>>380 文字通り「補強」のために追加されたものだから。因みに、昔の空自機の写真などを見ると
補強板がない機体も存在する。
F-4の水平尾翼は、あの補強板の位置から後ろ側は塗装部分と耐熱合金部分が結合されていない。
要するに、尾翼後縁から補強板の位置まで、塗装の塗り分け線にそってキリコミが入ったような構造になっている。
これは、熱膨張率が異なった金属で構成された水平尾翼がジェット排気で熱せられた際の構造歪みを逃がすための措置。
従って構造疲労が進行するとあの位置に補強が必要になるのです。
因みに、飛行直後のF-4の水平尾翼の後縁は
間近で見ると段差ができているとか。