ち越していた。
He219見りゃBf110が凄い駄作なのは確かだぁな。
決め手は賄賂。とにかくナチ側近と癒着できりゃ
同業他社のコンペ機体をカス呼ばわりできる素晴らしさ
>>139 登場年代を無視するのはいかがなものか、という専門家の指摘もある。
いやメッサー社はナチ党結成の頃から賄賂入ってるだろずぶずぶに
性能ではなくブランドのみで食ってたようなメーカーだし
142 :
名無し三等兵:2006/12/27(水) 11:42:32 ID:Jkj24jjm
>>141 Bf109は生産性重視で採用だったんだが
こっちはねえ
Bf109の生産性重視云々もメッサー社のデマの可能性が高い。あえて言うならナチ党への貢献度の違い
He100の量産を何としても妨害せねばならぬ的な雰囲気が蔓延してたドイツ空軍。
Fw190も補助戦闘機と言う実に差別的な扱いを考えればメ社の連中が
どれほど賄賂を積んでいたかは明らかだろう
根拠の無いデマはいらね。
ちょっと待って!根拠のあるデマなんてありません!
大戦末期のイタリアや日本においては主力戦闘機を
違うメーカーで三機種同時生産していた事を考えると
Bf109の生産性重視なんて妄想。新型機を開発できなかった言い訳も甚だしい
その挙句に同業他社の製品をクズ呼ばわりするなんて正直どーゆーメーカーだよと
だが法華もメッサーと五十歩百歩、大して変わらないだろ。
148 :
名無し三等兵:2006/12/27(水) 19:32:54 ID:ffV//Mt0
何が痛いって
対英戦でBf110で多数の優秀なパイロットを失ったこと。
なんせゲーリングの肝いりでエリートを揃えて
あの体たらく・・
チョビ髭とデブの存在自体がドイツの失敗
150 :
名無し三等兵:2006/12/27(水) 20:04:16 ID:ffV//Mt0
ヒゲ1号とデブ1号。
なで肩とびっこも困った奴だが。
六月二十二日の“威力偵察”にはじまり、二十三日にソ連軍攻勢
作戦『バグラティオン』が本格化してみると、独ソ両軍の優劣の差は、
ソ連軍の推算以上に大きかった。
<中略>
とくに空軍戦力の差は、ひどかった。
第六航空軍は、約六百八十機を保有していることになっていた。
ところが、ソ連機をむかえて飛びたったのは、わずか四十機―。
残りは整備不十分または燃料不足で飛べず、舞い上がった四十機にしても、
ガソリンが無いために三回以上の出撃はできない有様であった。
児島襄「ヒトラーの戦い 6」の464頁
10. The German air order of battle on 16 December 1944
consisted of the following:
Jet Aircraft
40
Level Bombers
55
Ground Attack Aircraft
390
Single-engine Fighters
1,770
Twin-engine Fighters
140
Reconnaissance Aircraft
65
TOTAL
2,460
http://www.airpower.maxwell.af.mil/airchronicles/apj/apj89/carter.html Air Power in the Battle of the Bulge:
A Theater Campaign Perspective
ソ連側資料によれば、11月14日から12月5日までの期間、赤軍航空隊は西部方面戦区で
15903回の出撃を行ったが、これとまったく同じ期間に同じ地区で確認されたドイツ機の上空
通過は3500回であった。もちろん、すべての上空通過が確認されたわけではない。後に押収
されたドイツ軍の参謀資料からすると、ドイツ軍のパイロットたちは11月末に平均して1日
240回発進していたと推察できる(これに対してソ連軍パイロットたちは760回の出撃で応え、
敵の約2倍の航空機を有していた)ドイツ軍の対ソ侵攻後初めて、赤軍航空隊はルフト
バッフェよりも稼働率を上げて活動するようになっていた。ドイツ第4戦車集団の戦闘
行動日誌は上空の様子を何とか説明付けようと試みている。
―「赤い首都はその多数の幹線道路・鉄道とともに前線のすぐ後方にある。敵は『地の利』
に恵まれている。ソ連空軍は格納庫や修理所、モスクワの飛行場を持っているが、ドイツ機
は野戦飛行場の雪原に立ち、悪天候の影響をすべて耐えねばならぬのである」
11月18日に西部方面軍戦区の右翼に第6戦闘航空軍団の主力が基地を移し、さらに1日
おいてそこに長距離爆撃航空軍の1個師団が投入された。上空ではソ連空軍が明らかに優位
にあったことをドイツ第9野戦軍の戦闘活動日誌も認めている。
―「敵空軍再び我が軍進撃部隊を爆撃し、銃撃しているが、ドイツ戦闘機部隊は今にいたる
も地上部隊の上空援護を保障できないでいる」
http://members.at.infoseek.co.jp/utidayuki/moskow.htm モスクワ上空の戦い 知られざる首都航空戦1941〜1942年
>ソ連機をむかえて飛びたったのは、わずか四十機―。
西部戦線では80機。
German air generals responsible for operations in France
stated under interrogation that on D-day the Luftwaffe had
only 80 operational planes with which to oppose the invasion.
At no time between D-day and the breakthrough at St. Lo did
reinforcements offset losses and increase the size of this force.
http://www.anesi.com/ussbs02.htm THE UNITED STATES STRATEGIC BOMBING SURVEY
Summary Report(European War)
155 :
だつお:2007/01/02(火) 02:30:41 ID:Jx4iCDG2
なんだか風説の類で兵器論評してる香具師が多いな。ここは2チャンネル
だからそれでもいっこうに構わないが、それならおれさまだって大陸打通
3000キロだの中国チンピラゴロツキ殺戮3500万だのと言い続ける。
ホラ話でもソースがはっきりしてるだけマシだろ、ってことで。
自分としてはドイツ軍の飛行機が皇軍のそれと比べてさして優れている
ようにも思えない。米重爆撃墜率はほぼ同等だし、米海軍艦艇に対する
戦歴に至っては寡聞にして知らない。海軍はエゲレスの弱小艦艇やそれら
の商船に甚大な打撃を与えたと叫んでも、中国のチンピラゴロツキ相手
に多大な殺戮戦果を挙げた97式中戦車チハと何が違うと言いたい。
156 :
だつお:2007/01/02(火) 02:44:58 ID:Jx4iCDG2
夜間戦闘機Bf110が皇軍にはみられない新型夜戦レーダーで
ランカスターやハリファックスを狩りまくったとのことだが、
しょせんWW2におけるイギリスの役割なんて豆粒みたいなもの。
そんなの相手に善戦したと叫んでも、米ソ挟撃でベルリン陥落。
夜間レーダー戦闘機のほかにV1号V2号それにアルンヘム
(マーケットガーデン作戦)などはドイツの善戦が認められるが、
しょせんイギリス軍はナセルとかいう北アフリカの土人にも
勝てなかった、列強の中でも最下位の小物。
>しょせんイギリス軍はナセルとかいう北アフリカの土人にも
勝てなかった、列強の中でも最下位の小物。
でも、エゲレス人は賢いねえ、ア〜〜〜〜〜ヘン戦争では清ゴロに勝ってるジャン
おっと、ごめん。日本軍でも清には勝てたか・・・
Bf110と屠竜は何となく似てるような。
対戦闘機としては失敗で、夜間戦闘機として使われたりとか。
速度や航続距離もほとんど同じような感じじゃなかった?
上げてやれ。
Bf110は戦闘機として作ったのに、「結局使えない」という感じがするなあ…
夜間戦闘機でも、随伴してきたモスキートとかち合えばほぼ勝てないわけで。
>>155 日本の航空戦と、ドイツ上空のそれとを比べる事が幼稚。
規模からして段違いだし。
やっぱ時代はハインケル社!
ジェットも夜戦も何でもござれ、ナチ党と縁が薄いのが珠に瑕
He219はかなり高価でエンジンも不安定だったので政治力の問題がクリアされても
ドイツ夜間戦闘機部隊の主力には成れなかっただろう。
もっとも倍は生産しても良いとは思うが。
164 :
名無し三等兵:2007/01/11(木) 00:24:12 ID:2r7xi9Vw
>>162 He111 縦置き爆弾倉という奇抜な爆撃機
He100 Bf109以上に着陸が容易に出来ない戦闘機
He177 よく自然発火する重爆撃機
これだけおろかな開発をしたメーカーだぞい。
開発失敗の理由に官僚の妨害をあげること無かれ。メ社もフォ
ッケ社もその点では状況は変わらんのだから。
試作で段階で終わっているから何でも語れるが、実戦配備して
いれば、いろいろボロが出ていると思うぞ。
やっぱり時代はフォッケウルフ社だったか
縦置き爆弾倉は制約下での合理的判断として理解できる。
双子エンジンあたりになるとどうにも救いようがないけど。
He177が燃えるのは空軍省のせいっしょ。
ハインケル側は何度か「普通に四発で作らせてください」って言ってたかと。
>>168 空軍省の要求仕様が「降下爆撃のできる四発爆撃機」という奇天烈な代物だからな。
わが国ですら四発機には雷撃をさせようと思うくらいで止めているのに、ドイツ人の考えはわからん。
素直に「ウラル・ボマー」として作っておればもう少し活躍できたのに。
B-17とか見て戦略爆撃機を作ろうとは考えられなかったのだろうか。
B17を見る頃にはどっか爆撃できるような戦況ではなかったのかも。
>>168 いんにゃ、普通の4発では馬力不足で要求性能に達しないのだからボツに
するのはあたりまえ。
双子双発6000hpのHe177と同じ性能を普通の4発で達成しようと思ったら、
4発9000hp程度は必要。
2250hpがコンスタントに出せるエンジンはドイツにはない。
史実のHe277のようにDB603Aでは7000hpそこそこで、2000hpほど不足。
要求性能が高すぎるのが悪いというのなら半分は賛成するが、では要求性
能を下げた普通の4発にしたらランカスターに毛が生えた程度になって、
生産して出撃させても、たとえ東部戦線でも大損害は免れないだろうな。
こんな平凡な爆撃機をちょこちょこと作って(大量生産なんかできっこな
いんだし)資源の無駄遣いだと叩かれるのが関の山だろうさ。
>>169 なぜウラルボマーなんか作らねばならん??
戦前のドイツとソ連は友好国で同盟国じゃん。
そんなのより、空軍は1935年から再建を始めたばかりだというのに、周囲の
ポーランド、チェコ、フランスはどこもかなりの空軍強国。
いつになるかわからないソ連との戦争に備えるより、今そこに在る危機として
中部ヨーロッパでの戦争に備える方がずっと先だ。
で、一から空軍戦力を拡充していくにあたって、何でまたわざわざ四発重爆に
しなければならないのかと。
それぞれ隣国の主要都市や工業地帯はドイツ国境から遠くても250km以内にある。
爆弾満載で700km飛べれば十分なのであって、長距離爆撃機は当面必要ない。
また、陸上国境を接した隣国との戦争なのだから、開戦と同時に地上軍も激突を
開始する。従って、戦略爆撃しかできない爆撃機をわざわざ作って部隊編成しても、
地上軍の戦闘に協力できないようでは無駄遣いになる。
そして、航空機の生産とはエンジンの生産。機体などは所詮軽金属の板金仕事でし
かないのであり、材料さえあれば頑張り次第でどうとでもなる。機体の完成数を左右
するのはエンジンの数。
とにかく再建中で機数が欲しいときに、1機にエンジン4つも食われてはたまらない。
開戦時のルフトヴァッフェの爆撃機隊が双発中型爆撃機主体であることには、これだけ
の理由がある。
降下爆撃については、1930年代当時の爆撃照準器の命中精度は高度3000以上
になると激しく低下するということを忘れてはいかん。
しかし、He177は高めの高度を高速で巡航することで航続力を稼ぐというコン
セプトで設計されており、巡航高度は6000〜7000が想定されていた。
すると、開発当初にあった爆撃照準器では、巡航高度からの投弾では爆撃精度
も何もあったものではない。
そんなわけで、目標上空で当たる高度まで降下して投弾する必要があった。
で、どうせ降下するっていうのなら、降下→引き起こし→安定飛行→水平爆撃
っていうのは馬鹿みたいだから、降下→そのまま投弾にしようぜというのがHe177
の降下爆撃要求のひとつの側面。
もうひとつの側面は、ドイツ空軍としてもともと重爆撃機はそんなにたくさん
生産できないと考えていたことによる。
高高度高速侵攻も大編隊を組めないからそうやってすり抜けて行こうということ。
で、大編隊でないから爆撃火網も局限されてしまうから、爆撃の命中精度は極度
に高いものにしたい。つまり、無駄弾を出してしまうと一回の出撃で目標を潰し
きれなくなってしまうと懸念された。
そこで、手っ取り早い精密爆撃の手段として注目されたのが急降下爆撃だった。
急降下爆撃であれば、1機がそれぞれ照準していくから、練度さえ高ければ編隊水
平爆撃のような無駄弾が出にくい。また、目標選択の幅や自由度が大きい。
これであれば少数機編隊でも極大効率で爆弾を目標に叩き込めるだろうと。
また、He177は要求段階から洋上哨戒機としての任務も想定されており、対艦攻撃
も要求仕様に盛り込まれている。
そうやって現実を無視して夢ばかり見ちゃった結果がトンチキHe177
さすがメルヒェンの国だな
>>176 いやまったくだ。
今すごーくナットクした。
ちょっと感動すら覚えた。
さすがのドイツ空軍も急降下爆撃ができる四発爆撃機なんてものは要求していない。
He177が急降下爆撃を要求されたのは元々のエンジンは四つでも“双発”爆撃機だったからだ。
A爆撃機計画は速度性能で高速爆撃機計画機(Ju88を採用)に匹敵するHe111の後継双発爆撃機開発だった。
急降下爆撃機への傾倒が「双発以下の爆撃機はすべからく急降下爆撃能力を備えるべし」との方針を産んだ
結果、双発爆撃機の計画であった高速爆撃機計画もA爆撃機計画も要求項目に急降下爆撃が追加された。
既に試作機が完成して採用もほぼ決まっていたJu88は速度性能を犠牲にすることで急降下爆撃に対応した。
四発機に匹敵する大型機である上に双発化のためにより複雑になったHe177は開発そのものが犠牲になった。
>>172 >いんにゃ、普通の4発では馬力不足で要求性能に達しないのだからボツにするのはあたりまえ。
そーなんだ。
四発で作ったHe277はHe177より性能が上がったとか
どっかで読んだ気がしたんだが漏れの記憶違いか。
>>179 そら、A-5より前のHe177はHe277よりも更に要求性能から遠かったんだからw
でも、He277はどうやっても要求性能に達さないのが明白だが、He177はDB610
さえちゃんと動いてくれれば(DB606ではやっぱ無理)要求性能を満たす望みが
あった。
あれだ、合格点が80点だとして、A-3までのHe177が65点、He277は70点、A-5以
降のHe177が78点。
まあ、どのみちHe177系はファンタジーでメルヒェンだったな。
しかし、こうしてみるとB-29ってのはやっぱどえらい飛行機ではあるんだなと、
改めて思うなぁ。
B-29だってエンジンには相当苦労しているんだ。
最初からワスプ積んでれば硫黄島の歴史が変わったかもしれないくらいに。
うん、だから、それを何とか量産化して実戦化して日本上空に500機以上の
大編隊を送り込んでくるんだからなぁ、すげえなあと。
試作機がエンジンから火ぃ噴きまくりで、インドや中国に展開させた実戦初
動段階でもまだ火ぃ噴いてて・・・あれれ。
なんか、B-29とかボーイングがすごいんじゃなくて米陸軍航空軍がすごいの
かwww
なんつか、ルフトヴァッフェもUSAAFがB-29に傾けたのと同じくらいの予算と
情熱を注ぐことができていたら(逆立ちしたって無理なのは承知だが)、He177
もちゃんとものになっていて、ロンドンやらモスクワを焦土にすることができた
かな??
いつの間にここはグライフスレになりやがりましたか。
半分ドイツ駄作機スレだから…
>>182 ウェーバーが死ななかったら
違う歴史が見られたかもしれない
>>184 少なくともBf110に対して駄作は言い過ぎだろw
凡作くらいだと思うけどw
>>185 確かに違う歴史になっただろうな。
ヴェーファーの空軍再建ヴィジョンは海軍のZ計画に匹敵する、理想追いすぎ&
時間かかりすぎな計画で、完整の暁には確かにドイツは欧州最強のすんごい空軍
になっていたかもしれないが、しかし同時に1939年に戦争できる状態まで持って
いくのはまずムリだったろう。
ケッセルリンク時代の方針は
>>173が書いてくれているようなもので、とにかく短
期的に隣国と戦争になってしまった場合に戦えるような戦力を優先して急速整備す
るというもので、この時点でもうひとつ向こうにあるイギリスやソ連と戦うための
準備はまったく後回しになってしまった。
ただ、これとてもヴェーファーの方針そのものを否定したわけではなく、優先順位
をきちんとつけてやろうということであって、長距離爆撃機は中止されたとか軽視
されたということではなく、後でやろうということになっただけだ。
ドイツ空軍首脳部はむしろドゥーエ論者が多く、戦略航空作戦には未練たらたらで
機会を捉えては戦略爆撃をやりたがっていた。
開戦当初のドイツ空軍が戦術空軍色が濃かったのは、まだそこまでしか準備ができて
なかったからだと見るべきで、そのまま行ってしまったのも理想の態勢にまで整え直す
だけの国力がなかったからだ。
思想的に地上軍直協の戦術空軍だったということではなく、隣国と戦うなら地上軍直
協もまた必須であるから戦略戦術両用の攻爆撃戦力がまず必要で、それがそのままずっ
と持ち越されてしまったということなのだと。
もし、ドイツの開戦がせめて1944年あたりであれば、空軍も海軍もまったく違った
装備体系で戦争に突入できただろうね。
しかし、ドイツ空軍の戦略爆撃に対する幻想の度合いも酷いもので。
まあ、米陸軍航空軍のノルデン幻想が急降下爆撃に置き換わっただけだという話
もあるが、重要目標の精密爆撃で能率的効率的に戦略航空作戦を実施できるなんて
いう話、当のドイツが戦争中に自ら否定してしまったなw
米第8空軍が昼間精密爆撃でやろうとして、ドイツはそれをあっさり否定してしまっ
た。結局、USAAFはン百機のコンバットボックス大編隊を繰り出さざるを得ず、しか
もRAFの夜間爆撃との24時間態勢での猛攻をかけても、ドイツに決定的な打撃を与え
るところまではいかなかった。
要求性能どおりのHe177が数個KGで襲いかかっても、イギリスもソ連もビクともしなかっ
たんじゃないかなあ。
He177に焼夷弾を積んでセイロンの紅茶畑を徹底的に焼き払う。
これならさしものジョンブルどもも白旗を揚げざるを得まい。
>>189 うむ、紅茶のないジョンブルはパスタのないイタ公と変わらん。遠からず白旗を揚げたに違いない。
であれば、ウォトカの原料の産地を焼夷弾で焼き払ったらイワンも降伏させられたかもしれんぞ。
芋が焼夷弾爆撃で効果的に焼けるとは思えん。
焼き芋を作って露西亜兵に供給するのは利敵行為である。よって銃殺
>>189 暴動が起きて、降伏交渉どころじゃなくなるかもしれんぞw
>>191 いや、露助は戦車を売ってでもウォトカを飲みたい連中だから焼き芋では満足できないに違いない。
普通に酒瓶に合成メタノール詰めて蒔くだけでいいじゃん…
195 :
名無し三等兵:2007/01/16(火) 17:43:16 ID:TsePqWI0
>>163 倍どころかイギリスの夜間爆撃に対抗するために三倍は欲しいところ
かっこいいし性能もそれなり使えそうな機体だけどなあ
日本のキ-83が使えそうなのに整理対象機種に認定された件について・・・
>>195 額面性能はよろしいですし、戦果も挙げてますが、実はエンジンがまったく
当てにならないから駄目です。
戦果が挙がっているのはエンジンがちゃんと動いている少数機が活躍している
わけで、NJG1ではHe219の稼働率は30%前後だったといいます。
これがJu88では要修理機を含めて70%を超えるわけで。
で、エンジンの問題は少数機だったからこそこれで収まっていると見るべきもの
ですから、三倍量産しても飛べる機数は史実と大して変わらないおそれさえあり。
とにかく、ちゃんとエンジンが回っている機体が飛べば毎度大戦果を挙げて帰って
くるので痛し痒し、たいへん悔しいところですが、とにかくDB603E/G/Lは全ダメで
DB603Aでも不調まみれなのは如何ともし難い。
まあ、同じDB603を2個ならMe410とかDo217JなんかよりはHe219作った方が良かっ
ただろうとは思いますが、夜間戦闘機隊の主軸に据えるってのは無理、Ju88やらBf110
に押しのけられたという評も微妙に的は外しているように思いますぜ。
DBがダメならJumoを積めばいいじゃない
Jumo213もなあ・・・213A以外はどれもカスだからなあ・・・
やっぱり馬車馬は必要よね
強引に110に戻すと、あのキャノピーの分割の趣味の悪さはどうにかならんの?
なんで普通に後方スライドにできないんだメッサーシュミットよぉ。。。
>>200 キャノピーをワンピースで成形する技術はない(何せ1935年の設計だ)から細かく分割せにゃならん。
だったらパタパタ畳んだ方がスライドさせるより機構は簡単だし段差も出来ないって辺りが理由では。
>>200 変態キャノピーも、戦後のミニカーだと何となく粋に見えてしまう不思議。
キャノピーは後方スライドでないほうが好ましいのよ。
不時着時に開けといたのが勝手に閉まってパイロットの後頭部叩き割ったり中に閉じ込めて蒸し焼きにしたりするから。
>>203 しかし、では世界的には後方スライドの方が多数派であるのはどういう理由に
よるものなのであろうか?
後方スライドの方がタキシングの時視界が確保できて楽じゃねーのか?
同じ双発機ということで…
ライバルのFw187は上に開くようになってたよね。
P-38やらHe219はどうなってたっけか。
実際問題、キャノピー空かなくて脱出出来ないとか不時着したけど蒸し焼きとか
一緒に沈んじゃったとか多かったみたいだからなぁ
日本だと、3式戦の試験の際にメッサーと同じ方式も試してたね
上から押しつぶされて駄目出されたけどw
つうかそんな状況で良く着陸出来たよな
メッサーシュミットのエースたちが何度も落とされても生還できたことに
あのキャノピーはどれくらい貢献したんだろう?
>後方スライドの方が多数派
理由は簡単、操縦席のキャノピーは前方スライドにできないから。
ちなみに前後どちらにでも設計できる三座機の中間席は前方スライドが多いよ。
むむむ?
前方スライドにする意義とは如何に。
I-16に前方スライドのがあったような気がする。
さすがロシア人。
>210
手動でスライドするなら後ろから前より前から後ろに引っ張る方が力が入るじゃん
スライドするキャノピーってクランクをぐるぐる回すんじゃないの?
>>213 うん、まあ、Fw190はそうなってるけどね。
あまり普通ではないね。
航空大戦略を読んで
ルーベンスデルファーが存命で210実験隊が活躍を続けていたら
BOBにも別な展開があったのでは?と思ってしまったのですが
彼らが低空侵入で使ったのは遅延信管の付いてない普通の爆弾
だったのですか?
>>214 まりがとう。
Fw190は特殊な例なのね。
217 :
名無し三等兵:2007/01/23(火) 12:24:35 ID:aIMvcg4L
あげ
>>215 活躍を続けていたら、本来の部隊設立目的どおりにMe210が配備されてしまい、
どのみち長生きできないのではないかとか。
>>218 あれに乗ったらメルダースやハルトマンでも生還出来ないかもw
ここはBoB、BoBと呪われたようにBoBを繰り返している輩の吹きこもりですにゃ(爆)
BoBといえば
クロムウェルが出演したとき
一瞬鹵獲したティーガーかと勘違いした。
恥ずかしい。
>>220 ううむ、吹きだまりかはきだめじゃないか、こういう場合。
吹きこもりって聞いたことないかもだな。
まあ、そいつは忘れてノルウェーとか地中海とか東部戦線とか本土の夜空とか
を思った方が、精神的にはよかばい。
いやBf.110はJu.87と並んでBOBで恥を晒した機体って事になってるけど
使い方によってはむしろ要になってた可能性もあるって本気で思ったんだよ。
Epro.Gr.210は鷹の日の露払いにレーダーサイトを攻撃したらしいんだけど
爆撃照準機を持たないせいか低空から進入してイギリス側を慌てさせたらしい。
この低空爆撃って言うのがあんまり第二次世界大戦で効果的に使われて
無かった気がするんだよね。自分が知ってる限りでは99式襲撃機に乗ってた
人が緩効果爆撃も効果はあったけど遅延信管を付けた爆弾を使うと訓練
次第では建物や塹壕に放り込むような爆撃もできて効果があったって発言
してたのと、99式双軽を使った爆撃機隊の回想にオーストラリアでレーダー
に探知されるのを避けるため低空飛行で進入し目標直前でポップアップして
まずまずの成果を上げたって事。Bf.110なら地上にいる戦闘機を爆破して
しまって置けばいくらかは離陸させてしまっても何とかなったんじゃないか
とか、Ju.87なら多少対空射撃は食らっても何とかなるタフさを見せられた
んじゃないか?とか考えてたんです。
>>223 そうだなあ、米軍のB-25とかA-20とかA-26とか、英軍のボストンとか
ボルチモアとか、遅延信管や時限信管つき制動爆弾で低空襲撃はふつう
にやってるけどなあ。
むしろ枢軸側はかなり盛大にやられちゃってる印象だが。
あと、Ju87は被弾に弱いし、出だしの2週間くらいはともかく、英軍も
駐機場に分散単機掩体は作ってるんで、効果的な地上撃破は難しい。
弾薬庫や燃料庫は擬装されていたり半地下にしてあるから、見つけにくい
し狙いにくい。
まあ、重整備は格納庫を使わざるを得ないので格納庫を吹っ飛ばせば損傷
機の修復とかOHとかは簡単じゃなくなるけど。
Ju.87打たれ弱かったのか…急降下からの引き起こしに耐えるような
気体構造なら結構生命力強いかと勝手に想像してた…。
自分の読んだBOB関連の本はイギリス側から書かれた物ばかりで
どうもドイツは爆撃するに当たって攻撃する目標の価値について
それほど綿密に調査して無かったんじゃないかって印象を持ってたんだけど
低空を様子を見ながら攻撃していれば効果の程についても
考えながら進めていけたんじゃないかなんて思うのは希望的観測かな?
つーか、そもそもの目的が希薄だからなあ。
つまり、海軍が全くやる気ナッシングなので、空軍が制空権と制海権の全てを
確保しなければゼーレーヴェの発動にはならない。
空軍独力でRAFファイターコマンドを全滅させ、RNホームフリートを潰滅させる
なんてことができるわけがない。
もともとがドイツ側にはBoBのゴール地点は見えていなかった。
これがドイツ空軍の腰が据わらなかった最大の理由だと思う。
つまり、ドイツ空軍としてはRAFの戦力を削ぎ落とし、爆撃機で脅しをかけると
いう以上の目標が立てられなかったわけで、ドイツ空軍として英本土航空戦が決
戦であるという意識はなかったというケッセルリンクやダイヒマンの証言にも一定
の根拠がある。
ドイツ側から見れば「RAFの戦力を削ぎ落とし、爆撃機で脅しをかける」という範
囲内での試行錯誤に終始してしまった印象。
攻撃目標が英軍航空基地からロンドンに移行したのも、RAFの戦力を削ぎ落としきれ
ないという判断(これは客観的には誤りであと一歩のとこだったのだが)が既にあっ
て、もっと効果的な爆撃目標を求めていたから、誤爆からの報復合戦がスムーズに移
行してしまったわけで。
ゼーレーヴェにある程度の成算があって、とにかく制空権を奪取しないと陸軍が海を
渡れないんだという明確な目的意識とプレッシャーがあれば、ドイツ空軍は英本土上空
でも航空撃滅戦を成功させていたはずじゃないかと思ったりもする。
BOBに関しては、色々と問題点有るよね。
爆撃機搭乗員からの要望で、護衛方法を変更したり、戦闘機の機数に対して
爆撃機の出撃数を制限したり…
もちろん、ガランドとかは護衛方法の変更などには反対してるんだけど、
ゲーリングが認めちゃったからなぁ…
ゲーリングという人物も全く面白い性質だよな。
乱世の中でしか、のし上がれないタイプでありながら乱世より平時にこそ、その能力を発揮するという…
デブっちょが平時に空軍に貢献したことやったか?
ゲーリング無しではルフトバッフェはあそこまで大きくならない。野戦師団まで持つのはどうかというのは置いといて。
>229
予算足りない
↓
「閣下、現状の予算では不十分かと…」
↓
「そうか、ちょっと待ってろ」
↓
「貰って来たぞ。だが忘れるな、予算を獲得すること自体が目的ではないのだぞ」
↓
閣下頼りになるぅ〜
ゲーリングは、ナチス幹部で唯一上流社会にコネが有ったので、資金調達
やコネクション作りに大活躍したんだよね。
BOBの前までと、終戦後捕虜になってからは輝いていたのにね…
そういや、終戦直前にゲーリングがガランドに対して、自分の誤りを認める
発言を行ってるね。
多分、破滅直前で気弱になってたんだと思うけどさ。
ようやく塩らしくなってきたデブ
むしろ大部分の時期において塩だったなデブは。
対極を言って見ればイギリスファイターコマンドは
爆撃機の援護を一切拒否していた。
本土防衛の為の戦闘機を確保しておきたかったと言うのと
実際問題当時の単発戦闘機にそれだけの航続距離が無かった
からだけどそのせいで爆撃機乗りと戦闘機パイロットの
仲は危機的に悪かったそうだ。
>>235 ダウディングは致命的に味方からの評判が悪いね。
でぶっちょとは違う意味で。
237 :
名無し三等兵:2007/02/04(日) 00:55:01 ID:X8+eLKyn
でもな、今だからこそヒトラーやゲーリングを伍長とかデブって馬鹿にするやつ多いけど、
調べれば調べる程、あいつら凄いぞ。
時代的なものが有るにせよ、普通あそこまで成り上がれないよ。
もちろん、彼らを正当化するつもりは無いし、開戦後は判断ミスを多発しているけど、
それを差し引いても普通の人間には出来ない事をやった人生だと思うよ…
後半は、真似したいとも思わないけどさw
>>236 味方というか味方の極一部だろ?
某ビッグウイング一派の。
>76
爆撃機の防御火網が見えないような。フィルムのノイズでわかりにくいだけなのか。
それとも機銃座を殺してからのものばかりを編集したのか。
240 :
名無し三等兵:2007/02/04(日) 03:56:40 ID:X8+eLKyn
>>239 尾部銃座の有る爆撃機を後方から攻撃する場合、まず尾部銃座を潰すのはセオリーだよ。
携帯からでムービーは、見られないからなんとも言えないが…
ロンドン上空でタコ殴りにされた
でも、好きだBf-110
>>238 いや、フランス戦で戦闘機を出し惜しみしたとか、例のボマーコマンドに
ついてはオレ知らんもんねみたいな態度とか。
結果としてそれがイギリスを紙一重の差で救ったんだけど、その場で見殺し
にされた当事者としては・・・。
チャーチルが英本土航空戦直後のダウディング更迭を黙認したのは、フランスの要求に応えて
チャーチルが決断した戦闘機の大陸増派にダウディングが反対した時の確執からだという話。
なんだかイギリスの方が官僚的で一個人に汚名を(一時的にではあれ)
押し付けても組織を守ろうとし、ドイツは独裁体制だった筈なのに
民衆の支持を失ったら二度と浮かび上がれないと必死だったような
気がしてきた。
>民衆の支持を失ったら二度と浮かび上がれないと必死
コレに、民主主義も独裁制も変わりはないよな
対策の違いだけだ
前者は真摯に問題解決を図る、あるいは説明責任を果たそうとするのに対し
後者はその拡大を虐殺や隠蔽、果ては対外進出で目を逸らさせる というように。
支持率の低下を抑えるために支持しない層を消去する。
数字の上では非常に正しいと言えるかも。
247 :
名無し三等兵:2007/02/04(日) 23:08:14 ID:gsGnV8dm
質問です!
ドイツの対地攻撃爆撃機「ユンカース}にはなんでサイレンが付いて
いたんですか?
あと、日本は給油機はもってないんですか?
>>247 給油機は本土にはあったが、前線には存在しなかった(漏れのじいさん談)
そのため二式大艇の給油を夜通しバケツリレーでやったと聞いたが
249 :
名無し三等兵:2007/02/04(日) 23:37:52 ID:gsGnV8dm
247です
今の航空自衛隊も給油機もってないんですかね?
ググって調べる知恵もないのかオマエは?
251 :
名無し三等兵:2007/02/04(日) 23:58:51 ID:gsGnV8dm
247です。
検索してみた!おおっ!ついに日本にも給油機がぁ!!感激!
そういう質問はBf110スレでするには不適当であろう。
もっとも、君が言っているのが空中給油機の話であれば、そもそも第2次世界大戦中に空中給油が可能だったという話は聞かない。
後は自分で調べたまえ。
つKC-767
253 :
名無し三等兵:2007/02/05(月) 01:41:49 ID:FxeXQ0GS
Bf110Gの鹿の角に萌え〜。
254 :
名無し三等兵:2007/02/05(月) 02:10:12 ID:B20TdDjn
>そもそも第2次世界大戦中に空中給油が可能だったという話は聞かない。
ドイツ空軍は旅客機改造の空中給油機を保有してて、わずかだが地中海方面や東部戦線にも従事してる。
>>248 これはこれで凄い話のような・・・
燃料バケツリレーって・・・
>>254 おっと失礼、質問に「日本に給油機はなかったの」とあったので日本限定で答えてました。まるで世界のどこにもなかったかのような書き方してごめんなさい。
ジェリコのラッパの件は解決しのだろうか?
258 :
名無し三等兵:2007/02/06(火) 00:43:17 ID:NQMT/aCg
ユンカースのサイレンについて質問したものです。
自分でちゃんと検索してみました。
「Ju87と言えば急降下時のサイレン音が有名であるが、
元々はサイレンを特別に取り付けていたわけではなく、
急降下時に発生した風切り音がそのように聞こえただけ
であった。音の発信源については2つの説があり、ひとつは
ダイブブレーキのスリットが発生させていたという説、
もう1つは主脚から発生していたという説である。その後、
威嚇効果の高さが認められ、B型やD型の一部の主脚根本に
プロペラ状のサイレンをとりつけた機体が生まれた。」
と、ありました。未熟ものでした。すいません。
259 :
名無し三等兵:2007/02/06(火) 02:50:01 ID:VcVKoSm7
>>11双発ブーム到来
↓
(´・ω・`)
↓
実戦してみると
↓
だめだこりゃ
↓
じゃあ夜ね
↓
ぁ。もう無理´・ω・`
個人的にはBf110好きなんだが、フライトシムとかで飛ばすとどうも弱い
なんというか、中途半端。ま、飛ばしてるのが昼間だからかな。
だがそれがいい!
orz
つうか双発「戦闘機」で成功したのP38位じゃないの?
「WW2のレシプロ昼間戦闘機」で、だね
>261
欧州戦線で爆撃機護衛に使われて
「使えねぇなぁ」
とか言われていたな。誰もが通る道なのか。
モスキートは駄目ですか?
ありゃ爆撃と夜戦だから
>>263 何でダメなんだっけ。
急降下できなかったから?
機体トラブル頻発。
ヨーロッパの気候が合わなかったらしい。
モスキートにキノコが生えたのと同じか。
それは、機体に木(モゴモゴモゴ
Hs129が北アフリカで苦労したのと同じか。
Bf110は、ポーランド戦最大の撃墜戦果を挙げた戦闘機なわけで、速度と火力で圧倒できる限りは強い。
売り物の航続性能を生かした長距離作戦では、ノルウェー侵攻で瞬く間に制空権奪取の任務を果たした。
弱い相手にはメチャ勝ちするが、強い相手に出くわすと意気地がない。なかなかお茶目な奴なのである。
272 :
名無し三等兵:2007/02/14(水) 12:35:31 ID:iq5nSl42
ちゅーか戦闘機として作ったけど、単発戦闘機にかなわずに、
機体が大きかったからいろいろ改造や多用途に使えたので、結果的に万能機?
偵察・爆撃・夜間戦闘機と使えた。結果的にはある程度の良機ってことでいいのか。
設計した人は複雑だろーがな。
273 :
名無し三等兵:2007/02/18(日) 13:44:47 ID:lEo3aTYm
宇宙でプロペラなんて悪い冗談だね。
ヤマトのスツーカがモチーフのガミラス急降下爆撃機の方がセンスいいと思う。
ヤマト見てたの?
>>273 言っちゃあ悪いが全然燃えない。つーかFLASH見て萎えまくり…
じゃあ言わなきゃ良いのにな。
偵察・・・非武装のBf110って何km/h出せるのよ
爆撃・・・外部搭載じゃ性能ガタ落ちだろうな
夜間戦闘機・・・胴体が細いから非力なレーダーしか積めないし
まあ、何をやらせても「中途半端」って感じ
ユンケルHe-110駆逐戦闘機が最強です!
そういえばBf110って、後期型でもあんまり高速って印象ないね。
実際、どれくらい出せるの?
109と違って途中に大改造がなく、特に主翼がそのままなのがね。
G-2で633km/h(7000m)てのが、実用型では最速なんじゃないかな?
Me210や410があるじゃないか
109に209や309があったように
>282
すごく… 失敗作です…
284 :
名無し三等兵:2007/02/23(金) 16:29:41 ID:D2P97YVz
いや410はまあまあだな。
285 :
名無し三等兵:2007/02/23(金) 17:32:22 ID:OfH/PrzF
410の遠隔機銃って、使い物になったのかな?
>>283 いい事考えた、おまえ爆撃機のケツにぴったりくっついて護衛しろ
よくドイツに零戦があればBOBも負けなかったんではないかと言うが
航続距離が長くなった分ずっとスツーカの横に張り付き続けていたら
パイロットの疲労はめでたく限界を突破してしまうだけなんじゃないだろうか?
288 :
名無し三等兵:2007/03/03(土) 03:26:49 ID:ecm816Ws
>>287 Ju87は航続距離短いから関係無いよ。
Bf109が随伴出来なかったのはHe111とかの爆撃機。
あと、零戦なんて絵に描いた餅よりは、増槽装備したBf109E-7を早期に投入して、
攻撃目標をロンドンでなく軍事目標に絞る方がずっと現実的で有効。
出来たてほやほやの零戦11型を1940年8月中にドイツに持ち込んだとして、火器やら無線機やらをドイツ製に
交換、装甲板・防弾ガラス・防漏タンクの追加、さらには飛行テストの実施とやらねばならんことは山積み。
全てがうまく進み、必要な機数を揃えて実験飛行隊の編成に漕ぎ着けるのは、1940年末位にはなるだろうか。
英本土航空戦の大勢はとうの昔に決まった上、増槽装備可能な新型Bf109Fの運用を始めた戦闘航空団もある。
Bf109Fより100km/h近く低速な東洋の最新鋭戦闘機は、遅れて来たフジヤマゲイシャと揶揄されるのだった。
良いじゃん。戦略的に意味が無いスピットとの格闘戦で旋回性能自慢すれば。
あ、改修で重量が増えてブタになるからダメかw
P-36並の飛行機にしかならんですよ。
スピットやハリケーンの7.7mmでも簡単に撃墜される悪寒
英本土航空戦に間に合わなかったフジヤマゲイシャこと零戦を装備する第2600実験飛行隊は地中海方面に移動した。
大陸侵入の挑発行動を仕掛ける英戦闘機軍団との迎撃戦が多い英仏海峡ではなく、海上作戦が中心となる地中海方面
で、その長大な航続性能を生かした作戦に使おうという判断だった。
これが地中海の海上輸送に劇的な影響を与え、アフリカ戦線の行方を決定する要因になるとは神のみぞ知るであった。
もうドイツではいらないから全部フィンランドに送ることになってそこで大活躍
が一番現実的
フィンランドではエリコン及び翼内タンク撤去して、ブローニング積んで使う悪寒。
そうだなフィンランドなら使いこなすだろうな。
最後は液冷エンジンに積み替えたりしてな。
メルケ=ゼロとかかw
ゼロは敵としてはやな相手だろうけど、運用したがる国は飛ぶ物なら何でも欲しい国しか使いたがらないだろうな。
ゼロファイター=ヌルイェーガーか。
ぬるぽ。
おいこらここはBf110のスレだい!
とメッサーシュミット博士が
301 :
名無し三等兵:2007/03/06(火) 21:01:03 ID:JTkyx/ry
>>76 坂井三郎氏が感じた「恐怖感」の意味が、ようやく理解できた。
ありがとうございます。
20mm砲弾をたっぷり喰らって部品が脱落するのに、なおも平然と飛び続けるB-17。
恐怖をを抱いても不思議はないな、マジで・・・・
旧世代の重爆でこれなんだから、B-29を迎撃した日本陸海軍のパイロット達が感じた想いやいかに・・・
しかしだ、日本ではキ102でようやくBf110に匹敵する程度の双発戦になった
わけで。
キ96の方がいいじゃんとか、キ83もあるじゃんとかいう話もあるものの。。。
序盤ならキ45改がいい線いってると思うけど。飛行性能はほぼ同等で武装は上。旋回性能はBf109と同等。
>>303 序盤の屠龍って20ミリは1門だけ、しかもホ-1なんだけど。
Bf110は20ミリは2門、MGFF/MからMG151/20になっている。
副武装で見ても12.7X2と7.92X4のどっちが良いかは難しい。
旋回銃にしても7.7と7.92だし。
しかも、序盤とかいって二式なんだけど。
つまり1942年で、Bf110だともうF型で、G型も出てこようかって頃だけど。
これで比べると飛行性能同等とは言えないような気もする。
まあ、屠龍はハ102でエンジンがやや弱いとはいうものの、機体そのものも
小さいからねえ、ハンデをつけるべきかどうか悩む。
でも、小さいのに重たいというのも川崎クオリティなわけだがw
で、旋回半径がBf109と同等っても、旋回速度ではどうだったんだろう?
>>289 そのころのメッサーE4って防漏タンクなし、武装もエリコンMGFFでしょ
装甲板ぐらいは追加だろうが
>>305 防漏タンクも何も、Bf109の燃タンはそのままシートのかたちに座席の下
と後ろにかけて。
Bf109のパイロットは燃タンに腰掛けているようなもの。
基本的にいちばん弾が当たりにくい個所ではあるし、漏れ出しても
比較的安全な位置だが、一度発火すれば即致命傷、爆発すれば即死だな。
>>305 1940年当時の新造Bf109Eには防漏タンクが装備され、防漏タンク無しで配備された機体にもレトロフィットされていた。
独空軍のMGFFとMGFF/Mは、発射速度や威力を向上させるため、エリコンFF(九九式一号)とは弾丸と一部機構が違う。
Bf109Eと言っても登場は1938年末だからな。仕様はいろいろあるだろうな。
>>304 爆弾やらWGrやらの外部搭載兵装について触れないのは、武士の情け?w
310 :
だつお:2007/03/12(月) 19:14:52 ID:LJPXxvxA
>310
朝鮮戦争じゃ不時着場に滑り込んでそのまま廃棄の機体は撃墜扱いにしていない。
太平洋戦争時に同様の被害を受けた機体は不時着する場所が無く撃墜扱いとなる。
B-29の発進基地、進出距離と不時着場がどこにあるかも比較しないと意味無いね。
つーか何時からここB-29スレになったんだ?
滝沢聖峰の漫画に研究のため持ち込まれたFw190をD9級に改造して
B-29を迎撃する話があったが、Bf110が日本にあったら…
P-51が随伴してきたらいい鴨なんだけどね。
屠龍や月光で十分。戦果も上がってるし。
Bf110のエンジンを三式に載せれば!!
>>314 整備がやりにくい、もともとメッサーは野外でも三時間でエンジン交換ができるように設計されてる
つまりエンジンは、そのような運用に合ったものだったということ
でも三式は軽く作るためにエンジンを抱き込んで固定する方式で交換には時間と設備がかかる
残念ながら三式の設計者はDBエンジンのことをあまり理解していなかったとしか思えない
>>315 日本の場合、もともとエンジンの生産数=機体の生産数となってしまうような、
エンジンの製造能力自体がしょぼいところがあった。
DBに限らず、ドイツ空軍のエンジンに対する考え方は機体よりもたくさんのエンジン
を持っておき、エンジンそのものを交換部品として考えるやり方。
ドイツ空軍の単発戦闘機や急降下爆撃機は固定された基地から戦えるわけではない。
地上軍の進退と共に前線基地は移動することから、前線基地の整備設備は貧弱になる。
よって、運用部隊で行なう整備は日常の点検と調整程度に絞り、時間が来たエンジン
は外して整備専門のデポに送って、そこでしっかり整備を行なう。
対する日本は、エンジンは機体の一部と考え、エンジンの寿命=機体の寿命とし、エン
ジンは載せたままで部品交換を行なう。エンジンがOHを必要とする頃には機体はへたる
から機体ごと後方に回せばよいと考えていた。
これは日本に限らず、むしろドイツは少数派。
で、そういう変わった運用法を採っている国からエンジンを買うことについて、陸軍は
シリンダブロックやフルカン接手、直噴ポンプなどの製造技術が欲しくてDBにしたわけ
なので、部隊での運用法がどうしたとか、一応視察団は見て回って報告書も出ているけれ
ども、深く考えている様子はどうもない。
川崎の責任というより、日本陸軍とドイツ空軍のエンジンというものに対する考え方や
運用法の違いがキ61のエンジン架に出たものと。
もし川崎がエンジン取り外しを簡単にしておいても、現場の陸軍がそうした機体では
なくエンジンをローテーションするという態勢を作らなければ意味がない。
ドイツは陸軍の侵攻に空軍がついていって前線飛行場を設営したり、西部でも牧場をサッサと飛行場にしたりしたからな-
こういう風に考えるようにしたのである、すなわちそれは、
「戦後の戦闘機はみんな800kg爆弾を強制的に背負わざるをえないような状況である。」と。
すなわち双発戦に800kg爆弾をつむと割とつらいがなんとか戦闘行動を取れる、
しかし単発戦に同じ大きさの800k爆弾を積むとまともな行動は取れないのである。
では単発戦で800kg積んだまま宙返りできるように機体を大きくしようとするならば、
双発戦と同じくらいであった速度、上昇力のリソースを削らないないといけなくなる。
すなわち性能劣化である。ここでいう800kg爆弾とはなにか、すなわち余計な重量
戦後で云う索敵レーダーのことである。
f-16にf-15と同じレーダーを積んでください。それはむりだろう。
hep1078aにはfug240「ベルリン」である、しかしながらhep1079には
より大型のfug244「ブレーメン」である。
えっ単発戦に双発戦同様のレーダー積みたいの?よろしい積みなさい。
しかしながら兵装は減少、速度低下、軽快性低下などは割り切って頂きたい。
単発戦頼みの綱、軽快性が双発戦よりも落ちることも了解してください。てなことになるのである。
単発戦闘機にレーダー手と航法手を載せられないからだろ。
載せたら艦攻になるってことさ。
F6FやF4Uの夜戦型は艦攻なんですか
>f-16にf-15と同じレーダーを積んでください。それはむりだろう。
無理じゃないだろ
元々のコンセプトが違うから積んでないし積まないだけで
>321
その機体は3人乗りなのか?
324 :
319:2007/03/16(金) 02:24:14 ID:???
>>322 いや、だから積めるけど積んだなら「何この程度の性能ならf-15があるじゃん。」
てな状況になるだけじゃん。「コンセプトが違う」まさにそのとうり。
「この程度の性能」でもF−15より安くなるなら需要もあるべよ
それより元々ハイローミックスのハイ側とロー側を並べて「双発が良いですよ」って、そらあたりまえじゃん
そう設計してるんだから
てかその論理だと今のF−16はレーダーでも劣ってるんだからそれこそ
>「何この程度の性能ならf-15があるじゃん。」
てことでF−16なんか採用する国は(アメリカを含めて)存在しないはずなんだけど?
要は双発機と単発機を同列に語ってどうする?って話な訳だろう?
エンジンの数じゃない
328 :
319:2007/03/17(土) 00:47:12 ID:???
f-16
↑
発展途上国「これ安(・∀・)イイ!!」
よく「単発戦は双発戦に性能で劣る。」と書かれるようなのでいつも気になって暮らしてます。
同じ双発機でもジェットとレシプロでは全然違う
ジェット機は双発でも機体内の重心近くに両エンジンを置けるから
前面抵抗やロール率でも単発機にたいするディスアドバンテージは小さい
レシプロ機の場合はプロペラがあるのでDo335のような特殊な装備法を取らなければ
重心から離れた翼上にエンジンを置かざるを得ないのでディスアドバンテージが大きい
ところで「800kg爆弾を強制的に背負」った状況で本当に単発機は双発機より軽快性が落ちるのか?
同じ800kg魚雷を積んだ状態で流星は銀河より鈍重だったのか?
330 :
319:2007/03/23(金) 01:47:08 ID:???
それ爆撃機でしょう。高速での宙返りできる頑丈さとか戦闘機には必要でしょう。
そりゃ速度のリソースを落とした飛行機、空中戦をしない飛行機はある程度・・・。
「百式司偵速(・∀・)イイ!!でも、機体もろいから高速で旋回できねーウボァ(゚д゚)」的な。
ドイツの軍事技術は米に流出
333 :
海曹:2007/03/30(金) 23:04:00 ID:???
アメリカの軍事技術は厨獄に流出
ドイツ空軍は航続距離が長くてかつ重武装のできる戦闘機を必要としてた。
BOBで敗退したとされるBF110シリーズが大量産されたのがその証拠。
欧州戦では航続距離は不要だった、というのはまったくのデタラメ。
ソ連戦車相手に
戦車狩り機にとおもたが
20mm機関砲×2くらいではねえ・・・・
では37mm積めば良い。
30mm×2、20mm×2が収まるっしょ
Hs129あるからBf109と同じエンジン2個も使うBf110転用するのはもったいないな
ルーデルネタお断り
>>334 夜間戦闘機に手ごろだったからなんだが…
って分かってて言ってるよな
むしろ夜間の対爆撃機戦闘で本領を発揮したと言えるのでは?
夜戦ならJu88でいいよ。
>>343 Ju88は生産数が…
FwにBMW801双発の手頃なのをFw190の代わりに開発させてたら
良かったのかもしれんね
それは普通に190開発させたほうがいいだろ。
ユンカースの生産施設の規模に問題があるならフォッケ使うよりアラドやエルラあたりにライセンス生産させたほうがいいんじゃない?
もしジェットエンジンが史実よりもうまく行かずに、索敵レーダー、火器管制レーダーとミサイルの
時代が早く進歩していたならば、単発戦よりも多少旋回性に劣るが、長い航続力
搭載量の大きい、安全性の高い双発戦が主力になることは疑いようのない事実。
>>346 それじゃミサイルはどうやって飛ぶんだ?
プロペラで飛ぶのか?
>>346 ネタ的には結構面白そうだ。双発プロペラ機でミサイル戦闘か。
それより先に空対空ロケット弾の時代があるだろうが。
>>347 ミサイルはロケットエンジン
ノルウェー戦ではMe110の航続力が重宝されたんだが
登場が早すぎたのでは?
>346
それベトナムで否定されてるから
>>351 ジェットが上手く行かないのであればミサイルと航空機の性能差が大きくなるから
ミサイル万能になることも有り得るんじゃないかな
戦闘機はロケット機で空中発進空中回収とかイカれた世界になりそうな気もするが
>ミサイル万能になることも有り得るんじゃないかな
Fナンバーはミサイルが独占することになるから双発戦どころか戦闘機というカテゴリ自体なくなる。
354 :
名無し三等兵:2007/04/04(水) 21:28:41 ID:7sRGch+D
大戦略ツバイだと、超長距離機で重宝したなあ。
軟装甲ユニット狩りに重宝した
356 :
346:2007/04/05(木) 08:18:34 ID:???
すまない、余計な話しを持ちこんでしまったようだ・・・。
以下スルーして思う存分bf110について語ってくれ・・・。
(といってももうすでに2chの過去何回も語られ尽くした感ありだが。)
UFO型戦闘機は?
ハウニブかね?
>>357 ナチとかアメリカはufo型の航空機を作ったが、
ナチのはあくまで全翼機の発展として作り、(まあ、あとで垂直安定板つけてるが、)
アメリカのは尾翼付きの普通の翼が丸いた航空機だよ。
アメリカのはV-173とXF5U?
AVROが本当にUFOの形のを作ってなかったっけ。
フワフワ浮く円盤状の機体で、数メートルしか浮かず不採用ってやつ。
361 :
名無し三等兵:2007/04/14(土) 22:17:48 ID:HQv0TCrw
墜落しそうなのでage
戦闘爆撃機 として大活躍・・・・
てきかないなあ
Me410の後方機銃って役に立ったのかね
左右への射角狭そうだが
Bf110自体設計が古いから
大幅な性能向上は望めそうもないね。
>>365 サンクス
マジックハンドでタイピングするみたいな感じの
操作方法なんだな
長距離護衛機の癖して増倉付きで2千`しか飛べない戦闘機
マジですか?
うんマジ。
欧州なら、2000kmは十分長距離では?
>>363 P-47を返り討ちにしたことがあるらしい
>>370双発で行くなら最低でも2500は欲しい。
2000でいいなら零戦モドキをハインケルに作らせれば済む問題だし
ハインケルさんをいじめないで!
ドイツの場合、護衛される側の爆撃機が爆装したら2000km程度しか飛ばないんだから2000kmで十分。
空戦込みで2000kmなの?
>>365 思っていたより動きがスムーズだね、トントン
うんでも爆弾倉やフラップを空けただけでスピンするんじゃないか
ってビクビクしながら乗ってる時は絶対操作しようと思わないだろうね。
さて、空挺のオーバーコートは空軍と同じ黒にしてもらおうか