「米国防省、F-14戦闘機の部品の販売を停止 - 米国」
米国防総省(Pentagon)は30日、F-14「トムキャット(Tomcat)」戦闘機の全スペア
パーツの販売を「イランへの武器移転防止のため」停止すると発表した。
国防補給庁によると、同戦闘機のスペアパーツの販売は26日に停止された。これらの
スペアパーツを、F-14型以外の航空機へ改造、転用をも防止するのが狙い。
イランの核問題もさることながら、「イラク安定化に向けた米国の努力をイランが
妨害しようとしている」として、米国とイラン間の緊張が高まっている中での、
今回の決定となった。
イランは、1979年にパーレビ(Mohammed Reza Pahlavi)国王(当時)が亡命する以前に
同戦闘機を79機、米国から購入している。
F-14戦闘機は、米海軍からは完全に退役したが、その部品は国防補給庁を通じて販売
されてきた。同庁は、部品を「適切なかたちで」譲渡することも考えているという。
引用元:AFP BB
http://www.afpbb.com/ (2007年 01月 31日 09:25:15)
http://www.afpbb.com/article/1284544