>>821 装薬の燃焼速度の調定は装薬の表面積で行うという事なので、
粒が小さい程(単位重量辺りの表面積が大きい)速い速度で燃焼するのが正解、
という訳で自営業センセの記憶が正しいと思う今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうかw
832 :
名無し三等兵:2005/10/04(火) 14:30:33 ID:4YZbfAgp
追記すると黒色火薬は燃焼、現代火砲の装薬は爆燃、と分類される
燃焼速度を理論値に近い値にするには適度な空隙を確保し適切に突き固める事が必須で
前装銃の薬室もその点を考慮して形状が考案された、と。
835 :
779:2005/10/04(火) 14:48:43 ID:???
失礼。ちゃんと緑装薬と実戦用装薬、と書かれていましたね。
なお、オーストリア軍の研究では、初速だけで言えばいわゆる古銃の勝ちだったそうで。
匠の技恐るべしと言ったところでしょうか。
(火薬は現代の工業用黒色火薬だったので、その点考慮が必要ですが)
ステアーの三倍の初速をたたき出したものの、銃口から出た瞬間、急激に速度を失ったそうです。
>>835 自分が以前読んだ同じ本には、
1.黒色火薬は現代の火薬と違い、固体のままで燃えていく。
そのため粒の小さい火薬は速く、粒の大きい火薬は遅く燃える。
2.小さい弾体を飛ばすには短時間で燃える火薬のほうが都合がよく、大きな弾体を飛ばす場合ゆっくりと燃える火薬のほうがよい。
そのため小さな銃や砲ほど粒の小さい火薬が、大きな銃砲ほど粒の大きな火薬が用いられた。
3.粉末火薬は燃焼速度が速すぎるため、粒火薬に比べてパワーが出せない。
そのため火薬と砲弾の間にわざと隙間を設け、無理やり燃焼速度を遅くする工夫がなされた。
といったようなことが書いてあったと思います。
ですから、787-788の説明は少し間違っているのではないでしょうか。
戦国時代の日本に粒火薬があったという話も聞いたことがありませんし。
837 :
名無し三等兵:2005/10/04(火) 15:06:01 ID:6wSUBtkv
>832>833
ありがとうございます!長さはけっこうまちまちなのですね。
さきっちょに付いているのを玉にしようか穂にしようか
悩んだのですが穂にすることにしました。
838 :
779:2005/10/04(火) 16:36:17 ID:???
>>836 今ホールの本を読み直したところ、
「小粒の火薬(燃焼速度大)は小火器および臼砲、大粒の火薬(燃焼速度小)は砲身の長い砲」
に用いられたと書いてありました。
よって、
>>787-788は撤回させていただきます。質問者の
>>772さんおよび
>>806さんに混乱を招いてしまい申し訳ありません。
どうやら目にうろこが生えていたのは私のようでした。
お節介して御免候。
爆薬はガキの頃から好奇心の対象なんで、これが講じてアーマーの
図解が始まってる訳なんです。
840 :
名無し三等兵:2005/10/04(火) 18:03:19 ID:4YZbfAgp
了解しました。私も本を探そうと思ったのですが、中世武器マニアの長女に貸し出したままに・・・
>>790 いろいろありますけど、ありがちなのは反体制派な人間に接触してみたら、そこから敵国の諜報員にオルグされってパターン。
あとは、敵国の政府関係者高官が一人になったときを見計らって接触。この場合は、囮でないことを証明する必要があって、信用されるまでがたいへんです。
大使館行ってというのは、大使館は大抵見張られてますから、そのまま亡命というケースになりますね。
そもそも、どうやって諜報員になったかというのが判明するのは、捕まって諜報員としての価値がなくなってからですから、あんまし表立っては出てこないですよ。
というかさ、
>>791みたいなバカ質問に答えてないで、こっちにも答えてやれよみんな。
ガンダムの軍事的妥当性を語るのを排除して、思いつきレベルの巨大カブトムシは真面目に語るというのは、どうかと思い。
きっとみんなカブトムシ大好きなんだよ。
純粋に思考実験としてはガンダムよりカブトムシの方が上って事でわ(w
845 :
名無し三等兵:2005/10/05(水) 12:42:21 ID:bn5DBk+G
ガンダムねたはガンヲタ仲間でやってくれればよい。
つまり軍板的には ムシキング>ガンダム というわけだな。
この板でのトリビア視聴率の高さからして、それは当然
巨大カブトムシは戦車よりも絶対に強い、と暴れる奴らが続出したら
カブトムシも嫌われるようになるさ
「巨大カブトムシはその重装甲に加えて、多脚による走破性で勝り
その上飛行も可能だし地中にも潜れます。戦車に対する優位性は明らかです」
「巨大カブトムシの有効性が理解できない軍ヲタは頭が古い」
「軍ヲタが巨大カブトムシの有効性を認めたがらないのは、自分達が信奉してる
在来型の兵器が否定さるのが嫌だからでしょう?」
「砲弾はジャンプや横っ飛びでかわせるし、上空から弱い上面装甲を攻撃すれば戦車なんて鉄クズ以下ですよ」
なんてな(w
とりあえずここに虫姫様置いておきますね。
冷戦中に数回にわたってロシアへの亡命を希望したアメリカ人は
どうせスパイだろうとことごとく断られたが
彼の共産主義への熱意が分かると一点して優遇された
とか言う話を聞いたな
どちらにせよ最初から相手の信頼を勝ち取るのは無理だろう
慎重で気長な根回し、相手側に通じた人脈が無い事には寝返りもままならん
リスクを考えるなら、自分からのこのこ来た奴なんて
「念の為」に拘束されるか始末されるのが落ちだろう
853 :
名無し三等兵:2005/10/05(水) 14:38:22 ID:R8y/h4cO
ムシキングって設定とかイマイチなんだけど、絵がきれいなのと
主人公の声優の気の抜け加減が適度で、つい切れないんだよねえ。
>>790 学者なんかだと、敵陣営の学者とも付き合いがあったり仲良かったりするので、
そのあたりから「実はおれ、自分の陣営が信じられない」とか愚痴って
アプローチした例をいくつか読んだ憶えがある。二次大戦期とか冷戦期とか。
しかし、まったく接触がないところから初めてスパイとして売り込むってのは
既出の通り、大変でしょう。
親戚とか友人あたりで敵陣営に関係してるヤツにそれとなく当たっていくしかないか。
それできっちり自陣営につかまったりして。
流れ見てて少し思ったんだが
巨大カブトムシでも何でも
爆弾なりミサイルなりマトモに喰らったら
外殻無事でも衝撃波とかで内臓とかヤバイことになってるんジャマイカ?
>>849 つまり……メカブトンとクワガッタンを足して二で割ったのが最強、と(w)
>>855 それをガンダムでやるとガンタンクになる罠
つまりガンタンク最強伝説。
858 :
名無し三等兵:2005/10/05(水) 16:11:34 ID:R8y/h4cO
>>854 それ言っちゃうと、そもそも昆虫は外気道(だっけ)だから、衝撃波は屈曲する弾性管を走るうちに減衰するとしても、
それでもけっこう損傷与えるだろうし、爆圧はもろに内部まで入るからいろいろとヤバいでしょう。
ただ、その先に待つのは「そもそもその体積の生き物を外気道系で生かせるはずないだろう」とか、
「その重量をその接地面積で支持し、まして機動したり跳んだりするのは無理だろう」とか、
取り返しの付かない突っ込みになるので、「細部をリアルっぽく書いて大局をウソつく」パターンに持ち込むわけで(笑)。
859 :
名無し三等兵:2005/10/05(水) 16:13:09 ID:R8y/h4cO
まあ、それかナニですな、天然ガンダニウム合金の山で育ったとか、生体核融合で動いてますとか(笑)
野良ゾイドでいいよもう
カノントータス最高!
どうせだからさ
80mの巨大カブトムシをわんさか出せばいいんだよ
装甲は小銃弾を防御出来る程度でも、わんさかいれば問題ない
でもどうせ数で押すんだったら蟻の方が効率いいね
何この地球防衛軍
863 :
名無し三等兵:2005/10/05(水) 21:30:06 ID:bn5DBk+G
気味の悪いのがぞろぞろ大群で襲来=スウォームねたってのは日本では受けないぞ。
歌舞伎なんか典型的にそうだが、悪役なりに感情移入できるようなキャラでないとダメ。
カブトムシも80mくらいならそこそこキャラが立つが、「わんさか」はまずいw 蟻だの
蜂だのがわんさかはもっとダメぽ。
864 :
蒋介石:2005/10/06(木) 01:10:30 ID:???
炎症ルートとは、一体どのようなルートでしょうか?
患部はどのあたりなんでしょうか?
追記:僕の援蒋ルートも閉鎖されそうです
あ、笑心者スレと間違えた・・・
誤爆スマソ。
>721
それ見るたびに、背びれっぽくしたり思いっきり非対称にすれば良いのにと思ってた。
いやまあデザインに縛りが入るのは同じだけど。
>761
前に噴射すると、高度が下がって、前方に移動(速度が上がる)。
絵にするとわかりやすいんだけど、要するに軌道の半径が小さくなるから、
軌道を1回転する時間が少なくなる→見かけ上、惑星地表との相対速度が上がる。
・・・だったと思う。
説明は間違っているかもしれないけど、前に噴射したら速度が上がるのはたしか。
>816
ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃を見ましょう。
ぶっちゃけると、大怪獣に追われる市民という構図を、怪獣と人間を同じフレームに
入れないと作れず、かつ人間が避難できなかった理屈を作中で表現できないスタッフの問題。
>866
後ろに噴射すると、直線速度が速くなるが、逆に高度が上がってしまい、角速度は遅くなる。
前に噴射すると、直線速度は低下するが、高度が下がるので、角速度は速くなる。
だったかと。もちろん、地球の軌道上の話。
この話、軍事的にはどうですか?
25 名前:名無し三等兵 投稿日:2005/10/05(水) 20:51:40 ID:???
初心者スレにも書いたが、あれから妄想がどんどん暴走して止まらなくなったので書いておく。
舞台となるのはアフリカの某発展途上国。その空軍に属する、定年間近のパイロットが主人公。
30年前まではソ連の援助により50機を数えた空軍も今は昔、冷戦終了と共にソ連の軍事援助はストップし、
今やまともに動く機体はミグ17がたった1機のみ。まともに飛べるパイロットはもまた、彼しかいない。
30年間に渡ってミグ17に乗ってきた主人公は、整備もほとんど自分で行う。その理由は第一に、年間飛行時間が
予算の関係で50時間、つまり週1回1時間だけで暇をもてあましているから。第二に、困窮した経済と腐敗した政
治のため、軍人への給料も遅配・欠配が相次ぐようになり、やる気のない整備員の仕事が信用できないから。
どうやら自分が定年を迎えるまで、この老兵も持ちそうだと思っていたところに、隣国との戦争が勃発する。
臨戦態勢になるものの、たった1機でなにかできるわけもなく、劣勢を告げるニュースに焦れながら待機の日々が過ぎる。
とそこに、任務が降って湧いた。国外へ脱出する政府要人の乗る飛行機をエスコートせよ。
数十年ぶりの実戦は気が乗らないものだったが、主人公は任務を果たすべくボロボロの愛機に乗る。
どうせ相手国も途上国の貧乏空軍、まさか補足・迎撃されることなんてありえないのにお偉方は心配性だと思いつつ飛んで
いると、遥か彼方の空に一点の機影。この国に、自分たち以外に飛べる機体など存在しない。即座に迎撃に向かう主人公。
26 名前:名無し三等兵 投稿日:2005/10/05(水) 20:53:00 ID:???
予算不足でミサイルすら搭載しない彼の愛機にとって、迎撃とは相手のミサイルに当たって時間と無駄弾をかせぐことを
意味する。敵機はミグ21。ミサイルが放たれる。死を覚悟しつつ旋回すると、ミサイルは明後日の方向に飛んでいく。
敵機はそのままミサイルを撃ち続けるが、全弾外れ。至近距離をすれ違いざま、主人公は敵機を見た。向こうの機体も
ボロボロだ。
一転して機銃を撃ちあうドッグファイト。急旋回を繰り返して後ろをとりあううちに、機体から聞いたことのないいやな軋みが
する。空中分解が怖くて、思い切った機動ができない。しかし動かねば的になるだけ。敵機と自機と、両方を相手に格闘する。
弾が横をかすめるたびに、機体がきしむたびに、神経がごっそり削られていく。しかしなかなか向こうの弾があたらない。
どうやら向こうも同じ状況らしい。弾が当たるのが先か、機体が壊れるのが先か。さっき耐えられた機動に次耐えられる
保障は無い。まさにロシアンルーレットだ。
急降下しつつ銃撃を浴びせてくる敵機。ついにその弾が翼を打ち抜き、主人公はすんでのところで脱出装置を作動させる。
脱出装置は特に念入りに整備しておいた場所だ。そのかいあって、彼は無事射出される。
パラシュートでゆっくりと降りていく主人公が見たのは、墜落していく愛機と、そのすぐそばで引き起こしのGに耐え切れず
バラバラになる敵機の姿だった。
地面に激突して炎上する愛機に敬礼しつつ、主人公はつぶやく。「任務完了」。
>>868 話としては面白いかも知れんけど、「軍事的」には色々と言いたいことが(w
ま、話としてはこのくらい荒唐無稽な方がおもしろいわな
874 :
名無し三等兵:2005/10/06(木) 18:02:51 ID:11YxXwvp
>>867が正解でしょうな。しかし…
軌道上で「静止(=自由落下)」している宇宙ステーションAの周囲を任意の軌道で
一周するように宇宙戦闘機Bを機動させるためにはどのように推力を与えればいいか?
またこのときBの対地高度を変えずにAの周囲を水平に一周することは力学的に
可能か?
ただし機動させるための推力は機体に固定された単一ノズルで与えるものとし、
機体はスラスタにより3次元的に任意の方向に向けることができる。
うう…
>>816 カトリーナの場合も同じことが起きていたのをテレビで見なかったかね?
めんどくさいときはガンダム系インチキ宇宙に逃げるのが吉
読者もそっちの方がわかりやすかったりする
>868.869
オチの一言がベタすぎるのがちょっと恥ずかしいけど(w、すごい面白いよ。
適度に地味で適度にアクションがあって、マヌケと渋味がないまぜになって・・・
>>874 Bの対地高度を変えずにAの周囲を水平に一周することは力学的に可能。
宇宙ステーションの周りを回る宇宙戦闘機は
スペースシャトルの周りでMMU付けて作業する宇宙飛行士となんら変わりない。
宇宙には空気がない。
だから大気圏内と違って空気抵抗を意識する必要は無い。
しかし、空気が存在しなければ翼を使って揚力を発生させる事が出来ない。
その為重力とは逆方向の力が働かず、衛星軌道上で高度を落とさず
飛行するためにはハンマー投げ宜しく慣性で
地球の重力とつりあい取る事になる。
釣り合いが取れれば物体は地球を周回する事が出来る。
これが第一次宇宙速度(秒速7.9km)。
で、物体がこの速度を下回ると高度が下がり、地表面に到達する事になる。
逆に加速すると軌道は楕円形になり、第2次宇宙速度(秒速11.2km)を越えると
地球軌道から離脱する事になる。
>>874 これを大気圏内を時速300kmで水平飛行できる飛行機の置き換えるとこうなる。
速度が下がれば翼が発生させる揚力は減少し、
地球の重力で高度が下がることになる。
逆に加速すれば翼は揚力を生み出し、重力を相殺して
余った分の揚力が機体を押し上げて高度が上がる。
ここで地球軌道上と違うのは、大気圏内では揚力が重力を相殺している点。
地球軌道上で時速300kmの飛行機を水平に飛ばすには、
揚力を発生させられない代わりに何らかの手段で重力を相殺する必要がある。
これはヘリコプターのホバリングを想像すると分かり易い。
ヘリコプターは速度が0でも下(地球)方向への推力で
重力を相殺してるから空中で静止できる。
地球軌道上でも第一次宇宙速度を下回っても
下(地球)方向に推力を向ける事で重力を相殺し、水平飛行できる。
詰まる所、大気圏内でも地球軌道上でも根本的なところはなんら変わりない。
どっちでも飛ぶには重力を相殺してやらないと墜落するし、
宇宙空間では空気抵抗が無い分、下(地球)方向に推力を向けるより
慣性の力で重力と釣り合いを取るほうが効率が良かったってだけ。
まあ、これを言ったらお終いなんだが
圧倒的推力があればこういったものを無視することも出来なくはない。
この中で間違ってる箇所があったら誰か訂正頼む。