信じられないが、本当だ Part58

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855名無し三等兵
昭和17年、南京市街近郊で稲荷神社を設営しようとしていた陸軍の高森部隊は
一つの石棺を掘り当てた。学のある兵隊が彫刻された文字を判別すると、
どうも宗の時代に散逸した玄奘三蔵法師の頂骨だと分かった。

陸軍による発掘と調査の後、出土物はすべて時の汪兆銘首班の中国政府に引き渡された。
中国の仏教関係者は中国政府、日本政府、日本軍、日本仏教関係者と南京市民を
招き、盛大な追善供養を行った。そのさいに中国仏教関係者から三蔵法師のご遺骨の
分骨の申し出が日本側仏教関係者に告げられ、実現した。
分骨は薬師寺で供養されていたが、終戦時、骨を返還する必要があるのでは?という意見が
あり蒋介石に問い合わせがいったところ、「三蔵法師の遺徳は広く顕彰されるべきであり、
返還の必要は無い」と返事がきた。

その後、文化大革命で中国本土に残された遺骨が散逸し、中国本土と台湾から分骨の依頼が
あり、薬師寺から分骨された。

現在、怪しげな日本人が「三蔵法師の遺骨返還運動」なるものを立ち上げ、
中国本土の仏教関係者と中国政府に焚き付けていて、日本の薬師寺と仏教関係者は
困惑している。

信じられないが本当だ。