中国、ロシアから再び兵器購入(4月28日 香港中評社)
ttp://military.china.com/zh_cn/critical3/27/20060430/13289115.html ロシアの報道によると、中国系軍は最近ロシアから上陸作戦用装備と対潜哨戒
機を購入するとのこと。その内訳は、40機のKa-29 兵員輸送用ヘリ、Ka-31 早期
警戒ヘリ 20機、そしてベリエフBe-200対潜哨戒用飛行艇 15機
報道によると、中露両国は今年の秋にも正式に輸出契約にサインするとの事
Ka-29はKa-27対潜ヘリを元に製作された汎用ヘリ
7.62ミリ機銃×4、AT-6対戦車ミサイル、80ミリロケット弾を搭載可能
最高速度は280km/h、作戦行動半径は1003km
Ka-31は高度3000mで巡航飛行しながら、E-801MOkoレーダーで
同時に20の空中目標の探知が可能
戦闘機の探知距離は最大110km。水上艦艇の探知距離は200km
現在、中国海軍の固定翼の水上/対潜用哨戒機は運輸8を改造した
運-8J、運-8X(合計10機前後)と水轟-5(10機未満)のみなので
Be-200の導入は中国海軍の対潜哨戒機の不足を補うものになると思われる
海軍陸戦隊の保有している汎用ヘリはシュペルフルロンのライセンス生産型
の直昇-8とドーファンのライセンス生産型の直昇-9。前者は大型のため運用
可能な艦が限られ、後者は搭載能力の制限という問題を有している
Ka-29は両機の中間の大きさで運用上手ごろなサイズであること、対地攻撃能
力を有しており悪天候下での運用にも適しているのが利点と推測される