軍事板書籍・書評スレ6

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471キルロイ ◆dtIofpVHHg
>「イタリア軍入門」で良かったところは、最後に「お勧め資料本」で15冊の原著・洋書が紹介されてたこと。
私もイタリア軍好きだから、買おうかな。昔、某軍事洋書店で「イタリア軍の本はどこ?」と聞いたのですが(ry

◆禅と戦争:禅仏教は戦争に協力したか 光人社 ¥2600
 ブライアン=アンドルー=ヴィクトリア、エィミー=ルィーズ=ツジモト
※基本的に、戦争/軍隊に対する否定的だが、そういったもんと思って読むこと。
 戦前、戦中にて戦争を煽ったのは神道よによるものがりも、むしろ劣勢?になった仏教
 によるものが多かった。というのが乱暴な要約。

◆暗号機エニグマへの挑戦 ロバート・ハリス 新潮文庫 ¥895
作りとしてはフィックション。主人公とその同僚は架空人物だろう、チューリングもちょっと出るが。
どうやってエニグマを解読していたか、という描写の大半は真実と思われる。
Uボートに囲まれたイギリスの市民生活とかもおもしろい。

◆局地戦闘機「雷電」異貌の海鷲 渡辺洋二 文春文庫 ¥590
 良い意味で、そつのない本。

◆情報と国家 江畑謙介 講談社厳談新書 ¥720
 これもそつの無い良く書けた本。対イラク戦における、米側のまちがいとその理由がメイン。
 パラボラ型マイクロウェーブアンテナで、アンテナの脇に微弱なサイドローブが出るので、
 旧ソ連のマイクロ波通信を傍受していた、というのは、個人的に疑問。
 衛星など使わず、地上でマイクロ波通信を傍受するほうがよほど現実的と。