自衛隊や米軍の基地祭・友好祭 V

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403名無し三等兵
【社会】岩国基地従業員、国防総省などを障害者差別で訴える JRも被告に

米軍岩国基地に勤務する米国籍の障害者ら数名と全米ろう者協会は15日、岩国基地への通勤に使う
鉄道が身体障害者を不当に差別しているとしてADA法違反でラムズフェルド国防長官、米国国防総省と
日本の防衛施設庁とJR西日本を相手取って総額3億ドルにのぼる損害賠償訴訟を
サンフランシスコ連邦地方裁判所におこした。訴えによれば岩国駅に発着する多くの車両や駅、トイレなどは
障害者が使用することは全く考慮されていない構造であり、その結果として基地で働くアメリカ人障害者が差別されているという。
ADA法(障害をもつアメリカ人法)は「障害者の公民権法」と言われており、障害者への差別を全面的に禁止している。
訴えには損害賠償のほかに在日米軍基地の周囲にある全ての公共交通機関をADA法準拠構造にする事と
岩国基地内部にバリアフリー構造の基地住宅を整備する事などを要求している。
在日米軍基地の基地住宅は慢性的に住宅が不足している状態か続いており、原告はやむをえず広島市内の住宅から
山陽線の列車を使って岩国基地へ通っていた。ところが、その多くの車両や駅にはバリアフリー対応設備
などは一切設置されておらず、車両とホームとの間の段差も介抱者無しには車椅子が通れないほど高いままだった。
原告はJR西日本に対して全ての車両や駅などを改修するように要求していたが、
JR西日本は「ADA法はあくまでも米国国内だけに効力がある法律であり、我々が守る義務は一切無い」
として協力を全面的に拒否していた。このことについて原告の弁護団は「あくまでも日米両政府の都合で基地の外から
アメリカ人がアメリカ軍の基地へ通勤するのだから、原告たちの通勤手段についても日米両政府が
責任を持って整備をする義務があった。ところが、被告らはこれらを怠った。被告に落ち度があるのは明らかである」と主張している。
このことについてJR西日本は「まだ訴状がこちらへ届いていないので現時点でのコメントはさし控えたい」と答えている。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1158938011/l50