1 :
名無し三等兵:
巡航ミサイルの元祖V1号と弾道ミサイルのV2号について。
2 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 22:31:50 ID:odXpAY9C
|(-@∀@)が2getというのは明らかだ。
|
|私達はアジアの
>>1員として、日本政府の対応に責任があることを忘れてはならない。
|「
>>3サイルが飛んできたら?」という意見もある。
|
>>4かし、こういう声もある。「一発だけなら
>>5射かもしれない」
|日本政府は中国、韓国の反
>>82が予想される靖
>>92問題に
|真摯に対応する姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
|首相の靖国
>>381によって、在留邦人が危険に晒されるという声もある。
|だが、
>>481のしすぎではないか。中国、韓国は大人の対応をしてくれた。
|しかし、だからといって小泉首相の靖
>>923拝は問題ないという言葉はあまりに乱暴だ。
|今こそ靖国神社の代替施設の建設やA級
>>1000犯の分祀を再考すべきだろう。
..\______________________________________
∧_∧
(@∀@-)
._φ 朝⊂)
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| |/
3 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 22:32:57 ID:???
実戦に使用したドイツの科学技術はすげぇと思う。
4 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 22:34:43 ID:???
もしもナチスが核兵器が完成してたら歴史は変わったのかね?
5 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 22:38:59 ID:???
これなかったら
ポルノグラフィティは売れんかった。
6 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 22:44:14 ID:t7xvohDW
ドイツは莫大な資金、資材を費やし、ついに世界初の弾道ミサイル実戦化に成功した!
一方ロシアはカチューシャを量産した。
7 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 23:16:07 ID:???
8 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 23:23:21 ID:Y8ZXxsJn
レビル将軍?
9 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 01:33:57 ID:???
一方日本は風船爆弾を量産した。
10 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 08:51:56 ID:???
ライントホターを作れば勝った
11 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 12:42:21 ID:???
V-2を開発した中心人物がブラウン博士であることは有名だが、V-1の主任設計者が、Me社を有力メーカー
に躍進させたBf109やBf110を設計後、He社を経てFi社に移ったルッサー技師なのはあまり知られていない。
メッサーシュミット博士と対立してMe社を退職、He社で世界初のジェット戦闘機He280を設計した後、Fi社
の設計陣を率いていたルッサー技師は、空軍からパルスジェットの使い方を相談されて飛行爆弾を提案した。
陸軍のロケット兵器(後のV-2)に対抗するものが欲しかった空軍は、この提案に飛びついて開発が決まった。
技術的に高度であったのはV-2だったが、英本土の防空陣に負担を強いたのは迎撃可能なV-1の方だった。
12 :
ヴァンツァー厨:2005/11/30(水) 22:46:05 ID:fNQn9nfc
>3
ですよね。
さすが、ヴァンダーパンツァーの基礎であるヴァンダーヴァーゲンを生み出した国です。
>7
V-2号のエンジン技術は現在の中距離弾道弾の原形にもなっています。
例えば、摂氏3千度にも達する燃焼温度から燃焼室壁を保護する為に
燃焼室壁を二重構造にしてその間に液体燃料を循環させて燃焼室内部に噴射するメカニズム(再生冷却方式)ですとか、
ノズル壁にあけられた無数の小さな穴から、その燃料のエチルアルコールの一部を流して液膜を作り、
蒸発させて潜熱によって更なる冷却をさせる仕組み(発汗冷却方式)、
さらには空気の薄い高々度を飛翔させる為の、耐熱性の黒鉛製の噴射ガス流を偏向させて舵を切る技術(スラストベクトル・コントロール)
これらのテクノロジーは、その後の全ての液体ロケットエンジンの原形になったといっても過言ではありません。
そう、ポルノグラフィティの出世作である「アポロ」のモチーフとなったアメリカのアポロ宇宙ロケットも、
V-2号なくしては存在しえなかったかも知れないという、そういう>5殿の説なのではないでしょうか。
13 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 22:51:25 ID:???
>>12 後半のスレはともかく、前半のスレとコテ名はきんもーっ☆
14 :
7:2005/11/30(水) 22:52:49 ID:???
15 :
13:2005/11/30(水) 22:52:51 ID:???
ってレスとスレを間違える俺が1番きんもーっ☆か・・・・・
16 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 22:54:49 ID:Jbqm6J/6
17 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 23:11:37 ID:???
18 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 02:23:46 ID:???
ドイツは実際にV3作ったよな
>>18 おいおい…V3を作ったのはライダ-1号2号だろ?
20 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 22:02:56 ID:hkO0x1Si
日本が造ったら、間違いなく有人特攻爆弾だろうな。
実際「梅花」という計画があったが、
あの簡単な構造のパルス・ジェットすら作り出す
技術力もなかったのが実情らしい。
桜花なんて火薬ロケット3本だもんね。
21 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 22:06:35 ID:2C+VmpMw
22 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 22:09:40 ID:8jHX4RE8
>>20 大阪の「梅花女子校」はパナウェーブ研究所チノ代表という秘密兵器
を生み出しました。
23 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 22:14:57 ID:???
つまりあれだ、軍事予算を一切使わず「おおすみ」を打ち上げさらにM-Vに到達した日本は凄い、と
24 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 22:25:20 ID:???
一方アメリカはB-17を量産した
あれもまあ特攻機の一種だわな
亀レスですが>11様、勉強になりました。
ときに、バリバリ爆弾ことV-1号以後にパルスジェットを用いた兵器ってのはありましたかね?
26 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 00:03:17 ID:???
>26様、即レスありがとうございます。
読んでいてなんだか切なくなってくるページですが、勉強になりました。
自力発進のできないパルスジェット機を打ち出す方法として「梅花」は火薬を使ったのですね。
片やドイツはオキシドールとマンガン酸カルシウムで高圧ガスを発生させていたそうです。
28 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 07:41:43 ID:???
風船爆弾もV兵器のはしくれでしょうか?
29 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 11:54:12 ID:???
あれは気象兵器だ
30 :
名無し三等兵:2005/12/05(月) 19:14:10 ID:???
>>25 ある程度の数が生産されたものとしては、米陸軍がV-1をコピーしたJB-2ルーンというのがあります。
V-1が英本土を襲うようになった1944年、米陸軍はV-1のような飛行爆弾を自らも運用しようと考えました。
1944年9月、不発で回収されたV-1を米本土に輸送し、パルスジェットをフォードが、機体をリパブリックが
担当して米国版V-1であるJB-2を試作。同年11月までに2基が完成し、直ちに75000基が発注されました。
米陸軍はJB-2を日本本土上陸作戦に投入する計画でしたが、日本が降伏したために1200基が完成したところで
生産中止となり、JB-2が実戦に使用されることはありませんでした。
米国が持ち得た最初の誘導弾となったJB-2は、戦後様々な発射実験に使用され、地上、航空機、艦艇からの
試射が行われた他、1947年には潜水艦からの発射にも成功しています。
31 :
名無し三等兵:2005/12/06(火) 21:33:47 ID:???
使える兵器と評価された訳ですな。
レーダー網なし、飛行機飛ばす燃料なしの日本相手なら
さぞかし猛威をふるったことでしょう。。
>30
素晴らしい…これだから軍板通いはやめられないのです。
大変勉強になりました。ありがとうございます。
SLCMにすらなっていたとは…
初速はどうやって確保したのか気になりますね。
33 :
名無し三等兵:2005/12/06(火) 22:49:41 ID:???
カタバルト射出に決まってんじゃん。
34 :
名無し三等兵:2005/12/06(火) 23:15:28 ID:???
JB-2の地上及び艦艇(潜水艦も)からの発射は、加速用ロケットを使ったゼロ・ランチ方式です。
>33
昔の日本の潜水艦の艦載機のように、浮上して艦首付近のカタパルトから射出したということでしょうか。
なるほど、それはそうでしょうな。
潜航したまま垂直発射するものだという観念にとらわれてしまいました…
パルスジェットにあの図体でそれはありえませんね。
失礼しました。
恥をしのんでお尋ね申す…
「ゼロ・ランチ方式」ってどんな発射方式なんでしょうか。
37 :
名無し三等兵:2005/12/08(木) 21:54:43 ID:???
>>36 機体下面に取り付けたロケットによって滑走なしで発射する方式。カタパルトは使いませんでした。
この方式ならば発射台を機体に迎角を与えて支持するだけの小型簡易なものにできる利点があります。
V-1の巨大な発射台が攻撃目標になりやすかった点や機動的な運用が困難だった点の改善が目的でしょう。
ロケットを使って航空機をゼロ発進させる試みでは、1950年代に米空軍が開発した「ZEL」が有名です。
「ZEL」は奇襲によって滑走路を破壊された場合も核兵器を搭載した戦闘爆撃機を迅速に発進させるために
開発されたもので、148機のF-100Dが「ZEL」に対応する機体として製作されました。
>37
亀レスになってしまいましたが、オマケつきの素晴らしい解説ありがとうございました。
勉強になりました。
39 :
名無し三等兵:2005/12/11(日) 07:27:56 ID:aTQv/qBG
>6
『WWII各国における必勝の戦略』
ドイツは莫大な資金、資材を費やし、ついに世界初の弾道ミサイル実戦化に成功した!
日本は多大な犠牲によって、世界最初で最後の有人誘導ミサイルを投入した!
いっぽうソ連はカチューシャを量産した
いっぽうアメリカは原爆を開発した
さらにイギリスはパンジャンドラムを開発した
そしてイタリアはタイミングを計って寝返った
40 :
名無し三等兵:2005/12/11(日) 17:55:28 ID:???
V-1とV-2が大量発射された1944年後半、高性能火薬の消費が飛躍的に増加して、通常砲弾の生産が一時停滞したという。
連合軍の欧州上陸を許して地上戦も激しくなった時期であり、V-1とV-2の運用はその効果の割りには負担が過大だった。
41 :
名無し三等兵:2005/12/12(月) 01:32:02 ID:???
>>39 >さらにイギリスはパンジャンドラムを開発した
ちょwww
せめて夜間爆撃にしてやってくれ
42 :
名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:36:43 ID:35sCrFIO
V1は構造的に非常にタフで
英軍の7,7_じゃなかなか撃墜できなかった。
弾を撃ち尽くした戦闘機は主翼でV1の軌道をそらして墜落させた。
43 :
名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:42:27 ID:uOGxeCZE
墜落させても時限信管あったよなV1の弾頭
44 :
名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:54:42 ID:???
ドーバー海峡で墜とした。
戦後、浮遊V1で多くの漁船が犠牲になったらすい。
45 :
名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:58:07 ID:???
まあ確かにパイロットというヤワで割と大きい部品が無いから
7.7mmじゃあ落としづらいな。
46 :
名無し三等兵:2005/12/13(火) 00:24:20 ID:TZSNUDEg
礼拝中の教会に突っ込んで数百人吹き飛ばしたのがV-1一発での最大戦果か。
ペイロード1t丸々高性能炸薬なのか?
47 :
名無し三等兵:2005/12/13(火) 00:41:48 ID:???
>43
確か信管が3重だかになってて、不発率は通常爆弾より低いくらいだったらしい。
テンペストがV-1を主翼でひっくり返していたなんて知ってたらVT信管も付けてたかもな。
48 :
名無し三等兵:2005/12/13(火) 23:11:09 ID:0MibK+kT
爆発による被害よりも、
たった1機のV1で警報鳴らされたロンドン市民は
睡眠不足で翌日の仕事能率が落ちた。
通常爆撃と違って、どこに落ちるかわからないから
市民に与えた恐怖は爆撃機以上だったのではないか。
49 :
名無し三等兵:2005/12/14(水) 03:14:50 ID:???
パルスジェットのシュポシュポ鳴るの、恐いだろうな
50 :
名無し三等兵:2005/12/14(水) 11:44:16 ID:???
V1だけど
1.破片をまき散らす弾頭に近接や接触の信管を組み合わせて
撃墜しようとした戦闘機に損傷を与える。
2.化学剤や細菌を積もうと狙ったものをカラで打ち込んでハッタリ。
3.実際にスモークを派手に撒いて工作員がデマを流してパニック。
4.焼夷弾積んで無差別に山火事
といろんな仕込みをすればもっと効果的だったような。
昼夜関係なく打ち込むとか。意味のないマーキングや色で弾頭の種類
を混乱させるとか。
費用対効果で十分驚異だったと聞いてV1好きになりました。
51 :
名無し三等兵:2005/12/14(水) 23:24:43 ID:QTXl4btg
水をさすようだが、ドイツはVT信管を実用化していないよ。
52 :
名無し三等兵:2005/12/14(水) 23:45:34 ID:P3QpAAIB
VTはアメちゃんが総力注ぎ込んで開発したもんだしね。
ドイツは対ソ戦控えての総統命令で電子戦関係の研究が「すぐには役立たないもの」として止められてたし。重要性に気付いてあわてて再開したが、時既に遅し
53 :
名無し三等兵:2005/12/15(木) 23:41:05 ID:UUdabC3s
ドイツでもVT信管の理論は開発していたんだが、
2万Gに耐えられる真空管が出来なかった。
VT信管は画期的な技術だけど
開発初期には事故も多く、筒内爆発によって死傷した兵士も多かった。
54 :
名無し三等兵:2005/12/16(金) 23:19:51 ID:???
日本のV兵器は気象兵器神風なのか
55 :
名無し三等兵:2005/12/16(金) 23:22:40 ID:WlYDWnkx
風船爆弾だろう。
ナチですら、米本土に被害を与える兵器は作れなかった。
56 :
名無し三等兵:2005/12/16(金) 23:45:17 ID:kyZXljgn
V2を多段式ロケットにして、大西洋を越える射程
を得たとしても、
衛星もコンピューターも無しでは
特定の都市や基地を狙ったピンポイント攻撃は難しいよな。
V1はジャイロコンパスと簡単な飛行距離計でコントロール
していたが、精度は良好だったらしい。
57 :
名無し三等兵:2005/12/17(土) 00:04:11 ID:???
有人弾道弾も考えてなかったけ?
どうやって目的地上空でパイロットを放り出すか判らんけど。
58 :
名無し三等兵:2005/12/17(土) 02:14:03 ID:yv1hwk5R
>>57 成層圏の壁跳ねて飛んでくってミサイルでしょ?
目的地(米本土)の上で弾頭落として
日本軍占領下の南方諸島に降り立つ計画だったらしいよ。
計画だけだけど
>49
「ブババババ!」
らしいですよ。そのパルスジェットの音から「buzz bomb(バリバリ爆弾)」なんてあだ名もあるようで。
>56
子供の頃はV-1号のあの先端についた小さなプロペラが何だか分からず、困惑したのも今となっては良い思い出です。
>58
ロマン溢れる壮大にして素敵な計画ですね。
V-2号は慣性誘導でしたっけか。
逆にどこに落ちてくるか分からないというのがロンドン市民のプレッシャーになったようですね。
比較的郊外にあった、あのホーキング博士の家にも直撃して跡形もなくしてしまったとか。
60 :
名無し三等兵:2005/12/17(土) 20:55:08 ID:q2WN58u/
61 :
名無し三等兵:2005/12/18(日) 21:39:34 ID:TfCp1qfm
V1の生産コストはFw190の1/8
V2の生産コストはMe262の1/2
どっちが徳か、よーく考えてみよう。
日本海軍がハワイに空母からV1号発射する下層戦記ってなかったっけ?
費用対効果でみたら戦艦の艦砲射撃とどっちが得?
63 :
名無し三等兵:2005/12/18(日) 23:21:25 ID:???
>>61 V2よりはMe262だな。
V1は・・・コストもさることながら、スレの上の方では
火薬不足に陥ったことが指摘されてるし、微妙。。。
でもFw190が得か。
64 :
名無し三等兵:2005/12/18(日) 23:55:33 ID:???
>>61 V兵器と有人機1ソーティー当たりの平均戦果、有人機の損耗までの
平均生涯ソーティー数、等が判らんと比較できんな。
65 :
名無し三等兵:2005/12/19(月) 23:42:49 ID:JaBD+oNf
>>64 日本に限らず、ドイツでも大戦末期にはパイロットの質、量共に
悪化していたからね。
まぁ、特攻兵器造らなかっただけでもドイツは立派なんじゃないかね。
つ【チップス先生さようなら】
先生の愛妻が劇場ごとあぼーん!
67 :
名無し三等兵:2005/12/21(水) 23:12:01 ID:LF1CIaHq
68 :
名無し三等兵:2005/12/21(水) 23:32:23 ID:???
V1も護衛がつけば名、無人機だから必死に守らなくてもいい
有利な時だけ戦うようにしたら、護衛も効率よく戦えたんじゃないかな。
69 :
名無し三等兵:2005/12/22(木) 01:56:25 ID:???
70 :
名無し三等兵:2005/12/22(木) 21:33:45 ID:mO4dMmn5
パルスジェットは構造上スロットルがつかないから有人化は難しいよな。
回天も、魚雷用のガス・ピストン機関を動力としていたので
速度の調節が出来ず、一度体当たりに失敗すると
再度の攻撃は難しかったそうだ。
71 :
名無し三等兵:2005/12/22(木) 22:25:38 ID:???
桜花よりはマシといっても都合良く目標の寸前で脱出できる可能性は低いな。
結局特攻兵器と大差ないシロモノだ
72 :
名無し三等兵:2005/12/22(木) 23:32:30 ID:???
有人型V-1は1944年後半から1945年3月にかけてレヒリンで試験飛行を繰り返していたが、その操縦は極めて
困難で経験豊富なテストパイロットでも突入寸前に脱出するのは不可能と考えていたと言われる。
有人型V-1の実戦部隊に指名されたKG200の司令マウンバッハ中佐は、1945年3月に試作3号機が墜落事故を
起こしてパイロットが死亡したのを捉えて、自殺行為から部下達を守るべく行動を起こした。
軍需相シュペアーを巻き込んでヒットラーに有人型V-1の無謀さを訴え、ドイツ軍人は如何なる作戦と言えど
生還のチャンスを与えられるべきだと説いた。
ヒットラーはこの意見に同意して有人型V-1の開発と実戦投入の中止を発令。既に完成していた有人型V-1は
すべて弾薬デポに送られることになった。
戦後、多数の有人型V-1が連合軍によって確認され、あたかも特攻が大規模に計画されていたかのような印象
を与えたが、弾薬デポに保管されたものが連合軍の手に落ちただけの話であった。
73 :
名無し三等兵:2005/12/23(金) 23:40:21 ID:5Rx7naNm
ナチでさえジリ貧の状態でも
兵に生還の希望を失わせなかったのか。
やはり「必死」攻撃は外道なんだね。
74 :
名無し三等兵:2005/12/24(土) 14:31:21 ID:???
ドイツ空軍は当初からV-1の有人化には否定的だったが、ナチSSが主体となって計画を推進していたことに
加え、開発の中心メンバーがヒトラーの取り巻きやお気に入り達で占められていたため、表立って反対する
のは危険なことだったという。
テストパイロットの負傷が頻発して遂には死亡事故に至るほど開発が難航した他、ミステルや滑空爆弾等の
誘導兵器が実戦化したことで、ようやくヒトラーを説得するチャンスを掴むことができたのだった。
有人型V-1の開発には日本海軍の駐在武官が盛んに接触を図り、これが梅花の計画につながったとされる。
ドイツ空軍がなんとか中止に追い込んだ計画を、日本海軍は喜んで持って帰ったという次第であった。
75 :
名無し三等兵:2005/12/24(土) 23:01:43 ID:???
>>73 ベルリン戦の頃には体当たりを暗に求められるようになったとか。
さすがにパイロットはその時点においてまで熱狂的ではなかったみたいだが。
76 :
名無し三等兵:2005/12/27(火) 21:53:20 ID:Fdz09Wbx
やはり国民性の相違だな。
零戦がいくら優れていたといっても。
外国戦闘機並の防弾装甲をほどこしたら
ただの駄作機になっていた可能性が高い。
77 :
名無し三等兵:2005/12/28(水) 07:20:49 ID:???
>>74 最初に有人化を言い出したのってハンナ・ライチェじゃなかったけ?
で自分でテスト飛行してみたら操縦性が悪すぎて、有人化反対に立場を変えたと。
78 :
名無し三等兵:2005/12/29(木) 21:27:36 ID:tPvoIs1a
日本の陸軍も、火薬ロケット弾を試作したが、
どこへ飛んでいくか見当もつかないシロモノで
結局ボツになった。
79 :
名無し三等兵:2005/12/29(木) 22:56:00 ID:???
有人化で克服(鬱
80 :
名無し三等兵:2005/12/29(木) 23:02:32 ID:YFrXVZOt
::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:★ノノハ のにゅ
::::::.ミゝ从*´∇`)つ
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
81 :
名無し三等兵:2005/12/30(金) 03:22:15 ID:sJpGzJU9
76>>まだいるのか、零戦は人命軽視ゆえに強かったと思っている人が。
日本軍が人命軽視なのは玉砕や特攻を見れば否定のしようが無いけどね。
82 :
名無し三等兵:2005/12/30(金) 03:40:47 ID:???
83 :
名無し三等兵:2005/12/30(金) 04:36:08 ID:???
一人十殺くらいできる特攻兵器なら、人命軽視でもまだ救いようがあるのにな
84 :
名無し三等兵:2005/12/30(金) 11:27:35 ID:???
>>1-83 ガノタテラウザスw
と、思ったらそっちのV兵器かよ。
85 :
名無し三等兵:2005/12/30(金) 15:54:54 ID:???
>>83統計上は特攻で十倍以上の米水兵ブッ殺してます。
その点じゃB29相手の特攻は無駄死にだろうな
86 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 00:11:35 ID:sBlTuhEr
87 :
76:2005/12/31(土) 00:14:29 ID:???
たかだか1000馬力そこそこの発動機で
旋回性能と航続力追及するなら
装甲削るしかないじゃん。
88 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 00:38:32 ID:???
まあ戦闘機は防弾がなくても死ぬが機動力がなくても死ぬしな。
どうしても対空砲火に突っ込んでいく攻撃機、爆撃機の防弾がヘボい方が問題。
89 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 01:20:01 ID:O2EQaxyJ
90 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 03:38:49 ID:???
V2は捕虜に組み立てをやらせたりしたから、いい加減な溶接やったり
部品をトイレ扱いして小便かけたりと生産ラインがめちゃくちゃだった。
ちゃんと飛ばないV2は、こういう原因があったらしい
91 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 14:50:38 ID:wQ5rtJ/X
そういう優秀な捕虜はV2に乗せて本国に帰還させてやろう
92 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 17:59:53 ID:???
V2ってオランダとかフランスとかイギリスへ向けてばっかり打ち込まれてるよね
なんで押し寄せてくる赤軍に使わないの?
93 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 18:21:21 ID:???
>92
A4ロケットは戦略兵器、戦術兵器では無い。
94 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 20:04:44 ID:sBlTuhEr
>>90 そのとおり。
大戦末期の日本の工業製品の粗悪さは熟練工不足のため。
ナチスドイツのそれは捕虜のサボタージュによるものだった。
P−38なんかも、かなり粗悪品があったようだ。
95 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 20:30:07 ID:+vNiI8Om
>>93 戦略目標に攻撃なんて悠長なこと言ってる余裕なくて橋攻撃するのに使ったじゃん。
V2ミサイル。
96 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 21:30:30 ID:???
レマゲン鉄橋は至近弾で破壊されたのだったっけ。
命中精度が悪いから戦術兵器として使いづらかった
こともあっただろうな。
97 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 22:21:43 ID:???
つーか、V2の弾頭は通常火薬の1t爆弾
戦術攻撃に使うなら、爆撃機の方が良いだろ。
>96
最も近く着弾で1マイル程
99 :
名無し三等兵:2005/12/31(土) 22:54:38 ID:???
ジャイロ誘導で橋に当たったら凄すぎ
年末ジャンボ弾道弾
ヒトラー「あと1マイルかよ〜!こりゃ前後賞だな〜次は当てるぞ」
V2の今年の運勢
102 :
名無し三等兵:2006/01/01(日) 19:23:27 ID:AAREL0J6
V2の真の価値は迎撃不可能なことだよ。
V2=技術の結晶
ふ号=東洋の神秘
と、同じ戦略兵器でもバリューフォーマネーだったら圧倒的に後者か。
>>104 最大射程も圧倒的に後者。
ちょび髭に教えてあげればチャーチルやスターリンの心胆を
寒からしめたものを。(⊃д`)
ドイツ上空からロンドンやモスクワに風吹いてたっけ?
107 :
名無し三等兵:2006/01/02(月) 22:35:19 ID:OqFQYCbN
V1は主に夜間攻撃に用いられた。
レーダーで探知して、排気炎で目視できたが、夜間戦闘機の数は多くなかった
ので迎撃は難しかった。
気球による防御網は気休め程度だったらしい。
英国国民にとっては、爆撃によるものより
精神的恐怖攻撃が大だった。
V3号ってロボットがビッグXに出て来なかったっけ?
>>106 ドイツの技術は世界一イイィィイ
なので、小型エンジン得られた電力でモーターを駆動し、
プロペラ及びジャイロを用いてロンドン近辺とモスクワ付近に
到達します。