陸戦部隊の編成・編制・編組について語るスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
786名無し三等兵
92 名前: 庁の人 [sage] 投稿日: 02/03/05 11:08
>>91
装備調達の陸海空の比率が本来の比率に戻れば大綱で規定された戦車900両は達成できるはずです。
経緯でいえば80年代の後半まで遡ります。
当時1000海里防衛、防空能力の強化が叫ばれ、本来陸の取り分の装備調達費を、海空に廻しました。
それは90年代後半まで続き、その結果イージス艦4隻、88艦隊、P3C100機、
F15が200機とAWACS、パトリオットという態勢が完了したわけです。
その間陸は我慢した。傍から見ても気の毒なくらいです。
本来予定していた師団の自動車化が頓挫し、師団内1連隊の装甲車化もかなわず、戦車調達と戦闘車調達は遅れ、
ようやく特科の更新だけが可能だったのです。
>>91さんが前提にしている予算比率がすでに異常なのです。
そしてそれは固定化されたものではなく、今大綱では陸海空の装備調達比率はかつての比率に戻ります。
海上は新イージス艦という巨大調達で大型装備は終了しますし、航空はF15の近代化改修が主力事業になります。
今大綱では陸にも厚い装備予算になると決定していますから、海空の装備予算は本来の水準に減少します。