>>906 全部(文献上では)ガチ話だろ
(1)はジャンヌダルク
(3)のスピットファイアの例は知らんが、WW2のアメリカの女性航空隊
(4)フランスの対独レジスタンス
(5)イスラム過激派の自爆テロ
>>904 ドイツの三桁ド級エースパイロットだと、ほとんどが東部前線の時代遅れの複葉機も撃墜数に含んでる事が多い。
いうなれば、まともな戦闘であれば数十機落とせば凄い方だろう。
小説の中で女性兵士がでてくると『女性も戦争に従事させないといけないのか』といったように思える。
女性を思いっきり目立たせようとすると、それこそ戦闘で無双の力を振るっていないといけない気がする。
ところで、戦争末期のドイツ本土防空に従事する女性パイロットの話を書こうと思うんだが、これってラノベでやっても大丈夫だろうか?
>>908 別にかまわんのでは?
誰かが抗議するわけでもなし。
910 :
名無し三等兵:2006/02/09(木) 19:58:48 ID:m5IlfZxC
>>905 今、軍隊と兵器は近代(WW2以降)にして状況と背景だけ百年戦争にする
という作品の啓示を神から授かった。
他人へのレスからネタを横取りするみたいだが、このまま質問に移行する。
で、どうだろうこれを元にプロットを組み立てたいのだが。
なにかアドバイス希望。
>>910 百年戦争前期?それとも後期?
まあ女性ネタでいくのなら後期か。
イギリス対フランス?
WW2期のフランスだと、激しく微妙なことになりそうだけど・・・
>>910 ナポレオン戦争に仏が勝利してボナパルテ朝が20世紀まで大陸の覇者であり続けたパラレルワールドとか。
武器が発達しているという事は、外交とか文化部分でもそれなりの進展があるわけで…
なかなか百年とか長引く事は無いのでは?
何かの洋ゲーでこのような展開が。
第一次世界大戦が泥沼化し、
1964年ぐらいまで継続中の世界。
主人公は弾薬庫で生まれるんだけど、
その直後にそこが敵の攻撃を受けた……
とかなんとか。
>>909 中高生に軍事用語の多い小説は受けるかな?
アリソン以上に用語が出てくるラノベは読みたくないとか、言われたんだが。
>>916 うーん、俺はラノベ読者ではないからなんともいいがたいが、
そこはコンシューマの評価をとるか作品自体の完成度をとるかの問題ではないか?
そのあたりはオブラートに包んどけばいいんじゃね?
正確な軍事用語よりも、不正確でもわかりやすい表現をするように心がけてさ
>>916 お前に秋山瑞人と同レベルの筆力があれば受ける。
ヨーロッパ大陸をフランスが制覇し、多くの植民地を有するイギリスと海外派遣を狙っていた。
そのとき、フランスはイギリスの東インド会社の中心地オランダを併合。イギリスはこの行為を宣戦と見なし、フランスと戦争に突入。
1918年から長期にわたり戦争が続くこととなる。
そして1943年。イギリスがエジプトからの侵攻を開始。イタリアがイギリスの上陸作戦によって陥落、以後イギリスの優勢となる。
そんな激動の時代―
ここまで書いてみたけど、これかどうするんだ、って感じの小説になりそう。
>>920 当時のブルターニュ的存在を出さないとだめじゃないか?
>>919 秋山瑞人の本はまだ読んだことが無いです…今度買ってきます。
ためしにFw−190D-9を描写すると
―原型となったA型よりも、さらに洗練された感じを受ける機体。空冷から液冷エンジンに交換したことにより、延長された機首から『長鼻のドーラ』とあだ名される、ドイツ空軍の制式戦闘機だった。
ぐらいなら無問題?あとあと細かい部分は説明できると思いますが。
>>922 それを描写だと思ってるならお前はあと3年くらい修行しないと一次も通らんぞ。
お前のやったのは「説明」だ。しかも軍オタ向けの。
>>922 それは厳しいと思うぞ。
読者に伝えたい情報と伝えなければならない情報を分けたほうがいい。
たとえばA型が作中に出ないならA型云々はいらない情報だし、
水冷・空冷も作中のトリックで使わないなら端折っちまえ。
極端な話、概観カッコイイってのを軍ヲタ風味で味付けしたぐらいでもいい。
まぁ、まずは簡単な文章を書くところからやってみることやね
たとえば、電車の中の風景を原稿用紙3枚くらいで描写してみるとか
ラノベなら兵器よりキャラ優先
もちろん女の子な
ちなみに俺が例にあげた秋山瑞人による兵器「描写」ね。未来の人型兵器が登場するシーンなんだが。
それは、右腕にあたる部分が外され、高速移動形態を半分解いた形で三つのユニットに分解された巨人だった。
無用な重量と装甲を奇形的なまでに廃したその四肢の生み出す高機動は、乗り手を選び、敵を選ぶことがない。
運動性のみを至上とし、装甲を捨て武装をしぼり、乗員の命すら塵芥と見る設計思想は、太平洋戦争の昔からの
五菱(いつびし)重工のお家芸だ。その思いがけなく繊細な左腕は、コンテナの対角線を使ってようやく収まっている
長大な軍刀にからんでいる。セフティリボンと絶縁シールで幾重にも封印された、二丈七尺のその剛刃こそは、ルノ
アと共に幾多の死線をくぐり、どの武装よりも多くの敵を屠ってきた秋壱型改・自己再生超振動刃(ブレード)、その
銘(な)も甲斐千角菊御作刀(かいせんかくきくのおんさくのとう)。
五菱・A−99クレイプVR4。
1800馬力を誇るエンジンを積んだ太い機首に反し、尾翼に掛けては優美な曲線を描いて細まった胴体。
幅広の主翼が生み出す良好な機動と、毎時700キロの最高速度。武装に20ミリ機関砲と13ミリ機関銃を二門ずつ備えた、強力な打撃力を誇る“百舌”―それがフォッケウルフ190D−9だった。
描写と説明をあわせると、こんな感じでしょうか?なかなか人に披露したことがないので、描写と説明の区別が付けづらいのですが。
>>928 と言うかね
ラノベでは兵器なんざ小道具や大道具の1つにすぎないから
むしろ他の部分に力を入れたほうが……
>>928 典型的なオタクによるオタクのための文章。
あのな、一般人は1800馬力がどれくらいすごい出力なのか知らないの。
時速700キロが飛行機としてどれくらい速いのかわからんの。
20ミリ機関砲がどれくらい強力なのか想像がつかないの。
WWT物だけどコバルト文庫の「天翔るバカ」は、その辺りの
戦闘機の性能描写を数字を使わずに上手くできていたような
>>931 想定読者が少女なのに、WW1を舞台に物語を創作し
なおかつ軍ヲタが読んでも設定が破綻していないつうのは凄い
須賀女史は並の軍ヲタの数倍以上に資料を集めているらしい。
洋書買いまくりとか。
つか、やっぱりそれじゃまだまだ説明なんだよな。文章の無味乾燥さはさておいても。
スペックって要するに客観的な評価なわけで、無味乾燥な数字を頭の中で描かれる像に変換出来る能力がない人間にとっては単なる数字の羅列でしかない。
登場人物のスリーサイズが作品になんの影響ももたらさないのと同じ。
大和というキャラクターがあれだけ多くの話に登場してるのは、46サンチ砲を積んでるからじゃなくて、最強だったり、時代に取り残されてたり、特攻で散っていったからだ。
Fw190を選んだのはFw190が魅力的な飛行機だと思ったからだろ?
その魅力を熱く語れよ。乗機もキャラクターの一つなんだから。
まぁ、その何だ
女の子を描写するときにバスト何センチ、ウェスト何センチとか書き連ねてもしょうがないってことさね
結局のところ、出だしで全部まとめて羅列しようとするから「説明」になっちゃうのよ。
活躍する場面を魅力的に描写すれば、数値に頼らなくても自ずと言いたいことは説明できると思う。
カタログデータを羅列するのはあくまでも「手段の一つ」でしかない。
>>935 だが、それをすると話の本筋で無いところでページを割かねばならぬ
意外と難しいのよね
>>936 それはつまり「要らない描写」ってことだ。
話の筋に関わらない、無駄にページを費やす描写は削らなくてはならない。
ストーリーに欠かせない、魅力的な、その兵器(いや、キャラでも同じだが)の特徴を表す、そんな描写以外は
全部作者の自己満足。
勝手に加筆してみる。
190D−9とその前の機体がどんなだかよく知らないのですげー適当になるけど。
従来をはるかに越えた1800馬力を誇る新型改良エンジンを積んだ太い機首に反し、
尾翼に掛けての優美な曲線を描いて細まった胴体は設計図から新たに書き起こされた物。
幅広の主翼が生み出す良好な機動と、そして最高速度は毎時700キロ…これは旧型機のおよそ1.3倍となる速度だ。
さらに武装には20ミリ機関砲と13ミリ機関銃を二門ずつ備え他国の同レベルの戦闘機よりも重武装となり、
速度と強力な打撃力を誇る、まさに“百舌”に形容される機体―それがフォッケウルフ190D−9だった。
ラノベの話をしているときに谷甲州の例を出したら信者に殺されるかもしれないが、
航空宇宙軍史シリーズなんかじゃ、登場人物同士の会話の中で読者に必要な情報を与えてたな。
便乗。
搭載された1800馬力の新型エンジンによって、最高速度は毎時700キロを得た。
……蒼天を駆け抜けるために。
プロペラから尾翼に掛けての優美な曲線を描いて細まった胴体は、
フォッケウルフ社が総力を挙げて設計したもの。
幅広の主翼が生み出す良好な機動。
武装には20ミリ機関砲と13ミリ機関銃を二門ずつ備え,
他国の戦闘機の装甲など紙くずのように引き千切る。
まさに“百舌”に形容される機体―それがフォッケウルフ190D−9だった。
>>928 機体についてはそれでもいいんでないの。
機体が話にかなり関わるなら其の後にもうちょっと何か付け加えてみるとか。舵に敏感に反応してくれるor反応が鈍い
整備(或はメーカ)の馬鹿共目、とか。スロットル操作への反応に癖があるとか、最大出力のときの振動の微妙な違いで
限界がわかるとかコクピットの匂い、操縦桿のてざわり、その他思いつくもの色々。
大して重要でないなら其の程度で放ったらかしといて、話に入りゃいい。
お好きな様に。
>>940 それはもはや詩の世界へ迷い込んでるのでわ?
更に、やってる事の本質は
>>928から全く変わってない訳で。
彼はその機体を一目見た途端、金縛りに会った。
阿呆のように数秒間立ち尽くした後、ごくりと唾を飲む。
これこそ……これこそまさに、”戦闘”機だ。そう思った。
機首は、新型の大馬力エンジンを搭載して威圧するように野太く、それでいて尾翼にかけては優雅なまでに細く絞り込まれている。
幅の広い主翼は、良好な機動の証だ。そしてバカみたいにでかい20ミリ機関砲の砲口は、見ているだけで冷や汗が出てくる。
彼が硬直したのも無理は無い。どんなパイロットであろうと、この獰猛な機体に狙われることを一瞬でも想像すれば、蛇に睨まれた蛙になってしまう。
「すごいでしょう? フォッケウルフ190D−9です。通称“百舌”。これで空はドイツのものになりますよ」
横にいた整備員が、胸を張ってそう言った。
彼は目を機体に釘付けにしたまま返事をする。
「俺はいつこれに乗れるんだ?」
実は俺、フォッケウルフ190D−9ってどんな機体かよく知らんのだけど。
あー、便乗したけど出遅れた。
その太く、たくましい機首には、常識を超えた1800馬力のエンジンを収め、
美しい曲線を描きながら尾翼に向けて細く絞り込まれた胴は、その設計の新しさを示す。
そして、雄雄しく広げられた翼は、すばらしい機動性を保証していた。
空を駆ける700km/hの鋼の翼に追いつくものはなく、
その20mmと13mmの機械仕掛けの爪は、あらゆる敵を引き裂いた。
恐るべき速さと、獰猛な爪を兼ね備えた、
まさに“百舌”に形容される機体―それこそがフォッケウルフ190D−9だった。
スペック結構描いてたから尊重してみたけど、
もっと適当に、パイロットの性格出るようなてけとーな荒っぽい描写でも
いいんじゃねえのと思った。百舌とかそういうのこだわらないでさ。
数字を並べ立てるなら其の数字にどんな意味が有るのか「読ませ」なきゃならん
数字を並べ立てるだけだと上で言ってくれてる様にヲタ向けにしかならんしね。
947 :
940:2006/02/10(金) 00:03:49 ID:???
小説を書かない絵描きな漏れが言っていいですか?
数字はいりません。比較とか効果の描写が欲しいです。
13とか20とか口径言われてどんだけすごいと言われても分からないんですよ。
13mmと20mmの破壊力の違いとか説明されても正直引きますよ。
カタログ読んでるわけじゃないんだから。後で出てきても、細かい数字なんか思い出さないから。
だから説明なんか適当にして、それが活躍するところのわかりやすい描写を真剣に考えてください。
漏れは943氏の説明は出過ぎず引っ込みすぎずで丁度良いと思う。
多数の書き込みが…勉強になります。
ですが、自分が書くのは末期の防空戦ですので…「すばらしい」とか「絶大な」等の表現はあまり用いたくないです。
たとえば事前にスペックを挙げておいて、爆撃機を撃墜するシーンでその威力を示す、という手法も取れるのではないのでしょうか?
これ以上はスレの運営外と思いますので、別の小説投稿で書いてみたいと思います。
俺もやってみたくなってきた。
一番目につくのはその長くのびた鼻面だ。その中には原型機とは異なる液冷の心臓が詰まっている。
幅広の翼は優れた運動性の証、角張った堅牢な構造は設計者の望む軍馬のような信頼性を意味している。
そして、武人の蛮用に耐える堅牢な構造は20oと13oの牙を持つことをこの機体に許した。
優美さと言うよりも獰猛さを示したそのデザイン。原型機よりも威圧的な姿。
だが、これが本来の形であったのだ。
わずかな怒りがわき上がってくる。
本当は、もっと早くにこの機体は飛べていたはずだった。
航空機の心臓たるエンジンを回してもらえなかったのだ。自分の作った機体は、メッサーシュミットよりも優秀だったという確信がその怒りを強める。
だが、とうとうこの機体は本来の姿を手に入れた。
戦争の夏が終わり、ヨーロッパから追い出したイギリスとアメリカをノルマンディーに迎えてようやくこの機体は本来の心臓を手に入れることが出来た。
今になって生まれた上層部の危機感がこの機体を本来の姿に戻した皮肉に気付き、クルト・タンクは口元をゆがめた。
えーと、書いちまった者はしょうがないので何となく投稿。
詳細はぐぐった知識できっとまちがってるのでゴメンナサイ。
あと、パイロット視点じゃないですね。
>>949 >たとえば事前にスペックを挙げておいて、爆撃機を撃墜するシーンでその威力を示す
逆の方がいいんじゃないかな。
例えるなら、これまでは15mmX2+20mmX2だった武装が15mmX2+30mmX2になった、という
ような場合、事前の描写では「今度は新型機だから機銃も一回り大きい…」という程度に
留めておいて、戦闘描写でやや過剰気味に威力を描写し、
「・・・たった一連射でこの威力か・・・30mmの破壊力は20mmとは桁違いだな・・・」
とキャラにモノローグさせる、とか。
>>949 自分の命を預ける愛機との出会いなわけだから
その愛機を見たパイロットの感情が感じられるように
描写したほうがいいと俺は思うがね。
「!」
俺は思わず息を呑んだ。
目の前のそいつには、それだけの存在感があったんだ。
エンジン換装で長く伸びた鼻先、そして流れるような機体のライン。
それはただ美しいだけじゃなく、戦う者の精悍さをも兼ね備えていたんだ。
横で説明してる技術屋の声なんか聞こえちゃいない。
1800馬力がどうした? 20mm機関砲が何だって言うんだ?
この威圧的なまでの存在感の前に、そんなものは消し飛んでしまっていた。
「こいつは…、軍馬だ」
そう呟く俺は、この新たな戦友に魅せられていた。
天駆ける軍馬、Fw190D-9に。
はじめ見たときはそのスペックに懐疑的だが、実戦でその能力を目の当たりにして驚く
というパターンはどうだろうか
まず、読者の知っている兵器が少ない事を前提に。
「ほっけうるふってプロペラ戦闘機なの? じゃあ零戦みたいな形だよね」ってレベル。
水冷式とかも多分わかんない。
目安として一発変換できない単語は雰囲気くらいしか理解されないと思うべし。
そして80文字くらいで要点を説明する練習をするべし。長くするのは軍オタならいつでも可能だから。
・・・だ、そうです。ラノベにくわしい人によると。
ライト軍オタらしく、スペックや固有名詞、軍事っぽさを可能な限り排除してみた。
全然80字じゃないけど。
私は手をのばし、強化されたフォッケウルフの鼻先をなでた。
なめらかな合金製の皮膚は強大な新型エンジンをつめこみ、はちきれそうになっている。
同様に翼も大きくなり、機銃もより強力な物にとりかえられた。
だが、生まれたばかりの怪物は、私にかすかな哀れさをおぼえさせた。
威嚇するように翼を広げ、虚勢を張るように爪を見せびらかす鉄の鳥。
それはまるで目前にせまった敗北におびえる、ドイツ第三帝国そのものだった。
>927
正直、秋山作品の文章はクセがありすぎて基準にはならないと思う。
平均から考えると説明が長めだし。
ライトノベルにおける軍事描写の源流となった神林長平や田中芳樹が参考になるかと。
う・・・書き込んでから見直すと句読点のバランスが悪すぎ(;+Д+)