>>261 >火星で常用と公称で同レベルの燃焼量であるなら
>同じシリンダなんですから、ある意味当然の結果でしょう。
それだと発動機性能曲線に於いて、常用→公称の区間で、
燃費の曲線と並行に馬力が向上している事になるのではないでしょうか?
常用→公称の間では、回転数・吸入圧共にUpしますし、またこの位の領域だと
馬力と燃費の曲線は、直交に近い感じで交わるものだとイメージしていたので、
変だと思い、1割程度こちらもUpした方が良いのではないか、と思った次第です。
そして、火星の水メタ未使用時の燃費の参考情報として、
14局戦の燃料搭載量を物色していたのですが、上手く見つけられませんでした。
14局戦の要求仕様だと、正規搭載量が全力0.7時間、タンク容量が全力1.0時間です。
この内タンク容量(1時間分)は710Lですが、多少余裕を持たせているかもしれないので、
正規搭載量(0.7時間分)の情報を加味して補正をしようとしていたのですが。
あと一寸気になったいるのがハ42の重量です。
ハ42の重量については、944kgと1140kgの2種類の数値が伝えられており、
以前どこかのスレで揉めた事も在りましたが、その際の結論とか思い出せなかったもので。
>>262 申し訳ありませんが、230〜240g/hp/hrと言ってた値を、220〜230に修正します。
火星23の 2速→1速 が 300→245 になっているのに対し、280〜290 → 230〜240 では差が詰まっていますよね。
差を広げるつもりだったのに、我ながら何やっているのだろう。
整理しましょう
高力は1610馬力、400g/hp/hr、30分で322kg
巡航800馬力で220〜230g/hp/hr、2.5時間で440〜460kg
エンジン重量はA:1160、B:960の2説
武装込みの搭載物件重量(全備重量比51%)は
A:2442〜2462kg、B:2242〜2262kg
全備重量は、A:4788〜4827kg、B:4396〜4435kg
自重は、A:3506〜3525kg、B:3114〜3133kg
誉機は全備4190/自重2925kg
ハ43機は全備4560/自重3210kg
まあハ43より大きい42が同重量というのは無いでしょうけど
ハ43機の搭載物件重量2310kgなので、ハ42の重量が1028kg以下ならば
ハ42機のほうが小さく軽く出来るという予想になります。
まあ誉やハ43よりも2速全開の馬力は負けてるので最高速度等では劣るでしょうけど
キ67と同時期には実戦デビューできたかも(出来たからどうだって話になるけど)
>259で不思議としていた件について、もう少し掘り下げてみました。
常用と公称の条件を見ると、下記のように回転数、吸気圧共に異なります。
栄12型の場合、常用2350rpm +50mmHg、公称2500rpm(対常用比+6.4%)+150mmHg(対常用比+11%)
栄21型の場合、常用2520rpm +75mmHg、公称2700rpm(対常用比+7.1%)+200mmHg(対常用比+15%)
火星23の場合、常用2300rpm +150mmHg、公称2500rpm(対常用比+8.7%)+300mmHg(対常用比+16%)
仮に常用と公称とで燃費が同水準だった場合、回転数Upと言う事は1回の燃焼辺りの燃料供給量が減り、
また吸気圧Upと言う事は、1回の燃焼でより多くの燃料が燃える事になりますよね。
燃焼する分の相対的な比率を単純計算で求めて良いなら、26%程増える事になります。
逆に言うと、>261に挙げられた効果や冷却に用いられる分の燃料が、常用に比べ74%程度に減る事になります。
常用よりも条件の厳しい公称を、そのような状態で賄うのはやはり無理があると思います。
無論、火星23の場合は、その減少分を燃焼していない水メタで補っているのでしょうが、
今回は水メタを用いていないハ42に対する見積りですので、見積りから+αはやはり必要でしょう。
ただ、ハ42の公称は2350rpm +180mmHgと、火星23の常用とあまり差のない条件でも在るので、
火星23の2速常用395g/hp/時からの微増で、400g/hp/時というのは十分在り得そうですね。
キ67の要求性能達成のため、ハ42の過給器等を強化した結果燃費が20%悪化した、と言った話を聞きますが
これが全力時にも適用される場合は、上記を二割増しにして480g/hp/時となるのかな。
以上から、ハ42の2速公称での0.5時間分は320〜390kgといった所で、巡航2.5時間分も含めると760〜850kgですか。
当初の1t前後の見積もりは、かなり過大だった訳ですね。
>>265 長々とお付き合い感謝です。
>キ67と同時期には実戦デビューできたかも(出来たからどうだって話になるけど)
キ67と同時期と言う事は、台湾沖航空戦ですか。
幻の戦果云々で、後世に論争のネタを提供してくれたかもしれませんね。
>>266 消費率は消費量じゃないんですよ。
>仮に常用と公称とで燃費が同水準だった場合、回転数Upと言う事は1回の燃焼辺りの燃料供給量が減り、
>また吸気圧Upと言う事は、1回の燃焼でより多くの燃料が燃える事になりますよね。
回転数が増えれば、それに比例して空気量が増え、空気に比例して燃料「消費量」は増えます。
吸気圧も同じです。吸気圧に比例して空気が増え、空気に比例して燃料「消費量」は増えます。
でも、空気量(回転数・吸気圧)に比例して馬力も増えるのです。
空燃比が変わらないなら、空気量と燃料消費量と馬力は比例関係なんです。
(ブースト圧や回転数によって効率は変わることを除外すれば)
この事と空燃比をどういう設定にしているかは、別の話になり
更には常用と公称の差である運転時間制限の理由は別の話です。
性能が期待できる範囲の空燃比の濃さは概ね決まってますから
火星23型で、常用と公称で燃料的には同じぐらいなのは当然なんです。
>>268 L/時ではなくg/hp/時だから、回転数とかは吸収されていますね。
失礼しました。
>性能が期待できる範囲の空燃比の濃さは概ね決まってますから
>火星23型で、常用と公称で燃料的には同じぐらいなのは当然なんです。
う〜ん、そうなんでしょうか。
金星も栄も、燃費の曲線は年輪みたいに綺麗な曲線を描いているのに、
火星23の換算値の場合、断層のように不連続なラインとなり、
違和感を拭いきれないのですよ。
栄とか金星の場合と、何が異なるのでしょうね?
>>269 火星23は燃料噴射だからでしょう。
燃料噴射式は明示的に管制装置が必要量を判断して噴射しますから
管制装置の持つマッピングの段数に応じた濃さの段階を持つんです。
気化器の場合は負圧(スロットル)に従って変化しますから
いかにも綺麗に変わって行く様に見えるわけです。
>>270 では逆に言うと、栄31や誉を計算すると、常用から1〜2割程度悪化した値が出てくるのでしょうか?
>>272 何でって、実機がそのような振る舞いをしているからですけど。
要するに検算のつもりです。
あと空燃比と言えば、メタノールの値って結構低いですよね。
理論空燃比だと、ガソリンの44%位で、>254の換算式を借用した場合で63%位でしょうか。
換算式で求めた量だと、その分リッチになってしまうと思いますが、
空燃比を保つ必要があるのなら、馬力低下か吸気量の増大が必要と言う事でしょうか?
>>273 気化器や燃焼室の特性次第ですよ。
エコノマイザーがどこでどう作動するか
そのときの負圧への感度はどうなのかで変わるんですから。
理論比が混合燃料の場合純ガソリンより多いのは当然です。
ただし、馬力もこれで変わってしまうんです。
つまりメタノールの場合熱量が違いますから、そのまま換算できないんです。
だから熱量で計算したんです。
この熱量の何割が実際に仕事するか判りませんが(どうせ飽和あるし)
大雑把に計算、ガソリンの理論空燃比を14.8
メタノールを6.5とすると
水メタは50%メタノールとして、理論空燃比は3.25とする。
火星23で11.31、誉で12.14、ハ43で10.87になる。
純ガソリン比でそれぞれ1.31、1.22、1.36倍多く出したところが適正値になる。
エンジンの排気量と吸気圧と回転数から空気量を求めれば
どの程度の混合比なのかは求められるのですが
それで同じ空気量でガソリンだと何馬力になるかどうかは、また別の話。
つまり、混合比は計算できるけど
理論混合比に対する馬力変化率はメタノールとガソリンで違うのです。
だから熱量を求めないといけないのです。
勿論使えもしない燃料を吹き込んだりするので
ある程度の範囲でしか憶測は出来ませんけど、キーになるのは熱量なんです。
>>274-275 馬力は仕事率だから、熱量(仕事量)換算しているのは理解できます。
ただ、効率が同じ、との前提がそこには入っていますよね?
一方メタノールとガソリンとでは、燃焼時の化合式から、理論空燃比は必然的にメタノールが低い値となり
そして、同じ熱量を発生するのに、ガソリンの方がより多くの酸素を必要としています。
機械式過給器装備の発動機の場合、それはより多くの仕事を過給器にさせる事になりますよね?
つまり、効率が異なっている、と言う事になるのではないでしょうか。
同じ熱量を発生させていても、過給器での差分だけ分母の値が大きい訳ですから
熱量換算での燃費換算は、実態よりも低めに出てくる傾向が在る筈です。
最もその差は、誤差の範疇に留まるかもしれませんけどね。
空気量はエンジンの排気量と吸気圧と回転数に比例で
それに過給器の駆動馬力は比例します。
だからガソリンだろうと水メタだろうと
同じ吸気量なら過給器の駆動馬力は同じなんです。
で、同じ量の空気(酸素)に対して、どれだけの燃料を投入するかです。
これが空燃比ですね。
そして、燃料か酸素のどちらかの少ないほうに応じた分の燃焼になります。
実際には完全な燃焼にはならないので、ここでズレが生じますが。
燃焼で得たエネルギーから過給器駆動馬力を引いたのが実出力です。
ですから、ガソリンだろうとメタノールだろうと関係ありません。
また空燃比とカロリー比は実際としては略同じです。
つまり理論値と異なるガソリンの性能やメタノールの性能(純度)があるので
カロリーで計算するんです。
完全なる燃焼ならば、理論混合比とカロリーは同じです。
実際には色々あるので分離しちゃうわけですが、だからカロリーで良いのです。
濃さをどのレベルにするか、つまり燃焼制御でも
カロリーがひとつのポイントなんですから。
あのな メタノール は燃料として使われてるんじゃ無いんだよ。
水メタノール噴射装置とは気化器の手前で吸入気に水とアルコールの混合液を噴射し、
吸気温度を下げることで異常燃焼(ノッキング)を抑止し一時的に高ブースト圧が使えるようにする装置です。
>>278 それは「水」なんだよ。
メタノールはちゃんと燃焼量も計算に入れてるの。
280 :
名無し三等兵:2006/02/11(土) 05:03:46 ID:rWZ9yICM
【ニュース】 旧海軍のジェット 米が分析 (ストリーミングあり)
「ネ20」と呼ばれるこのジェットエンジンは、旧海軍が日本で初めて開発し、昭和20年8月7日に
このエンジンを載せた飛行機の初飛行に成功しました。アメリカは戦後まもなく、このエンジンを数台
接収して持ち帰りましたが、大手自動車メーカーのクライスラーが当時、性能や構造を詳細に分析し、
報告書を作っていたことが、エンジンの歴史を研究している石澤和彦さんの調査でわかりました。見つ
かった報告書には、エンジンを実際に動かして半年間にわたって分析し、飛行機を前に進める「推力」
や空気を圧縮する力を示す「圧力比」などを測定して、日本の技術力を徹底的に解明した結果が記され
ています。また、「非常に劣化した潤滑油が使われている」という記述や、運転中に割れた部品の写真
があり、物資不足だった日本の限界もうかがえます。石澤さんは「ネ20が設計どおりの性能を持って
いたことが、客観的なデータで初めて明らかになった」と話しています。また、日本の技術史に詳しい
国立科学博物館の鈴木一義主任研究官は「分析にあたった技術者は、その後、自動車用のガスタービン
や小型ジェット機のエンジンの開発に携わっている。日米間の科学技術のつながりを考えるうえでもた
いへん興味深い」と話しています。
02/10 18:08
http://www.nhk.or.jp/news/2006/02/11/d20060210000114.html
だから技術と資源は両立しないの
潤滑油だって劣化した再生油でごまかしてるとあるだろ
これが実戦の機体にまで使用されてたというのが大問題
誉も冷却が出来ずに焼き付きおこしてたんだろう
ネ20 は BMW 003 のコピー
当時も今も日本に独自の技術など存在しない。
>>282 図面数枚と写真数枚からコピーしたんだから独自の技術と言っていい。
理論さえ伝わればそれをエンジンとして具現化できるだけの技術(というか学問)はあった。
末端と研究開発レベルの技術のアンバランスが異常に大きかった。
末端ではネジを一本一本手作りしていた原始の世界、一方で上の方ではジェットエンジンを作ってた。
実用化も量産の目処もないのに。
馬鹿?
軍は馬鹿だった。
技術屋は敗戦は見越して、敗戦後にも残る遺産としてやっていたように思う。
>>277 理論空燃比は、燃焼時の化合式の、燃料と空気(酸素)の分子量比ですよね。
そしてガソリンとメタノールは、燃焼に要する酸素量が異なり、発熱量当りで算出しても依然として差は在ると。
>同じ吸気量なら過給器の駆動馬力は同じなんです。
吸気量当りではなく発熱量当りでの算出なので、上記の前提は崩れている、と言ったつもりです。
遠心式過給器だと、流量は回転数に比例、過給圧および駆動馬力は回転数の2乗に比例の様ですから。
ただ過給器の駆動馬力は、栄や誉当りで1割程度、マーリンのような効率の悪い代物で2.5割程度と聞いた事が在るので
過給器の駆動馬力の差は誤差のレベルに留まるかもしれない、とも補足していますけどね。
>実際には完全な燃焼にはならないので、ここでズレが生じますが。
熱量換算では、ガソリンとメタノールの燃焼/非燃焼の比が同等との前提でなされているので、
この点も誤差の要因となりそうですね。
ただ引火点とか発火点とかを見ると、メタノールの方が高いので、その分メタノールが燃えにくく、
この点は、燃費を高めに算出している要素になっているかもしれませんが。
あと熱量換算の場合、水噴射(メタノールを抜いた分)を行った時と、行わない時とで
ガソリンの燃焼が同等との前提で計算されていますが、吸気温や空気密度の相違は、何等影響がないのでしょうか?
水噴射で行っていた分を燃料冷却で補う事は、計算上は加味されていないですよね?
>284の
>遠心式過給器だと、流量は回転数に比例、過給圧および駆動馬力は回転数の2乗に比例の様ですから。
駆動馬力は回転数の3乗に比例だったかも。
ついでなので、>275さんの下記の値を流用して、過給器の駆動馬力を概略見積ると。
>水メタは50%メタノールとして、理論空燃比は3.25とする。
>火星23で11.31、誉で12.14、ハ43で10.87になる。
>純ガソリン比でそれぞれ1.31、1.22、1.36倍多く出したところが適正値になる。
火星の場合、流量が1.31倍必要との事なので、駆動馬力は3乗比で約2.2倍必要となります。
仮に元の駆動馬力が1割程度で、正味1600馬力に対して指示1780馬力位だったと仮定すれば
過給器の駆動馬力が180→400になるので、
正味は1380馬力で86%程に減る事になり、馬力当りの燃費は1.16倍になります。
>286の値、そう言えば常用1300から80馬力しか増えていない…。
どこか間違えていたかも。
3乗比は、物理量から言って間違えていない筈なのに。
此の頃戦時中の技術馬鹿の亡霊でもわいてるんか?
>>283 >図面数枚と写真数枚からコピーしたんだから独自の技術と言っていい。
言ってて恥ずかしくならない? 日本人だから平気かwwwww
朝鮮半島なら機体の写真だけでコピーが作れるもんな。
中身が全く伴わないドンガラだけな。
朝鮮人はその程度だw
>>286 だから吸気量が1.31倍なのではなくて、燃料が1.31倍なんですよ。
回転数や吸気圧を変えない限り1.31倍の吸気量は果たせませんでしょ?
同一量の空気(吸気圧x回転数x排気量)に対して
ガソリンだけよりも、メタノール入りのほうが1.31倍多い燃料を使うと。
仮に、この理論空燃費で回した場合
どっちの燃料でも同じ指示馬力であるなら
吸気量が同じなので過給器駆動馬力も同じで、正味馬力も同じになり
1.31倍多く燃料を使った分だけ、燃料消費率は1.31倍になる。
実際には指示馬力が変わるから、消費率は更に変わるんですが。
過給器の駆動馬力は、基本的にエンジンの吸気量に比例なので
燃料が変わったことによる違いはスルーして良いのです。
吸気冷却による吸気量変化は過給器の駆動馬力に影響しますが。
ガソリンでも冷却はあるので
その吸気量差による駆動馬力差は数馬力でしかないでしょう。
うんこ
>>292 >回転数や吸気圧を変えない限り1.31倍の吸気量は果たせませんでしょ?
仰る事も判りますが、熱量換算を行っている以上、その燃料に応じた酸素を供給しないと意味がないですよね?
なので級気圧を増やし吸気量の増大を想定しました。
メタノールの理論空燃比は燃焼時の化学式から、空気の分子量414.3÷メタノールの分子量96=6.47
ガソリンの理論空燃比が燃焼時の化学式から、 空気の分子量203.7÷ガソリンの分子量47.2=14.7、なので、
火星の2速時の燃費 ガソリン342g/hp/hr+水メタ148g/hp/hr に応じた空気量は、単純計算で5.49kg/hp/hr
上記の熱換算ガソリン量 393.8g/hp/hr に応じた空気量は、単純計算で5.77kg/hp/hr となります。
機械的な条件を整えるには 5.49kg/hp/hr のままで行うべきだと思いましたが、空燃比を一様と仮定した場合
ガソリン量が375g/hp/hrになってしまうと考えたので、吸気量の増大を図った次第です。
>>292 >過給器の駆動馬力は、基本的にエンジンの吸気量に比例なので
これは違うのではないでしょうか?
遠心式の場合、流量は回転数に比例し、駆動馬力は回転数の3乗に比例すると思うのですが。
仕事量は回転数の2乗に比例ですが、馬力は仕事率なので、物理量的に3乗比にしないと次元が合いません。
また流量が仮に回転数の3乗比だった場合、圧は回転数の2乗比なので、
回転数を上げる程加圧後の気温が下がるという、妙な現象になってしまうので、
上記の、流量は回転数に比例し駆動馬力は回転数の3乗に比例、で良いと判断しました。
>ガソリンでも冷却はあるので
ガソリンの潜熱が70〜80kcal/kg、メタノールが263kcal/kg、水が539kcal/kg、という値を見かけました。
仮にガソリンの潜熱を水の1/7の77kcal/kgとした場合、
潜熱は、単純計算で水メタ使用時の35%に留まりますが、実害は無いのでしょうか?
空気の比熱が 0.24kcal/kg℃ なので、単純計算で水メタ使用時が65℃、ガソリン使用時が22℃の低下となります。
最も、全てが蒸発する訳では無いでしょうから、効果はもっと小さいでしょうが、
それでも水メタ使用時とガソリンのみの時とでは、結構な開きが生じると思うのですよ。
>>294 だから、その熱量換算は、完全燃焼ではないことを前提の換算なんです。
膨張行程後半まで待ってれば少ない燃料でも全部の酸素と結合します。
でもそれやってたら馬力ないので
一瞬で酸素全部と結びつかせる為に、燃えない量を送っちゃうのです。
で、この燃えない量の目安量が燃料の熱量なんです。
>>295 エンジンの回転数が決まってるのですから、過給器の回転数は変わらないのです。
まずここに注意してください。
エンジンの吸気量を規定するのは絞り弁なんです。
吸気管の途中に設けられた絞り弁(アクセル)の開度で吸気量は変わるのです。
過給器はオーバーな仕事をしており、回転数は変わらないのです。
凡そ150〜200℃の吸気に対して、65℃と22℃の低下では
体積は1割も変わりません。飽和するんだから恐らく5%前後の差でしょう。
わざと詰まらせている吸気管を少し多めに開くことで
流量を増した場合、過給器の駆動馬力は流量に比例するのです。
>>296 >一瞬で酸素全部と結びつかせる為に、燃えない量を送っちゃうのです。
>で、この燃えない量の目安量が燃料の熱量なんです。
申し訳ありませんが、燃焼していない量の目安が熱量なのかが理解できません。
試算は、完全燃焼を前提に、熱量で燃焼量を換算している様にしか見えませんでした。
メタノール→ガソリン間の、燃焼している量としていない量の比の換算も含め、
何故ガソリンとメタノールの熱量比にのみ支配されるのでしょうか?
>エンジンの回転数が決まってるのですから、過給器の回転数は変わらないのです。
>まずここに注意してください。
なので増速比を変えたものを想定していました。
最もそのような発動機は、火星23甲と言いがたいので、
全開高度の低下で考えた方が良かったかもしれませんが。
>吸気管の途中に設けられた絞り弁(アクセル)の開度で吸気量は変わるのです。
>過給器はオーバーな仕事をしており、回転数は変わらないのです。
それは、全開高度未満や巡航の話ですよね?
それとも、全開高度およびそれ以上で全力にした時にも、絞っているのですか?
298 :
名無し三等兵:2006/02/12(日) 17:11:10 ID:MeE8kcv5
う ん こ
>>297 熱量換算ですが
確か最終的には炭素密度の関係だったかと記憶してます。
一瞬に近い時間で良好な火炎伝播を起こさせるには
燃焼室の形状やスワールの度合いから求められる燃料の密度なのだそうです。
また過給器は全開高度以上では絞らないでしょう。
過給器の増速比が変わらず大気密度が下がり流量が減るので駆動馬力は低下します。
また、例えば火星23甲を前提に、離昇等の吸気圧まで制限を緩和した場合。
当然それが可能な高度は下がりますが、過給器そのものは変わらないので
過給器の駆動馬力は、絞りが開かれて流量が増えた分に比例して増加します。
>>299 >熱量換算ですが
>確か最終的には炭素密度の関係だったかと記憶してます。
有難うございます。
理解が不十分で、このまま続けても同じ事を繰り返しそうなので、
もう少し自分なりに勉強しておきます。
>また、例えば火星23甲を前提に、離昇等の吸気圧まで制限を緩和した場合。
>当然それが可能な高度は下がりますが、過給器そのものは変わらないので
>過給器の駆動馬力は、絞りが開かれて流量が増えた分に比例して増加します。
最初はそれを行うつもりだったのですが、最初の試算の1.31倍だと密度比から言って
全開高度が4100→1400mに低下すると言った具合に、低下量がかなり在りそうなので
過給器の能力を弄る方向の試算をしました。
ただ我ながら何故か1速での駆動馬力試算を行っているので、2速で1400mの時の値を算出しても良かったのですよね。
まぁ、この場合でも1390馬力位みたいだから、大きくは外していないとは思うのですが。
301 :
質問!:2006/02/20(月) 22:18:43 ID:oIc2VE1J
中島=富士重工って事ですが
前に立飛(立川飛行機)に仕事で行ったら、立飛のカレンダ-に未練がましく
疾風の絵が付いていたので、
社員の人に『立飛って 旧中島飛行機なんですか?』と聞いたら、『はい そうです』
と言っていたが、どっちなの
302 :
名無し三等兵:2006/02/20(月) 23:11:54 ID:7Zc5lpko
交通博物館に展示している誉、大宮移転後はどうなっちゃうんだろう。
移転後は鉄道専門となるため廃棄の予定。
>>301 結論から言うと、立川飛行機と中島飛行機は関係ない。
現在の立飛企業株式会社は不動産賃貸業の会社である。子会社の新立川航空機株式会社も不動産賃貸が
主力であるが、暖房機、食器洗浄機、航空機部品などの製造、販売も行っている。
1924年(大正13年) 飛行機の設計、製作、販売を事業目的として株式会社石川島飛行機製作所を設立。
1936年(昭和11年) 立川飛行機株式会社に商号変更。
1945年(昭和20年) 終戦により事業閉鎖、会社施設を進駐軍(米軍)が接収。
1949年(昭和24年) 第二会社(現新立川航空機株式会社)を設立、決定整備計画の認可により会社解散の登記。
1955年(昭和30年) 株主総会の決議により会社を継続、立飛企業株式会社に商号変更。
立川飛行機といえば、自社設計機は練習機、直協機だけで、他社のライセンス生産あるいは転換生産を
行っていたにすぎなかった。
だが終戦間際には疾風の鋼製化が立川飛行機で進められていたというからこれを牽強付会すれば w
なお社員の長谷川龍雄は戦後トヨタ自動車工業に入社、田中技師・外山技師をはじめとする元従業員たちが
プリンス自動車の前身となった「たま電気自動車」を設立したが、会社としては関係無い。
保守
昭和40年代の有鉛ハイオクガソリン使用なら、誉エンジンは高性能発揮かも…
名前を「不名誉」にしてたら案外高性能に・・・
中島の存在自体がそもそものガンじゃ!ボケ!
そもそも零戦があんな機体になったのは「中島が出してくるパイロット好みの競作機に勝つため」だったんだからな
九試単戦の時点で恥ずかしげも無くボーイングのパクリを引きずり出してくるようなクソ会社なんざ締め出しておけば良かったんだよ
そうしとけば零戦は金星を積んだもっと強力で発展性があり、かつ生存性の高い機体になっていた事は明白だ
そうなりゃあの戦争を生き延びれた人間の数がちっとは増えただろうさ
>>309 発注者側は、本命:栄、暫定処置:瑞星、対象外:金星4x、といった感じで仕様を決めたようだけどね。
金星なんか論外になるのは当然だろうな
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