台湾の軍事力について検証するスレ その2

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373FCS-2-31
続き・・。1999年2月の記事です
 http://www.findarticles.com/p/articles/mi_qa3738/is_199902/ai_n8831998
この記事は、台湾が中国のソブレメンヌイ級(というより搭載されているSS-N-22
"Sunburn")に対抗するために4隻のイージスを台湾が要求した、ということが
メインですが、台湾のイージスへの執着の例として1980年代の終わりにアメ
リカに要求した2隻の「PFG-2 Flight II frigates(まさに世艦のアレです)」
が出てきます。
 この「PFG-2 Flight II frigate」はAdvanced Combat System (ACS)というシ
ステムを搭載するもので、対空レーダはSPY-1 F(ノルウェーのフリチョフ・ナ
ンセン級イージスフリゲートのレーダです)と同じ寸法、形状のADAR-2Nと呼ば
れるレーダを搭載する予定でした。
 このADAR-2NレーダおよびACSは軍事分野におけるCOTS (commercial off-the
-shelf system; 市販製品) の使用において先駆け的な存在になる予定でした。
 COTSの活用は、手に入りうるもっとも高性能のプロセッサの活用によるACSの
高性能化、もっとも高性能の信号処理回路によるADAR-2Nレーダの高性能化(
SPY-1 Aを上回る低空における追尾能力を発揮する予定だった)をもたらす予定
でした。しかし、計画は1990年代の初頭に予算削減のあおりで中止になりま
した。