■○創作関連質問&相談スレ 16

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668名無し三等兵
>>664
タイプにもよるが、イージス艦は推進用の主機関とは別に、電子機器や兵装、船内環境維持に要する
所要電力をまかなう為にガスタービン発電機(容量2,500kw.)を基本的に三基搭載。
戦闘被害に備え分散配置している。
(これ以外にも、やはりタイプによっては非常用ディーゼル発電機等が搭載され電力確保している)

なお、現在公試中である日本の最新鋭イージス護衛艦あたご型に採用されている現用最新鋭、
AEGIS System Baseline7 phase1 は基本的に民生品を転用した市販品で構成されている。
(それ以前は軍の特注だった)

システムを構成する全てのコンピュータはUNIXベースのPowerMAXを使用。
これはシステムの制御・応用プログラムの実行には、情報機器組み込み用のOS同様リアルタイム処理可能なUNIXである。
(ソースコードは軍の特注時代のものから逐次書き直されている)

 コンピュータシステムの構成は
Concurrent社 PowerMAXION SMP system(PowerPCx4,PowerPCx8) 4台
  〃    Power HawkT 620 13台

PowerPCx8個構成のPowerMAXION SMP system ⇒ SPY-1Dの制御
 〃  x4個構成の    〃       ⇒ WCS/FCSの制御

Power HawkT 620 ⇒ aegis systemの指揮・意思決定要素

これらのコンピュータシステムは取得改革の一環として、ある特定の会社製の機材、ソースコードに依存しない
POSIX互換を義務づけられているが、Baseline7 phase1 はコンピュータシステムもOSもConcurrent社
製で統一されており、IBMのPowerPCで構成されているSMPシステムが採用されている。


何気に振動解析等特定用途向けに市販されているシステムの最上位品ベースに
軍事向けの規格に沿うよう改修されたものなので、見た事がある名前が出ていたりする
>PowerPCはMacのCPU等に使われている(いた)ものの上位版