1 :
熱走!!:
2 :
名無し三等兵:2006/10/21(土) 23:55:41 ID:???
2
3 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 00:03:13 ID:???
わしが男塾塾長江田島平八であるっ!!
どいつもこいつも糞スレ建ておって!!
4 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 01:13:02 ID:???
戦果は「不明」って結論出たじゃん。
新資料が見つかるまで引っ張るのか?
5 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 01:35:09 ID:???
戦果は「不明」じゃなくて、軍事的には「失敗兵器」って結論。
搭乗員の追悼のために、失敗をさらして責任の追及ってことですね。
例えその戦果が、
護衛駆逐艦や油槽艦の撃沈に過ぎなくても、
米軍と戦ったの国々の中で、
これ以上の戦果を挙げていたか否かを
見極めた上で評価してもらいたいものだな。
7 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 02:24:54 ID:???
>>5 それには同意しかねるな。
勝手に変な結論導き出すな。
8 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 04:29:02 ID:???
1. 通常魚雷より遅い。
2.静かな水面で止まっている相手でないと命中は望み薄。
3.敵のすぐ側まで潜水艦で運ばなければならない。
通常魚雷より有効といえる点は少なく、潜水艦を危険に晒すリスク通常魚雷より大きい。
これが失敗兵器でないなら何なのか教えてもらいたい。
9 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 07:43:49 ID:???
>>8 とりあえず3はどんな魚雷でも一緒だろ。
93式に限って言えば、水上艦艇じゃない分見つかりにくくていいじゃないか。
10 :
だつお:2006/10/22(日) 08:01:17 ID:LF4b3Crm
神風特攻も回天特攻も大成功だったよ、少なくとも通常攻撃よりはマシ。
マリアナ海戦で空母三隻失って、敵に与えた損害はいかほどだった?
このままでは大陸打通作戦で輝かしい軍功を挙げてる陸軍に会わせる
顔がないよ。実力もないくせに降伏だなんてエラそうな主張ができる?
11 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 09:00:19 ID:???
>>10 帰還途中に戦艦金剛も潜水艦の雷撃で沈んでいるね
インパールでボロ負け(というか自滅だわな)していますが、何か?
インドが日本の御蔭をこうむっていることは言語に尽くせない大きなものがあります。
偉大な貴国はインドを解放するに当たって、可能な限り軍事援助を提供しました。
何十万にものぼる日本軍将兵が、インド国民軍の戦友として共に血と汗と涙を流してくれました。
インド国民は日本帝国陸軍がインドの大義のために払った崇高な犠牲を、永久に忘れません。
インドの独立は日本帝国陸軍によってもたらされました。
ここに、日印両国の絆がいっそう強められることを、祈念します。
S・S・ヤダフ インド国民全国委員会事務局長、インド国民軍大尉
13 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 11:41:53 ID:Q16C1++Z
特攻が大成功の作戦だったなら、失敗した作戦なんてないな
陸軍が大戦果?
ビルマやニューギニアやフィリピンやソロモンのことを言っとるのかね
陸軍より海軍の方がずっとマシだったよ
14 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 13:37:44 ID:???
>>9 回天攻撃は警戒厳重な敵港湾施設に近づく必要があり、このため多数の大型潜水艦を失っている。
15 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 13:45:02 ID:???
>>12 そのインド人は面白い事をいうね。変った歴史認識だな。
下っ端の大尉ぐらいなら別に何をいってもいいけどさ。
16 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 14:01:18 ID:???
インパールに回天は使ってないぞ
17 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 17:00:13 ID:HH4lnXbL
回天による戦果 撃沈3(タンカー、駆逐艦、歩兵揚陸舟艇)撃破4+未確認若干
回天作戦中の通常魚雷による戦果 撃沈1(重巡)撃破2
回天搭載の大型潜水艦の損失 沈没+行方不明8
敵艦に到達できなかった回天 およそ90 ?
18 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 21:03:26 ID:j7wa/m9c
人間爆弾って何て呼ぶんでした?
19 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 21:05:37 ID:???
20 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 21:06:28 ID:???
湾口に機雷撒いた方がずっと戦果あったと思う
21 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 21:13:37 ID:???
22 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 21:53:09 ID:???
>>21 勇敢な帝国陸軍の歩兵が担いで敵陣に突撃するに決まってるじゃないか。
23 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:01:47 ID:???
>>14 それは通常魚雷でも変わらんだろ。
回天だから悪いって訳じゃあるまい。
24 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:18:16 ID:???
>>23 通常魚雷は外洋で走ってるフネを攻撃できる。
回天は波の静かな水面で止まってるフネしか攻撃できない。
これが同じか?
25 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:27:58 ID:???
>>24 輸送船なら航行中でも攻撃出来るぞ。
潜航発進も出来るし、側面の攻撃位置に専位する必要も無いし、一長一短だろ。
26 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:29:29 ID:???
>>22 肉弾三勇士かよ、って、回天持ち上げるだけで最低50人くらいは必要だぞ。
27 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:31:21 ID:???
回天は敵の港湾に侵入して、つないである艦船を爆沈させる巨大で鈍足な魚雷型の特殊兵器。
しかも一度やると相手が警戒して対策を立てるので2回目は成功しにくくなる。
こういうアクション映画のような作戦を常態化して、損害を重ねていく上層部はアホとしか・・・。
28 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:41:49 ID:???
>>27 回天が泊地襲撃用ってのはなんぞ根拠あるのか?
つーか、30ノットってのは鈍足と言われるほど遅くないし。
50ノット出る93式や95式酸素魚雷がむしろ特殊なのであって、英米独の魚雷は30〜40ノットくらいが普通。
29 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:44:21 ID:???
>>25 回天を飛行機のように思ってないか?
回天は運動性最悪。なんせ魚雷の尾部の安定板に小さな舵を付けただけだから。
狙いをつけたらあとは見つからないことを祈って直進。
しかも、視界が狭く解像度の悪い小さい潜望鏡で、
波のある水面で走る船に狙いを定めるなんてことはほとんど不可能。
30 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:51:05 ID:???
>>29 飛行機のようなのは海龍だろ。
確かに運動性は悪かったけど、泊地に侵入しての攻撃もできる程度の運動性はあった訳だから
ほぼ直進しか出来ないってのは嘘だろ。
31 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 22:53:46 ID:???
>>28 だって泊地襲撃用だもん(笑)そういう作戦に使われている。
だから警戒が厳重で何度も引き返している。
外洋を走行中の艦船に向かって発進するのは、作戦失敗でやけくそのとき。
速度は潜望鏡を上げてるときは10数ノット。最高速は狙いを定めたあと前を見ずに突進するときだけ。
32 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 23:01:59 ID:???
>>31 回天搭載潜水艦の派遣地点は洋上もあるだろ。
伊58がインディアナポリスを撃沈したのは通常魚雷だが、あの時の作戦予定海域はレイテ-サイパン航路の中間点だったでしょ。
もちろん回天搭載で、回天戦する予定で。
何の為に洋上航行艦の襲撃訓練やってると思ってるんだ。
あと、潜望鏡上げながらでも30ノット出せるよ。
10数ノットってのは、最低速度だろ。
33 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 23:15:46 ID:???
>>32 港湾の警戒も厳重になって、もう潜水艦もほとんどなくなり、
たった2隻で「フィリピン当方で敵艦を攻撃する」という命令を受けたときね。
インデアナポリスの後、別の船に回天を放したが、発見されて攻撃されている。
その時のイ58の艦長が、洋上攻撃で成功するには30ノットで潜望鏡を上げられないとダメだといってる。
34 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 23:39:50 ID:???
>>33 今手元の伊58潜帰投セリに目を通したけど、そんな証言の記述はないぞ。
何に載ってた?
つーか、30ノットで潜望鏡上げられるのは、訓練でやったと多くの元回天搭乗員の証言にあるし。
折れてしまう訳でもあるまいし、不可能な理由が無いでしょ。
回天の襲撃手順が
「発進時に諸元を貰って、12ノットで潜航しつつ前進、1000メートル手前と思われる所で一旦浮上し
潜望鏡で敵を確認、再び潜航して針路を修正しつつ全速に上げて突入」
だから、突入時には潜望鏡上げてないけどね。
35 :
名無し三等兵:2006/10/22(日) 23:54:23 ID:???
>>33 それはあれだ、潜望鏡長くしろって話だろ。
突入時はある程度深度とってた方が効果も大きいし、回天の潜望鏡は短いから
上げながら走ると敵に視認されやすいし、攻撃も受け易い。
現に、一番撃沈される事が多かったのが、浮上して潜望鏡で敵を確認する時だしね。
まぁ、潜望鏡上げながら突入と言うのも、イマイチ現実的ではない気がするが。
36 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 00:24:37 ID:???
学研文庫版だとp342かな
潜望鏡もげなくても波切ってガタガタして実用性はほとんどないだろうよ。
全長15メートルほどのただの円筒形の乗り物で、波のある外洋を、
突起物を出して30ノットで走ることの不安定さ、ちょっと考えただけでも分かると思う。
もっと低速で鏡のような湾内でも、これをうまく操縦した連中には敬意を表するよ。
37 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 00:38:27 ID:???
>>36 つーか、おまいさんは回天の襲撃方法についてなにか根本的な勘違いをしてないかい?
潜望鏡出しっぱなしで敵に向かって行くと思ってる?
アメリカの見張り員も馬鹿じゃないんだから、そんな事したらたちまち発見、撃沈されちまうぞ。
襲撃の要領は概ね
>>34に書いてある通りで、潜望鏡を上げて敵艦の位置・針路・速度を確認する時間は
一分以内とされ、それができるように訓練をやってる。
ちなみに、外したら反転して反復攻撃もできる。
アメリカの記録に「複数の回天の襲撃を受けた」と残っているものは、殆ど反復攻撃だ。
38 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 01:12:49 ID:???
想像してみろ。外も見えない暗い狭い鉄の筒の中に座って、敵艦めがけて
まっしぐらに走る。いつぶつかるか、いつぶつかるか、と思いながら。
で、ぶつからない。時計みると時間過ぎているので、速度を落とし反転、
特眼鏡のぞいて目標を確認し、針路を定めてもう一度突入。
またも、いつぶつかるか、いつぶつかるか、と念じながら、1分、2分、。
本当に敵艦にぶつかって粉々になるまでこれを繰り返す。
とてもじゃないが俺の神経では耐えられないと思う。どんなに訓練受けていても
信念があってもダメだと思う。藻前らは自分が回天に乗ったとき、
本当に冷静さを保って目標に突入できる自信があるか?
39 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 01:20:30 ID:???
>>38 う〜ん・・・、それは実際その状況になってみないと分からないなぁ。
平時に酒飲みながらパソコンの前でならなんとでも言えるし。
でも、実際にやった人達が居る訳で、その人達は掛け値無しで凄いと思う。
実際回天隊は強い精神力が必要と言う事で、訓練厳しかったみたいだね。
40 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 01:25:11 ID:???
とにかく訓練中の事故殉職がすさまじい。
発案者黒木をはじめ、出撃すらできずに死んでいった者のなんと多いことか・・・
これでおじけづくような連中はどんどん切られた。
ていうかそもそも選抜の段階で
「諸君らは本来航空機を操縦するために厳しい訓練を受けてきた。
それがこのような兵器で出撃することに納得いかぬ向きもあるだろう。
そのような者は後で小官に申し出よ。
即刻原隊復帰の手続きをとってやる。遠慮は全く要らん」
ということだった。
41 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:39:39 ID:YcJ+YHlO
仁科中尉が再三にわたり行った上申書を転載しておきます。
彼らがどのように考え、それが如何に回天につながっていったのか。
その原点を見ることができます。
42 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:40:10 ID:YcJ+YHlO
現戦局における緊急実践事項に対する所見
昭和19年5月8日 海軍中尉 仁科関夫他7名
一、緒言
神州不滅神勅炳と存し燦と輝く。これが所以は何ぞ。
大義に基き臣は君のため死し、子は父のため死するの志確固たればなり。
いまや皇国興慶の秋殉皇もって皇国の安危に投ずるは皇国民ひとしく実践せるところなり。
しかり、航空機の壮烈なる自爆、特別攻撃隊の淡々なる壮志、各守備隊の鬼神を哭かしむる玉砕、
各艦艇各軍勇戦奮闘、すべて皇国民として尽すべきを尽し、為すべきを為せるのみ。
しかれども常に不徹底なる未帰還に終りたる所以は何ぞ。
これ肉迫猛撃玉砕に伴う兵器の徹底的改善なかりしが故なり。
特別攻撃隊につきてもしかり。
僅かなる魚雷炸薬をもってせず、これにかうるに全炸薬をもってせば三倍の成果を期し得るなり。
実施者は涙を呑みて前者に従わざるべからず。
若人の血はこれが不徹底を悲憤慷慨先輩の心境を察しただ煮腹の思い切なるのみ。
人命救助、脱出装置に捉われ、これが徹底を防ぐるは最も遺憾とするところなり。
すべからく肉迫猛撃玉砕主義に徹するため第二項のごとき装置を緊急実現の要あり。
43 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:40:40 ID:YcJ+YHlO
二、実践事項
体当り自爆装置を緊急装備し肉迫猛撃玉砕を徹するにあり。
現戦局を打破し攻勢に転ずるの道実にこれあるのみ。
これが特徴を述ぶれば次のごとし。
イ、寡数よく大兵力を斃し得。
ロ、弥来の不徹底に比し威力数倍にして大艦といえども瞬時に轟沈せしめ得。
ハ、航続距離を有効に活用し得て行動範囲二倍におよぶ。
ニ、人員収容の為の被害なし。
ホ、兵器の構造性態を複雑ならしむるを要せず。したがって大量生産に適し人的資源の養成また短期間にて可なり。
ヘ、戦果不明の場合があっても戦果報告に捉われて戦果挙がらざるとその効いずれぞ。
兵術上戦果不明なればその効無しとは断定せられず。
戦果不明の理をもって為さざるといずれぞ。
また他に戦果確認の手段もあり。偵察隊の参戦情報蒐集等により可能なり。
以上のごとく人的物的資源上より観ずるも戦果に比しその消耗たるや微々たり。
これが段階として次の二段に分ち並行緊急徹底しかも全面的に実践の要あり。
第一段 現航空機用標的等に本装置設備徹底実践
第二段 これにあてるにかくのごとき複雑なる兵器を要さず。
故に最初より簡単確実大量生産に適せる玉砕兵器の製作徹底すなわち人間魚雷、人間爆弾の概念をもってせば、
これにより機械精度の不備を補うを得べし。
これら兵器は徹底的大量たるを要し、
現在のごとくあたかも試験的に製作するがごときはいたずらに時日を遷延せしむるのみ。
44 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:41:11 ID:YcJ+YHlO
三、結論
以上肉迫猛撃玉砕主義は皇国民ひとしくつとに考えおよぶところなるも要はただ徹底実践にあり。
人員脱出避退装置のごとき不要の点に力を用うるなかれ。これ不徹底の最大原因なり。
敵に先手先手と打たれ、現下の状態にいたれるも、
科学力物的資源の彼我の差甚大なるためまたやむを得ざるものあり。
しかし人的資源において決して彼に遜色なし。
しかり、ここに着眼するこそ戦勝の要道なり。
わが欠をもって対せず、わが利をもって対せよ。
人的資源こそ量において彼我大差なく、質において数倍す。
すなわちわれに熾烈なる大和魂あり。
七生報告熱烈なる武士道精神あり。
すべからく現在はこれが徹底実践の最後の秋なり。
しかり、現在を逸して残れるものはただ大いなる悔のみ。
国滅して何かある。
ただ断の一字、胆の力即刻緊急実践事項肉迫猛撃玉砕の徹底実践を切望してやまず。
為さると遅疑するとは士の執らざるところなり。
45 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:41:43 ID:YcJ+YHlO
仮称人間魚雷用法
昭和19年5月29日 海軍中尉 仁科関夫
一、緒言
イ、現戦局を観ずるに敵航空部隊を主力とする熾烈なる反抗、これに対するわが航空部隊、
防禦部隊の劣勢もって現局のごとき守勢に至れるもまたやむを得ざるものあり。
この皇国攻防の秋敵反抗を阻止し、さらに攻勢に転ずるの道、
水中よりする隠密奇襲兵器によるを至当唯一の道と思考す。
これにより正奇虚実の妙を発揮し先制集中の機微に投ずるを要す。
故に緊急多量の当兵器を製作し、速に所要の艦船地点に搭載集結し
敵の虚を観破してわが兵力を集中使用し、敵侵攻前基地において殲滅の要あり。
ロ、先制集中の実効を挙げんには攻撃精神の旺盛はもちろんながらわが企図を蔭蔽し準備の完備を要し、
適切迅速なる戦勢の観察により、分合の妙用によりわが兵力を集中し敵を一挙に撃滅せざるべからず。
故にこの種兵器の製作は即刻多量を要し、緊急集中使用せざればかえって敵に乗ずるの機を与えうるものなり。
従って精密複雑なる兵器の出現多量装備のごとき、時日を要するものは緊急の要に適せず、人間魚雷の要切実なり。
ハ、正奇虚実の妙を発揮せんにはわれ虚を過度に顧慮することなく、
敵の虚を観破してわが実をもってこれを撃つに努むるを要す。
「備えざるところなければ寡からざるところなき」は数理の免れあたわざるところなればなり。
故に敵に戦勢を左右さるることなく敵の虚を観破し、攻略部隊集結せんとするとき当基地に当兵器を使用、
一挙に敵企図を覆滅するをもって第一義とす。
ニ、必死必殺単独敵大艦斃し得るは吾人の最も欣快とするところ、武人の最も栄誉とするところなり。
肉弾もって敵企図覆滅、敵兵力撃砕に充つるにいまさら異議をとなうる何人も非ざるべし。
使用機会大、攻撃威力大、被害僅少の仮称人間魚雷の緊急使用はいまや必至即刻実践の要は目下の急務なり。
46 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:42:14 ID:YcJ+YHlO
二、用法
現戦局におけるこれが用法は次の二項に主力を用うるを可と認む。
イ、局地侵入
敵侵攻作戦の基礎たるべき敵基地に侵入、敵企図を覆滅の要緊急なるは緒言論述のごとし。
いたずらに敵の来るを待ちて各所にこれを配するは使用公算少にして、
敵に分合の妙を逆用され敵攻略時至近にあり、一部兵力以外はこれを使用するあたわず。
しかしこの実施にあたっては自力で味方基地より発進侵入するあたわず、
そのため隠密性に富む潜水艦に搭載、敵基地至近より発進せしむるの障碍を伴い、
他艦艇の協力援助なくんばその特性を発揮するあたわざるは遺憾とするところなり。
しかし十二ノット、六十カイリの能力を有するをもって三十カイリの圏にて発進せしめ得ば
その特徴を遺憾なく発揮し得。
また形体の小をもっていかなる潜水艦といえども八本の搭載は可能にして、
かつ一本の威力よく魚雷用標的に数倍す。
一基地に対し五隻の潜水艦をもって強襲し、八割三十二本発進せしめ得ば、
侵入し得るもの五割十六本敵艦轟沈数十隻は下らざるべし。
かくその成果を想到するとき潜水艦の用法他に種々あらんも、
これにあつるに五隻をもってするは決して至難の業にあらず。
緊急これが対策完成の要あり。
ロ、局地防禦
敵攻略部隊進攻前基地においてその企図を覆滅するの要は前項論述のごときなるも、
潜水艦搭載装置の艤装に数月要し、また実施間に合わず、すでに敵攻略部隊進攻せんか、
航空兵力の猛爆撃により地上水上視界内の一物もなく撃破せられ、残るはただ水中兵器のみ。
しかりその惨々たる状況下威力なお厳存し、敵を撃滅し得る唯一の兵器実にこれあるのみ。
緊急多量生産局地強化の要緊急なり。
47 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:42:44 ID:YcJ+YHlO
三、他兵器との優劣
イ、甲標的丙型に比し
1、欠点
a、航続力を有せず
b、隠密露項困難
c、無整備水中待機困難
2、利点
a、現用九三式魚雷をわずか改造するのみをもって隠密裡に多量生産可能
b、形体の小をもって移動性に富む
c、基地待機中の蔭蔽やや容易にして敵に察知さるる顧慮少し
d、炸薬量甚大にして一発よく大艦を轟沈せしめ得
e、人的損失軽微
右利欠相反するといえども前述用法に用うるには仮称人間魚雷の方遥かに凌駕し、すなわち
a、先制集中の妙を発揮し得
b、攻撃威力大
c、使用公算大
d、被害公算小
e、被害僅少
ロ、甲標的丁型に比し
用法異るをもって論述の範囲にあらず。両者整備相まってその効全し。
ハ、今後出現すべき水中隠密肉迫兵器に比し、
この新兵器に対し一段と研究実現への歩を進めざるべからざるも、目下の急務に適応せず。
新兵器の出現には長時日を要し、緊急の要には間に合わず、
したがって現戦局において先制集中攻撃不可能なり。
48 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:43:15 ID:YcJ+YHlO
四、結論
以上論述せるごとく現戦局に対応し水中隠密兵器の緊急増強は目下の急務にして、
仮称人間魚雷の集中使用は必至不可欠なり。
すべからく万難を排し、これが大多量生産、基地増強、敵基地覆滅に全力を集中すべし。
49 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:43:45 ID:YcJ+YHlO
現戦局に対し急務所見(人間魚雷使用に関する意見)
昭和19年6月10日
海軍大尉 篠倉治、同 黒木博司、海軍中尉 仁科関夫
頑敵の急速なる進攻による戦局の逼迫は遂に帝国が国防の生命線を突破せんとするに至る。
これら基地の確保はもとより神州の休戚に関し、邀撃は目下最大の緊要事なり。
しかれども積極的攻撃は常に最大の防禦にして、かつ攻撃において戦勝の道なければ、
即刻邀撃と攻撃に賢明の対策を要す。
しかりといえども物量術力ともにおよばず、ただ求敵必殺の体当りをもってのみよく驕虜を制するを得。
すなわち今日の急務は徹底せる戦法を即刻採用し、もって一日も早く聖慮を安んじ奉るにあり。
今日航空機鴟張をほしいままにし戦勢ほとんどここに決するといえども、
いましばらくこれをおき水上水中両兵器の作戦用法において述べんとす。
50 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:44:16 ID:YcJ+YHlO
攻勢作戦における急務
「攻撃は最大の防禦なり」戦勢の挽回はただこのところに期すべし。
一、艦隊決戦
いわゆる艦隊決戦はほとんど航空戦に決定せらるるによりここに記せず。
二、洋上艦隊襲撃
潜水艦をもってする襲撃に左の三種あり。
イ、魚雷攻撃(従来の攻撃法)
ロ、人間魚雷攻撃(搭載人間魚雷をもってす)
ハ、艦載機攻撃(搭載艦爆をもってす)
これを要するに急迫せる現戦局打開の急務は局地攻撃と局地防禦の徹底にあり。
しかしてこれが遂行に当っては前記人間魚雷の極めて有効なるを知る。
すなわち人間魚雷の採用と、さらにこれが増産において真の徹底を要す。
もちろん吾人は水上、水中の現用兵器についてのみ論ぜり。
ゆえに航空機その他においてはまた所見あるべきも、
少くとも今日続出の狼狽姑息の諸兵器は有力兵器の増産を妨げ、極めて有害なるをもって、
今日速刻慎重に検討し最も賢明なる策を急速徹底実施せんことを切望す。
すなわちこれがためあえて所見を述ぶ。
51 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2006/10/23(月) 01:44:52 ID:YcJ+YHlO
未だ拝眉の栄を得ず、突然にて乍失礼一筆拝呈仕候。
小官先輩の活躍をしのぶたびにわずかなる魚雷炸薬を唯一の戦闘力に、敵虎狼の窟真珠湾に
はたまたシドニー、マダカスカルに突入されたるその心境を思い、実に切々たるものを被感候。
当人と致しましてももとより生還は期せざるところ、魚雷にかうるに全炸薬をもって体当り自爆をなせば、
いかに敵心胆を寒からしめ得。
かつ重大戦果を挙げ得るや当然の事実にて、また武人の光栄面目これに過ぐるもの無之候。
いまや皇国興廃の秋、物的科学力による敵必死の反抗、これに対するわが物的科学力の遜色、
これを制するはただわれの人的資源の優越あるのみ。
現兵器最善活用の道、機械精度不備を補い、行動力の増進、被害威力の増大等
皆彼に優る人的資源により解決可致、肉迫猛撃玉砕を緊急実践の要ありと痛感致す次第にて、
ただ若者の一時の血気と御一笑に付せられず、御高察の程伏して懇願し奉り候。
若き血は皇国の安危に際し、熱と意気、
もって必死御奉公の道に邁進致さんとの切なる思いに充満致し居り候。
皇国滅して何かある。
同封別紙は識見不備なる吾人の意見には候えども、ぜひその心中御高察御高配の程懇願し奉り候。
仁科関夫
52 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 01:47:13 ID:???
回天は事実上、増速後の速力の調整が利かないのと舵の利きが悪いから
大回りになり、停止目標でも反復攻撃なんぞどだい無理なんだが。
53 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 01:49:04 ID:???
>>52 逆。
停止目標だからこそ難しい。
なぜなら航行中の目標であれば大旋回の後予測針路上への突入ができるから。
つまり航行中の目標に対しては半円を描けば足りるのに対し、
停止目標に対しては全円を描かなければならない。
54 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 01:51:34 ID:???
>>52 元の機関が魚雷なんだから、速度の調整は容易だよ。
バルブ絞るだけ。
正確に26ノット…みたいな微調整は難しいけど。
55 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 01:59:21 ID:???
>>37 36は34に潜望鏡出して高速で走れないといってるだけだろ(笑)
>>38 だから不完全な失敗兵器なんだよね。搭乗員の特別な精神力が頼りの新兵器なんて、
念力で敵艦を沈めようというのに近いものがある。
>>42 なんてこった。やっぱりな。
56 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:02:55 ID:???
>>55 >36は34に潜望鏡出して高速で走れないといってるだけだろ
だから、潜望鏡出して高速で走れるって。
訓練では30ノットでも潜望鏡出して走ってる。
57 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:04:48 ID:???
>>53 停泊中の目標外したら岸壁かリーフに激突だろ。
58 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:04:58 ID:???
>>55 精神力が頼りなんじゃなくて、扱うのに強い精神が必要なんだよ。
なにも精神力で敵艦を沈めようって訳じゃないぞ。
59 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:08:10 ID:???
>>58 不完全な機械の性能を尋常ならざる精神力でカバー。バカーな話であることに変りはないように思う。
60 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:13:56 ID:???
回天の旋回半径は450メートルだそうだが、1800トンの海大VII型の全速時とほぼ同じってのは
確かに大きいけど、縦横比がやたら大きい事を考えればこんなもんだと思うけどなぁ。
実用上大きな問題があったとも思えないのだが。
泊地襲撃にはちょっと大きいけど、速度を落とせば小さくなるし。
61 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:15:38 ID:???
>>59 機械の性能じゃないよ、攻撃戦術だよ。
そもそも、自分の体を弾にして敵艦に突入しようと言うのだ、精神力無くして出来る事ではあるまい。
62 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:30:00 ID:???
>>54 確か速度計は無いはず。
弁を絞って速力を調整すると燃料の消費云々が
変わるからトリム調整が面倒に...
元々、潜水艦から敵の距離と角度出して貰って、
そのデータに添って搭乗員はストップウォッチで挙動を
決める一発勝負な兵器なんだけどね。
63 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:39:50 ID:???
>>62 それじゃ普通の魚雷と一緒じゃない。
敵の近くで一度浮上して目標を確認、針路修正ができるのが利点なのに。
64 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:39:53 ID:???
>>60 操縦安定性と最小回転半径は別だと思う。舵の効きが悪い上に3Dの世界にいる回天は、
ゆっくり走りゃふらつくし、スピード出せば曲がらない、その上前は行く見えないって難しい乗り物だったんじゃない?
>>61 その論理じゃ回天も特攻戦闘機も同じってことになるから、回天の問題が見えてこないのでは?
65 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:42:57 ID:???
>>64 450メートルは最小旋回半径じゃなくて、最高速度30ノットの時の旋回半径ですよ。
66 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 02:47:31 ID:???
>>64 突入に精神力を要求されるのは回天も特別攻撃機も同じだと思うな。
特攻機だって、前が真っ赤に見える程の対空砲火の中を突っ込む訳だし。
67 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 07:07:53 ID:???
仁科関夫の意見書、行き詰まって焦る気持ちは分からないでもないが、
軍事的な合理性があまりにもないので驚いた。
死神に取り憑かれた合理性のかけらもない狂信に寒気をおぼえる。
連合国から見ればイスラム原理主義者の自爆テロと同じに見えたに違いない。
戦後こういう奴が占領軍に自爆攻撃せず、負けを認める精神性を持っていたことが救いだ。
68 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 07:44:35 ID:x1O83kKa
69 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 09:16:33 ID:???
>>68 歩兵になるからいいもん
つーか数学はともかく地理の問題なんか今と全然違うと思うけどなあ
残りの問題も見てみたい
70 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 10:50:15 ID:???
>>67 そうか?
人間を誘導装置にする、ていう主張をとにかくあらゆる側面から押し通そうとしてるだけで、
当時一般的な煽り文句を使えばこんな文書が出来上がる、つう見本みたいなもんだと思うが。
理路整然としているとは言い難い。経験や知見の不足がこんな情に訴える文書にさせた側面はある。
が、一応2通目なんかは他種兵器との比較を行ったり、かなりまともに理を詰めようとしてる形跡が伺える。
3通目は先2通が採り上げられなかった焦りからか、かなりキてるけどな。
だがとにかく、原文が出てきたのは有り難い。
今までこんな内容の文書があった、つうくらいのネタしかなかったからな。
71 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 10:53:04 ID:???
>54
> 元の機関が魚雷なんだから、速度の調整は容易だよ。
> バルブ絞るだけ。
元の機関が問題の多い93式魚雷なんだから、回天には速度がうっかり速度が
落ちすぎると冷走の問題があるし、潜梶のない回天で浅深度でやるとなるとなおさら。
そんな簡単に容易だよといえるもんかな。
72 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 11:10:26 ID:???
>>68 回答はあるのか?
今面白がって皆(といっても数人だが)で解いているw
数学は簡単だが、国語と
>>69氏の地理が問題だなあ
73 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 12:11:14 ID:???
バルブ絞るだけ、とか書いているやつは
蛇口をひねれば水が止まるような感覚でいるのだろうけど
もともと一度走らせたら止めることなど考えてない魚雷の
配管の面倒くささとか考えたこともないんだろうな。
もと搭乗員の手記を読んでも操縦の難しさは誰もが認めてる。
74 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 14:16:29 ID:x1O83kKa
75 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 14:35:26 ID:???
>>72 国語は簡単じゃん。読みなんか軍ヲタむきだしw
難しいのは地理と歴史だろ?
76 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 14:59:08 ID:???
>>70 ある意味、仁科のボキャ貧ぶりを証明した文書というわけだな。
1通目で火病り、
2通目は我にかえって理で攻め、
3通目は1、2通目が採り上げられなかったことでとことん情に訴える書き方になり、と。
3通目は3人連名だが、仁科が書いたのは
>>51だけってことかな?
77 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 15:44:19 ID:???
仁科、2の理屈に見える部分がそもそも破綻してるから、ますます気持ち悪いわけで
78 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 17:00:20 ID:???
仁科は局地侵入と局地防衛に使用するつもりだったわけか
>回天が泊地襲撃用ってのはなんぞ根拠あるのか?
前スレからもめてたけど、結論がでたね。
79 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 21:30:15 ID:???
結局資料使わずに議論することが如何に時間の無駄かを証明する結果になったなorz
80 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 22:50:20 ID:???
いやそれは仁科が勝手に言ってるだけで採用側の海軍当局者の考えはまだわからん、
とか言ってがんばる頑固者が出てきそうな悪寒。
81 :
名無し三等兵:2006/10/24(火) 02:52:47 ID:???
>>68 で、これは何点取れば合格なんだ?
国家資格でも上位何%とか70点以上とかあるからな。
82 :
名無し三等兵:2006/10/24(火) 03:26:54 ID:???
>>74 地理の問題で、マニラって米植民地時代は砂糖だったが日本占領以降綿花に代えてしまって
失敗したんだよなあ。NHKの番組でもやっていたし。
パリックパパンは当然原油だろうし、スラバヤは砂糖でいいのか?
昭南はシンガポールだからゴムかな?コロンボはやはりお茶かな?
やっぱ俺は予科練通れないなw歩兵になるわw
83 :
名無し三等兵:2006/10/24(火) 19:20:37 ID:???
84 :
回天:2006/10/24(火) 22:36:48 ID:???
|│ /
|●\
|^∀^)― 明日は『捷一號作戰』で敷島隊が出撃した日だよ。
|_/
|│ \
|
|★ ̄]
|ハ´)<反日スルナラ・・・
| ̄☆≧
|@A@]<イマノウチ!
|⊂/
|ノ
85 :
名無し三等兵:2006/10/24(火) 23:02:35 ID:???
回天戦果なし。
なぜ結果から判断しないで、思惑に思い入れを求めるのでしょうか
86 :
名無し三等兵:2006/10/24(火) 23:47:37 ID:???
結局、仁科中尉は「勤勉な馬鹿」だったのではと思う。
87 :
名無し三等兵:2006/10/25(水) 03:07:30 ID:???
回天を音響誘導式にしなかったのは理解に苦しむ。
Uボートが来てるんだからT5を入手できてないなんて言い訳は通用せんし
戦後調べた米軍の人も「まさか中に人が乗ってるとは思わなかった」てのが正直な心境だろう
88 :
名無し三等兵:2006/10/25(水) 22:57:56 ID:???
客観的にみて回天って相当運転しにくかったんじゃないのか
同じ死ぬなら赤トンボで特攻行ったほうが運転は簡単でとっとと死ねるような気がするが・
89 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 10:51:27 ID:jZutpr5i
市川海老蔵主演の映画「出口のない海」の終わりの方で、老人が海に向かってボールを投げるシーンがあったのですが、あの老人はもしかして峯眞佐雄(元搭乗員、当時少尉??)さんじゃないかな?と思ったのですが、合ってますでしょうか?
90 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 11:20:07 ID:???
>>88 だ・か・ら、動力部は本来の酸素魚雷のまんまですから、いいわけないでしょ。
91 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 11:21:10 ID:???
>>87 坊やの脳味噌の思考の方が皆さん理解に苦しむと思います。
相当に素っ頓狂な事を書いてるって自覚を持って下さいな。
92 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 16:26:11 ID:???
>>87 米軍の回天に対する認識は「潜望鏡を持った小型潜水艇」なんですが?
【昭和十四年九月二日付】
「勝利か将た死か」
ヒ総統、国会で獅子吼
【ベルリン一日発同盟】
ヒトラー総統の国会演説要旨左の通り
余はドイツの要求の貫徹を期し現ポーランド政府が
これを承認するか或は新ポーランド政府が出現するまで戦い抜く決心だ。
ポーランドの挑戦に対し余は忍耐を続けたが
遂に本日午前五時四十五分戦闘開始を命じた。
我が無敵陸空軍は爆撃に爆撃を敢行しつつある。
余もまた一兵卒として前線に赴くであろう
「勝利か然らずんば死か」これが余の金言である。
我が国にも2種類のドイツがあるように、日本にも2種類の日本がある。
一つが資本主義的、親英的日本。
もう一つは、「日出づる国」、「サムライの国」としての日本だ。
日本海軍は後者の具現化だ。
人間が自分自身の本質に一番近いものを見出すのは海の男の中なのだ。
日本の宗教は何よりも英雄崇拝を旨とし、
英雄達は母国の栄光と安寧のためなら
命を投げ出すことも厭わないのである。
【卍】 ≦予 ̄>
G\(^■^ ラ
\ <!>+\ [●]
∠☆ ̄\ ∠☆ ̄\ ∠☆ ̄\
G\(^∀^ G\(^∀^ G\(^∀^ ハ
\‖~:~‖\‖~:~‖\‖~:~‖\
94 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 19:34:02 ID:Fk1XMQoO
>>88 俺が特攻で回天か旧式飛行機の二者択一に追い込まれたら
やっぱ赤とんぼとか白菊とかを選択するなあ・・・合掌
95 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 19:36:40 ID:???
通常魚雷のほうが回天より有効ですよね。
96 :
回天は:2006/10/27(金) 19:46:42 ID:???
米海軍の
護衛駆逐艦アンダーヒル1隻しか沈めていないが、
日本潜水艦の敵を討ってくれたのは
見事なり!
97 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 19:51:48 ID:???
>>96 は?雨公のデータ信じてんのか?
データ改ざんしてんだよw
哀れなカス・・
98 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 20:43:17 ID:0B/jK+dn
>>97 ほんとにペンシルベニアの撃沈とか信じてるの?
99 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 23:08:18 ID:???
>>98 それは信じてないw
でも橋本艦長の記録読むと、回天戦でも戦果あるのがわかる。
100 :
名無し三等兵:2006/10/27(金) 23:26:51 ID:jZutpr5i
泊地での攻撃で、それなりの戦果があったからこそ、その後は洋上作戦へ余儀なく変更されたのではないかと考えるのが自然かと思うのだが・・・。
101 :
イランジン:2006/10/27(金) 23:31:02 ID:8LiVzIu4
,.'´ ____ _,.◯_ \
/‐''"´.:.:.:.:.:.:`.:'.:ーニェニ-- ._ \
♪ /.:..:.:.:.:.:.:_.: -‐¬、.:.:.:.: _,.  ̄\
{.:.:.:.:> '",. -z 'T丁「`‐匕 ,,`ヽ、 }
`'<>'" |〆-‐弋|‐|∧ノ_\`ト、 ヽ、ノ
/ | | _,、____-  ̄ソ、i `Y ♪
_//| | ` ̄ ̄` z__ 〉 l| 人間魚雷〜回天は〜戦果を残さず名を残すーーーー♪
 ̄7イ ヘ i | ,  ̄ソ .|i|
/ /!ヘ |l | , - 、 八l |i | 天皇陛下のためだといわれ〜♪
∨ リ ! |、リ !_ ノ /j | リ l |
|ノWl 、 ,. イ \! ソ 命を捨てて戦ったーーーーー〜♪
♪ _」__>ェ≦⊥、
┌「 ̄ ̄「卩 ̄ ̄У\_
_.. -┘_\.__, ┴、.__/ , - < ̄ ~ '' ーァ一-、 大元帥さまはマッカーサーに土下座して命乞い〜〜〜♪
,. ' ´ ` ‐テ‐=f´‐ '´ r─v / ̄ヽ、
,.´ / l {辷j/ , '⌒ヽ、
/{ /\_/| i:. 〉∠/ ,. - !`、
/ i .:.i/ 〉、 /l |.:,.<二<_/ ,.、 〉 \
/ 丶.:./ /\`´/|! ,.<ニニ三>`"´ /l、
ノ :.:.У /〉、 ¨ /!l ,.<ニニ三>'´〔 /| } \
泊地攻撃が母艦の損害も含めてあまりに失敗続きなので洋上作戦に変更されたわけだが。
だからといって、洋上攻撃なら成果が上がったかという訳でもないが。
作戦変更は、洋上攻撃のほうがまだいくらか望みがありそうだ、という判断から
でたもの。
それまでの研究・訓練では動く目標を攻撃するのは困難として、許可されなかった。
橋本艦長の本には
爆雷攻撃されている時、「このままではやられる!」と回天要員が
艦長に懇願して少々無理な体勢から回天発射。
数分後、コーンという音(回天が駆逐艦に接触した音)があった後、
大爆発音があったとある。40ノットの回天で追跡される駆逐艦は逃げられないそうだ。
敵艦が沈む音もキャッチしている。
動く目標を撃破してんだよね。
他にも何隻か撃沈してるのに米国側の記録にはなし。
橋本艦長と米国とどっちを信用しますか?
>40ノットの回天で追跡される駆逐艦は逃げられないそうだ。
この時の回天の最高速度知ってる?
>>105 30ノットって言いたいんだろ。
橋本艦長の本には40ノットってある。
だからそんなのが信用できるのか? って話なんでしょ。
大体、あの視界不良で露頂深度まで浮かばないと見えない回天が最高速度で
追い回すって時点でナニソレってなもんだが。駆逐艦相手にそこまで
浮かんで追いかけてれば返り討ちにあうべさ。
>橋本艦長の本には40ノットってある。
ますます、疑わしい話になっているのだが…
>>107 橋本艦長の本には、その時の駆逐艦は回天に爆雷攻撃をしていた。
それでも回天から逃げられず撃沈した、とある。
露頂深度の回天に爆雷攻撃? 子供が池に浮かんだおもちゃに石投げてるような
もんだな。本気でそんなこといってるとしたら、その艦長は頭がおかしい。
111 :
イランジン:2006/10/28(土) 10:58:25 ID:cMQLVqFu
| / / / | 〃 / | | | | || | 大日本帝国陸海軍の底力をなめてはイケナイわ!!
| ./ / / .| ||| | | | | || |
| l / | | | ||| | | | | | | | | | 海軍はイッキに正規空母を何隻も沈められるわ、
| | | | | | | | l_」 _⊥.⊥_ | | | | | | | 攻撃隊をだせば『七面鳥撃ち』っていわれるし。
| | | 〒エ==ー-.、_」-┴‐二_. -‐_ニ-‐七厂 ゙̄/ | | | | り
ヽ. | | |L」.二ニ、ミヽ、 ゝヽ‐イテ==‐-.、\__/ /. l | | | なんといっても帝国陸軍は満州で民間人よりも
ゝーイ‐ァl ミ/´ {:::O:::}ヽ } ' .{:::○:::} 〉 |  ̄|-‐< | | 早い機動力で戦わずに逃げたとか。しかも上官から!
|/.r|! 、`ー‐'_,. `ー‐'_/ | | |イ } | |
|| (|l  ̄ |  ̄ | | |ノ / | | この大日本帝国陸海軍の最大の特徴は戦えば負ける!!
|ゝ_lハ / / | | / | | 負けるから逃げる!!
| l∧ 〈 ,.イ. ||ノ. | | 流石はアノ大元帥さまの軍隊!!
/ | ', ` ' l | || | | |
/ | ヽ ___ | | |.| | | |
| | l\ __ ` /l | | | | | |
| | | | |\ /.| | | | | | | |
| | | | | | \ ,. ´ | | | | | | | |
| | | | | | | l`ー─ ´ | | | | | | | |
| | | | | | | | | | | | | | | |
皆さん、ごめんなさい。
橋本艦長の本を読み返しました。
30ノットとありました。
興味あったら一度読んでみるといいと思います。
>>87 そんな技術力があれば戦争に負けやせん。
Uボートの音響魚雷を譲って貰ってもマウザー砲の弾丸見て
無理だと投げ出したくらいの工業力なんだから押して知るべし。
>>88 「赤とんぼ」に乗って単独飛行するのもかなりの訓練期間が要るよ。
それと比べると回天乗せる方が手順が簡単で短くて済む。
回天は潜水艦からの発射時に距離と角度貰って、絶えず角度を
目標に合わせて修正しながら進む人的誘導特攻兵器で特殊潜航艇の
ような襲撃運動を目的にしたものでは無い。
基本的にはその操作は簡単な微調整で済むはずだった...
>>104 目標を見失った回天が自爆した音と考えるのが妥当では?
>>113 本読んでください。
撃沈した様子記述してありますから。
潜望鏡でも確認してますから。
>114
潜望鏡で確認ねぇ。爆雷攻撃受けてたはずの潜水艦にしては
大した余裕だな。他にも駆逐艦がいるかもしれん海域で。
まあ、戦記ものを読んで感動して後で米軍の記録を読んだらがっかりという事は
軍板の住人なら誰もが経験してきた事。
特に回天の場合は、なくなった隊員のこともあるから、判断の微妙な部分は戦果
としてカウントできるような記述にするのが人情だろう。
ちなみに、自分も橋本艦長の手記は読んでるので、気持ちはわかるが、客観的事実
は冷静に受け止めることも必要だろう。
潜水艦の潜望鏡の視野は狭く、観察時間も短いので精度は万全ではない。
魚雷命中音を聞いたので潜水艦長が潜望鏡で確認したら敵艦が見えなかった。
そこで撃沈と判断した。しかし実際は大破したまま何とか帰港していた。
こんな例はいっぱいある。たとえば、サラトガ(2回も!)。逆もあるけど。
橋本艦長自身、インディアナポリス攻撃のときは敵の反撃を受けたと錯覚して
深深度潜航したため撃沈を視認できなかったのではなかったかな。
インディアナポリスの時は、護衛艦がいなかったので潜望鏡を艦長以外の仕官にも見せて、
観察させていたと思う。ただ、誘爆音を爆雷と勘違いして、乗組員が動揺したそうな。
回天は敵船のウェーキやいるか運動で早爆したり、爆雷や砲撃、ヘッジホッグ等で命中
と誤認していた可能性が高い。
回天の訓練結果では、相手が14ノットだと成功しないが、7ノットなら何とか可能性が
ある、という程度だった。
>>119 相当余裕カマシて洋上走行していたんだな、それも単独で
マリアナ海戦から呉に帰還するときの金剛と同じだな
橋本氏の「伊58潜帰投せり」買ってきちゃった。
インディアナポリス撃沈後、北上していての回天戦の一部。
潜望鏡で敵を発見したので、回天戦用意、魚雷戦用意を下命。敵は15000t級水上機母艦
らしいと認める。回天発射後、よく見ると前に駆逐艦が一隻いる。潜望鏡を上げて見ていると
敵は煙突から盛んに黒煙を上げはじめた。回天を発見した駆逐艦は、右に左に走っているがどうしようもない。そのうち30分ほどたって爆音がした。連続十発も聞こえる。
駆逐艦が反転して爆雷攻撃をはじめたのだ。そのうち大水柱、大黒煙が天に上がった。
黒煙が消えた時には、すでに巨大な艦影はなく、駆逐艦のマストのみが海上に見えていた。
見事、15000tの巨艦を一瞬のうちに葬ったのである。
敵機動部隊へ正面から突っ込んだら、相当やれるのではないかと思われた。しかし、
それには条件がある。回天が30ノットのまま潜望鏡を上げて観測できることである。
そうすれば命中はずっと容易になる。突然、30ノットの速さで突っ込んで来るものを相当の
遠距離から見つけても、大体20ノット以下で走っている艦なら絶対逃げられない。
15000tの巨艦ってなんだったんでしょうね?
>回天が30ノットのまま潜望鏡を上げて観測できることである。
回天の潜望鏡は5ノット以下でないと使えなかった。
123 :
121:2006/10/28(土) 17:16:56 ID:???
>>118 > 橋本艦長自身、インディアナポリス攻撃のときは敵の反撃を受けたと錯覚して
> 深深度潜航したため撃沈を視認できなかったのではなかったかな。
誘爆音を爆雷攻撃と勘違いした乗組員に「誘爆音である」と制している。
深く潜ったのは、駆逐艦の探信音があったからとある。
潜ってる間にとどめの魚雷装填。探信音がなくなったので浮上して
現場に行くと何もなかったそう。沈没の証拠を探したが暗く諦めたそうだ。
魚雷3発食らって視界にない、というのは考えられない、と判断して
撃沈としたようだ。
>>124 ふざけんな。
貴様著作権法違反を幇助する気かよ。
大体
>>121は学研文庫で出てるから今でも容易く入手できる本だぞ。
自分で買え自分で。
>>125 ごめんなさい・・
ZIPでお願いします。
>>122 >>121が引用している箇所のちょっと後のところに、
回天も30ノットで浮上観測できるようになった旨の記述がある。
回天に飛行機みたいな風防をつければいい
そうすれば目標を視認しながら突っ込める
>>130 その前に敵の電探及び視認によって完璧に撃沈されると思う
もう時局的には無理だったんだよ。英霊に黙祷するしかないが。
>>130 特攻兵器では無いが、ドイツの双子魚雷の「ネーガー」がそれだったけど
少々の光でもアクリルの風防が反射して飛行機や船から容易に視認
できたそうだ。
>>121 浮上観測ならできるが潜望鏡深度で30ノットは水の抵抗考えても無理でしょうね。
133 :
名無し三等兵:2006/10/29(日) 20:19:02 ID:xg4yEXRG
今日やっと「出口のない海」見てきた。
最後らへんの「大和」を見送るシーン見て気付いたんだが、「はるな」型護衛艦が「大和」後方に付いてた…
それに不可解な艦が多数…これって良いんですかねぇ?
流れ読めなくてすまん。
>132
仮にできても、そんなことすれば航跡でまるわかり。
>>134 ( ^∀^)ゲラゲラ バカジャネーノ
まともな反論できない香具師は煽ることしかできない、哀れだ。
>>131 まあなあ、発進したものの、潜望鏡出した時点で米巡洋艦や駆逐艦から袋叩きにあって撃沈された
艇も結構あったそうだからな。
空母や戦艦が停泊している泊地の奥にはもう近づけないだろうしなあ。あくまでも奇襲兵器だよ。
2度目以降はなかなか通用しないんじゃないのかな?
よほど敷設機雷の方が戦果あげてる。悲しいけどこれ現実。
139 :
名無し三等兵:2006/11/01(水) 02:03:20 ID:SApKxrSR
140 :
名無し三等兵:2006/11/01(水) 02:04:06 ID:SApKxrSR
「回天の特集番組を何度か作りましたが、
どの番組も、回天は一度搭乗すると外からボルトのようなものでハッチを固定され、
搭乗員は泣いても叫んでも外に出してもらえない非人間的な兵器だ、
そんな説明で全国放送されました。
回天一型の図面(内部図解)を見ればわかりますが、
ハッチは頭上と床の2ヶ所にあり、開閉のためのハンドルは内側にしかついていません。
だいたい外側に突起物があると水の抵抗が大きくなるので、そんな馬鹿なことはしません」
141 :
名無し三等兵:2006/11/01(水) 02:04:55 ID:SApKxrSR
1944〜1945間に連合軍側のイタリア海軍特殊潜水兵部隊は、
枢軸イタリア軍の重巡洋艦ボルツァーノ、同ゴリツィア、未完成空母アクィラを
人間魚雷マイアーレによって撃沈した。味方に強いヘタリアン!
http://www1.odn.ne.jp/~ccc56710/kaitensen014.html 襲撃訓練は,目標船桐丸(500トン)または大発が金魚ブイを曳航する8ノットの的に対し,
深度10メートルで艦底通過をする際命中不命中を判定することとした。
「私のときは目標は8ノット,彼(園田―郎少尉)のときは目標速カは14ノットだか1 6ノット
だか高速の相手を襲撃する訓練であった。
終わって帰ってきた彼は『実に難し い。浮上観測している間にドンドン相手が進んでしまい,
方位角も方向角もみるまに変わるから,狙いが定まらない。』
「低速の目標艦襲撃もうまくできないのに,高速艦相手の訓練をしてもムダと考えたのか,
その訓練はあまり行われなかった。」
http://www1.odn.ne.jp/~ccc56710/kaitensen015.html 回天の洋上での使用は,大本営や聯合艦隊司令部ではもちろん,第6艦隊司令部の上層部でも
全く問題にされなかった。
したがって洋上への転換が意見具申されたとき,それは断固反対された。
動かない艦船を奇襲するのさえ難事中の難事である回天に,航行する,
しかも自由に回避可能な移動目標を攻撃撃沈させようというのである。
しかも,いつどこで会敵するかもわからないということは回天搭乗員の精神問題から考えて
もまことに重大である。
猛反対があったのは当然であった。
上層部の人々が回天は動かない目標を攻撃する兵器なりと強く考えていたことは事実である。
http://www1.odn.ne.jp/~ccc56710/kaitensen019.html 回天発進後,爆発音を母艦で聴取或いは爆発の黒煙を命中したものと推定していたことが,戦闘詳報にも戦後発表の手記にも述べられている。
戦後判明した戦果から推理すれば,多くは自爆または早爆によるものであったのではなかろうか。
襲撃運動の困難なことは,既に詳述した。 内地における訓練海面と大洋とは海面の様相は著しく相違する。
操縦の困難と敵艦の回避運動(回天戦は爆雷攻撃を受け制圧されて反撃に使用した場合を除き,
昼間使用を原則としていた)を考えたならば,射点占位すらも困難であり,反復襲撃すべく燃料の残る限り
特眼鏡を上げて索敵運動を続け,遂に燃料尽き,電気信管自爆を選んだのではなかろうか。
或いは,突入の段階で加速した際,いるか運動または敵艦のウエーキ(艦首・艦尾から出る波)で早爆した
ものもあったろう。
どうせ無断転載だろ?
2chだからってやめとこうぜ。
つーか著作権にふれる転載はこのスレでも他にあるのに、なぜ今回だけ問題にしてるの?
>>147 は?お前か?
URLまでそのままリンクしてるし、解析してる人は
どこにリンクされてるかわかるんだぜ。
こんだけ貼りまくってHP管理者が見つけたら気分悪いだろうよ。
自分だったらどうなんだ?
>>148 貼ったの俺じゃないよw
でも、このスレにとって役立つ情報だと思うけど…
このスレ、なんか勝手な想像で書き込んでる人間多いし。
151 :
名無し三等兵:2006/11/01(水) 19:55:02 ID:6P61pPBg
>>143 洋上攻撃は考えてるより、かなり難しかったんだなあ
泊地にはもう潜水艦が近づけないし、洋上では打ち放し状態だろうからなあ
体当たりが空振りしたら自爆するしか無いだろうし
同じ死ぬなら空を飛んでとか銃剣着装で突撃するとか、そちらに1票。
>>150 なんか本人ぽくね?w
橋本氏の本の方が面白いよ!
回天で撃沈してる様子なんかワクワクするし。
こんなクソ兵器に乗る馬鹿が悪いwwwwwwwwww
なんかなぁ・・・うちの曾じいさんがこれの設計にちょっと噛んでたか何かあったらしいけど、
どんな気持ちで作ってたんだろうなぁ。
>>155 単に設計方からすると、回天の図面だけをみた場合構造上、必死の兵器だとの認識は無かったんじゃないかな?
魚雷を人間が操縦することは疑問だろうが、一応搭乗員が脱出しようと思えば逃げられるような仕様書だからなあ。
実際100%無理なのだが。
黒木大尉でも仁科中尉でも賛同する士官連中でもいいから、こいつらだけでやってくれたらと
回天隊員も悲惨だが、道連れで撃沈された潜水艦の乗員が一番悲惨だぞ・合掌・
157 :
名無し三等兵:2006/11/01(水) 23:27:40 ID:OR3wpRqj
皆、何もめてるの?
それより
>>121さん、ZIPで早くうpしてください。
>>156 こらこら、図面を引ける人間ならこれが特攻兵器なんて一目瞭然だろう。
馬鹿を書くな。
>>160 馬鹿ってどういうこと?
自分なりの思ったこと書いたまでじゃないか。
お前が馬鹿だよ!!
特攻機の桜花だって脱出できる構造だぞ。一応。
誤爆だお
223 :米海軍の魚雷 :2006/11/01(水) 21:55:52 ID:???
米海軍はMK2電気魚雷を開発したが使用は任意だった。
潜水艦の戦果が最も上がった44年における電気魚雷の使用は
魚雷3本のうち1本弱だった。
45年にはMK14(蒸気)魚雷1本に対して2本になった。
最も優秀だった魚雷はMK23である。
全体の命中率は34%、1隻の撃沈に要した魚雷は11本だった。
( ´・ω・`)つ〃∩ ショボーン ショボーン ショボーン
●回天ってアメリカ海軍の通常魚雷以下だったのね…。
まあ有名なかんざしもMK14なんだけどね。
信管は兎も角として、MK14は信頼性が高いですからねえ。
回天の様に制限だらけの代物じゃないぶん戦果が高くて当然でしょう。
というか通常魚雷ではどうにもならなくなった日本の苦肉の策だから
比較してもどうにもならないか。
有線誘導式ってMk27からだっけ?
そりゃあ、回天にしろ93式にしろ、秘匿兵器の名のもとに碌な試験も改善も
やらんかったものと比較したらMk14に失礼ってもんだ。
なんかこのスレ、回天擁護派はやたら馬鹿だのカスだの人を罵倒してて感じ悪い。
もともとそういう人格なんだから仕方ないのだろうけど…
アメちゃんの潜水艦も相手は低速の輸送船中心だから、性能よりも信頼性重視。
93式魚雷はあくまでも主力艦向けの艦隊決戦用兵器。
スペック重視で信頼性は二の次なのは当然。
信頼性を重視してなかったんじゃなくて、高くできなかったの間違いだろ。
兵器にとって信頼性や稼働率は最重要スペックだが。
171 :
名無し三等兵:2006/11/05(日) 04:02:51 ID:gZ/tysWZ
172 :
名無し三等兵:2006/11/05(日) 04:04:53 ID:gZ/tysWZ
「回天の特集番組を何度か作りましたが、
どの番組も、回天は一度搭乗すると外からボルトのようなものでハッチを固定され、
搭乗員は泣いても叫んでも外に出してもらえない非人間的な兵器だ、
そんな説明で全国放送されました。
回天一型の図面(内部図解)を見ればわかりますが、
ハッチは頭上と床の2ヶ所にあり、開閉のためのハンドルは内側にしかついていません。
だいたい外側に突起物があると水の抵抗が大きくなるので、そんな馬鹿なことはしません」
173 :
名無し三等兵:2006/11/05(日) 04:07:14 ID:gZ/tysWZ
ハッチのハンドルが内側にしかないのなら外から開けられないよ。
開閉のためのハンドルは外側にもありますよw
ハンドルが内側にしかなかったら、乗り込むときにどうやってハッチを
開けるというのかな?
>>172 こういう生存者の本が全て真実だと思ってるの?
wwww
てゆーかこの話はさんざんガイシュツだろ。
回天本体のハッチは上下とも内外両方から開閉可能だったでFA
外からしか開閉できないといってるのは潜水艦との連絡交通塔の艦側ハッチの誤認。
179 :
名無し三等兵:2006/11/05(日) 14:47:52 ID:nYCRzY33
洗脳された人)回天特攻隊員に課せられた使命は非人間的だ
→だからまともに突入など出来ない
史実を知る人)それでも使命を果たした人がいる
洗脳された人)それは今の北朝鮮と同じ。昔の日本は狂っている
その繰り返し。
>>179 お前今まで何を読んで来たんだ?(笑)洗脳とか何とかじゃなくて、
回天は機械的にも、戦術戦略的にも失敗兵器であり、
戦果より玉砕を優先するような連中が推進したってことは、
このスレ(前のも含めて)に目を通したらよく分かると思うよ。
と、頭の悪い中学生にちゃんと答えてやろう。
>戦果より玉砕を優先するような連中が推進した
ありえんな。
仁科の建白書なんかみても玉砕前提にはほど遠い。
せめて甲標的
>>181 過去レスでは、仁科の意見が何度も却下されて、すでに論理破綻した涙目状態のものだった、
という結論になっていたのでは? だいたい言い出しっぺの一海軍中尉の意見だけで
兵器および戦法としての回天をとらえきれるわけがない。
>>184 字面以上のことは読み取れないか。読解力の無い奴だな。
エキセントリックな青年将校による荒唐無稽な意見書が取り上げられるほど
末期の日本軍は集団ヒステリー状態だったってことじゃん(笑)
人間魚雷なんぞに本気で天を回すことを期待してたとしたら旧海軍の連中は本物のアホだな。
現実的で優秀な連中はみんな死んでしまって、日吉の穴ぐらに隠れてた連中ばかりだったのかね。
やっぱり無能な組織に落ちぶれた海軍が、キチガイどもの派手に破滅したいという言葉に乗ったってことだろ。
187 :
イランジン:2006/11/06(月) 08:29:20 ID:qGh1dQ9X
246 :イランジン :2006/11/05(日) 12:26:56 ID:LHAfXUdw
桜花も、回天もムダ死にだったよねーーーーーーー。
247 :名無し三等兵 :2006/11/06(月) 00:31:43 ID:???
それを認めない遺族やウヨが、問題の本質を見えなくして半世紀以上が過ぎてしまった。
あれは完全な犬死にで、だからこそ悲惨であり、純粋な人の心を無駄にしたといいたい。
ちょっとしたやり取りでした。
>>179 >洗脳された人)回天特攻隊員に課せられた使命は非人間的だ
→だからまともに突入など出来ない
使命が非人間的だったから突入できなかったなんていうレスあったっけ?
あったら引用してくれ
189 :
名無し三等兵:2006/11/17(金) 07:26:16 ID:Olu2Ro0D
熱走!!!!!!!!!!!!!!!
結論
>>179は、脳内妄想のオナニーレスでした。
自分達の恥ずかしい悪行→→→→→→事実の捏造
★中国、文化大革命時の大虐殺→→→★南京大虐殺
★中国、死刑囚の臓器売買→→→→→★731細菌部隊
★中国、軍事大国化→→→→→→→→★靖国神社参拝は日本の軍国主義化
★中国、周辺領土侵略→→→→→→→★日本は尖閣諸島を侵略
★韓国、万年属国の歴史捏造→→→→★日本の歴史教科書批判
★韓国、竹島侵略→→→→→→→→→★日本は竹島を侵略
★韓国、売春大国→→→→→→→→→★従軍慰安婦問題
☆遠吠えばかりで実戦にはヘタレしかない諸君に、
米海軍艦船に石ころ一個命中させることなんか不可能だね!
呉工廠魚雷実験部で試作を開始した2月〜5月までは脱出装置付きで作業が
進んでますがな。
脱出装置の開発が原因で試作が滞った5月に脱出装置抜きが決定してますがな。
理想主義のみが人間の眼を開いて、武力と権能の権利を認めさせる。
純粋な理想主義は、最も深奥な知識である。
その証拠は、純真にして健全な子供のうちに見ることができる。
こうした純真な子供が成長すると、滑稽な平和主義に憤慨し、
国家の理想のために進んでその若い生命を
犠牲にすることを望むようになるのである。
【卍】アドルフ・ヒトラー『我が闘争』より
194 :
名無し三等兵:2006/11/29(水) 14:47:51 ID:gJmbt7Rb
>>コピペやURL直リンするのよそうぜ。
>>URLも最初のhを削るとかしろよ
いやむしろh抜かれる方が気分が悪い コピペしてhを入力するのが面倒だと思ってる人も多い訳だが
>>194 わかってないな。URLの最初のh抜くのは2ちゃんにかかる負担軽減という
ちゃんとした意味があるんだよ。
リンク先のサイトを潰したいならhを付けるといいよ。
2chからのアクセスが増えるとびびって閉鎖する奴多いからw
|│ /
|●\
|^∀^)― 真珠湾の特殊潜航艇が最初なんだよね♪
|_/
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|ハ´)<反日スルナラ・・・
| ̄☆≧
|@A@]<イマノウチ!
|⊂/
|ノ
伊44は米海軍に発見されて攻撃を受けたため回天での攻撃可能距離まで近づけず、
46時間にわたる追跡から脱出して帰還した。同艦は長時間の戦闘と潜水により艦内の
酸素が不足するなど危険な状況に陥り、乗員の必死の努力で生還したが、第6艦隊
(潜水艦隊)司令部は現場の状況を考慮せず、ただ「回天を発進させずに引き返した」
ことは命令違反・戦意不足だと判定して艦長を更迭した。
伊44の回天は交通筒が整備されてなくて、浮上後隊員を搭乗させて発進
させなきゃいけないんだよね。
川口艦長は作戦後の研究会でその点や敵勢力下での移乗、出撃の困難さを
指摘したら、第6艦隊の参謀が逆切れして艦長を面罵した挙句、艦長を罷免ってのが実態。
加えて、米海軍の攻撃から逃れた直後に発信した作戦断念の電文を受電しそこなった責任を伊44の
無線担当に擦り付けてこれも罷免。
一、帝国政府はアメリカ合衆国政府との間に友好的諒解を遂げ
両国共同の努力により太平洋地域における平和を確保し、
以て世界平和の招来に貢献せんとする真摯なる希望に促され、
本年四月以来合衆国政府との間に両国国交の調整促進ならびに
太平洋地域の安定に関し誠意を傾倒して交渉を継続して来たりたる処、
過去八月にわたる交渉を通じ合衆国政府の固持せる主張ならびに
此間合衆国及び英帝国の帝国に対して執れる措置に付き、
ここに率直に其の所信を合衆国政府に開陳するの光栄を有す。
甲標的があんのに何でこんなアタマワルイ兵器が必要なんだろうと
思った奴は正直沢山居るだろうな。何で甲標的では悪かったのか俺には理解できんけど
>アタマワルイ兵器が必要なんだろう
当時、あたま悪い香具師が必要だと思ったのは仕方ないとして、現在もこの兵器
もちあげてる超アタマルイのがいるそうだよ。
204 :
名無し三等兵:2006/12/17(日) 13:37:14 ID:lp6fI76y
結局、仁科中尉は「勤勉な馬鹿」だったのではと思う。
205 :
名無し三等兵:2006/12/17(日) 14:04:26 ID:bcQYNJIq
普通に利敵行為だろ。敵さんが仕事しやすくしただけで。敵より見方の被害が大。費やした人的物的資源や手間ひま考えて見ろ。
206 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 07:15:17 ID:uK27ON1J
誰か大島行った人います?
207 :
名無し三等兵:2006/12/20(水) 07:46:28 ID:GD5HeFnD
ばかぼん
回天も甲標的も旋回性が悪く、自身が突っ込まなければいけない回天の
場合は致命的過ぎる。
沖縄で駆逐艦を仕留めた話も低速で回遊するので何隻もいたように見られている。
小型魚雷をある程度公算的(必中距離で)に発射できないと駄目だ。
酸素魚雷も終盤はあまっていたのだから、3本まとめるくらい白!
人間魚蕾 空海
210 :
[脱○帽]昭和天皇陛下の御詔語 :2006/12/24(日) 08:33:49 ID:A34lSQ1F
[脱●帽]昭和天皇陛下の御詔語
[●] ⊥▽ ̄]
G\(@∀@-ア <いざ征け兵 日本男子!
\ <!>報\ [●]
⊆⌒ ̄⊇ ⊆⌒ ̄⊇ ⊆⌒ ̄⊇
G\(^∀^ G\(^∀^ G\(^∀^ ク
∠☆ ̄\ ∠☆ ̄\ ∠☆ ̄\
G\(^∀^ G\(^∀^ G\(^∀^ ハ
\‖~:~‖\‖~:~‖\‖~:~‖\
国本に培ひ国力を養ひもって国家隆昌の機運を
永世に維持せんとする任たる極めて重く道たる甚だ遠し
而して其の任実に繋りて汝等青少年学徒の双肩に在り
汝等其れ気節を尚び廉恥を重んじ古今の史実を稽え
中外の時勢に鑑み共の思索を精にし
其の識見を長じ執る所中を失はず嚮ふ所正を謬らず
各其の本分を恪守し文を修め武を練り質実剛健の気風を振励し
もって負荷の大任を全くせんことを期せよ
>>202 回天に改造するぐらいならやけくそに射程ギリギリぐらいの遠距離から在庫一掃のメクラ撃ちをしてたら
まぐれで何本かは当たったような気もするんだがなあ。
すくなくとも味方の兵士を自爆させない分そっちの方がマシだった気が。
で、どこから発射するの?
95式魚雷つうても射程は2万そこそこよ?
213 :
名無し三等兵:2007/01/04(木) 05:09:19 ID:fOpK/lBs
桜花も、回天もムダ死にだったよねーーーーーーー。
>>212 回天って九三式の改造じゃなかったっけ?