1 :
外人部隊少尉:
スペイン内戦はまさに世界の兵器を密集した興味深い戦場でした。
複葉機から近代的な低翼戦闘機、急降下爆撃機、機銃戦車から快速
戦車…。他にもいろいろ書き込んでください。
2 :
名無し三等兵:2006/07/24(月) 23:57:11 ID:???
人民戦線と共に一等自営業阻止
3 :
名無し三等兵:2006/07/24(月) 23:57:28 ID:???
赤い人達のドロドロ内ゲバ祭りってイメージがあるんだが。
4 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 00:13:52 ID:2GGq36iP
フランコに1号戦車100台、Me109、300機Ju87、200機もやれば内戦あそこまで
きつくならなかったのに。
5 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 00:33:02 ID:???
(σ゚∀゚)σ †Opus Dei
6 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 21:41:10 ID:48b4Di3K
とりあえず参考資料になるものって?
三野正洋「スペイン戦争」なんてどうよ
7 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 21:50:05 ID:???
8 :
サルベージ:2006/07/25(火) 21:51:48 ID:???
21 世界@名無史さん 2005/04/22(金) 20:42:33 0
人民戦線には様々なグループが存在して、戦争の真っ最中でもお互いの指導者の
暗殺等の抗争を行うという凄すぎる状況です。
首都マドリードの陥落一ヶ月前でも内戦が発生したぐらいですから。
22 世界@名無史さん sage 2005/04/22(金) 20:49:05 0
ちなみに共和政府側にソ連軍、反政府軍にポルトガル軍、イタリア軍
そして有名なドイツの「コンドル軍団」が参戦しました。
特にソ連軍とドイツ軍はそれぞれが支持する勢力の戦車部隊及び空軍部隊の
根幹をなす存在となって各地で激戦を繰り広げることとなります。
しかし常時4個自動車化歩兵師団&300機以上の航空機という大量の兵力を
派遣していたイタリア軍は無茶苦茶弱くて両軍の笑いものになってます。
やはりイタリアーノは私たちの期待を裏切りませんね。
9 :
サルベージ:2006/07/25(火) 21:54:39 ID:???
23 世界@名無史さん sage 2005/04/22(金) 21:15:49 0
http://www.geocities.jp/napowhis01/spain.html (内戦)
FLASHスレから転載です
なかなか雰囲気出てて勉強にもなります
111 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 21:15:08 0
日本語の書籍で、スペイン内乱全体を勉強するのにいい本ってなにがありますか?
カタロニア賛歌で雰囲気はよくわかったんだけれど、いまいち全体像がつかめなくて。
斉藤孝のスペイン戦争も読んでみたんですが、フランコをファシストと決め付けていたり、
古典的な人民VSファシスト・軍国主義構図というの感じで、もっと別な人のもできれば。
112 世界@名無史さん sage 2006/06/04(日) 21:45:51 0
色魔力夫 『フランコ スペイン現代史の迷路』 (中央公論社)
スペイン内戦の部分についてはもちろん斉藤某のような凡庸な解釈ではない
113 世界@名無史さん sage 2006/06/05(月) 21:25:14 0
>>112 色魔じゃなくて色摩でしょw
この人の解釈はなかなか面白いよね。
スペイン内戦はスペイン社会に内在していた様々な社会不安がその原因であり、
必ずしも第二次世界大戦の前哨戦とはいえないといってみたり、
しばしば策略家として過大評価されがちなフランコの実像を、
連合国・枢軸国双方との繋がりを具体的な資料で示しながら論証してみたり、
ステレオタイプなイメージが固定されていればいるほど、意外性をもって読める。
10 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 21:56:40 ID:???
>>6 ちょっとぐぐった感じだと、三野せんせにしては、意外にも評判が良い。
11 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 22:03:29 ID:???
世界史板関連スレもうひとつみつけた。
【独裁者の】フランコ総統【勝ち組】
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1132489914/ / _ \
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ヽ_|0l二二二二l0|_ノ
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●フランシスコ・フランコ・バハモンデ(1892〜1975)
スペイン総統。スペイン内戦では国民戦線軍の総司令官兼国家元首に就任、
ナチス・ドイツやイタリア軍の支援を受けて、1939年2月、マドリードを陥落させ
人民戦線政府に勝利。独伊防共協定に参加して、正式にスペインの総統に就任。
第二次世界大戦中は中立を宣言したが、サラザール率いるポルトガルと同様、
ナチス・ドイツの優勢を見て枢軸国側に、連合国が優勢になると再び中立に戻る
という動揺を繰り返した。戦後はアメリカに接近。70歳を越え健康状態が悪化すると
1969年に前国王アルフォンソ13世の孫フアン・カルロスを後継者に指名。
長い闘病生活の後、83歳で没。
12 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 22:04:59 ID:???
ちょび髭伍長やイタリヤのピザ野郎に比べれば
戦後も長期政権維持したフランコは勝ち組
13 :
サルベージ:2006/07/25(火) 22:10:03 ID:???
14 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 22:13:50 ID:???
世界史板には
>やはりイタリアーノは私たちの期待を裏切りませんね。
って書いてあったけど、実際にはイタリア空軍と海軍はかなり活躍したみたいです。
空軍は、複葉機で格闘戦やって馬鹿勝ちしちゃったものだから、後継機開発が遅れたとか何とか。
15 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 22:28:45 ID:???
スペイン内戦が初陣だった兵器で、WW2でも使われたのって結構あるよね
<ソ連>
・E16戦闘機
・BT-5快速戦車
<ドイツ>
・1号戦車
・Bf109戦闘機
・He111爆撃機
・Ju52輸送機
・装甲艦「ドイッチュラント」
<イタリア>
・CV33快速戦車
16 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 22:44:48 ID:???
ゲルニカ空襲って虐殺みたいに言われるけれど、実際どうだったの?
17 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 22:51:05 ID:???
>>15 つJu87、Flak88
それと、ドイツ軍にとっては、編隊空戦術を実戦テストする良い機会になったと思う。
ロッテ戦術。
あと88で戦車撃ちも
18 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:08:21 ID:???
【質問】
よくヘタレといわれるイタリア軍ですが,スペイン内戦では,かなりの死者を出しているようです.
後のWW2だと,捕虜は多くとも,死者は少ない気がするのですが,
この違いは,どういった原因からなのでしょうか?
【回答】
Guadalajaraでの敗戦が響いています.
イタリア陸軍の中の人には,人民戦線軍は烏合の衆であって,
正規軍を派遣すれば,鎧袖一触で片付くと言う思いがあり,敵を侮っており,
一旦その弱い敵に崩されると総崩れとなるケースが多かったみたいです.
それと,イタリアは4個師団を派遣していますが,内実,正規の師団はリットリオ師団のみで,
残りの黒シャツ,黒い矢,黒い焔の各師団は,
民間の武装集団であるFascist戦闘団またはFascist市民軍から参加した
ほぼ素人の青年たちと陸軍兵士を組み合わせて作ったものでしたから,
装備は勝っていても,戦闘能力に疑問符が付く部隊です.
後,第二次大戦とスペイン戦争では,国としての参加の構えが違います.
未だ,スペイン戦争では,Duceの威光が残っており,
国民としても他国へのFascism拡大という明確な目的を有していましたが,
そのスペイン戦争で,14兆リラもの軍費を使い果たしてしまい,
第二次大戦はイタリア国民にとって,もう勘弁と言う状況でしたから,士気も低かった訳で.
眠い人◆gQikaJHtf2
19 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:12:31 ID:rz5/YlHW
>>15 U号戦車も参加していたような…。あとソ連は他にもいろんな飛行機
を投入してるよ。そういや共和国軍はまだWWTの複葉機を使っててワロス。
ちなみにJu52は爆撃機としても使ってた時代だったね。
>>16 僕は独軍ヲタでもちろん少しコンドル軍団の肩を持っているんだが、
それでも、ゲルニカはバスクの聖地で、バスク共和国の中では結構
重要都市だったので、爆撃されても仕方はないよ、共和国軍もやって
たし…。逆に戦略爆撃という新たな戦法を生み出したとも言われてい
るね。その恩恵をドイツは終戦間際に嫌というほど受けてしまうわけだが
ピカソも「ゲルニカ」書くぐらいなら「ドレスデン」を書けばいいのに。
20 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:18:55 ID:???
【質問】
初めて地上攻撃機が戦車を破壊したのは?
【回答】
記録上で確認されているのはコンドルCondor 軍団のものです。
1936年7月に始まったスペイン内乱で,
ナチス・ドイツはコンドル軍団と称された空軍義勇兵部隊を送り込みましたが、
この部隊J/88(第88戦闘飛行隊)にはハインケルHe51が配属されていました。
1938年1月20日、第4中隊に所属するエッケハルト・ブリーベ少尉はこの機体で、
テルエルの町から逃走を図ったロシア製T-26軽戦車に対し10kg爆弾6発を投下し、これを破壊しています。
おそらくこれが、記録上,地上攻撃機で戦車を破壊した最初の事例になると思います。
(名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)
21 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:24:18 ID:???
>>19 II号戦車も参加してますね。
カタログ的に非力な割には、機関砲で格上のロシア製戦車を滅多打ちにしていたとか。
非力といえば、コンドル軍団のHe51は非力だと思う。
政府軍本来の旧式機はともかく、I16やI152相手では、少々辛そう。
22 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:30:03 ID:???
ちょうど良いFAQ見つけたので、即死回避にコピペ
>【質問】
>スペイン戦争時にドイツ軍は,自軍の一号,二号戦車よりはるかに高性能なT26戦車を,
>どの様に評価していたんでしょうか?
>【回答】
>所詮英国の物真似であり,装甲は薄く,ラインメタルのPaK36さえあれば,
>直ぐに装甲をぶち破ることが出来る.
>従って,戦車などに頼らなくとも,対戦車陣地に誘い込みさえすれば,撃破は簡単.
>1000m以内ならばPak36で撃破出来るし,2号戦車でも500m以下の距離であれば,
>その主砲にて撃破できる.
>よって,T26は恐るるに足らず.
>また,2号戦車は所詮付け焼き刃であって,本命は3号戦車だし,
>その主砲は37mmなのだから,T26を撃破できる.
>眠い人◆gQikaJHtf2
>一号に関しては元々訓練用に作ったからともかく,二号の評価はドイツ軍内では低くない.
>というのも,二号の搭載している20mm機関砲の貫徹能力なら,側面と後面は十二分に貫徹可能.
>正面も至近距離なら貫通できた.
>おまけに連射するので,T-26戦車は貫通させられなくても何らかの損害を被った.
23 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:40:29 ID:???
24 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:46:31 ID:???
>>9のフラッシュ面白いね
オデッサ戦車みたいなのが出てきたけど、人民戦線の作ったやつ?
25 :
名無し三等兵:2006/07/25(火) 23:58:26 ID:???
この内戦で確かスペインは保有してた戦艦全部と重巡洋艦2隻中の1隻が沈んだんだよな。
海軍力は壊滅だな・・・
26 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 00:10:14 ID:???
海軍については、ググルと結構詳しい日本語ページが出てくるな
そこによると、海軍も人民戦線とフランコ軍に分かれたみたいだ
人民戦線は戦艦1隻(空襲で大破して、そのあと事故で爆沈)
フランコ軍は、戦艦1隻(機雷に接触)、重巡1隻(雷撃)沈んだって書いてある
あと軽巡も5隻(人民軍4隻、フランコ軍1隻)あったけど、
人民戦線のほうは、イタリア潜水艦に1隻沈められたみたい
ほかにも結構沈めてるみたいだし、やるじゃねえかヘタリア
27 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 15:02:10 ID:AC+9jx25
軍事的にスペイン内戦を語るなら、この一冊は基本でしょう。
ヒュートマス『スペイン市民戦争』(みすず書房)
タイトルはご愛嬌な。
28 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 15:20:28 ID:???
内戦前のスペイン政府軍装備の主力戦車はルノーFT
フランスから最初に購入したのと、国産化したもの、
それに東欧から内戦中に追加購入したのもあわせ、数十両が、両軍に分かれて使用された
ほかに、シュナイダー突撃戦車も多少あったとか
もちろん内戦後半には、独ソ伊の新型戦車で更新されたわけですが
29 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 15:33:05 ID:???
ああ、あと上で紹介されてるフラッシュ冒頭に出てくるフランコ軍戦車隊だけど、
一瞬だけで自信は無いが、ソ連製のT26に見える
鹵獲したのかね?
30 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 17:33:53 ID:???
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ヽ /_____ヽ /
ヽ_|0l二二二二l0|_ノ
|vヽ___ノv|
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| |r┬-| | スペインの雨は主に平野に降るお!
\ `ー'´ /
31 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 17:55:45 ID:???
i NO PASARAN !
32 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 18:02:18 ID:???
>>6 やっぱり駄目っぽい評価もある。
>ただ、その追加部分に誤りが多いのが気になります。例を挙げると、
>戦艦「エスパーニャ」の艦名変更について、旧名と新名の表記が、
>ページによって入れ替わっていたりします。スペイン艦は艦名変更が多く、
>研究者を混乱させてきた、とお書きになりながら、
>ご自身で混乱されるのはやめていただきたいです。
>『大型砲艦』(巡視船)についても、
>排水量が5倍ほどに誤記(誤:1800t→正:350t)されています。他にも多数。
>さらに、年号の誤りが多いのも気になります。
>例えば、『カルタヘナ海戦』(パロス岬沖海戦)は、1938年ですが、37年となっています。
>酷いときには、時系列が完全に逆転している箇所もあります。
33 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 23:39:19 ID:???
日本人も参加してたんだっけ?
34 :
名無し三等兵:2006/07/26(水) 23:59:30 ID:QzTnn0i6
>>33 ジャック白井は有名だね…。でもフランコ側にも参加した人いたらしい。
前者はマドリード郊外で戦死したと思う。
35 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 00:42:50 ID:???
ジャック白井は、たしかブルネテ攻勢のなかで戦死だった気がします。
だとすれば、マドリード南方あたりのどこかになりますね。
フランコ側に参加していた日本人については、当時、日本の新聞特派員が、
フランコ軍の士官から伝聞したという記録があったかと。それによると数人いたとか。
思うに、いわゆる外人部隊の兵士ではないでしょうか。
フランコ軍には、アフリカ植民地軍が多数いましたが、そのうちの1/3程度は外人部隊だったようです。
(残りのほとんどは、「ムーア兵」とか「モーロ兵」と呼ばれるモロッコ人部隊。)
ほかに、観戦武官として現地にいた日本陸軍士官が、戦闘指揮を執ったことがあるという話も、
どこかで目にした気がしますが、確信はもてません。
余談ですが、当時のフランス外人部隊には、日本人兵士も少々いたみたいです。
勇敢な日本人少尉がいたという話を、岩波新書の何かで読みました。
36 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 00:52:45 ID:???
多くの義勇兵が参加してるが、義勇兵の捕虜とかどうしてたんだろう。
37 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 00:58:19 ID:olj5OClI
ロバート・キャパ age
38 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:01:58 ID:???
>>26 >イタリア潜水艦に1隻沈められたみたい
軽巡は、沈めてはいませんね。
ただ、攻撃成功したのは本当で、「ミグエル(ミゲル)・デ・セルバンテス」を雷撃して大破させてます。
ほかに、軍艦としては、駆逐艦「チュルカ」を大破させました。
それ以上に猛威を振るったのが商船攻撃で、政府軍運用船やソ連の援助船のほか、
英国その他の民間船でスペインへ向かう船も、かなり無差別に襲撃して多数を沈めています。
イギリス駆逐艦と交戦までしてますね。
>>29 両軍とも、相手方の兵器を相当に鹵獲して使っているようです。
フラッシュに写ってるのは、T-26に間違いないですね。
ただ、もしかすると、内戦後の写真かも知れませんが。
39 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:11:58 ID:???
>>36 捕虜の扱いに関しては、そうとうヤバイものがあったんじゃないでしょうか。
ひとつ参考となる数字として、内戦中による死者60万人、うち戦死者10万人強、
残りはテロや処刑20万人強、空襲や餓死などによる市民犠牲20万人強というのが言われるようです。
こういう状況では、捕虜の扱いなんていわずもがなかと。
(ただ、上の数字の内訳は、最近見直しが進んで、戦死者の比率がもっと増えてるようですが。)
教会虐殺とかやってる人民戦線側は、当然のように殺したでしょうし(ファシストに死を!)
フランコ軍も、危険人物と見ればどんどん処刑したようで、
処刑を回避するために、イタリア軍やドイツ軍に投降する人民戦線兵士もいたようです。
ただ、確かに外国人である義勇兵の扱いは、また特別かもしれませんね。
40 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:32:32 ID:???
最小のド級戦艦エスパーニャ級萌え!
41 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:37:58 ID:???
,/
//
〆/
</∩ ターン!
/ ⌒
/ U , A)
/ /< < V V
(__) (__)
キャパの写真こんな感じだっけ?
42 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:43:32 ID:???
向きが逆
43 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:46:21 ID:???
それなんてイナバウアー?
44 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:58:42 ID:vQerBHpX
スペインの重巡って、イギリスのケント級のコピー艦だっけ?
45 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 03:23:25 ID:???
スペイン内戦に参化した日本人の使ってた武器は現地のもの?
三十八式歩兵銃とか日本製のものは使ってなかったのかな?
日中戦争の頃だからフランコ側に、義勇兵とか陸軍も海軍も出す
余裕はなかっただろうが、チハとか出してソ連のT26戦車やBT5快速戦車
と戦ってたら教訓にできたかな。やっぱりノモンハンの時みたいに無視や隠蔽
かな?
46 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 05:13:56 ID:???
あっちに行ったのは本当の個人的義勇兵。ソ連やドイツのように国策で
行った訳ではない。山本五十六が「航空機で戦艦を叩けるかも。」とアイデア
を得たのは有名だから一部軍人は注目はしていただろう。だが実際に戦った
ドイツやソ連やイタリアでも戦訓を活かしきれたかと言えばそうでもない。
兵器の開発・装備には莫大なコストと時間がかかる。当時の日本軍が仮に
出兵して完璧な教訓を得ても活かしきれたかどうかとなると悲観的にならざる
を得ない。それよりスペイン内戦の悲惨さから学ぶべきは当時の政治家達だ
っただろう。「欧州は複雑怪奇」とぬかしてるようじゃあ戦争にも負ける。
47 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 14:14:08 ID:???
陸軍の駐在武官が詳細な観戦レポートを残しているようです。
うろ覚えですが、対戦車砲の性能が上がったことから、機銃装備の軽戦車は無価値になった
これからは重戦車が必要というような、なかなか興味深い報告だったと思います。
対戦車戦術としての火炎瓶の有効性についての情報も含まれていたんじゃないでしょうか。
スペイン内戦で使われたという情報を知った陸軍は、ノモンハンまでの間に実験を行っています。
ただ、一説によるとエンジンを止めた状態でテストしたとか、ディーゼルだから効果が無かったとか、
とにかく実験では、あまり火炎瓶は有効ではないという結論が出ていたようです。
いざノモンハンでやってみたら、実戦では効果があったので、大々的に採用されたわけですが。
(ノモンハンで最初に戦果を挙げたのは、正規の火炎瓶ではなく、
苦し紛れにぶつけた衛生兵の消毒用アルコールという話もありますが。)
48 :
ム統領:2006/07/27(木) 16:14:33 ID:???
スペイン内戦では、後の戦車大国ドイツも、まだまだ発展途上だった
主力戦車は1号2号の軽戦車コンビ
あまりに性能不足のため、わがイタリア軍に泣きついて、
ブレダ20mm機関砲を供与してもらい、1号戦車に現地で装備したくらいだ!
それに引き換え、わが軍が投入した新型戦車L-8軽戦車は、
37mm砲を主砲として装備して、絶大な威力を発揮したのだ。
自動車化歩兵を従え進む様は、黒い稲妻と称されたのだ。
イタリア強し!!
49 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 16:48:26 ID:???
スペイン内戦に派遣されたイタリア陸軍の主力戦車は、
カーデンロイド戦車の血を引く、いわゆるタンケッテ、豆戦車のCV33/35軽戦車でした。
これらは、豆戦車の御多分に漏れず、実戦ではほとんど役に立ちませんでした。
武装は固定機銃2門程度しかなく、改良型でも対戦車銃程度、極めて弱装甲。
人民戦線軍の対戦車砲やT-26戦車の前には、まったくの無力でした。
酷いときには、オープントップの戦闘室に、切込みをかけられる有様とも言います。
それにも関わらず、第二次世界大戦突入時にも、数量的にはイタリア軍の主力戦車を占め、
L3(3t軽戦車)という新しい名の下、各地に無残な屍をさらすこととなります。
イタリア派遣軍は、相当数のトラックを装備して、戦車随伴の自動車化歩兵を編成し、
一見すると強力な機甲部隊を形成していました。
しかし、実際には、肝心の戦車が前述の有様であり、
意気揚々と望んだグアダラハラ会戦では、戦死4000人以上の壊滅的な損害を蒙っています。
ただ、マラガ攻防戦などでは、戦車を始めて目にする民兵相手に活躍したようですが。
また、機動力の高さだけは、確かに恐れられたようです。
なお、イタリア軍は、ほかに8t試作戦車をも実戦試験に投入しており、
これについては、「使える」という評価を得られたようです。(L8という制式名は持っていません。)
8t戦車は、車体に37mm砲、砲塔に機銃2を装備した3人乗り戦車で、
大改良されて後のM11中戦車につながります。
50 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 23:14:21 ID:eWbYjOqJ
>>39 共和国軍内での争いもすごかったよ。共和国軍は結構ソ連から派遣された
軍事顧問団(共産党)が内部の反対者などを虐殺してたからね。しかも、有名な
国際旅団はほとんどソ連主導で、恐怖統制だったらしい。(例えば、戦いに
負ければ、指揮官はスパイとして処刑される等)
51 :
名無し三等兵:2006/07/28(金) 01:23:34 ID:???
ヘミングウェイとか、よく生きて帰れたな。
52 :
名無し三等兵:2006/07/28(金) 01:26:19 ID:???
53 :
名無し三等兵:2006/07/28(金) 11:24:26 ID:???
54 :
名無し三等兵:2006/07/28(金) 17:49:50 ID:???
>>48 逆に聞きたいんだがどうして北アフリカやギリシアに攻め込む前に、
ドイツに泣きついて3号戦車か38t戦車を借りなかったの?
第二次世界大戦が始まってからはイタリア戦車も
旧式化していたからスペイン内戦の時の恩があるなら供与してくただろうに。
55 :
名無し三等兵:2006/07/28(金) 19:26:22 ID:???
>>54 ヴァカもの ヘタリア軍は自軍の戦車に絶対の信頼と誇りを持っておる!
56 :
名無し三等兵:2006/07/28(金) 23:22:47 ID:kKYdYWeZ
>>51 「誰がために鐘はなる」の元ネタになったよね。
57 :
名無し三等兵:2006/07/28(金) 23:27:23 ID:???
>>54 ドイツ軍もそんな余裕はありません。
応急派遣軍であるせいでもありますが、ドイツアフリカ軍団自身の装備も、2号戦車多数だったりします。
イタリア戦車も、M13あたりは、カタログデータとしては、悪くないものがあります。
速力こそ遅いものの、装甲・火力とも同時期の英軍巡航戦車を上回ります。
なお、『スペイン内戦の時の恩』といえば、
41年春頃に、ムッソリーニとフランコの間で首脳会談が行われた際に、
イタリアは、スペインに対して武器援助などを懇願していますが、すげなく断られています。
実際、復興で手一杯で無理だったんでしょうけれど。
58 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 00:45:29 ID:???
アンダイユ会談にラテン時間で遅刻してきたフランコが、
昼食後にシエスタ取ったために、ヒトラーは怒ってさっさ帰っちゃったなんて
小噺もありましたな。
眉唾だとは思いますが。
59 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 00:59:06 ID:???
戦後のフランコ伝説だね。実際には遅刻でヒトラーが怒ってるんじゃないかと冷や汗モノだったらしいが。
60 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 19:16:20 ID:A7juyiaK
左翼の糞歴史解釈でフランコは不当に低い評価を受けていると思う。口下手でシャイな人だったらしいな。戦争の善悪、正当性を論じるのはナンセンスだし、リベラル=左翼=インテリなんて図式はいい加減に止めよーや。
61 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 19:23:34 ID:???
Ju52は爆撃機としても
スコップで焼夷弾?を落としてなかったw??
フランコはタングステンだけでも独逸にやれば
あとジブラルタル・・・・ここを陥落させれば
地中海は"我らの海”になるはずだった・・・・
62 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 20:32:37 ID:???
36年8月に、戦艦ハイメ1世を撃破したのは、Ju52だった気がします。
63 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 23:53:19 ID:uNDHr/fj
>>62 でも被害が大きすぎるから、Ju86 → He111(Do17Z)に変わったんだ
よね。Ju86でさえ旧式だったらしいね。
64 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 19:49:38 ID:g6HcHKtb
そういえば、戦艦の爆撃といえば、
ドイツのポケット戦艦も、人民戦線に爆撃されて、
100人以上被害出したんだっけ?
\[・ム・ ] ‖苗‖
ゲルニカ空襲は、いつも『ドイツ・コンドル兵団』のせいにされるけれど
実は我がイタリア義勇空軍のサヴォイア・マルケッティSM79‐Tが
3機参加しているのだ。
当時は『世界一早い爆撃機』だったのだゾ♪
66 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 22:27:45 ID:???
>>64 共和国側のツポレフSB-2爆撃機がドイッチェランドに爆弾を命中させた。
ヒトラーはこの件でドイツ国の名称を持つ船が撃沈される恐れを抱いてドイッチェランドをリッツォーに変更。
だっけ?
67 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 22:50:12 ID:???
改名のきっかけになったかはわからないけど、そんなかんじだったよね。
これでぶちぎれたヒトラーが命じて、政府側のアルメリア市をシェーアが艦砲射撃して壊滅させた。
68 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 22:54:25 ID:???
改名はシュペーの自沈がきっかけだし、1940年だよ。
69 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 00:58:41 ID:???
ドイツもソ連もイタリアも、あくまで正式参戦はしてなかったはずだけど、
軍艦出してるのは申し開きができないんじゃないの?
いくら公然の秘密といっても、装甲艦「ドイッチュラント」を義勇軍では通らない気がする。
70 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 10:50:53 ID:LE2v06IY
艦隊派遣の名目は、お決まりの居留民保護とかだったんじゃないの?
71 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 11:35:49 ID:???
第3国商船保護が名目ではなかったかな?形的には自国艦船攻撃された時点
で宣戦布告と見なされるけど、ドイツ的にも本格的にスペイン介入する余裕
なかったし、フランスやソ連の大規模介入になる恐れもあったから義勇軍って
形になった。
72 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 11:39:10 ID:???
>前大戦後の平和時代には一時小型快速時代と称すべき時代があった。
>英国のカーデン・ロイド戦車は其の著名なもので、重量二頓位に二名の乗員で、
>時速四、五十粁を出す此の型のものは一時世界を風靡したものであった。
>併し独波戦、独仏戦に於ける独軍戦車は、
>スペイン内戦に於いて小型戦車の無価値が認められた為、
>既に二十頓級中戦車を主力として大成功を収めたのであった。
>>47のレポートと関係あるかもしれない話を発見。
詳細は、「印度総督府」
73 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 11:56:12 ID:???
>>69-71 見つけたところによると、
>形式的には、独伊両国を含む諸外国は内戦不干渉の立場を取っていました。
>独伊両国やソ連も含む国際的な不干渉委員会が組織され、武器輸出の制限が行われます
>そして、この不干渉の遵守のために、各国海軍による海上査察が実施されることとなりました。
>イギリスやフランス、オランダ等のほかに、独伊海軍も「査察」に加わり、多数の艦艇を派遣します。
ということで、武器禁輸のための海上査察らしい。
74 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 13:02:12 ID:???
イメージでは攻める反乱軍、守る共和国軍という感じがあるけど
実際は共和国軍攻勢→反乱軍キッチリ守る→反乱軍反撃っていうパターンが多いよね
前レスにもあったがピカソの影響か反乱軍のゲルニカへの無差別爆撃ばかりが喧伝されるけど
共和国軍もかなりえげつないことやってるよね
そもそもゲルニカ自体が共和国軍の重要拠点だし
75 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 17:29:16 ID:???
フランコ側の方が経済的に優位の地域抑えて資本家なんかもフランコ側に
立ったからジリ貧になりたくなければ攻めないといけなかったんじゃないか?
76 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 17:53:42 ID:VqxlcgU0
>>74 っていうかゲルニカはバスク地方の都市で、バスク人自身は
独立性が強かったらしい。実際に共和国が分裂していった後、
バスク共和国と名乗っていたし。
バスク地方が重要な理由は鉱物資源が大量にあるから。
ヒトラーもこれが目的だったらしい。
77 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 18:21:19 ID:???
大規模攻勢を挙げてみると、
1936年
フランコ軍:マドリード攻撃(失敗)フランコ将軍は「1週間で占領」宣言したけどダメ
共和軍:バレアス諸島攻撃(失敗)
フランコ軍:マドリード攻撃(失敗)フランコ将軍「第五列で占領」といったけどまたダメ。
1937年
フランコ軍:マラガ攻撃(成功)方針転換。
フランコ軍:マドリード攻撃(失敗)イタリア軍が主役だったけど、大敗北。
フランコ軍:バスク攻撃(成功)方針転換。
共和軍:ブルネテで攻勢(失敗)マドリード南方での奇襲的反撃。ジャック白井戦死。
共和軍:アラゴンで攻勢(失敗)北部掩護のための牽制作戦?
フランコ軍:アストリアス攻撃(成功)北部戦線消滅。
1938年
共和軍:テルエル攻撃(失敗)
フランコ軍:ビナロス攻撃(成功)地中海に到達。
共和軍:エブロ川の戦い(失敗)最後の反撃。
1939年
フランコ軍:バルセロナ攻撃(成功)
フランコ軍:マドリード攻撃(成功)
前半は、フランコ側がマドリードを攻めあぐねて、
後半は、政府軍が攻撃に出ては消耗って感じ?
78 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 20:17:29 ID:???
乙!
でも地名がわからんorz
地図とか無いの?
79 :
名無し三等兵:2006/08/01(火) 14:10:17 ID:???
地図帳見れw
でなきゃ、グーグルマップとか。
80 :
名無し三等兵:2006/08/01(火) 23:34:20 ID:???
人民戦線がもうチョイ持ちこたえて、第二次大戦勃発時にもまだ内戦中だったら、
大戦と内戦はリンクしていただろうか?対仏戦後にそのまま独軍がスペインへ雪崩れ込むとか。
81 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 01:01:51 ID:???
その前に、連合軍側に保障占領と言う可能性も。
少なくともジブラルタル周辺は、英軍が出張ってくるでしょう。
82 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 01:30:03 ID:???
ジブラルタル周辺は英国領じゃないか。
83 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 02:40:30 ID:???
>>77 これ見ると、フランコって、かなり軍事的には無能?
「一週間で占領」とか「第五列で占領」とか、
勝利宣言しながらマドリード攻撃を3回も繰り返して、結局得るものなし。
確かに取れれば宣伝効果あるかもしれないけれど、取れなきゃしょうがないのに。
84 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 08:43:52 ID:???
戦意高揚の演説の一部だけ切り抜いて評価しちゃあ気の毒だよ。大国の干渉
を上手く利用して政権切り回しただけでも有能でしょ。内戦の悲惨さは隣人が
敵になり負けたら処刑されかねない点にある。ジェスタの国民性でもこういった
場合は死に物狂いにならあな。
85 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 09:29:19 ID:???
勝たないまでも致命的な敗北はしていないからね
保守層を手堅くまとめつつあくまでも堅実にといった感じ
共和国が実質ソ連にいいように操られていったのに対して
フランコは一線をこえるような介入を許さなかったという点では
政治的なセンスはあるんじゃないかな
86 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 13:02:42 ID:???
フランコは戦略指揮官としてみると、マドリード攻略に固執しすぎてる気がする
確かに元は首都だったわけだし、攻略に成功すれば、政治的効果は大きいかもしれないけれど、
最初から、地方攻略に向かっていれば、もっと早く片が付いたんじゃなかろうか?
87 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 13:36:16 ID:???
うーん……迅速にケリをつけたいって考えるとやっぱり政治的側面が重要視されるのでは?
それに攻略困難と判断した時点で地方攻略に切り替えるだけの頭はあったみたいだし。
イタ公は(戦費の関係上)早期決着早期決着って37年以降もフランコに圧力かけてたけど
それをはねつける外交面での独自性とか(だから第三次攻勢はイタ公がメインになってる)。
フランコ自身、36年中は国粋派内部での指導権が完全に確立しているとはいえなかったし、
そういう意味では序盤の指揮系統の問題やら何やらの関係上、大言壮語や政治的作戦といったものも出てくるのかもしれぬ。
88 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 14:02:54 ID:???
89 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 14:08:43 ID:???
90 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 01:04:15 ID:wZPH0R1k
保守
91 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 04:12:39 ID:???
フランコ政権が倒れた後のスペインってどうなったの?民主化と一緒に
軍人達は裁判にかけられたのか?そこいら辺詳しく知ってる人教えて。
なんせ生まれてないんで良く判らん。
92 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 04:38:48 ID:???
フランコ生前から王政復古路線は確定したので、ほぼ平和裏に流れたようですよ。
一種の摂政だったフランコが、「後継者指名」した国王が、意外にも民主化を主導したわけです。
一度発生した青年将校のクーデター事件も、国王の手回しであっさり未遂に。
まあ、フランコ自身、立憲君主に近い政体への移行を予定していたとも言いますけど。
ファシスト政党のファランヘ党や、フランコシンパも、末裔が政党化して存在します。
ただ、それほど大きな支持者は無いようです。
フランコ政権の統治よりも、もっと根深い、地域対立が大きい問題ですね。
フランコ下で抑えられていた分、噴出している気がします。
バスクは言うまでもなく、カタルーニャも相変わらず。
ちなみに、スペイン内戦中も、この地域間対立は出てきます。
バスクやカタルーニャ、アストゥリアスなんかは、自治政府が大きい力を持って、
共和政府中央軍とは、微妙な関係だったようです。
93 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 15:14:04 ID:BuuXQw2o
だから、左翼史観は止めよーよ。共和国側を支援してたソビエトは当時どんな事してた?フランコの事を批判出来る程ご立派だった?フランコは死ぬ時スペイン国民に謝罪したんだよ。ボルシェビキの糞にそんな奴イナイでしょ。平気で同志も殺すんだから。
94 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 16:07:35 ID:???
95 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 17:00:33 ID:???
「POUMはいつも正しい」
「わしがもっと働けばよいのだ」
96 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 17:12:56 ID:???
>>93 ファランヘ党のことを言ってるなら、あれは立派なファシスト団体ですよ。
フランコ本人とは違って。
だから、フランコ政権下で唯一の公認政党といっても、
考え方の違うフランコには、うまく使われただけで、真の支配政党ではなかったようです。
その点、共産主義国での共産党や、ドイツにおけるナチスの立場とは、だいぶ違いますね。
97 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 17:19:30 ID:???
モラ将軍
>>88って、相当ヘタレというか不運と言うかだよなあ。
クーデターの首謀者だったみたいだけど、
神輿のサンフルホ将軍は、いきなり死んでしまって、クーデターも失敗してしまうし、
フランコに実権握られてしまうし、
大言壮語を繰り返しては、負けてしまうし、
挙句の果てに、ようやくバスクに対する勝利が見えてきたところで、事故死だろ?
ってか、あれは本当に事故死なのか、気になるわけだが。
98 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 20:04:21 ID:???
>95
ボクサー、そんなことばかり言ってると最後は馬肉にされちまうぞw
>97
あー怪しいといえば確かに怪しいよね。
さてファランヘ党はフランコが創設したものではないし、どちらかというと労働者基盤の急進的要素を持ち合わせていたのだが、
内戦中にもうひとつの右翼政党であるカルロス党と合併させられてフランコが指導者におさまった。
喩えるならばナチ党が国粋人民党と合併してフォン・フリッチュ将軍が党首になるような……
うまい喩えになってないが、まぁそんな感じだ。
ちなみに賄賂疑惑で悪名高かった元IOC会長のサマランチはフランコ政権でスポーツ大臣をやってましたな。
99 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 20:19:53 ID:???
モラ将軍はカッコイイ事言うだけど実力がともなってない。勢いは良いが作戦
は下手なんだよな。
( ⌒ )
l | /
< ̄(※)≧
⊂[*´フ`]< モララー逝ってよし!!!
/<!>ノ∪
し―-J |l| |
ノ(・A・)\-=3 ペシッ!!
101 :
名無し三等兵:2006/08/04(金) 20:36:58 ID:BuuXQw2o
ファシズムも共産主義も同じく全体主義の一党独裁。ナチスだって社会主義政権で教義もそっくりでしょうが。ヒトラーやスターリンや毛沢東に比べりゃフランコはまだ可愛いよ。個人的には青師団のロシア戦線の武勲に敬意をひょうします。
サマランチも、青年期にファランヘ党にいたとかなんとか、噂がある見たいね
ソ連やドイツからの補給物資って、どういうルートで補給されてたの?
ドイツは空輸してたんだっけ?
>103
両方とも貨物船が主
内戦当時の新聞を読んでみると「共和国側がドイツ籍の貨物船を拿捕」
なんて記事が載ってたり、伊潜水艦によるソ連貨物船の撃沈があったりする。
また地中海側はイタリア海軍の援助によってフランコ側が制海権を
握ったので、内戦後半にはバルセロナ方面へ援助物資が送れなくなった。
105 :
名無し三等兵:2006/08/05(土) 13:04:21 ID:OHiFb302
なんかで読んだけどスペインって変わった国だよね。普通、海洋国家なら首都は海岸都市にあるがアソコは内陸ど真ん中のマドリッド。どうしても情報の伝達が遅れて世界帝国から転がり落ちたとか。
スペイン経済の没落は南米の銀に頼りすぎた事と戦争しすぎた事、カトリック
に傾倒しすぎた事だな。不足したのは殖産意識と教育システムの欠如だな。
これはポルトガルにも当てはまるけど。
>>104 輸送機の活躍も忘れないで下さい。大規模空輸作戦の走りでしょ。
>106
まぁ、公式には叛乱軍であるネーデルラントの商船に小麦の輸入を頼ってるようじゃマズイよな。
フランコ側のモロッコからの兵員輸送作戦はともかく
共和国側への国外からの大規模空輸作戦は無かったよ。
独ソのスペインへの補給ルートのメインは海輸。
モロッコからの兵員輸送にしても内戦初期の陸軍内の情勢が
フランコ側へ付くか共和国側へ付くかで師団長の暗殺騒ぎが起きるほど
流動的なので、元々フランコ子飼いのモロッコ駐留軍をドイツの協力で
急いで呼び寄せたいわば特例。
モロッコ軍の空輸は、2ヶ月で2万人以上運んだらしいね。
良くやったもんだ。
エスパーニャ上げ
カタルーニャ賛歌
113 :
名無し三等兵:2006/08/05(土) 23:10:11 ID:vGSq4egI
>>110 フランコのアフリカ軍(モロッコ駐在軍)は精強だからね。
これを早く前線に投入したことは適切だった。
<エスパーニャ級戦艦>
エスパーニャ:モロッコ戦争で座礁沈没
エスパーニャ(2代、旧アルフォンソ13世):フランコ軍所属。北部の地上支援中に触雷沈没。
ハイメ1世:共和軍所属。フランコ軍砲艦ダトを撃沈。バレアレス諸島攻略に参加。空襲で損傷。
修理後、北部の地上支援へ。地中海帰還後、空襲で大破。修理中に事故で爆沈。
参考
>>88のところ。
意外に、共和海軍もまともに活動してるんだね。
最も活躍したスペイン艦といえば、フランコ側の巡洋艦カナリアスだろう
116 :
名無し三等兵:2006/08/09(水) 00:26:18 ID:6dOVIiDR
オイラのために鐘は鳴る
age
<イタリア軍の編成>
正規師団「リットリオ」、黒シャツ師団「黒シャツ」「黒矢」「黒焔」:兵力35000人
黒シャツ部隊の平均年齢30歳以上。
初代司令官:ロアッタ中将(後に参謀総長)
地上装備:L3軽戦車80、装輪装甲車8、自動貨車2000、野戦砲200、高射砲16、化学中隊
支援航空機:CR-32戦闘機50以上ほか
<グアダラハラ会戦の経過>
37年3月8日、「黒シャツ」「黒焔」が、政府軍2個師団に対し攻撃開始。フランコ軍1個師団も協同
3月9日、政府軍部隊、特にイタリア義勇兵大隊「ガリバルディ」が勇戦。
政府空軍が制空権掌握。地上攻撃。イタリア空軍は、雨で飛行場使用不能。
3月12日、政府軍、戦車大隊を投入し反撃開始。戦車戦で、イタリア戦車損害多数。
イタリア軍、予備の「リットリオ」「黒矢」を投入。
3月18日、政府軍総攻撃。イタリア軍戦線崩壊。
イタリア軍の損害、戦死3000、捕虜800、負傷4000以上。フランコ軍師団の損害2000
政府軍側の損害不明。
イタリア軍ロアッタ中将、解任。
イタリアは本当に戦争下手だな。師団規模が小さいから損害がでかくなる
攻勢時には脆いのは仕方ないが、それだけでは説明できない程脆い。良く
判らんのはムッちゃんはなんで航空戦力の支援をケチったんだろうか?
性能的には2流だが機体的には100機単位で供給する事は不可能では
なかった。ゲリラ相手の空爆なら旧式機でも十分な戦果が稼げただろう。
イタリアとスペインなんて目と鼻の先で補給が難しいなんて言い訳も通ら
ないだろうし。
イタリアは本当に戦争下手だな。師団規模が小さいから損害がでかくなる
攻勢時には脆いのは仕方ないが、それだけでは説明できない程脆い。良く
判らんのはムッちゃんはなんで航空戦力の支援をケチったんだろうか?
性能的には2流だが機体的には100機単位で供給する事は不可能では
なかった。ゲリラ相手の空爆なら旧式機でも十分な戦果が稼げただろう。
イタリアとスペインなんて目と鼻の先で補給が難しいなんて言い訳も通ら
ないだろうし。
連投スマン。
介入に際して国内意思の統一ができていなかった為と人民戦線派を甘く見ていたから。
特に国内意思統一の問題は最後まで尾を引き、
投入兵力や介入目的といった基本的な部分で延々と混乱する羽目になる。
122 :
名無し三等兵:2006/08/10(木) 04:00:32 ID:1V66/i46
ぷ
123 :
名無し三等兵:2006/08/10(木) 04:01:43 ID:1V66/i46
123
>>118 >航空戦力の支援をケチ
航空戦力は、相当に投入してますよ。この時点でCR32だけで50に、各種支援機60
後半はG50実験部隊等もっと増強されますし、そのうえ、フランコ軍向けに供給してる分が数百。
第一線機1000機くらいなのに、ドゥーチェやりすぎ。
国際的な「不干渉」協定下で、政治外交的にもやりすぎ。
>性能的には2流
CR32は、この時点ではドイツ軍を含めたフランコ側で最良の戦闘機です。
人民戦線側の新鋭機であるI-15・16とも、十分に戦え、エース15人を生んでいます。
(相手が格闘戦にのってきたからですが。)
ドイツのHe51では、まともに空戦不能で、燃料切れに追い込んでから爆撃で片付ける戦術とってました。
グアダラハラでの制空権喪失の原因は、性能や投入機数よりも、
飛行場の整備状態にあったようです。
フランコ側の飛行場は、野戦レベルで、滑走路未舗装のため、天候の影響をもろにうけました。
対して人民戦線側の飛行場は、滑走路が舗装された空軍基地だったため、
雨が降った後でも、早期に作戦可能となりました。
>>124追加
>CR32は、この時点ではドイツ軍を含めたフランコ側で最良
まあ、これが仇となって、複葉機まだいけるじゃんというCR42採用の判断になってしまうわけですが。
内戦時のジョークを1つ・・・
アジスアベバ入城後イタリア兵達は山しかない
エチオピアでの警備に飽き飽きしていた。
兵、「もうやだ!国へ帰ってマンマのパスタ食べたいよ!」
ある日、隊長が「ヨーロッパに戻りたいやつは一歩前に!」と聞き
ザッ!部隊全員の一糸乱れぬ前進の後、輸送船に乗せられた。
夜明けになると、港に着いていた。
「やった!帰ってきたんだ!」・・・がなにか変
港から聞こえるのはスペイン語!
隊長「お前らは本日から義勇軍に編入となった!」
兵、「国へ帰してくれるんじゃないんですか?話が違う!」
隊長「俺は『ヨーロッパ』に戻りたいやつはいるか?と聞いたんだが。」
整備された飛行場と野戦飛行場では人員・機体の疲労が全然違うからなあ。
だがフランコ側にも飛行場あるだろう。でなけらば輸送機で大量の兵員・物資
をモロッコから運べる訳がない。まあ航続距離とかの問題もあったんだろうが
しっかり飛行場作ってから攻撃しろよヘタリア・・・。ORZ
ワロタw
1935年10月、イタリア軍、エチオピアへ侵攻(第二次アビシニア戦争)
1936年5月、首都アジスアベバを占領。組織的戦闘終結。徐々に本国帰還開始。
7月、スペイン内戦勃発。
12月、黒シャツ部隊3000人、エチオピアからスペインのカディスへ転進。
1937年、イタリア義勇軍(CVT)編成。
>>117の4個師団に加え、スペインとの混成2個旅団。
3月、グアダラハラ会戦。
人民戦線軍は、CVTをもじって、「いつ、お家へ、帰るのか」とイタリア軍を笑ったそうな。
もうひとつ。
スペイン内戦に派遣されたイタリア軍兵士が、上官に苦情を申し立てた。
兵士「隊長、スペインのやつらと一緒になんか、もう戦いたくありません。」
隊長「どうした?」
兵士「あいつらときたら、戦闘中にワインは飲むし、女をナンパしてばかり。やってられません。」
イタリア人は、スペイン人を、性的にだらしがなく怠惰であると非難するようです。
>>129 そりゃあそうだ
ヘタリア軍はワインなんか飲まないし、女も口説かない
おスペ公といっしょにされたら迷惑w
バスクの陥落は目前であった。守備隊に脱出の道は無い。
しかし、フランコ軍に投降すれば、処刑されるのは目に見えている。
そこで守備隊は、イタリア軍と交渉することにした。
武装解除の代わりに、イギリス船で亡命させてくれないかと。
両軍の報復合戦にうんざりしていたイタリア軍は、この申し出を受け入れる。
喜んだ守備兵は、イギリス船に乗り込む。
ところが、そこへフランコ軍先鋒のファランヘ党員が、バイクで追いついてしまう。
海上にも、フランコ艦隊が展開。
結局、守備兵の亡命はかなわなかった。
このとき、イタリア軍は、先刻の約束を守ろうとして、猛抗議をしてくれたという。
「名誉にかけて約束」したあるイタリア軍大佐は、守備兵が拘束されるのを見て男泣きに泣いたとか。
もっとも、こんな話もある。
グアダラハラで大敗北を喫したイタリア軍、
その後のバスク攻略戦では、汚名を雪ぐべく、再び機械化部隊を先頭に進撃する。
このとき、黒シャツ部隊は、ドゥーチェに「捕虜をとらない全滅戦」を命じられていたという。
黒シャツ部隊は、健在な「黒矢」師団を中心に活躍。
ドゥーチェは、「イタリア兵はギターの腕でなく、攻撃性で世界を震撼させた」と言ったとか。
日本の従軍記者も現地へ派遣されてました。
フランコ軍のモロッコ兵が、人民戦線のソ連戦車に火炎瓶や手榴弾で肉弾戦挑むのを見て、
記者「勇敢ではあるが、あんな原始的な方法で戦車に立ち向かうとは。」
ノモンハン事変が勃発するのは、それから数年後の1939年5月のことです。
これだからラテン系は(ry
135 :
名無し三等兵:2006/08/12(土) 00:23:56 ID:dhhnTaYh
フランコの独裁政権で思い出したけど そろそろトルコ独裁者のアタチュルク大統領のスレも欲しいな 独裁者は高い評価を受けやすいみたいだからね
さすがにネタが持たないのではないか?
上陸作戦総合スレとか、マイナー独裁者総合スレならともかく。
さて、独裁者といえば、上に書いた日本の従軍記者は、フランコへの直接インタビューにも成功してる。
非常に聡明な人物という印象だったようだ。
喪前らなんか、人殺し集団だ
ゲルニカの作業中に愛人に自分を取り合わせた人に比べればマシです
宝塚で、スペイン内戦ものやってたな。
人民オリンピック中止から、国際旅団への流の話だったような。
これって、どのくらい史実なの?
140 :
名無し三等兵:2006/08/13(日) 03:01:26 ID:1dNGpdeO
ポケット戦艦VSエスパーニャ級なんてものみたかった
アタチュルクやるなら是非ヴェ二ゼロスもセットでやってもらいたいな
戦力的にはギリシャの首都がコンスタンティノープルになって東ローマが復活してた可能性も
相当あったわけだよね
いろんな意味で劇的な両国だ
スレ違い申し訳無い
世界史板向きのネタだね
>>140 ドイツ艦隊と共和軍主力が、すれ違ったことはあったみたい
ドイッチュラントが誤爆された直後で、報復攻撃に向かう途中で
143 :
名無し三等兵:2006/08/15(火) 17:13:01 ID:2DLK3NvM
日本との関連と言うと、
・千人針や慰問袋が、フランコ側に贈られていた。
・フランコ側から中古駆逐艦の売却要請を受けたけれど、断った。
144 :
名無し三等兵:2006/08/15(火) 22:51:30 ID:nX33e0/I
>>139 実質ナチスドイツの権力誇示であったベルリンオリンピックに対抗
して行われる予定だったのが、スペインの人民オリンピックで、準備
はされていたらしい。内戦のために中止、選手の一部は義勇軍に参加
したらしい。
確か37年末にフランコ政権は満州国を承認し、そのお返しという形で
日本もフランコ政権をスペインの政府として認めた、という事情があったね。
146 :
名無し三等兵:2006/08/16(水) 00:39:57 ID:oS7TANQI
147 :
名無し三等兵:2006/08/16(水) 23:19:18 ID:RIoq2Lf7
フランコ側のほうが親カトリックだからね。
共和政府側の急進的なのが、教会や修道女を襲撃というのは、有名な話。
まあ、カトリック側も、それまでしこたま 信者 け て い たので、恨みを買った部分があろうけど。
それと、バチカンの期待に反して、フランコ個人は、カトリックをあまり優遇しなかったようで。
一番教会勢力に近かったらしいモラ将軍は、死んでまうしw
モラは暗殺
暗殺多いよね。
>149
怪しいけど確定じゃないですよ。事故です事故w
152 :
名無し三等兵:2006/08/17(木) 22:54:51 ID:1BigVea4
フランコ「よかった、正直言ってモラちゃん邪魔だったからな」
153 :
名無し三等兵:2006/08/17(木) 23:25:45 ID:WhOxJkM1
フランコ「戦いにいくら負けても不思議にことにどんどん味方が増えていくんだ」
人民戦線の内ゲバ振りが情けない内戦。
<主要な内部抗争>
「5月事件」
1937年5月、アナーキスト系のCNTと反スターリン派共産主義のPOUMが、
コミンテルン主導の政府軍と、バルセロナで衝突。市街戦の末、鎮圧される。死傷1500以上
「8月危機」
1938年8月、エブロ川攻勢の最中、バスクとカタロニア独立派などが、反コミンテルンで行動。
親コミンテルンのネグリン政権から、閣僚引揚。
「カサード反乱」
1939年3月、陸海軍制服組とアナーキストが、ネグリン及び共産党排除のためクーデター。
マドリードなど各地で激戦。(同月、人民政府降伏。内戦終結。)
>>145 だいたい北部での戦闘にけりが付いて、英国もフランコ政権の並立を事実上承認したタイミングですね。
日本の正式承認は、英国が通商代表部をフランコ側のブルゴスに送った、1週間ほど後です。
アナーキストジョーク
この間、ファシストを二人捕虜にしたんだ。
そして、一人は、すぐ頭を吹っ飛ばしてやってから、もう一人にこう言ってやった。
「お前は、行っていい。」
で、そいつが20歩ぐらい行ったところで、後ろから撃ち殺してやったよw
(もれには、どこが面白いのか、さっぱり理解できん。)
(当時、実際に聞かされたというフランス人の義勇看護婦も、全然笑えなかったと。)
(でも、話したアナーキストは、なぜ看護婦が爆笑しないのか、不思議がったとさ。)
>155
防共協定へのイタリア加盟がらみかと思ってた。
満州帝国の康徳年鑑1938年版に「躍進する対外関係」って特集があって、
スペインやハンガリー、ドイツ、イタリア、ポーランドなんかが載ってるんだが、実に偏ってるなぁとw
<フランコのライバルたち>
ホセ・サンフルホ将軍。治安警備隊司令官。
首班に予定されたが、クーデター突入と同時に飛行機事故で死亡。
ゴデード将軍。元空軍司令官。バレアレス諸島総督。
クーデター陣頭指揮のため、のこのこ敵地バルセロナ入り。あっさり捕虜となり処刑。
エミリオ・モラ将軍。元モロッコ方面軍司令官。パンプロナ地区司令。
飛行機事故死。南無。
ホセ・アントニオ・プリモ・デ・リベラ。ファランヘ党首。
内戦前に逮捕されており、内戦勃発後、処刑。まあ、そもそもライバルといえるほどでもないか。
ファランヘ党を継ぐのは、フランコの義弟。
南米に逃れた元共和国兵が後にカストロやゲバラに戦術を叩き込んで
バチスタ政権をぶっ倒してんだけど、ここらへんに歴史の流れというか、因果を感じる。
ちなみにこの老齢の元共和国兵はグランマ号を追ってキューバに向かったんだけど
海上でとっ捕まったそうなwwww
バーヨ将軍ですね。
カストロとかゲバラの師匠。
>1936年8月9日、アルベルト・バーヨAlberto Bayo空軍大尉を指揮官とする地上部隊は、
>輸送船3隻に分乗して出撃しました。戦艦「ハイメ1世」、駆逐艦「ミランダ」「アンテケラ」、
>潜水艦1、航空機6が護衛にあたります。地上部隊の主力が、
>カタルーニャ地方政権の軍であったことから、「カタルーニャ遠征」とも呼ばれる作戦の開始です。
ttp://navy.ap.teacup.com/yamanekocave/78.html
>>158 >ホセ・アントニオ・プリモ・デ・リベラ。ファランヘ党首。
以下のレスによると、なかなか、カッコイイ死に様だったらし。
>5 世界@名無史さん sage 2005/04/17(日) 21:04:44 0
>ファランヘ党創始者のファシスト ホセ・アントニオのエピソード
>逮捕の直前、国外退去を要請する共和国大統領マヌエル・アサーニャに対し
>「(国を去る事は)できません。母が病気です」と答えた。
>それを聞き「しかし、お前の母は数年前に死んでいるではないか」と
>反論したアサーニャに、ホセ・アントニオはこう答えたと言う
>「私の母はスペインです」
>>157 スレチガイだけど、ラストエンペラーにそういうシーンがあったよね。
溥儀が「各国が承認してくれてる」みたいに語っても、日系閣僚は相手にしないで去ってしまうシーン。
人民戦線は内ゲバに明け暮れないでたら国粋派に勝てたんじゃないのか?
>163
それは第二次世界大戦のアフリカ戦線でイタリア兵にパスタをやめろと言うのに等しい。
左翼の内ゲバ好きは全世界共通なんだなあ。
目前にフランコ軍が迫っていると言うのに・・・
モスクワの意向に逆らうと援助を止められるからな。
イエスマン以外は排除しないと。
エブロ河を血に染めて
ソーシャリストとコミュニストとアナキスト連立政権で、
しかもコミュニストはマルキスト・スターリニスト・トロツキストに分裂してるんだから、
内ゲバしている方が正常な状態。
>168
カタロニア賛歌でもその辺のどうしようもなさが描かれているな。
ナショナリスタもそれなりに烏合の衆ではあるんだけどねぇ。
やはり事故死続きで登り詰めたフランコ将軍の方がラッキーだった?
まるで徳川吉宗みたいだな。あっちは「病死」続きだったけどw
当然、どちらも暗殺説が出るとw
>>171 王党派の主流派と傍系のカルロス党も表面上は反目してないしな。
矛盾するようだが、国王不在ってのが、右派にとっては結果的にプラスに働いたのかもしれない。
右派、保守派っていうのは共通の利益のためなら主義主張なんて置いといて
妥協することが出来るからね
左派はこれが一番苦手だよね
反乱軍も寄り合い所帯だが権力争いも全体の力を温存しながらやってる
カルロス党は後でファランヘ党に吸収されちゃいましたからね。
まぁ、おかげでファランヘ党が結成当初とはかなり違った色合いを持つことになりましたが……
国粋派はとりあえず王政復古の問題を後回しにして反共でまとまれたのがよかったのかもですね。
左派は、「科学的」だから、まず理屈から入る。
ある真理から演繹的にすべての結論が導かれると思い込んでいる。
だから、現実的な妥協というのが非常に苦手なんでしょう。
妥協したら自分たちがよって立つ主義主張の否定になっちゃうからねぇ。
だがイメージ戦略というか、国際旅団みたいな道化連中を集めるのには成功するんだよな。
やはり30年代だからか?
一応ウィキペディアにエスパーニャ級の記事があるね
結構詳しい記事ができてるね。
ただ、各艦個別の記事が微妙な気がする。
アルフォンソ13世→エスパーニャ(二代目)の艦名変更が、うまく処理されて無い。
2代目はアルフォンソ13世参照としといたほうがいいんじゃない?
エスパーニャ個別記事は、初代艦の解説だけみたいだけれど、
要目は1937年で88mm高角砲装備となってて、二代目のほうらしいデータが載ってる。
ハイメ1世が爆撃されたのは、ここに何回か紹介されてるブログ(?)によると
1936年8月13日だけじゃなく、1937年5月21日にも空襲受けてるみたいだけれど。
ttp://navy.ap.teacup.com/yamanekocave/97.html で、それの修理中に、爆沈しちゃったと。
でも、wikiは書き方を知らんし、自信ないから直さんw
>>179 元々はK−SYAN氏という、アルザス氏の弟子が「エスパーニャ級」という一つの記事を
wiki厨が三つに分解した為に文章が齟齬が出ている。
他の艦の記事でも英国厨やドイッ厨房に厨な直され方をするので、作者キレて書き込まなく
なった
181 :
名無し三等兵:2006/08/27(日) 13:06:12 ID:Db4VeQIe
共和国側は主義主張の問題もあって教会を味方にできないってのは痛かったな
案の定、教会で乱暴狼藉働いて保守層から反感かっているし
その点フランコはヒトラーに対してもそうだけど、のらりくらりと応対しつつも
何だかんだで教会を取り込んでしまってるからね
>>177 イメージ戦略だけは共和国は達者だったね
それは現在でも生き続けていて、教科書を見ると悪の反乱軍VS正義の共和国みたいな
一面的な紹介が多数派だし
逆にフランコが一番苦手な分野だったのかもね
ただ国際旅団を盛り上げたのは、モラ将軍の5列目で抜くという軽率な発言→結果あのザマが
かなり影響を与えていると思うな
ス保守
イメージ戦略は……ヘミングウェイとハリウッド映画のせいだw
教会といえば、アイルランドから「フランコ側への」義勇兵ってのが参加してるんだよね。
カトリック繋がりで。そういう史実ももっと哨戒されるといいんだけどね。
哨戒されると→紹介されると
確か戦車の集中運用に疑問符がつけられて、
その後の主流が歩兵随伴運用になってしまったんだよね。
当時の戦車は能力が低かったのかな?
CV33じゃね・・・
だいぶ前に話題になっていた日本の武官が得た戦訓、
コロミーエツの「ノモンハン戦車戦」に少し載っていますね。
『「ガソリン」瓶は次のような経緯を経て登場した。
時はまだ1937年7月のこと、スペイン出張中の西村進少佐が日本陸軍参謀本部宛てに
対戦車戦におけるガソリン入り瓶使用の良好な結果を報告した。
だが日本軍の演習場で実施されたテストは否定的な結果に終わった。
標的とされた戦車のエンジンは稼働しておらず「冷えており」、
しかもディーゼルエンジンであったからだ。』
どういった経緯の伝聞かわかりませんが、将校の名前が出てきたので、一応。
188 :
名無し:2006/08/29(火) 00:42:56 ID:FquLd5xl
皆さん詳しいっすね。
お勧めの文献なんかありますか?
たしか、上の方に。
あと、何回か出てきてる海軍系のブログにも、参考文献リストがあったはず。
190 :
名無し三等兵:2006/08/29(火) 02:35:36 ID:BoM4L5Jg
>>183 ローマ・カソリックも早々にフランコ政府を認めてるんだよな。
人民戦線側に反宗教のメーソンが多いってのもあったけど。
実際坊主どもは百姓からかなり搾取してたし。
>>185 戦車の集中運用を熱心に押し進めていたトハチェフスキーが粛正され、
後にグアダラハラで大勝利してソ連邦英雄の称号を授与されたパヴロフが
赤軍戦車・機械化兵監に任命されましたからね…
戦車の能力云々じゃなくて、時代は歩兵直協だ!で逝っちゃったと
イタリアの弱さは、世界の戦術論に巨大な誤解を与えてきたのかも。
リッサ海戦の敗北で、衝角戦術を世界スタンダードにし、
グアダラハラの敗北で、機械化部隊構想を駄目にし。
193 :
名無し三等兵:2006/08/29(火) 13:41:49 ID:G+9nDgfW
ローマ帝国はなぜあんなに強かったのだろう
>カタロニア賛歌でもその辺のどうしようもなさが描かれているな。
あれね最近古本屋で初版が150円で売ってたから買ったけどいい本だね。
予想以上に中立的に「自分の体験記」を書き綴ってるし、
他の左派作家が、スペイン内線に幻滅して、なにも語らなくなったのに、
オーウェルの書き方は「左派のやり方は間違ってたけど、末端の兵士達は理想を信じて頑張ってたんだ」
という書き方だから同意できるんだよな。左派側がどうしようもなかったにも関わらず。
所詮、練習戦車であることを露呈したドイツ1号戦車。
困ったドイツ人戦車教官は、
ソ連戦車を無傷で捕獲したものに、賞金500ペセタを支給するという苦肉の策を取った。
結果、フランコ軍の戦車部隊のうち4割程度は鹵獲車両で更新された。
フォン・トーマ将軍が「戦車ダメじゃん」って報告したんでしたっけ?
タンケッテは使えない。大砲付きのまともなの急げ。
みたいな報告だったような気がする。
最初の映像ってヒトラー?
>>200 つーか、英語読みで検索したら余裕で元ネタは拾えるんだが
あ、それはわかるんだが
だいたいそのサイトだって、参考資料リスト見ると、ほとんどネット上だし
ただ書いてある内容が、潜水艦に襲われたことが日付まで載ってるとか、妙に一致してるから
ちょっと気になっただけ
>>198 これ、凄いですね。
綺麗な映像だなあ。
>>200 起工から竣工まで10年近くかかってるのね。
しかも、内戦突入で、緊急就役したにも関わらず。
日本の高雄がちょうど5年くらい、原型のケント級で3年半、米ペンサコラも3年半
おフランスのデュケーヌで4年、イタリアのトレントも4年
まあ、ソ連のクラスヌイ・カフカズなんて、20年近くかかってるけどなw
(キーロフは4年)
>>204 調べてないけど財政難やら政治状況やらで起工したものの工事中止
のパターンじゃないんだろうか?
王政時代に起工した代物ですから、当然、そういう影響受けてるでしょうね。
財政健全化のために、まっさきに削減されそうだし。
フランコが陸軍に入ったのも、米西戦争敗北なんかのための海軍予算逼迫の影響ですね。
海軍士官学校が、募集停止してしまったのよ。
で、しかたなく陸軍歩兵士官学校へ。
ちなみに、陸軍歩兵士官学校では落ちこぼれ。下から数えてかなり早い方。
それが、モロッコで武勲を挙げて、新設の陸軍統合士官学校の校長になるんだからw
これまた、共和政府のアサーニャ軍縮で、廃校になってしまうのですが。
208 :
名無し三等兵:2006/09/13(水) 19:47:14 ID:HOH2Ucrp
ネタにされっぱなしのイタリア兵だが共和国側のガリバルディ大隊は
件のグアタラハラの戦いで勇戦奮闘、大いに武名をはせていたりする罠。
フランコの派手な恋愛劇があったって本当?
信じがたいんだが
保守
スペイン内戦のそれなりに有名な小説なんだけど、
タイトルを忘れたんで教えて欲しい。ちょっと読み直してみたいので。
憶えているシーンは
・内戦発生直後、鉄道関係者が各駅にどっち側につくのか
電話で確認し、対立側だと罵って切る。
・(名前失念)陸軍大佐が軍の大勢に背を向けて
部隊を率いて政府側について市民に喜ばれる。
(首都の話だったかもしれない)
二作が混ざってたらごめん。
知らないけど、面白そうだ
ぜひ、誰か教えて
>>211 イメージ的にフランコ側・コンドル軍団マンセーなんですが、これを世界中で
叫んだらやはりやばいでしょうか?僕的にまとまりもなくスペイン共産党の餌食
になるような政府軍になんかが勝ってもスペインを統治なんかできるはずが
なかったと思います。
バター付きトーストだぞ!
今、夜食に、バター付きのトーストを食べるんだ!
日本製のオート三輪が、この当時のスペインに
軍用に輸出されていたようなんですが、詳しい方いますか?
216 :
名無し三等兵:2006/10/01(日) 00:45:15 ID:wDmqVDYO
保守
五反田に職場がある俺的には,エブロ川と目黒川はちょっと響きが似ていると思うので保守.
共和政府側の戦闘指揮官って、どんな人がいたん?
やっぱ、ソ連の顧問が仕切ってたのかね
共和政府陸軍の中心は、やはり職業軍人。
有名どころだと、
ミアハ将軍:首都移転後のマドリード防衛司令官に任命されて、死守成功。
その後も、共和陸軍の中心人物だったけど、共産党に歯向かったので、左遷&人格非難w
ロッホ大佐:少佐だったかも。マドリード防衛軍の参謀長。実際の指揮はたぶんこの人。
熱心なカトリック教徒にもかかわらず、共産党員や無政府主義者でも彼を讃えるw
カサード大佐:内戦末期のマドリード防衛軍司令官。で、クーデター起す。
でも、前線指揮官は駒が足りなかったらしい。
下士官のほとんどが反乱軍側に走ったから。
海軍は、士官が皆殺しにされたから、水兵が話し合いで決めてたらしい。
空軍は、まるっとそのまま政府軍。
有名人だと、フランコ将軍の弟のラモン少佐がいる。たしか、戦死。
>>191 無線機なかったので組織的な戦闘が出来ず、戦車が意外と歩兵・ゲリラに弱く
簡単な障害で立ち往生して歩兵砲でやられる例が多かった。かといって当時
歩兵戦闘車なんて戦車以上に不足してたんで結局歩兵の速度に戦車があわせる
のがベストって事になった。
戦闘機関車トーマス出撃
ドイツの爆撃エース(名前度忘れ)が、スペインで装甲列車食ってたよね。
>222
ルーデル?
なんか、この展開ワロタw
確か、装甲列車は、軍艦とも打ち合ったのがいたって書いてあったな
トロツキーのお得意兵器だっけ、装甲列車?
装甲列車はヨーロッパ各国で採用されてドイツ・ソ連両国が特に愛用して
る。スペイン内戦だと戦車や航空機が注目されてるが地味にトーマスもがん
ばってる。
>>215 マツダKC型の写真なら、どこかで見た。
>>226 機関車トーマスのお国だと30.5cm(40L)列車砲を機関車2台で引っ張っている写真が残っていますね
英国製の38cm沿岸砲は、わりと最近まで現役だった。
230 :
名無し三等兵:2006/10/15(日) 23:42:12 ID:+TOqdEkv
ほしゅ
スペインは、旧式兵器を大事に使ったね。
更新できなかっただけともいえるが。
Bf109なんかがイスパノエンジン積んだのは有名だけど、
練習任務以外に、モロッコ人相手に実戦でも使ったらしい。
まあ、対ゲリラ戦にちょうど良かったのかも。
タンテの方がゲリラ相手には良くないかw。フランコは軍事政権だが軍事
力にはそれほど予算はかけてない。国が貧しくてそれどころではないって話
もあるけど、まだ北の将軍様より外交感覚あったんだろな。
あのころは独裁だろうが腐敗しようが西側であればある程度許容されたってのも大きいのでは?
>>231 その頃には、米軍から供与されたもっと新しい機体もあったのですが、
対東側にしか使わないという制限付き供与だったらしく、植民地戦争には投入できなかったようです
>>229 ミリタリーバランスによると、
92年時点だと、38.1cm沿岸砲は、17門が現役だったみたい。
96年でも、3門に激減しちゃってるものの現役扱い。
ほかに30.5cm沿岸砲なんてのも16門もある。
これってエスパーニャ級と同じ物かな?
236 :
名無し三等兵:2006/10/23(月) 15:50:45 ID:6y9qk9Ba
小型の艦載砲が陸揚げされて、対戦車砲に流用されてたって話もある。
>>209 23歳で14歳の少女と付き合い始め、7年後に結婚するという逸話か.。
まじそれw
30歳と21歳というと許されそうだけど、23と14って響きはやばいなw
詳細きぼう、できれば画像付きで
それ何てエロゲ(w
保守
241 :
名無し三等兵:2006/11/06(月) 16:59:12 ID:rKdvvUxL
<丶`∀´>常々申し上げておりますが、 ジャック白井の出身は韓国です。
と、ジャック白井の朝鮮人説というのは、本当に存在したらしい。
なお、実際には朝鮮半島出身の可能性はないということだw
>>241 諸葛孔明だって朝鮮人だといっているぞ。
理由は「あんな優れた人は朝鮮人に決まってるニダ!!」
保守しときますね
なんかフランコのイメージが崩れた。
彼もスペイン人だったんだなとw
まあスペインの隣国の某博士よりはましだがな
14歳の時に結婚するつもりが少女の親に反対されたから
21歳まで待って結婚したのだから純愛の物語といえるかも
モルトケの話に比べると大したことない差と思うんだが。
>>246 あのオッサンなんかやらかしたのか?
そういやメッケルもなんかあったっけ?あいつは不倫?
>>248 アントニオ・サラザール(1889-1970)
いわずとしれたポルトガル首相。2人のょぅι゛ょ を自宅に囲っている。
ルーデルの嫁さんは何歳年下だっけ
20歳以上年下、だそうだ。
で、ルーデルの出生は1916年。
自著によれば、戦時中に結婚したことになってる。
…おい…
そういえば、スペイン内戦にポルトガルって軍事介入してるの?
国粋派支持だったのは知ってるけど。
ポルトガルは弱い国だから…
保守
>>254 海軍主力が砲艦で唯一の巨艦が機帆走装甲艦だからなあ
帆走ww
すげえええwww
スレチガイだけど、舞子って拿捕したポルトガル砲艦だっけ?
主力艦取っちゃってごめんね。
>機帆走装甲艦
これか日本で言うと初代「扶桑」か?
【質問】
ポルトガルの海防戦艦「ヴァスコ・ダ・ガマ」について,どういうスペックだったのかお尋ねします.
googleっても本国では黒歴史なのか出ません(涙
どうか詳しいことを教えてください.
【回答】
1875年1月12日竣工,Thames Iron Works建造
排水量:2,384t 全長:60.96m 幅:12.19m(砲郭部14.17m) 喫水:5.79m
機関:石炭炊きレシプロ機関 3000ihp 石炭搭載量:300t 速力:10.3kts
装甲:鉄製 装甲帯 9〜4インチ 砲郭 10〜6インチ
武装:10.2インチ/20口径砲×2 5.9インチ/25口径砲×1 9ポンド砲×4
乗員:232名
1903年に改装し,砲郭を撤去し,スポンソンに8インチ砲を装備,機関換装,船体延長を実施.
排水量:2,972t 全長:70.86m 幅:12.19m 喫水:6.27m
機関:石炭炊きレシプロ機関 6000ihp 石炭搭載量:300t 速力:15.5kts
装甲:鉄製 装甲帯 10〜4インチ
武装:8インチ/40口径砲×2 5.9インチ/45口径砲×1 12ポンド砲×1 9ポンド砲×4 3ポンド砲×6
乗員:260名
1935年除籍
(眠い人 ◆gQikaJHtf2)
保守
アフリカ駐留軍の主力だった「外人部隊」は、
名前とは裏腹に95%以上がスペイン人で構成されていたそうな。
食い詰めた連中が、傭兵化したということらしい。
モーロ人部隊と恐れられた、モロッコスルタン政府軍とは、別の話ね。
こっちは兵士はモロッコ人。幹部はスペイン人だったみたいだけど。
保守
>>253 義勇兵の形で非公式に参戦してるようで。
2万人以上参戦で、一説には8千人死傷という。
これ実は、ポルトガル内部の極右やファシストを、体良く処分したという意味もあるらしい。
ポルトガルのサラザール政権は、スペイン共和国を拠点にした左派反政府運動を嫌う一方、
反英的な極右や、思想が強すぎるファシストなんかも、嫌っていたの。
ほかに、ポルトガル海軍の共産党シンパが、軍艦2隻を強奪して、
スペイン共和派に合流しようとした反乱事件があったけど、鎮圧された。
ソ連じゃなくてフランスあたりが大々的に援助しておればなぁ。
と、保守
>フランス
最初の頃に、スポーツ機とか練習機名目で軍用機を供与してたんだっけ?
ポテーズとかモランソルニエを供与しておりますな
あのころのモランソルニエって言うと、パラソル翼のやつ?
そう、パラソル翼の
268 :
名無し三等兵:2006/12/25(月) 08:41:25 ID:FMnWJNpz
>>264 あー、どうだったかな?
労働組合とかがカンパ集めて買って送った奴だったと思うんだけど。
フランスは、政権交代のたびに態度が変わってますね。
開戦時には、フランスも人民戦線のブルムが首相なので、親共和派。積極援助。
ところが、人民戦線はすぐに潰れて、局外中立路線へ。国境も封鎖されます。
人民戦線内閣が返り咲くと、カタロニア国境が再解放。
またも人民戦線は短期に崩壊して、局外中立路線復帰。国境閉鎖。
軍事顧問団送ったり、徴用した将兵をフランス国内で教育していれば
もう少しマシな戦争が出来たと思うのだけど。
保守
>271
政府内にフランス派閥が一つ加わるだけの予感。
フランコ側は、ポルトガルやモロッコを拠点にできたのは有利だよね
そうね
内戦でただでさえ少ない海軍艦艇が三分の一になっちゃったのが痛いな(w
サラザール上げ
当時の日本では、双方の陣営をなんて呼称してたの?
人民軍と革命軍だっけ?
279 :
名無し三等兵:2007/01/19(金) 01:58:09 ID:eSMqX5Ju
リーフ族>>>>スペイン軍は定説です
それなんてエロゲ?
イタリア軍とどっちが弱いの?
さすがにイタリアの勝ちでしょー
と思っていたら、グアダラハラで負けた。
ヘタリアをなめちゃいけない。
デダロ萌え萌え
むしろイタリア人は一般民衆のほうが強い(連合軍の駆逐艦のレーダー盗んだらしいし
イタリーは結果オーライ国家なので個々の戦闘による敗北は大した問題ではない
イタリアの供与兵器
戦車:固定戦闘室のタンケッテで役立たず。
軍艦:第1次大戦のポンコツ。ほとんどスクラップ状態で使えない。
スペインは鹵獲兵器を上手に改装して使っていたよな
フランコ側の戦車隊は、主力がソ連製のT−26だったね。
イタリア供与のL−3が使い物にならなかったからw
>>289 ドイツ軍の戦車はT号・U号が中心だったが、
運用がうまかったからそこそこ戦えたらしい。
>>290 >二号戦車
BT戦車の主砲を無理やり乗っけた魔改造版があったっけな(w
>>291 それは砲塔は固定だよな?
ま、まさか旋廻する!?
モスカルド大佐だけはガチ。
ロシア戦線でも、スペイン義勇師団のほうがイタリア第八軍より奮闘目覚しいような。
>>292 もち旋回する。ガンダムの下半身にガンタンクの上半身を繋いだような『無茶しやがって感』漂う写真を見た事がある
f`::'ー 、,-、-、_ _,....-- 、_ _,....-=―ヽ―-、-、_ 砲
,.r'‐'゙´ヽ,r' ヽ \ー、_:::::::::/,´:::::::::::,:::::::,::::::::ヽ::\`ー、
,〃ィ ,rヽ'-ヽ i 、 、 ヾ,、 `'y',ィ´/::::::::/|::::::ハ_::::::::ト、::::\ \ 塔
r'/〃// | i! |, \、_`ー!rf.,イ-,ィ/u ノ::::/ |::::`::::|iヽ::::::ヽ ヽ.
iヾ!l i /,.=ヽ i,ケ ハ,i', Y't=ラ゙,〉'|::::r'|! 彡´ ,!--、 |i!|::|::i::::::', ', 旋
{ヾllッ-, 〃ノ'-'、||ii i|i| |-/! /^ヽ ´ ヾ|从ノ::i::::| ||
>|゙! 0ヽ ノ' ´ 0 レノWノi |,.、!/ 0 0 ',' レ|,イ::::i,,_ | ! 回
',i ヽ- , _, " |i| | | ´ '´ハ',Y .!
/l ` !| | i `´ r 'ー‐' u (-, ' | ! す
/久 U |! i|'´'、u z_,ノ/ .i |
/イ |ヽ '==..‐_、 |!,'|Y´,ヽ ___ ハ_ ,/i | | る
|ト|、',::::\ _,.-‐イ//-'´::::!\'ー‐--ニュ / ト_、 _| _!,=,|
〉:ヾ_'、::::`ー‐r< //イ|::::::_、:::`7i\ __,..-‐'´ .| |`゙"::"::|-" の
'ー‐'´¨`'ー、/,rケ /,'1ノ人'-‐'`y'/::::, i| ,!, |`iiイ:::::::::|
,〃7,‐/ { ´_,-'´ ,,‐!、=,/.〃::::i i|kハ / ,ヾ、::::::|.|! か
,ッ'、_〃'f /゙-<´ r〃 〃 /イ::::,!ッ'/ ', / / |ト、:|:リ ・
rir' 〃,y'、久_,.rヽ/〃 川/iケir'〃/ ,-'水´ / 〃 \ ・
f::}'ー'〃_i| /::::f|::::', .〃 r/if |||ir' f| レ' r'o | .〃-、 〃 "i ・
,);'ーッ゙-. レ:::::/_|::::::',_,〃=_、!!|| !i/ ||:,ri !o ∨/_)_〃 |
キモイAA貼るなハゲ
ファランヘ党について詳しい事柄を知りたいのだが、ウィキペディアには
何故かレバノンのファランヘ党しか載っていない。
スペインのファランヘ党について詳しく書いてあるサイトはないのかな?
保守しときますね。
299 :
294:2007/03/03(土) 14:17:24 ID:???
幼女大好きサラザール
>>295 内戦後に返して貰ったドイツ人も唖然としただろうなw
戦艦ハイメ一世上げ
>>297 結構関連書籍は出てたはずだよ。
大学の図書館とかにはありそうだけど。
302 :
名無し三等兵:2007/03/22(木) 15:34:33 ID:VWD9sexV
死傷者って、どのくらいでたの?
100万人くらい?
魔改造2号の画像きぼんぬ
304 :
名無し三等兵:2007/03/25(日) 21:33:43 ID:iya3GI7r
ポルトガルvsイタリアvsスペインvsリーフ族vsリビア遊牧民
勝つのは誰だ?
とりあえず、フランコの勝ち。
モスカルド大佐って最終階級大将だっけ。
だれそれですか?
スペイン内戦じゃ有名な指揮官の一人だろうに・・・
アルカサル異常なし
ラジオ将軍ことケイポ・デ・リャーノが萌え化されていてワロタw
312 :
元空士長:2007/04/11(水) 01:26:10 ID:???
海軍本部ニ緊急打電
敵艦ミユ
無敵艦隊ノ出航ヲ確認ス
『天気晴朗なれど波高し』
314 :
名無し三等兵:2007/04/18(水) 21:23:16 ID:FY1GBlDn
第五列あげ
保守
316 :
名無し三等兵:2007/04/24(火) 19:29:23 ID:DgA/zFOp
317 :
名無し三等兵:2007/04/27(金) 20:25:40 ID:RwIcKZaX
今年はゲルニカ空襲70周年の年なんだな。
保守
フランコと握手した日本人記者が見たフランコの第一印象、
丸顔垂れ目で、慈悲忍苦型だそうだ。
320 :
名無し三等兵:2007/05/17(木) 02:45:47 ID:mG+xqyd1
>>293 アルカサールに士官候補生と一緒に立てこもって、守り抜いた名指揮官だな。
篭城中の大佐の下へ、人質に取られた息子から電話が。
大佐「どうした。用事は何だ。」
息子「父上が投降しなければ、私を処刑すると伝えろと。ただそれだけです。」
大佐「わかった。では息子よ立派に死ね。」
息子「はい、父上。」
スペイン内戦って、なんか名言多い感じがする
まあノーパサランはWW1のリサイクルだけどw
ある兵士が、フランコに食事が不味いと文句を言った。
フランコは、兵食の改善をさせた後、その兵士を銃殺にした。
「スペイン市民戦争」は、興味深い例だな。
“Guerra Civil Espanola”か“Spanish Civil War”の訳語なんだろうが、
“Guerra Civil”=“Civil war”=「内戦」で、スペイン内戦となるはずが、
反ファシズム戦争みたいな先入観があってか、「市民戦争」という訳にされてしまった。
アンゴラ内戦も、アメリカ南北戦争も、Civil warなのに。
誤訳とはっきりしてるのに、反ファシズムで市民が立ち上がった戦いということを意味するために、
日本語としてはスペイン市民戦争と呼ぶべきだと、強弁する方がおられる。
324 :
名無し三等兵:2007/06/03(日) 11:51:45 ID:xNcreOsd
マドリード防衛戦の一こま
もう支えきれないと弱音を吐く兵士に対して、
ミアハ将軍「我々の退路は墓場だけだ」といって、自ら拳銃を手に前線へ。
兵士は感激して戦いを続け、第五列によって勝利すると言ったモラ将軍の攻撃を撃退したのだった。
なお、ミアハ将軍は、危ないからと副官に引きずり戻された。
hosyu
>>317 その時のコンドル軍団の使用機を教えてください
>>324 皇軍じゃ考えられないな。
もし皇軍だったら、その副官は死刑だな。
>>289 L3…あれと比べたら94式がリムジンに見える
前半(1630〜1800)は、通常爆弾搭載の少数機が、波状攻撃。
Do17が1機、He111が2機、イタリア空軍のSM.79が3機、それと護衛にCR.32が5機
ドイツ爆撃機は、反復攻撃を実施。
その後(〜1930)、焼夷弾含む本格空襲が実施される。
爆装したJu52が18機以上に、護衛・地上掃射用のBf109とHe51が随伴。
332 :
327:2007/06/20(水) 03:09:13 ID:???
>>331 ダンテにマンマユートか…そんなのに無差別爆撃されたら。
ピカソが怒ってあんな絵を書くわな…!!
保守
エスパーニャ級とガチでポケット戦艦が戦って欲しかった・・・
335 :
名無し三等兵:2007/06/27(水) 18:19:25 ID:G1yAcXHY
スペイン内戦を扱った映画でシスターがレイプされる映画あったような・・
>>335 アナーキストの支配地では、やばかったらしいな。
イギリス軍が、聖職者の救出作戦をこっそりやってる。
参加した海軍軍人曰く「スペインの修道女の酒豪ぶりはヤバイ」
まあ、フランコ側でも、マリョルカ島を占領したイタリアの伯爵が、
現地の司祭を手引きに使って、十字軍並みのやりたい放題だったらしいけど。
曰く「私は1日1人以上の女性を必要とする」
クズネツォフ日記
8月27日
相変わらず。
スペインの港湾労働者(アナーキストども)は、昼は暑いといって休み、
夜は人間的ではないといって働くのを拒否する。おかげで祖国からの援助物資が山積みだ。
怠惰は軍隊でも同じだ。
マジョルカ島に上陸した部隊は橋頭堡から一歩も進まないで2週間もそのまま。
8月29日
新聞を読んでいたら、海軍大臣のプリエトの寄稿記事が載っていた。
「マジョルカ上陸は時期尚早だった。それよりもエウスカディを救うために艦隊を出すべきだ。」
この期に及んで、自分の選挙区のことを考えているのか、あの改良主義政治者は。
今、ジブラルタル海峡から戦力を引き抜いたら、どうなることやら。
340 :
名無し三等兵:2007/07/09(月) 07:37:24 ID:XCXBovwl
保守
なんというか・・・・・
スペイン人は右も左もクズばっかりで、イギリス人とかロシア人が一番マトモだな。
まあ、イタリアの伯爵の女好きはさすがイタリアンだがw
342 :
名無し三等兵:2007/07/09(月) 12:50:42 ID:jwkFjCMO
そんなスペインだから各国が介入しなければどちらが勝つにしても
スペイン国民の犠牲者は少なくてすんだのかもしれない。
戦場での死者よりも、いかにも内戦的な虐殺ケースが多かったみたいだから、大差ないかも。
介入なかったらダラダラと長期化した挙句、普通に双方に妥協的な政権できてたかもよ。
19世紀までのこの国の様子みるとさ。そんな感じする。
開戦前まではファランヘも共産党も議会の中では弱小勢力だったわけだし。
今から突撃するぞって時に、ハンガリー人かなんかのカメラマンがシャッターチャンスをうかがうかのように自分の方を見つめてたらやだろうな。
キャパのあれって、やっぱりやらせなの?
やらせじゃない。キャパの眼力が鋭いだけだ。
保守
少なくともあの兵士の死亡は確認されてるって話だけどね。
それでも演出がなかったとも言い切れないらしい。
ようするに藪の中。
殺人犯が誰か推理するには、その死で誰が得をしたのか考えればいい。
えーと、この場合は……
さあ爆発だー、絵描くぞー、のノリで岡本太郎みたいなのが田舎町にやってきたら、不吉な予感はするんだろうか。
ネオナチなんかを警戒して、やたら厳重警備してるらしいな。あれ。
>351
まあ、それこそ記念撮影でもしている所を撃たれて…という可能性すら、絶対ないとは
いえないし、なんとも言えないでしょうね。
>354
昔プラド美術館に行ったとき、あれだけはガラスケースの中に所蔵されていましたね。
他の絵は、それこそ国宝級の名画も含めて全部そのまま展示されていたのに。
スペインの水不足解消したんだろうか。
357 :
名無し三等兵:2007/07/16(月) 00:32:26 ID:wwwZW+yZ
スペインなんかの植民地になったのが全ての間違いだった
‐インカ帝国、アステカ帝国、バスク・祖国と自由
そういや、昨日7月18日が、内戦勃発の日だった。
359 :
名無し三等兵:2007/07/25(水) 14:34:55 ID:x4Athq2Y
保守
よくわからないのが、バスクの連中なんだが、あいつらってガチガチのカトリックじゃなかった?
だとしたら、フランコ側につきそうな気がするんだけど、なんで赤と組んだの?
>>360 軍事クーデターが成功すると、中央集権的な独裁体制が確立されるであろうと予想されたから。
19世紀、カルリスタ戦争で反乱軍に加担したかどでバスクは地方自治権を取り上げられており、
1920年代のプリモ・デ・リベラ独裁体制下でもバスクの民族運動は非合法化されていた。
31年の王制廃止後、第二共和制下の議会でようやく自治を認められたものの、
ここでふたたび中央の支配が強まれば、すべてが水泡に帰す可能性が高かった。
そこでバスクは共和国陣営についたのである。
当時バスクに地盤を持つ最大の政治勢力だったバスク民族主義党は、
当初の人民戦線には加わっておらず、中道・あるいは第三勢力とみなされていた。
しかし内戦の勃発により国家が二分され、右か左かの二者択一を迫られたため、
「どちらかというと」自分たちの主張が容れられそうな共和国政府側についたわけだ。
>>360 フランコは、国を割るまいという思いで、クーデターに加担してるからね。
その意味で、バスクの独立を願うなら、共和派がまし。
ちなみに、カトリックというのはその通りで、
バチカンがフランコ側を承認したのは、バスク自治政府が壊滅したとき。
バスクのあたりに、フランス領の飛び地って無かった?
364 :
名無し三等兵:2007/08/12(日) 20:05:59 ID:FZ8iPPZ4
hosyu
365 :
名無し三等兵:2007/08/12(日) 20:27:35 ID:kLxN1JXh
志摩で内戦なんかあったっけ?
366 :
名無し三等兵:2007/08/12(日) 21:59:30 ID:cKdIBr89
スペイン内戦の経過を理解するのにオススメの本って何かある?
「カタロニア賛歌」はもってるけど
流れをつかむので手軽なのだと、斉藤孝の「スペイン戦争」(中公文庫)か?
ちょっと古く、共和政府よりだけど。
もっと手軽には、Wikipediaの項目でもみるのがいいんじゃない?
地図と年表があるので、いいかと。
これも古い本だけど、ヒュー・トマス「スペイン市民戦争」が詳しく、中立的。高いけど、図書館にはある。
最近の本だと、色摩力男「フランコ〜スペイン現代史の迷路〜」あたりが好著。フランコ寄りだけど。
川成洋は、色々見かけるけど、共和政府側に感情移入しすぎ。
軍事的観点に絞れば、まだまともだった頃の三野正洋が書いた「スペイン戦争」が良著なんだが、入手難…
>>368 持ってたんだけど引っ越しの時無くしちゃった(ノД`)
乙
今は実家だけど10年前に高校の修学旅行で行った札幌で買ったよ。
アヤシイことで有名な三野本だが戦車や飛行機の能力数値化以外は納得できる内容だと感じた。
スペイン内戦でもお馴染みの Guardia Civil (英語では Civil Guard)
慣例的に治安警備隊もしくは治安警察と訳されてきたけど、
直訳で国家防衛隊や民間警備隊なんて訳してるサイトもチラホラ。
国家防衛隊はいかにも大仰だし、民間警備隊はミリシアと誤解されそうだ。
組織の性質を考えると治安警備隊でいいのか、やっぱり。
Guardia Civilは、コスタリカ的には市民警備隊ですが何か?
アサルトスの訳も微妙だな。
直訳的に「突撃隊」が妥当な気がするけど、そのままアサルトスとか、機動隊と意訳してるのも。
ニカラグアのGuardia Nacionalは国家警備隊、あるいは国民警備隊ですお
Guardia Civilで国家防衛隊はちょっときついんじゃないでしょうか?
376 :
名無し三等兵:2007/09/12(水) 06:29:42 ID:SFj2gXni
こないだスペイン内戦の映画を見たが、共和国は内乱起こすなよ
アレ見てあきれたわ
すまん、376を待ちきれないので書くが、
スペイン内戦をあつかったフィクションって、どんなのがあるの?
ヘミングウェイは知ってるけど、ほかにお勧めとかある?
S・ハンター『さらば、カタロニア戦線』というのがあったな。
主人公の経歴が明らかにオーウェルをなぞってるのが笑えた。
アンドレ・マルロー「希望」
あと逢坂剛がいろいろ書いてるよ。
逢坂氏の本に、フランコの外人部隊にいた日本人の話があったと思うけど、あれって実話なの?
383 :
名無し三等兵:2007/09/29(土) 21:26:14 ID:7+/+1c+P
hosyu
>>382 外人部隊なのか義勇兵なのかよくわからないけど、フランコ側にもいたみたいだよ。
FAQに出てるな。
386 :
名無し三等兵:2007/10/20(土) 21:51:08 ID:86fb0z8G
ドイツ、イタリアは何で大々的に反乱軍を支援したの?
何か国益につながるとか?
ドイツは、大西洋岸に、潜水艦の補給拠点が欲しかったからという話があるね。
あと、新兵器のデータ採りもしたかったのかもしれない。
でも、あんまり実益は無いような。
赤化ドミノみたいなのをわりと本気で心配してたんじゃないだろうか。
実際スペインが共産化したらロシア(当時はソ連か)と二国で
ヨーロッパ大陸を挟む…事になる?
人民戦線内部の内訳を見る限り(共産党の議席は一割以下)、
スペインの共産化というのは杞憂に過ぎなかったと思うんだけど、
反ファシズムを標榜する人民戦線政権が、ほぼ同時にフランスとスペインに誕生したら、
独伊が不安になる気持ちも分からんでもない。
あ、スペイン単独での共産化は無理って話ね。
内戦開始後はまともに共和国を援助した国がソ連のみだったから、
急速に赤化していったけど。
それに、そこまで内情をきちんと理解してたかも怪しいものだしな。
とりあえずアカくらいの認識が強かったんでは?
当事者のスペイン人自身、
反乱軍側は敵の社会主義者も共産主義者も無政府主義者も全部まとめて「アカども」と呼び、
人民戦線側は王党派もカルロス党員もファランヘ党員も一緒くたに「ファシストども」と呼んでたくらいだからなw
そういう意味では、ファシストVS共産主義者という例の構図は、まんざら嘘ではないんよなw
>>393 反ファシズム vs 反共産主義 の戦争
>>393 教科書的には、ファシズムVS反ファシズム・自由主義とか、軍部VS人民じゃね?
古きよき日教組が喜びそうな教科書だな。
卵が先か鶏が先か…
世界中から適当な兵器を寄せ集めたせいで、いろいろ誤認が生じたらしい。
なぜかソ連のSB爆撃機は、アメリカ製だと思われてマーチン爆撃機と呼んでたそうな。
399 :
名無し三等兵:2007/11/09(金) 20:56:04 ID:hrvuUPZm
hosyu
九九式双軽爆でもマーチンともエスベーとも言われそう。
黙れ!
カタロニア讃歌を読んでみたよ。
なんて言うか・・・そのファシスト(フランコ軍)と戦った事より
内部分裂とPOUM弾圧が生々しいね。
>>61 日本は中国からタングステン大量に取れたから余裕があったのに。
国民政府による対ドイツのタングステン輸出は軍事顧問団引き揚げに抗議して縮小されたと思ったけど。
日本側にしても支那戦線で鉱山操業する余裕は無かったはず。
405 :
名無し三等兵:2007/12/31(月) 17:31:16 ID:alCa9DJG
ほしゅ
良く機関砲のケツが砲塔に収まったな
ってか、ハッチ閉じたら砲塔右側の視界0っぽい
現地改造だっけ?BTが相手だからきついよな
たしか、イタリアの軽戦車でもブレダ20mm砲塔積んだのがあったけど、
ものすごく不細工だった気がする。
L6か?
俺あれもかっこいいと思うんだがw
>>411-412 いや、言いたいことは分かるが俺はこう言うのも好きなんだ。
>>413 Thx。こんなのがあったんだ。
これは無理矢理っぽい、ソロサーンのが綺麗に纏めてる。
ブレダの20mmって優秀砲なのか後でもうちょっと調べてみよう。
あとタンケッテで架橋戦車はどうかと思うんだw
国際旅団を作るときに最初に問題になったこと。
敬礼は反民主主義的か否か。
マドリード攻防戦のぐだぐだエピソード
・政府は、急遽任命した守備隊司令官2人に封緘命令だけ残して逃げ出した。
・命令書のうち1通は、宛名が間違っていた。
・命令書は開封時刻が指定されていたが、もらった2人の司令官は速攻で開けた。
・開けてみたら、2通の内容が矛盾しためちゃくちゃなもので、指定時刻まで待ってたら勝負はついてた。
・楽勝と宣言してる反乱軍のモラ将軍。
・でも結局そんなグダグダな防衛陣を、抜けなかった反乱軍・・・。
417 :
名無し三等兵:2008/01/24(木) 21:17:53 ID:DdfWl8fn
>>419 へー詳しいなぁ、助かったよ。
ちなみに腰にぶら下げてる兵装は私物かなあ?
俺の知識や本ではいくら調べても似たようなものがないんだよね。
しかもなんか、そこらへんのおっちゃんが着てるような服だからさあw
うーん内戦らしいのう
誰が撃ったんだろ、そもそも弾痕的なものが見当たらないし
決定的すぎるしwwさすが捏造キャパだけあるな
スペイン内戦のときに使われてた
>>419みたいな銃ってのはほかにどんなのがあったっけ
スペインの骨董屋で、十三年式村田銃の改造品を日本土産にどうだ里帰りさせろよと勧められたと東郷隆が書いている。メキシコ経由で内戦で使ったらしい。
そんなの迷信だろ
31年式野砲はフィンランド経由で送られたらしいから、存外、村田銃も否定できんぞ
オーウェルは、まともな小銃がほとんど無かったと書いてたな
メキシコは当時カルデナス政権で随分援助してたし、
猟銃としてメキシコ入りして、そこから労働組合辺りの
援助物資としてスペイン入りしたとかもあるんじゃないか?
タミヤでスペイン内戦の出てるのかな
スペイン内戦にスナイパーっていたの?
さあ、擲弾兵はいたみたいだが。
市街戦があったんだから、狙撃兵もいたんでない?
ムーア兵は狙撃が巧かったらしいし
コンドル兵団は最強だったのか?
名前は凄いけど、特殊部隊シールズみたいなものかな
兵器はしょぼいが戦術でカバーという感じでは?
戦闘機He51ではイタリアのCR32に劣るし、I153やI16にも歯が立たない。
爆撃機もJu52で代用してるようでは、イタリアが上。
戦車も1号ではイタリアのCV33よりはましだけど、T26とは比べ物にならん。
こうしてみるとイタリア空軍って強かったんだな。
He51やJu52だけが全てではなかったのに意図的に無視して
自分の望んだ結論を語りたいだけですか
>>433 そこでOKだと思った所や注ぎ込みすぎて予算的に力尽きてしまったことに
後の伊空軍の悲劇があると思われ。
>>434 煽るのは結構だが折角だから自論を述べて行ったらどうか?
コンドル軍団でもっとも規模が大きかったのは、実は空軍の高射砲大隊だったんだそうだ。
総数1400名で、20o対空機関砲や8.8p高射砲を装備、
特に後者はこの頃からすでに地上目標への攻撃に使用されていたらしい。
(T26やBT5相手にT号やU号が無力だったのは皆さんご存知のとおり)
では対する地上部隊はといえば、こちらは直接戦闘よりも、
もっぱらスペイン陸軍の機甲部隊の指導・教育に従事したとか。
コンドル軍団に参加したドイツ陸軍軍人の死者はわずか28名、
しかもその内戦死はわずか7名(!)、残りは事故死と病死ということからも、
地上部隊が後方支援に徹したことがうかがえます。
上海〜南京で戦死したドイツ軍人の数より少ないのでわないか!
当時のドイツ政権なら普通に捏造しただろ。
たぶんもっと死んでるだろうね
まあ情報の疑わしさなら日本軍も怪しいけど、
当時は全世界的に捏造ぽんぽんしてたからな
空軍(高射砲も)も海軍も勘定に入ってない陸軍だけならこんなもんだろう。
連隊送り込んでドンパチやってたわけでなし。
マン@アームズシリーズのコンドル軍団は面白かった。
一方、イタリアは4個師団送り込んで万単位の損害を・・・。
ヘタリアはドMだからな
コソボ独立問題で米・欧と露が対立してるから第二のスペイン内戦になりそうだぞ
そういやスペイン内戦も、民族問題がらみだよな。
カタルーニャにバスク
ロシアが安保理召集したぞ、ちと怖いな
スペインは民族問題を内包してるから、コソボ独立には反対の立場らしいな
スペインは「国歌」に現在は歌詞が無いんだっけ?
たしか、民族問題でもめてて、マドリードはやりたいけど地方が反対とか。
より、俺も義勇兵としてコソボ行って来る
第二のジャック白井になるチャンスだ、歴史に名を残せるぞ
トルコがイラク侵攻
保守
451 :
名無し三等兵:2008/03/12(水) 10:06:20 ID:kB/iyMOJ
保守age
バスクはどうなるんだ
なるようになる
あの人民戦線側がかぶってる帽子ってなんて名前なんですかね
保守
これはおもろいなw
背景がちょっと残念だけど、雰囲気は出てるとおも。
460 :
名無し三等兵:2008/05/22(木) 11:45:56 ID:b/Z+ahUt
そろそろ保守
商品の単価が1万円以上場合、消費税の税率を10%にする。
商品の単価が1万円未満の場合の消費税率は現行のまま税率5%に据え置く。
当面の間、これが最善の消費税率。
スペイン内戦てレベルひくいですね。九六戦は楽勝だったのにBf-109はI-16に辛勝だっただなんて。
463 :
名無し三等兵:2008/06/05(木) 18:21:13 ID:up6APGxl
法主
up
スペイン内戦といえば、イタリア人エースを輩出したんだっけ?
466 :
名無し三等兵:2008/06/25(水) 11:15:47 ID:iuEWmXrQ
だれかバーネット・ボロテンのスペイン内戦を読んだ人いる?
467 :
名無し三等兵:2008/07/07(月) 09:17:26 ID:C8cWaWKI
よんでないな
保守
468 :
466:2008/07/08(火) 08:49:02 ID:???
誰も読んでなさそうなので自分で買ってきた。
ものすごい時間かかりそうだけど読み終わったらレビューしてみる。
俺はオーウェルのカタロニア賛歌を読んでるよ。
オーウェルの戦場での感想は第一に「退屈」だったということだが、共和国軍も反乱軍もお互い貧乏で
派手な大規模攻勢なんてかけられなかったってことかな。
オーウェルが居たのは激戦地ではないんでそうとも言えない