空自次期主力戦闘機考察スレ139

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194名無し三等兵
東シナ海で日本と衝突も
産経新聞平成17年12月2日金曜日朝刊
【ワシントン=古森義久】中国の軍事動向を分析する米国の研究機関「国際評価戦略センター」は十一月三十日に開いたセミナーで、
東シナ海での領土の主権と海底資源を日本と争う中国が海軍力を急速に強化し、日本との軍事衝突の可能性を高めている、と警告した。
中国は海軍力全体ではまだ日本と米国に劣るものの、対艦ミサイル、潜水艦戦力、空母開発など特定の領域では日本より優位に立ちつつあり、
その種の優位は中国にとって軍事力行使の動機を強めることになるという。

同センターは米国連邦議会内で中国の軍事戦略に関するセミナーを開き、中国がロシアからの近代兵器の購入を加速して、
軍事能力の大幅な強化に努めつつあることを明らかにするなかで、とくに東シナ海での日本との尖閣諸島の領有権争いと
ガス田開発の競合に影響を与えうる形で自国の海軍を大幅かつ着実に増強している実態を報告した。この結果、
東シナ海での紛争をめぐる中国と日本の海上戦力の差は中国有利へ傾きつつあるとされる。
同報告は同センターの副理事長で中国軍事問題の権威、リチャード・フィッシャー氏が中心になって発表した。
同報告によると、東シナ海では中国側が今年一月にロシア製の「ソブレメンヌイ級」新鋭ミサイル駆逐艦を
日中中間線近くで中国当局がガス田開発を進める海域に出動させたように、海軍力動員による
中国のパワー誇示が顕著となってきた。その結果、日中両国の軍事的な対決や衝突の危険も高まってきたという。