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251史上最悪の独裁者スターリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3

性格

ロシア帝国において少数民族と認識されていたグルジア人である。また、
身長も低く加えて自身がグルジア人であるというコンプレックスは相当強か
ったようである。人一倍コンプレックスを強く感じるゆえ、スターリン
は異常なまでの権力欲、顕示欲の塊でその目的を達する為には全く手段を選ばなか
った。他人を殺してもなんとも思わない冷酷な性格で、裏切り者を絶対に許さな
い不寛容であり、政敵の粛清した写真を見て悦に入りながらワインを飲ん
でいたと言う。

スターリンはもともと人間不信だったのが、権力を得る過程と独裁者にあ
りがちな人間不信が追加されることにより、人間不信が極限までに加速。
この結果パラノイアに冒され常に命を狙われていると思い込んでいた。その
典型例が、ユダヤ人が自分の命を狙っていると被害妄想をして、ユダヤ人の
主治医を粛清した。これを医師団陰謀事件と言う(生き残った物は一人)。

これは晩年になるほどひどくなりスターリンの住居には厳重な警備がしかれ、
スターリンの部屋は複数に分かれどこに泊まるか誰にも知らされず、部屋に
スターリンしか持っていない鍵を何重にもしていた。フルシチョフの回想によ
ると、同志との会話でスターリンの部屋へ行くとまた鍵が増えているのだろ
う。と話していた。むろん、勝手に入ったものなら容赦なく粛清された。ちな
みにスターリンは部屋に入るとまずすることは部屋を隅々にランプを持って
検査をすることだった。