ttp://www.kojii.net/news/news060317.html ○豪気だな、おい (DID , 2006/3/15)
以前、アルジェリアがロシアから 40 億ドル相当の兵器購入を行うと報じられていたが、
なんと 75 億ドルにまで膨れ上がった。
これは、天然ガス相場の上昇で懐が豊かになったことの反映。
ITAR-Tass 通信は、
MiG-29×40 機、Su-30×20 機、Yak-130×16 機、S-300PMU2×8 システム、T-90 戦車×40 両
といった内容を報じているが、これだけでは 75 億ドルには届かない。
また、Vedomosti の報道によると、
MiG-29SMT×34 機、Su-30MKA×28 機、Yak-130×14 機、これで合計 35 億ドル。
さらに古い MiG-29×36 機をロシアに返納して、第三国に転売するとしている。
そのほか、T-90S 戦車×300 両 (10 億ドル)、T-72 戦車×250 両のアップグレード改修 (2 億ドル)、
AT-13 Metis-M 有線誘導対戦車ミサイルと
AT-14 Kornet レーザー・ビームライド誘導対戦車ミサイル (いずれもサーモバリック弾頭対応)、
M1 Tunguska 自走対空砲×30 両 (5 億ドル)、S-300PMU2×8 システム (10 億ドル)、となっている。
eDefense Online が報じたところでは、S-300PMU2 は 30N6E2 射撃管制レーダー、96L6E 目標捕捉・照射レーダー、
5P85SE 発射器×8、48N6E2 ミサイルで構成され、対航空機で 200km、
対弾道ミサイルで 40km の射程を持つとされる。
同時に 6 つの目標を要撃でき、管制可能なミサイルは 12 発、射高は 10-27,000m まで対応する。
さらに、83M6E2 聯隊レベル指揮管制システムを追加すると、同時に 36 の目標と交戦できる。